「こんなに頑張ってるのに何で稼げないんだろう」
「やればやるほど赤字になる」
「稼げている人と何が違うんだろう」
「手元にお金が残らない」
このように「せどりが難しい」と感じている方も多いと思います。
せどりで稼げていない人は、この記事で紹介する「8つの項目」に必ず当てはまるはずです。もし当てはまっていたら、ほんの少し行動を変えるだけで利益がグッと伸びるかもしれませんよ。
一つ一つ説明していくので、これからどのように考えていけばいいのか、どう行動したらいいのかをゆっくりと考えてみて下さいね。
せどりは難しいから時間の無駄？
せどりは手軽に始められる副業である反面、仕入れで失敗して利益が出なかったり、そもそも利益商品が見つからなかったりすることがあります。
一生懸命やっても利益は数百円…
そんなことをしているのであれば、バイトでもした方がよっぽど稼げますよね。
せどりを始めて結果が出ないのは、もしかしたら気が付かないうちに思わずやってしまっている「儲からない行動」に原因があるかもしれませんよ。
せどりで儲からない人の特徴と行動
せどりで儲からない人は、次のような特徴・行動が見られます。
- 自己流・独学でやっている
- 行動が遅い/作業量が足りない
- ライバルと差別化をしていない
- 利益率の意識が薄い
- キャッシュフロー（回転率）が悪い
- 初期投資に使える資金が少ない
- 商品の魅力を伝えられていない
- ジャンル選びが下手
もしこの中に当てはまる項目があったとしても大丈夫。これからいくらでも改善していくことができます。まずは、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
自己流・独学でやっている【体験談あり】
まず、せどりを自己流・独学でやっている方は、稼げるようになるまでに時間がかかります。
独学で進めるとそのやり方があっているかどうかの添削もないですし、どういう道筋でやったらいいのかがわからず手探り状態なので効率が悪いです。
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【失敗その１】
パソコン転売を始めてthinkpadを転売してみるものの利益が出ない |
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【失敗その２】
Macを転売してみるも薄利多売すぎて挫折 |
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【失敗その３】
さらに、ebay輸出をやろうとしてAmazonやハードオフで仕入れた商品がなかなか売れず、しょうがなく値下げして販売。 利益が圧迫され、手間暇を考えると割に合わないと感じて挫折 |
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その証拠に、僕が昔古本転売を自己流で初めて頭打ちになってしまった時は、稼げている人から学ぶことで利益を伸ばすことができました。 |
このように、せどりを始める時は
- 「稼げている人の思考」
- 「稼げているジャンル」
- 「稼げるやり方」
が必要です。
まずは基本を学び、それを基盤にして徐々に自分だけの戦略を見つけていくというのがおすすめです。
ブランドリペア転売の場合を例に挙げると、このような学び方があります。
他のジャンルでも学ぶ手段は色々あると思いますのでリサーチしてみてくださいね。
行動が遅い/作業量が足りない
せどりに限らず、行動が遅い人や作業量が足りない人は稼げない傾向にあります。
例えば、行動が遅い人が「トレンドせどり」などのスピードを求められる手法を選んでしまうと致命的です。
例えば以下のような商品は、メーカー側が生産を安定化させたらすぐに非正規出品の需要は低くなります。
- プレステ5
- マスク・アルコール消毒
- あつまれどうぶつの森
- 鬼滅の刃グッズ
トレンドせどりは稼げる方法ではありますが、セールに並んだり品切れになっている商品を短期間で大量に集めるやり方です。
なので専業で取り組んでいる人じゃないと難しいですし、行動が遅い人や副業で取り組んでいる人にとっては合わない手法となります。
ライバルと差別化をしていない
せどり（転売）という言葉は現在ではとても有名になっていて、おすすめの副業ランキングに頻繁に登場するようになりました。
どんなに稼げるノウハウだったとしても、同じノウハウを実践する人が増えればそのやり方は飽和していきます。
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差別化を行わない転売のことを「単純転売」と僕は呼んでいるのですが、単純転売で稼げる人は資金が時間を大量に投入できる人だけです。
プラスアルファの付加価値をつけずに右から左に流す単純転売は、使える時間や資金が限られている人が単純転売に取り組んでも、薄利多売になったり、商品が売れ残って赤字になってしまいますよ。
利益率の意識が薄い
