ある日突然、Amazonから届く「アカウント停止」の非情な通知。頭が真っ白になり、「売上金はどうなる?」「FBAの在庫は?」「もうAmazonで買い物はできないのか?」と、ビジネスや生活の生命線が絶たれたような底知れぬ不安に襲われていませんか?
しかし、絶望するのはまだ早すぎます。Amazonのアカウント停止は、**正しい手順と、Amazonの意図を汲んだ適切な「改善計画書」**を提出すれば、覆すことが十分に可能なのです。
この記事では、2025年最新の規約に対応した全12パターンの停止原因の特定から、そのまま使える原因別の改善計画書の例文、そして万が一復活できなかった場合の売上金と在庫を回収する最終手段まで、あなたが取るべき全ての行動を具体的な5ステップで網羅的に解説します。
この記事を最後まで読み終えた時、あなたは不安から解放され、「今すぐ何をすべきか」が明確になっているはずです。そして数日後には、再びビジネスが力強く動き出し、当たり前だった日常を取り戻している未来を、その手に掴み取りましょう。
- 1. 【緊急】そのAmazonアカウント、本当に停止されていますか?まず確認すべき3つのこと
- 2. なぜ?Amazonアカウントが停止される12の主な原因【2025年最新版】
- 3. アカウントが停止されるとどうなる?失うものと金銭的ダメージの全貌
- 4. 【完全復活マニュアル】アカウント停止解除への5ステップと改善計画書の書き方
- 5. 何度申請してもアカウントが復活しない…次にあなたが取るべき3つの行動
- 6. まとめ:Amazonアカウント停止は予防が最善策!日頃からやるべきこと
1. 【緊急】そのAmazonアカウント、本当に停止されていますか?まず確認すべき3つのこと
「アカウントが停止されたかもしれない」——。その通知を目にした瞬間、血の気が引くような感覚に襲われることでしょう。しかし、焦りから誤った判断をしてしまう前に、まずは落ち着いてご自身の状況を正確に把握することが何よりも重要です。
本当にアカウントは停止されているのか、それとも何かの間違いや悪質なフィッシング詐欺なのか。
この章でご紹介する3つのステップを順番に確認することで、あなたの置かれている現状がクリアになり、次にとるべき最善の行動が見えてきます。
1-1. Amazonから「アカウント停止」に関するメールが届いていないか確認する
すべての情報は、Amazonから送られてくる公式の通知メールに集約されています。まずは、Amazonに登録しているメールアドレスの受信トレイを徹底的に確認しましょう。
確認すべき場所
- メインの受信トレイ
- 迷惑メールフォルダ
- プロモーション、ソーシャルなどの自動振り分けフォルダ
特に「迷惑メールフォルダ」は見落としがちです。Amazonからの重要な通知が誤って振り分けられているケースは非常に多いため、必ず確認してください。
メール件名の例
以下のような件名のメールが届いていないか探してみましょう。
[重要] Amazon.co.jpでの出品について
[要対応] お客様のAmazon.co.jp出品者アカウントに関する情報のご提供のお願い
Amazon.co.jp アカウントに関する重要なお知らせ
[Action Required] Information required regarding your Amazon.co.jp seller account
【超重要】これは本物?フィッシング詐欺の見分け方
アカウント停止の通知を装った悪質なフィッシング詐欺が横行しています。以下の点を確認し、絶対に騙されないようにしてください。
- 送信元のメールアドレスを確認する:
○○@amazon.co.jp
や○○@amazon.com
のように、必ず@
以降がamazon.co.jp
またはamazon.com
で終わっています。少しでも綴りが違う場合(例:amazonn.co.jp
)は100%偽物です。- リンクを安易にクリックしない: メール本文中のリンクにマウスカーソルを合わせ(クリックはしない)、表示されるURLが正規のAmazonのもの(
https://sellercentral.amazon.co.jp/
など)か確認しましょう。少しでも怪しい場合は絶対にクリックしてはいけません。- 基本は公式サイトから確認: 不安な場合は、メール経由ではなく、いつも使っているブックマークやGoogle検索からAmazonやセラーセントラルの公式サイトにアクセスし、ログインして確認するのが最も安全です。
1-2. アカウントにログインできるか試す(購入者/出品者別)
メールが見つからない場合や、本物か確信が持てない場合は、実際にログインできるかどうかを試すのが確実です。
- 購入者アカウントの場合
通常のAmazon公式サイト(https://www.amazon.co.jp/)へアクセスし、ログインを試みてください。パスワードが正しいはずなのに「このEメールアドレスのアカウントは見つかりませんでした」といったエラーが表示される場合、アカウントが閉鎖されている可能性があります。
- 出品者アカウント(セラーアカウント)の場合
