この記事は、隠語の一覧から始めます。そのために来てくださっているからです。ただ、先に1つだけ断っておかなければならないことがあります。
この一覧には、出典がありません。メルカリが「この言葉は隠語です」と公表することは、原理的にありません。だから、一覧を信じて判定してはいけません。判定のやり方は3章に、リスクの測り方は4章に置きました。
先に、立場を明かします
| 中古品の売買 | 国内で20年近く続けています。出品する側として、コメントと取引メッセージを受け取ってきました |
| 隠語の一覧 | 私が実際に見た言い方と、その言い換えです。公式の資料ではありません |
| それ以外 | メルカリの利用規約と公式ヘルプです。全部リンクを置きました |
| 書かないこと | 検知の回避方法、バレない書き方。直接取引以外のジャンルの隠語(2-5) |
| 売っているもの | この記事にはありません。本文中の宣伝は0本です |
1. この一覧には、出典がありません
1-1. 公式が定義しているのは、言葉ではなく行為です
メルカリの公式ヘルプ「外部サービスなどに誘導する行為」を読むと、禁止の対象がこう書かれています。
「プロフィール、商品説明、コメント欄、取引メッセージなどにSNSのIDや電話番号、その他外部で連絡するための手段を記載すること(QRコードなどの画像も含む)」
「その他、事務局が不適切と判断したもの」(メルカリ公式ヘルプ)
| 禁止されているもの | 禁止されていないもの |
|---|---|
| 外部で連絡するための手段を伝えること | 特定の単語を書くこと、そのものではありません |
「青い鳥」という言葉が禁止されているのではありません。それを使って外部の連絡手段を伝えることが禁止されています。
1-2. だから、一覧は完成しません
| 一覧が完成しない理由 |
|---|
| 言葉は、いくらでも言い換えられます |
| 一覧が公開されれば、誘う側もそれを読みます |
| 公式が「その他、事務局が不適切と判断したもの」と書いている以上、外から列挙しきることはできません |
2行目が、この記事が抱えている矛盾です。隠語の一覧は、警戒する側にも、誘う側にも同じように読めます。だから一覧を出すほど、一覧は古くなります。
私は、その矛盾を隠さずに書くことにしました。一覧は出します。ただし、一覧を判定に使わない方法も一緒に置きます。
1-3. それでも一覧を出す理由
| 一覧が役に立つ場面 | 役に立たない場面 |
|---|---|
| いま来ているコメントの意味が分からず、調べている | これから来る、まだない言い方を防ぎたい |
| 「Pで」と言われて、何のことか知りたい | 「一覧にないから安全だ」と判断したい |
右の列が、この記事でいちばん避けたい使われ方です。一覧にないことは、安全の根拠になりません。
2. 隠語・言い換えの一覧
私が出品者として実際に見た言い方と、その周辺です。意味ごとに分けました。単語を覚えるためではなく、「何を外へ出そうとしているか」で読んでください。
2-1. 連絡先を、メルカリの外へ出す言い方
| 見かける言い方 | 指しているもの |
|---|---|
| 「青い鳥」「鳥」「X」「元Twitter」 | X(旧Twitter) |
| 「インスタ」「カメラ」「インスタのDM」 | |
| 「緑」「緑のアプリ」「あの緑のやつ」 | LINE |
| 「プロフに書いてあります」「プロフ見てください」 | プロフィール欄に置いた外部の連絡先 |
| 「続きは外で」「こちらではなく別のところで」 | 場所を明示しない誘導 |
| 「@から始まるやつ教えてください」 | SNSのID |
2-2. 決済を、メルカリの外へ出す言い方
| 見かける言い方 | 指しているもの |
|---|---|
| 「P」「ぺ」「ペイペイ」「ペで」 | PayPay等の送金機能 |
| 「送金」「送る」「おくる・もらう」 | アプリ間の個人送金 |
| 「振込」「口座に」「銀行で」 | 銀行振込 |
| 「手数料分お安くします」「10%引きます」 | 販売手数料を回避する提案。4章で計算します |
| 「現金で」「手渡しなら安く」 | メルカリを通さない支払い |
