「メルカリ コメント 削除」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。
コメントを削除できるのは、出品者だけです。購入者は、自分が書いたコメントでも消せません。そして、消すと「出品者がコメントを削除しました」と表示され、取り消せません(メルカリのヘルプ「コメントとは」)。消しても、跡は残ります。
私は出品者として、コメントを何度も消してきました。消しているのは、スマホアプリから簡単に入力できる定型のコメントで、その最たるものが値下げの依頼です。プロフィールに値下げは受けないと書いているので、返さずに消します。値下げのやり取りが残っていると、価格の印象を下げるからです。
それ以外のコメントは、急いで消しません。消しても跡は残るからです。消したくなるコメントそのものは、プロフィールで減らせます(4章)。
- 出品者:削除の手順(1章)、消すと何が残るか(2章)、消すコメントと消さないコメントの線引き(3章)、来なくする方法(4章)
- 購入者:自分のコメントを消してもらう頼み方と、コメントが消えたときの見分け方(5章)
1. 削除できるのは出品者だけ|手順
公式ヘルプの手順は、端末ごとに次のとおりです。
| 端末 | 手順 |
|---|---|
| Android | 商品画面の「すべてのコメントを見る」を開き、右上の「旗マーク>削除」から、消したいコメントの削除マークを選ぶ |
| iOS | 商品画面の「すべてのコメントを見る」を開き、消したいコメントに出ているゴミ箱マークを選ぶ |
| Webサイト | 各コメントの吹き出しの右下にあるゴミ箱マークをクリックする |
購入者の画面には、ゴミ箱マークも削除マークも出ません。自分のコメントを消したいときは、出品者に頼むしかありません(5-1)。
なお、事務局は別です。通報されたコメントを確認して、削除や制限をすることがあります(必ず行うわけではありません)。禁止行為が確認されると、コメント欄を一時的に閉じることもあります(5-2)。
2. 消すと何が残るか
| 項目 | 分かっていること |
|---|---|
| 商品ページの表示 | 消したコメントの場所に「出品者がコメントを削除しました」と出る。コメントは誰でも見られるので、この表示もほかの人に見える |
| 取り消し | できない |
| コメントした人への知らせ | 公式ヘルプには書かれていない |
| ブロックとの違い | 削除は、コメントを1件消すだけ。ブロックは、その人からの購入・コメント・いいね・フォローを制限する。ブロックは相手に通知されない |
つまり、削除は「なかったことにする」ためには使えません。何かがあって出品者が消した、ということは、あとから来た人にも見えます。
3. 消すコメント・消さないコメント|出品者の線引き
| コメント | 私の扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 定型の値下げ依頼 | 返さずに消す。何度も消している | プロフィールに値下げは受けないと書いている。値下げのやり取りが残ると、価格の印象を下げる |
| 「検討します」で止まった質問 | 急いで消さない | 私の経験では、そのまま来なくなる、いわゆる質問逃げがほぼ100%です。それでも、コメントが付いている商品は、ほかの購入希望者から「動いている出品」に見えます |
| 取り置き・専用の依頼 | 受けない | 私の経験では、取り置きの依頼から購入に至ったことは一度もありません。専用出品と取り置きは、公式の取引マナーで「独自ルール」の例に入っています |
| 直接取引・外部サイトへの誘導・個人情報 | 旗マークで通報してから消す | 公式の通報の対象。先に消すと、通報するコメントがなくなる |
| 暴言・誹謗中傷 | 通報し、続くならブロックする | 通報の対象。ブロックすれば、その人はコメントも購入もできなくなる |
| 商品についての普通の質問と答え | 消さない | 消す理由がない |
値下げ依頼への返し方はメルカリの値下げ依頼は無視していいとメルカリの値下げ交渉が頭おかしいとき、「検討します」で止まる相手のことはメルカリの「検討します」は脈なし?に書いています。直接取引に誘うコメントの言い回しはメルカリ直接取引の隠語一覧にまとめました。
