せどり資金の目安 初期費用1万円からできるジャンルと資金調達方法

せどりを始める時は、まず商品を仕入れる資金が必要です。

どのくらいの資金が必要になるのかは、どんなジャンルのせどりを実践するかによって大きく変わってきます。

この記事では、1万円から始められるせどりのジャンルや、効率的に月収を大きく稼ぎたい方におすすめのジャンルをご紹介します。

せどりに必要な資金の目安は？

せどりを始める時に必要な資金は、以下にかかる金額の合計です。

商品代金以外にも、色々とお金がかかることがわかります。

せどりの初期費用　最低限必要なものは？

例えば、商品がいくらで取引されているのかを調べるためには「リサーチツール」というものが必要になりますが、せどりのプロが利用しているようなツールでは月々数万円という高額なものも存在します。

しかし、初心者から始める場合は無料で使えるツールを利用すれば初期費用を大きく抑えることができます。以下の記事では、店舗せどりで使える無料アプリを紹介していますので是非利用してみてください。

また、プチプチや段ボールなどの梱包材は、家にあるものを使ってもOK。

段ボールはスーパーやコンビニなどでもらえますし、プチプチがなければ新聞紙やチラシを丸めて使えばお金はかかりません。

「古物商許可証」は中古商品を取り扱う時に必要な資格で、新品の商品を取り扱う場合は必要ありません。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

資金はあればあるほど、大きく利益を取ることができるジャンルに参入できます。

せどりの資金は手持ちのお金だけじゃない

「今手元に5万円しかない…」という場合でも、クレジットカードを持っていて利用できる枠が空いているならその金額もせどりの資金になります。

例えば手元にある現金は5万円だとしても、クレジットカードの枠が50万円あれば「資金」は「５万円+50万円＝55万円」になります。

このように、せどりを始める際に「クレジットカード」があると仕入れの幅が広がります。

なので、「まずは小さく始めてみたい」という方は、クレジットカードを使わずに手持ちの現金のみでOKです。大きな資金がない場合は利益が少なくなりますが、その分リスクは小さくなります。

または、この記事の後半で紹介している「資金調達の方法」を参考に資金を増やしてから、以下のジャンルを参考に、まずはできるところからせどりを始めてみましょう。

せどりの資金別おすすめジャンル

理想としてはせどりに使える資金が30万円くらいあればいいなと思いますが、今あなたが使える金額と照らし合わせて、参入するジャンルを検討してみてくださいね。

せどりを1万円から始められるジャンルは？

まずは、「1万円から始められるジャンル」をご紹介します。

1万円から大きく稼げるようになるためには、回転率を意識して仕入れと販売を繰り返し、徐々に大きく利益が取れる商品を扱えるようになりましょう。

せどりを1万円からはじめるなら古本せどりがおすすめ

1万円でせどりを始めるなら、「古本せどり」が1番おすすめです。

何と言っても、仕入れ価格がとても安く数百円からせどりを始めることができます。Amazonでのランキングが200,000位以内の書籍であれば仕入れ対象になります。

手数料や送料などを考慮して、利益が出るようであればどんどん仕入れて販売しましょう。

Amazonせどりは一般的には30万程度の資金がないと厳しいのですが、古本せどりであれば低資金でもスタートが可能です。

せどりを1万円からはじめるならゲームせどりもあり

また、ゲームせどりでは100円のソフトを購入してセットで販売するなどの方法もあります。

例えばPS1版のバイオハザードシリーズをそれぞれ100円で3本仕入れ、1,500円で販売します。

「ゲーム機せどり」というジャンルもあるのですが、ゲーム機本体を仕入れようとすると一台あたりにかかる費用は1万円以上になることがほとんどです。

なので、資金が1万円しかない場合はゲーム機本体ではなく、ゲームソフトやコントローラーなども利益が出るものがありますので、仕入れ値が低く利益がでる商品をコツコツ売っていきましょう。

