- 周りに合わせるのが苦手
- 過緊張で泣いてしまったり眠れない。パニックになりそう…
- 毎日同じルーティーンの生活が苦しい
- 責任が重すぎてしんどい
会社員、向いてないのかな…
「会社員が向いていない」と悩んでいる方は年々増えています。全力で会社員を頑張っている真面目な方ほど、このような悩みにぶつかって苦しんでしまう傾向にあります。
昔であれば、
「若いうちは苦労しても、10年我慢して30代になったら努力が報われる」
という希望がありましたが、このご時世では10年20年後に今の会社が無くなる可能性も否定できません。
また、すでに30代40代と年を重ねてから「会社員に向いていない」と悩みだす方も少なくない。
しかし、深いところまで考えていくと「会社員が向いていない」と考えている方には2つのタイプがあります。
- 今の会社が向いていない人
- 会社員として組織の中で働くのに向いていない人
自分がどちらのタイプなのかを勘違いしたまま転職をしたり、フリーランスや起業に全振りをしてしまうと、結局上手くいかなくて後悔する結果になってしまいます。
この記事では、自分にとって快適な働き方を見つけるために、どのような行動をしていけばいいのかについてお話していきます。
会社員に向いていない?今の会社や職種が合わないのかも
次のような理由がある場合は「会社員が向いていない」のではなく「今の会社・仕事が向いていない」という可能性が高いです。
- 人にセールスすることができない
- 毎日同じ作業をするのが苦痛
- 人と関わることが苦手
- スピードが必要な仕事なのに遅い
- どうしても合わない上司や同僚、後輩、取引先がいる
- 誰でもできる仕事をしていても虚しい
- 会社がやっていることに納得できない
- 朝起きるのが苦手
- 給与面や保障・福利厚生などに不満がある
このような場合は、会社や従事する仕事内容が変われば問題が解決する可能性があります。
(これ以外の理由については後述します)
会社がしんどい理由と対処法を知っておこう
まずは自分が「会社員向いていないな」と思う原因と対処法を知っておきましょう。
「会社がしんどい」と感じる理由について、組織で働く人のケアをする産業医の先生が書いた「会社がしんどいをなくす本」という本があります。
実物を読んでみたい方は、近所の図書館やメルカリで探してみてください。
この本に書かれている「会社がしんどい理由」と、その対処法を簡単にまとめておきます。
-
- 同調圧力
…余計なことをせず、周りに合わせなくてはいけないストレス
→価値観が合わないからといって完全に人の輪を抜けると、周りからのあたりがきつくなるので、適度な距離感を保ちながら、深入りしないことで対処する。 - 過緊張
…締め切りや誰かに言われたこと、自分のミスなどが気になるストレス
→真面目な方がなりやすいので、「オン」と「オフ」を大げさに切り替える - 変化ストレス
…マイナスの変化だけではなく、嬉しい変化もストレスになる
→結婚や出産、引っ越しや栄転などいい変化の時は、ストレスを受けていることに気が付かずに頑張りすぎて無理をしてしまう傾向にある。焦らず休養を取って、さらなる変化がないように気を付ける。 - 成果ストレス
…理想と自分、他人と自分を比べてしまうことでストレスになる
→上には上がいる。より優秀で若さがある人はいくらでもいるのでキリがない。人と比べず、抱え込まず、自分にできることをやる。 - 人間関係
…上司や同僚からのパワハラやセクハラ
