せどりの利益率について調べると、どのサイトも「20〜30%が目安」と書いてあります。
この数字自体は間違いではありません。ただ、その一つの数字だけで仕入れを判断すると、ほぼ確実に行き詰まります。
私は20年間、ブランド品のリペア転売、スマホのバッテリー交換、レトロゲーム機のクリーニング修理という3つの業態を実際に回してきました。今回、当時の仕入値・売値・部品代・作業時間・着金までの日数を全部引っ張り出して、同じ物差しで並べ直してみました。
結果、4つの指標で1位が3回入れ替わりました。
利益率で1位の業態は、時間単価では最下位ではないものの1位ではなく、1個あたりの利益額では最下位。逆に利益率が最も低い業態が、週あたりの粗利額では圧勝する。しかも必要な運転資金は、業態によって340倍以上の差がありました。
そしてこの4指標のうち、最も見落とされているのが資金効率——世間で「回転率」と呼ばれているものです。記事の後半では、修理業態と並行して私がAmazonで扱ってきたジャンルについて、ランキング何位までなら何日で売れるのかという実際の数字も出します。資金効率を計算するには、この「売れるまでの日数」が要るからです。
この記事では、その実測値を全部公開したうえで、「結局どの数字を見て仕入れを判断すればいいのか」を整理します。
結論:利益率は「4つある指標のうちの1つ」でしかない
先に結論を書きます。仕入れ判断で見るべき指標は4つあり、どれか1つだけを見ると必ず判断を誤ります。
- 1個あたり純利益額(円)— どれだけ稼げるか
- 純利益率(%)— 売上に対してどれだけ残るか
- 時間単価(円/時)— 自分の時間がいくらで売れているか
- 資金効率(%/日)— 投下した資金が1日あたり何%を生むか
4つ目の資金効率が、一般に回転率と呼ばれているものにあたります。よく見る「回転率=売上原価÷平均在庫」という式は会計上は正しいのですが、個人のせどりで平均在庫を月末ごとに締めている人はほとんどいませんし、出てきても先月の全体平均なので明日の仕入れ判断には使えません。この記事では商品1個ごとに計算できる形——投下した資金が1日あたり何%を生むか——で扱います。
そして、この4つのうちどれを優先すべきかは、あなたのボトルネックが「資金」なのか「時間」なのか「仕入れ供給量」なのかで決まります。
- 資金が足りない人 → 資金効率を見る
- 時間が足りない人 → 時間単価を見る
- 仕入れが足りない人 → 1個あたり純利益額を見る
「利益率20〜30%」という目安が使いにくいのは、この分岐を無視して1つの数字に押し込めているからです。以下、実測値でこれを証明していきます。
3業態の実測値を同じ物差しで並べる
計算の前提を先に明示します
フェアな比較にするため、前提を全部開示します。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| 仕入値・売値・作業時間・着金日数・週の処理数 | 私の実測値(レンジで記載、計算は中央値を使用) |
| 部品代 | 実際の購入価格 |
| 販売手数料 | メルカリ販売手数料10%で計算 |
| 送料 | らくらくメルカリ便の2026年8月時点の料金で計算(宅急便コンパクト450円+専用箱70円/宅急便80サイズ850円) |
| 梱包資材費・光熱費・交通費 | 未計上(業態間で大きな差がないため) |
| ブランド品の補修材料費(染料・糸・ジッパー部品) | 未計上(当時の記録がないため。実際にはこの分だけブランド品の数字は下振れします) |
送料と手数料は変動します。この記事の数字をそのまま使うのではなく、計算の「型」だけ持ち帰って、ご自身の販路の最新料率で入れ直してください。
業態1:ブランド品のリペア転売
私が最初にスケールさせた業態です。仕入値1万〜3万円、売値2万〜5万円。作業内容は、色落ちした部分の染め直し、角の削れの補修、取れたジッパー引き手の部品交換、破れた内布の縫い直しなど。
正直に言って、ガチで大変でした。1個直すのに2時間はかかります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 仕入値 | 20,000円(レンジ1万〜3万) |
| 売値 | 35,000円(レンジ2万〜5万) |
| 販売手数料(10%) | ▲3,500円 |
| 送料(80サイズ) | ▲850円 |
| 1個あたり純利益 | 10,650円 |
| 純利益率 | 30.4% |
| 作業時間 | 120分 |
| 時間単価 | 5,325円/時 |
| 出品〜着金 | 18日 |
| 資金効率(純利益÷仕入値÷拘束日数) | 2.96%/日 |
| 週の処理数 | 50〜150個 |
ここで注目してほしいのが、仕入値が上がるほど資金効率が悪化するという点です。
- 仕入1万円 → 売値2万円:純利益8,150円、資金効率4.53%/日
