「ラクマ 詐欺」「ラクマ 発送通知 嘘」「ラクマ 偽物」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。
ラクマでは、購入者の受取評価と、それを受けた出品者の評価が済むまで、出品者は代金を受け取れません(ラクマ利用規約 第11条)。だから詐欺をする側は、この仕組みの外に出させようとします。届く前に受取評価をさせる、ラクマの外で払わせる・連絡させる、ラクマを装ったメールでIDやカード番号を盗む、の3つです。
「発送通知は来たのに届かない」ときは、受取評価をしないで、取引メッセージで出品者に連絡します。公式ガイドは、4日以上返信がなければ[トラブルを報告する]から報告するよう案内しています。出品者は、発送通知から5日たつと「受取確認申請」を出せて、取引に進展がなければラクマが代理で受取評価を進めます。届いていないのに黙っていると、そのまま取引が終わるおそれがあるので、そのお知らせが来たら、届いていないことをトラブル報告で伝えます。かんたんラクマパックなら、配送状況を追えて、配送中の紛失は1件10万円または30万円までの補償の対象になり得ます。偽物が疑われるときは、受取評価の前なら、KOMEHYOの鑑定士が判定する「ラクマ最強鑑定」を頼める場合があり、結果が基準外なら取引がキャンセルされ、商品代金が返金されます。
私はラクマを主に売る側で使っていて、発送は「ほぼかんたんラクマパック」です。詐欺や大きなトラブルに遇ったことは「特にない」です。
| 知りたいこと | 答え | 章 |
|---|---|---|
| どんな手口があるか | 発送しない・届かない、偽物・説明と違う物、届く前の受取評価の要求、ラクマの外での取引、SNSの儲け話、偽メール | 2章 |
| 発送通知が来たのに届かない | 受取評価をしない→メッセージ→4日以上返信がなければトラブル報告 | 3章 |
| 発送通知すら来ない | 発送日の目安から3日以上で、キャンセル申請のボタンが出る | 3章 |
| 偽物が届いた | 受取評価の前に、トラブル報告(偽造品の疑い)か、ラクマ最強鑑定の依頼。基準外なら取引キャンセル・返金 | 4章 |
| 「ラクマ公認 購入代行」は怪しい? | ラクマと連携した海外向けの購入代行。ニックネームに公式マークがある | 5章 |
| 遭ってしまったら | トラブル報告、カスタマーサポート、警察(警察庁のサイバー事案の相談窓口) | 8章 |
1. 先に、立場を書きます
私は中古品の売買を20年近く続けていて(古物商許可あり)、ラクマは主に売る側で使っています。
| ラクマでの立場 | 主に売る |
| 発送方法 | ほぼかんたんラクマパック |
| 購入申請 | 使っている |
| 売る側として、未着と言われた・返品で別物が戻った・外での取引を持ちかけられた経験 | 特にない |
この記事は、自分の経験だけでは書けないところを、ラクマ公式ガイド、ラクマの利用規約、ラクマplus(公式ブログ)の注意喚起、警察庁のページで、2026年10月9日に確かめて書いています。
2. ラクマの詐欺の手口
| 手口 | 狙われる側 | 止められる場面 |
|---|---|---|
| 代金を払ったのに発送されない | 購入者 | 発送日の目安から3日以上でキャンセル申請(3-3) |
| 発送通知だけして、届かない | 購入者 | 受取評価の前。メッセージ→トラブル報告(3-1) |
| 届く前に受取評価を頼まれる | 購入者 | 応じない。お問い合わせから連絡(3-5) |
| 偽物・説明と違う物が届く | 購入者 | 受取評価の前。トラブル報告(「偽造品の疑いがある」)、ラクマ最強鑑定(4章) |
| 箱だけ・写真だけなのに、本体のように見せる | 購入者 | 説明が不十分なら、規約に基づいて取引がキャンセルされることがある(4章) |
| LINE・SNS・口座振込など、ラクマの外での取引に誘う | 両方 | 応じない。規約違反で、サポートを受けにくくなる(5章) |
| SNSの投資・副業の儲け話で、ラクマの決済を使って送金させる | 両方 | 応じない。ラクマが2025年3月に注意喚起(5章) |
| 支払いが済む前に発送させる | 出品者 | 支払い完了の通知を確かめてから発送(6章) |
