回線契約を結ばずに、ショップで携帯端末だけを購入する「移動機」。
移動機は特定のキャリア限定のスマホが欲しい場合などに、そのキャリアへ乗り換えをすることなくキャリア限定端末を購入できるのが魅力です。
ケーコジにおいては回線契約の上限がないので、買えば買うほど利益を出せる方法となっています。
しかし移動機で購入するやり方は、合法でありながらも移動機はお店側からは歓迎されない手法のため、お店側も日々対策を考え実行しています。
そのため、最近は「移動機はオワコン」という声も多く、今後移動機だけで稼いでいくことはどんどん難しくなっていくと思います。
何も知識がないまま移動機を購入しようとしても端末の在庫を隠されてしまう事が多く、POPもわかりにくい上にトーク力も必要になってきています。
この記事では店頭でのPOPの見方や移動機を購入しやすいお店の特徴、切り返しトークの実例なども詳しくご紹介していきます。
しかし、この記事を店員さんが読んで新たな対策方法を考案してくることも予想されますのでその点はご理解ください。
移動機物品販売とは?
移動機販売は回線契約を伴わない為、今のプランのまま端末だけを替えたい時にも便利な購入方法です。
普通は「ドコモは5回線まで」など契約できる回線に制限があります。しかし、移動機の場合は無限に端末だけを購入し続けることができます。
そのためケーコジにおいては、回線の上限を気にすることなく利益を積み上げられるし、維持する必要がなくなり管理が楽になるというメリットがあります。
【歴史】移動機が買えるようになったのは2019年から
【移動機の歴史】
- 携帯会社が10万円以上の値引きや高額キャッシュバックで集客
- お得なキャンペーンにつられたお客さん達が乗り換えしまくり、転売やCBなどで大金を稼ぐ人が続出
- 目立ちすぎた結果、法改正で回線契約を条件とした割引が上限22,000円に&端末単体での購入が可能に
- 集客のための大型キャンペーンができなくなって携帯会社困惑
- 携帯会社:そうだ、端末自体を割引しよう!
- 大型キャンペーン復活&端末単体で安く買えるようになった
「携帯の購入方法」といえば、回線と端末をセットで契約することがほとんどですよね。
- 通常:回線契約+携帯端末を販売
- 移動機:携帯端末のみを販売
携帯の乗り換えで稼ぐ人が続出し、ニュース番組で取り上げられたこともありました。
以前は10万円以上の大型値引きキャンペーンも多く行われていましたよ。
※もう少し詳しくいうと、回線契約を伴う場合と端末だけの場合の差額が22,000円(税込)までということで、それ以上の開きがある場合は違法ということになります。
例)iPhone12 64GBの場合
回線契約を条件にして大きな割引ができないなら、端末そのものを値引きしよう!
このように携帯会社が知恵を絞って「回線契約の割引+端末本体の割引=法の改正後も大きな割引で集客できる」という販売方法を見つけてくれたおかげで、再び「iPhone一括1円」などの大きな案件が実現できるようになりました。
移動機購入時の施策POPの見方【機種代金の計算方法も】
次に、移動機を購入するときのPOPの見方をまとめておきます。
これはiPhone12 64GBの施策POPです。
このPOPには、iPhone12のもともとの代金が記載されていません。
なので、まずは全ての割引価格と一括の価格を足して元の機種代金を割り出します。
そして、ここから「機種購入特典」の割引額78,276円を引きます。
この「31,900円」が移動機で購入できる価格となります。
店頭にあるPOPには年齢制限や条件(オプションなど)が書いてありますので、しっかりチェックしておきましょう。
年齢制限について
また、最近では少なくなっていますが年齢制限が設定されている施策もあります。年齢制限のあるキャンペーンは割引の計算が少しわかりにくいかもしれませんが、次のように考えて下さい。
下記はソフトバンクのiPhone12 mini 64GBのキャンペーンです。
対象年齢値引き額 | 新規・MNP・機種変更・端末単体 | MNP+対象プラン加入 | |
5歳~30歳 | -10,080円 | -29,400円 | -22,000円 |
31歳以上 | なし | -29,400円 | -22,000円 |
- 5歳~30歳の方が割引を全て使ってMNPで加入した場合は9,800円
- 31歳以上の方が移動機で端末単体で購入した場合は41,880円
MNP | 移動機 | MNPと移動機の差額 | |
5歳~30歳 | 9,800円 | 31,800円 | 22,000円 |
31歳以上 | 19,880円 | 41,880円 | 22,000円 |
年齢による差額 | 10,080円 | 10,080円 |
移動機とMNPで購入できる端末代金の差額は、このように合法の範囲ギリギリの22,000円に設定されていることが多いです。
