Amazonの価格推移の調べ方|公式の「価格履歴」、Keepa、Keepa以外(今の値段の位置が分かるツールつき)

Amazonの価格推移は公式の価格履歴で見られる。Rufus・Keepaも解説 Amazon販売(FBA・セラー)

「Amazonの価格推移」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。

Amazonには、公式の「価格履歴」があります。AmazonのAIショッピングアシスタント「Rufus(ルーファス)」の機能で、過去30日または90日の価格の推移が出ます。2026年10月6日にPCのブラウザで開いた商品ページでは、価格の下に「価格履歴」のリンクがあり、押すと、最高・最低・現在の価格とグラフが出ました。値は、商品ページが表示された日の「おすすめ出品の表示価格」(「カートに入れる」などのボタンが出ている出品の価格)の、その日の最も低い値です。それより長い期間の動きや、売れ筋ランキングと出品者の数の推移まで見たいときはKeepaです。Keepaは、価格の履歴グラフと値下がりの通知が無料で、ランキングや出品数のグラフは有料のKeepa Pro(月額29ユーロ)です。Keepa以外では、ERESAの無料プランは2025年11月30日で終わり、いまは有料(Proは月額5,980円、税込)です。無料で、アカウントの登録もいらないのはcamelcamelcamelですが、ランキングの推移は公式の機能紹介に載っていません。

私は普段の買い物では、Keepaで値段の動きを見てから買います。ただ、私の見方は「安値を待つより必要なときに買う」です。いまの値段が、見た期間の中でどのあたりかを出すツールは9章にあります。

訂正:この記事は以前、「ERESAなら無料でランキングの推移まで見られる」と書いていました。ERESAの無料プランは2025年11月30日で終わっています。お詫びして訂正し、Amazonの公式の「価格履歴」から書き直しました(2026年10月6日)。

1. 先に、立場を書きます

項目 私の場合
普段の買い物 Keepaで値段の動きを見てから買う
Amazonで出品していたころ Keepaの有料プランを契約していた(当時の料金は覚えていない)。自分の値段は、価格改定ツールのGAGAで動かしていた
これまで 中古品の仕入れ・修理・販売を約20年。いまは物販をほとんどしていない
Amazonの「価格履歴」 この記事を書き直すまで、知らなかった
ERESA 無料の範囲で、最低限の分析ができることを確かめて止めた(有料は契約していない)
この記事で売っているもの ありません。紹介リンクもありません

Amazonの画面と仕組みは、Amazonのヘルプと、2026年10月6日にPCのブラウザで開いた商品ページをもとに書いています。各サービスの料金と機能は、それぞれの公式のページ(いずれも2026年10月6日に確認)をもとにしています。

2. 調べ方を、先に表で並べます

方法 見られるもの 期間 費用
Amazonの「価格履歴」(Rufus) おすすめ出品の表示価格の、最高・最低・現在とグラフ 過去30日、90日(3か月) 無料
商品ページの「過去価格」 直近90日に売れた値段の中央値(1つの数字) 直近90日 無料
Keepa(無料) 価格の履歴グラフ、値下がりの通知 Keepaが記録している期間 無料
Keepa Pro 上に加えて、売れ筋ランキング・出品数・評価とレビューの数のグラフ、在庫の追跡、Buy Boxの統計など Keepaが記録している期間 月額29ユーロ
camelcamelcamel Amazon本体・出品者の新品・出品者の中古の3種類の価格のグラフ、最高・最低・平均、値下がりのメール通知 camelcamelcamelが記録している期間 無料(アカウントの登録は任意。通知はメールで受け取る)
ERESA(ERESA AI) 価格・ランキング・出品者の推移など ERESAが記録している期間 Proは月額5,980円(税込)。初回登録だけ7日間の無料期間

買い物で、いまの値段が高いか安いかを見るだけなら、まずAmazonの「価格履歴」で足ります。3か月より前の動きも見たい、値下がりを待ちたい、というときはKeepaかcamelcamelcamelの無料の範囲です。せどりで売れ行きまで見るなら、ランキングと出品数が見えるKeepa Proです。価格とランキングの推移を見る道具として私が勧めるのも、Keepaの有料版です。

3. Amazonの「価格履歴」の見方

3-1. PCでの出し方

Amazonのヘルプでは、Rufusは、過去30日または90日の価格の推移について回答する場合がある、とされています。これが「価格履歴」です。

2026年10月6日にPCのブラウザで商品ページを開くと、価格の下に「価格履歴」のリンクがありました。押すとRufusの画面が開き、「過去30日間の価格推移」として、最高・最低・現在の価格とグラフが出ました。「1ヶ月」と「3ヶ月」のタブで、期間を切り替えられます。

