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古本せどり完全ガイド:初心者でもできる成功の秘訣

古本せどり せどり
この記事は約25分で読めます。
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メルマガ

次から次へとノウハウが移り変わるネットビジネス業界に疲れている。

大きく稼げなくてもいいので確実に稼げる方法を探している

 

こういった方におすすめしたいのが、古本転売(せどり)です。

 

電子書籍が普及している今でも古本なんて売れるの?

このように思う方も多いかもしれませんが、古本せどりは現在進行系で稼ぐことが出来るやり方なんです。

 

短期間で爆発的に稼げる手法は多々存在します。

時流に乗ることが出来れば、ゲーム機の転売、マスクの転売など、突発的なトレンドを上手に利用して利殖が出来ます。

 

しかし流行に乗って稼ぐのって簡単な事ではありません。

マスク転売であれば国から規制されてオワコン化しましたし、ゲーム機の転売もメーカーが増産したり、小売店が転売ヤー対策をしたら仕入れが難しくなってしまいます。

 

・忙しないやり方は苦手
・ノウハウを次から次へと覚えていくのはしんどい
・細く長く稼いでいきたい

 

このような価値観を持っている人には流行や時流に乗って稼ぎやり方は適しているとは言えません。

 

この記事を読むことで、15年間一切新しいノウハウを勉強しなくても稼ぎ続けることが出来た、再現性最強のノウハウを身につけることが出来ます。

古本せどりとは?

古本せどりとは、中古本を安く仕入れ、それを高く売ることで利益を得るビジネス手法です。このビジネスは、ブックオフやリサイクルショップ、フリーマーケット、オンラインオークションサイトなどで古本を探し、それらをインターネット上のプラットフォーム(例えば、Amazonやメルカリ)で販売することが一般的です。特に人気のある本や絶版になっている本、専門書などは高値で取引されることが多く、利益を上げるチャンスが多いのが特徴です。

古本せどりの基本的なプロセスは、まず仕入れ先を見つけることから始まります。次に、仕入れた本を適切な価格で販売するために、市場価格を調査し、適正価格を設定します。最後に、顧客に対して迅速かつ丁寧な対応を行い、信頼関係を築くことが重要です。この一連の流れを効率的に行うことで、継続的な収益を上げることができます。

古本せどりのメリット

本せどりにはどんな特徴があり、メリットがあるのかを解説していきます。

規制が緩め

このAmazonにおいて近年では新規出品者に対する規制が非常に厳しくなってきています。

取り扱える商品に制限がかかっていたり、偽物販売をしていないかチェックが入ったりと、個人が参入するには非常に分が悪い状況になっているのです。

 

そんな中、本というジャンルにおいては規制が緩めです。出品申請を行えば、書類審査なしで許可が降りることが多い状況なのです。

同じ中古という分野でもCDやDVD(Blu-ray)、家電には厳しい規制があるのに、本の規制は弱めなのです。

 

なので、仕入れさえ出来てしまえば、即座に出品をして販売を開始することが出来ます。

規制がかかっているジャンルは規制を解除するために書類を揃えたり、規制解除のための仕入れを行わなければいけません。

 

規制が弱いということは、これからせどりを始める上でとても重要な視点になります。

低資金で参入できる

せどりをする上で困るのが、資金の問題です。

 

古本は仕入れ単価が2,000円以下のものが大半で、100円から仕入れをすることが出来るビジネスです。

仕入れ単価が100円の商品を100個仕入れても1万円。

仕入れた商品全てが赤字になった所で、損失は限定的です。

 

仕入れ単価が2,000円と仮定して100冊仕入れをしても、仕入れ値は20万円。

 

せどりをする人の中には、リボルビング払いに手を出して借金を作ったり、破産をする人もいます。

 

古本せどりであれば仕入れ単価が安く、大量に仕入れをしても必要になる資金は少額。

しっかりと分析すれば赤字になるリスクは極限まで下げることが出来るので、元本割れになるリスクも低い

 