移動機を購入できるお店の特徴
移動機を購入するときは、次のようなお店を狙うのがおすすめです。
- 在庫を多く抱えているショップ
- 人気店ではないちょっとマイナーなお店
- ショップよりも量販店
マイナーなショップでは、大体的にPOPが出ていなくても実は安く購入できる場合もあります。
家電量販店で移動機を購入する場合
また、ショップよりも量販店の方が移動機を買いやすく、僕は個人的には「ヨドバシカメラ」が一番楽だと思っています。
朝一から行列に並び、大型の量販店が密集しているエリア→その周辺で行けるお店を1日かけて回れば1日5台以上移動機を購入することも可能です。
上記の画像はビッグカメラとヨドバシカメラの店舗を検索しただけの結果ですが、Googleマップでは「マイプレイス」という機能で自分専用のケーコジマップを作成することも可能です。
地図を見ながらルートを決めておけば効率的に回れますし、1度行ったお店がどんな対応だったのかをメモしておくと後々楽になりますよ。
ショップで移動機を購入する場合
ショップで移動機を購入する場合は、事前に予約を入れておくとスムーズです。
また、家の近くではなく普段絶対に行くことのないような遠方のショップでやるのがおすすめです。
なぜかというと、近所のショップは自分用の回線のMNPや機種変更、修理などでまた行くことになる可能性が高いからです。近場のショップで悪い印象を残すとあとで気まずい思いをします。
なので、車や電車などを使って遠くまで出向き、縁もゆかりもないショップで移動機を購入したほうが後々都合がいいと思います。
【au・ドコモ・ソフトバンク】移動機の購入におすすめのキャリアは?
移動機を購入する際に、1番おすすめなのはau。理由は、審査が早く他のキャリアよりも開通作業に時間がかからないので時間効率がいいからです。
2番目はドコモですが、契約に時間がかかるのであまりおすすめはできません。auで審査が通らない時や、枠が埋まってしまっている時に利用しましょう。
ソフトバンクの場合は2022年1月以降、半年(180日)に一回しか購入できなくなり、その間MNPでも特価で購入できなくなるのでおすすめしません。
auの移動機について
auの場合は家電量販店やショップの店頭やオンラインショップで移動機購入が可能です。
他のキャリアに比べて断られることが少なく、手続きにかかる時間も早いです。一番まともな対応を受けられるので、移動機を購入するならauがおすすめです。
ヨドバシカメラなどの量販店では1時間~2時間待たされることもありますが、ショップだと10分~20分で終わる場合もあります。
ちなみに、auオンラインショップでも端末を購入することができますが、割引などは適用されない場合があるため利益は出ない場合があります。価格や規約をしっかり読みましょう。
ドコモの移動機について
ドコモの場合は、家電量販店やショップの店頭やオンラインショップで移動機購入が可能です。
ドコモで端末のみを購入した場合、次の2種類に契約方法が分けられます。
- 一旦回線を開通して即解約
- 回線未開通のまま購入
一旦回線を開通して即解約した場合は、ドコモに登録されるので利用制限が「〇」になりますが、回線を開通しないまま購入したりSIMフリーの端末はネットワーク利用制限が「ー」になります。
ドコモで端末のみを購入するときは、新規契約と同じ手順を踏まれることが多く(審査もされる)ファックスで書類をやりとりする必要があるので、auやソフトバンクなど他のキャリアと比べて時間がかかります。
5台契約した場合、1時間10分~20分ほど手続きに時間がかかります。また、待ち時間が長いので「〇時に改めてもう一度来てください」と言われることもありますのであまり効率は良くないです。
ドコモオンラインショップで端末のみを購入する場合
また、ドコモオンラインショップにて端末だけの購入が可能です。
機種ページに表示されている「新規契約」時の機種代金で購入でき、オンライン購入の店頭受取りが可能です。
オンラインショップで端末だけを購入することはできますが、機種によってはSIMロックがかかっている可能性があります。
SIMロックがかかっている端末を売却する場合は、お店で手数料を払って解除してもらうか、自分で解除する必要がありますのでご注意ください。
SIMロックの解除方法についてはこちらの記事も参考になると思います。
ソフトバンクの移動機について
ソフトバンクの場合は移動機ではなく、回線を維持しながら機種変更などで稼いでいくのがおすすめです。
何故かというと、2022年1月以降、半年(180日)に一回移動機を特価で購入すると「新規・MNP・移動機」で端末独自値引きで購入できなくなってしまったからです。しかも、契約できるのは1名義と言われています。