確かめたのは1つの商品ページだけです。すべての商品にこのリンクが出るかは、確かめていません。Amazonのヘルプも、Rufusは過去の価格の推移について「回答する場合があります」という書き方です。

3-2. スマホでは

About Amazonによると、Rufusは日本のすべての人が、Amazonショッピングアプリとデスクトップで使えます。アプリでは、右下のRufusのアイコンをタップするとチャットの画面が開きます。アプリの商品ページに「価格履歴」のリンクが出るかは確かめていないので、出ないときはRufusに価格の推移を聞く形になります。

ただ、Rufusが文章で返す答えは、AIの回答です。About Amazonも、AIによる回答が常に正しいとは限らず、質問によっては回答できない場合もある、としています。買う判断に使う数字は、グラフやKeepaでも確かめてください。Keepaは、スマホではアプリか、ブラウザで開くkeepa.comで使います。手順はKeepaの使い方に書きました。

3-3. 値の決まり方(Amazonのヘルプ)

項目 Amazonのヘルプの説明
期間 過去30日または過去90日
基準にする価格 商品詳細ページが表示された日の「おすすめ出品の表示価格」。おすすめ出品は、商品詳細ページで「今すぐ買う」か「カートに入れる」のボタンが出ている出品
1日のうちに値段が変わったとき その日に商品詳細ページに表示された中で、最も低い価格だけを使う
商品詳細ページが表示されなかった日 検索結果などに価格が出ていても、使わない
セール価格 含む
含まないもの Amazon Haul、Amazon Now、法人価格など
グラフの扱い 参考情報。すべての価格の変動を映しているとは限らない

1日のうちに上がり下がりしても、グラフに残るのは、その日のいちばん安い値です。セールで一時的に下がった値も入ります。だから、グラフの最低価格は「いつでもその値段で買えた」という意味ではありません。

また、価格履歴は、おすすめ出品の価格の記録です。ほかの出品者がもっと安く出していても、おすすめ出品でなければ、その値段は価格履歴に入りません。「その日にAmazonで買えた最安値」の記録ではない、ということです。

4. 商品ページの「過去価格」と「30日間での最低価格」

商品ページで、値段の横に「過去価格」と割引率が出ていることがあります。Amazonのヘルプでは、過去価格は、販売主体を問わず、直近90日間に販売実績がある販売価格の中央値です。期間を限ったセールなど(Amazonクーポンが使われた場合を含む)、Amazon HaulとAmazon Nowでの販売、法人価格などは除きます。サイズ違いや色違いのある商品では、それらを全部含めて計算した過去価格が出ている場合があります。割引率は1%ごとの表示で、小数点以下は四捨五入です。

「30日間での最低価格」のバッジは、いまの販売価格が、直近30日にAmazon.co.jpで示された販売価格のうち最も低い価格と同じか、それより低いことを表します。比べる対象から、期間限定セールなどのセール価格と法人価格は除きます。

表示 何を表すか 期間 期間限定のセール
価格履歴(Rufus) おすすめ出品の表示価格の、日ごとの最安値の推移 30日・90日 含む
過去価格 売れた値段の中央値 直近90日 除く
30日間での最低価格 いまの値段が、30日の最低価格以下か 直近30日 除く

価格履歴にはセール価格が入り、バッジの判定からはセール価格が外れます。だから、セールの安値が価格履歴の最低になっていると、バッジが付いていても、いまの値段が価格履歴の最低より高いことがあります。

5. Keepa:無料で見られるところと、有料のところ

Chromeウェブストアの説明では、Keepaの拡張機能は、価格の履歴グラフと値下がりの通知が無料で、Amazon.co.jpにも対応しています。有料のKeepa Proは月額29ユーロで、売れ筋ランキング・出品数・評価とレビューの数のグラフ、在庫の追跡、Buy Box(カート)の統計などが加わります(Keepaの公式ページ)。料金はユーロ建てなので、円での金額は為替で動きます。

私はKeepaの有料プランを契約していました。当時の料金は覚えていません。いまも普段の買い物では、Keepaで値段の動きを見てから買います。

PCの拡張機能とスマホのアプリでの使い方はKeepaの使い方に、拡張機能が求める権限と、有料に払う前に見るところはKeepaは危険なのかに分けて書きました。

6. Keepa以外で、価格推移を見る方法

6-1. ERESA(ERESA AI)

ERESAは、2025年10月20日のお知らせで、旧サイト(eresa.jp)の無料プランを終えると告知し、終了日は延期のうえ2025年11月30日になりました。2026年4月21日のお知らせでは、新しい「ERESA AI」は無料会員では使えない、としています。