Amazonセラーセントラル(https://sellercentral.amazon.co.jp/)へアクセスし、ログインしてください。ログイン自体が拒否される場合は、深刻な事態である可能性が高いです。もしログインできたとしても、管理画面上部に赤や黄色の警告バナーが表示されていないか、「パフォーマンス通知」に新しいメッセージが届いていないかを必ず確認しましょう。
1-3. 知っておくべき「アカウント一時停止」と「アカウント閉鎖(永久停止)」の決定的違い
ご自身の状況を確認できたら、最後にその「深刻度」を正しく理解する必要があります。Amazonのアカウントペナルティには、大きく分けて2つの段階があり、どちらの段階にいるかによって復活の難易度と対処法が全く異なります。
種類 | アカウント一時停止 (Suspended) | アカウント閉鎖 (Deactivated / Banned) |
通称 | サスペンド | バン / 永久停止 |
信号の色 | <font color=”orange”>黄色信号</font> | <font color=”red”>赤信号</font> |
状態 | 一時的に利用が制限されている状態。パフォーマンスの悪化や比較的軽微な規約違反が原因。 | 利用資格自体を剥奪された状態。偽造品の販売や詐欺行為など、重大な規約違反が原因。 |
Amazonの意図 | 「問題を改善し、報告してください。認められれば再開します」 | 「規約に著しく違反したため、今後の利用は認めません」 |
復活の可能性 | **高い。**適切な改善計画を提出すれば、多くは復活可能。 | **非常に低い。**しかし、ゼロではない。完璧な改善計画と証拠提出が必須。 |
この2つの違いは、Amazonから届いたメールの文面で判断できます。
- 一時停止の場合: 「出品権限が一時的に停止されました (Your selling privileges have been temporarily suspended)」といった表現が使われます。
- 閉鎖の場合: 「出品権限が剥奪されました (Your selling privileges have been removed)」という、より深刻で断定的な表現が使われます。
まずはご自身の状況が「黄色信号」なのか、それとも「赤信号」なのかを冷静に見極めてください。この認識が、今後の復活に向けた全ての戦略のスタートラインとなります。
2. なぜ?Amazonアカウントが停止される12の主な原因【2025年最新版】
「自分は何も悪いことをしていないのに、なぜ…」アカウントが停止された方の多くがそう感じます。しかし、Amazonのシステムは、人間が見過ごすような些細な行動のパターンや、意図しない規約違反の可能性を24時間365日監視しており、機械的にアカウントを停止させることがあります。
復活への第一歩は、まず「敵を知ること」、つまり、ご自身のどの行動がAmazonの規約に抵触したのかを正確に特定することです。
ここでは、アカウント停止に至る主な原因を「購入者」と「出品者」に分けて、2025年現在の最新情報に基づき徹底的に解説します。ご自身の状況と照らし合わせながら、原因の特定にお役立てください。
2-1. 【購入者アカウント編】よくある停止原因TOP5
「ただ買い物をしていただけなのに」という場合でも、Amazonのシステムから見て「通常とは異なる利用」と判断されると、アカウントが停止されることがあります。
2-1-1. 短期間での大量注文・キャンセル、過度な返品・返金リクエスト
Amazonは顧客都合の返品に寛容なことで知られていますが、そのシステムを濫用していると判断されると、アカウント停止の対象となります。
- 具体例:
- サイズや色を確認するために、同じ商品を複数注文し、1つを残して全て返品する行為を繰り返す。
- 高額な商品を短期間だけ使用して返品する。
- 注文した商品のうち、返品・返金に至る割合が異常に高い(明確な基準はありませんが、10%を超えると危険水域と言われています)。
これらの行為は、転売目的の仕入れやシステムの濫用と見なされ、警告なしにアカウントがロックされることがあります。
2-1-2. 不自然な内容のカスタマーレビュー投稿(高評価・低評価問わず)
Amazonは、レビューの公正性を非常に重視しています。金銭やギフトカード、無料の商品提供と引き換えに高評価レビューを書く「やらせレビュー」はもちろんのこと、競合他社を貶めるための不当な低評価レビューも厳しく監視されています。
- 具体例:
- 特定の出品者の商品にのみ、短期間で多数の高評価レビューを投稿する。
- 購入していない商品に対してレビューを投稿する。
- レビューの見返りとして、出品者から何らかの報酬を受け取る。
心当たりがなくても、過去にLINEのオープンチャットやSNS経由で「レビューを書けば無料」といったキャンペーンに参加したことがある場合、それが原因となっている可能性があります。
2-1-3. Amazonギフト券の不審な購入・利用(現金化目的の疑いなど)
Amazonギフト券は手軽で便利ですが、マネーロンダリング(資金洗浄)や詐欺に利用されやすいため、その利用方法は厳しくチェックされています。
- 具体例:
- 作成したばかりのアカウントで、高額なギフト券をクレジットカードで購入する。
- 複数の異なる入手元からのギフト券コードを、短期間に集中してアカウントに登録する。