せどり資金が5万円・10万円・20万円の場合のおすすめジャンル

せどりに使える資金が5万円～20万円の場合は、パソコン転売がおすすめです。

パソコン転売は他のジャンルに比べて、1台あたりの利益が多くなる傾向にあり、やればやるほど稼げるジャンルです。

せどり資金が5万円・10万円・20万円ならパソコン転売

資金が1万円だと1度パソコンを仕入れて上手く売れなくなってしまうと、次の仕入れがきつくなります。

ですが、5～20万円の資金があれば1台仕入れに失敗したとしても、そのほかのパソコンで利益が出ればOKなのでリスク対策もできます。

さらには、パソコンの部品を仕入れる際に中国輸入と組み合わせることでさらに稼ぎを加速させていくこともできます。

パソコン転売は1番効率的に利益を上げていくことができるジャンルですので、まずはここから始めてみるのがおすすめです。

パソコン転売に興味がある方は、こちらの記事でより詳しく解説していますのでチェックしてみてください。

楽天せどり・ヤフショせどり

稼げる金額は少なくなりますが、楽天せどりもおすすめがが出来ます。楽天のSPUという会員ランクを攻略し、セールを上手に組み合わせることで利益を出していきます。利益はポイントで確定をさせていくため、管理が大変なのが難点ですが、短い期間で効率的に運用ができるというメリットがあります。

せどり資金が30万円～50万円の場合のおすすめジャンル

せどり資金が30万円～50万円あれば、どんなジャンルでも参入できます。

なので、おすすめは「高利益」のジャンルです。具体的には以下の通りです。

パソコンせどりは前述したとおり、1商品当たりの利益が大きいのが特徴なのですが、30万円～50万円の資金があれば「ブランドリペア転売」もおすすめです。

せどり資金が30万円～50万円ならブランドリペア転売もおすすめ

ブランドリペア転売とは何かというと、表面が剥げていたり縫い目がほつれていたりなど、ジャンク品扱いになっているようなブランド品を仕入れて、リペア（修理）して売るという方法です。

パソコン転売とは違い、ブランドリペア転売ではリペアの技術を学ぶ必要がありますが、利益率も利益額も高く取れるのが特徴です。

せどり資金が100万円の場合は大量仕入れで高利益を目指す

30～50万円の項目で紹介した高利益ジャンルの「パソコン転売」「ブランドリペア転売」をどちらも並行して実践するという戦略でもいけます。

「時計せどり」なども、仕入れ値が高い分利益率も高いのでいいかもしれませんね。ただし、価値のある時計を見極める知識が必要になりますので勉強は必要です。

資金が100万円あるのなら、沢山の商品を仕入れてどんどん回転させていき、利益を積み上げていけば大きな利益を獲得することが可能になります。

せどり資金が300万以上の方はメーカー・卸仕入れを視野に

資金力が300万を超えている方は、メーカーや卸からの仕入れにチャレンジしましょう。これらの仕入先はまとまった購入数を求められる代わりに、短期間で大量に売れる商品を販売してくれます。

利益率を15％と仮定しても300万の資金があれば月に45万円を稼ぐことができます。在宅で仕入れは完結しますし、販路もAmazonを中心とした大手プラットフォームで自動化が出来るため、資金回転率の優れたビジネスモデルを構築することが出来るでしょう。

せどり資金が500万以上の方は自社商品の作成と販売を

使える資金が500万を超えてきたら自社商品の作成を行いましょう。OEMやクラウドファンディングを使って商品を作成し、それを販売します。

自分で作った商品はライバルが増えないため、安定した収益が期待をできます。規模が拡大してきたら事業ごと売却をすることも可能です。

せどりビジネスは長く続けるものではないため、自社商品を作って売却というのは一つのゴールとなるでしょう。

せどり資金が1000万以上の方は利益率10％以上の回転が高い手法に集中して下さい

資金が1000万を超えてくるとパワープレイが可能になります。例えばコストコから仕入れた商品をそのままAmazonに横流しするだけで稼げたり、メーカーや卸からの仕入れでも月利が100万を超えていきます。

これらの手法は元々利益率がそれほど高くなく、薄利多売になりがちなのですが、回転率が高いというメリットがあります。そのため、資金が1000万を超えてくる場合、この1000万を1ヶ月の間で何回展もぶん回すことで、月利が100万以上を目指すことが可能になります。