いまのERESA AI(eresa.io)は、ランキングと価格、出品者の推移を表示するとしています。料金のページでは、Proが月額5,980円・年額59,800円、Pro+が月額9,800円からで、価格は税込です。どのプランにも初回登録だけ7日間の無料期間があり、無料のプランは並んでいません。一方で、旧サイト(eresa.jp)のトップページには、いまも「無料で閲覧できる」という説明が残っています(いずれも2026年10月6日に確認)。

データの出どころにも触れておきます。ERESAのよくある質問(2023年11月27日)は、ERESAはKeepaからAPIを経由して情報を取得している、と答えています。2026年2月16日のお知らせでも、Keepa APIの障害で、ERESA上で全データを取得できない、と告知しています。少なくとも、ERESAのデータの取得は、KeepaのAPIに頼っているということです。「Keepaのデータに頼らないもの」を探しているなら、ERESAはその答えになりません。

私はERESAを、無料の範囲で最低限の分析ができることを確かめて止めました。ERESAが追跡していない商品は分析できないことも確かめています。そのとき私はAmazonでの出品をやめていたので、有料は契約していません。私が使ったのは旧版(eresa.jp)で、いまのERESA AIは使っていません。ERESAの料金とログイン先はERESA(イーリサ)は無料で使える?に分けて書きました。

6-2. camelcamelcamel

camelcamelcamelの公式の機能紹介では、日本のAmazonに対応していて、Amazon本体、出品者の新品、出品者の中古の3種類の価格について、推移のグラフと最高・最低・平均を見られます。決めた値段まで下がったら、メールで知らせる機能もあります。アカウントの登録は任意で、通知は、入れたメールアドレスに届きます。ChromeやFirefoxの拡張機能「Camelizer」を入れると、Amazonの商品ページを離れずにグラフを見られます。

売れ筋ランキングの推移は、機能紹介に載っていません。公式も、価格は買う前にAmazonで確かめるよう書いています。

6-3. モノトレーサー

私は少し試しただけです。価格とランキングの推移を見る道具として私が勧めるのは、Keepaの有料版です。モノトレーサーについてはモノトレーサーの使い方に書きました。

6-4. 有料のツールの代金は固定費です

有料のツールの代金は、1件も売れなくても毎月かかります。それを売上で取り返すとすると、必要な売上はこう出せます。

必要な月商 =(手元に残したい額 + 月の固定費)÷ 利益率

利益率10%なら、月5,980円の固定費を吸収するだけで、必要な月商が59,800円増えます(5,980円÷10%)。利益率の考え方はせどりの利益率と回転率に書きました。

7. 値段がコロコロ変わる理由

1つの商品ページには、複数の出品者がいることがあります。価格履歴の基準になる「おすすめ出品」は、「カートに入れる」などのボタンが出ている出品です。Keepaの公式ページも、有料の機能としてBuy Boxの「ローテーション」の分析を挙げています。どの出品者の値段が表示されるかが入れ替わると、表示される値段も変わります。

出品者の側も、値段を動かしています。私は出品者のころ、価格改定ツールのGAGAで値段を回していました。ほかの出品者の値段に合わせて、自動で値段を変えるツールです。GAGAは激安のツールで、2番手の価格で売ることや、値上げについていくことはできませんでしたが、私はそれでも問題なく稼げました。いまのGAGAの料金や機能は、確かめていません。

セールの値段も、価格履歴には入ります(Amazonのヘルプ)。

値段がいつ下がるかは、私には分かりません。Amazonも、価格履歴のグラフは、すべての変動を映しているとは限らない参考情報だとしています。

8. せどりでは、価格の推移だけで仕入れは決められません

価格の推移で分かるのは、いくらで出ていたかです。売れたかどうかは分かりません。売れたかを推し量るには、売れ筋ランキングの動きと、出品者の数の動きを見ます。どちらも販売数そのものではありません。Keepaでそれが見られるのは、有料の側です(5章)。ランキングから販売数が分からない理由はAmazonランキングの見方に書きました。

Keepaなどの値下がり通知で仕入れる方法もあります。ただ、通知が届いた時点で在庫が消えていることがよくあり、言われているほど取れるものではありません。安く出たものを仕入れる刈り取りの損益はAmazon刈り取りの損益分岐点で計算しています。