- Amazonの利用規約で禁止されている、ギフト券の転売サイトで購入したコードを利用する。
2-1-4. 支払い方法に関する問題(クレジットカードの不正利用疑いなど)
これはアカウント所有者を保護するためのセキュリティ措置として発動されることが多いパターンです。
- 具体例:
- 第三者によって盗難・不正利用されたクレジットカードがアカウントに登録・使用された。
- クレジットカード会社に対して、正当な請求にもかかわらず支払い拒否(チャージバック)を申請した。
- 短期間に何度も支払い情報を変更したり、海外で発行されたカードを利用したりする。
2-1-5. 複数アカウントの所持・利用
Amazonでは、原則として購入者アカウントは「1世帯につき1つ」とされています。プライム会員の無料体験や初回限定セールなどを繰り返し利用するために、複数のアカウントを作成・利用する行為は規約違反となります。
AmazonはIPアドレス、住所、氏名、クレジットカード情報、さらにはブラウザのCookie情報などから、同一人物(または同一世帯)による複数アカウントを高い精度で検出します。
2-2. 【出品者アカウント編】売上を失う重大な停止原因TOP7
出品者にとってアカウント停止は、ビジネスの存続に関わる死活問題です。購入者アカウントよりもはるかに厳しい基準で監視されており、原因も多岐にわたります。
2-2-1. アカウント健全性評価指標の悪化
セラーセントラルで確認できる「アカウント健全性」の各指標は、Amazonが出品者を評価する上で最も重視するデータです。以下の指標が基準値を下回ると、自動的にアカウントが停止されるリスクが非常に高まります。
- 注文不良率 (ODR):1%未満 を維持する必要あり。購入者からの低評価、Amazonマーケットプレイス保証(A-to-z保証)の申請、チャージバックのいずれかでカウントされます。
- 出荷遅延率 (LSR):4%未満 を維持する必要あり。出荷通知が出荷予定日より後に行われるとカウントされます。
- 出荷前キャンセル率:2.5%未満 を維持する必要あり。在庫切れなどを理由に出品者都合で注文をキャンセルするとカウントされます。
- 追跡可能率 (VTR):95%以上 を維持する必要あり。有効な追跡番号(お問い合わせ伝票番号)が入力されていない配送がカウントされます。
2-2-2. 出品禁止商品の販売、または出品情報の規約違反
法令で禁止されている商品はもちろん、Amazonが独自に定めている「出品制限商品」を販売すると、即座にアカウントが停止される可能性があります。
- 具体例:
- 医薬品医療機器等法(旧薬事法)の承認を得ていない海外製のサプリメントや化粧品
- 安全基準(PSEマークなど)を満たしていない電化製品
- 商品名に無関係な検索ワードを羅列する(キーワードスパム)
- 商品画像に「送料無料」などのテキストを入れる
2-2-3. 知的財産権の侵害(偽ブランド品、著作権違反、特許侵害など)
Amazonは知的財産権の保護に非常に力を入れています。意図的でなくても、権利侵害を指摘されるとアカウントは即停止されます。
- 商標権の侵害: 偽ブランド品やコピー品の販売。
- 著作権の侵害: 他のサイトやメーカー公式サイトの商品画像・説明文を無断でコピーして使用する。
- 特許権・意匠権の侵害: 他社が権利を持つ技術やデザインを模倣した商品を販売する。
2-2-4. 真贋に関する申し立て(仕入れ時の請求書を提出できないケース)
これは、実際に偽物を販売していなくても発生する非常に厄介な問題です。購入者が「この商品は本物ではないかもしれない」とAmazonに申し立てただけで、出品者はその商品の「真贋を証明する」義務を負います。
この時Amazonから求められるのは、メーカーや正規代理店から発行された**「請求書」です。小売店やネットショップで購入した際の「領収書」や「納品書」では認められない**ケースがほとんどで、これらを提出できない場合、アカウントが停止されます。
2-2-5. 関連アカウントの紐付けによる停止
Amazonの出品者アカウントは、原則「1事業者につき1つ」です。過去に運用していたアカウントや、家族・ビジネスパートナーのアカウントが停止されたことがある場合、そのアカウントと「関連がある」と見なされ、現在健全に運営しているアカウントまで停止されることがあります。
- 関連付けに使われる情報:
- IPアドレス(同じWi-FiやPCの利用)
- 銀行口座、クレジットカード情報
- 住所、電話番号
- 代表者名、法人名
2-2-6. ドロップシッピングポリシー違反
在庫を持たずに販売するドロップシッピング自体は禁止されていません。しかし、Amazonの定める厳格なポリシーを遵守する必要があります。
- 重大な規約違反の例:
- https://www.google.com/search?q=%E3%83%A8%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%B7.comや楽天などの他の小売業者から購入者へ直接商品を発送させる。
- 購入者に届く梱包や納品書に、自分(出品者)以外の卸売業者や小売業者の名前が記載されている。
これらの行為は、購入者の混乱を招くため固く禁じられています。