- 仕入3万円 → 売値5万円:純利益14,150円、資金効率2.62%/日
「高く売れる商品を扱ったほうが儲かる」という直感と、真逆の結果になります。利益額は増えますが、資金の回り方は明確に悪くなる。
業態2:スマホのバッテリー交換
Galaxy、Pixel、たまにXperia。仕入値8,000円前後、修理後の売値は15,000〜30,000円。
この業態で私がやっていたのは、一般的なセオリーと真逆のことです。バッテリーが膨張している個体を、むしろ積極的に狙って仕入れていました。
理由は単純で、スマホの修理で最も難しく、最も失敗しやすいのが「筐体を開ける工程」だからです。接着剤で固定された背面パネルを、熱を入れながらピックを差し込んで剥がしていく。ここで割ったら終わりです。
ところがバッテリーが膨張している個体は、内側から圧力がかかって既に浮いている状態なので、この最難関の工程が最も簡単になります。他の人が敬遠して安く放置されている個体が、実は自分にとっては一番作業が楽、という構造でした。
交換用バッテリーは、PSEマークが付いている互換品を使っていました。1,500〜2,000円程度。メーカー公式のロゴが入っているものでも同じ価格帯で入手できます。ネジを何本か交換して組み直せば完了です。
開封用のキットは1,000円程度。ただしピック類はすぐ壊れるので、数台やるごとに300円ほどの消耗部品を買い足していました。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 仕入値 | 8,000円 |
| 交換用バッテリー | 1,750円(レンジ1,500〜2,000) |
| 開封工具の消耗分 | 100円(300円÷3台で試算) |
| 原価計 | 9,850円 |
| 売値 | 22,500円(レンジ1.5万〜3万) |
| 販売手数料(10%) | ▲2,250円 |
| 送料(宅急便コンパクト) | ▲520円 |
| 1個あたり純利益 | 9,880円 |
| 純利益率 | 43.9% |
| 作業時間 | 40分 |
| 時間単価 | 14,820円/時 |
| 出品〜着金 | 10日 |
| 資金効率 | 10.03%/日 |
| 週の処理数 | 10〜30個 |
時間単価14,820円は3業態で断トツです。ブランド品の2.8倍。「難しいから避けられている工程」を、条件を選ぶことで簡単な工程に変えた結果がこの数字です。
なお、スマホの修理・転売には電波法上の技術基準適合の扱いなど、バッテリー交換以外の分野に踏み込むと確認すべき論点が出てきます。基板や通信部に手を入れる場合は、登録修理業者制度を含めて事前に調べてください。
業態3:レトロゲーム機のクリーニング・修理
PS2とスーパーファミコンが中心。たまにXbox。1,000円程度で仕入れて5,000円で売る、という形でした。
故障の中身はパターンがほぼ決まっています。光学ドライブのピックアップがヘタっている個体が圧倒的に多く、これはクリーニングだけで直ることが少なくありません。あとは内部を分解して、蓄積したホコリとヤニを洗浄する。たまに冷却ファンが死んでいる個体があり、そのときは社外品を取り寄せて交換します。1個300円程度です。
作業時間は20分。3業態で最短です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 仕入値 | 1,000円 |
| 部品代 | 0円(クリーニングのみの場合) |
| 売値 | 5,000円 |
| 販売手数料(10%) | ▲500円 |
| 送料(80サイズ) | ▲850円 |
| 1個あたり純利益 | 2,650円 |
| 純利益率 | 53.0% |
| 作業時間 | 20分 |
| 時間単価 | 7,950円/時 |
| 出品〜着金 | 7日 |
| 資金効率 | 37.9%/日 |
| 週の処理数 | 10〜20個 |
ファン交換が必要な個体だと、部品代300円が乗って純利益2,350円・純利益率47.0%・資金効率25.8%/日まで落ちます。300円の部品で資金効率が12ポイント落ちる。低単価商材では、部品代の300円が利益率に対して極端に重いということです。
送料も同じ構造です。売値5,000円に対して送料850円は17%。ブランド品なら売値35,000円に対して850円で2.4%です。低単価商材ほど、送料と手数料という「固定に近いコスト」の比重が跳ね上がります。
4つの指標で並べると、1位が3回入れ替わる
3業態を1つの表に統合します。
| 指標 | ブランド品 | スマホ | ゲーム機 |
|---|---|---|---|
| 1個あたり純利益額 | 10,650円 ← 1位 | 9,880円 | 2,650円 |
| 純利益率 | 30.4% | 43.9% | 53.0% ← 1位 |
| 時間単価 | 5,325円/時 | 14,820円/時 ← 1位 | 7,950円/時 |