※移動機を特価で購入した際に、ソフトバンク店員の端末で「特価チェック」を入れられますが、ヤマダ電機の代理店で「代理店オリジナル」の端末独自値引きを利用すれば180日縛りが回避できる場合もたまにあります。
なので、ソフトバンクでは移動機を購入するよりも、スマホデビュープランで契約して維持しながら、機種変更で端末を手に入れ半年ごとに移動機を購入するのを繰り返していくのがおすすめです。
移動機は嫌がられる?店員さんに断られることも
しかし、移動機を購入しようとするとあまりいい顔をされないことが多いです。
例えば最新モデルのiPhoneだと、定価は10万円をこえるものもあります。その機種をMNPのキャンペーンとはいえ、1円~購入できるというのはそもそも不思議な話ですよね。
携帯会社はこの施策を実行するにあたり、赤字を覚悟で端末を仕入れ自社に乗り換えをしてくれる顧客を集め、回線契約を結んでゆくゆくは毎月の携帯料金で赤字を回収していくことを目的としています。
それなのに、回線契約が取れない移動機販売ばかりでは利益が取れないばかりか、回線契約をしてくれるかもしれない顧客の分の在庫を減らしてしまうことになります。
そのため、移動機を販売しても売り上げの成績には反映されません。つまり何一つお店側の利益にならないので、移動機は売りたくないというのが本音のところです。
そのため、店先で「端末単体でほしいんですけど」と直球勝負で交渉してしまうと、お店や店員さんによっては次のような反応をされることがあります。
- 新規や乗り換えじゃないと割引対象外になります
- 回線契約がないと売れません
- 端末のみの場合の割引予算がなくなってしまいました
- 今在庫がありません
- 総合的判断により契約ができないので販売できません
- 乗り換えの予約分を間違って出してしまいました
移動機販売はお店側にはなんのメリットもないので、知識やノウハウがないまま買いに行っても、このように断られてしまう場合も多くあります。
移動機の在庫隠しを回避するコツ
最初から端末単体で購入しようとすると、たとえ在庫があったとしても「在庫がありません」と言われる場合が多いです。
お店側はMNPをしてほしいので、メリットのない移動機のお客さんには売りたくないのです。
小さな店舗では本当に在庫がない場合もありますが、このような「在庫隠し」をされないためのコツもご紹介します。
- あらかじめMNPをしたいという体で来店予約を入れておく
- 在庫を目の前に出させてから端末のみ購入することを伝える
- ケーコジ(携帯乞食)っぽくない服装で行く
2022年11月27日に電気事業法ガイドラインが改正され、MNP向けの在庫と移動機の在庫を別々にするのはNGとなりました。
平日にショップへ電話をして週末の事前予約をする
そもそもいきなり週末にショップへ訪れても、本当に在庫がなくなってしまっていたり、混雑で待ち時間が多くなってしまい効率的に回れなくなってしまう可能性があります。
なので、ショップへ予約を入れるのは平日、予約日は利益が出る施策が多い「週末」にしてもらいスムーズに手続きできるようにしておきましょう。
具体的な予約(テレアポ)の方法はこちらの記事をどうぞです。
各キャリアの施策(キャンペーン)内容が決まる日は?
キャンペーンは週末に行われることが多いです。
- au…木~月曜日
- docomo…金~月曜日
このキャンペーン内容はいつ決まるのかというと、大体週の真ん中ぐらいのタイミングで決まることが多いです。
地元のスーパーやホームセンターなどの店舗で、キャンペーン内容が書かれたチラシが配られていることもあるのでチェックしてみて下さい。
来店予約をするときのポイント
- 最初から「iPhone」という名前を出さない
- 「端末だけ」「本体のみ」「移動機」などは言わない
- 乗り換えをしたいという体で予約をする
まず、最初から転売しやすい「iPhone」の名前を出すと怪しまれますので、「乗り換えをしたいと思ってる」くらいのあっさりした情報量で予約を入れてOKです。
また、「端末だけ欲しいです」とか「移動機で買いたい」などの話をすると、「在庫がない」と言われる可能性が高いので注意してください。
ちなみに、量販店では予約を入れたり在庫の取り置きをしてもらうことができないので、来店予約を入れる場合はショップへ直接電話してください。
スーツ・女性連れ・家族連れで行く
先日、Twitterで女子高生がMNPをする体で途中まで話を進めて、最後の最後で移動機のみを購入したというツイートが上がっていました。
女子高生もそうですが、一般的に女性の場合は警戒されることが少ないです。その他、家族連れのお客さんも携帯乞食には見られにくいです。
一般的に「ケーコジや転売ヤー=男」みたいなイメージがありますので、男性であれば普段着よりもスーツ姿、既婚者であれば家族連れ、子供連れで契約しに行った方が怪しまれないと思います。
移動機にチャレンジするタイミングは?
