メルカリのキャンセル申請|双方の合意が必要で、自己都合は禁止行為。発送前なら応じてきた私の線引きと、理由の例文・返金の時期

メルカリの取引キャンセル(やり方・申請できるタイミング・禁止行為とペナルティ・返金のタイミング) メルカリ

「メルカリ キャンセル申請」「購入者都合」「出品者都合」「ペナルティ」「返金」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。

メルカリの取引キャンセルは、原則として双方の合意が必要です。取引画面のいちばん下の「この取引をキャンセルする」から申請し、相手が「同意する」を選ぶと成立します。出品者はいつでも申請できますが、購入者の申請フォームは発送期限を過ぎた翌日の0:00まで表示されないので、それより前は出品者に頼みます。例外は、購入者が支払い期限を過ぎても支払わないときと、出品者が発送期限を過ぎても発送しないときで、この2つは相手の合意を取らずに申請できます(2章・4章)。

自己都合のキャンセルは、出品者も購入者も禁止行為です。メルカリの「禁止されている行為」には、出品者の自己都合(商品の状態・紛失・売り切れなど)と、購入者の自己都合(誤操作・不要になった・見落とし・支払い方法の変更など)の両方が入っています。理由が禁止行為・迷惑行為にあたると、警告や利用制限の対象になります。

私は出品者として、購入者から「間違えて購入した」「支払いができなくなった」とキャンセルを頼まれたことがあり、発送前なら応じています。在庫がなかった(他で売れていた)、発送前に不具合や傷が見つかった、という自分の都合でキャンセルしたこともあり、そのときは取引メッセージで謝ってから申請しました。どのキャンセルでも、ペナルティを受けたことはありません。キャンセルが成立した取引は、お互いに評価をつけることも、つけられることもありません(メルカリ公式の解説)。

知りたいこと この記事の答え
キャンセルのやり方 取引画面の最下部から申請し、相手の同意で成立。24時間答えがなければ原則は取り下げ(1章)
購入者がすぐ申請できない 購入者の申請フォームは発送期限の翌日0:00から。それまでは出品者に頼む(2章)
商品が発送されない 発送期限の翌日0:00から、出品者の合意なしで申請できる。24時間反応がなければ自動でキャンセル(2章)
ペナルティはあるか 自己都合は出品者・購入者とも禁止行為。私は受けたことがない。回数の基準は公開されていない(3章)
評価はつくか キャンセルが成立した取引は、お互いに評価できない(3章)
頼まれた・頼みたいとき 私は発送前なら応じる。自分の都合のときは謝ってから申請(4章)
理由の書き方 理由の詳細はそのまま相手に表示される。例文つき(5章)
返金はいつ コンビニ払い・残高払いは即時、クレジットカードはカード会社しだい(6章)

1. キャンセルのやり方|申請して、相手が同意すれば成立

メルカリ公式ヘルプ「取引のキャンセル方法」の流れは、次のとおりです。

手順 やること
1 取引相手に相談する(キャンセルには双方の合意が必要)
2 取引画面の最下部「この取引をキャンセルする」をタップし、注意事項に同意する
3 キャンセル理由を選び、「理由の詳細」を書く。理由の詳細は、相手にそのまま表示される
4 返品の有無と方法を選ぶ(無料で匿名返品/返品する/返品しない)
5 注意点にチェックを入れ、「キャンセルを申請する」をタップする

「無料で匿名返品」を選んだときの手順と送料はメルカリの匿名返品にまとめました。

申請を受けた側には「同意する」「同意しない」が表示されます。

相手の選択 どうなるか
同意する(返品しない) キャンセルが完了する
同意する(返品あり) 購入者が返品し、出品者が「返送された商品を受け取った」を押すと完了する
同意しない 不成立。もう一度話し合い、解決しなければ事務局へ問い合わせる
24時間どちらも選ばない 申請は自動で取り下げられる。ただし、出品者が「返品しない」で申請し、購入者が24時間選ばなかった場合と、購入者が「商品が発送されない」で申請し、出品者が24時間反応しなかった場合は、キャンセルが成立する