せどりを始めるまでの流れ

せどりを始めるまでの流れは以下の通りです。

まずはクレジットカードを用意して、商品を仕入れる資金を用意しましょう。

手持ちのお金だけで始めれば資金がショートする心配はありませんが、クレジットカードを使えば手持ちのお金以上の仕入れができるので、利益を大きく増やすことができます。

また、初心者さんにとっては利益率は低いものの簡単である「新品せどり」がおすすめですが、より稼ぎやすい中古の商品を扱いたいという場合は古物商許可証が必要です。

「古物商許可証…って何！？」

「どうやってとるの？」

という方は、こちらの記事でかかる費用や取得の方法などを詳しくご紹介していますのでご確認ください。

せどりの資金がない場合はどうする？

この記事で紹介してきた通り、確かにせどりは1万円から始めることもできるのですが、薄利多売で稼ぐジャンルは後で必ず疲弊します。

このように、古本せどりやゲームせどりで数百円の利益を追いかけていると、月に10万円を稼ぐだけでも300個以上の商品を仕入れて販売しないと達成できません。

だからこそ、パソコンやブランド品のリペア転売など「利益の高い商品を仕入れるためのせどりの資金」は多い方がいいです。

利益が高い商品でせどりをしていくと、早く稼げるようになるため挫折しにくいというメリットもあります。

せどりの資金調達方法　これだけで20～30万は用意できる

1つの商品で1万円の利益が出るような商品を仕入れていくためには、せどり資金は30万円程度必要になります。

せどりで効率よく稼いでいきたい方は、「30万円」を目安にして資金を準備しましょう。

自己アフィリ・ポイントサイト

まずは、ポイントサイトや自己アフィリエイトができるサイトに登録しましょう。

特に、せどりを始める前にクレジットカードを用意する場合はポイントサイトなどを経由してポイントや現金をもらうのがおすすめです。

以下のような案件は報酬が大きく、単独でも数千円～数万円がもらる案件もあります。

不用品転売

家にある不用品をメルカリなどで売却してみると、意外とまとまった資金になります。

読まなくなった本やもう着なくなった服はもちろん、使っていないリモコンが数千円などで売れたりします。しっかりと需要があるものを出品できれば数万円～数十万円になることもありますよ。

不用品転売のやり方については、こちらの記事をご覧ください。

ケーコジ

ケーコジというのは「携帯乞食」と呼ばれている手法で、スマホを安く仕入れて高く売ることで利益を上げていきます。

管理が大変ではありますが、特に資格も必要なく自分のペースでできるので、せどりの資金調達としてはかなり稼ぎやすい方法です。

また、せどりを1万円で始めるのであれば、ケーコジを実践したほうが稼げます。どれくらい稼げるのかについてはこちらの記事をご覧ください。

創業融資を受ける

せどりで3ヶ月〜半年程黒字の実績を作り、その実績を元に融資を受ける方法です。創業したばかりの会社をサポートしてくれる業者がいるため、そういった業者を利用していきます。融資の審査に通った時だけ成功報酬が発生するため、リスクはありません。

借金などがある場合の対処法

しかし、中には借金があって信用情報がブラックになっており、クレジットカードも作れないし、スマホも契約できないし、お金もないという、しんどい状況になっている場合もあると思います。

借金があっても、不用品転売や一部の自己アフィリ案件は問題なく利用できると思いますが、クレジットカードを作れない場合やスマホを契約できない場合は、最初の資金を大きく稼ぐのが難しいかもしれません。

なので、借金があってせどりを始める資金がないという場合は「期間工」がおすすめです。

期間工とはどういうものなのかを、実際に期間工で働いてみた友人に教えてもらったことがあります。その時の様子をまとめた動画が僕のYoutubeにありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

せどりを始める時の注意点4つ

せどりを始める時に、注意しないといけないのは次の４つです。

資金がショートしてしまう

せどりでクレジットカードを使って仕入れをする場合、手持ちの現金以上のお金を動かすことになります。

クレジットカードの支払い日までに、支払額の分だけでも仕入れた商品を売ってしまわないと「資金ショート」の状態になってしまいます。

せどりで資金ショートしないコツは？

なので、クレジットカードの支払金額がいくらなのかや、支払日が月初めなのか中旬なのか、月末なのか、2か月後なのか…などを把握しておき、資金がショートしないように売上金を確保しましょう。

クレジットカードの選び方や使い方については、こちらの記事をご覧ください。

また、回転率のいい商品を仕入れる必要があり、しっかりとリサーチして売れている商品を見つけていくのが資金ショートを回避するためのコツとなります。

違法になる場合がある

初心者さんがせどりを実践する場合、始めは「中古せどり」よりも「新品せどり」の方がおすすめです。

なぜかというと、中古せどりは新品せどりよりも規約が色々あり、「古物商許可証」という資格が必要になる場合があります。

資格を持たないまま、中古商品の転売を繰り返していると違法になるケースがありますので注意しましょう。

中古の商品を転売するには古物商許可証が必要

違法にならないためには「資格がないと中古商品を扱えないジャンル（パソコン転売やブランドリペア転売もこの資格が必要です）」の中古せどりを実践する場合は、ちゃんと許可を取って始めましょう。