| 「ギフト券で」「コードで」 | 電子ギフト券による支払い |
2-3. 受け渡しや取引の場を、外へ出す言い方
| 見かける言い方 | 指しているもの |
|---|---|
| 「ジモ」「地元」「地元のサイト」 | 地域掲示板サービス |
| 「あちらで」「別サイトで」「他で出してます」 | 他のフリマ・掲示板 |
| 「手元」「現確」 | 現物を直接見せる・確認する提案 |
| 「取りに行きます」「近いので直接」 | 対面での受け渡し。ただし3-3の例外に注意 |
| 「◯◯で検索してみてください」 | 外部サービスの検索誘導 |
2-4. 言葉を使わない形
| 形 | 公式の扱い |
|---|---|
| 商品画像にQRコードを入れる | 「QRコードなどの画像も含む」と明記されています |
| プロフィール欄にIDだけ置く | 「プロフィール、商品説明、コメント欄、取引メッセージなど」が対象です |
| ニックネームにIDを入れる | 「その他外部で連絡するための手段を記載すること」に当たりうる形です |
公式は場所を「など」で締めています。書く場所を変えれば対象外になる、という読み方はできません。
2-5. この記事が扱わない隠語
「メルカリ 隠語」で検索すると、直接取引とは別のものを探している人も混ざります。出品してはいけない物を、別の名前で売買するための隠語です。
| この記事の範囲 |
|---|
| 扱うのは、外部への誘導に使われる言い方だけです |
| 禁止出品物を別の名前で売買するための隠語は、一覧にしません |
| 理由は、それを書くと探している側に手順を渡すことになるからです |
怪しい出品を見かけた場合は、言葉の意味を調べるより先に、事務局へ報告してください(6章)。
3. 判定は、言葉ではなく「要求」でやります
ここが、この記事でいちばん持ち帰っていただきたい部分です。2章の一覧を覚える必要はありません。覚えるのは2つの問いだけです。
3-1. 2つの問いで足ります
| 問い | |
|---|---|
| 問1 | メルカリの外で連絡することを、求められていますか |
| 問2 | メルカリの外で払うこと、または受け取ることを、求められていますか |
どちらか1つでも「はい」なら、公式が禁止している行為に当たる可能性があります。使われている単語が一覧にあるかどうかは、関係ありません。
この2問なら、まだ誰も使っていない言い換えにも対応できます。言葉は変わりますが、要求の中身は変わらないからです。外へ出したいものは、連絡先か、お金か、そのどちらかしかありません。
3-2. 公式の文言に当てはめます
「メルカリでは、SNSなど外部のサービスへ誘導すること、または応じることを禁止しております。」
「これは、外部誘導先で商品代金の直接振込を促し、その後商品を発送しないなどの詐欺を未然に防ぐための対策です。」(メルカリ公式ヘルプ)
| 問い | 公式のどこに当たるか |
|---|---|
| 問1(外で連絡する) | 「SNSのIDや電話番号、その他外部で連絡するための手段を記載すること」 |
| 問2(外で払う・受け取る) | 「外部誘導先で商品代金の直接振込を促し」——公式が禁止の理由として挙げている形そのものです |
3-3. 唯一、公式が「違反にならない」と挙げている例外
「『自動車本体』および『オートバイ車体』の取引で輸送会社を使用する場合、輸送会社に住所や電話番号を提供する必要があります。輸送会社への提供を目的として取引メッセージ内で住所・電話番号を伝えることは問題ありません。」(メルカリ公式ヘルプ)
| ここから分かること |
|---|
| 取引メッセージに住所や電話番号を書くこと自体が、常に違反になるわけではありません |
| 公式が例外として認めているのは、この1つだけです |
| それ以外で住所や電話番号を求められたら、問1の「はい」です |
「直接取引=直接会うこと」ではありません。メルカリの決済と手続きの中で進めたうえで、受け渡しの方法をどうするかは別の論点です。問題になるのは、連絡と決済が外へ出ることです。
3-4. 「応じること」も禁止されています
ここを見落としている方が多いところです。公式の文は「誘導すること、または応じること」です。