利益率を考えずにせどりをやっている人も少なくありません。
せどりの利益率の目安は30%なので、1万円で売れる商品であれば、利益率30％＝3,000円です。
しかし、この場合「梱包代」「販売手数料」「送料」「海外せどりの場合の税金」などの経費を1,000円だと見積もっても、1万円の商品を6,000円以下の安値で仕入れる必要があります。
販売にかかる経費をなるべく節約する工夫をしたり、利益率を意識した価格設定ができていないと、いくら作業をしても手元にお金は残らないので挫折してしまいます。
また、利益率だけよくても回転率もよくないとせどりで稼ぐのは難しいので、両方のバランスがいいジャンルや商材を見つける必要があります。
キャッシュフロー（回転率）が悪い
「販売した時にいくら儲かったのか？」という一面だけを見るのは危険です。
その商品を仕入れてから商品が売れて入金されるまでのサイクルが短くないと、お金は増えていきません。
半年後に手に入る１万円よりも、今すぐ手に入る1,000円の方が重要です。理由は、その1000円を使ってまた次の利益をすぐに稼ぐことが出来るからです。
半年後に手に入る１万円は1商品あたりの利益額は大きいですが、月換算すると1,666円の利益にしかなりません。
半年後の1万円と今すぐ手に入る1,000円 どっちを取る？
「半年後に手に入る１万円」「今すぐ手に入る1,000円」のどちらを選択するかで以下のような違いが生まれます。
半年で1万円を稼ぐ商品を仕入れて販売した場合
＝半年後の利益＝1万円（稼げている実感も持ちにくい）
1ヶ月に1,000円の利益が出る商品を2つ以上販売できた場合
＝半年後の利益は2000円×6か月＝12,000円（お金が増える実感を持てる）
上の式を見ると「たったの2,000円しか違わないじゃん」と感じるかもしれませんが、商品が10個なら2万円、100個なら20万円もの違いになります。
少ない資金を効率的に増やすためには、このように回転率を意識することがとても大事です。
仕入れてから売れるまでの期間を1週間以内にできれば、不良在庫や資金回転で悩むことはなくなりますよ。
初期投資に使える資金が少ない
多くの人は少ない資金で参入して、大変な割に稼げないことがわかるとモチベーションが下がり諦めてしまいます。
この事に気が付かないまま参入してしまうと、大変な割にお金がなかなか増えないので嫌になってしまい、挫折やモチベーションの低下に繋がってしまいます。
せどり転売は資金がないと勝てないやり方が多いです。
なので、使える資金が少ない方は最初から不利になってしまいます。
少額から始められるジャンルと資金を集める方法
商品を仕入れる資金がない時は、少額から始められるジャンルを選ぶか、資金を集める必要があります。
こちらの記事では、ジャンル毎の初期投資の目安や、最初の資金を集める方法を色々紹介しています。ぜひご活用ください。
まとまった仕入れ資金を貯める方法
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その他、まとまった資金を作るなら期間工がおすすめです。
手持ちの資金が全然ない方でも、期間工をやれば３年で1000万円貯金できます。 |
僕のYoutubeでは実際に期間工を体験した方にリアルなお話を聞いていますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
もし、債務がある方なら先に債務整理（任意整理や自己破産）を検討して、債務を0にしてから期間工をやるのがいいと思います。
信用情報がブラックになっている人へ
信用情報がブラックになってしまっている方は、以下の4枚のカードを申し込むと、どれかは審査が通るはずです。
- アメックス緑
- ライフカードデポジット
- ネクサスカード
- Revoltカード
どれかの審査が通ったら、半年間そのカードを使っていけばクレヒスが作られて他の還元率がいいカードも契約できるようになります。
4枚のカードの中には年会費がかかるカードもあり、還元率もそんなによくないですが、長期的なメリットの方が大きいのでクレヒスを作るための経費と割り切りましょう。
商品の魅力を伝えられていない
良い商品を仕入れたり、他よりも安い価格を設定したりしても、商品の魅力を十分に伝えられなければ買い手がつきません。
ECサイトやフリマアプリに出品する際は、写真撮影や説明文にもこだわって商品の良さをプレゼンすることが重要。
ライバルを抑えてあなたの商品を選んでもらうためには、以下のような工夫が必要です。
【写真撮影のコツ】
- 色味を調整する
- あらゆる角度から撮影する
- ブランドのロゴやタグを写し正規品のアピールをする
- 背景に余計なものを写さない
- 台やハンガーといった小物にもこだわる
【説明文のコツ】
- 型番や年式を記載する
- 出品額が極端に安い場合は理由を明らかにする
- サイズは「S・M・L」だけでなく、実寸値まで伝える
「他の出品者よりもわかりやすい」と感じてもらえなければ、購入者は集まりません。
