「古物商許可証を取るメリットを知りたい!」
「古物商許可証はどんな人に必要?」
「取得方法を詳しく知りたい!」
などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
古物商許可証は、中古品を売買するビジネスを行うときに必要です。もし取得せずせどりや転売などで古物を扱っていることが発覚すると、法律違反として罰則を受けることもあるので注意しなければいけません。
そこでこの記事では、
- 古物商・古物商許可証の概要
- 取得する5つのメリット
- 取得方法・注意点
について詳しく紹介していきます。
古物商のメリットを知りたい方や取得を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
収入UP&人生好転の考え方を配信!
>> 細野悠輔 公式メルマガ の無料購読はこちら
古物商・古物商許可証を30秒でサクッと解説
そもそも、古物商や古物商許可証とは何なのでしょうか。
・古物商許可証:行政手続きを行い古物商として活動するのを許可された証明
古物商になるには警察から許可を得る必要があり、古物商許可申請という行政手続きを行います。
最近では、フリマアプリの発展・流行から副業でせどりや転売を行う方も増えてきています。実際、メルカリで出品数が多く評価が高い方は認許番号まで掲載している方もいます。
さまざまなジャンルに取り組むために個人の方も古物商許可証の取得を検討してみましょう。
古物商許可証を取る5つのメリット
古物商許可証は中古ビジネスをする上で必要なものというだけでなく、取得すると得られる恩恵が大きいのも事実です。
こちらでは、古物商許可証の5つのメリットについて紹介します。
- 個人でも古物の売買を行える
- 税金を抑えられる
- 古物市場に参加できる
- 13種類の品目を扱えるようになる
- 信用度が高まる
1つひとつ見ていきましょう。
1. 個人でも古物の売買を行える
シンプルながら、古物商許可証を取得すると個人でも古物の売買を行えるようになるメリットがあります。
例えば、メルカリで古着を販売したい方やブックオフで仕入れをしたい方は、取得しておかなければ違法になります。
ただし、自分が使用した不用品を売るだけなら古物商許可証は必要ないということも併せて覚えておきましょう。
2. 税金を抑えられる
直接的なメリットとは言えないかもしれませんが、古物商許可証を取得するとせどりや転売を事業として認識してもらいやすいです。
これは結果として、税金を抑えられるというメリットにつながるでしょう。なぜなら、事業として古物の売買を行うと仕入れ費用を経費にできるからです。
売上から仕入れにかかった費用を引いた金額のみ課税対象になるので、大規模なビジネスになるほど節税効果があります。
3. 古物市場に参加できる
古物市場に参加できるようになるのも古物商許可証を取得するメリットです。
古物市場というのは、古物商許可証を取得している人のみが参加できる競りの会場のことです。格安で良質な商品を仕入れるチャンスがあります。
中古売買ビジネスのプロ御用達で、全国各地で開催されていますが、全くの素人にとっては参入障壁が高い特徴があります。
詳しくは関連記事「【攻略】古物市場は同行でマスター!初心者が参加する方法や優良サービスの探し方を紹介」にて解説しています。ぜひ、参考にしてみてください!
4. 13種類の品目を扱えるようになる
古物商になると古物営業法で定められた13種類の中古品をビジネスとして扱えるようになります。
13種類の品目は以下の通りです。
- 美術品類
- 衣類
- 時計・宝飾品類
- 自動車
- 自動二輪車・原動機付き自転車
- 自転車類
- 写真機類
- 事務機器類
- 機械工具類
- 道具類
- 皮革・ゴム製品類
- 書籍
- 金券類
古物商許可証を取得する際に、上記の品目から取り扱う予定があるものを申請します。自分のビジネスで扱うつもりのものは全てチェックしておきましょう。
5. 信用度が高まる
古物商になると信用度が高まります。というのも、中古品の売買は「詐欺かも」「粗悪品かも」と購入されにくくなる可能性が避けられないからです。
古物商許可証があると、正式にビジネスとして中古販売を行っているのがわかるので、顧客から信用されて商品が購入されやすくなることが見込めますよ。
収入UP&人生好転の考え方を配信!