| 立場 | 公式の禁止に当たりうるか |
|---|---|
| 持ちかけた側 | 当たります |
| 持ちかけられて、応じた側 | 当たります |
| 持ちかけられて、応じなかった側 | 応じていません |
「相手が言い出したことだから」は、公式の文言の上では理由になりません。
3-5. 判定表
| 言われていること | 問1 | 問2 |
|---|---|---|
| 「LINEで続きを話しましょう」 | はい | — |
| 「インスタのDMに送ります」 | はい | — |
| 「プロフィールを見てください」(外部IDが置いてある) | はい | — |
| 「PayPayで送ってくれれば安くします」 | はい | はい |
| 「銀行振込なら手数料分引きます」 | — | はい |
| 「ジモティーで取引しませんか」 | はい | はい |
| 「近いので現金手渡しで」 | — | はい |
| 「メルカリで購入手続きをしたうえで、受け渡し方法を相談したい」 | いいえ | いいえ |
| 自動車・オートバイ車体で、輸送会社に伝えるための住所 | 公式が例外として認めています(3-3) | — |
下から2行目が、混同されやすいところです。メルカリの決済を使っている限り、問1も問2も「いいえ」になります。
4. リスクの測り方
「危ないです」だけでは、判断の材料になりません。ここでは、得るものと失うものを数字にします。
4-1. 得るのは、販売価格の10%です
「出品した商品が購入され取引が完了した際に、販売価格から10%を販売手数料としていただいております」(メルカリ公式ヘルプ)
| 販売価格 | 浮く額 |
|---|---|
| 3,000円 | 300円 |
| 10,000円 | 1,000円 |
| 50,000円 | 5,000円 |
| 100,000円 | 10,000円 |
3,000円の商品で浮くのは300円です。率は同じでも、額は全然違います。
4-2. 失う上限は、その取引の全額です
公式に、はっきり書かれています。
「なお、外部のサービスを利用した場合、一切のサポートはいたしません。」(メルカリ公式ヘルプ)
| メルカリの中で取引した場合 | 外部で取引した場合 |
|---|---|
| 代金は決済され、事務局の対応の対象になります | 一切のサポートはありません |
だから、失う上限は「その取引で動いた金額の全部」になります。出品者なら商品、購入者なら支払った金額です。
4-3. 比率は、商品の値段によらず一定です
ここが計算のいちばん重要なところです。手数料の料率が10%である以上、浮く額は取引額の10分の1です。
| 販売価格 | 浮く額 | 失う上限 | 比 |
|---|---|---|---|
| 3,000円 | 300円 | 3,000円 | 1対10 |
| 10,000円 | 1,000円 | 10,000円 | 1対10 |
| 50,000円 | 5,000円 | 50,000円 | 1対10 |
| 100,000円 | 10,000円 | 100,000円 | 1対10 |
安い商品でも高い商品でも、比率は変わりません。1を取りに行って、10を賭けています。
この10倍という数字は、相手が詐欺かどうかとは関係なく決まります。料率が10%だから10倍になるだけです。相手を見抜けるかどうかを議論する前に、比率のほうが先に決まっています。
4-4. 購入者側は、もっと悪くなります
購入者は販売手数料を払っていません。だから「手数料分を引きます」と言われて浮くのは値引き分だけです。
| 出品者 | 購入者 | |
|---|---|---|
| 10,000円の商品で浮く額 | 1,000円(手数料) | 1,000円(値引き) |
| 失う上限 | 商品(10,000円相当) | 支払った9,000円 |
| 比 | 1対10 | 1対9 |
| 先に渡すのはどちらか | 商品を後から送れます | 先払いを求められることが多い |
公式が禁止の理由として挙げているのが、まさにこの形です。「商品代金の直接振込を促し、その後商品を発送しない」。
4-5. もう1つ、金額にならないリスクがあります
アカウントです。規約を引きます。
