
進学先がFラン大学で入学金を支払ってもいいものか悩んでいる

Fラン大学に在学中だけど通う価値を感じられない。退学届けを出しても大丈夫?
この記事では学歴の闇について忖度なしで解説をしていきます。
大学全入時代と言われ、大卒の価値が低下をしています。
就職を有利にすると言われてきた大卒も、その価値が低下してきており、大学に進学さえすれば就職は安泰と考えるのは危険です。
Fラン大学から合格をもらったものの進学を悩んでいる方や、今すでにFラン大学に在籍中で今後について悩んでいる方のモヤモヤが、記事を最後まで読むことによって解消をされていきます。
Fラン大学とは?
Fラン大学とは、願書を出せば入学が出来てしまう大学のことを指します。
一般的に大学というのは入学試験に合格し、一定以上の学力がある人だけが進学できる場所です。
高学歴と呼ばれる人たちは全国の受験生の中でトップクラスの学力を持つ人しか入れない大学に入学し、その大学を卒業しているため、希少性のある人材として評価をされるのです。
一方でFラン大学の場合、誰でも入学できますので、人材としての希少性や優位性は全くありません。
Fラン大学に進学をすると、就職が不利になるだけでなく、高卒よりも悪い待遇の仕事に従事をしなければいけなくなるリスクがあります。
周りの人からの印象も最悪であり、一生コンプレックスを背負って生きていかなければならなくなります。
Fラン大学はあなたの人生を破壊します。
安易に選ぶことは全くおすすめできません。
とはいえ、こんな事をいきなり言われても、Fラン大学の何が問題なのか全く想像が出来ないですよね。
Fラン大学に行く意味がない理由を解説していきます。
Fラン大学に行く意味がない理由を解説
このパートではFラン大学に行く価値がない理由を解説していきます。
時間を無駄にする
Fラン大学で学べる事は専門性が低く、時間を無駄にします。
Fラン大学の入学者は、一般的に高校時代の学力が低いとされており、大学での基礎学力も十分でないことが問題視されています。例えば中学で習うはずの、アルファベットの書き方や、小数や分数の計算方法、四捨五入など、大学に通わなくても身についているはずの講義が平然と行われたりします。
アルファベットが書けない人なんて大学進学以前に相当やばいですし、分数や四捨五入の計算は、算数や数学が苦手な人でも、日常生活をしていく中で自然と出来るようになっていきますよね。
このようにFラン大学では、専門性が高い知識を学べるわけでもなければ、他の大学と差別化された技能を身につけられるわけでもありません。
進学をすることであなたの貴重な4年間が失われてしまうのです。
就職活動で不利になる
Fラン大学の卒業生は、一流企業への就職が難しい傾向にあります。そのため、卒業後の就職率も低く、将来のキャリアに不安が残ります。
有名な企業では学歴フィルターというものが採用されています。
これは一定レベル以下の大学からの応募を受け付けないように設定されているプログラム。
募集直後に申し込みをしているのに会社説明会が満席となったりと、レベルの低い大学の学生は選考の場にすら上げてもらえない仕組みになっています。
人気企業には多数の学生から応募が入るため、すべての学生を見るのは不可能。
低学歴の学生の質は低いことが多いため、それであれば最初からフィルターを作って弾いてしまおうという考え方です。

そんなのひどすぎる!
本当でしょうか?
会社経営をして人を採用する経験をしている僕の目から見ても、学歴が低い人は仕事が雑だったり、人間としての質が低いことが多いため、あまり積極的に関わりたくありません。
もちろん、学歴が低くても一生懸命努力して、自分を変えていける方もおられるため、現在の僕は学歴だけを理由に人を評価することはありません。
しかしこれまで数百人を超える方を採用してきて、学歴が高い方のほうがマナーや仕事に対する姿勢がしっかりしていて、仕事を任せやすいと感じています。
ですから学歴フィルターを企業が使うことを僕は悪いことだとは思いません。
細野も学歴フィルターで苦労をしている
偉そうなことを書いている僕自身も、学歴フィルターで悔しい経験をしています。
僕自身は偏差値が50をギリギリ超える中堅の理系大学(私大)を卒業しています。
業界ではかなり有名で、大手企業にも多数OBがいる大学なのですが、そんな僕ですら、学歴フィルターに弾かれて、自分が受けたいと思う会社を受けることが出来なかったことがあります。
根性だけはあった僕は、役員に直接直訴して筆記試験を免除してもらったり、直接選考に申し込めるように交渉をした事もあります。
しかしそれは効率が良い就職活動のやり方ではないし、再現性もないですよね。
Fラン大学に入学をしてしまうと、仮にあなたが優秀な人間であったとしても、色眼鏡で社会から見られることになってしまいます。
大学に進学する目的は、最終的に社会に通用する人材になるためであるはずです。
であるならば、社会で評価される大学に進学をすべきであり、Fラン大学を選ぶ理由はどこにもありません。
高卒と大差ない年収しか得られなくなる