>> 細野悠輔 公式メルマガ の無料購読はこちら
【3ステップ】古物商許可証の取得方法
古物商許可証は中古ビジネスで収入を上げるのに必須です。しかし、個人でも簡単に取得できるのか気になる方も多いでしょう。
こちらでは、たった3ステップでできる古物商許可証の取得方法を紹介します。
- 必要な書類を用意する
- 書類の提出と手数料の支払いを行う
- 古物商プレートを受け取る
順番に解説します。
1. 必要な書類を用意する
古物商許可証の申請を個人で行うには以下の書類が必要です。
- 略歴書:本人と営業所の管理者のもの
- 本籍が記載された住民票の写し:本人と営業所の管理者のもの
- 誓約書:本人と営業所の管理者のもの
- 身分証明書:本人と営業所の管理者のものが
- URLの使用権限があることを証明する資料
ちなみに、ここでいう「営業所」とは古物の売買を行う実質的な場所のことです。インターネット取引が主の場合は古物の売買に関する事務作業を行うのは個人宅になるので、自宅の所在地で問題ないでしょう。
その他に該当の場所がある場合は、あらかじめ住所を確認して書類に記載しましょう。
2. 書類の提出と手数料の支払いを行う
書類の準備ができたら警察署に提出し、手数料の19,000円を支払います。
提出する旨を事前に連絡しておくと良いでしょう。なぜなら、担当者が不在の場合があるからです。
また、あらかじめ相談しておくことで、当日の手続きがスムーズに進みやすくなるメリットもありますよ。
3. 古物商プレートを受け取る
古物商プレートは約40日後に届くので、申請したらすぐに取引できるわけではありません。プレートが届いたら営業所の見えるところに貼っておきましょう。
あらかじめ待機期間を想定して、早めに申請することがおすすめです。
古物商許可証を取得する際の5つの注意点
古物商許可証は個人でも簡単に取得可能です。とはいえ、取得する際はあらかじめ確認しておくべきポイントがあります。
こちらでは、古物商許可証を取得する際の5つの注意点を紹介するので、参考にしてみてください。
- せどり・転売では古物商許可証が不要な場合も
- 古物商で扱える品目を把握しておく
- 古物商許可証が取得できない人もいる
- 手続きが面倒
- 費用と時間がかかる
それぞれ解説していきます。
1. せどり・転売では古物商許可証が不要な場合も
せどり・転売ビジネスはすべての取引に古物商許可証が必要なわけではありません。
例えば、以下のような取引では古物商許可証が必要ありません。
- 自分が使っていた不用品を売る
- 新品の商品を購入して売る
- 以前から持っていた所持品を売る
- 無料でもらったものを売る
不用品をメルカリやラクマに出品する程度であれば、古物商を取得せずに売買が行えますよ。取得手続きを行う前にあらかじめ確認しておきましょう。
また、新品か中古品かの判定基準は1度誰かの手に渡ったものかどうかです。まだ使っていなくても開封済みの商品は新古品として、中古扱いになるケースが多いので注意しましょう。
2. 古物商で扱える品目を把握しておく
古物商で扱える品目を把握しておくのも大切なポイントです。古物商の資格で取り扱えるものは古物営業法で定められた13品目です。
大半の中古品は古物商になれば売買できると考えて良いですが、なかには取り扱えない商品があります。
たとえば、以下の商品は別で取り扱い許可証が必要になります。
- 金属くず(一部の地域では金属くず商許可が必要)
- 酒類(酒類販売業免許が必要)
- 日本に出回っていない化粧品(化粧品製造販売業が必要)
古物許可証もせどりに万能ではない点を覚えておきましょう。
3. 古物商許可証が取得できない人もいる
古物商許可証は誰でも取得できるわけではありません。古物商の許可には欠格要件があるからです。
古物商の欠格要件は以下の通りです。
- 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
- 過去に犯罪歴のある者
- 暴力団関係者
- 過去に古物営業法違反で許可を取り消されたことのある者
- 未成年者
- 住居の定まらない者
- 心身の故障により古物商または古物市場主の業務を適正に実施することができない者