メルカリ利用規約 第5条1項
「弊社は、ユーザーが以下の各号のいずれかに該当した場合又は該当したと弊社が合理的な理由に基づき判断した場合、事前の通知なしに、ユーザー登録の取消…等の措置をとることができるものとし、弊社は、その理由を説明する義務を負わないものとします。」
同 第5条2項
「弊社は、本条の措置を受けたユーザーに対し、将来にわたって弊社が提供するサービスの利用及びアクセスを禁止することができるものとします。」
| 条文 | 意味すること |
|---|---|
| 5条1項 | 事前の通知はなく、理由も説明されないことがあります |
| 5条2項 | 期限が書かれていません。「将来にわたって」です |
| 6条1項 | 「取引の手続が未完のものがある場合は退会することができず」——進行中の取引がある状態で止まると、動けなくなります |
| 14条2項 | 売上金は「取引完了時から180日以内」に引出請求をする、と定められています |
4-3までの計算は1回の取引の話です。5条2項は、そのアカウントで今後やる取引の全部にかかります。
4-6. だから、自分の数字で計算します
以下は仮定の数字です。ご自身の実績に置き換えてください。
| 月の販売件数 | 1件あたりの粗利 | 1年で |
|---|---|---|
| 5件 | 2,000円 | 12万円 |
| 10件 | 3,000円 | 36万円 |
| 30件 | 3,000円 | 108万円 |
真ん中の行で計算します。1万円の商品で1回浮かせる額は1,000円。そのアカウントが1年で生む粗利は36万円。360倍です。
| 測り方 |
|---|
| 1. 今回浮く額を出す(販売価格 × 10%) |
| 2. 今回の取引額を出す(=失う上限) |
| 3. そのアカウントで今後1年に売る見込み件数 × 1件あたりの粗利を出す |
| 4. 2と3を足して、1で割る |
この計算で1を超えることは、まずありません。手数料率が10%である限り、分子のほうが必ず大きくなります。
そして、評価と実績は買い直せません。アカウントを作り直しても、これまでの取引件数と評価はゼロからです。当サイトではこれを「やり直しコスト」と呼んでいて、他の記事でも同じ物差しを使っています(9章)。
5. 公式が書いていることと、書いていないこと
前の版は、ここで推測を書いていました。取り下げて、公式に確認できる部分だけ残します。
5-1. 自動検知システムは、あると明記されています
「※取引メッセージの内容は、不正やトラブル防止のため自動検知システムのもと分析・確認しています。禁止出品物や禁止行為の疑いがある取引メッセージを検知した場合、内容を事務局で確認することがあります」(メルカリ公式ヘルプ「取引マナー」)
| 公式が書いていること |
|---|
| 取引メッセージは、自動検知システムのもとで分析・確認されています |
| 疑いを検知した場合、事務局が内容を確認することがあります |
| 禁止行為が確認された際は、事務局の判断でコメント欄を一時的に閉鎖することがあります |
ここまでで十分です。検知の中身を推測する必要がありません。
5-2. 前の版が推測で書いていた部分
| 前の版の記述 | この版 |
|---|---|
| 「24時間体制のAIメッセージ監視とキーワード検知」 | 削除。「24時間体制」は公式にありません |
| 「QRコード画像の自動解析技術」(OCR) | 削除。QRコード画像が禁止対象であることは公式ですが、解析の仕組みは公表されていません |
| 「無期限利用制限(垢バン)の一発アウト事例」「急増」 | 削除。件数の推移も、期間の定めも公表されていません |
| 「AI監視システムは想像する数倍の精度」「完全に通用しません」 | 削除。確かめられません |
削除しても、結論は変わりませんでした。むしろ強くなっています。規約5条2項に「将来にわたって」と書かれている以上、期間を推測する必要がないからです(4-5)。
当サイトの他の記事でも同じ整理をしました。相手が説明義務を負っていない場合、外から仕組みを当てにいっても正確になりません。判定に使えるのは、自分が何を要求されたかだけです。