| ラクマを装ったメール・SMSで、ID・パスワード・カード番号を盗む | 両方 | リンクを開かない(7章) |
公式ガイド「トラブルに巻き込まれないために」は、取引の流れを、出品→購入→支払い→発送→購入者の受取評価→出品者の評価、と示しています。この流れから外れる頼みごとは、応じた場合も含めて重大な規約違反で、トラブルが起きても原則としてサポートできない、と書かれています。
3. 「発送通知は来たのに届かない」とき
3-1. まず確かめることと、連絡の順番
公式ガイド「発送通知がきたのに商品が届かない」は、次の可能性を挙げています。
- 家族・同居人が受け取っている
- ポストに届いている
- ポストに不在通知が入っている
- ほかの郵便に紛れている
- 住所違い・不備で返送されている
それでも届いていなければ、取引メッセージで出品者に連絡します。メッセージを送ってから4日以上たっても返信がなければ、トラブル報告をお願いします、と公式ガイドにあります。この4日は、届かないうえに返信がない場合の案内です。返信はあるのに話が進まない場合も、トラブル報告は使えます(3-2)。
3-2. トラブル報告
トラブル報告は、取引ページの[トラブルを報告する]から、楽天ラクマカスタマーサポートに報告して、解決に向けたアドバイスを受ける仕組みです(公式ガイド「トラブル報告とは」)。
- ボタンが出るのは購入者の側だけ
- 使えるのは受取評価の前だけ。発送前と、取引が終わったあとは使えない
- 理由は「商品が届かない」「商品に不備がある」「別の商品が届いた」「偽造品の疑いがある」から選ぶ
- 報告の前に、出品者と十分に話し合う。返信がなく話が進まないときに報告する
- トラブル報告をしていると、取引キャンセルの申請はできない
- 報告した時点で、キャンセルや補償が約束されるわけではない
3-3. 発送通知すら来ないとき
商品ページの「発送日の目安」を過ぎても発送通知がなければ、まず取引メッセージで発送日を聞きます。返信がなく進まないなら、キャンセルを考えます。発送日の目安から3日以上たつと、取引ページに[取引のキャンセルを希望される方]のボタンが出ます(公式ガイド「取引相手と連絡が取れず、発送通知もありません」)。
3-4. 出品者の「受取確認申請」と、届いていないときにすること
受取確認申請は、購入者が受取評価をしないときに、出品者がラクマに受取の状況の確認を頼める仕組みです(公式ガイド「受取確認申請とは」)。
- 申請のボタンが出るのは、発送通知から5日たったあと(例:3月1日に発送通知→3月6日以降)で、購入者のトラブル報告がないとき。5日たつと自動で受取評価される、という意味ではない
- 申請が出ると、ラクマが取引の状況を確かめ、問題がなければ代理で受取評価を行う。購入者への確認など、個別に対応することもある
- 購入者には、登録のメールアドレスとアプリのお知らせに案内が届く
- 取引に進展がない場合は、ラクマが代理で受取評価の手続きを進める
- 出品者は、購入者から未着の連絡があったときなどに、申請を取り消せる
申請のあと、何日で代理の受取評価が行われるかは、公式ガイドに書かれていません。
「発送通知を出したのに送っていない」出品者がいたとしても、届いていないなら、購入者がすることは同じです。受取評価をしない。届いていないことを、メッセージとトラブル報告で伝える。受取確認申請のお知らせが来たのに放っておくと、代理で受取評価が進むおそれがあります。9章の計算ツールで、発送通知の日とメッセージの日から、それぞれの日付を出せます。
3-5. 届く前に受取評価を頼まれたら・してしまったら
公式ガイドは、届く前の受取評価は「絶対に行わないよう」にと書き、「評価しないと取引をやめる」などと強要されたら、[マイページ(サイドメニュー)>ヘルプ・その他>お問い合わせ]から連絡するよう案内しています。届いていないのに受取評価を要求した出品者には、強制退会処分など厳しい処分をする、とも書かれています。
受取評価をしてしまい、出品者の評価まで投稿されると、届いていなくても取引は完了し、終わった取引はサポートできません。してしまったら、すぐに取引メッセージで出品者に「評価をしないで」と伝え、お問い合わせから連絡します。出品者の評価が済んで取引が終わっていると、受取評価の前の状態には戻せません(公式ガイド)。