| 資金効率 | 2.96%/日 | 10.03%/日 | 37.9%/日 ← 1位 |
同じ3つの現実を、4つの物差しで測っただけです。それだけで1位が3業態すべての間を移動しました。
差の大きさも見てください。純利益率で見たときのゲーム機とブランド品の差は1.74倍です。ところが資金効率で見ると、同じ2業態の差は12.8倍になります。
「利益率が高い商品を狙いましょう」というアドバイスが機能しないのは、この4つの指標の間で結論が反転するからです。どの物差しで測るかを決めていない状態で「高い」「低い」を議論しても意味がありません。
本当の制約は「週に何個処理できるか」だった
ここからが、実測データを取ったからこそ見えた部分です。
週の処理数に1個あたりの作業時間を掛けると、こうなります。
| 業態 | 週の処理数 | 1個あたり作業時間 | 週あたり総作業時間 |
|---|---|---|---|
| ブランド品 | 50〜150個 | 120分 | 100〜300時間 |
| スマホ | 10〜30個 | 40分 | 6.7〜20時間 |
| ゲーム機 | 10〜20個 | 20分 | 3.3〜6.7時間 |
1週間は168時間しかありません。ブランド品の「週100〜300時間」は、一人では物理的に成立しない数字です。
つまりこの業態は、始めた瞬間に「人を雇うか外注するか」を強制されます。私が実際にそうなりました。利益率が3業態で最も低く、時間単価も最も低いのに、この業態だけが組織化を要求してくる。
そしてその代わり、週あたりの純利益額はこうなります。
| 業態 | 週あたり純利益 |
|---|---|
| ブランド品 | 53万〜160万円 |
| スマホ | 9.9万〜30万円 |
| ゲーム機 | 2.7万〜5.3万円 |
4つの指標すべてで負けていたブランド品が、金額では圧勝します。理由は単純で、週に処理できる数が一桁違うからです。
逆にゲーム機は、資金効率37.9%/日という驚異的な数字を持ちながら、週の純利益は2.7万〜5.3万円で頭打ちになります。資金効率が良すぎて、資金がボトルネックにならない。だから資金効率という指標自体が意味を失うという逆説的な状態です。
ではゲーム機のボトルネックは何かというと、時間でもありません(週3.3〜6.7時間)。答えは仕入れ供給量です。1,000円で買えるPS2は、そんなに都合よく市場に落ちていません。週10〜20個という数字は、私の処理能力の上限ではなく、拾える上限でした。
この構造を整理すると、こうなります。
| 業態 | 真のボトルネック | 見るべき指標 |
|---|---|---|
| ブランド品 | 作業時間(=人手) | 時間単価 |
| スマホ | 仕入れ供給量 | 1個あたり純利益額 |
| ゲーム機 | 仕入れ供給量 | 1個あたり純利益額 |
3業態のどれ一つとして、「純利益率」が最重要指標になっていません。これが、私が20年やって出した結論です。
必要な運転資金は、業態によって340倍違う
もう一つ、見落とされやすい数字を出します。必要な運転資金です。
計算式はこうです。
同時在庫数 = 週の処理数 × 拘束日数 ÷ 7
必要運転資金 = 同時在庫数 × 1個あたり原価
| 業態 | 同時在庫数 | 必要運転資金 |
|---|---|---|
| ブランド品 | 129〜386個 | 257万〜771万円 |
| スマホ | 14〜43個 | 14万〜42万円 |
| ゲーム機 | 10〜20個 | 1万〜2万円 |
中央値で比べると、ブランド品514万円に対してゲーム機1.5万円。343倍の差です。
「せどりは10万円から始められます」という記事と「月商数百万を目指しましょう」という記事が、同じ「せどり」という言葉で語られています。しかし上の表を見れば分かる通り、これは別の競技です。必要な資本が3桁違うものを、同じ利益率の目安で語ることはできません。
ここから、初心者向けの実務的な結論が出ます。
- 手元資金10万円以下 → 低単価・高回転の商材以外に選択肢がない(資金効率で選ぶ)
- 手元資金50万円前後 → 中単価商材が射程に入る(1個あたり利益額で選ぶ)
- 手元資金500万円以上 → 高単価商材が可能。ただし人手の確保が同時に必要(時間単価で選ぶ)
資金量が、選べる業態を先に決めてしまう。利益率を先に決めて商材を探すのは、順番が逆です。
横流しでやる場合、新品と中古では「詰まる資源」が違う
ここまでは修理業態の話ですが、修理をせずに横流しでやる場合も、同じ構造が別の形で出ます。
新品と中古では、必要な資金が10倍ほど違います。同じ20万円を持っていても、新品と中古では仕入れられる個数がまるで変わる。一方で置き場所の問題は逆で、新品はFBAが使えるので置き場に困りませんが、中古は置き場所の問題が必ず発生します。