学歴フィルターによって就職できる会社の母数が少なくなってしまうため、条件が良い会社から内定を取るのが難しくなります。
大学在学中に学業とは別の軸でPR出来ることを作っていないのであれば、あなたの4年間は評価の対象となりません。
ブラック企業のような劣悪な労働条件や、単調作業の繰り返しをさせられキャリア形成が出来ない仕事に従事しなければならなくなり、高卒の人に収入面で追い抜かれます。
中学や高校を卒業してすぐに社会に出た方は、あなたが大学を卒業する時点で4年から7年を超える実務経験を得ています。
これを超えるキャリアをあなたが築き、彼ら以上の収入を得ていくためには、Fラン大学では得られない知識や体験を在学中に得る必要があります。
学生や教授のレベルが低い

周りは関係ない。自分はFラン大学に進学しても真面目に勉強をして社会に通用する人間に成長することが出来る
Fラン大学では、教育内容が十分でないことが指摘されています。一部の大学ではカリキュラムが不十分であり、専門知識やスキルが身に付かないことも珍しくありません。
また、一部の教員が十分な指導力や研究実績を持っていないことが問題視されています。これにより、学生に質の高い教育が提供されないことが懸念されています。
高校を卒業した直後は、誰もが毎日大学に通い、きちんと講義を受けようと思っているはずです。
しかしFラン大学のような、学力が低くても進学できてしまう場には、基準が低い人が集まりやいです。
付き合ってる人の質が高ければ自分の人生の質は高まってきますが、質の低い人と付き合っていると自分もそちらに引っ張られてしまいます。
僕は大学附属の高校に進学をしましたが、入学直後は学力を高めて有名私大に進学してやるぞと思っていました。
しかし実際に進学したのは付属の大学。
あれほど自分は周りと同じにはならないと思っていたはずなのに、気がつけば周りと同じような無難な選択をしてしまっていたのです。
人間は周りの環境から大きな影響を受けます。
一度低い基準に身を置いてしまうと、そこから抜け出すのは困難です。
Fランでも行ったほうがいいという人の主張

Fランでも大卒は大卒でしょ。社会的には高学歴として評価されるのでは?
学歴の価値が希薄化しているとはいえ、まだまだ大卒の価値は健在です。
Fラン大学といえど、進学したほうがいいと思ってる人もいるのです。
このパートではFラン大学に進学したほうがいいと考えている人たちの主張をまとめていきます。
大卒じゃないと就けない仕事がある
教師や薬剤師など、大学を卒業していないと就くことが出来ない仕事が世の中には存在します。
そういった仕事に就くことを目標とする場合、Fラン大学であったとしても進学する価値があると言えるでしょう。
高いGPAや主席を取りやすい
周りにレベルの高い学生がいないため、良い成績を取りやすかったり、主席として大学を卒業することが視野に入ってきます。
中堅大学を平凡な成績で卒業した学生よりも、Fラン大学を主席で卒業した学生の方が、成績面ではインパクトがあります。
学歴ロンダリングすれば利用価値がある
編入学制度や大学院入試を利用して、社会的評価の高い大学に編入学をしてしまえば、黒歴史を葬り去ることが出来ます。
最終学歴の欄に著名な大学や大学院の名前が書かれていれば、周りの人はあなたの事を一流大学を卒業した優秀な人として扱います。
僕自身も最初に進学をした大学の偏差値は40にすら満たなかったのですが、編入学制度を利用して偏差値が10以上高い大学に進学。
最終学歴は編入先の大学として扱われており、低学歴とバカにされた事はありません。(学歴フィルターで弾かれたことはあるがw)
またビジネスをして稼げるようになったこともあり、自分と同期や同レベルの大学を卒業した人よりも遥かに高い収入を得ることが出来ています。
受験に失敗してしまい、一時的にFラン大学に籍を置いて仮面浪人をしたり、最初から編入学することを目的に勉強を続けられるのであれば、Fラン大学への進学は検討する価値が生まれてきます。
Fラン大学に進学が決まってしまったらやるべきこと
特別な理由がない限りFラン大学への進学は避けるべきです。
もしFラン大学に進学が決まってしまったのであれば、今からでも遅くはないので考え直しましょう。
Fラン大学に進学が決まってしまった方がやるべき事をまとめていきます。
浪人出来ないか両親に相談
勉強が苦手な方であっても正しいノウハウで勉強を継続すれば、偏差値50までは伸ばせるはずです。
受験までに勉強が思うように進まずに、志望校から合格が取れなかった方は、1年間の猶予が伸びることで良い大学に進学できる可能性があります。
もしあなたが受験勉強が嫌いではなく、あと1年頑張ればまともな大学が射程に入ると思えるのであれば、浪人出来ないか親に相談してみましょう。
僕の友人でも現役時代は受験した大学全てから不合格になり、1年間の浪人を経て中央大学に進学をした子がいます。
その子は最終的に東証一部上場企業に就職が決まったので、浪人はしたものの、キャリア的には成功した道を歩んでいると言えます。
