この記事では、初心者さんでも「どのキャリアで契約すればどのくらい稼げるのか&税金や確定申告はどうなるのか」ということがわかるように、「ケーコジのリアルなお金事情」をざっくりとまとめています。
過去の実績を見れば、年間30万50万100万円の利益は誇張ではなく可能な数字だということがお分かりいただけると思います。
これから携帯乞食を始めてみたいという方は、まずはこちらの記事を読んでおくと、失敗が少なくなると思います。
MNPは儲からない?一人でもこんなに稼げる!【2022年最新】
「携帯乞食」という稼ぎ方をする人が増えてきています。しかし、実際にやってみないと「頑張る価値がある手法なのかどうか」というのがイメージしにくいですよね。
転入?転出?なんだか難しそう…でもMNPなんてそんなに儲からないんじゃないの?
ケーコジ(携帯乞食)は初心者さんでも主婦でも副業でも、特別なスキルを身に着けることなく年収を数百万単位で上げることが可能な方法です。
ドコモ | 約600,000円 |
au | 約120,000円 |
ソフトバンク | 約40,000円 |
Y!mobile | 約220,000円 |
楽天モバイル | 約150,000円 |
イオンモバイル | 約42,000円 |
OCNモバイルONE | 約40,000円 |
ドコモエコノミー(OCN) | 約175,000円 |
goo simseller | 約36,000円 |
IIJmio | 約81,000円 |
BIGLOBE | 約130,000円 |
合計年収 | 約1,590,000円 |
ちなみにこれは「1人で稼げる金額」です。家族がいる方は利益が2倍、3倍と増えていきます。12歳以上の子供さんがいらっしゃる家庭では、お子さんの名義でも契約が可能です。ここからはそれぞれのキャリアごとに、稼げた内訳をもう少し詳しく公開していきます。
ドコモのMNPはどのくらい儲かる?
1回約30,000円の利益×20回/年(5回線を3ヶ月に1回)=約450,000円/年
維持費を削減すれば、さらに利益を上乗せすることも可能です。
ブラックリストを回避するために回線を維持するだけで、ドコモで5回線MAXだと約13万円程かかります。
そこで、ドコモなら携帯料金を決済する際にdカードゴールドやdカードゴールドカードを使えば10%還元されるので利用しましょう。
ざっくり計算しても13,000円(年間)を利益に上乗せできます。(dカードノーマルなら187円割引されます。)
ゴールドカードは年会費1万円ほどかかりますが、5回線MAXで回していけば元が取れるのでおすすめです。
auのMNPはどのくらい儲かる?
1回約30,000円の利益×4回/年(2回線×6ヶ月に1回できる)=約120,000円/年
auでは家族割があるので、2回線契約していれば550円・3回線以上で1,100円の割引があります。
AUもカードによる割引があります。ノーマルカードで100円割引、ゴールドカードで10%ポイントが入ります。
ソフトバンクのMNPはどのくらい儲かる?
1回約30,000円の利益×1回線×6ヶ月に1回できる(2回/年)=約60,000円/年
ソフトバンクでキャンペーン価格のスマホを購入できるのは、移動機(契約なしで端末のみ購入)も含めて180日間に1名義だと1度きりです。(年2回)
料金プランは、auやdocomo回線のガラケーから乗り換えにすれば「スマホデビュープラン」が利用でき、12か月間990円で維持することが可能になります。
Y!mobileのMNPはどのくらい儲かる?
1回線目利益3,000円+2~5回線目利益10,000円(8回/年)+機種変更8,500円(20回/年)=合計 約260,000円/年
例)
【SIM】SIM購入でキャッシュバック約20,000円+ポイントサイト経由+400円→ブラックリスト回避のために半年維持して維持費が約5,940円(1回線目は13,068円)+MNP弾1,078円+事務手数料3,300円
【機種変更】利益の出る機種を探して購入18,000円→26,500円で販売×20回(5回線×3ヶ月に1回)
Y!mobileでは、SIM契約をしてキャッシュバックを受け取るのがおすすめ。(契約するプランによってキャッシュバックの金額が変わることがあるので要確認です)
2台目以降は家族割引が適用になるので-1,188円の値引きが入ります。
楽天モバイルのMNPはどのくらい儲かる?
