「Amazonでアカウントが停止されることがあるって本当?」
「なぜ停止されてしまうの?」
「停止処分を受けないためにはどうすればいい?」
ショッピングサイトなどで悪質なせどりを行い、アカウントを停止されるケースが多くあります。
Amazonも例外ではなく、アカウントが急に使えなくなったり売り上げを受け取れなくなったりしたというユーザーが少なからず存在しています。
そこでこの記事では、以下の内容を解説していきます。
- 詐欺メールの存在
- アカウントが停止になる理由
- 停止されるまでの流れ
- 停止処分を回避するための指標と目安
- アカウントを復活させる方法
- 停止されないコツ
「そんな決まり知らなかった!」ではアカウント停止のペナルティを回避できません。
事前にAmazonの考え方や規約を知り、アカウント停止の処分を受けないように対策しておきましょう。
また、ブログではお伝えしていない稼げる転売のノウハウについては僕のメルマガで詳しくお話しています。無料で受信できるので、お気軽に登録してみてください!
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【注意】「Amazonアカウントが停止されました」メールは詐欺の可能性が高い
Amazonの規約を破ったり不正な行為をしたりすると、アカウントの取り扱いに関する警告メールが届きます。
しかし、Amazonと関係のない第三者による、メールやSMSを使った詐欺が横行しているので注意しましょう。
Amazonになりすまし、以下のようなメール・SMSを送ってくるのです。
- 支払いの催促
- 登録情報の変更依頼
- 偽サイトへの誘導
- ソフトのインストール依頼
警告メールが届いたからといって慌てて添付リンクを開くのではなく、まずは発信元を確認するのが重要です。
メール内のリンクが「https://××.amazon.co.jp」の形式になっているかチェックしたり、公式で発表している連絡先と一致するか調べたりしてみてください。
AmazonがメールやSMSの送信に使っている連絡先は「AmazonからのEメール、電話、テキストメッセージ、またはウェブページかどうかを見分ける」から確認できますよ。
Amazonでアカウントが停止になる4つの理由
Amazonでアカウントを停止される理由は主に4つあります。
- 偽造品や禁止商品の出品
- レビューやランキングの不正操作
- ユーザーの信頼を無くす行為
- その他違法行為
ここで紹介する行為はあくまで一例です。
マーケットプレイスや出品に関する規約に抵触すれば、この記事で触れていないことでもアカウント停止の処分を受ける可能性があります。
また、Amazonの判断で良くない行為だとされると、規約に書いていなくても制限を受けることになるでしょう。
とはいえ、全ての決まり事に目を通して覚えるのは簡単ではありません。
まずはこの章で、最低限避けるべき行為を確認してみてください。
1.偽造品や禁止商品の出品
Amazonでは出品を禁止している商品があります。
特に注意したいのが偽造品です。
たとえ偽造品だと知らずに仕入れや販売をしていた場合でも、Amazon側にバレれば即ペナルティを課されます。
偽造品以外で出品を禁止されているのは、以下のような商品です。
- 海賊版
- 知的所有権を侵害するもの
- 一部を除く動植物
- 現行の通貨
- 一部の武器
- 一部のレーザーポインター
他にもあらゆるジャンルで出品の可否が決まっています。
公式の「制限対象商品」にガイドラインの一覧がありますので、販売しようとしている商品の出品が禁止されていないか確認してみましょう。
2.レビューやランキングの不正操作
Amazonでは、不正にレビューを集めたり、意図的にランキングを操作したりする行為が禁止されています。
【レビューの禁止事項】
- 利益関係者による書き込み
- メーカー側からの書き込み
- レビューへのお礼行為
- 競合他社への悪意的な低評価
- 効果効能を誤解させる内容
【ランキング操作の禁止事項】
- 不正な注文を集めること
- 商品説明にランキングに関する記載をすること
- 購入者にお礼を渡すこと
また、意図的にレビューやランキングに関与しなくても、第三者からの操作でアカウントに処分が下る可能性もあります。
例えば、ライバルセラーが購入者になりすまして、虚偽のクレームを書き込むといったケースがあるのです。
不自然なレビューなどに目を光らせ、必要に応じてテクニカルサポートへ報告しましょう。
3.ユーザーの信頼を無くす行為
規約で明文化されていなくても、ユーザーからの信用を無くす行為は処分理由になります。
出品者自身だけでなく、Amazonや他のセラーの評価まで下げることになるからです。
例えば次の点を守れていないと、アカウントの停止処分を受ける可能性があります。
- 顧客情報の正しい取り扱い
- コンディションの判断
- 注文書など、仕入れに関する書類を保管する
- 信頼できる商品を販売する
- 正しく商品説明を書く
- 商品の特性に合わせた配送を行う
逆にいえば、コンプライアンスを重視して丁寧な取引を心がけていれば、信用失墜行為でのペナルティは十分に避けられるでしょう。
4.その他違法行為
ガイドラインで紹介されていなくても、違法行為が発覚するとアカウントを停止されます。