つまり、新品は資金で詰まり、中古は置き場で詰まります。詰まる場所が違うということは、両方やっていれば片方が詰まってももう片方が動くということです。「新品と中古はどちらが良いか」と聞かれることが多いのですが、私の答えは両方です。仕入れ先もジャンルも新品も中古も全部が分散するので、経営が安定します。
そして中古の置き場所問題には裏があります。重くてかさばるものほど、ライバルが少なく儲かります。私がプリンターの修理をやっているのはそのためです。誰もが避ける制約は、避けた分だけ空いています。
なお在庫の置き場所は、そのまま事業の物理的な上限になります。外部に部屋を借りる、トランクルームを使う、倉庫を借りるとなれば固定費が発生します。加えてAmazonでやる場合、Keepaや価格改定ソフトなどで何もしなくても月1万円近い固定費が出ていきます。固定費は在庫が動いていようが止まっていようが同じだけ出ていくので、回転が落ちるほど1商品あたりが負担する固定費は増えます。
拘束日数は、仕入れる前に見積もれる
ここまで資金効率(=回転率)を4指標の一つとして使ってきました。式はこうでした。
資金効率(%/日)= 純利益 ÷ 仕入原価 ÷ 拘束日数 × 100
3業態については、私が実際に測った拘束日数(18日・10日・7日)を入れています。ただ、これを読んでいる方が自分の商材でこの式を使おうとすると、拘束日数が分からないという問題に当たるはずです。売ってみないと分からないのでは、仕入れ判断に使えません。
ここからは、修理業態と並行して私がAmazonでほぼ全ジャンルの横流しをやってきた経験から、ランキング何位までなら何日で売れるのかを出します。拘束日数を仕入れ前に見積もるための材料です。
先に前提を書いておきます。以下は全件を記録した実測値ではなく、実際に仕入れて売ってきた経験からの体感です。販路はAmazon、ランキングは出品を判断した時点のものです。3業態の数字と違って記録に基づいていないので、そこは区別して読んでください。
ジャンル別・ランキングと売れるまでの日数
| ジャンル | ランキング | 売れるまで | その下で起きること |
|---|---|---|---|
| 本 | 3万位以内 | 1週間以内 | それより下は目利きしないと売れ残る |
| 6万位 | 10日前後 | ||
| 10万位 | 2週間以内 | ||
| 20万位 | 1ヶ月以内 | ||
| CD | 1万位 | 1ヶ月以内が視野 | 売れることは売れる。ただし目利きしないとキャッシュフローが枯渇する |
| 3万位 | 3ヶ月以内を狙える | ||
| DVD | 3万位まで | — | それ以下は目利き必須 |
| ゲーム | 3桁 | 数日 | 1万位を切ると、いくらで売れたかを調べて値を下げないと動かない。5,000位を切ったら目利きが必須 |
| 5,000位まで | 数週間 | ||
| 1万位〜 | 値下げ前提 | ||
| 家電 | 3万位まで | 1ヶ月以内 | ここまでは強気で良い。それ以下は、いくらなら売れたのか・なぜそれが売れるのかを言語化できてから |
| PC | 1万位以下 | 1ヶ月以内 | 本体は動きが遅く、パーツと周辺機器がよく動く |
| 2万位以内 | 1ヶ月〜 | ||
| 3万位〜 | 目利き領域 | ||
| ヘルス&ビューティー シャンプー・化粧品などの消耗品 |
3,000位まで | 1ヶ月以内 | 他ジャンルと違い、一人が複数買う理由がある。定期的に同じものを買い直すニーズもある |
| おもちゃ | 1万位まで | 季節による | クリスマス以外の時期は動かない |
| オーディオ | — | 対応しない | ランクが良くても売れない。理由は後述しますが、私はいまだに説明できていません |
DVDとおもちゃの「売れるまで」を空欄にしているのは、記憶で埋められる数字がないからです。埋めずに残しておきます。
同じ「1ヶ月で売れる」でも、ランキングは67倍違う
上の表を、ジャンルをまたいで縦に読んでみてください。
本は20万位でも1ヶ月以内に売れます。一方でヘルス&ビューティーは3,000位より下がると止まります。同じ「1ヶ月以内に売れる」を満たすランキングの上限が、約67倍違うということです。
「ランキング◯位以内なら仕入れて良い」という基準を持っている人は多いのですが、その基準はジャンルをまたいだ瞬間に壊れます。本の感覚でヘルス&ビューティーを買えば在庫が残り、ヘルス&ビューティーの感覚で本を見れば、売れる商品をほとんど見送ることになります。
理由はカタログに載っている商品点数の差だろうと考えています。本の20万位は「本という膨大な母集団の中の20万位」で、割合で見ればかなり上位です。ヘルス&ビューティーは点数が少ないので、3,000位でもすでに裾野に近い。ランキングは順位であって、販売数そのものではありません。
この数字は「売れる順位」ではなく「目利きが始まる順位」