1回約14,000円の利益×9回線×6ヶ月に1回できる(18回/年)=約150,000円/年
楽天モバイルのSIMは1回線目だと使用量1GB以下なら維持費0円で運用することができます。(※2回線目以降は3GBまで1,078円となります。)
楽天モバイルのSIMと回線を同時に契約することで、高額の楽天ポイントをもらえるキャンペーンをやっていることがあるので要チェックです。
現金ベースでみると「契約→端末売却」の段階で収支がマイナスになることもありますが、あとからもらえる楽天ポイントを考慮するとプラスになるということです。
あとは、今回の売上には反映させていませんが楽天モバイルのセールで端末単体で購入するという方法もあります。
端末単体(移動機)でも購入が出来ますし、回線契約を伴う契約の場合は2万円〜多い時は6万円の割引があります。
楽天モバイルで稼ぐための注意点
楽天は10回線契約するとブラックになりますが、3ヶ月ですぐに喪明けとなります。
なので、最初に10回線を契約して3ヶ月で復活した方が利益が上がるような気がしますが、1度ブラックになると3~4回線契約でまたすぐにブラックになってしまうと言われています。
なにより、楽天モバイルは普通に利用する分にも便利なので、僕も1回線を自分用に利用しています。ブラックにしてしまうと不便なので、楽天モバイルは9回線で回していくことをおすすめします。
イオンモバイルのMNPはどのくらい儲かる?
1回約9,000円の利益+1回約33,000円の利益=約42,000円~/年
こちらの記事でイオンモバイルの契約方法についても詳しくご紹介していますが、イオンモバイルは維持費が安いので「MNP弾」としても使えて二度おいしいキャリアです。
例えば、エントリーパッケージを購入するとWAONポイントが2000ポイントもらえるキャンペーンなどがあり、本来なら3,300円の事務手数料が実質1,300円で契約できたりします。(期間限定なので要確認)
紹介コードを入力するとさらに1000WAONポイントがもらえたり、イオンモバイルの「春得キャンペーン」ではSIMを契約するだけで10,000WAONポイントもらえます。
すべて利用すれば合計13,000WAONポイントのキャッシュバックになりますし、ポイントサイトを経由するとさらにポイントがたまるので利益が増えますね。
また、イオンモバイルの店舗ではiphone一括9800円の案件があったり、「1870円でスマホをガラスコーティングすると、SIMが1円で契約できる」というキャンペーンもありました。
OCNモバイルのMNPはどのくらい儲かる?
1回約40,000円の利益×1年に1回できる=約40,000円/年
OCNモバイルはドコモ本体やドコモのエコノミーとは別枠で契約することができます。
iPhoneやredmi 9Tなどの一括1円も探せばありますが、機種のキャンペーン割引は適応外の店舗も多いです。
ドコモエコノミーのMNPはどのくらい儲かる?
1回約35,000円の利益×1年に5回できる=約175,000円/年
ドコモエコノミーはドコモ本体やOCNモバイルONEとは別枠で契約することができます。
goo SimsellerのMNPはどのくらい儲かる?
1回約36,000円の利益×1年に1回できる=約36,000円/年
goo Simsellerはドコモ本体やエコノミー、OCNモバイルONEとは別枠で契約することができます。
IIJmioのMNPはどのくらい儲かる?
1回約8,000円の利益×32回/年(8回線×半年に1回できる)=約81,000円/年
IIJmioはビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店でうまみのあるキャンペーンをやっていることがあるのでチェックしてみてください。
ただし、キャッシュバックは現金ではなくポイントでの還元になります。
IIJmioは10回線契約でブラックリストに入ると言われていますが、僕は8回線の段階で9回線目を申し込んだら却下されました。なので、8回線で計算しています。
BIGLOBEのMNPはどのくらい儲かる?