1年程度の浪人であれば就職をする上で不利になることはないので、浪人が出来る方は、浪人を第一に考えましょう。
編入学を目指す
経済的な理由で浪人が許されない方は、大学無償化制度を利用してFラン大学に進学をします。
そして周りの学力が低いことを上手に利用し、高いGDP(成績)を保持できるように、攻略をしていきましょう。
サークルに入り人脈を構築すれば、効率的な単位のとり方や過去問を入手できるようになるので、人脈を利用して最短で編入学に必要な単位数を取得していきます。
編入先の大学によってはTOEICのスコアや、資格を要求してくる大学もあるので、必要な資格や勉強がある場合は、大学の勉強とは別に取り組んでいきます。
今Fラン大学に在籍している人がやるべきこと
今すでにFラン大学に進学している人もこの記事を読んでくれていると思います。
そういった方が何をしなければいけないかを解説します。
学歴ロンダリングを目指して戦略的に行動を積み上げる
前述の編入学や大学院入学試験を利用して、他の大学に進学を目指しましょう。
今の大学を卒業したらあなたは一生低学歴卒業のレッテルが貼られて終わりです。
でも東京大学を始めとする超一流の大学に進学をすることが出来れば、一気に人生逆転です。
あなたの卒業した大学に対して悪い印象を持つ人はいなくなります。
大学外でスキルを身に着けて稼げるようになっておく
プログラミングや動画編集、情報発信などで稼げるようになっておき、最悪就職ができなくても困らない状態になっておきましょう。
今や中高生でも会社員以上に大きな金額を稼ぐ人がゴロゴロいる時代です。
大学生のあなたが稼げないはずがなく、4年間きちんとビジネスに向き合えば、会社員と同等か、それを上回る収入を得られるようになるはずです。
僕自身は大学在学中に月収30万まで行きましたので、その時よりもノウハウやインフラが充実しているあなたに出来ないはずがありません。
若さとバイタリティを上手に利用してサクッとお金を稼げる側に移動しておきましょう。
社会人になってからビジネスに取り組むよりも、時間も体力もある若い間にビジネスに取り組んだほうが結果は出しやすいです。
Fラン大学を卒業してしまい、就職や収入で苦労している方がやるべき事
すでにFラン大学を卒業し、キャリアが作れずに困っている方もおられると思います。
既卒の方が人生を挽回するためにやるべき事を解説します。
収入が高い業界への転職を目指す
あなたがまだ若いのであれば転職を目指しましょう。
若い間は転職市場でニーズがあるため、未経験でも入れる会社がたくさんあります。
あなたが得ていきたい収入を得られる業界を会社四季報を使って調べ、未経験でも入れる会社に転職をしましょう。
その後、半年から2年ほど実務経験を積み、最低限のスキルが身についたら、業界の中堅規模で急成長している会社に転職をしましょう。
急成長している会社では常に人材を募集していますし、実戦経験を通じて市場価値が高いスキルを身に着けていく事が出来ます。
転職先でさらに数年働いて結果を出せば、業界でトップクラスの企業に転職できる実力が身についているはずです。
収入が高い業界でトップの会社に就職すれば、年収1000万以上が射程に入ってくるはずです。
そこを見据えて今から戦略的に行動を起こしていきましょう。
自分の力で稼げるようになる
行きたい会社や業界が見つからない場合は、自分の力で稼げるようになっていきましょう。
これは決して楽な道ではありませんが、正しい努力を積めば不可能なことではありません。
僕であればウェブマーケティングの会社に転職をしつつ、個人でもブログやYou Tubeを使って情報発信を実践。
実務のスキルを副業でも活かしながら、ウェブコンサルタントして稼げるように活動をしていきます。
マーケティングスキルが身につけば、どんな業界に行っても仕事がありますので、一生食いっぱぐれる事はなくなります。
思考停止でFラン大学進学は危険。戦略があれば挽回可能
今のあなたがどのような状況であれ、必ずそこから挽回する術が存在します。
自分はFラン大学だから仕方がない‥と思っていたら、社会の歯車としていいように利用されて終わりです。
しかし目的を持ち、戦略的に行動を起こして行けば、人生を変えることが出来ます。
もしかしたら今のあなたは人生に対して悲観的になってしまっているかもしれません。
僕も今のあなたと同じように、泥沼から自分のキャリアをスタートさせました。
就職活動に失敗し、行きたい会社から内定が取れない。
普通であればこの状況って人生終了だと思うんです。
しかし大学時代からビジネスをやって稼げていたので、就職をせずに自分の力で食べていくという道を歩んでいくことが出来ました。
今のあなたは僕よりも遥かに恵まれたノウハウ(本記事)とインフラを手にしています。
Fラン大学にしか受からなかったからといって人生を悲観する必要はありません。
今の自分に何が出来るのか?
理想の人生を手にするために何をしなければいけないのか?
ここを思考し続けて人生を変革していきましょう。
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