ヤフオクの評価は、しなくても構いません。Yahoo!オークションのヘルプにも、評価するかどうかは本人の判断による、と書かれています。私は、自分から評価をつけません。それでも、2つのアカウントの総合評価は、766と2,958です。
この記事では、まず、評価の仕組みを公式の決まりで整理します。次に、私の2つのアカウントの評価の実数と、悪い評価がどこでついたかを書きます。そのあと、評価しないとどうなるか、報復、変更・削除・期限、評価ゼロの入札者の扱い、例文を書きます。計算機では、「良い評価の割合を上げるのに、あと何件いるか」を出します。
1. 評価の仕組み(公式の決まり)
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| 段階 | 非常に良い(+1)、良い(+1)、どちらでもない(0)、悪い(-1)、非常に悪い(-1) |
| 総合評価 | 評価の件数ではなく、評価した人数で数える。同じ人と何度取引しても、反映されるのは最新の評価だけ |
| 評価するか | 本人の判断。Yahoo! JAPANから個別に評価を頼むことはできない |
| 期限 | オークション終了から120日以内。過ぎると、評価も変更もコメントの追加もできない |
| 変更 | 自分がつけた評価は変更できる。変更前の評価とコメントは履歴として残り、削除はできない |
| 自動の悪い評価 | 2022年3月22日から、落札者を削除しても、自動で悪い評価はつかなくなった |
出典は、Yahoo!オークションのヘルプとお知らせです(評価について、評価できない、評価の変更、取引が終わったのに評価してくれない、評価と取引中止時の仕様変更)。
2. 私の2つのアカウントの評価
2026年9月時点の数字です。評価は取引のたびに変わります。
| アカウントA | アカウントB | |
|---|---|---|
| 総合評価 | 766(出品時630・落札時136) | 2,958(出品時2,544・落札時414) |
| 良い評価の割合 | 96.6%(出品時96.9%・落札時95.3%) | 96.3%(出品時96.4%・落札時95.8%) |
| 直近100件 | 良い99・悪い1 | 良い99・悪い1 |
| 直近1,000件以内 | 良い794・どちらでもない6・悪い28 | 良い956・どちらでもない4・悪い40 |
悪い評価の多くは、無在庫転売をやっていた時期のものです。届くのが遅い、壊れていた、という理由でした。在庫を持たずに売ると、発送の速さも、商品の状態も、自分で管理できません。その弱さが、そのまま評価に出ました(無在庫販売の記事)。直近の100件では、どちらのアカウントも、悪い評価は1件です。
3. 評価しないと、どうなるか
何も起きません。評価は、取引のあとの、任意の手続きです。評価をしなくても、取引は終わっています。私が自分から評価をつけないのも、そのためです。
相手が評価してくれない(評価されない)場合も、同じです。Yahoo! JAPANが、代わりに評価を頼むことはありません。どうしてもほしいなら、取引ナビで一言伝えるくらいです。私は、頼みません。
4. 評価は、50あれば足りる
私は、評価は50件もあれば、そこから先は、入札する人の判断は変わらないと考えています。だから、もう評価を集めようとは思っていません。評価の数が少ないうちは、1件の悪い評価が割合を大きく動かします。数が増えると、割合は、ほとんど動かなくなります。
計算機:良い評価の割合と、入札者評価制限
いまの良い評価の割合:
総合評価(良い − 悪い):
入札者評価制限にかかるか:
目標まで、あと何件の良い評価がいるか:
はじめの数字は、私のアカウントAの直近1,000件以内の数字です。良い794・悪い28で、割合は96.6%、総合評価は766。実際の表示と同じです。これを98%に上げるには、悪い評価をもらわずに、あと578件の良い評価がいります。
悪い評価の人数を、1にしてみてください。良い評価が50件なら、割合は98%になります。評価の少ないうちの1件は重く、数が増えるほど軽くなります。割合を上げるために取引を重ねるのは、割に合いません。入札者評価制限の「悪い評価の割合」は、ここでは、悪い ÷(良い+悪い)で近い値を出しています。
