手持ちの資金がない時は、クレジットカードを利用して仕入れるという方法があります。
クレジットカードを利用すれば、手元にある現金以上の仕入れができる他、ポイントも貯まるのでとても稼ぎやすくなりますよ。
この記事を読めば、せどりをやる上で1番得するクレジットカードの使い分け方がわかります。
また、知っておかないと損をしてしまうことや、違法になるケースもいくつかありますので、そこはよく読んでから実践するようにしてください。
「せどりで使うクレジットカード」について、出し惜しみなしでお伝えしていきます。この記事を最後までお読みいただければ、安心して仕入れができるようになりますよ。
せどりにおすすめのクレジットカード3選
まずは、せどりにおすすめのクレジットカードを3つご紹介します。
還元率 | 保証金 | 年会費 | その他特徴 | |
アメリカン・エキスプレス (グリーン・緑) American Express |
1% | なし |
13,200円 ※家族カード |
【入会特典】
入会後3ヶ月以内に 合計30万円のカード利用で3,000pt |
ライフカードデポジット Mastercard® |
0.5%〜1.5% | 5万円 または 10万円 |
5,500円 ※初回は代引きでカード受け取り時に、2回目は口座振替で引き落とし |
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ネクサスカード Mastercard® |
0.5% | 5万円~200万円 | 1,375円(税込) |
|
なぜこの3つのカードを選んだのかというと「審査が通りやすい」という面でおすすめのクレジットカードだからです。(詳しくはこちらの記事で解説しています)
では、「審査が厳しい」とか「ゆるい」とかは別にして、
せどりで1番得できるクレジットカードはどれなの??
という話になってくるのですが、これはライフスタイルや仕入れ先によって変わってくるので、簡単に「これ!」と決めておすすめすることができません。
「使い方」や「選び方」には、
様々な「ポイント」があります。
よくわからないランキングの「おすすめのクレジットカード」に惑わされず、これから解説していく「選び方」「使い方」を参考にしながら自分にピッタリ合ったカードを選んでいきましょう。
せどりはクレジットカードを使い分けると最強!
まずは、なぜ真剣にクレジットカードを選ぶ必要があるのかについて知っておきましょう。
そのために、せどりの仕入れにクレジットカードを使うメリットについてお話していきます。
手持ちの資金がなくても仕入れができる
まず1番大きいのは、「手持ちの資金がなくても仕入れができる」ということです。
例えば目の前に「確実に利益が出る商品」があったとしても、手元にお金がなければ仕入れは出来ません。
しかし、クレジットカードがあれば手持ちのお金がなくても、利益が出る商品を仕入れることができるので、目の前の利益商品を諦めずにすみ、結果的に自分の資産も増えていきます。
クレジットカードの明細書でお金の流れを把握しやすい
また、クレジットカードは支払いをするたびに自動で記録が残るので、「いつ・どこで・いくらで・なんの商品を買ったのか」が把握しやすくなります。
「あの商品、いくらで仕入れたんだっけ?」
という時も、クレジットカードで仕入れをしていれば自分でメモしていなくても明細書を見ればわかりますので、お金の流れを把握しやすくなります。
クレジットカードのポイント還元が受けられる
クレジットカードは利用した額に応じてポイント還元が受けられます。
ポイント還元率はカード会社によって異なりますが、例えば現金で仕入れた場合と比べると1年間で以下のように還元を受けられます。
【月5万円仕入れ×12か月=60万円利用した場合】
- 0.5%のカードを利用した場合の還元…3,000円
- 1%のカードを利用した場合の還元…6,000円
- 2%のカードを利用した場合の還元…12,000円
- …
- 10%のカードを利用した場合の還元…60,000円
6万円分の資金が還元されれば、さらに利益が上がる商品を仕入れることができますね。月に5万円以上仕入れをする方だともっと大きな差が生まれてきますので、還元率はよくチェックして選びましょう。