移動機で購入しやすいタイミングは次の通りです。
審査が通らないキャリアであえてやる
MNPで問題なく契約できるキャリアでは、MNPの方がうまみのある案件がある場合が多いです。なので、審査が通るようにしっかり管理することが重要です。
しかし、誤って契約して即解約をしてしまい、ブラックリストに入る事もあります。
そうなるとなかなかブラックリストから抜け出せなくなってしまうので、そういう時はあえて「審査が通らないキャリア」で移動機を購入してみることをおすすめします。
「乗り換えしたい→審査落ち→端末だけ買います」という流れになります。
もともと契約できないキャリアであれば、移動機で購入できなくても何も問題ないですよね。
枠MAXまで契約していて新規で審査が通らない場合
ドコモ5回線、au2回線、ソフトバンク1回線、Ymobile5回線、楽天モバイル9回線など、各キャリアによって1人で契約できる枠には上限があります。
なので、ブラックリストの場合と同じく「乗り換えしたい」→「審査落ち」→「じゃあ端末だけ買います」という流れで購入します。切り札として使う感じですね。
「おいしい案件があるのに枠が全て埋まっていて契約できない…」という時は、回線契約が必要ない移動機にチャレンジしてみましょう。
格安SIMにMNP+移動機で端末のみ購入
格安SIM会社にMNPをして、端末は移動機で購入するという方法もあります。
- OCNにMNP+ドコモ移動機
- UQにMNP+au移動機
など
例えばドコモでiPhone12がMNPで一括一円という案件があった場合。
ドコモにMNPをするのが普通ですが、同じドコモ回線でも月の維持費が安いocnモバイルでSIMを契約し、端末は移動機で22,001円でGETできます。
【買えない…】移動機を購入する時切り返しトーク実例
最後に「こんな時はこんな風に切り返すといいよ」というのをお話しておきます。
切り返しトークは、最初はドキドキしたり焦ったりするかもしれませんが、回数をこなすごとに慣れていきますし、自分だけの流れがだんだん出来ていきますよ。
【実例あり】「購入したいと思ったエピソード」を作る
1番利益が取りやすいのはiPhone12以降で、最近では12はもう終わってきて次は13がメインになってきていますが、SEなど他の機種を勧められることもありますよね。
しかし、電話予約の段階で「iPhoneのキャンペーンやってますか」というと警戒されるので、最初から名前を出さないのがコツ。
名前を出さずにiPhone12以降を出してもらうためには「購入したいと思ったエピソード」を考えておきましょう。
- 家でMacを使っているので、メモした内容をスマホでも見れるようにしたい
- マスクをしていることが多いので、マスク認証ができるスマホがいい
- 心電図アプリを使いたくてアップルウォッチを買ったんだけど、スマホとも連携したら便利そう
- ハンドメイドをやっているので、ものすごく近づいても綺麗にクッキリ撮れて(マクロ機能)動きが速いスマホがいい(iPhone13 pro狙い)
- MagSafe対応のアクセサリーが多くなってきたから使ってみたい(※MagSafe=マグネットを使用したワイヤレス充電システム)
- 今、夫婦で使っているSEを子供に譲りたい→今度、子供の運動会(発表会や七五三などの行事、旅行やイベントでも代用可)があるので、写真や動画を綺麗に取りたいと思って調べたら、自分たち用にはiPhoneの12とか13がよさそうだと思った(SEは断れる)
など、iPhone12以降でなくてはならない理由を考えておくなど、狙った機種を購入したい理由をあらかじめ設定しておけば、突っ込んで聞かれた場合に慌てずにすみます。
在庫がない・回線契約のための在庫だと言って断られた場合
もし、明らかに端末の在庫があるのに拒否されてしまった場合は次のような切り返しができます。
この記事でも書いてきたように、端末単体での購入を拒否するのは違法となります。本当に知識がない店員さんもいますが、しっかり知識のある店員さんであれば法律の話をすると出してきてくれます。
※この時、あまり高圧的な態度はとらないようにしましょう。
法の話に持っていくのは店員さんを追い詰めたいわけではなく、あくまで端末が欲しいだけなので、後々のことを考えれば店員さんと仲良くなっておいた方が得ですよ。