【①1回約7,500円の利益×1年に2回できる】+【②1回約9,000円の利益×8回線×1年に2回できる】+【③1回約4,000円の利益×10回線×1年に2回できる】=約130,000円/年
BIGLOBEは家電量販店などで案件を探すのがおすすめ。
店舗によってキャンペーンの条件が違ったり、SIM代金や事務手数料、1年以内の解除手数料などがかかったりもしますので、詳細はしっかりチェックしましょう。
ちなみに新規のキャンペーンは対策されたという噂もあります。
【驚愕】ケーコジは家族がいれば倍々ゲームで収入増
ということで、ケーコジで稼げる金額をざっくりとですがご紹介してきました。このすべての利益を合わせると、なんと年間約160万円。
1か月あたり13万円以上になるので、パートで働きに出るよりも稼げてしまう可能性も。
何よりすごいのが、もし家族がいる方なら
- 1人で160万円ということは…
- 2人で320万円
- 3人で480万円
- 4人で640万円
というように、とんでもない金額を1年で稼げてしまうということになります。
年間640万円ということは月収53万円以上ですね。
普通に働いてもこんなに稼ぐのは難しいことですが、ケーコジなら実現可能なんです。
これから規制が変わっていく可能性はありますが、単純に4人家族×2年続けるだけで1,280万円。
新築の家を購入できてしまうくらいの利益になりますね。
しかし、これだけ稼いでいるとやっぱり気になるのはケーコジで得たお金の「確定申告」や「税金」ではないでしょうか。そのあたりについても、ざっくりとお伝えしておきますね。
ケーコジで稼いだお金の確定申告は必要?税金はどうなる?
ケーコジでかかる税金はざっくりいうと以下の通りです。
現金や商品券などのキャッシュバック | 一時所得(特別控除50万円) または事業所得or雑所得 |
端末代金の割引額 | 課税されない |
端末売却益(売却額-割引後購入額) | 譲渡所得(特別控除50万円) または事業所得or雑所得 |
回線の維持費や事務手数料 | 経費として計上可 |
本業の収入も合わせた金額で課税 | 所得税・住民税など |
キャッシュバックでもらった利益にかかる税金は?
キャッシュバックについては、1年に1回や四半期に1回など回数が少なければ(単発的な収入なので)「一時所得」となります。
1年に1回~四半期に1回程度のキャッシュバック | 一時所得 |
継続的にキャッシュバックを毎月受け取った場合 | 事業所得または雑所得 |
しかし、キャッシュバックと言えども毎月継続的に受け取っているような状態であれば、事業所得や雑所得に該当する可能性があります。
ちなみに、MNPでご飯が食べられているレベルの専業でやっている場合は「事業所得」、副業などの場合は「雑所得」になる場合が多いと思います。
一時所得であれば特別控除額が最大50万円あるので、細かい利益のキャッシュバックを沢山受けるよりも、大きな金額のキャッシュバックを狙って回数を減らして「一時所得」に分類できればお得ということになります。
端末の割引額は税金に関係ある?
本体価格が本来30,000円の機種を、割引で10,000円で手に入れた場合、割引額の20,000円は税金がかかりません。最初からなかったものとして計算しても大丈夫です。
端末を売却した場合の税金はどうやって計算するの?
単発的ではなく、継続的に端末を転売したときの売り上げは事業所得や雑所得になります。
副業でスマホ転売をやっている場合 | 雑所得 |
専業でスマホ転売をやっている場合 | 事業所得 |
キャッシュバックの利益と同じように、副業で稼いでいる場合は雑所得、MNPで生活費を稼いでるのであれば事業所得になります。
ケーコジを実践する上で経費にできるものは?
売上だけではなく、経費もしっかり申告することで税金を節税(合法なので脱税とは違います)できる可能性があります。
ケーコジの場合は、MNP弾の維持費や契約の際の事務手数料などを経費として計上できます。
経費に計上できる支出の例
- MNP弾の維持費
- 解約金
- 事務手数料
- SIM発行代
- 販売時の手数料や送料
など
また、ヤフオクなどを利用して端末を売却した場合は、オークションの手数料や商品の送料なども経費に含めることができます。
ケーコジの税金関係がよくわからない場合の神サービス
しかし、このような税金関連は調べるだけでもかなり時間がかかりますし、MNPでめちゃくちゃ稼ぎやすい2月3月に確定申告のせいで動きが鈍くなるのはもったいないですよね。
freeeは銀行口座やクレジットカードを同期すると、自動的に利用履歴を取り込める機能もありますので、そちらを利用することもできます。
代行手数料を払ってでも確定申告や日々の記帳にかかる時間を省いて、その分ケーコジする回数を増やせば、手数料よりも多く手元にお金が残りますよ。
携帯転売で稼ぐのに古物商許可証は必要?