申請した側からキャンセル申請を取り消すことはできません。取り消したいときは、相手に「同意しない」を押してもらうよう、取引メッセージで頼みます。

2. だれが、いつ申請できるか|購入者は発送期限の翌日から

立場 申請フォームが出るタイミング
出品者 いつでも(取引画面の最下部に常に表示される)
購入者 「発送までの日数」を過ぎた翌日の0:00から

公式ヘルプの例では、1月1日12:30に購入手続き(支払い完了)をした場合、購入者の申請フォームが出るのは次の日時です。

発送までの日数 発送期限 購入者の申請フォームが出る日時
1〜2日で発送 1月3日 12:30 1月4日 0:00
2〜3日で発送 1月4日 12:30 1月5日 0:00
4〜7日で発送 1月8日 12:30 1月9日 0:00

購入者が間違えて買ったときにすぐキャンセルしたいなら、自分では申請できないので、取引メッセージで出品者に頼み、出品者から申請してもらうことになります。

発送期限を過ぎても商品が発送されないときは、購入者の申請フォームが出たら、キャンセル理由に「商品が発送されない」を選びます。公式ヘルプは、この場合は取引メッセージで出品者の合意を確かめる必要はなく、申請から24時間たっても出品者の反応がなければ自動でキャンセルされる、と書いています。発送予定日を過ぎても発送しないことは、出品者側の迷惑行為とされています。

3. 禁止されているキャンセルと、ペナルティ

メルカリの「禁止されている行為」に入っているキャンセルは、次のとおりです。

立場 禁止されているもの(公式の書き方)
出品者 出品者の自己都合で取引をキャンセルすること(商品状態、紛失、売り切れなど)
購入者 購入者の自己都合による取引キャンセル(誤操作、不要になった、送料・サイズ・状態の見落とし、イメージ違い、支払い方法の変更など)。落札後に購入を行わないこと。故意に支払いを行わないでおく購入
共通 キャンセル料・迷惑料の請求

キャンセル申請のときに同意を求められる注意事項にも、キャンセル申請でも問い合わせによるキャンセルでも、理由が迷惑行為・禁止行為にあたる場合は警告や利用制限の対象になる、と書かれています。

私がしてきたキャンセルのうち、購入者から頼まれた「間違えて購入した」(誤操作)と、自分の都合の「在庫がなかった・他で売れていた」(売り切れ)、「不具合・傷が見つかった」(商品状態)は、この一覧に入る理由です。それでも、ペナルティを受けたことは一度もありません。ただ、公式は対象になると書いているので、私の件で何もなかったことは、次も何もないという保証にはなりません。何回キャンセルすると利用制限になるかの基準も、公開されていません。

評価については、メルカリ公式の解説に、キャンセルが成立すると取引そのものがシステム上で取り消されるので、お互いに相手を評価することはできず、されることもない、と書かれています。評価の仕組みそのものはメルカリの評価にまとめました。

4. 立場別の対応|私は発送前なら応じる

こんなとき 公式の扱い 私のやり方
購入者からキャンセルを頼まれた(間違えて購入・支払いができなくなった) 購入者の自己都合は禁止行為。成立には出品者の同意が必要 発送前なら応じる
出品者の都合でキャンセルしたい(在庫がない・他で売れた・不具合や傷) 出品者の自己都合は禁止行為。成立には購入者の同意が必要 取引メッセージで謝ってから申請した
購入者が支払わない 支払い期限を過ぎたら、合意なしでキャンセル申請ができ、出品者にペナルティはない 期限を過ぎたら待たずにすぐ申請した
出品者が発送しない(購入者の立場) 発送期限の翌日0:00から、合意なしで「商品が発送されない」を選んで申請できる。24時間反応がなければ自動でキャンセル —
相手が同意しない・返事がない 取引メッセージから数日たっても返事がない、合意が得られない場合は事務局へ —
事務局にキャンセルされた 利用制限されたアカウントは進行中の取引に対応できない 取引相手の退会・利用制限でキャンセルされたことがある