クレジットカード仕入れで転売を成功させる使い分けのコツ
せどりにおけるクレジットカードの使い分けにはコツがあります。
ただ単純に仕入れでクレジットカードを使うだけではなく、以下の使い分けを意識しておくと、最大まで資金を効率的に動かすことができるようになります。
プライベート用とビジネス用を使い分ける
月々の生活費が引き落とされているプライベート用のクレジットカードで仕入れをすると、どれが商品を仕入れた明細なのかがわかりにくいので管理が大変です。
せどりを始める最初の頃はプライベート用のクレジットカードでもいいのですが、継続してやっていくのであれば「せどり用」のクレジットカードを持っておくと管理が楽になりますよ。
また、会計ソフトを利用している方は、会計ソフトとカードを連携させるときにプライベートの引き落としが表示されなくなるので、確定申告がやりやすくなります。
【仕入れ先×還元率リストあり】仕入れ先によってカードを使い分ける
せどり仕入れでクレジットカードの還元を最大に引き出すコツは「仕入れ先が発行しているクレジットカードを使う」ということです。
店舗仕入れをする時には、ビックカメラならビックカメラsuicaカード、ヨドバシカメラならGOLD POINT CARD+など、お店に合わせたクレジットカードを使うことで割引やポイント還元が受けられます。
主な仕入れ先と還元率のリストをまとめておきますので参考にして頂ければと思います。
仕入先 | カード名 | 還元率 | 年会費等 |
ビックカメラ | ビックカメラSuicaカード | 0.5%~10.0% | 年会費524円 (前年に利用していれば無料) |
ヨドバシカメラ | GOLD POINT CARD+ | 1.0%~11% | 無料 |
コジマ | コジマ×ビックカメラカード | 0.5%~1.33% | 無料 |
ドン・キホーテ | マジカドンペンカード | 0.5%~1.5% | 無料 |
ヨーカドー | セブンカード・プラス | 0.5%~1.0% 8のつく日は5%OFF |
無料 |
イオン | イオンカード | 0.5%~1.0% 20日・30日は5%OFF |
無料 |
楽天 | 楽天カード | 1.0%~16.0% | 無料 |
楽天ゴールドカード | 1%~5% | 年会費2,200円 | |
ヤフーショッピング・ヤフオク | PayPayカード | 1% | 無料 |
PayPayモール・PayPayフリマ | |||
dポイント対応店舗 | dカード | 1.0%~4.5% | 無料 |
Amazon | Amazon Mastercard | 1.0%~1.5% | 無料 |
クレジットカード仕入れのコツはカードの支払日で使い分ける
クレジットカードの「支払日」は、カード会社によって違います。
クレジットカードの支払日はざっくり考えると次のように分類されます。
- 月初め
- 月中
- 月末
- 翌々月
せどりの仕入れに使うクレジットカードは、次回の支払日が1番遠いカードから使っていくのがおすすめです。
このように、支払日が遅いクレジットカードを選んで利用していけば、商品を売りきるまでの猶予期間が長くなるので資金ショートしにくくなります。
その他「仕入れた商品はこのくらいの期間で売れそうだ」という目安(=回転率)を把握していれば、資金がショートする可能性も低くなります。
また、カードの支払日にも注目しましょう。
例えば、利用しているカードの支払日が全て同じ引き落とし日だとすると、このように月初めから仕入れに使えるお金が大きく減ってしまいます。
なので、このように支払日を「月初、月中、月末、翌々月」とバラバラになっているカードを組み合わせて利用しましょう。
複数枚のクレジットカードを使い分けて支払日をずらし、1回あたりの支払金額を抑えることで、仕入れに使えるお金が途切れにくくなります。
一括でカードの支払いをしなくてもよくなり、使える金額が増えるので利益商品を仕入れるタイミングを逃さずに回すことができます。
【一覧】クレジットカードの支払日
次に、カード会社の支払日をまとめておきます。(クリックで大きくなります)