だから続けられるし、続けていくことで利益が積み上がっていきます。

15年間ノウハウが同じ(新しいことを覚える必要がない)

僕がはじめてせどりで結果を出した時に取り組んだジャンルが今回紹介している古本です。

元々本が好きだったので、自分がいいと思う本を調べ、それが転売できる価格だったら仕入れ。

 

古本せどりは覚えることが少なく、単純なルールを覚えて作業を繰り返すだけで稼ぐことが出来ます。

古本せどりのノウハウが世の中に知られだして15年以上が経過していますが、この15年間ノウハウは一切変わっていません。

 

Amazonでいくらで売れているかを調べて、その価格よりも仕入れ価格が安ければ仕入れ。

覚えることはこれだけです。

 

新しいノウハウを勉強したり、次々とスキルを習得するために行動をする必要はありません。

すぐに売れる

商品を仕入れてから売れるまでの速度が早いです。

Amazonの販売ランキングという指標を見ることで、仕入れてから売れるまでの速度を逆算することが出来るため、自身の資金に適した仕入れを行いやすいです。

きちんと回転率を意識した仕入れをすれば、仕入れた本の大半は1ヶ月以内には売れていきます。

不良在庫を簡単に現金化出来る

売れ残ってしまい、値下げをしても売れない本が仕入れをしているとどうしても出てきます。

そういった本が出ても、それを再び古本屋に持っていけば即座に現金化が可能。

不良在庫をいつまでも抱えるリスクがないので、何かしらの事情でせどりが続けられない、せどりをやめる時になった際にも安心です。

1円で販売しても利益が出る仕組みを作ることが出来る

これまでは一律して送料が257円だったのですが、送料が自由化をされてから送料設定を変更できるようになりました。

そのため本の価格を1円、送料を340円にして、大口契約をして安い送料で発送できる仕組みを作れば、1円で販売をしても利益を出すことが出来るように。

最低価格が1円になっている書籍はブックオフでも100円で仕入れることが出来るため、回転が早い本をリスト化しておけば、安定して仕入れが出来ます。

古本せどりのデメリット

もしあなたがすでにせどりをしていて、全く稼げていないなら古本せどりを一度経験してみることをおすすめします。

その手法の簡単さ、シンプルさに驚くはずです。

 

とはいえ、古本せどりは万能な手法ではなく、デメリットもあります。

大きく稼ぐことは出来ない

副業で週に1回の仕入れだと月に10万ぐらいで頭打ちになると思います。

一度専業で古本せどりに取り組まれている方とお会いした事があるのですが、その方は月の利益が50万円でした。

 

使っている資金と取っているリスクを考えれば十分に割のいいビジネスだと思いますが、大きな金額を稼ぎたい方には不向きなやり方です。

 

古本転売で資金を増やし、他のジャンルに移動をすることで利益は底上げが可能なので、古本転売に固執をせず、稼げるようになったらさっさと次に行くというマインドで向き合うのがおすすめです。

肉体労働

稼ぐためには多くの本を仕入れなければなりません。

本は重さがある商品であるため、まとまった量を仕入れていくとかなりの重さになります。

 

仕入れをサボればそれが売上の低下にダイレクトに響くため、延々と仕入れを続けなければなりません。

人に任せて自動化することも可能ですが、人に任せられるほど大きな利益を稼げるわけでもなく、中途半端です。

 

結果、いつまでも古本転売だけを繰り返し、人間的にも売上的にもまるで成長していないという人もいたりします。

労働から脱却することが出来ないやり方であるため、好きな場所で仕事をしたい方や、旅行に出かけるのが好きという方には適しません。

店員さんから怒られる

古本を店舗で仕入れる際に、バーコードリーダーやスマホを使って調べていると、定員さんから「やめて下さい」と注意を受けることがあります。

メンタルが強くない方は、このような対応を受けると怖くなってしまい、店舗での仕入れを続けることが出来なくなったり、仕入れることを躊躇してしまうことがあります。

 