「他で売れていた」は、同じ商品をメルカリ以外にも出していたときに起きます。売り切れを理由にした出品者のキャンセルはメルカリの禁止行為で、出していた先がヤフオクかYahoo!フリマなら、他社の売り場との二重出品そのものが両社のガイドライン細則で禁止されています。私が併売をどう考えているかはメルカリで売れない時にやる順番に、支払い期限を過ぎたときのキャンセルはメルカリのコンビニ払いに書きました。相手が応じないときの問い合わせ方はメルカリ事務局への問い合わせにまとめています。

5. 理由の書き方と例文|理由の詳細は、そのまま相手に表示される

公式ヘルプは、キャンセル申請の「理由の詳細」は取引相手に「申請理由」としてそのまま表示されるので、トラブルにならない書き方をするよう書いています。申請の前に取引メッセージで相談し、申請理由には事実だけを書きます。

例文(出品者の都合で、先に取引メッセージで謝るとき)

ご購入ありがとうございます。申し訳ありません。発送前に確認したところ、商品説明にない傷が見つかりました。このままお送りできないため、キャンセルさせていただけますでしょうか。ご了承いただけましたら、こちらからキャンセル申請をいたします。

例文(購入者が、間違えて購入したとき)

申し訳ありません。誤って購入してしまいました。お手数ですが、キャンセルしていただくことはできますでしょうか。

例文(出品者が、購入者の依頼に応じるとき)

承知しました。まだ発送前ですので、こちらからキャンセル申請をいたします。届きましたら「同意する」を押してください。

例文(キャンセル申請の「理由の詳細」)

発送前の確認で、商品説明にない傷が見つかったため。取引メッセージで合意済みです。

6. 返金はいつか|支払い方法で違う

支払い済みの取引がキャンセルになると、代金は支払い方法に応じて購入者に返金されます。公式ヘルプの書き方は、次のとおりです。

支払い方法 返金のされ方 返金の時期
コンビニ/ATM払い 商品代金と決済手数料が、購入者の残高(売上金含む)に戻る。使ったポイントはポイントに戻る キャンセルと同時
メルペイ残高・ポイント 購入手続き前の状態に戻る。取引中にポイントの期限が切れた場合は、キャンセル日から5日間延長されて戻る(dポイントは延長されない) キャンセルと同時
クレジットカード メルカリからカード会社に決済取り消しを連絡する。請求額から差し引かれるか、引き落とし後の翌月以降に返金される カード会社の利用明細で確認(メルカリは案内していない)
キャリア決済 通信事業者経由で返金されるか、購入者の残高に戻る(「事務局キャンセルとなりました」のお知らせで確認) 通信事業者の利用明細で確認

メルペイのクレジット、FamiPay、ビットコインで支払った場合は、公式ヘルプにそれぞれの返金方法のページがあります。購入クーポンを使った取引がキャンセルになった場合、使ったクーポンは利用者に戻ります。

7. 返品が要るとき|無料の匿名返品サービス

2026年3月2日から、キャンセル申請のときに「無料で匿名返品」を選べるようになっています。名前や住所を取引メッセージでやり取りせずに返品でき、返品の送料は無料です。使うには、申請する人のアプリが最新版で、「無料で匿名返品」を選んで申請し、相手がその内容で承諾していることが条件です。使えるのは、発送にらくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便・エコメルカリ便を使った取引です。

公式ヘルプは、出品者と購入者のあいだで合意がある場合を除いて、購入者都合の返品はできないとも書いています。

返品のとき 公式ヘルプの書き方
発送したあと 取引完了の前なら、相手と合意したうえで返品ありのキャンセルができる。取引完了後はキャンセルできないので、購入者は受取評価をしない
匿名返品サービスを使わない 返品の配送方法と送料をだれが負担するかは、出品者と購入者で決める。追跡番号つきの配送方法を使い、取引メッセージで番号を伝える
キャンセルが完了したとき メルカリ便の送料と販売手数料はかからない

返品の流れ全体と、「返品したい」と言われたときの分け方、返品を断られたときの事務局への相談は、メルカリの返品に書いています。

8. よくある質問

キャンセル申請を取り消せますか?