10日と27日の支払いになっているカードが多いですね。ここから「月初め」「月中」「月末」「翌々月」のカードをそれぞれ選んで使い分けるのがおすすめです。
ACマスターカード | 初回:20日締め→翌月6日払い |
次回以降:支払日から35日以内 | |
Amazon Mastercard | 月末締め→翌月26日払い |
au PAYカード | 15日締め→翌月10日払い |
DCカード | 15日締め→翌月10日払い |
dカード | 15日締め→翌月10日払い |
ENEOSカード | 5日締め→翌月2日払い |
GOLD POINT CARD+ | 月末締め→翌月27日払い |
JALカード (JAL・Mastercard/JAL・Visaカード/JALカード TOKYU POINT ClubQ/JAL・JCBカード/JALカード OPクレジット/JALダイナースカード/JAL アメリカン・エキスプレス®・カード) |
15日締め→翌月10日払い |
JALカードSuica | 月末締め→翌々月4日 |
JCBカード | 15日締め→翌月10日払い |
MUFGカード(UFJ) | 15日締め→翌月10日払い |
NICOS(日本通信)カード | ショッピング:5日締め→当月27日払い |
キャッシング:月末締め→翌月27日払い | |
NTTグループカード | 月末締め→翌月25日払い |
OMCカード | 月末締め→翌月27日払い |
P-oneカード | 月末締め→翌々月1日払い |
PayPayカード | 月末締め→翌月27日払い |
TOP&カード(東急) | 15日締め→翌月10日払い |
UCSカード | 15日締め→翌月10日払い |
UCカード | 10日閉め→翌月5日払い |
Yahoo!JAPANカード | 月末締め→翌月27日払い |
アプラス | ショッピング:5日締め→当月27日払い |
キャッシング:月末締め→翌月27日払い | |
アメックス (アメリカン・エクスプレス) |
締め日が20日前後の場合→翌月10日 締め日が1日前後の場合→当月21日 締め日が5日前後の場合→当月26日 |
イオンカード | 10日締め→翌月2日払い |
エポスカード | 4日締め→翌月4日払い |
27日締め→翌月27日払い | |
エムアイカード | 5日締め→当月26日払い |
オリコ | 月末締め→翌月27日払い |
コジマ×ビックカメラカード | 10日締め→翌月2日払い |
シェルスターレックスカード | 5日締め→当月27日払い |
ジャックス | 月末締め→翌月27日払い |
セゾンカード (クレディセゾン) |
ショッピング:10日締め→翌月4日払い |
キャッシング:月末締め→翌々月4日払い | |
セディナカード | 月末締め→翌月27日払い |
セブンカード・プラス | 15日締め→翌月10日払い |
ダイナーズクラブカード | 15日締め→翌月10日払い |
トヨタTS3カード | 5日締め→翌月2日払い |
20日締め→翌月17日払い | |
ニコスカード | 5日締め→当月27日払い |
ニッセンレンエスコート | 月末締め→翌月27日払い |
ビューカード | 月末締め→翌々月4日払い |
ファミマTカード | 月末締め→翌々月1日払い |
ポケットカード | ショッピング一括払い:1日締め→翌月1日払い |
上記以外:月末締め→翌々月1日払い | |
マジカドンペンカード | 15日締め→翌月10日払い |
ゆうちょ | 月末締め→翌月26日払い |
ゆめカード | 10日締め→翌月4日払い |
ライフカード | ショッピング:5日締め→当月26・27・28日 または翌月3日払い |
キャッシング:5日締め→当月26・27・28日 または翌月3日払い | |
リクルートカード | 15日締め→翌月10日払い |
りそなカード | 10日締め→翌月4日払い |
楽天カード | 月末締め→翌月27日払い |
三井住友カード | 15日締め→翌月10日払い |
三井住友カード | 月末締め→翌月26日払い |
出光カード | 10日締め→翌月7日払い |
せどりに使うクレジットカードの選び方