古本の仕入れはネットや業者から仕入れることも可能ですが、一番簡単で取り組みやすいのが店舗からの仕入れです。

そのため、店頭での仕入れが恥ずかしい、人から後ろ指を指されてまでお金を稼ぎたくないと思ってしまう方には向きません。

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大量に仕入れをするために車が必要

安定的な仕入れを行うためには、車が必要になります。

電車や徒歩、自転車を使って仕入れも可能ですが、本は重たく、かさばる商材であるため、車があったほうがいいです。

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本せどりで稼ぐ方法

本せどりで稼ぐために実際に行う作業について解説をします。

正しいノウハウを知り、PDCAサイクルを回していけば、1ヶ月以内に黒字化していくはずです。

古本せどりに必要な道具を準備する

古本せどりを始めるためには、以下の道具と準備が必要です。

  1. スマートフォンまたはタブレット:これらのデバイスは、仕入れの際にバーコードをスキャンして価格や需要を確認するために不可欠です。専用のアプリをインストールしておくと便利です。
  2. バーコードリーダーアプリ:スマートフォンやタブレットにインストールして、バーコードをスキャンし、古本の市場価格や販売履歴を即座に確認できるアプリです。例えば、Amazon Sellerやヤフオクの公式アプリなどがあります。
  3. インターネット接続:仕入れ時や販売時に価格調査や出品作業を行うために、安定したインターネット接続が必要です。
  4. 梱包資材:販売する本を丁寧に梱包するための資材が必要です。段ボール、緩衝材(プチプチ)、テープ、配送用ラベルなどを準備しましょう。
  5. パソコン:出品作業や在庫管理、顧客対応を効率的に行うためにパソコンがあると便利です。
  6. 銀行口座:売上を受け取るための銀行口座を用意しましょう。できれば、ビジネス専用の口座を開設すると管理がしやすくなります。

それぞれ詳しく掘り下げます。

スマホにせどりアプリをインストールする

店舗せどりを行うためのせどりアプリをスマホにインストールします。

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バーコードリーダーを用意し、大量スキャン出来る環境を構築する

Bluetooth接続のバーコードリーダーを購入し、商品リサーチを効率化する準備をします。

バーコードリーダーがなくても稼ぐことは出来ますが、あったほうが大量に商品を調べることが出来るため、用意することをおすすめします。

 

バーコードリーダーには色んな商品がありますが、KDC200iという機種がおすすめです。

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仕入先候補をグーグルマップで作成する

古本転売の主な仕入先は古書店となります。

その中でも全国チェーン展開をしているブックオフは中心となる仕入先になります。

まずは自宅周辺の古書店をグーグルマップを使って登録していきましょう。

仕入れのルートを構築する

仕入れマップの作成が終わったら、仕入れに行くお店をリストアップします。

地理状況を考慮しながら移動効率の良いルートを事前に作っておくことで、多くの店舗で仕入れが可能になります。

仕入れをする

せどりアプリとバーコードリーダーを使いながら仕入れをしていきます。

古本の仕入れ先

古本せどりの成功には、適切な仕入れ先を見つけることが重要です。以下に、代表的な仕入れ先を紹介します。

  1. ブックオフ:日本全国に店舗がある大型古本チェーンです。定期的にセールを行っているため、掘り出し物を見つけやすいです。
  2. リサイクルショップ:ブックオフ以外にも多くのリサイクルショップがあり、古本を安く仕入れることができます。地域ごとに特色があるため、複数の店舗を巡ると良いでしょう。
  3. フリーマーケットやガレージセール:個人が不要になった本を売っている場で、思わぬ掘り出し物が見つかることがあります。交渉次第でさらに安く仕入れられることもあります。
  4. オンラインオークションやフリマアプリ:ヤフオクやメルカリなどのオンラインプラットフォームで古本を仕入れることも可能です。特に、セット売りされているものを安く仕入れて、1冊ずつ売ると利益が出やすいです。
  5. 図書館の廃棄本:図書館が定期的に行う廃棄本の処分イベントでは、大量の本を安価または無料で入手できます。

