せどりをやるために車を買いたい
店舗せどりに適した車種が知りたい
この記事では店舗せどりに適した車の選び方を解説しています。
車を上手に利用することで、店舗せどりはATM製造機と化します。せどりがオワコンと言われている今だからこそ、ライバルが減り、逆に稼ぎやすい土壌が整っているのです。
この事実に気がついている人は少数です。世の中の人が店舗せどりの優位性に気がつく前に、車を活用して荒稼ぎしていきましょう。
車を使い、日本全国で利益商品を仕入れて稼がせまくった僕が余すことなく、要点を解説していきます。
店舗せどりに車が必要な理由
かつて店舗せどりは、電車や徒歩でも取り組むことが出来る、お気軽な副業でした。ですが、月日が流れ、現在では飽和状態。市況環境も最悪であり、多くの人が撤退をしています。
これから店舗せどりを始めるのであれば、車を用意できること、お店がたくさんあるエリアに住んでいることは必須条件です。その条件を満たせないのであれば、積極的に店舗せどりを選ぶ必要はありません。
店舗せどりに車が必須と言われる理由を解説していきます。
薄利多売だから
店舗せどりは薄利多売なビジネスモデルです。小さな利益を積み重ねることで、まとまったお金を確保していきます。
薄利多売で稼ぐということは、大量に商品を仕入れなければいけないことを意味します。徒歩や自転車だと良い商品を見つけても持ち帰ることが出来ないため、稼ぎになりません。
たくさんのお店を回らないと稼げないから
仕入れの量で利益が決まってくる店舗せどりは、限られた時間でいかに多くの店を回るかが肝になってきます。一つのお店で取れる利益商品というのは限られていますし、ライバルが来店していたり、お店の値付けが厳しい場合は、さっさと切り上げて次のお店に向かいます。
車を持っていれば1日に10店舗〜20店舗のお店を回ることが出来ます。利益商品が定まっている場合、その商品をひたすら回収するためにお店を移動します。車があるからこそ、そういったパワープレイが可能になるのです。
車をすでに持っている場合
今車を持っている場合は、手持ちの車を店舗せどりに使ってくれて構いません。店舗せどりはシンプルな手法ですが、全員が結果を出せるやり方ではありません。相性が悪い方もいます。
店舗せどりの離職率は非常に高く、1年以内に9割以上がやめていきます。肉体的にもキツイですし、収益が頭打ちになるのも早いです。ですから、まずは手持ちの車で試してみて、うまくいったらせどりのために車を新調することを検討しましょう。
車を二台持ちするというのも選択肢の一つです。後述のレンタカーやリース契約も事業を伸ばしていく過程で、役立つでしょう。
車の買い替えを検討していた方は、後述のオークション代行を使って今の車を最高値で売却しましょう。下取りに出すと値段がつかない車でも、自動車業者オークション(車の古物市場みたいな所)で売却をすれば値段がつきます。
ディーラーの下取りは足元を見られるので利用をしないで下さい。どうせ売るなら最高値で売って、次に買う車の頭金にしましょう。
将来的に店舗せどりを卒業して、車が必要のないエリアに引っ越す場合も上記の自動車業者オークションでの売却か、一括見積サイトで相見積もりを取得してから一番良い条件で買い取ってくれる業者さんに売却をするようにしてください。
車がない場合
これからの人生で車に乗ることがあるか、車がある生活を過ごしたいかを考えて下さい。その上で車が必要だと思った方は、行動を起こしていきましょう。
店舗せどりのためだけに車を用意すると、店舗せどりに自分が向いていなかったときに負債を抱えることになります。店舗せどりは再現性が高い稼ぎ方ですが、肉体労働ですし、稼げる金額に上限があります。
せどりのためだけに車を用意するのはおすすめしません。ネットせどりに注力をすれば、車がなくてもせどりで稼げます。
免許を持っていない
免許を持ってない方は免許を取得しなければいけません。教習所に通って取得まで、会社員をやりながらだと半年ぐらいはかかると思います。教習所に通う費用も高く、30万円以上は必要になってきます。
時間が確保できるのであれば合宿免許がおすすめです。これであれば2週間弱で免許が取得可能です。
ペーパードライバーの場合
ペーパードライバー講習をやってる業者を見つけて申し込みましょう。2日間の講習で3万〜5万程度で教えてくれます。
講習を受けたらレンタカーを借りて、片道10キロ程度を運転しましょう。少し離れた場所にあるショッピングモールまで行くのがいいと思います。そういった場所は駐車場も広く、駐車の練習にも最適です。
近場の運転が問題なく出来たら、今度は県外までの運転に挑戦します。東京だったら御殿場アウトレットモールのような、片道1時間程度で移動できる場所に行くのです。この練習は高速道路の合流、車線切り替え、サービスエリアの駐車など、実際に車を運転する上で難しいと感じる項目の練習になります。
車の運転はナビの指示に従って移動をするだけですが、車間距離を適切に維持したり、道路標識を見間違えないなど、空間認知能力が求められます。これらは何度も経験をこなす事で慣れていくので、少しずつ負荷を上げて、難しい事にチャレンジをしていきましょう。
まずはレンタカーからスタート