申請した側からは取り消せません。取引メッセージで、相手に「同意しない」を押してもらうよう頼みます。取り下げになったあとなら、もう一度申請できます。

購入者ですが、キャンセル申請のボタンがありません。

購入者の申請フォームは、発送期限を過ぎた翌日の0:00に表示されます。それより前にキャンセルしたいときは、取引メッセージで出品者に頼みます。

キャンセルされたら、キャンセル料を請求できますか?

できません。キャンセル料・迷惑料の請求は、禁止されている行為です。

キャンセル申請に相手が答えません。

24時間どちらも選ばれないと、申請は自動で取り下げられます(出品者が「返品しない」で申請し、購入者が24時間選ばない場合は成立します)。取引メッセージから数日たっても返事がない場合は、事務局に問い合わせます。

キャンセルしたら、評価はつきますか?

つきません。キャンセルが成立すると取引そのものが取り消されるので、お互いに評価をつけることも、つけられることもありません(メルカリ公式の解説)。

キャンセルした商品は、どうなりますか?

出品者の側では公開停止の状態になり、「商品の編集」から「出品を再開する」を選ぶと出品し直せます。公式ヘルプによると、出品を再開しても新着の一覧には表示されません。

何回キャンセルすると、利用制限になりますか?

基準の回数は公開されていません。公式は、禁止行為・迷惑行為にあたるキャンセルを確認したら警告や利用制限を行う、と書いているだけです。

オークションで落札されたのに、購入されません。

メルカリのオークションは、落札後24時間以内に購入されないと通常の出品に切り替わります。入札の取り消しはできません。詳しくはメルカリのオークションは入札を取り消せないに書きました。

9. まとめ

  • キャンセルは原則として双方の合意が必要。取引画面の最下部から申請し、相手が同意すると成立。24時間答えがなければ取り下げ(出品者の「返品しない」申請と、購入者の「商品が発送されない」申請は成立)
  • 購入者の未払いと出品者の未発送は、期限を過ぎれば相手の合意なしで申請できる
  • 出品者はいつでも申請できる。購入者は発送期限の翌日0:00から。それまでは出品者に頼む
  • 自己都合のキャンセルは、出品者も購入者も禁止行為。理由によっては警告・利用制限の対象
  • 私は購入者から頼まれたら発送前なら応じ、自分の都合のときは謝ってから申請した。ペナルティを受けたことは一度もない。キャンセルした取引には評価がつかない
  • 返金は、コンビニ払い・残高払いならキャンセルと同時、クレジットカードはカード会社しだい。返品は無料の匿名返品サービスが使える

10. 出典

公式ページは、いずれも2026年9月26日に確認しました。

11. あわせて読む

記事 どこがつながっているか
メルカリの匿名返品 キャンセル申請で「無料で匿名返品」を選んだあとの手順
メルカリ事務局への問い合わせ 相手がキャンセルに応じないとき、事務局にキャンセルされたとき
メルカリのコンビニ払い 支払い期限を過ぎたら、合意なしでキャンセル申請できる
メルカリのオークションは入札を取り消せない オークションで落札後に購入されないとき
一部返金に納得できない・拒否したい人へ キャンセルではなく、一部返金で終えるとき
メルカリの取引メッセージは送らなくていい キャンセルの相談など、送るべき場面の例文
メルカリの匿名配送 返品のほかに住所が相手に見える場面
メルカリの発送期限 発送期限を過ぎたときの購入者のキャンセルと、出品者の扱い

12. この記事について

項目 中身
書いた人 中古品の売買を20年近く続けています(古物商許可あり)
私がやったこと 出品者として、購入者から「間違えて購入した」「支払いができなくなった」とキャンセルを頼まれ、発送前なら応じてきました。在庫がなかった(他で売れていた)、不具合・傷が見つかったという自分の都合でキャンセルしたこともあり、取引メッセージで謝ってから申請しました。支払い期限を過ぎた取引はすぐにキャンセル申請し、取引相手の退会・利用制限で事務局にキャンセルされたこともあります。ペナルティを受けたことはありません
書いていないこと キャンセルが何回でペナルティになるかは、公式に基準が公開されていないので扱っていません
変わりうること 申請の手順、禁止されている行為、返品サービスの条件は、メルカリの改定で変わります

 

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