古本せどりのリサーチ方法

古本せどりで成功するためには、効果的なリサーチが欠かせません。以下の方法を活用して、効率的にリサーチを行いましょう。

  1. バーコードスキャン:バーコードリーダーアプリを使用して、仕入れ候補の本のバーコードをスキャンします。即座に市場価格や販売履歴を確認できるため、仕入れ判断がしやすくなります。
  2. Amazonランキングの確認:Amazonのベストセラーランキングやカテゴリー別ランキングを定期的にチェックし、需要の高い本を把握します。これにより、仕入れるべき本の傾向が見えてきます。
  3. 価格比較サイトの利用:複数のオンラインプラットフォームでの価格を比較できるサイトを活用し、最も高く売れそうな場所を見つけます。価格変動を把握するために、定期的にチェックすることが重要です。
  4. SNSやフォーラムの活用:古本せどりに関する情報交換が行われているSNSやフォーラムに参加し、他のせどり仲間から有益な情報を得ることができます。新しい仕入れ先や人気の本の情報をいち早くキャッチできます。
  5. 販売履歴の分析:自分の過去の販売履歴を分析し、どの本がどのタイミングでよく売れたのかを把握します。これにより、仕入れの際に参考になるデータを蓄積できます。

これらのリサーチ方法を駆使して、常に市場の動向を把握し、効果的な仕入れと販売を行うことで、古本せどりでの成功を目指しましょう。

 

やることは簡単です。以下のスキルを身に着けて、淡々と作業を繰り返していきます。

古本せどりで稼ぐ流れ
  • STEP1
    スキャン
    値札をバーコードリーダーでスキャンします。
  • STEP2
    価格差のある商品を見つける
    仕入れ値よりも高い価格で販売可能な商品を見つけます。
  • STEP3
    仕入れ
    価格差があり仕入れ値よりも高く売れる事が確認できた商品を仕入れます。せどりアプリを使い、相場分析を行って発見をします。
  • STEP4
    出品
    Amazonに仕入れた商品を出品し、販売します。
  • STEP5
    価格改定
    Amazonには多数の出品者がいるため、九号の飯場価格に合わせたり、ライバルよりも安い値段に設定をします。手動でこの作業を行うのは大変であるため、価格改定ソフトを使って自動化します。
  • STEP6
    売上確定
    商品が売れるとメールで通知が届くので、発送を行います。発送作業はAmazonに委託(FBA)する事も出来ます。
  • STEP7
    入金
    2週間ごとにアマゾンから売上が入金されます。

店舗の特徴を攻略しつつデータベース化する

全国チェーンのお店には値付けのルールがありますので、そのルールの穴を狙って仕入れをしていきます。そして仕入れが終わったらそのお店の特徴を記録に残していき、次回の仕入れに活かしていきます。

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記録を残すことで、どんな値付けのルールをしているのか、どんな商品が仕入れやすいのかを可視化することが出来、効率的にお店を攻略することが可能になります。

持ち帰った商品をAmazonに出品する

仕入れから帰ったら仕入れた商品をAmazonに出品していきます。

古本転売の場合、販売単価が安く、薄利多売となりますのでFBAは使いません。(使ってもよいが仕入れられる商品が減る)

自宅で保管しながら販売をするか、販売を委託できる代行業者に送って販売をします。

 