過去に犯罪歴のある人でも、刑の執行から5年が経過していれば取得できます。
また、禁固刑などの重い刑が対象になっているケースが多く、それ以下の軽い罪であれば5年以内でも欠格要件に当てはまらない可能性もあります。心配な方はいちど最寄りの警察署に確認してみましょう。
なお未成年者の場合は、親権者の同意を得ているまたは古物商の相続人であれば取得できます。しかし、未成年者は例外なく管理者にはなれないので1つ頭に入れておきましょう。
4. 手続きが面倒
メリットは大きいですが、古物商許可証を個人で取得するには手続きが面倒に感じてしまう方も多いです。
特に、本業が忙しい方であれば取得の手続きは負担になるでしょう。書類を集めて警察に届け出るにはまとまった準備が必要になるからです。
個人で取得が面倒な方や難しい方は、古物商許可証の取得代行サービスの利用を検討してみましょう。余計な手間暇を省けるので、本業や副業に割く時間を減らさなくて済みますよ。
5. 費用と時間がかかる
古物商許可証の取得には、手間だけでなく費用と時間もかかります。
古物商になるためにかかる手数料は全国一律で19,000円です。書類を集める費用なども含めると約20,000円は見ておく必要があるでしょう。時間がなくて代行業者に依頼する場合は、約50,000円が相場です。
また、古物商許可が下りるまでには最低でも約40日はかかります。申請してからすぐに取引を始められるわけではないので、早めに手続きを行うことをおすすめします。
自分で申請や取得をやるのが大変と思ったら代行を利用しよう
古物商の申請から取得までには、何度か警察署に出向く必要があります。
書類作成が苦手だったり、平日は仕事をしていて警察署に出向く余裕がない方は、古物商の取得を代行してくれるサービスを利用しましょう。
僕のおすすめは、ココナラです。
ココナラで「古物商」と入れて検索をすると、下記のように取得をサポートするサービスが出てきます。この手のサービスは行政書士に依頼をするのですが、相場として3万円〜5万円程度を請求される事が多いです。
ココナラであれば、この1万円以下で頼めるため、浮いたお金を仕入れや勉強のための投資に使うことが可能です。自分で取得するのが不安な方は、ココナラで行政書士の方を探してサポートしてもらいましょう。
古物売買で稼ぐノウハウを効率的に身に付ける方法
せどりで稼ぐためには、適切なノウハウを身につけるのが急務です。古物商許可証を手に入れたら、中古品転売ビジネスで稼ぐ仕組みを作りましょう。
しかし、現在はヤフオク・Amazonの規制が厳しくなっていて、初心者の参入障壁が高まっているのも事実です。昔よりは稼ぎにくくなっているので、ある程度工夫を凝らす必要があるでしょう。
そこで、おすすめなのが古物市場で商品を仕入れることです。古物市場は、リサイクルショップを運営している方など中古品取り扱いのプロが集まる競りの会場で、安価に売れる商品を仕入れられる特徴があります。
古物市場で扱われている商品は転売を前提としているので、規制が強くなる可能性はあまり考える必要がありません。また、商圏が限定されているので飽和しにくいメリットがあります。
当ブログでも過去に古物市場についてまとめた記事を用意しています。詳しくは関連記事「【攻略】古物市場は同行でマスター!初心者が参加する方法や優良サービスの探し方を紹介」にて解説しています。ぜひ、参考にしてみてください!
僕は実際に古物市場を活用して多くの利益を上げているので、今後も勝機がある再現性の高いビジネスだと考えています。
もっと詳しく知りたい方のために、僕も無料メルマガやTwitterで情報を発信しています。
メルマガでは日々の生活の幸福度を高めながら収入を上げる方法も紹介しているので、今の生活に不安や心配を抱えている方はぜひ登録してみてください。
収入UP&人生好転の考え方を配信!
>> 細野悠輔 公式メルマガ の無料購読はこちら
メルマガ無料登録で人生が好転するセミナー映像をプレゼント!
・人生を好転させるために必要な考え方が学べる!
・メルマガではせどりや転売で稼ぎたい方に向けた情報を発信!
・今ならセミナー映像を無料でプレゼント!
コメント