→「これくらい当たり前」「こういう会社」という風潮があると危険。「話をよく聞く」という方法で対処できることもある。(※やっている側は自覚がなく、改善できないようであれば転職したほうがいい。) - リモートワーク
…今までと違う変化ストレスに加えて「リモハラ」がある。
→焦らず、散歩などの運動を取り入れたり、リモートでもいいので誰かと雑談する時間を意識的に設ける。
- 同調圧力
このように「会社で頑張っている方」というのは、自分がいつも悩んでいることの他にも、無意識のうちに様々なストレスを抱えているんですね。
解決策としては「生活習慣を整える」ということが書いてあります。
確かに、睡眠をとることやバランスの取れた食事、適度な運動をすることで、メンタルは強くなります。
しかし、環境があまりにも劣悪な状態なのであれば、生活改善では解決しません。
「一旦会社を離れてみる」という選択肢もありますので、無理しすぎないようにしましょう。
転職やスキルアップで強みを生かし輝ける居場所を見つける
「今の職場が自分に合っていない」ということが原因で「会社員に向いていない」と感じている方には、転職がおすすめです。
- 朝起きるのが苦手なら昼や夕方から働ける仕事を選ぶ
- 誰でもできる仕事は虚しいと感じるなら、スキルアップして自分にしかできない仕事を目指す
- 人にセールスする営業職が苦手なら、事務や接客業など別の職種に転職する
- 会社にどうしても苦手な人がいるなら、会社を変えれて人間関係も変える
このように、職場や業種を変えるだけで「会社」がやりがいのある場所になる可能性は大いにあります。
今の会社が合わないだけなのかも…
と思った方は、マイナビやdodaなどの転職サイトなどで、自分にあった仕事を探してみましょう。
とはいえ、すぐに転職先が見つからない方も多いはずです。
次の就職先が決まらないうちは、
今の会社でなんとか耐え忍びたい
と考える方も多いのですが、あまり無理をしてしまうと精神的に参ってしまう可能性も否定できません。
我慢が限界に達してしまうと、「仕事辞める」という選択ができなくなってしまうくらい、何も考えられなくなります。
そのため、メンタル的に限界が来た場合は無理をせず「傷病手当金」などを受給したり、労災の申請をしながら次にどう動くのかを考えていきましょう。
もし、傷病手当金や労災の条件が当てはまらない場合は、「障害年金」や「生活保護」が受給できないかどうか調べてみてください。
働きがいがない職場では「6割以上が3年以内に退職予定」
あなたが「会社員に向いていない」と考えてしまうような職場であれば、「働きがい」を感じられていない可能性もあります。
大手転職サイトの「マイナビ転職」では、「今の会社をあとどのくらい続けるのか」というアンケートを公開していました。
「働きがい」を感じている人は10年以上長く勤めたいと思っている人が半数で、そのうち定年まで働くつもりの方が2割以上います。
しかし、働きがいがない職場にいる人は3年以内しか今の会社にいないかもしれないと考えている人が約6割と大きな差が出ています。
僕の時代であれば、「いかに待遇で働きやすい所に就職するか?」が重要視されていました。
つまらない仕事でも定時に帰れて、ある程度収入が得られるならそれでいいと考える人がまぁまぁいたんですね。
しかし近年では「挑戦」や「成長」ができるかを見る人が増えてきており、ホワイト企業をあえて避けるという人も出てきています。
- 市場価値が高まる働き方が今の会社でできるか?