販売価格は常に最安値圏を保持できるようにツールを使って自動化しておきます。

次の仕入れの計画を立てる

仕入れた商品の出品が終わったら、次の仕入れの計画を立てます。

店舗の特徴や現状の在庫、直近の売れ行きを考慮しながらどういった店舗を回ればいいかを考慮し、仕入先を選定します。

本せどりで仕入れる書籍のジャンル

本には様々な種類があり、ジャンルによって売れ安さや競合の多さに違いが出てきます。

僕が実際に取り扱いをし、販売をした実績があるジャンルを特徴とセットで紹介していきます。

単行本

本せどりの基本であり、せどりで稼ぐ人の登竜門となるジャンル。

ブックオフでも売り場面積を広めに確保して扱われており、仕入れに不自由することはありません。

テクニカル指標に忠実に売れ行きが反応し、売れるまでの速度も速いです。

その分ライバルも多いため、戦略的な来店や、ライバルと差別化をする工夫が必要です。

ビジネス書

単行本の中でも中心となるのがビジネス書です。

回転が早く、出したその日に売れることも珍しくありません。

発売された直後のビジネス書はないように関係なく高値ですぐに売れますが、発売されてから時間が経過している書籍は目利きをしないと売れ残る事があります。

自己啓発本

こちらも非常に売れやすいジャンルです。

有名な書籍は発売されてから年月が経過しても値崩れすることなく安定した価格で取引をされています。

文庫本

単行本と比べて単価が非常に安いのですが、厚みがないためクリックポストのような安い発送方法で出荷する事が出来ます。

回転率が高い商品も多く、低単価で販売しても利益を出しやすい商材です。

 

また複数巻に分割をされている作品の場合、セット化して販売をすることも可能です。

 

マンガ

1冊目から最終巻までをセットにして販売することで利益を出すことが出来る分野です。

1冊あたりの単価は安いのですが、セットで販売をすると事で利益が大きくなります。

 

セットを組むためには複数の店舗を回って集めなければいけないというデメリットはありますが、お店をたくさん回ればセットを組むことが出来るので、数さえこなせれば稼げる手法となります。

絵本

絵本は他のジャンルと比べて大量に新作が出る分野ではなく、定番商品がいくつもあります。

書き込みや破れなど仕入れ時の状態にチェックしなければいけないという難点はあるものの、ライバルも少なく、仕入れが出来るようになると安定して稼げるジャンルとなります。

雑誌

古い雑誌なんて売れるの?って思う人もいるかもですが、雑誌も転売可能なジャンルです。

雑誌のバックナンバーや付録目当てで購入したい方層が一定数いるため、そういった商品を見つけて仕入れることが出来れば利益を出すことが出来ます。

 

雑誌は店頭でも安く値付けをしている事が多く、Amazonの価格と乖離が生まれやすいジャンルであり、狙い目です。

技術書

プログラミングの書籍は定価が高いため、安く購入したいというニーズが常にあります。

また、絶版になってしまっている書籍で電子書籍化されてない本は、定価超えをしていることもあり、そういった技術書を見つけることが出来ると大きな利益を出すことが出来ます。

バンドスコア(楽譜)

楽器演奏をする方に需要あるのがバンドスコアです。

人気バンドのスコアで絶版になっている楽譜は定価超えをしている商品も多く、大きな利益を1冊で出すことが出来ます。

画集

ゲームの設定資料やアニメの原画集はコレクター性が高く、高値で取引されている作品が多いです。

デジタル化が進んでも紙媒体で手元において置きたいと考える人が常に一定数いる商材です。

写真集

女優さんやアイドルなど、多くの方が写真集を出しています。

こちらもコレクター性が高い商品となり、根強いニーズがあります。

攻略本

攻略サイトがあるから攻略本なんて売れるはずがないと思いますか?

実際にゲームをすると紙媒体で攻略情報が手元にあると、非常に便利です。

開発者のインタビューや資料集としても価値も攻略本にはあり、近年では最初から刷る数も少ないこともあり、希少性が高まっています。

古書

何十年も前に書かれた書籍で、専門性が高かったり、出版社が倒産してしまっている書籍の中には、非常に高額な価格で取引されるものが少なくありません。

神田の古書街が今でも続いていることからも明らかなように、希少性が高く専門性が高い書籍のニーズが消えることはありません。

専門家やその分野を仕事にしているプロが購入者となるため、販売単価が高くても関係ないですね。

 