せどりに使うクレジットカードは、次のようなポイントを見ながら選びましょう。
- 自分の経済圏に合ったカード
- 利用限度額が増えやすいカード
- ポイント還元率がいいカード
- 入会特典があるカード
- 審査が通りやすいカード
自分の経済圏に合ったカードを選ぶ
クレジットカードの選び方にはたくさんの基準がありますが、これから紹介する「還元率の高いカード」も、使わなければ意味がありません。
なので、例えば次のようなポイントをみて、自分のよく利用する経済圏に合わせたカードを作るのがおすすめです。
- 利用しているスマホ会社と相性のいいカード
- よく利用している決済サービスと相性のいいカード
利用しているスマホのキャリアで選ぶ
自分が使っているスマホのキャリアと相性がいいカードを選ぶ場合は、次のカードがおすすめです。
- docomo×dカード
- au×auPAYカード
- ソフトバンク×PayPayカード
- 楽天×楽天カード
- イオン×イオンカード
よく利用している決済サービスで選ぶ
よく利用している決済サービスと相性がいいカードを選ぶ場合は、次のようになります。
- 楽天ペイ×楽天カード
- PayPay×PayPayカード
- d払い×dカード
- au PAY×au PAYゴールドカード
- LINE Pay ×Visa LINE Payクレジットカード
- Fami Pay×ファミマTカード
- QUIC Pay×セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード
- モバイルSuica×「ビュー・スイカ」カード
- 楽天Edy×楽天カード
- Visaのタッチ決済×三井住友カード(NL)
- iD×dカード
利用限度額が増えやすいカード
クレジットカードには「利用限度額」というものがあり、限度額以上の金額は使えません。
ですが、最初は10万円程度しかない枠だったとしても「限度額の見直し」がかかったり「増額の申請」をすれば、利用限度額の上限を引き上げることができます。
カード会社によっては、いつまでも限度額が上がらないところもありますし、逆に限度額が上がりやすいと言われているカード会社もあります。
クレジットカードで仕入れをしたいのであれば、利用限度額が増えやすいカードを選んでおくと仕入れの自由度が高まります。
ちなみに物販界隈で最も枠が広がりやすいと言われているのは、マリオットボンヴォイカード(旧SPG)と言われています。このカードを繰り上げ返済をしながらクレヒスを積み上げて、枠増枠を申請すればMAXで1500万まで上がることを確認しております。
マリオットヴォンヴェイカードは紹介元によって特典が変わってきますので、作成をする際は特典を比較して一番良い条件で作成が出来るところで作りましょう。
その次に枠が最強と言われているのが、セゾンプラチナビジネスアメリカン・エキスプレスカードです。こちらは僕自身がカードを作ってから1週間で300万の枠を700万まで拡大した実績があります。
転売やせどりをやっている方は利用実績がどんどん積み上がっていくので、増枠が認められやすいのだと推測します。
ポイント還元率がいいカード
次に、なるべくポイント還元率が高いカードを選ぶようにしましょう。
例えば、もらえるポイントの還元率が5%のカードと、現金仕入れをした場合を比較してみると、次のように大きな違いが出てきます。
【年間100万円を仕入れた場合】
- 現金仕入れ…還元0円
- 5%のカード…50,000円の還元
主なカードのポイント還元率についてはこの記事の上で紹介しています。
入会特典があるカード
クレジットカードを作る時に、入会特典をもらえるカードがあります。カードを作るだけでキャッシュバックが数千円もらえる案件が沢山ありますので、忘れずにもらっておきましょう。
また、ポイントサイトを経由するとさらにポイントが入るカードも多く、たまったポイントは現金化することも可能です。以下は、カードを発行して得られる報酬の一部です。(条件あり)
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
審査が通りやすいカード