表の右端をもう一度見てください。ジャンルは違っても、書いてあることはほとんど同じです。そこまでは数字だけを見て仕入れられる。そこから下は、なぜそれが売れるのかを言語化できないと手を出せない。
私が目利きと呼んでいるのは、「誰がどういった動機でそれを買うのか」を言語化できる状態のことです。数字の分析だけで買っても成立しないわけではありませんが、不確定要素が残ります。ランキングが下がるほど、その不確定要素が利益を食う割合が大きくなっていきます。
つまりこの表の数字は、拘束日数の境界であると同時に、必要なスキルの境界でもあります。
オーディオだけ、いまだに説明できない
正直に書いておきます。オーディオはランキングが良くても売れません。そして、その理由を私はいまだに言語化できていません。
他のジャンルは、ランキングが下がれば回転が落ちるという形で説明がつきます。オーディオだけはランキングと回転が対応しません。数字を信じて仕入れると滞留します。
ひとつだけ、経験から言える注意点があります。スピーカーのように価格差が簡単に見つかる商品は要注意です。
これはオーディオに限らず、そのまま原則になると考えています。簡単に見つかる価格差は、誰も買わない理由があるから、価格差のまま残っています。価格差は流動性の対価です。見つけやすい歪みほど、その分を回転で払わされます。
在庫を持っていた日数と、資金が止まっていた日数は別物
拘束日数について、もう一つだけ補足します。
私はプレミアムバンダイの受注生産に申し込んで、届いたら元箱のまま売る、ということも並行してやっています。在庫を持っているのは着荷から受取評価までの約3日だけですが、注文から着荷までは約半年かかります。
これを「在庫回転率=売上原価÷平均在庫」の式に入れると、在庫を3日しか持っていないので最高の数字が出ます。しかし実際には、資金が半年動いていません。
だから資金効率の分母に入れるべきは、在庫を持っていた日数ではなく金を出してから金が戻るまでの日数です。この記事の3業態で「出品〜着金」を使っているのも同じ理由です。
華やかな数字の裏には、いくつもの屍が転がっている
ここまでの話を、実際に人が撤退していく場所に当てはめます。
アパレルとカメラで焼かれる理由
アパレルとカメラは、有意に回転が悪いジャンルです。そして、これが原因で撤退していく人をよく見ます。
この2つは、利益率で見れば良い数字が出ます。実際に良い数字を出している人もいます。ただしそれは、大量に仕入れられて、仕入れた商品を売れるまでホールドできるから実現している数字です。現実には回転が悪すぎてキャッシュフローが回らなくなり、焼かれている人のほうが多い。
この構造は、この記事の前半で数字として出ています。ブランド品リペアです。純利益率30.4%、1個あたり10,650円で、週の純利益は最大160万円。数字だけ見れば3業態で最も稼げます。しかし資金効率は2.96%/日で最下位、必要運転資金は最大771万円でした。
つまり利益率は、資金とホールド期間を買えた人にしか実現しません。
アパレルやカメラの高い利益率は、売れるまで持ち続けられた人の実績値です。同じ商品を同じ値段で仕入れても、3ヶ月持てない人には同じ数字は出ません。出るのは損切りした後の数字です。
なおアパレルには、もう一つ問題があります。Amazonが使えないことです。前の章で出したランキングで拘束日数を読む方法が、まるごと使えないジャンルだということになります。他のジャンルで身につけた感覚を持ち込めない場所です。


OEMは「ラストフロンティア」と言われるが
せどりの出口として、OEMを勧められることがあります。自社商品を持てば価格競争から抜けられる、という話です。ラストフロンティアという言い方をされることもあります。
現実の時間軸を書いておきます。商品企画からサンプル作成、商品完成から登録まで、半年以上かかります。
「ロゴだけ入れ替えて既製品を自社商品化する」という短縮ルートもあります。ただしこれは、やっていることがせどりと変わらないので、結局そこで競合します。価格競争から抜けるためにOEMをやったのに、同じ場所に戻ってくることになります。
クラウドファンディングを使うやり方もありますが、これは1年単位の時間軸になります。
どれも成立しないという話ではありません。成立するまでに何ヶ月、何年かかるのかが、利益率という数字には表示されていないという話です。半年から1年、収益がゼロのまま走り続けられる資金と体力があるかどうかが、実際の参入条件になります。
Amazonの新品規制も同じ形をしている
もう一つ、同じ構造の落とし穴を挙げておきます。
Amazonで新品を扱うには、出品許可が必要なブランドが増えました。許可はブランドごとに書類を集める必要があり、書類を揃えるための仕入れも要ります。そして許可取得に金と時間を使っても、その間の収益は1円も生まれません。さらに、許可が取れてもそのブランドを仕入れられる保証はない。
せどりの優位性は「すぐ結果が出ること」でした。短期ビジネスとして成立しなくなったことが、Amazonせどりがオワコンと言われるようになった原因だと考えています。