5. 評価ゼロの入札者を、どう扱うか(出品者側)
私は、評価ゼロの入札者を、入札のタイミングで分けています。
- オークションの序盤の入札なら、見逃す。序盤なら、まだ相場は上がります。評価ゼロの入札も、値段を押し上げる噛ませ犬と思って、そのままにします。
- 終了間際に来たら、問答無用で取り消す。終了間際の評価ゼロは、そのまま落札者になりかねません。落札後の不払いのほうが、在庫を止めるので、ずっと重い損です。
取り消しとブラックリストの使い分けは、ブラックリストの記事と入札取り消しの記事、評価で相手の信用を見る考え方は、与信の記事に書きました。
入札する側で、評価ゼロを抜けたいなら
評価ゼロのままだと、終了間際に取り消されることがあります。私のような出品者がいるからです。抜けたいなら、1円で買えるデジタルの画像のような少額の商品を、別々の出品者から買います。同じ出品者から何度買っても、数えられるのは最新の1件だけです。
6. 報復評価が怖いとき
悪い評価をつけると、相手からも悪い評価を返されることがあります。いわゆる報復です。評価は、つけるかどうかも自由で、同じ相手からは最新の1件しか数えられません。ここからは私の整理ですが、報復が怖いなら、評価をつけないのがいちばん確実です。私が自分から評価をつけないのは、報復の起点を作らないことにも、なっています。
どうしても悪い評価をつけるなら、取引が完全に終わってからにします。取引の途中でつけると、残りのやり取りがこじれます。
7. 変更・削除・期限
- 自分がつけた評価は、変更できる。ただし、オークション終了から120日以内です。
- 変更前の評価は、履歴に残る。削除はできません。悪い評価を良い評価に変えても、前の評価は履歴として見えます。
- 相手がつけた評価は、自分では変えられない。変えてもらうには、相手に頼むしかありません。
- 評価の「リセット」は、ない。総合評価をゼロに戻す仕組みはありません。
評価を消すことを、返品の条件にされたことがあります。ヤフオクで偽物をつかんだとき、出品者に「評価を消したら返品を受け付ける」と言われました。いまのガイドライン細則では、取引の相手方に意に沿った評価を求めることは評価機能の悪用です。経緯と、返金が終わるまで評価をしない理由はヤフオクで偽物・詐欺に遭ったらに書いています。
8. 評価コメントの例文
評価を返すときの文面は、短くて足ります。長く書いても、読む人の判断は変わりません。
- 落札者へ:「迅速なお支払いをありがとうございました。またの機会がありましたら、よろしくお願いいたします。」
- 出品者へ:「説明どおりの商品が届きました。丁寧な梱包をありがとうございました。」
- やり取りに問題があったとき(どちらでもない):「商品は受け取りました。連絡に時間がかかりました。」事実だけを書き、感情は書きません。
出品のときの文面の作り方は、出品用テンプレート集にまとめています。
Amazonの出品者評価の仕組みと、悪い評価を消せる条件は、Amazonの出品者評価に書いています。
eBayで使う英語の評価例文は、eBayのフィードバック(評価)の例文と期限にまとめています。
9. 入札者評価制限
出品者は、入札者評価制限を設定できます。設定すると、次の入札者は入札できません(入札者評価制限とは)。
- 総合評価がマイナスの人。
- 6人以上から評価を受けていて、「悪い」「非常に悪い」の割合が20%以上の人。
評価ゼロ(新規)の人は、この設定では止まりません。評価ゼロを止めたいなら、5章のように、入札を見て取り消すしかありません。
10. まとめ
- 評価は任意。しなくても取引は終わる。私は自分から評価をつけないが、総合評価は766と2,958ある。
- 総合評価は人数で数え、同じ相手からは最新の1件だけ。期限はオークション終了から120日。
- 自分がつけた評価は変更できるが、前の評価は履歴に残り、削除もリセットもできない。
- 悪い評価は、無在庫転売の時期に、遅い・壊れていたでついた。直近100件では、悪い評価は1件。
- 評価は50件もあれば足りる。96.6%を98%にするには、良い評価があと578件いる。
- 評価ゼロの入札者は、序盤なら見逃し、終了間際なら取り消す。

コメント
売ってる評価を買えば良いだけの話