3-6. かんたんラクマパックなら、追跡と紛失補償
かんたんラクマパックで発送した取引は、取引画面から配送状況を確かめられます。ラクマで発行されたQRコードを使ってかんたんラクマパックで発送した商品が、配送の途中で紛失した場合は、ラクマあんしん補償(紛失補償)の対象になることがあります(公式ガイド「紛失補償の補償額はいくらですか?」)。
| かんたんラクマパックの配送方法 | 上限(取引1件) |
|---|---|
| ゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットポストmini、ゆうパケットプラス、ネコポス、宅急便コンパクト | 10万円 |
| ゆうパック、宅急便 | 30万円 |
補償の対象かどうかは、カスタマーサポートが配送状況を調べたうえで判断します(ゆうパックは日本郵便が判断)。申し込みは、取引ページ下部の[配送に関するよくある質問]を見たうえで、トラブル報告から行います。
- 商品代金が補償額を下回る場合:取引はキャンセルされ、購入者には商品代金+決済手数料、出品者には出品価格から販売手数料とかんたんラクマパックの配送料を引いた額が返金される
- 商品代金が補償額を上回る場合:決済方法などで対応が違い、個別に案内される
定形外郵便(普通郵便)など補償のない方法での配送トラブルには、ラクマの個別の補償はありません。
4. 偽物・説明と違う物が届いたとき
公式ガイド「トラブルに巻き込まれないために」は、偽造品を買わないための見方として、次を挙げています。
- 出品価格と定価がかけ離れていないか:高額な物は公式サイトなどで定価を調べる。ただし定価に近いから本物とは言い切れない
- 正規品のデザインと違わないか:正規品にない色・デザイン、細部の違い。気になれば詳細の写真を頼む
- 説明が十分か:入手した時期・場所・価格・ルート、出品理由、自分で撮った写真、シリアルナンバーの有無。ただしシリアルの写真も偽造されていることがある
- 評価欄とプロフィール:過去のトラブル、購入者に不利な条件を書いていないか
- 届いたら、受取評価の前に必ず確かめる:受取評価は一度投稿すると変更できない
説明と違う、偽造品の疑いがある、という場合は、受取評価をせずに、取引ページの[トラブルを報告する]から報告します(公式ガイド「偽造品・コピー品の疑いがある商品が届きました」)。同じガイドは、正規品でなかった場合は出品者の責任で返品などに応じることになっていて、売買契約は無効になることが法律でも定められているので、偽物と知っていたかどうかに関係なく、ノークレームノーリターンは無効だ、と書いています。
4-1. ラクマ最強鑑定と、鑑定サービス補償
ラクマあんしん補償には、紛失補償のほかに「鑑定サービス補償」があります(公式ガイド「ラクマあんしん補償とは」)。購入した商品が、ラクマが連携する鑑定業者の鑑定で基準外の可能性があると判定された場合、取引をキャンセルし、購入者へ商品代金を返金する、というものです。
- 鑑定するのは、KOMEHYOの鑑定士。商標権者が行う真贋判定とは異なる(公式ガイド「ラクマ最強鑑定とは」)
- 対象は、出品者の本人確認が済んでいて、カテゴリー・ブランドなどの条件を満たす商品。ラクマ公式ショップの商品は対象外
- 出品者から発送されたあと鑑定してから届く「お届け前鑑定」と、受け取った購入者がKOMEHYOに送る「後から鑑定」があり、配送方法などでどちらかが自動で適用される
- 頼むのは、取引ページの[鑑定を依頼する]か[トラブルを報告する]から。受取評価の前の取引に限る
箱だけ・説明書だけ・写真だけといった、本体を含まない出品は、説明文や商品名に分かりやすく書く必要があり、プロフィールにだけ書くなど誤解を与える表示は認められていません。記載が足りなければ、規約に基づいて取引をキャンセルすることがある、とされています(公式ガイド)。
5. ラクマの外での取引と、SNSの儲け話
5-1. 外で交渉して、決済だけラクマを使うのは禁止
ラクマplusの注意喚起(2025年3月27日)では、ラクマ以外で交渉・成立した取引の決済のためにラクマの決済機能を使うことを禁止行為、ノウハウや情報の提供を目的とした商材の出品を禁止商品としています。こうした取引でトラブルが起きた場合、カスタマーサポートから解決に向けた提案をするのが難しいことがある、とも書かれています。