2-2-7. 顧客との不適切なコミュニケーション
購入者とのやり取りは、すべてAmazonのシステムに記録・監視されています。
- 規約違反となるコミュニケーションの例:
- 悪い評価を削除してもらう見返りに、返金や商品の無償提供を申し出る。
- 「良い評価をくれたら割引クーポンをあげます」といった、評価を操作する依頼。
- 自社のECサイトへ誘導するなど、Amazon外での取引を持ちかける。
3. アカウントが停止されるとどうなる?失うものと金銭的ダメージの全貌
Amazonアカウントの停止は、単に「サービスが使えなくなる」という不便さだけの問題ではありません。あなたがこれまで築き上げてきた大切な資産や、ビジネスの生命線である資金繰りに、直接的かつ深刻なダメージを与える可能性があります。
ここでは、その影響の大きさを具体的に知ることで、今後の対応への危機感とモチベーションを高めていきましょう。
3-1. 購入者の場合:Kindle本、購入履歴、ギフト券残高へのアクセスが不可に
長年利用してきた購入者アカウントを失うことは、想像以上に大きな損失を伴います。それは、単なる買い物サイトのIDではなく、あなたの「デジタル資産の保管庫」を丸ごと失うことに等しいからです。
- これまで購入した全デジタルコンテンツの喪失
衝撃的な事実ですが、あなたが購入したKindleの電子書籍、Amazon Musicの楽曲、Prime Videoの映画やドラマは、「所有権」を買ったわけではなく、「そのアカウントで利用する権利」を購入したに過ぎません。アカウントが閉鎖されると、その利用権は剥奪され、これまで何万円、何十万円と費やしてきた全てのデジタルコンテンツに二度とアクセスできなくなります。
- アカウントに紐づく重要データへのアクセス不可
過去の購入履歴がすべて消えるため、「あの商品をもう一度買いたい」「家電の保証期間を確認したい」といったことが一切できなくなります。また、贈り物などに使っていたアドレス帳や、苦労して集めたほしい物リストもすべて失われます。
- チャージ済みのギフト券残高やポイントの完全失効
アカウントにチャージしていたAmazonギフト券の残高は、1円たりとも返金されず、すべて没収されます。数万円単位の残高があったとしても、取り戻す術はありません。貯まっていたAmazonポイントも同様に、すべて失効します。
3-2. 出品者の場合:売上金90日以上留保、FBA在庫の返送不可という最悪のシナリオ
出品者にとってアカウント停止は、ビジネスの「突然死」を意味します。その金銭的ダメージは計り知れません。
- 売上金の支払いが最低90日間、全額凍結される
アカウントが停止されると、その時点でAmazon内にプールされている売上金(引当金)の支払いが即座に、そして完全にストップします。この資金の凍結は、購入者への返金や保証(A-to-z保証)に対応するために、最低でも90日間続きます。
これは、ビジネスのキャッシュフローが完全に絶たれることを意味します。たとえ数百万円、数千万円の売上があっても、仕入れ先への支払いや従業員の給与、事務所の家賃が払えず、黒字倒産に追い込まれる危険性すらある、最も深刻なダメージです。
- FBA在庫が出荷も返送もできず「塩漬け」状態になる
FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用してAmazonの倉庫に商品を預けている場合、アカウント停止と同時にその在庫の返送依頼や他の販路への出荷(マルチチャネルサービス)が一切できなくなります。
商品はあなたの資産であるにもかかわらず、Amazon倉庫に「人質」に取られた状態となり、手元に戻すことも、現金化することもできません。アカウントが復活できなければ、最終的にその価値ある在庫の所有権を放棄(=破棄)せざるを得ないという、まさに最悪のシナリオが待っています。
- これまで積み上げた販売実績とレビューの崩壊
多大な時間と労力をかけて獲得したベストセラーの称号、高い販売ランキング、そして何百もの高評価レビューといった無形の資産も、アカウント停止によって一瞬にしてその価値を失います。たとえアカウントが復活できたとしても、失われた販売機会を取り戻し、元のランキングまで回復させるのは並大抵のことではありません。
このように、アカウント停止はあなたの資産とビジネスに壊滅的な打撃を与えます。
しかし、この深刻な事態を理解した今だからこそ、次のステップが重要になります。次章では、この最悪のシナリオを回避し、アカウントを復活させるための具体的な手順を徹底解説します。
4. 【完全復活マニュアル】アカウント停止解除への5ステップと改善計画書の書き方
第3章でアカウント停止がもたらす深刻なダメージをご理解いただけたと思います。しかし、ここからは守りではなく「攻め」のターンです。絶望的な状況を覆し、大切なアカウントを取り戻すための、具体的かつ実践的な5つのステップを解説します。
このプロセスで最も重要なのが**「業務改善計画書(Plan of Action)」**です。これは単なる反省文ではありません。Amazonという巨大なシステムを納得させるための、論理的で隙のない「ビジネス改善提案書」です。
感情的にならず、このマニュアルに沿って一つずつ冷静に対処すれば、必ず復活への道は開けます。