9. いまの値段が、見た期間の中でどのあたりかを出す

Amazonの「価格履歴」やKeepaで見た、最低価格と最高価格を入れると、いまの値段の位置を出します。商品ページに「過去価格」が出ていれば、それとも比べます。最低と最高は、同じものから取ってください(Amazonの価格履歴なら価格履歴の値どうし、Keepaなら同じグラフの線どうし)。これからの値段を当てるものではありません。

いまの値段が、見た期間の中でどのあたりかを出す

たとえば、いまの値段が3,280円、過去30日の最低が2,980円、最高が3,980円なら、最低を0%、最高を100%としたときに30%の位置で、最低より300円(10.1%)高く、最高より700円安い、と出ます。

10. 私の見方

私は普段の買い物では、Keepaで見てから買います。そのうえで、私の見方はこうです。

「安値を待つより必要なときに買う」

価格の推移は、過去の値段の記録です。Amazonも、価格履歴のグラフは参考情報で、すべての値動きを映しているとは限らないとしています。

11. よくある質問

Amazonの価格推移は、Amazonの公式で見られますか?

見られます。AmazonのAIショッピングアシスタント「Rufus」の「価格履歴」で、過去30日または90日の推移が出ます。PCのブラウザでは、商品ページの価格の下の「価格履歴」から、最高・最低・現在の価格とグラフが出ました(2026年10月6日、1つの商品ページで確認)。値は、商品ページが表示された日の「おすすめ出品の表示価格」の、その日の最も低い値です。

スマホでも見られますか?

Rufusは、Amazonショッピングアプリでも使えます。アプリでは右下のRufusのアイコンから開きます。アプリの商品ページに「価格履歴」のリンクが出るかは確かめていません。Keepaもスマホで使えます(Keepaの使い方)。

Keepaは無料で使えますか?

価格の履歴グラフと値下がりの通知は無料です。売れ筋ランキング・出品数・評価とレビューの数のグラフは、有料のKeepa Pro(月額29ユーロ)です。

Keepa以外で、無料で見られるものはありますか?

Amazonの「価格履歴」と、camelcamelcamelです。camelcamelcamelはアカウントの登録も任意ですが、ランキングの推移は機能紹介に載っていません。ERESAの無料プランは2025年11月30日に終わっています。

商品ページの「過去価格」とは何ですか?

販売主体を問わず、直近90日間に販売実績がある販売価格の中央値です。期間を限ったセールやクーポン、法人価格などは除きます。

「30日間での最低価格」のバッジが付いていれば、いちばん安いときですか?

そうとは限りません。バッジの判定からは期間限定セールなどのセール価格が外れ、価格履歴にはセール価格が入ります。セールの安値と比べると、いまの値段のほうが高いことがあります。

値段が下がるタイミングは分かりますか?

私には分かりません。過去の推移は、これからの値段を約束しません。私は、安値を待つより必要なときに買います。

12. まとめ

  • Amazonには、Rufusの機能として公式の「価格履歴」がある。PCで開いた商品ページでは、価格の下のリンクから、過去30日と3か月の最高・最低・現在の価格とグラフが出た
  • 価格履歴の値は、おすすめ出品の表示価格の、日ごとの最安値。セール価格は入り、グラフは参考情報
  • 「過去価格」は直近90日の販売価格の中央値、「30日間での最低価格」はセールを除いた30日の最低以下という印
  • 長い期間の動きや値下がりの通知はKeepaの無料の範囲。ランキングと出品数はKeepa Pro(月額29ユーロ)
  • ERESAの無料プランは2025年11月30日に終わり、いまは有料。データの取得はKeepaのAPIに頼っている
  • 無料でアカウントの登録もいらないのはcamelcamelcamel。ランキングの推移は機能紹介にない
  • せどりでは、価格の推移だけでは仕入れを決められない
  • 私の見方は「安値を待つより必要なときに買う」

13. 出典

14. あわせて読む

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Keepaは危険なのか 拡張機能が求める権限と、有料に払う前に見るところ
ERESA(イーリサ)は無料で使える? 無料プランの終了、いまの料金、ログイン先、Keepaとの関係
モノトレーサーの使い方 Keepa以外のもう1つの選択肢
Amazonランキングの見方 価格の推移と一緒に見る、順位の意味
Amazon刈り取りの損益分岐点 値下がりを仕入れに使うときの計算
せどりの利益率と回転率 ツール代を取り返すための利益率

15. この記事について

この記事は、中古品の仕入れと販売を約20年続け、Amazonでの出品ではKeepaの有料プランと価格改定ツールを使っていた私の立場と、Amazon、Keepa、ERESA、camelcamelcamelの公式の情報をもとに書きました。画面の表示、料金、機能は変わります。使う前に、最新の公式の情報を確かめてください。

 

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