5-2. SNSの投資・副業の勧誘
同じ注意喚起には、2つの事例が載っています。
- 投資の勧誘:「FXやバイナリーオプションで儲かる話がある」とSNSで呼びかけ、個別に連絡を取ったあと、ノウハウ提供費用+初期投資費用をラクマの決済機能で送金させる。著名人を名乗るアカウントからのメッセージもある
- 副業の勧誘:「フリマアプリで簡単に稼ぐ方法を教えます」などとSNSで持ちかけ、ラクマに誘導したあと、コンサルティング料などと称してラクマの決済で送金させる
名前にラクマに似た言葉が入っていても、ラクマの外で始まった儲け話で、ラクマの決済を使って払わせる形なら、この事例と同じ形です。
5-3. 「ラクマ公認 購入代行」は、ラクマと連携した海外向けのサービス
ラクマ公認 購入代行サービスは、海外に住む人の代わりに、連携した購入代行の会社がラクマの商品を買って発送するサービスです(公式ガイド「ラクマ公認 購入代行サービスとは」)。
- 連携しているアカウントは、ニックネームに公式マークが付き、「ラクマ公認購入代行Buyee」のような名前になっている(2026年10月9日時点で25の名前が一覧に載っている)
- 出品者は、取引画面に出る国内の指定住所に送るだけで、海外の購入者と直接やり取りすることはない
- 国内の倉庫で多くの商品を扱うので、受取評価まで1週間程度かかることがある
購入申請が来たら、ニックネームとプロフィールの公式マークを確かめます。Buyeeに売ったときの実測はBuyeeの記事に書いています。
6. 出品者が気をつけること
- 支払い完了の通知を確かめてから発送する:取引のステータスが「支払い待ち」のまま送らない。コンビニ・ATM(ペイジー)払いは、入金から通知まで最大3時間ほどかかることがある
- 独自ルールは認められない:ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルなどの独自ルールを設けることや、それを理由に話し合いに応じないことは認められていない(ノークレームノーリターンの記事)
- 状態と配送方法を詳しく書く:汚れ・傷、動作・非動作など
- 受取評価が来ないときは、受取確認申請:発送通知から5日たったあとに出せる(3-4)
- すり替えが心配な物には、すり替え防止タグ:ラクマ最強鑑定(後から鑑定)を使う取引のための取り組みで、出品者が発送前に付け、シリアルナンバー部分の写真を商品ページに載せる。真贋を補償するものではない。付けられない物は、固有番号・品質証明書・ケアタグなどを出品前に複数枚撮っておくよう勧められている(公式ガイド「すり替え防止タグとは」)
- 補償のある配送方法を選ぶ:かんたんラクマパック以外の補償付きの方法の例として、公式ガイドは日本郵便のセキュリティサービス(上限50万円)・一般書留、佐川急便の運送保険を挙げている(その場合、ラクマの紛失補償は対象外)
支払い後24時間以内は取引を終了させることができない、とも公式ガイドに書かれています。
7. ラクマを装ったメール・SMS
公式ガイド「フィッシングの被害にあわないためにご注意いただきたいこと」の見分け方です。
- 差出人のメールアドレスが「@fril.jp」または「@newsletter.fril.jp」ではない
- 問い合わせ先として「support@fril.jp」以外のアドレスが書かれている
- 本文のリンクが「https://fril.jp」から始まっていない(「s」がない、「fril」と「jp」の間に「.」がない、など)
- 差出人が「楽天ラクマ」になっていても、身に覚えのない内容のメールのリンクは押さない
見た目のURLと違う偽サイトに誘導されることもある、と公式ガイドは書いています。条件に当てはまらないように見えても、メールやSMSのリンクからは開かず、アプリから確かめます。
入力してしまったときは、ラクマのIDとパスワードならメールアドレスとパスワードの変更、楽天IDなら楽天会員情報管理ページでパスワードの再設定、クレジットカード番号ならすぐにカード会社へ連絡、と案内されています。
8. 遭ってしまったら:連絡する順番
- 受取評価をしない(してしまったら、出品者に評価しないよう伝え、お問い合わせへ)