- 優秀で前向きな人材が、身勝手に排除されるような職場の空気ではないか
こういった点を見て、「会社員としての適正はあるが、今の会社との適正はない」と判断した場合は、他社への転職を考えてみるといいし、面接時にも自分のPRをしやすくなります。
一般的に日本の教育は会社員適正を高めるスキルを伸ばしてくれるので、普通に人と付き合えて、仲良く慣れる人であれば会社員適性はあると考えられます。
いつかは退職する予定なのであれば、なるべく早く新しい仕事に就いた方が、貴重な経験を多く積むことができますよ。
現状維持バイアスに立ち向かって将来を考える
とはいえ、転職というのはなかなかエネルギーを必要とします。
このように「一歩踏み出せない」という状況になった時、現状維持バイアスに惑わされずに合理的に物事を考えて判断する必要があります。
たとえば、入社直後にもかかわらず転職サイトに登録する新社会は、2022年に過去最高の人数を記録しています。
10年前までは、短期間で転職すると「キャリアに傷がつく」というイメージがありました。
ところが現在の若い世代では、終身雇用を前提としない考え方が強く、今では「1ヶ月で辞める」という人もめずらしくありません。
この統計では「転職サイトに登録した理由」まではデータを出していないので、どういう気持ちで新社会人が登録したのかはわかりません。
今の職場で我慢をしながら「なんとなく」過ごすことは、自分の人生において「リスク」になる可能性を考えておいた方がいいでしょう。
現状維持バイアスを突破し「現在の職場に満足できていない」という現状を変えるためには、次のようなアプローチが効果的です。
- 「まずは求人情報を探してみる」など少さな変化を積み重ねる
- 第三者の意見を取り入れて客観的な視点を持つ
- 転職しなかった場合のデメリットを考えてみる
とはいえ、若い人ならどんなチャレンジをしてもリカバリーができますが「年齢を重ねている中高年の方は転職をするリスクがある」というのも知っておいた方がいいでしょう。
会社員に向いていない自分は無能?→低学歴での転職は苦労することも
「今の会社に向いていない」と思っても、すぐに次の職場が見つかるとは限りません。
転職活動が難しいケースとして、例えば「学歴があまり良くない」という方は、特別な資格や能力がない限り転職をしたくても簡単には進まない可能性があります。
学校教育は一定のルール化で生活し、他人と協調することや時間や期限を守る計画性、課題に取り掛かる際の準備の仕方などを学びます。
なので、いい学校へ行って真面目に通っていた方は、企業から「まともな人間である」と受け入れられるので転職をするときも有利に働きます。そのため「食いっぱぐれにくい」人材になることが多いです。
一方、ランクが高くない学歴だと「学歴フィルター」でふるい落とされてしまうことも。
学歴フィルターは当たり前に現在も存在する
先日、Yahooニュースでこんな記事があげられていました。
「会場のスペースの関係もあり、当社の採用実績校など一定の大学と、そうでない大学に分けて開催しています」
「採用に際しての学歴フィルターや男女差別はなくなったと言われることもありますが、採用現場ではそんなことはありません。企業の人事担当者から『ウチの営業部は女性はすぐ辞めるから男性を採用したい』とか『最低でもMARCH以上じゃないと即戦力にならないよ』といった要望を受けることも多いです。ただし、さすがにそうした要望に合わせた募集の掲載は禁止されています。結果として採用担当者が応募者の書類を見て、大学名などで判断しているので、応募者はどうして落とされたのか分からない、というブラックボックス化しているのが実態です」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3eabad8243e7de69631083406f5569794d68a3
このニュースを読んでも「学歴フィルターがある」ということは間違いないでしょう。
世の中を見渡すと、学力と収入が比例することが多く、例外はあるものの「いい学校へ行きいい会社に入るべき」という考え方は間違っていません。
年功序列の風潮がまだ残る日本では
学歴は低いけど会社に長く勤めていた実績があるから、今の年収は割といいんだよね
という方もいます。
そのため、最初から思い切って今の会社をやめてしまうよりも、現在の会社に在籍しながら保険を掛けた状態で転職活動を行うのがいいでしょう。
学歴フィルターはずるい!と感じる方へ
「学歴フィルターはずるい」という方もいますが、努力して勝ち取ったものを「ずるい」と妬んでいても自分の環境は好転していきません。
僕も学歴フィルターに引っかかり、希望の会社へ入れなかった経験があります。
これから新しくいい大学を目指したり、編入したりできる方ならいいのですが、もうすでにその時期を過ぎてしまっている場合、過去を変えることはできません。