商品について誤ったことを書かれた場合は、消すより、答えて訂正するほうがほかの人に事情が伝わります。消すと、何が書かれていたか分からないまま、跡だけが残ります。
4. 消したくなるコメントは、来なくできる
コメントへの返答は、公式にも義務ではないと書かれています。それでも、値下げ交渉や取り置きの依頼が来るたびに断ったり消したりするのは手間です。
私はプロフィールを作り直してから、来る連絡の種類がはっきり変わりました。来なくなったのは、値下げ交渉、取り置きの依頼、購入後に支払いが止まる取引です。消えたのは購入者ではなく、購入に至らない連絡だけでした。
ただ、アプリの定型文から入力される値下げ依頼は、プロフィールに書いていても届きます。簡単に入力できるからです。私が消しているコメントは、ほとんどがこれです。
プロフィールには、「値下げ交渉には対応しておらず、いただいた場合はブロックさせていただくことがあります」と書いていて、実際にそのとおり運用しています。書き方と、書いてから何が変わったかはメルカリのプロフィールの書き方と例文にまとめました。
ただし、書くのは「自分がどう対応するか」までです。「コメント必須」「プロフィール必読」のように、ルールを掲げて取引を拒否するのは、公式の「禁止されている行為」に入っています(メルカリのめんどくさい購入者で詳しく書いています)。
5. 購入者の側|自分のコメントを消したい・消された
5-1. 自分のコメントを消したい
購入者は、自分のコメントを消せません。出品者に頼みます。ただ、出品者に返答の義務はないので、消してもらえないこともあります。
先ほどのコメントは間違いでした。お手数ですが、削除していただけますか。
個人情報を書いてしまった場合は、急いで頼んでください。コメントは誰でも見られます。応じてもらえないときは、事務局に問い合わせます。メルカリはコメントへの個人情報の入力を禁止していて、確認されると事務局がコメント欄を閉じることがあります。
5-2. コメントが消えた・削除された
自分のコメントが見当たらないときは、商品ページの表示で、何が起きたかを見分けます。
| 商品ページの表示 | 起きたこと |
|---|---|
| 「出品者がコメントを削除しました」と出ている | 出品者が消した。削除だけならブロックとは別なので、コメントも購入もできる |
| コメント欄が使えないことが表示され、前のコメントが見えない | 禁止行為が確認されて、事務局がコメント欄を一時的に閉じた。商品は通常どおり買える |
| コメントも購入もできない | 出品者にブロックされている可能性がある。ブロックは相手に通知されない |
出品者に消されたのは、出品者がそのやり取りを商品ページに残したくなかった、ということです。値下げの依頼だったなら、同じ依頼を書き直しても結果は変わりません。私も、プロフィールに受けないと書いているのに届く値下げ依頼は、返さずに消しています。
6. よくある質問
コメントを削除したら、相手に通知されますか?
公式ヘルプには、削除を相手に知らせるとは書かれていません。ただ、商品ページに「出品者がコメントを削除しました」と残るので、相手が商品ページを開けば分かります。
削除したコメントは戻せますか?
戻せません。削除は取り消せないと、公式に書かれています。
商品ページごと削除して出し直せば、跡も消えますか?
新しい商品ページになるので、前のページのコメントも「削除しました」の表示も付いていきません。ただ、出品中の商品の削除は元に戻せず、前のページに付いていたいいねも付いていきません。私は出品から24時間のいいねの数で需要を判定しているので、削除して出し直す再出品はやりません(メルカリで売れない時にやる順番)。また、同じ商品の削除・再出品で検索結果での表示機会を増やす行為は、公式ヘルプで迷惑行為として禁止されています。
ゴミ箱マークが出ません
コメントを消せるのは出品者だけなので、購入者の画面には出ません。出品者でAndroidの場合は、ゴミ箱マークではなく、右上の「旗マーク>削除」から消します。
コメントを削除するのはマナー違反ですか?