4-1. ステップ1:Amazonからの通知メールを最低3回は読み込み、違反内容を正確に把握する
パニック状態で通知メールを読むと、重要な情報を見落としてしまいます。まずは深呼吸をして、同じメールを最低3回、目的を持って読み込んでください。
- 1回目(感情のままに読む): まずは通知内容を受け止め、ショックや怒りを感じる自分を認識します。
- 2回目(事実を把握するために読む): 「なぜ」「どの規約に」違反したのか、事実だけを客観的に抜き出します。特に以下のキーワードに注目してください。
- 違反した規約の名称: 「アカウント健全性ポリシー」「知的財産権に関する規約」など。
- 名指しされたASIN: 問題となっている商品のASIN(B0xxxxxxxのようなコード)が記載されていれば、それが最大のヒントです。
- 3回目(Amazonの要求を読む): Amazonがあなたに「何を求めているか」を正確に把握します。「業務改善計画書を提出してください」「以下の商品の請求書を提出してください」といった要求が必ず書かれています。
この段階で、メールの重要部分をテキストエディタなどにコピー&ペーストし、情報を整理しておきましょう。これが全ての土台となります。
4-2. ステップ2:社内(または自身)のオペレーションを洗い出し、根本原因を特定する
Amazonが最も嫌うのは「知りませんでした」「うっかりミスでした」という言い訳です。彼らが知りたいのは、**その問題が「なぜ」「どのような仕組みの不備によって」発生したのかという根本原因(Root Cause)**です。
通知メールの内容に基づき、正直に、そして徹底的に自己分析を行ってください。
- (例)真贋の申し立てがあった場合:
- そのASINの商品は、いつ、どこから仕入れたか?
- その仕入れ先は、メーカーや正規代理店か?
- Amazonが要求する「請求書」は発行できる仕入れ先か?(小売店のレシートや納品書ではないか?)
- (例)知的財産権(著作権)の侵害を指摘された場合:
- 商品ページの画像や説明文は誰が作成したか?
- 他のウェブサイトから画像を無断でコピー&ペーストしなかったか?
- 権利者からの許諾は得ていたか?
- (例)出荷遅延率が悪化した場合:
- 在庫管理の仕組みに問題はなかったか?(在庫がないのに販売してしまった「空売り」状態など)
- 受注から出荷までの担当者やプロセスは明確だったか?
- 特定の時期(セール期間など)に処理能力を超えていなかったか?
このステップのゴールは、「根本的な原因は、〇〇という当方のチェック体制の不備にありました」と、誰が見ても納得できる明確な一文を導き出すことです。
4-3. ステップ3:復活の鍵!Amazonが納得する「業務改善計画書」を作成する
いよいよ最重要ステップである「業務改善計画書」の作成です。Amazonの担当者は毎日何百通という計画書に目を通しています。長文の謝罪や言い訳は読まれずに却下されると心得ましょう。簡潔に、論理的に、そして具体的に書くことがすべてです。
4-3-1. 計画書に必ず含めるべき3つの要素
優れた改善計画書は、必ず以下の3つの要素で構成されています。
- 問題の根本原因 (The root cause of the issue)
- ステップ2で特定した原因を正直に記載します。「なぜ」その問題が起きたのかを具体的に説明し、責任を認めます。
- 問題を解決するために実施した対策 (The actions you have taken to resolve the issue)
- 過去形で書くことが絶対のルールです。「何を」「どのように」改善したかを具体的に述べます。「これからやります」ではなく「既にやりました」という事実が重要です。
- 将来的に問題の再発を防ぐための予防策 (The steps you have taken to prevent the issue from recurring)
- 最も重要な項目です。個人の注意に頼る「気をつけます」といった精神論ではなく、仕組み(システム)として再発を100%防ぐための具体的な方策を提示します。
4-3-2. 【例文あり】原因別・コピペで使える改善計画書の書き方
以下の例文を参考に、ご自身の状況に合わせて内容を修正してご使用ください。
【例文1:真贋に関する申し立てへの改善計画書】
件名: アカウントの再開に関する申し立て:[あなたのお店や会社名]
Amazonパフォーマンス調査ご担当者様
出品者トークン: [あなたの出品者トークン]
平素よりAmazonのプラットフォーム運営に感謝申し上げます。
この度は、当方のアカウントが購入者様からの真贋に関する申し立てにより一時停止となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
ご指摘いただいた内容を真摯に受け止め、以下の通り改善計画を提出いたします。
A. 問題の根本原因
ご指摘のASIN: [B0XXXXXXXX] に関しまして、当方の仕入れ先選定基準に不備があったことが根本的な原因でございます。具体的には、正規販売代理店であることを確認せずに、オンラインの卸売サイトから商品を仕入れておりました。これにより、商品の出所を証明する正規の請求書をAmazon様に提出できない事態を招きました。