年を取ると、新しいことに挑戦するエネルギーなどもなくなってくるので、転職や独立をするなら早い方がいいでしょう。
未経験からでも就職率を向上させる資格リスト
次のように「持っていると就職率が上がる」と言われている資格を取って、スキルアップを図るのも一つの方法です。
- 1位:TOEIC(800点以上)
- 2位:宅地建物取引士(宅建)
- 3位:簿記3級以上
- 4位:MOS
- 5位:ITパスポート試験
- 6位:ファイナンシャルプランナー(FP)3級以上
- 7位:秘書検定
- 8位:日経TEST
- 9位:社会保険労務士
- 10位:普通自動車第一種運転免許
引用:https://offerbox.jp/columns/21517.html#TOP10
この他にも、動画の編集スキルやAIを使いこなせるスキルなどがあると、これからの時代は有利です。
特に、今まで人間がやってきた仕事をAIにやらせるようになってきています。
動画編集ですら、いずれはAIに仕事を頼むようになっていくかもしれません。
これからの時代は「AIにはできないことができる」「AIを使いこなす」という側の人間が重宝されていくようになります。
AIを使いこなせるようになると、人よりも何倍も素早く仕事を完了させることができるようになります。
全くの知識0から始めるのは大変ですが、このようなスキルを身に着ければ、働ける環境が見つかる可能性は高まるでしょう。
その他、本業をしながら給料に対する控除や社会保険などで優遇されつつ、副業で収入を増やすのが1番のおすすめです。
会社員が向いていない人の特徴と対処法
一方、次のような原因で会社員が向いていないと感じる方は、今の会社だけではなく「組織」で働くこと自体が向いていない可能性があります。
- 体調が悪い日が多く、まともに働けない日がある
- 育児や介護で会社を休む日が多い
- 注意力が散漫しやすく、頻繁にミスをして迷惑をかけてしまう
- 数字ばかりにこだわる会社に耐えられない
- 結果を出したいのに周りとの熱量が合わない
- こだわりが強すぎる
- チームワークが必要な仕事や集団行動ができない
- 自分のペースを保って一人で働きたい
- 会社の方針や目標に興味がない
- 苦手な事はやりたくない
- 夢ややりたいことがある
- どこの職場でも人間関係が上手くいかない
組織で働くのに向いていないからといって「すぐに独立しましょう」というわけではありません。
このような項目に当てはまる方は、まずはこれらの問題をうまく有効活用するか、問題を根本から解決しないと次に進めません。
例えば「体調が悪い」「育児や介護で時間がない」という理由で今の会社が合わないのであれば、独立しても働く時間がありませんよね。
- 育児や介護で時間がない
…ベビーシッターや保育園、介護施設などを利用するなど、「時間がない」「働けない」という問題を根本的に解決する必要があります。 - 集中できなくてミスを連発する
…心身が疲れすぎている可能性を探ってみたり、ADD(注意欠陥障害)などの検査を受けてみましょう。(病院を受診して対処する必要があります。) - 人間関係を上手く構築できない
…会社員でいる限りは「人間関係」を選べません。他の会社へ行っても人間関係によく悩むようであれば、会社員自体が向いていない可能性もあります。
このような「組織で働くのに向いていない」という状況から判断し、「=起業に向いている」という解釈をよく目にするのですが、それはいささか乱暴です。
これらの問題を抱えたまま起業やフリーランスという働き方に変えても、上手くいかないでしょう。
まずは目の前の問題を解決する方法を考える必要があります。独立をするには「自分で難題を突破する力」が必要です。
会社員に向いていない=起業に向いているは間違い
会社員に向いていないと考えるタイプは、個性が強い方が多いです。
そのため、「会社員に向いていない=起業に向いている」といわれることもよくありますが、鵜呑みにしてはいけません。
会社員に向いていないからといって、起業に向いているとは限らないからです。
「会社に頼らずに稼げるようになる」というのは簡単な事ではなく、継続して収益を出し続けるのは至難の業です。
例えば「起業後の生存率」について、中小企業庁の「中小企業白書」にある「帝国データバンクの「COSMOS2」というデータを提示しているのをよく見かけます。
- 1年後…約95%
- 2年後…約91%
- 3年後…約88%
- 4年後…約84%
- 5年後…約82%
これを見ると、他の国では5年後に残っている企業は半分以下ということになります。
日本を見ると8割の企業は残っているので、起業後の生存率は意外と高いように感じるかもしれませんね。
起業して10年後に生き残れるのは1割!?