例えば、資格がないと販売できない商品を出品したり、流通を禁止されている商品を購入・出品したりする場合です。
また、海外向けに出品する場合は、その国のAmazonガイドラインや法律をよく調べて遵守する必要があります。
Amazonからのペナルティだけでなく、法的な罰則を受ける可能性もあるので注意しましょう。
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Amazonのアカウントが停止されるまでに起こること
アカウントが停止される前に、兆候があるケースもあります。
- 審査が入る
- 売り上げが保留になる
といった内容です。それぞれプロセスを確認しておきましょう。
なお、重大な規約違反をしていると兆候なしにアカウントが停止されることもあります。
1.審査が入る
出品者に懸念事項があると、アカウントの審査が行われます。
審査中は新規注文が保留になったり、一時的に出品が制限されたりするのです。
審査の結果、出品を継続させることが難しいと判断されると、アカウントが停止になる可能性があります。
審査基準は明らかになっていませんが、以下の情報をAmazonに提供することで審査期間を短縮できることがあります。
- 仕入れ元の情報(真贋の証明)
- 月間予想売上額
- 販売元の住所
- 他の出品先の情報
- 出荷した商品の追跡情報
通常は30日以内に審査されます。しかしAmazonの判断次第でもっと長期間の審査が必要になることもあります。
真贋の証明については関連記事「【保存版】Amazon真贋調査の適切な対処法とは!請求書・領収書・納品書を保管して備えよう」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2.売り上げが保留になる
出品者の行動が次のような事項に当てはまるか、助長していると判断されると売り上げが保留になります。
- 規約違反
- クレーム
- トラブル
- 詐欺行為
- 違法行為
基本的には90日間の売り上げ保留処分が下されますが、状況が改善されないと期間が伸びたり、アカウントが停止になったりする恐れがあります。
保留になった売り上げは、Amazonへの支払命令が生じると相殺されます。
金額によっては売り上げを受け取れないどころか、保留期間中のFBA手数料などでマイナスになることも考えられるので注意しましょう。
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Amazonでアカウントの停止処分を回避するための指標と数値の目安
Amazonでは、アカウントの健全性を客観的に確認するための数値的な指標があります。
指標の目安をクリアしておけば、予告なしにアカウントが停止されるリスクは少なくなるでしょう。
具体的な数値目標は以下の通りです。
指標 | 数値の目安 |
注文不良率 | 1% |
キャンセル率 | 2.5% |
出荷遅延率 | 4% |
追跡可能率 | 95% |
期日内配送率 | 97% |
返品の不満足度 | 10% |
最後の「期日内配送率」と「返品の不満足度」には明確なペナルティはありませんが、目標数値から大幅に離れるとAmazonからの評価が悪くなるでしょう。
定期的に各統計を見て、改善できるところがないかチェックしてみてください。
Amazonの停止されたアカウントを復活させる方法
停止されたアカウントは、次の2つの行動で復活させられる可能性があります。
- Amazonの指示に従う
- パフォーマンス改善計画を提出する
それぞれ確認し、万が一停止処分を下された際に試してみてください。
1.Amazonの指示に従う
Amazonから届く警告メールの中に、状況を変えるためのヒントが隠されていることがあります。
例えば、メールの中に行動の指示が含まれているのです。
- 商品の真贋を証明するために領収書を出してください
- 規約に違反している品のFBA在庫を全て処分してください
- もし処分に問題があればメールで質問してください
といった内容です。
警告メールをよく読み、素直に対応しましょう。
メールの中に具体的な期限が書かれているケースもあるので、Amazonからの連絡には必ず目を通しましょう。
2.パフォーマンス改善計画を提出する
Amazonにパフォーマンス改善計画を提出することで、アカウントの停止処分を解除するべきか考慮してもらえることがあります。
メールで改善計画を送り、アカウントの健全化に努めることをアピールしましょう。
改善計画に最低限含めなければならない内容は次の3つです。
- 問題の根本的な原因
- 問題の解決策
- 今後の対策
改善計画と一緒に、審査対象の商品に関する情報も添付します。
なお、改善計画は素直かつ客観的である必要があります。
言い訳や感情的な表現は避けましょう。
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Amazonでアカウント停止処分を受けないためのコツ
Amazonでアカウント停止処分になると、最悪の場合せっかく稼いだ売り上げを失ってしまうことになります。
停止処分を受けないため、Amazonのルールに従って慎重な行動を心がけましょう。
こちらではAmazonで停止処分を受けないためのコツを紹介していきます。
- 出品の規制状況を把握する
- 禁止事項を破らない
- 理由のない複数アカウントを作らない