僕が古本転売に力を入れていた時に、必ず見るようにしていたのがこの分野です。

現在では買い取りの対象になっていなかったり、店頭でも売り場スペースが少なくなったりと見かける事が少なくなってきましたが、コレクターの方がまとめて売却した直後に来店が出来れば、思わぬ掘り出し物を見つけることが出来ます。

医学書

医療に関する専門書。

定価が非常に高い傾向にあり、古くても需要があります。

詩集

詩集は店頭とAmazonで価格差が開いている事が多い分野です。

バーコードがなかったり、ISBNで管理されてないことが多い分野なため、あまり初心者向きではない分野です。

参考書

受験や資格試験の対策本は回転率も高いためおすすめです。

著名な講師の方が書いた本で絶版になっているものは高値になっているものもあります。

洋書

海外の書籍も仕入れの対象になります。

しかし日本語で書かれた書籍と比べて回転率が低い傾向にあるため、初心者の間は仕入れを控えたほうがいいでしょう。

古本せどりを伸ばすコツ

これまで解説してきたように、古本せどりは求められる資本が少なく、再現性に優れています。

とはいえ、稼げる金額に上限があり、早い段階で頭打ちになりやすい欠点があります。

 

今から古本せどりに参入して伸ばしていくのであれば、どういった視点を持っておくといいのを解説します。

いくら稼ぎたいのかを考える

古本せどりで稼げる金額には上限があります。

専業でガッツリやっても月に30万〜50万も稼げれば相当優秀。

 

その理由として、単価が安く大量に販売しても利益が積み上がらない、一人で仕入れられる物量には限界があるというのがあります。

 

実際古本でせどりをスタートする人も、ある程度資金が増えるともっと稼げるジャンルにシフトをしたり、情報発信をして教材やコンサルの販売を開始したりします。

 

自分がいつまで古本せどりを続けるのか?

古本せどりの次に何をやるのか?をしっかりと考えておき、目標から逆算して行動をしていくようにしましょう。

目標設定の例

・古本転売で月に5万円の利益を稼げるようになり、1年間で60万円の資金を作ってブランド転売にシフトする
・古本転売で稼げるようになったノウハウを販売して収益化。1個1万円で販売し、月間販売数10個を目標にTwitterで情報発信を開始する
・古本転売を直接教える仕入れ同行サービスを行い、5万円で販売。月に二人の人に教えて月収10万円を稼ぐ

売れやすい本の基準、特徴を覚える

Amazonで販売する場合はランキングという指標を使います。ランキングを見ることで、その本にどれぐらい需要があるかを把握することが出来ます。

 

Amazonの販売ランキングが10万位以内であれば、出品してから1週間程度で売れていきます。資金力が少ない間は、高ランキングの書籍を重点的に扱うのがおすすめです。

資金が増えてきたら、仕入れる範囲を20万位程度まで拡げましょう。ランキング20万以内の本は出品してから数週間で売れていきます。

 

初心者の間はランキング20万以内の本だけを仕入れましょう。慣れてきたら、分析を行いながらランキングが低い商品や、ランキングがついていない商品を仕入れていきます。

ランキングが低い書籍は利益額が大きいことが多いですが、回転率が低いため、少資本の段階で取り扱うと資金ショートを起こしてしまいます。

仕入れの戦略を練る

効果的な仕入れ戦略を立てることで、古本せどりの利益を大幅に向上させることができます。以下の戦略を参考にしてください。

  1. 定期的な仕入れ:定期的に仕入れ先を巡り、新しい在庫を確保することが重要です。頻繁に訪れることで、新しい入荷情報をいち早くキャッチし、掘り出し物を見逃さないようにしましょう。
  2. 季節ごとの需要を考慮:季節やイベントに合わせた本の需要を把握し、それに合わせて仕入れることで、売れ残りを防ぎ、効率的な販売が可能になります。例えば、年度末には教科書や資格試験の参考書がよく売れます。
  3. 仕入れ先の多様化:一つの仕入れ先に依存せず、複数の仕入れ先を確保することで、安定した在庫供給を維持できます。ブックオフ、リサイクルショップ、オンラインオークションなど、様々なルートを活用しましょう。
  4. 値下げ交渉:フリーマーケットやガレージセールなどでは、値下げ交渉を積極的に行うことで、仕入れコストを抑えることができます。交渉術を身につけることで、さらに利益を増やせます。
  5. トレンドの把握:古本市場のトレンドを常にチェックし、どのジャンルやタイトルが人気なのかを把握しておくことが重要です。これにより、需要の高い本を的確に仕入れることができます。