免許を取得している方は車を用意して、店舗せどりに出かけることが可能です。ですが、いきなり車を購入するのではなく、最初の間はレンタカーでせどりをしましょう。
ニコニコレンタカーやワンズレンタカーは日本全国で展開していて、利用料金も安いのでおすすめです。
レンタカーで稼げたらリース契約
レンタカーの利用料金は1日使って5,000円〜10,000円程度です。コンスタントに稼げるようになってくると、この利用料金が重荷になってくるでしょう。
そこでレンタカーで稼げるようになり、さらに店舗せどりを本格的にガチりたと思った段階でリース契約を検討します。リース契約とは1ヶ月単位で車をレンタルする契約の事です。アルファードのような大型車でも月額2万円〜契約が出来、税金や車検は発生しません。
このリース契約を半年から1年ほど利用し、それでも店舗せどりを続けたいと思った段階で車の購入を考えましょう。その頃には運転にも慣れて、事故を起こさなくなっているでしょう。
店舗せどりに適した車の選び方
ここからは実際に車を購入するのポイントについて解説をします。
積載量
店舗せどりは利益が出る商品をどれだけ大量に仕入れられるかで、稼げる金額が決まるビジネスです。そのため積載量が多い車のほうが、店舗せどりに適しています。
もしあなたが中期的にオフラインの古物市場や買取ビジネスに取り組もうと考えている場合は、大型免許の取得も視野に入れて下さい。これらのビジネスではトラックの運転が必要になってきます。
実燃費
ガソリン価格が高騰を続けており、燃費の悪い車を選んでしまうと維持費が高くなってしまいます。
燃費というのはメーカーが公証しているカタログスペックと、ユーザーが計測をした実燃費があります。実燃費がリッターあたり15キロ以上出るものを選ぶようにして下さい。ディーゼル(軽油)が利用できる車を選択するのも良いです。
最小回転半径
小回りがきく車は、日本の細い道で大活躍をします。店舗せどりを通じて来店するお店は、大型店舗から小型店舗まで様々です。地方によっては狭い道が続くエリアもあり、運転しやすい車を選ぶことはとても大事です。
最小回転半径という数値を見ることで、その車がどれだけ小回りがきくかを見定めることが出来ます。この数値が5メートル以下のものを選ぶようにしましょう。
中古車
潔癖症でない限り、車は中古車を選びましょう。全く使っていない新古車の状態でも、定価より20万〜30万程度安いです。
型落ちモデルであれば、同じ予算でもひとつ上のグレードを選ぶことが出来ます。予算感にもよりますが、最初は50万〜100万円の中古車を購入し、稼ぎに応じてより性能が高い車に乗り換えていくのがいいと考えています。
税金面でも中古車は優遇されており、節税対策としても有能です。購入したい車種が決まったら、候補を税理士に見せて、税金面からどの車を購入するのがベストなのか提案を受けましょう。
国産車
車に特別な思い入れがない限り、国産車を強く推奨します。保守部品が簡単に手に入ったり、壊れてしまっても中古パーツや社外品を見つけるのが簡単だからです。
僕は型落ちのトヨタ車を所有していましたが、かなりハードに使っていたのに一度も壊れませんでした。
現在は収入が上がったこともあり、外国車に乗っていますが、トヨタに乗っていたときと比べると、些細な故障が多いように感じます。保守部品も手に入れるのが難しいし、情報量も少なく、苦労をします。
店舗せどりにおすすめの車
このパートでは上記の選定条件を元に、店舗せどりに最適な車をご紹介します。
トヨタ プリウス
50万円で購入できる最も高性能な車を出せと言われたら、真っ先に思いつくのがプリウスです。国内で最も売れたエコカーであり、球数は豊富。
型落ちモデルであれば50万円でリッター20キロ出る車両を手に入れることができます。タクシーでの採用実績もあり、頑丈さ、壊れにくさは折り紙付きです。
僕もこの車で店舗せどりを開始しましたが、本当に乗りやすい車です。唯一の難点は乗り心地があまり良くないことですが、コンフォートタイヤに変えることで改善出来ます。
プリウスは最近モデルチェンジをして5代目となるモデルが発表されました。それに伴い4代目プリウスが型落ちとなり、今後は値下がりしていきます。
お金がない方は3代目プリウスを。100万〜150万ぐらい用意できる方は4代目プリウスを購入するのがいいでしょう。
スズキ ワゴンR
球数が多く、街中で頻繁に見かける車だと思います。衝突軽減機能やハイブリッドエンジンを搭載したモデルでも、50万円以下で購入可能です。
この車はお客様が所有されていて、何度も乗らせていただきましたが、とても良くできています。天井が高いため荷物もたくさん入りますし、小回りがとても良いです。
難点としては軽自動車であるがゆえ、馬力が弱いことです。市内や県内の移動であれば問題ないのですが、遠方まで泊まり込みで仕入れに行く場合は、このクラスの車だと役不足になるでしょう。
ホンダ フリード
スライドドアを搭載しており、荷物の出し入れがとても楽です。天井が高く、荷物をたくさん積むことが出来ます。
ホンダ フィット
この車もお客様で所有されている方が多かったです。コンパクトなのに荷物がたくさん入り、大変使い勝手の良い車です。
どこで車を買えばいいのか?