ただし、全く稼げないわけではありません。中期目線で取り組むなら、むしろ優位性があります。ここで脱落する人が多い分、ライバルが減るからです。
同じ商品でも、販路を変えると利益率は変わる
ここまでメルカリ基準で計算してきましたが、販路を変えると売値そのものが動きます。
私の体感では、同一商品・同一コンディションで、こういう比率でした。
| 販路 | 売値の体感係数 |
|---|---|
| ヤフオク! | 1.0 |
| メルカリ・PayPayフリマ | 1.3 |
| Amazon | 1.5 |
Amazonが最も高く売れる理由は2つあると考えています。集客力が最も高いことと、プラットフォーム自体への信頼が価格に乗ることです。「Amazonで買った」という事実が購入者にとっての安心材料になるぶん、同じ物でも高い値がつきます。
加えて、Amazonには出品者側にとって見過ごせない特性があります。写真を載せず、テキストだけで売れるという点です。既存のカタログに相乗り出品する形式なので、コンディション説明の文章だけで勝負できる。撮影・画像編集の工数がまるごと消えます。文章で商品の状態を正確かつ魅力的に伝えられるなら、これは大きなアドバンテージになります。
この係数をスマホの数字に当てはめると、こうなります。
| 販路 | 売値 | 純利益(概算) |
|---|---|---|
| ヤフオク! | 17,308円 | 約5,700円 |
| メルカリ | 22,500円 | 9,880円 |
| Amazon | 25,962円 | 約12,900円 |
メルカリとAmazonの差は1台あたり約3,000円。週20台なら月換算で約26万円の差になります。仕入れも作業も何一つ変えず、出す場所を変えるだけで、です。
ただし正直に書いておきます。この係数は私の過去の体感値であり、スマホ修理品についてはAmazonでの実測をしていません。店舗せどりから撤退した時点でAmazonへの関心が薄れ、検証しないまま今に至っています。過去の経験から売れる確信はありますし、メルカリより高く売れるとも思っていますが、検証済みのデータではないという点は明記しておきます。
Amazonは手数料体系がフリマアプリと異なり、カテゴリ別の販売手数料に加えてFBA利用時は配送代行手数料・在庫保管手数料が発生します。上の概算は手数料10%で揃えた単純比較なので、実際に移行を検討する場合は自分のカテゴリの料率で計算し直してください。
ジャンル別・仕入れ対象になる利益率の目安
ここまで「利益率だけ見るな」と書いてきましたが、それでも現場では店頭で数秒で判断するための足切りラインが必要です。その用途に限れば、利益率は有効な指標です。
私が使っていた足切りラインは、以下の通りです。
| 商材 | 足切りライン | 理由 |
|---|---|---|
| 新品(家電量販店・ディスカウントストア) | 10%以上 | 検品不要で作業時間が最短。低い率でも時間単価が確保できる |
| 中古(リサイクルショップ・ブックオフ) | 20%以上 | 検品と清掃の時間が乗る。その分を率で回収する必要がある |
| 要修理・ジャンク | 40%以上 | 修理時間に加えて「直らないリスク」を織り込む必要がある |
| 低単価品(売値5,000円以下) | 50%以上 | 送料・手数料の比重が重く、率が低いと手元にほぼ残らない |
重要なのは、この数字が「利益率が高いほど良い商品」という意味ではないことです。作業時間とリスクが増えるぶんを率で回収しているだけで、時間単価に直せばどの行もだいたい同じレンジに収まります。
そして、この足切りラインは拘束日数とセットで使ってください。足切りラインを超えていても、前の章の表で拘束日数が長いと分かる商品は、資金効率で落ちます。率のチェックが1段目、拘束日数のチェックが2段目です。
「新品は3%から仕入れ対象」というノウハウも世の中にはあります。理論上は成立しますが、その場合売上が数千万円あっても利益は数十万円という構造になります。資金と保管スペースを大量に食うわりに、手元に残るものが少ない。月商ではなく月利で見る習慣がないと、この罠に落ちます。
利益率の計算方法
粗利益率と純利益率
粗利益率は、売上から仕入原価だけを引いた利益の割合です。
粗利益率(%)=(売上 − 仕入原価)÷ 売上 × 100
純利益率は、そこから手数料・送料・部品代などをすべて引いた後の割合です。
純利益率(%)=(売上 − 仕入原価 − 諸経費)÷ 売上 × 100
せどりで意味があるのは純利益率のほうだけです。粗利益率は手数料と送料を無視した数字なので、実態から乖離します。この記事の数字も全部、純利益率で統一しています。
先ほどのゲーム機の例で違いを見てください。
- 粗利益率:(5,000 − 1,000)÷ 5,000 × 100 = 80.0%