クレジットカードを作る時の「審査」に自信がない方は、楽天カードやエポスカードなど「審査が緩い」と言われているカードに申し込むのがおすすめです。
アプラス、UFJなどの銀行系カードは審査が厳しいと言われていて、申し込みをして落とされてしまった場合「他のクレジットカードに断られている」という情報が信用情報機関に記録されてしまいます。
それを見た別のカード会社も審査に通してくれないという事態になることも考えられます。なので、まずは審査が通りやすいカードに申し込みましょう。
審査が通りやすいカードや、審査を通りやすくするコツについてはこちらの記事で詳しく紹介していますのでチェックしてみて下さい。
せどりでクレジットカードを使う時の注意点
せどりの仕入れをクレジットカードで行う場合に、知っておいた方がいいことをまとめました。
これを知っておかないと、最悪の場合クレジットカードが停止になってしまう事もあるので、一度は全体に目を通しておいてください。
せどりでクレジットカードが停止すると資金ショートに
クレジットカードで仕入れをしていく場合、枠が上限に達したりカードを止められてしまったりすると、新たな仕入れができずに資金がショートしてしまう場合があります。
いくら利益が高い商品でも、回転率が良くないと入金までに時間がかかり、資金繰りが上手くいかなくなります。
クレジットカードで仕入れを行う時は、見込み利益だけを見て考えずに回転率や入金のタイミング、カードの支払日などを考慮しておきましょう。
リボ払い・分割払いや海外取引などの手数料と利息に注意
仕入れた商品の支払いを「リボ払い」や「分割払い」で購入すると、手数料や利息がかかります。
なので、50,000円の商品を仕入れたつもりでも実際の仕入れ値は「53,319円」になります。
計算を間違うと赤字になってしまうので、基本的には一括で支払うようにしましょう。どうしてもリボ払いなどの分割払いにしたい場合は、売上金が入金され次第全額繰り上げ返済することをおすすめします。
年会費がかかるカードもある
クレジットカードの中には、年会費がかかるカードがあります。
ただ、「普通に利用していれば年会費が無料」「年会費以上の価値がある」など、損するばかりではないカードも多いので、メリットとデメリットをしっかりと確認して申し込むカードを選ぶようにしましょう。
不審な利用履歴があるとカードが停止される
せどり仕入れにおけるクレジットカードの利用は、カード会社によっては「商用利用の禁止」「クレジットカードの現金化」という規約違反になる場合があります。
特に、同じ商品を複数購入したり、一般では考えられないくらい大量に購入したりすると目を付けられる場合があります。
急にカードを停止されないためには、商用利用がOKなカードを利用したり、大量購入をしなくてもいいように1商品でしっかりと利益の出る商品を仕入れるといった対策があります。
詳しくはこの下で説明していくのですが、今すぐチェックしたい方はこちらをクリックしてください。
クレジットカードが作れない場合がある
借金をしていたり、過去になんらかの債務整理(個人再生・任意整理・特定調停・自己破産)をしている場合はクレジットカードが作れない場合があります。
クレジットカードが作れない時は、こちらで紹介した記事を参考にしながら審査が通りやすいカードに申し込んでみて下さい。
まずはあまりコスパがよくなくても、審査が通ったカードで決済と返済を繰り返してクレジットヒストリーを作り、社会的な信頼を回復するように動いていけば自分が作りたいカードを作れるようになるといった方法もあります。
せどりで使いたいのにクレジットカードが作れない時の対処法
クレジットカードを持てない理由は様々あると思いますが、クレジットカードないからといって現金決済ばかりしていてはもったいないです。
信用情報がブラックでクレジットカードが持てない場合は、まずデビットカードを使って決済をやっていきましょう。
デビットカードは手元にある資金以上は使うことができませんし、クレジットヒストリーにはなりませんが、わずかでも使った額に応じてポイントが貯まるので現金で決済するよりは手元に残るお金が増えますよ。
せどり仕入れに使うクレジットカードの必要枚数は?