- 取引メッセージで出品者に連絡する
- 返信がない(未着なら4日以上が目安)、話が進まない:[トラブルを報告する](受取評価の前だけ)。偽物が疑われるなら、ラクマ最強鑑定も
- 楽天ラクマカスタマーサポート:[マイページ(サイドメニュー)>ヘルプ・その他>お問い合わせ]
- 詐欺の被害に遭ったら、警察などの公的機関にも相談する:被害届は最寄りの警察署へ。警察庁の「サイバー事案に関する相談窓口」のページに、オンラインの受付窓口と都道府県警察の連絡先がある
ラクマは、警察などの公的機関から要請があれば情報提供などで捜査に協力する、と書いています(公式ガイド「トラブルに巻き込まれないために」)。一方で、規約で禁止している商品や行為が原因のトラブルは、サポートの対象外です。
取引が終わってラクマのサポートを受けられなくなっても、警察に相談することはできます。ただ、相談すればお金が戻る、というものではありません。相談に備えて、商品ページ、取引メッセージ、支払いと配送の記録は、消える前に画面を保存しておきます。
9. 計算ツール:届かないときの手続きの日付
発送通知の日、出品者にメッセージを送った日、発送日の目安から、次の日付を出します。
- 出品者が受取確認申請を出せるようになる日(発送通知から5日)
- 返信がないとき、トラブル報告をお願いされている目安(メッセージから4日)
- 発送通知が来ないとき、キャンセル申請のボタンが出る目安(発送日の目安から3日)
届かないときの、手続きの日付を出す
分かる日付だけ入れます。初めに入っている日付は、今日から2日前に発送通知、1日前にメッセージを送った場合の例です。
10. 私の見方:購入申請を使う理由
ラクマで売るとき、私は「購入申請あり」を使っています。その理由は、こうです。
「購入申請を使う理由は併売して売り切れになったり対応できないことを防ぐため」
購入申請ありの商品は、購入者の申請を出品者が承認したときに取引が始まり、承認の前なら出品を取り消せます(公式ガイド「購入申請とは」、利用規約 第7条)。承認が済むまで、購入者の氏名・住所は出品者に表示されません(公式ガイド「購入申請の承認とは」)。
承認しないままの申請について、利用規約 第8条は、申請の翌日23時59分までに承諾しなければ取り消される、と定め、公式ガイド「購入申請の承認とは」は、申請の翌々日の8時30分~10時ごろに自動でキャンセルされる、と案内しています。間に合わなかったときは、商品ページのコメントで事情を伝え、もう一度申請してもらうよう案内されています。
11. よくある質問
ラクマは安全ですか?
受取評価と出品者の評価が済むまで、出品者は代金を受け取れない仕組みです(利用規約 第11条)。この仕組みの中で取引し、届いた物を確かめるまで受取評価をしなければ、届かない・偽物といったトラブルは、トラブル報告で止める場面が残ります。ラクマの外での取引に応じると、その場面がなくなります。
発送通知が来たのに届きません。詐欺ですか?
それだけでは分かりません。家族の受け取り・ポスト・不在通知・住所違いを確かめ、取引メッセージで連絡し、4日以上返信がなければトラブル報告をします。受取評価はしません(3章)。
ラクマで詐欺に遭ったら、お金は戻りますか?
ラクマあんしん補償として公式ガイドにあるのは2つです。かんたんラクマパックの配送中の紛失補償(1件10万円または30万円まで)と、ラクマ最強鑑定で基準外と判定されたときの取引キャンセル・返金(鑑定サービス補償)です。どちらも条件があり、カスタマーサポートが判断します。ほかのトラブルは、受取評価の前ならトラブル報告で相談できますが、報告した時点でキャンセルや補償が約束されるわけではありません。取引が終わったあとはラクマのサポートを受けられません(3章・4章)。
警察に相談すべきですか?
公式ガイドは、詐欺の被害に遭ったら、カスタマーサポートに知らせるとともに、速やかに警察などの公的機関に相談するよう書いています(8章)。
ラクマは偽物が多いのですか?
多いかどうかを示す公式の数字は、確かめられませんでした。公式ガイドの見分け方(定価・デザイン・説明・評価)を使い、届いたら受取評価の前に確かめます。条件を満たす商品なら、ラクマ最強鑑定を頼めます(4章)。
「ラクマ公認 購入代行」から購入申請が来ました。怪しいですか?