- 純利益率:(5,000 − 1,000 − 500 − 850)÷ 5,000 × 100 = 53.0%
27ポイントの差があります。粗利益率で仕入れ判断をしていると、この27ポイント分だけ現実を楽観視することになります。
時間単価
時間単価(円/時)= 純利益 ÷ 作業時間(時間)
作業時間には、リサーチ・仕入れの移動・検品・修理・撮影・出品作業・梱包・発送を全部含めます。修理時間だけを数えると実態より良く見えます。
この数字は、副業でやっている人ほど重要です。本業の時給を下回っているなら、その商材は扱う意味がありません。
資金効率(回転率)
資金効率(%/日)= 純利益 ÷ 仕入原価 ÷ 拘束日数 × 100
拘束日数は「仕入れた日から入金される日まで」です。出品してから売れるまでの期間と、売れてから着金するまでの期間の両方を含みます。仕入れ前の見積もり方は、前の章のランキング表を使ってください。
この指標を使う理由は、ROI(投資利益率)だけでは回転速度が反映されないからです。ROI 300%の商品でも、売れるまで半年かかるなら、ROI 50%で1週間で回る商品に負けます。日数で割ることで、両者を同じ土俵に乗せられます。
計算を自動化したい場合は、専用のアプリを使うのが早いです。
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利益率を上げる5つの方法
1. 誰も触りたがらない工程を、条件を選んで簡単にする
スマホの膨張バッテリーの話が、この典型例です。
「バッテリーが膨張している個体は危険で扱いにくい」という共通認識があるから、その個体は安く放置されます。しかし実際に作業してみると、最難関の開封工程が最も簡単になるという逆転が起きていました。
この構造は他の商材にもあります。「面倒そう」「難しそう」という理由で価格が下がっている商品のうち、実際にやってみると難しくないものを見つける。ここに一番大きな利益率の源泉があります。
これは検索やツールでは見つかりません。実際に手を動かして、自分で発見するしかない領域です。
2. 故障パターンの分布を把握する
レトロゲーム機の場合、故障の大半は光学ドライブのピックアップ関連で、その多くはクリーニングだけで直りました。部品代0円で、原価が仕入値そのままになるケースです。
逆にファン故障は部品代300円が乗り、資金効率が37.9%/日から25.8%/日まで落ちます。
つまり、同じ商材でも「どの故障パターンなら部品代ゼロで直るか」を知っているかどうかで、利益率が10ポイント以上変わります。特定の機種を数十台こなすと、この分布が体感で分かるようになります。ジャンルを絞る最大のメリットはここにあります。
3. 送料の階段を意識して梱包する
低単価商材では、送料が利益率を直接殴ってきます。
らくらくメルカリ便の場合、宅急便コンパクトが450円+箱70円で520円、宅急便60サイズが750円、80サイズが850円。60サイズと80サイズの境界を跨ぐだけで100円変わります。
売値5,000円の商品なら、この100円は利益率2ポイントに相当します。梱包を1cm削る作業が、仕入れ交渉より効くことがあります。
4. 販路を変えて、同じ物を高く売る
前述の通り、同一商品でもヤフオク!を1としたときメルカリ1.3、Amazon1.5という体感差がありました。
仕入れも修理も何も変えずに、売値だけを上げられるのがこの方法の強みです。ただし販路ごとに手数料体系が違うので、係数だけを見て移行すると失敗します。売値の上昇分と手数料の増加分を、必ず純利益で比較してください。
5. 回転しなかった在庫を切る
回転率の話はたいてい「回転率の高い商品を選びましょう」という結論になります。私の実務は逆で、回転しなかった在庫を切ることで回転率を作っています。
損切りのルールを決めておいて、一定期間売れなければ赤字でも現金化します。私の場合は反応の強弱や失敗を数日で見極められるので損切りが速く、1週間以内に現金化してしまうこともあります。
ここで効いてくるのが、見込み利益ではなく実現利益で評価するという考え方です。売れていない在庫に乗っている利益は、まだ存在していません。存在していない利益を守るために資金を止めるほうが、赤字で切るより高くつきます。
せどりで稼げる人自体は多いのですが、キャッシュフローの管理ができずに辞めていく人が多い、というのが私の見ている景色です。この記事で資金効率を4指標に入れているのは、そこが原因で辞める人が多いからです。
よくある質問
せどりの利益率の平均は何パーセントですか?
公的な統計は存在しません。世の中で「20〜30%」と言われている数字は、各発信者の実感値の集積です。
私の実測では、業態によって純利益率30.4%〜53.0%の幅がありました。「平均」という概念自体が、扱う商材と販路によってあまり意味を持ちません。平均値を探すより、自分の商材で計算する習慣を持つほうが有効です。
利益率と回転率、どちらを優先すべきですか?