B. 問題を解決するために実施した対策
- ご指摘のASIN [B0XXXXXXXX] の出品を直ちに削除し、関連するFBA在庫の所有権を放棄いたしました。
- 現在の全出品リスト(全XXX点)を監査し、正規代理店発行の請求書がない商品の出品をすべて取り下げました。
- 在庫として保有するすべての商品について、仕入れ先と請求書の再確認を完了いたしました。
C. 将来的に問題の再発を防ぐための予防策
- 仕入れ先の厳格化: 今後、すべての仕入れをメーカーおよび正規一次代理店からのみ行います。新規取引先の選定時には、必ず取引契約書を交わし、Amazon様の基準を満たす請求書が発行可能であることを確認するプロセスを導入します。
- 請求書の保管義務化: すべての仕入れにおいて発行された請求書を、ASINと紐づけて最低1年間はクラウド上にデジタル保管する社内ルールを策定し、運用を開始しました。
- 担当者教育の実施: 私(または仕入れ担当者)は、Amazonセラーセントラルの「Amazon偽造品の販売に関するポリシー」の学習を完了しました(完了日:2025年8月22日)。
上記改善策により、今後同様の問題が再発しないことをお約束いたします。
アカウントの再開をご検討いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
(※知的財産権侵害やパフォーマンス低下の例文も、この構成に沿って「原因」「対策」「予防策」を具体的に書き換えることで応用できます)
4-3-3. これはNG!評価を下げてしまう改善計画書の悪い例
- 感情論・同情を引く表現: 「弊社は小さな会社で、アカウントが停止されると倒産してしまいます…」→ NG
- 他者への責任転嫁: 「仕入れ先が偽物を送ってきました」「お客様の勘違いです」→ NG
- 曖昧な精神論: 「今後はもっと注意します」「再発防止に努めます」→ NG
- Amazonへの不満や反論: 「この停止措置は不当です」「規約が分かりにくい」→ 論外
4-4. ステップ4:セラーセントラルから改善計画書と必要書類(請求書など)を提出する
改善計画書が完成したら、いよいよ提出です。
- セラーセントラルにログインし、[パフォーマンス] > [アカウント健全性] をクリックします。
- 画面に表示されている警告の中から、今回の停止原因に該当するものを探し、右側にある**「申し立て」**ボタンをクリックします。
- 表示されたフォームに、ステップ3で作成した改善計画書を貼り付けます。
- 請求書などの追加書類を求められている場合は、PDFや画像ファイルで添付します。
- 請求書の注意点: 365日以内に発行されたもの/仕入れ先と自身の情報が明記されている/商品名と数量が記載されている、などの条件を満たす必要があります。該当箇所にマーカーで印をつけると親切です。
- すべての内容を最後にもう一度見直し、送信ボタンを押します。
4-5. ステップ5:Amazonからの返信が来ない…2週間以上経過した場合の催促メール文例
提出後、Amazonからの返信は早い時で数時間、遅い場合は数週間かかります。焦って何度も計画書を再送すると、審査の順番が最後尾に回されてしまうため、まずはじっと待ちましょう。
もし**2週間(14日間)**以上経っても何の音沙汰もない場合は、以下の文例を参考に、一度だけ丁寧な催促の連絡をしてみましょう。
送信先: alliance@amazon.co.jp
またはパフォーマンス通知に記載の返信先
件名: 改善計画書のご提出に関する件 (ケースID: [申し立て時に発行されたケースID])
本文:
Amazonパフォーマンス調査ご担当者様
[あなたのお店や会社名] の [あなたの名前] です。
[YYYY年MM月DD日] に提出いたしました改善計画書につきまして、その後の審査状況はいかがでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
ケースID: [ケースIDを再度記載]
お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
以上が、アカウント復活のための全手順です。このプロセスを正確に実行することが、あなたのビジネスを救う最大の近道となります。
5. 何度申請してもアカウントが復活しない…次にあなたが取るべき3つの行動
渾身の改善計画書を提出しても、返ってくるのは「情報が不十分です」という無機質な定型文のメールばかり…。この段階に至ると、多くの人が絶望し、途方に暮れてしまいます。
しかし、まだ打つ手がなくなったわけではありません。ここからは、アカウント復活という「一点突破」の戦略から、被害を最小限に抑え、次のビジネス展開を見据える「ダメージコントロール」のフェーズへと移行します。
冷静に状況を分析し、あなたが今取るべき3つの選択肢を検討しましょう。
5-1. 選択肢①:Amazonアカウント復活支援の専門家(コンサルタント・行政書士)に相談する
自分一人での解決が困難だと感じたなら、専門家の力を借りるのが最も賢明な選択です。彼らは、Amazonの審査プロセスや、通知メールの文面からは読み取れない「Amazonの意図」を熟知しています。
どんな人が相談すべきか?