写真の撮り方についてはこちらの記事でも紹介していますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
ジャンル選びが下手
せどりには「稼ぎやすいジャンル」と「稼ぎにくいジャンル」があります。最初に稼ぎにくいジャンルを選択してしまう人は稼げません。
ビジネスに取り組む際に大事なことは「期待値」です。期待値が低いビジネスに取り組んでも大きくお金を稼ぐことが出来ません。
あなたが取り組んでいる手法はどれだけ高い期待値が取れますか？
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もし期待値が低いやり方であれば、稼げないのはあなたのせいではなくて、そのやり方が時代に沿わない状態になっている可能性が高いです。 |
オワコンになってしまった手法や市場で稼ぐのって、どれだけセンスや技術がある人でも難しいですよ。
扱うジャンルの市場規模が小さすぎると、仕入れられる対象商品が少なかったり、購入したいユーザーが見つからず失敗する原因になりますので、「しっかり稼ぎたいなら稼げるジャンルに参入する」事が大事です。
こちらの記事で詳しく説明していますのでチェックしてみて下さい。
僕は利益率の高いパソコン転売やブランドリペア転売をやっているので、興味のある方はこちらの記事も読んでみて下さい。
せどりはオワコン？利益が残らないからやらない方がいい？
世間では「せどりをやめた方がいい」と言われることがあります。
例えば、先日も赤ちゃんの人形をディズニーに持ち込んで商品を仕入れている人がニュースに取り上げられていました。
クリスマスにはPS5や仮面ライダーのベルトやプリキュアのおもちゃなどを買い占め、子供の笑顔を奪うようなことをする。コロナが流行ればマスクを買い占めて国が規制する事態にもなりました。
せどりをやっている一部の人がこういう稼ぎ方をすると、どうしても「せどりをやるのは後ろめたい」「人に言えない」という気持ちが生まれてしまいますよね。
手数料が高すぎる
一昔前であればヤフオクの販売手数料は5％とメルカリの半分（メルカリは10％）でした。しかし現在では8.8％（Yahoo!プレミアム会員じゃなければ10％）と手数料が値上げされています。
PayPayフリマであれば手数料は5％です。
Amazonはカテゴリにもよりますが、8～15％程度の手数料がかかるジャンルが多いです。
手数料が15%なら、１万円の商品を販売すると手数料だけで1,500円も引かれてしまいます。
これだとちょっとやそっとの価格差がある商品を見つけても手数料負けしてしまいますので、よっぽど利益が出る商品を見つけることができなければ稼ぐのは難しいです。
規制が厳しくなってきている
チケット転売が法律で規制されたり、人気商品を転売ヤーが買い占めるというニュースで報道をされ、転売に対する社会的なイメージが悪化しています。
僕が始めた頃はせどりは店頭で売れ残ってしまうようなニッチな商品をブックオフに代わってAmazonで販売してあげる「代行業」のような位置づけでした。
それがいつからか「転売＝買い占め・買い占め＝出禁」といった感じで、転売ヤーに対する印象がどんどん悪化していきました。
例えば、Amazonであれば新規出品者に販売できるカテゴリーを制限しています。
ヤフオクでも無在庫転売の取締、メルカリでは権利団体と提携をして出品規制や取引キャンセルをするなど、昔と比べて規制がどんどん厳しくなってきました。
これまでであれば通用したノウハウが、規制をされた後は通用しなくなり全く利益が出なくなる方も増えています。
規約違反をして稼ぐ方法は対策をされるまでは爆発的に稼げるのですが、運営が規制を強化すると全く太刀打ち出来なくなります。
抜け穴を狙った稼ぎ方で稼げるのは先行者だけであり、その手法が有名になった時点でそのやり方に優位性はありません。
楽天ポイントせどりや、ヤフオク無在庫転売など、利用規約で禁止されている稼ぎ方を実践していると、ある日いきなりアカウントが停止になり、一瞬で収入がゼロになるリスクがあります。
規約違反をして稼ぐのは、得るものよりも多くの事を失うリスクの方が大きいです。
せどりをやるなら稼ぎやすいジャンルに参入するべき
このように、せどりで稼ぎにくい現状ですがそれでも稼いでいる人は稼いでいます。
稼げていない人と稼げている人は何が違うのかというと、「参入しているジャンル」だと思います。
せどりには稼ぎやすいジャンルと稼ぎにくいジャンルがあり、稼ぎにくいジャンルに参入してしまうとどれだけ一生懸命作業をしても、労力に見合った収入を得ることが難しいです。
自分が今やっているジャンルが稼げるジャンルなのかどうか、どんなジャンルに着手すればいいのかについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、チェックしてみて下さいね。
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