ちなみに、手に入れた端末を転売して稼ぐ場合は「古物許可証」が必要な場合があります。
新品の端末を販売 | 不要 |
中古の端末を販売 | 必要 |
新品の端末(未開封など)を販売する場合は、許可証がなくてもOKなのですが中古の端末を販売する場合は古物許可証が必要になります。
古物許可証についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞです。
ちなみにスマートフォンは機械工具類になりますが、タブレットは事務機器類に分類されます。
MNPで稼ぐなら弾の維持費を安くしよう
このように特別な資格がなくても大きく稼げるのがケーコジ(携帯乞食)なのですが、やはり何回線も契約するとなると回線の維持費が大変だという場合もありますよね。
MNP弾(回線)の維持費はなるべく安く抑えたいので、こちらの記事も合わせて読んでいただけると、出ていくお金を少しでも減らせるのではないかと思います。
↓
携帯乞食をやったことがない&どうやったらいいのかわからないという方は、こちらの記事からはじめてみてくださいね。
ケーコジで儲からない原因と対策
これまで解説してきたとおり、ケーコジはきちんと取り組めば利益を出すことが出来るやり方です。
とはいえ、実際に実践をしてみたら、思ったほど利益が出ない‥。大変な割に稼げてる実感を持てない‥。このように感じる方がおられるかもしれません。
そこでこのパートでは、ケーコジで稼げなくなる原因と対策方法について解説をします。
時期的な問題
実はMNPの案件数は、年間を通じて波があります。
決算が終わった後や、国から指導や規制が入ると、案件が弱くなったり、少なくなってしまうことがあるのです。
あなたが始めたタイミングが、そういった時期だった場合、良い案件を見つけることが出来ないことがあるのです。
ではそういった場合どうすればいいのか?
これはシンプルに、良い市況が戻ってくるまで待つという事です。
年間を通じて全く案件がないという事は、ありません。
なぜならば代理店は常に新規客や乗り換えのお客さんを欲しており、それを獲得するために施策を出すからです。また、携帯メーカーは毎年新機種を発表するため、それに伴い、型落ちの機種は値引き販売の対象となります。
この前提条件が覆されない限り、ケーコジは成立し続けますし、稼げなくなる事はありません。
利益計算をミスした
利益が出ない端末で契約をしてしまったり、料金プランの設定をミスると、利益が残らなかったり、赤字になってしまうことがあります。
契約の現場で店舗側はこちらに不利になる条件や、契約できるはずのプランを契約できないとウソをつく(わかってないだけの事も多い)事もありますので、しっかりと条件を確認することが大事です。
納得できなかったり、利益が出せないとわかったときには契約を見送るという決断も必要になってきます。
売却先を調べずに安い値段で売ってしまった
契約で入手した端末は、買取屋さんに出すか、メルカリなどで売却をしていくことになります。
買取屋さんによって買取価格は異なりますので、売却前にしっかりと買取価格を確認する事が大切です。買取屋さんによっては電話で予約することで買取価格をその時点での価格で確定させてくれる所があります。
端末の買取価格は毎日変化をしますので、良い条件で買取価格が掲載していた場合は、電話をして予約をしましょう。
自分でメルカリで売却する場合は、買取価格や手間と比較して決めることになります。人気がないAndroid端末だと自分で売却した方が高くなることもよくあります。
独学で取り組んでいる
僕がケーコジに再参入をして1年が経つのですが、市況変化が非常に激しく、独学で参入するのは難しいと感じています。
器用に市況変化に対応しながら、取りべき手段を講じられる方もおられると思うのですが、大半の人には難しいと思います。
もしあなたがケーコジで未だに稼げていなかったり、独学の限界を感じているのであれば、コンサルで結果を出している方から指導を受けることをおすすめします。お金はかかってしまうかもしれませんが、そちらの方が早く結果が出ますし、簡単です。
まとめ:長期目線でケーコジに取り組んでいこう
ケーコジは浮き沈みこそあれど、僕が知りうる限り30年以上続いている手法です。
今後もこの稼ぎ方が完全に消えてしまうことは考えにくいですし、様々なルールや規制を伴いながら、続いていく可能性が高いです。
もしあなたがケーコジで稼ぎたいと思っているのであれば、短期的な目線ではなく、長期的な目線でケーコジに取り組むようにして下さい。1週間や1ヶ月という短い目線ではなく、半年や1年という軸で見るのです。
そうすれば良い条件の時と、あまり良くない条件の時の違いがわかってくるはずです。
もし今回の記事を読んでケーコジの稼ぎ方や、ケーコジで稼いだお金をさらに増やしたい方は、僕のメルマガに登録をして下さい。
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