6. 持ちかけられたときにやること
6-1. 返信する前に、記録を残します
| 残すもの |
|---|
| コメント欄・取引メッセージのスクリーンショット |
| 相手のユーザー名と、商品ページ |
| 日時が分かる形で |
コメントは削除されることがあります。そして公式には、事務局の判断でコメント欄が一時的に閉鎖されることがある、とも書かれています。先に撮っておくのが確実です。
6-2. 返信は、必須ではありません
前の版は「まず断り文を送る」という流れにしていました。変更します。公式が禁止しているのは「誘導すること、または応じること」なので、応じなければ足ります。
| 状況 | やること |
|---|---|
| 明らかな外部誘導 | やり取りを続ける必要はありません。報告して終わりで構いません |
| 取引が進行中で、返事をしないと止まる | 取引に必要な連絡だけ続け、誘導には応じません |
| 相手に悪意がなさそう | 6-3の文で足ります |
6-3. 断る場合の文
| そのまま使える文 |
|---|
| 「申し訳ありませんが、メルカリの外でのやり取りはお受けしておりません。取引はメルカリ内でお願いいたします。」 |
理由を書かないでください。理由を書くと、そこから交渉が始まります。
6-4. 事務局へ報告します
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 記録を残す(6-1) |
| 2 | アプリの案内に従って、違反報告・お問い合わせを行う |
| 3 | 必要ならブロックする |
報告の窓口と手順は、アプリとヘルプセンターの表示が最新です。この記事に手順を書き写すと古くなるので、公式の案内に従ってください(8章にリンクを置きました)。
6-5. すでに外へ出てしまった場合
| いまの状態 | やること |
|---|---|
| まだ払っていない・送っていない | そこで止めます。ここが被害額ゼロで終われる最後の地点です |
| 連絡先を渡しただけ | それ以上のやり取りをしません。渡した情報は戻りません |
| 払ってしまった/送ってしまった | やり取りと送金の記録を保存します。そのうえで、決済サービスの窓口、消費者ホットライン188、警察相談専用電話#9110に相談してください |
公式に「外部のサービスを利用した場合、一切のサポートはいたしません」と書かれています。メルカリ側での補償を前提にした行動計画は立てられません。
身分証の画像を送った、口座情報を教えた、という場合は別の問題が始まります。当サイトの別記事で、条文まで確認して書いています(9章)。
7. まとめ
| この記事で書いたこと | |
|---|---|
| 1章 | 隠語に出典はありません。公式が定義しているのは「行為」で、「言葉」ではありません |
| 2章 | それでも一覧は出します。ただし「一覧にないから安全」は成立しません |
| 3章 | 判定は2問。外で連絡することを求められたか、外で払う・受け取ることを求められたか |
| 4章 | 浮くのは10%、失う上限は全額。比率は値段によらず1対10です |
| 5章 | 自動検知システムがあることは公式です。仕組みの推測は削除しました |
| 6章 | 応じなければ足ります。返信は必須ではありません |
全部を1行にすると、こうなります。
隠語を覚えても判定はできません。判定できるのは、自分が何を要求されたかだけです。そして手数料率が10%である限り、1を取りに行って10を賭けることになります。
7-1. 今日からの1手
いま来ているコメントを、3-1の2問に当てはめてください。
それだけです。単語が2章の一覧にあるかどうかは見なくて構いません。「外で連絡しろ」か「外で払え」のどちらかを言われているなら、それで判定は終わります。
| 判定した結果 | 次にやること |
|---|---|
| どちらかが「はい」 | 記録を残して、応じません(6-1・6-2) |
| 両方「いいえ」 | 通常の取引です。メルカリの決済と手続きで進めてください |
| もう応じてしまった | 6-5を見てください。止められる地点がまだあります |
8. 出典
| 出典 | この記事で使った箇所 |