他にも「開業後の生存率」で良く用いられるデータでは、「2006年版中小企業白書のグラフ」がよく登場します。
例えば、100人が起業した場合で考えると、次のようになります。
- 1年経過…100人のうち約38人が廃業 残り約62人
- 2年経過…62人のうち約15人が廃業 残り約47人
- 3年経過…47人のうち約10人が廃業 残り約37人
- 4年経過…37人のうち約7人が廃業 残り約30人
- 5年経過…30人のうち約5人が廃業 残り約25人
このように計算していくと、10年後の生存率は約11.6%なので約1割の事業所しか生き残れないという計算になります。
「個人がこれから起業した場合の生存率」についてのデータは見つけられませんでした。
しかし「軽い気持ちでの起業はおすすめできない」ということはわかっていただけたと思います。
僕自身も起業して15年経ちますが、しんどい経験も多かったし一緒に起業した仲間はほぼ生き残っていません。
起業をすると収益が上がる仕組みを自分で作らなければならず、これを継続できる人は非常に少ない、難しいというのが僕が起業してやってきて感じる事です。
【会社はもう辞める!】起業するのに必要な能力は?
それでも起業したいというのであれば、人との違いを生み出すことが大事です。
- 事業計画の策定能力
- 決算書などの計数管理能力
- マーケティング能力
- 各種手続きなどの実務能力
- 組織や従業員の管理能力
引用:https://j-net21.smrj.go.jp/startup/manual/list1/1-1-2.html
「苦手な事は人を雇って任せる」という能力があれば、全てのスキルがなくても突破できます。
しかし、人に任せることが苦手な方や資金がない場合は、これら全ての仕事を自分で完結させるスキルが必要になります。
起業するのに必要なマインド
また、中小機構では「起業するのに必要なマインド」として次のような項目をピックアップしています。
- 高い志と強い使命感
- プラス思考
- 精神力と忍耐力、そして行動力
- たゆまぬ努力と好奇心
- 健康と自己管理能力
引用:https://j-net21.smrj.go.jp/startup/manual/list1/1-1-2.html
このような資質を持っている方は、起業をしても成功できる可能性があります。
この記事で紹介してきた「会社員に向いていない理由」の中で、以下の項目に当てはまる方であれば、一人で独立してやっていく方が性にあっているのかもしれませんね。
- 「結果を出したいのに周りとの熱量が合わない」
- 「自分のペースを保って一人で働きたい」
- 「会社の方針や目標に興味がない」
- 「こだわりが強い」
- 「夢ややりたいことがある」
起業するのに必要な資金は?
とはいえ、起業をするためには資金が必要です。
法人であれば会社設立費や各種税金、個人事業主として開業する場合でも運転資金や当面の生活費がかかってきます。
パソコンやネット回線の導入などの経費、「商品を仕入れて売る」というやり方で利益を上げていきたいのであれば、その資金も必要になってきます。
物販を始める場合、月に30万円を稼ぎたいなら少なくとも100万円の資金を用意しましょう。
普段であれば、僕の元へ相談してきてくれた方には「期間工」へ通って資金を作ることをおすすめしています。
しかし、「会社員に向いていない」と感じる方にとっては、期間工を続けるのは難しい選択なのかもしれません。
好きな時に働きながら資金を調達したい方は、時間に融通が利く「ウーバーイーツ」もおすすめです。
しかし、ウーバーイーツは体力がない方だとまとまった金額を稼ぐのは難しいかもしれません。
以下に、期間工とウーバーイーツ以外の資金調達方法についてまとめていきます。
出来そうなものを複数組み合わせて、資金を調達するのがいいでしょう。
資金調達方法その①再就職手当
たとえば、雇用保険の受給資格者であれば企業をした際に「再就職手当」がもらえる可能性があります。
会社を退職したあと、「基本手当が受け取れる残日数が所定給付日数の3分の1以上」であれば、申請して1~2ヶ月後程度で再就職手当が振り込まれます。
- 所定給付日数が3分の2以上残っている場合
- 基本手当日額×支給残日数×70%
- 所定給付日数が3分の1以上残っている場合