ボトルネックが何かで決まります。
資金が足りないなら回転率(=資金効率)、時間が足りないなら時間単価、仕入れが足りないなら1個あたり利益額です。この3つのうち、あなたが今どれで詰まっているかを先に特定してください。
ちなみに私の3業態では、真のボトルネックが「利益率」だったケースは一度もありませんでした。
せどりの回転率の目安は何日ですか?
ジャンルによって全く違います。同じ「1ヶ月以内に売れる」を満たすAmazonランキングの上限が、本では20万位、ヘルス&ビューティーでは3,000位でした。約67倍の開きがあります。
「回転率◯回転が目安」という一つの数字を探すより、自分が扱うジャンルのランキング閾値を掴むほうが実務的です。詳しくは記事内の「拘束日数は、仕入れる前に見積もれる」をご覧ください。
回転率の良いジャンルはどれですか?
Amazonのランキング基準で言えば、私の体感ではPC(パーツ・周辺機器)が最も条件が良いジャンルでした。廃版になってもニーズが消えず探している人がいて、仕入先も限られるためライバルが少ない。ただし本体は動きが遅く、動くのはパーツと周辺機器のほうです。
逆に、利益率が良く見えるのに回転で焼かれやすいのがアパレルとカメラです。オーディオはランキングと回転が対応しないため、数字での判断ができません。
利益率5%や10%の商品は仕入れるべきではないですか?
新品で、検品不要で、回転が速いなら仕入れ対象になります。時間単価と資金効率が確保できているかどうかが判断基準で、率そのものではありません。
ただし売値5,000円以下の低単価品で利益率10%は成立しません。送料と手数料だけで売値の25%前後が消えるためです。低単価品は率の足切りを高く設定してください。
修理して売る場合、利益率はどれくらい取れますか?
私の実測で純利益率30.4%〜53.0%でした。ただし修理には「直らないリスク」があります。仕入れた個体が想定外の故障を抱えていて、部品代と時間をかけたうえで結局売れない、という事故は必ず一定確率で起きます。
そのぶんを織り込むため、要修理品の足切りは純利益率40%以上に設定していました。
中古品を仕入れて売るのに資格は必要ですか?
営利目的で中古品を反復継続して売買する場合、古物営業法にもとづく古物商許可が必要です。この記事で扱っている3業態はすべて該当します。無許可営業には罰則があるため、開始前に必ず取得してください。
まとめ
この記事の要点を整理します。
- 利益率は4つある指標のうちの1つにすぎない。純利益額・純利益率・時間単価・資金効率の4つで測ると、1位は3回入れ替わった
- 純利益率で1.74倍の差が、資金効率では12.8倍の差になる。どの物差しで測るかを決めずに「高い」「低い」を議論しても意味がない
- 真のボトルネックは、資金・時間・仕入れ供給量のいずれか。私の3業態では「利益率」がボトルネックだったことは一度もない
- 必要運転資金は業態で343倍違う。資金量が、選べる業態を先に決める。利益率を先に決めて商材を探すのは順番が逆
- 拘束日数は仕入れ前に見積もれる。同じ「1ヶ月で売れる」を満たすランキングは、本の20万位からヘルス&ビューティーの3,000位まで約67倍開く。ジャンルをまたぐと基準が壊れる
- 低単価品ほど送料と手数料の比重が跳ね上がる。売値5,000円なら送料850円だけで17%が消える
- 粗利益率ではなく純利益率で判断する。ゲーム機の例では両者に27ポイントの乖離があった
- 最大の利益率の源泉は「誰も触りたがらない工程を、条件を選んで簡単にする」こと。膨張バッテリーの個体が最も開封しやすい、という類の発見は検索では見つからない
そして、この記事全体を通していちばん言いたいことを最後に書きます。
華やかな数字の裏には、いくつもの屍と初見殺しのトラップが転がっています。
高利益かつ高回転に見えるものほど、そこにたどり着くまでの時間と資金が数字に表示されていません。ブランド品リペアの週160万円は最大771万円の運転資金を表示しませんし、アパレルやカメラの利益率はホールド期間を表示しません。OEMの高利益率は半年のリードタイムを、クラウドファンディングは1年を、Amazonの新品は許可取得中の無収益期間を、それぞれ表示しません。
利益率という指標を使うときは、必ず「その数字は何日で実現するのか」「実現するまで何を止めておく必要があるのか」をセットで見てください。
最後に一つだけ。この記事の数字をそのまま真似しても、同じ結果にはなりません。仕入れ環境も、あなたの作業速度も、販路の相場も違うからです。
持ち帰ってほしいのは数字ではなく、4つの指標で自分の取引を測り直す習慣のほうです。直近に売れた商品を5個ピックアップして、純利益額・純利益率・時間単価・資金効率を出してみてください。おそらく、自分が思っていたのと違う商材が1位に来ます。

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