公式の取引マナーのガイドには、削除についての項目はありません。削除は出品者に用意された操作です。私は、定型の値下げ依頼は返さずに消しています。一方で、跡は残るので、断って終わっているやり取りをわざわざ消す必要はありません。
取引が始まったあとのメッセージも削除できますか?
取引が始まった商品には、コメント自体ができなくなります。購入後のやり取りは取引メッセージで、取引メッセージは出品者も購入者も削除できません(メルカリの取引メッセージは送らなくていい)。
コメントには返信しないといけませんか?
公式ヘルプに、返答は義務ではないと書かれています。取引マナーのガイドは「放置せずにきちんと対応しましょう」と勧めていますが、ルールではありません。
7. まとめ
- コメントを削除できるのは出品者だけ。購入者は自分のコメントも消せず、出品者に頼むしかない。
- 消すと「出品者がコメントを削除しました」と残り、取り消せない。削除は、なかったことにするためには使えない。
- 私が何度も消しているのは、アプリの定型文で届く値下げ依頼。返さずに消す。直接取引の誘いや暴言は、通報してから消す。
- 消したくなるコメントは、私の場合、プロフィールに自分の対応を書いてから来なくなった。ルールを掲げて取引を拒否するのは禁止されている行為。
- 自分のコメントが消えたら、「削除しました」の表示か、コメント欄の閉鎖か、ブロックかを商品ページで見分ける。
8. 出典
- メルカリ「コメントとは」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/820/
- メルカリ「ブロック機能とは」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/242/
- メルカリ「禁止されている出品物・行為を通報する」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/830/
- メルカリ「禁止されている行為」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/258/
- メルカリ「取引マナー」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/263/
- メルカリ「出品中の商品の削除・出品停止・再出品方法」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/106/
- メルカリ「取引メッセージとは」https://help.jp.mercari.com/guide/articles/363/
公式ヘルプは、いずれも2026年9月25日に確認しました。
9. あわせて読む
| 記事 | どこがつながっているか |
|---|---|
| メルカリのコメント返信と例文 | コメント全体の扱い。返すのは説明文にない質問だけ、出品取り下げのときは書かずに止める |
| メルカリのプロフィールの書き方と例文 | 4章の続きです。値下げ交渉と取り置きの依頼が来なくなった書き方 |
| メルカリの値下げ依頼は無視していい | 「値下げ依頼」の機能で来たときの扱いと、業者か個人かの見分け方 |
| メルカリの値下げ交渉が頭おかしいとき | 消している定型の値下げ依頼と、理由を付けてくる値下げ交渉の実例 |
| メルカリの「検討します」は脈なし? | 「検討します」で止まったコメントを急いで消さなくていい理由 |
| メルカリのめんどくさい購入者 | ブロックと通報の使い分け。ルールを掲げる側が禁止行為になる理由 |
| メルカリ直接取引の隠語一覧 | 通報してから消すべきコメントの見分け方 |
| メルカリの取引メッセージは送らなくていい | 購入後のやり取りは、削除できない取引メッセージに移る |
| メルカリで売れない時にやる順番 | いいねの数で需要を判定する方法。削除して出し直す再出品をやらない理由 |
10. この記事について
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 書いた人 | 中古品の売買を20年近く続けています(古物商許可あり) |
| 私がやっていること | プロフィールに値下げ交渉に対応しないことと、その場合の措置を書いています。書いてから値下げ交渉と取り置きの依頼は来なくなりましたが、アプリの定型文で届く値下げ依頼のコメントは、返さずに何度も消しています |
| 確認していないこと | 削除したときに相手へ知らせが届くかどうかは、公式ヘルプに記載がないため、断定していません |
| 変わりうること | 削除の手順やマークの位置は、アプリの更新で変わります(2026年9月に確認) |

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