- 改善計画書を2〜3回提出しても、具体的な指摘なく却下されている。
- 停止理由が複雑(真贋と知的財産権の複合など)で、根本原因の特定が難しい。
- 留保された売上金やFBA在庫が高額で、絶対に失敗できない。
5-1-1. 専門家の選び方と費用相場(着手金5万円~、成功報酬20%~)
【専門家の選び方 4つのポイント】
- 実績の確認: 具体的にどのようなアカウント(停止理由、ジャンルなど)を復活させた実績があるかを確認しましょう。ウェブサイトに具体的な事例が掲載されているかが一つの目安です。
- 料金体系の明確さ: 「着手金」と「成功報酬」が明確に提示されているかを確認します。「100%復活できます」といった過度な謳い文句には注意が必要です。
- 無料相談の有無: 契約前に、あなたの状況を親身にヒアリングしてくれる無料相談の機会があるかを確認しましょう。ここで信頼できる相手かを見極めます。
- 専門分野: 知的財産権が絡む複雑な案件であれば弁理士や弁護士、法人設立なども視野に入れるなら行政書士など、課題に合った専門家を選ぶことも重要です。
【費用相場】
- 着手金:5万円~15万円程度
- 業務委託契約時に支払う費用。コンサルティングや改善計画書の作成代行などが含まれます。
- 成功報酬:留保されている売上金の20%~30%程度、または20万円~50万円程度の固定報酬
- アカウントが完全に復活した場合にのみ発生する費用です。
専門家への依頼は決して安価ではありません。しかし、数百万円の売上金と在庫を失うリスクと比較すれば、ビジネスを存続させるための合理的な投資と言えるでしょう。
5-2. 選択肢②:留保された売上金とFBA在庫を回収する具体的な手続き
アカウント復活を断念し、被害を最小限に食い止めるという判断も、経営者として重要です。その場合、Amazonに留保されているあなたの資産(売上金と在庫)を回収する手続きに進みます。
5-2-1. アカウント閉鎖から90日後に行う売上金の引き出し申請方法
Amazonは、購入者保護(返金や保証)のために、アカウント閉鎖後も最低90日間は売上金を留保します。この期間が過ぎれば、原則として資金を引き出す権利があります。
【申請手順】
- アカウント閉鎖の最終通知を受け取った日から、90日が経過するのを待ちます。
- Amazonのペイメント部署の担当窓口である
payments-funds@amazon.co.jp
宛に、メールで引き出しを申請します。 - メールには**「店舗名」「出品者トークン」「90日が経過したため売上金の支払いをリクエストします」**という内容を簡潔に記載します。
注意点: 偽造品の販売や詐欺行為など、極めて悪質な規約違反が原因で閉鎖された場合、Amazonが購入者への返金などを理由に、売上金の支払いを永久に拒否する権利を留保しています。必ずしも全額が戻ってくるとは限らないことは覚悟しておきましょう。
5-2-2. テクニカルサポート経由でのFBA在庫返送・所有権放棄依頼
アカウントが停止されると、セラーセントラルからFBA在庫の「返送/所有権の放棄依頼」が作成できなくなります。そのため、テクニカルサポートに直接依頼する必要があります。
【申請手順】
- セラーセントラルのヘルプページから、「サポートを受ける」をクリックし、ケースを作成します。
- ケースの件名を「アカウント閉鎖に伴うFBA在庫の返送依頼」などとし、本文に返送を希望する旨を記載します。
- 返送を希望する在庫の**SKUと数量を記載したリスト(CSVファイルなど)**の提出を求められるため、事前に準備しておきましょう。
- 在庫の返送には、通常通り手数料がかかります。登録しているクレジットカードから引き落とされるため、カードが有効な状態か確認しておきましょう。
在庫の資産価値よりも返送手数料の方が高くつく場合は、「所有権の放棄」を依頼することも可能です。
5-3. 選択肢③:【最終手段】別人・別法人での再登録は可能か?そのリスクと注意点
【警告】はじめに、この方法はAmazonの規約に明確に違反する行為であり、推奨できるものではありません。実行した場合、新たなアカウントも即座に閉鎖される極めて高いリスクを伴うことをご理解ください。
すべてを失った後、藁にもすがる思いで「別人名義で再チャレンジできないか」と考える方もいるかもしれません。しかし、その道は想像以上にいばらの道です。
Amazonがアカウントを紐付ける情報
Amazonは、世界最高レベルの技術を駆使して、過去に停止されたアカウントとの関連性を見つけ出します。
- 基本情報: 氏名、住所、電話番号、銀行口座、クレジットカード
- 法人情報: 法人名、登記住所、代表者名、役員名