|---|---|
| メルカリ「外部サービスなどに誘導する行為(禁止されている行為)」 | 「誘導すること、または応じることを禁止」、禁止の理由(直接振込を促し商品を発送しない詐欺の防止)、「SNSのIDや電話番号、その他外部で連絡するための手段を記載すること(QRコードなどの画像も含む)」、「その他、事務局が不適切と判断したもの」、「一切のサポートはいたしません」、自動車・オートバイ車体の例外(1-1・2-4・3-2・3-3・3-4・4-2・6-5) |
| メルカリ「取引マナー」 | 「取引メッセージの内容は、不正やトラブル防止のため自動検知システムのもと分析・確認しています」、禁止行為確認時のコメント欄の一時閉鎖(5-1・6-1) |
| メルカリ「メルカリの手数料」 | 「販売価格から10%を販売手数料としていただいております」(4-1・4-3) |
| メルカリ利用規約 | 第5条1項(事前の通知なし・理由を説明する義務を負わない)、第5条2項(将来にわたって利用及びアクセスを禁止することができる)、第6条1項(未完の取引がある場合は退会できない)、第14条2項(取引完了時から180日以内の引出請求)(4-5) |
公式ヘルプも規約も、更新されます。この記事の引用は執筆時点のものです。実際に判断するときは、必ずリンク先で最新の内容をご確認ください。
9. あわせて読む
| 記事 | どこがつながっているか |
|---|---|
| メルカリのアカウント停止 | 4-5の続きです。止まった後に何ができて、何ができないか。売上金の180日についても書いています |
| メルカリの圏外飛ばし | 同じ規約5条1項を扱っています。理由が示されない場面で、何を確認するか |
| メルカリの出品制限 | 解除されても、同じ商材なら同じことが起きる、という話です |
| インスタのお金配りは危ない? | 6-5の続きです。口座情報や身分証を渡した場合に何が起きるかを、条文まで確認して書いています |
10. この記事について
| 立場 | 中古品の売買を国内で20年近く続けています。2章の一覧は、出品する側として実際に見た言い方です |
| 一覧の性質 | 公式の資料ではありません。観測記録です。だから完成しませんし、判定にも使えません(1章) |
| 削除した記述(1) | 「24時間体制のAIメッセージ監視」。公式にあるのは「自動検知システムのもと分析・確認しています」までです |
| 削除した記述(2) | 「QRコード画像の自動解析技術」。QRコード画像が禁止対象であることは公式ですが、解析の仕組みは公表されていません |
| 削除した記述(3) | 「無期限利用制限の一発アウト事例」「急増」。件数も期間も公表されていません。規約5条2項の「将来にわたって」を引けば足ります |
| 削除した表現 | 「AI監視システムは想像する数倍の精度」「完全に通用しません」「最強の盾」「無法地帯に丸腰」。確かめられない断定と煽りです |
| 変更した手順 | 「まず断り文を送る」を、「応じなければ足りる。返信は必須ではない」に変えました。公式の禁止が「誘導すること、または応じること」だからです(6-2) |
| 足したもの | 4章のリスクの測り方。前の版は「危険です」で終わっていて、金額になっていませんでした |
| 扱わないと決めたもの | 禁止出品物を別の名前で売買するための隠語。書くと探している側に手順を渡すことになります(2-5) |
| 出典について | 前の版は外部への出典リンクが0本でした。この版は4本です。ただし2章の一覧には出典がありません。そこは最初に書きました |
| 専門家ではない部分 | 弁護士ではありません。個別の行為が規約違反に当たるかどうかを判定しているわけではありません。措置の判断はメルカリが行います |
| 本文中の宣伝 | 0本です |
この記事は、出典のない一覧と、出典のある判定を、同じページに置いています。矛盾しているように見えますが、そうではありません。一覧は疑問に答えるためのもので、判定と測り方は行動を決めるためのものです。役割が違います。

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