せどりの仕入れに使うクレジットカードは何枚必要かというと、多ければ多い方が便利です。
例えば、1枚当たりのカードの利用限度額が少ない場合、枚数があればもっと仕入れに使える金額は増えます。また、カードの引き落とし日をずらすことができるので、仕入れができるタイミングも増えます。
とはいえ、いくらカードの枚数を増やしても総量規制という制度で借り入れができるのは年収の3分の1までという縛りがあります。
- 「年収の3分の1まで」というのはキャッシングが対象になっていて、ショッピング枠は対象外になっています。
- 貸金業者からの借入れが対象になりますので、銀行のカードローンは対象外です。
なので、先にショッピング枠や銀行のカードローンから使っていき、最後の砦として貸金業者のカードを使うというのが最大限に借り入れるコツです。
クレジットカードを作る間隔は?
クレジットカードを作る間隔は半年に1枚程度が安全です。
一度にクレジットカードを作っていると、お金に困っていると思われてカード会社が「貸し倒れ」になることを恐れてしまうので、審査に通らなくなる可能性があります。(申込ブラックといいます)
自分の信用情報を詳しく知りたい方は、自分で調べることもできます。
クレカ仕入れが規約違反になるケースは?
2022年6月21日に、楽天カードでせどり・転売目的での利用が禁止され話題になりました。その他のカード会社でも、せどりや転売目的での利用は規約違反になるところがほとんどです。
自分用の買い物との区別がつけにくいので、大々的に仕入れをしなければつつかれることもないとは思うのですが、正々堂々と取り組みたい方は「ビジネスカード」を持っておくことをおすすめします。
「ビジネスカード」というのは法人用のカードのことで、法人か個人事業主しか作れないというのがデメリットですが、ビジネスカードであれば商品の仕入れは規約違反にはなりません。
ガッツリ仕入れるならビジネスカードがおすすめ
例えば先ほどお話した「楽天カード」の場合では、「楽天ビジネスカード」というビジネスカードだと問題なく商品の仕入れに使う事ができます。
安心してせどりで稼ぎ続けたいのであれば、このような「ビジネスカード」を利用するのがおすすめです。
ちなみに、楽天ビジネスカードもポイントサイトを経由することでポイントがもらえますよ。
ポイントサイトを使ったことがない方は、こちらを参考に登録して利用してみてください。
【まとめ】クレジットカードは状況に応じて使い分けよう
最後に、せどりで使うクレジットカードの使い分けについてのポイントをまとめておきます。
- 還元率が高いカードを選ぶ(仕入れ先によって変える)
- 審査が不安な場合は、審査が緩いカードに申し込む(1社に断られると次も通りにくくなる)
- 支払日が違うものが複数枚あると便利(その分仕入れができる)
- 利用限度額が上がりやすいカードを選ぶ
- 同じものを複数仕入れる場合はビジネスカードを利用する
- カードを作る時はポイントサイトを経由してポイントをもらう
せどり用のクレジットカード選びにはたくさんのポイントがあるので、1度読んだだけではどれを選べばいいのかよくわからなかったかもしれません。
ですが、自分に合ったクレジットカードを選び抜いて、1度体制を整えてしまえばあとは意識しなくても最もいい形で資金を回していくことができるようになりますので、真剣に検討してみてください。
クレジットカードは毎回使うものなので、0.5%の還元が少ないカードと10%の還元が多いカードを使った場合では、月日がたつほど大きく利益が変わってきます。
クレジットカードを作る時は、公式サイトから申し込む前に「ポイントサイト」をチェックしてから申し込むとお得なのでお忘れなく。
僕が使っているポイントサイトでおすすめなのは以下の2つです。
登録に不安がある方はこちらの記事を参考にして作業してみて下さいね。
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