- IT情報: IPアドレス(自宅やオフィスのネット回線)、PCやスマートフォンの端末情報(MACアドレス)、ブラウザのCookie情報
これらの情報が一つでも過去のアカウントと重複・類似していると、新しいアカウントは関連アカウントとして即座に停止されます。
もし実行するなら、これだけの完全な分離が必要
- 完全に新しい法人: あなた自身や家族が役員ではない、全く新しい法人を設立する。
- 完全に新しい銀行口座・クレジットカード: 新法人の名義で開設する。
- 完全に新しい住所・電話番号: 過去に使用したことがないレンタルオフィスやバーチャルオフィスを契約する。
- 完全に新しいPC・インターネット回線: 新品のPCを購入し、一度もAmazonに接続したことがないネット回線(カフェのWi-Fiなども危険)を利用する。
結論として、Amazonの監視網をかいくぐって再登録を成功させ、ビジネスを継続するのは不可能に近いと言えます。このリスクを冒すくらいなら、その労力と資金を楽天やYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど、他のプラットフォームでの再起にかける方が、はるかに建設的でしょう。
6. まとめ:Amazonアカウント停止は予防が最善策!日頃からやるべきこと
ある日突然突きつけられるアカウント停止の通知から、原因の特定、そして復活をかけた改善計画書の作成まで、この記事ではAmazonアカウント停止という大きな危機を乗り越えるための全知識を解説してきました。
この長く険しい道のりを通して、一つだけ確かなことは、一度停止されたアカウントを復活させる労力は、計り知れないほど大きいということです。復活までの間、売上はゼロになり、資金は凍結され、精神的にも大きな負担を強いられます。
だからこそ、Amazonでビジネスを継続していく上で最も重要な戦略は、そもそもアカウントを停止させないこと、つまり**「予防」**に他なりません。
アカウントの健全性を維持することは、日々の売上を上げることと同じ、あるいはそれ以上に重要な経営課題です。最後に、あなたの大切なビジネス資産であるアカウントを未来永劫守り抜くために、今日から習慣にすべき4つのことをご紹介します。
あなたのアカウントを守るために、日頃からやるべき4つの習慣
① アカウント健全性ダッシュボードを「毎日」確認する
セラーセントラルにある「アカウント健全性」ページは、あなたのビジネスの健康診断書です。注文不良率や出荷遅延率といった指標が少しでも悪化の兆候を見せたら、それはシステムからの黄色信号です。手遅れになる前に根本原因を特定し、すぐに対処する。この日々のチェックが、突然の赤信号(アカウント停止)を防ぐ最も効果的なワクチンとなります。
② Amazonのポリシー変更を常にキャッチアップする
Amazonのルールは常に変化しています。「知らなかった」は通用しません。セラーセントラルのトップページにある「ニュース」ウィジェットに定期的に目を通し、Amazonからのお知らせメールをきちんと読む習慣をつけましょう。特に、出品禁止商品やドロップシッピングに関するポリシーは頻繁に更新されるため、注意が必要です。
③ 仕入れ先の選定と「請求書」の管理を徹底する
「真贋」や「知的財産権」に関する申し立ては、アカウント停止に直結する致命的な問題です。これを防ぐには、仕入れ段階での管理がすべてです。メーカーや正規代理店といった、信頼できるルートからのみ商品を仕入れ、その証明となる「請求書」を必ず保管してください。小売店発行のレシートや納品書では、あなたの身を守る盾にはなりません。
④ すべての顧客対応を誠実に行う
アカウント健全性指標の多くは、顧客満足度と直結しています。購入者からの問い合わせには24時間以内に丁寧に回答し、返品や返金のリクエストにはAmazonの規約に沿って迅速に対応しましょう。目先の小さな損失を惜しんだがために、アカウントという大きな資産を失うことほど愚かなことはありません。誠実な対応こそが、巡り巡ってあなたのアカウントを守ることに繋がります。
Amazonという巨大なプラットフォームでビジネスを行うことは、大きなチャンスがある一方で、常に厳しい規律と隣り合わせです。しかし、今回学んだ知識を活かし、日々の予防策を地道に実践することで、あなたは規約違反のリスクを最小限に抑え、安定的で持続可能なビジネスを築き上げていくことができるでしょう。
このガイドが、あなたの大切なビジネスを守り、未来へと繋げる一助となれば幸いです。
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