- 基本手当日額×支給残日数×60%
起業してから再就職手当の申請が可能になりますので、手元にお金が入るのは早くても2か月程度かかるでしょう。
資金調達方法その②新創業融資制度(日本政策金融公庫)
新創業融資制度は、新しい企業を支援するための制度です。
新たに事業を始める方・事業開始後税務申告を2期終えていない方が対象です。1ヶ月~2か月程度かかりますが、担保と保証人が不要なのはありがたいですね。
審査が厳しい場合も多く、信用情報に不安のある方はあまり期待せず、他の方法を検討してみましょう。
資金調達方法その③創業者向け補助金・給付金
また、他にも起業をすることで補助金や給付金を受け取ることができるケースは色々あります。
住んでいる地域によっても違いますので、詳細はこちらでご確認ください。
ただし、こちらの制度も審査が厳しい場合も多く、信用情報に不安のある方はあまり期待せず、他の方法を検討してみましょう。
資金調達方法その④クレジットカード
また、クレジットカードで借り入れるという方法もあります。
個人のクレジットカードだけでなく、会社のカード(ビジネスカード)を作ることもできますよ。最初から個人のカードと分けておくと、後々の管理が楽になります。
※信用情報がブラックの方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
※せどりをしようと考えている方は、こちらの記事におすすめのクレジットカードを紹介していますのでチェックしてみてください。
資金調達方法その⑤クラウドファンディング
これから起業してやりたいことをネット上で共有し、支援を募る方法です。
しかし、今現在身の回りに信頼してくれそうな人がいる、SNSのフォロワーさんに支援してくれる人がいるような環境がなければ、なかなか成功するのは難しいです。
プロジェクト自体の魅力はもちろんのこと、支援したくなるようなリターン、それを余すところなく伝える「魅せ方」も必要になってきます。
しかし、成功すれば過去に自己破産をしている人でも資金調達できる可能性があります。
資金調達方法その⑥資格や特技がなくても雇われずに稼げる方法
最後に、「雇われずに稼ぐ方法」をいくつかご紹介します。
- 不用品を転売する 普段捨てているようなものでもお金に変わることがあります。
- ポイ活をする カードや口座を作るだけで、換金できるポイントがもらえます。
- 自己アフィリエイトをする ポイ活と同じくサービスを利用すると報酬が入ります。
- ケーコジをする 最近では案件が少なくなり、稼げる額は減ってしまいましたが、情報を取って行くことでまだ稼げる手法です。
これらの方法は再現性が高く、資金調達の補助として数十万円を手にできる方法となっています。補助金などの申請と合わせて実践することをおすすめします。
会社員に向いていないと悩んでいる方へ
世の中には、今あなたが勤めている会社だけではなく、たくさんの選択肢が存在します。
他の会社であなたに合った居場所が見つかるかもしれないし、起業の方が向いているのかもしれません。
しかし、この記事をしっかり読んでくださっていれば「会社員に向いていないから起業しよう」という安易な考えはおすすめできない、ということもわかっていただけたと思います。
今の仕事や自分の状況を思い返して、どの部分がネックになっていて「会社員に向いていない」と感じられているのかを分析し、今後の対策を考えてみてくださいね。
自分の強みがわからない場合は、「16Personalities性格診断テスト」などで自己分析をして、ヒントを探してみるのもいいと思います。
このブログには、豊かな人生を送るための行動順序をまとめた「初心者の部屋」があります。様々な副業方法をご紹介していますので、自分で稼ぐ力を身に着けたい方は一度読んでみてください。
僕のもとには、あなたと同じように悩んでいる方からのメールが届いています。
彼らがどのような成果を手にしたのかについては、こちらのページでご覧いただけますので、チェックしてみてください。
このように、僕から具体的なアドバイスが欲しい方は「お問い合わせページ」からビジネスの相談を受け付けています。
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