MNPで一括1円だったのに「端末だけだと割引にならない」と言われた場合
この記事でもお伝えしてきましたが、MNPした場合と移動機の購入代金の差額はいかなる場合でも「22,000円」。
なので、MNPでの購入代金+22,000円以上の金額での販売は違法。
「端末だけの購入は割引にならず定価での販売になる」と言われた場合は次のように対応しましょう。
店員さんの対応がひどい場合は、実際に総務省の「電気通信サービスに関する情報受付フォーム」から通報することも可能です。
そのため、店員さんに移動機を断られた場合に「名刺を下さい」「名前を教えて下さい」というと、「では今回は特別に…」となる場合が多いです。
新規やMNPで予約して当日移動機で購入したい場合
予約するときは、在庫隠しをされないために新規やMNPで契約したいということを伝え、来店してから移動機を購入したいことを伝えましょう。
チラシ(POP)を見たら端末だけ欲しくなったので、乗り換え(または新規)ではなく端末だけ購入します。
予約を入れてから来店する場合は、新規やMNPに関する説明を全部聞いているとお互いの時間がもったいないので、端末だけ買いたいということを早い段階で伝えるのが吉です。
移動機は審査に影響する?
普通、携帯の契約状況は新たに契約をするときの審査に影響を与えますが、移動機の場合は何台購入しても審査に影響がありません。
2019年に移動機が買えるようになってすぐは、新規契約→解約という手続きをされたりすることもあったようでブラックリスト行きになることもありましたが、今はそういう話は聞かなくなりました。
移動機はどこで売る?
移動機を転売したいと考えている方は、色んな買い取り業者を比較してみることをおすすめします。
僕は郵送買取ではなく店舗へよく持ち込むのですが、郵送買取でフィルム(白い紙)を剥がされたiPhoneが-7,000円の減額になった方がいました。
僕が1番おすすめするのは「モバイルミックス」という買い取り業者で、買取価格が高いのでおすすめです。フィルム(白い紙)がない場合も-2,000円の減額なので良心的だと思います。
その他にも、以下のような買い取り業者があります。
買取価格は新機種の発売やお店の在庫など様々な要因により日々変動しますので、リアルタイムで比較して確認してみて下さい。
移動機はオワコン?難しそう…と感じた方へ
今回は2022年5月現在で通用するノウハウを紹介してきました。
知り合いや仲のいい店員さんから案件を紹介してもらえるようになれば、まだ購入していくことはできますが、「初心者さんが稼ぐ」という点においては前よりも難しくなってきているのは確かです。
さらに、こういった記事はショップの店員さんも見ている可能性があり、ノウハウを公開することで今後対策をされてしまうリスクがあります。
そのため、どういった切り返しをすればいいのかをご自身で考えながら行動し、自分だけのシナリオを確立させていってください。
2022年の11月にはガイドラインが改定され、転売行為が助長されるような施策を業務改善命令出来るようになりました。総務省は転売行為を問題視しており、しばらくの間は規制が厳しくなりそうです。
もし、この記事を読んで「移動機って難しそうだな…」と感じた場合は、MNPを利用したケーコジをやってみることをおすすめします。
MNPであれば、移動機とは違ってお店側にも自分にも得があるやり方なので、少し後ろめたい気持ちを持ってしまう移動機よりも気楽に始められると思います。
MNPであれば再現性もありお店側もMNPしてくれる人を歓迎してくれるので、切り返しトークも移動機ほど難しいスキルは必要ありませんよ。
他にも、移動機で得た利益を使えば中古のパソコンを購入し、転売するという稼ぎ方もあります。
こちらは移動機のケーコジで稼ぐ方法とは違って「パソコンの価値を高めてその分を上乗せして売る」という商売なので、後ろめたい気持ちは0で出来ると思います。
ノートパソコンはそんなにスペースを取るものでもないので、興味のある方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。(このブログの記事なので、もちろん無料ですぐ読めます)
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