在庫管理を行う

効果的な在庫管理は、古本せどりの成功に欠かせません。在庫を適切に管理することで、効率的な運営と売上の最大化が図れます。

  1. 在庫管理システムの導入:エクセルや専用の在庫管理ソフトを利用して、在庫の状態を一元管理します。仕入れ日、仕入れ価格、販売価格、在庫数などを記録することで、リアルタイムで在庫状況を把握できます。
  2. 定期的な棚卸し:定期的に在庫の棚卸しを行い、実際の在庫数とデータを照合します。在庫のズレを早期に発見し、適切な対応を行うことで、無駄なコストを削減できます。
  3. 売れ筋商品の把握:過去の販売データを分析し、売れ筋商品を把握します。売れ筋商品は常に在庫を切らさないようにし、安定した供給を維持しましょう。
  4. 在庫の回転率の向上:在庫の回転率を上げるために、売れ残っている商品を値下げするなどして、早期に売り切る工夫をします。在庫が長期間残っていると、保管コストがかさむため、効率的に回転させることが重要です。
  5. 適切な保管方法:本の劣化を防ぐために、適切な保管方法を実践します。直射日光を避け、湿度や温度を適切に管理することで、本の状態を良好に保ちます。

自動化をする

古本せどりはルールが単調であることから、外注化や自動化をしやすいビジネスです。

 

例えば価格を最安値に合わせるのは、人間がやるよりも機械にやらせたほうが正確ですし、作業時間も一瞬で終わります。

出品作業や出荷作業も同様で、自分がやっても他人がやっても変わりのない作業です。

 

早い段階でこの事に気が付き、ツールや人を雇って任せることが出来ると、古本せどりは伸ばしやすいです。

 

同時に複数のことをやるのって、器用な人でも難しいです。

自分がやらなくてもいい作業はどんどん人やツールに割り当てていきましょう。

買い取りビジネスを始める

古本を仕入れて販売までを経験していくと、「これって自分で直接お客さんから買い取ったらもっと稼げるぞ」って感じるはず。

実際これは正しくて、古物商許可を取得すれば個人から直接物品を買い取って販売する事が出来るようになります。

 

高値で売れる本を安定的に買い取るのは難しいのですが、単価の安い本であれば集めるのに苦労はありません。

販売体制を事前に作っておけば、大量に本を集めてもそれをAmazonに出品して効率的に現金に変えていくことが出来るようになるでしょう。

 

古本せどりでビジネスをスタートした方の中には、買い取りビジネスにシフトをして大きく成功している人が一定数います。

古本せどりでありがちな失敗と回避方法

古本せどりを始めたばかりの初心者が陥りやすいミスを避けることで、スムーズなスタートを切ることができます。以下のポイントに注意しましょう。

  1. リサーチ不足:仕入れる前に十分なリサーチを行わないと、需要のない本を仕入れてしまい、在庫として抱え込むリスクが高まります。バーコードスキャンアプリや市場調査を活用して、しっかりとリサーチを行いましょう。
  2. 過大な期待:すぐに大きな利益を上げられると期待しすぎると、思ったような結果が出ない場合に挫折しやすくなります。現実的な目標を設定し、地道に取り組むことが大切です。
  3. 仕入れ先の限定:一つの仕入れ先に依存すると、仕入れが困難になった際に対応できなくなります。複数の仕入れ先を確保し、リスク分散を図りましょう。
  4. 価格設定の誤り:適正価格を設定できないと、売れ行きが悪くなります。市場価格を調査し、適切な価格を設定することで、効率的な販売が可能です。
  5. 在庫管理の怠慢:在庫の管理を怠ると、売れ残りや劣化した本が増え、利益を圧迫します。定期的な棚卸しや在庫整理を行い、常に良好な状態を維持しましょう。