- 画像を正しく設定する
- 新品として出品できない商品を知る
- 購入者アカウントでも油断しない
それぞれ最適化し、アカウント停止のリスクを回避しましょう。
1.出品の規制状況を把握する
Amazonでは、一部の商品に出品規制がかかっています。
出品規制は次の21ジャンルで行われています。
動物および動物を材料とする商品
自動車用品
医薬部外品および化粧品
通貨、硬貨、および現金同等品
栄養補助食品
医薬品
武器および武器を模した商品
食品&飲料
アダルト商品
不快感を与える商品
Amazon デバイスおよび修理・メンテナンス用アクセサリ商品
電化製品・電子機器
レーザーポインターおよびその関連商品
盗品及びロックピッキング装置
医療機器および関連商品
植物、植物由来製品および種子
リコール対象商品
タバコおよびタバコ関連商品
化学物質、農薬および肥料
家電のリサイクル品
ジャンルに当てはまるからといって全ての商品が出品できないわけではありません。
ジャンルごとに出品基準が細かく決まっています。
さらに一部のおもちゃやブランド品などは、事前に販売許可を取らなければ出品できません。
出品許可の申請はセラーセントラルの商品登録画面から開始できます。
2.禁止事項を破らない
Amazonでは多くの規約やガイドラインがあり、さまざまな禁止事項が説明されています。
見落としがちな禁止事項も多いので、公式サイトで必ず確認しておきましょう。
- 別サイトから販売ページに誘導してはならない
- 商号を不正に取り扱ってはならない
- Amazonが割り当てたメールアドレス以外でユーザーと連絡を取ってはいけない
など、一般に知られていない決まりごとも。
行動に関する指針は「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」にまとめられています。
3.理由のない複数アカウントを作らない
Amazonでは、原則として複数アカウントの登録ができません。
例外が認められているのは次の3つのケースです。
- 複数のブランドがそれぞれ独立してビジネスを行っている
- 2つの異なる法人で商品を製造している
- Amazonのプログラムに参加するために別のアカウントが必要になる
特に必要がなければ、出品したい地域のAmazonで1つのアカウントのみ開設しましょう。
4.画像を正しく設定する
画像の設定要件を満たしていないと、商品が検索結果に表示されなくなります。
例えばメイン画像で違反となるのは、以下のような条件です。
- ロゴや透かしが入っている
- 小道具が映り込んでいる
- 背景が白以外の色
- 複数の商品が写っている
- 人物が写っている(ジャンルにより例外あり)
商品画像を撮影しやすくするため、Amazonから自宅用の簡易スタジオセットや加工アプリが提供されています。
画像によるペナルティを防ぐために活用を検討しましょう。
5.新品として出品できない商品を知る
Amazonでは、未開封の商品であっても、条件を満たさなければ新品として出品できません。
- メーカー保証が切れているか、すでに始まっているもの
- 個人から仕入れたもの
- ノベルティや非売品など
特にメルカリやヤフオクで個人から仕入れたものは、証明書などが添付されていても中古品扱いになるので注意が必要です。
6.禁止表現を使わない
商品説明やキャッチコピーで使えない表現が決まっています。
ユーザーに誤解を与えたり、虚偽の説明をしたりするのを防ぐためです。
例えば化粧品や医薬品の効果に関する説明は、使える表現が厳しく制限されています。
内容によっては健康増進法や医薬品・医療機器等法で禁止される誇大広告に該当し、罰則を受ける可能性も。
表現に関する規制は「禁止されている商品広告・宣伝に関する一般的なルール」でチェックできます。
7.購入者アカウントでも油断しない
購入者アカウントでも、停止処分を受けるケースがあります。
繰り返し返品申請を行っていたり、購入者都合のキャンセルが多すぎたりする場合です。
出品者アカウントと購入者アカウントの登録は別ですが、連絡先などのログイン情報が一致すると、Amazonから関連性を疑われることがあります。
仕入れに支障をきたさないため、購入者アカウントの運用にも気を配りましょう。
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停止処分を解除できなければ新アカウントの作成も検討を
停止処分をどうしても解除できなかったり、アカウントが閉鎖されてしまったりしたら新アカウントの登録も検討してみてください。
停止処分を受けた経歴のあるアカウントは、ペナルティ解除後もAmazon側から不信感を持たれる可能性があるからです。
また、閉鎖処分にまでいたったアカウントはほぼ復帰できません。
新しく登録し直す場合は、旧アカウントと同じ登録情報を避けることがポイントです。
銀行口座や連絡先が同じだと旧アカウントとの関連性が高いので、Amazon側から目をつけられやすくなってしまいます。
できる限り健全な登録情報に更新して、再び停止処分を受けないように慎重に行動していきましょう。
ぜひこの記事を参考に、Amazonのアカウント停止に適切な対応をしてみてください!
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