購入する車が決まったら、購入先を探していきます。どこで車を買うのがお得なのかをこのパートでは解説します。
メーカー認定中古車
一番手堅いのはメーカーが運営し、保証をつけている中古車を購入する事です。トヨタでも輸入車でもメーカー認定中古車という名前で販売をされている中古車があるので、それを購入します。
無名の中古車店で購入すると保証がついていなかったり、購入後に不具合が出ても自己責任という対応をされることがあります。こういったトラブルは上級者であれば対応出来るかもしれませんが、中古車に慣れていない初心者が手を出すのはハードルが高いです。
はじめて中古車を購入される方には、メーカー認定中古車をおすすめします。
メーカー認定中古車は需要が高いモデルだけを扱う傾向にあり、古いモデルはあまり取り扱っていません。車の寿命は8年〜10年以上と言われており、製造されてから13年が経過すると税金が上がります。製造10年を超えると保守部品が手に入りにくくなります。
そのため、2世代以上前のモデルを安く手に入れるのは、認定中古車では難しくなります。
なので、製造されてから2年〜5年程度の1世代前〜現行モデルを認定中古車を程々の値段で買って、乗り潰すというのが最適解と考えられます。
カーオークション代行
車のメンテナンスやトラブルにある程度慣れている上級者の方は、カーオークションにチャレンジしてみて下さい。
中古車販売店は車のオークション(古物市場)で中古車を競り落として、それを販売して利益を出しています。このオークションには古物商を持っていないと参加する事ができません。そのため、一般の人がカーオークションを利用して中古車を安く手に入れるということは出来ないのです。
そこで出てくるのはオークション代行業者です。カーオークションに参加できない人に変わって、指定した条件の車を落札してくれます。落札できた時にだけ手数料を払い、納車をしてくれるのです。
認定中古車と違い手厚い保障がついていないので、納車後にトラブルがあっても自分で解決をしていかなければなりません。その代わり普通に購入するよりも1割ほど安く購入が出来るため、コストを抑えたい方には良い選択となります。
あなたに自動車の購入経験が何度もあり、トラブルを解決したり、調べる力があるのであれば、カーオークション代行を検討してみて下さい。
まとめ:中古で購入して浮いたお金を設備に投資する
中古車を活用することで、店舗せどりに適した車を安く調達することが出来ます。浮いたお金を仕入れに使えるのはもちろんの事、タイヤやカーナビ、オーディオに投資することで、快適性を底上げすることが出来ます。
オイルやフィルター、ワイパーなどの消耗品も自分で購入すれば、質の高いものを安価に調達可能です。
自動車業界はガソリンからEVにシフトをしていますが、当面の間はガソリン車とEVが共存をしていくはずです。
自動運転も完全に人間の意思が介入しないレベル5が登場するのは2025年以降と言われています。EVが中古車として普及し、安価な値段で購入できるようになるのは、そこからさらに10年以上かかるでしょう。
店舗せどりは市況環境の悪化に伴い、オワコン化している手法です。収益も頭打ちになりやすく、事業に育て上げるのは不可能です。
ですがオワコン状態だからこそ、ライバルが少なく、副業で5万〜20万を高い再現性で稼げるという魅力があります。
これから店舗せどりを始める方は、戦略的に参入をしていきましょう。
店舗せどりに目を向けられている人は、センスがある人だと思います。ライバルがやらない事をやるというのは、ビジネスで結果を出す上で必須条件ですので、参入角度をずらしながら、自分だけの優位性を作っていきましょう。
もし店舗せどりを中心とした物販ビジネスに興味がある方は、僕のメルマガに登録をして下さい。これから店舗せどりを始めるなら、どういった角度で参入して、伸ばしていけばいいかを提案しています。
僕は店舗への同行も行っていますので、一緒に仕入れをしたいという方も、相談をして下さい。
店舗せどりのノウハウに興味がある方は、【誰でもできる】店舗せどりで稼ごう!おすすめ店舗・転売先・ツールを参考に、店舗せどりに同行を希望される方は、店舗せどり同行ツアーへの参加を検討して下さい。
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