利益が出る商品を探せない場合の対処法

利益が出る商品を探せない場合は、仕入れ先を変えてみるのがおすすめです。

例えば、今までブックオフやセカストなどのリサイクルショップで仕入れをしていたのを、古物市場（オンラインの古物市場もあり、家にいながら仕入れができます）で仕入れるようにするだけで、利益が出る商品は見つかりやすくなります。

なぜこの方法がいいのかというと、古物商許可証を取得するのには2万円という費用がかかるからです。さらに古物市場を利用するために入会金や年会費が数千円～数万円かかりますので、それだけで参入するライバルが少なくなります。

最初に大きなお金がかかるのでやらない方も多いのですが、稼ぎやすさはバツグンなので、すぐに収支をプラスに持っていくことができますし、費用を回収した後は全て利益になります。

長い目で見たら、最初から古物市場へ参入したほうが早く稼げるようになりますので、資金が準備できる場合はぜひ検討してみてください。

また、古物商許可証さえ取得していれば、アプレオークションという入会金と年会費が無料で利用できる古物市場もありますのでこちらをご覧ください。（取引が成立したときのみ、3,000円の参加費がかかります）

クレームや返品にならない出品方法のコツ

仕入れた商品を高く売りたい＆早く売りたいという気持ちで、出品時の商品説明に実際とは異なった説明を書いたりするとクレームや返品に繋がります。

目先の利益を優先して、お客様が勘違いするような書き方をしたりしていると信用が落ちてしまい、その後の出品が上手くいかなくなってしまいます。

クレームや返品の対応が続くと、メンタル的にもしんどくなってきます。

なので、嘘を書くのではなくありのままの商品をまっすぐに説明し、きれいな写真を撮って、画面で見る商品と手元に届いた時の落差がないように気を付けましょう。

せどりを始めるならパソコン転売が1番稼ぎやすい

今回紹介してきたように、せどりは1万円からでも始められます。

しかし、1万円から始めて大きく稼ぐのは難しいです。なので、まずは自己アフィリや不用品転売、ケーコジなどで軍資金を集めてから、パソコン転売を始めるのがおすすめです。

ブランドリペア転売も稼げるのですが、リペアの技術やブランド品の偽物を見分ける知識を身につけなくてはいけない分、スタートするまでのハードルが少し高いかもしれません。

なので、まずはパソコン転売を始めることを目標に動いていくのが、1番いい方法だと思います。

失敗しないパソコン転売のコツについては、こちらの記事で紹介していますのでぜひチェックしていってくださいね。

まとめ：今できることから挑戦していこう

せどりは1万円程度の資金からでも挑戦することが可能です。情報を調べて行動を起こすのを後回しにするよりも、まずは行動をして実践をしながらスキルを習得していくというのがおすすめです。

 

僕自身も最初は古本転売から開始し、CDやDVD、ゲーム、家電といった具合で単価を上げていき、現在はブランド品とパソコンを転売して稼いでいます。せどりを開始した時に持っていた資金は5万円でした。そこから少しずつ自分が出来ることを増やしていった結果、現在では月に200万以上転売だけで利益が出る仕組みを作り上げることが出来ています。

一人でせどりを始めるのは不安だという方へ

失敗をなるべく減らして、ビジネスで稼いでいきたいのであれば「すでに稼いでいる人」に教えてもらうのが1番手っ取り早い方法です。周りで稼いでいる人がいるなら、その人に聞いてみましょう。

そういう方は、すでに稼いでいる人にアドバイスをもらいながら、正しいやり方を覚えつつ自分のやり方を見つけていくというのがおすすめです。

ビジネスをする上では「失敗」がつきものですが、上手くいっている人に教えてもらうとより早く稼げるようになりますよ。

僕のコンサルでは、目先のノウハウはもちろんですがそれだけではなく「大局観」についてよくお話をさせて頂いています。

僕のお話を聞いていただきながら実践を繰り返し、全体像を見てどこがセンターピンなのかを見極める力をつけていくことで、一生を通して「稼げる側の考え方」ができるようになっていきます。

すると、普段の生活の中でも利益を出す方法がどんどん思いつくようになっていきますし、もしこの先既存のノウハウが通用しなくなってしまったとしても、一般の人とはまた別のルートから稼ぐ方法を見つけられるようになりますよ。

そのために、まずはこちらの文章を上から下までしっかり読んでみて下さい。かなり長い文章になっていますが、全て読んで頂いた上で僕と一緒にやってみたいと感じて頂けた場合は、全力でサポートさせて頂きます。

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