ラクマと連携した海外向けの購入代行です。ニックネームに公式マークがあるかを確かめます(5-3)。
届く前に受取評価を急かされました
応じないで、お問い合わせから連絡します。届いていないのに受取評価を要求した出品者には、強制退会処分など厳しい処分をする、と公式ガイドにあります(3-5)。
12. まとめ
- 出品者は、受取評価と出品者の評価が済むまで代金を受け取れない。詐欺は、この仕組みの外に出させようとする
- 届くまで、受取評価をしない。してしまったら、出品者に評価しないよう伝えて、お問い合わせへ
- 発送通知が来ても届かないなら、メッセージ→4日以上返信なしでトラブル報告。出品者は発送通知から5日で受取確認申請を出せる
- ラクマの外で払わない・連絡しない。SNSの儲け話でラクマの決済を使わせる型は、2025年3月に注意喚起が出ている
- かんたんラクマパックなら、追跡と紛失補償(10万円・30万円まで)。偽物の疑いは、受取評価の前ならラクマ最強鑑定
- 私の見方は「購入申請を使う理由は併売して売り切れになったり対応できないことを防ぐため」。
13. 出典
- ラクマ公式ガイド「トラブルに巻き込まれないために」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/38949305925005
- ラクマ公式ガイド「発送通知がきたのに商品が届かない」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39035474702861
- ラクマ公式ガイド「トラブル報告とは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39035464910477
- ラクマ公式ガイド「取引相手と連絡が取れず、発送通知もありません」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39035443000205
- ラクマ公式ガイド「受取確認申請とは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39059955109389
- ラクマ公式ガイド「受取評価(受取通知)をしてもらえません」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39059933434637
- ラクマ公式ガイド「商品が届いていないのに受取評価を頼まれた」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39035438056333
- ラクマ公式ガイド「商品が届いていないのに受取評価をしてしまいました」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39035326383117
- ラクマ公式ガイド「紛失補償の補償額はいくらですか?」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39036040385933
- ラクマ公式ガイド「どんなときに補償してもらえますか?」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39036064247821
- ラクマ公式ガイド「フィッシングの被害にあわないためにご注意いただきたいこと」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39120696914829
- ラクマ公式ガイド「ラクマあんしん補償とは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39036031313037
- ラクマ公式ガイド「ラクマ最強鑑定とは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39036030994573
- ラクマ公式ガイド「偽造品・コピー品の疑いがある商品が届きました」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39035478952077
- ラクマ公式ガイド「すり替え防止タグとは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39034246757645
- ラクマ公式ガイド「ラクマ公認 購入代行サービスとは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39006498131341
- ラクマ公式ガイド「購入申請とは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39007094756365
- ラクマ公式ガイド「購入申請の承認とは」https://faq.fril.jp/hc/ja/articles/39033986430477
- ラクマ 利用規約(第7条 商品の出品、第8条 商品の購入申請、第11条 商品代金の受領)https://fril.jp/info/policy
- ラクマplus「【不正撲滅】SNSを通じた投資・副業詐欺に関する注意喚起」(2025年3月27日)https://fril.jp/magazine/safety-20250327/
- 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html
(いずれも2026年10月9日に確認)
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15. この記事について
| 書いた人 | 中古品の売買を20年近く続けてきた古物商。ラクマは主に売る側で使っている |
| 確かめた日 | 2026年10月9日(ラクマ公式ガイド18件、利用規約、ラクマplus1件、警察庁1件) |
| 私の経験から書いたこと | ラクマは主に売ること、発送は「ほぼかんたんラクマパック」、購入申請を「使っている」こと、売る側として詐欺や大きなトラブルに遇ったことは「特にない」こと、「購入申請を使う理由は併売して売り切れになったり対応できないことを防ぐため」という見方 |
| 確かめられなかったこと | ラクマで偽物や詐欺がどのくらい多いか(公式の数字)、受取確認申請からラクマが代理で受取評価するまでの日数、返品ですり替えられた場合の公式の手順(出品者側の予防として、すり替え防止タグがある) |
| 更新 | 2021年7月の記事を、2026年10月に作り直しました |

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