過剰在庫のリスクと対策

過剰在庫は古本せどりにおいて大きなリスクとなります。適切な対策を講じることで、在庫管理を効率化し、利益を守ることができます。

  1. 需要予測の徹底:仕入れの際に需要予測をしっかりと行い、必要な分だけを仕入れるようにします。特に、売れ筋商品や季節商品については需要を見極めましょう。
  2. 定期的な在庫チェック:在庫を定期的にチェックし、売れ残っている本や劣化が進んでいる本を早めに発見します。適宜、値下げやセット販売などの手段を講じて、在庫を回転させましょう。
  3. プロモーションの活用:過剰在庫が発生した場合、プロモーションを活用して在庫を処分します。セールやキャンペーンを行い、顧客に対して購入を促すことで、在庫を減らすことができます。
  4. 仕入れ量の調整:仕入れの際には、売れ行きや在庫状況に応じて仕入れ量を調整します。特に、初めて取り扱うジャンルや商品の場合は、少量から始めて反応を見ながら調整することが重要です。
  5. 在庫管理システムの導入:在庫管理システムを導入して、リアルタイムで在庫状況を把握できるようにします。これにより、在庫の過不足を防ぎ、効率的な管理が可能になります。

不適切な価格設定の問題

価格設定は古本せどりの成功に直結する重要な要素です。不適切な価格設定は、売上や利益に悪影響を与えるため、注意が必要です。

  1. 市場調査の不足:市場価格を調査せずに価格を設定すると、高すぎる価格や低すぎる価格になり、売れ行きが悪くなります。常に市場の動向をチェックし、適切な価格を設定しましょう。
  2. 利益率の計算ミス:仕入れ価格に対して適切な利益率を設定しないと、十分な利益を得られなくなります。仕入れ価格、送料、手数料などを考慮して、適正な利益率を確保しましょう。
  3. 価格競争の回避:他の出品者と価格競争に陥ると、利益が圧迫されます。独自の付加価値を提供することで、価格競争から抜け出し、適正価格を維持しましょう。例えば、丁寧な梱包や迅速な発送、詳細な商品説明などが効果的です。
  4. タイミングの見極め:価格の変動を見極め、適切なタイミングで価格を調整することが重要です。特に需要が高まる時期やイベント前後に価格を見直すことで、利益を最大化できます。
  5. プロモーション価格の設定:セールやキャンペーン時に適切なプロモーション価格を設定することで、在庫を効率的に処分できます。顧客に対して魅力的な価格を提示し、購入を促進しましょう。

これらのポイントを押さえ、適切な価格設定を行うことで、古本せどりの成功に近づくことができます。

古本せどりは何をやってもダメだった人にも可能性がある稼ぎ方

批判されながらも生き残り続け、現在でも全く問題なく稼げるのが古本転売です。

 

電子書籍が普及すれば本を買う人なんていなくなるのでは?と僕も思っていたのですが、ガチの読書家であれば電子版も書籍版も両方購入するんですよね。

実務で使う書籍であれば、机の上に常に置いておいたほうが使い勝手がいい。

 

マンガも寝っ転がって最初から最後まで完読するのが楽しいのであり、好きな作品や何度も読みたいとマンガは電子版ではなくマンガ本として手元に購入したいものです。

 

・規制の影響を受けにくい
・資金が少なくても参入可能(資金5,000円から開始可能)
・再現性が高く、難しい作業を覚えられない人でも実践できる

 

古本せどりは他のビジネスで挫折した人や、何をやっても結果を残せなかった人にもおすすめ出来るビジネスです。

 

古本せどりのメリットだけでなく、デメリットも頭に入れておく。

そうすればスピード感を持って結果を出しつつ、次のステップへと進んでいくことが出来るはずです。

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