もし上記に該当しているのであれば、この記事は必読です。
せどりを辞めていく人の大半は、在庫を塩漬けにしたまま放置をしたり、FBAやツールの利用料金を支払い続けています。
それだといつまでも不良在庫を現金化する事が出来ません。
そうではなくて、現金化出来るものは現金にしてしまい、そのお金を使って次のビジネスに挑戦をする。
こちらの方が高い期待値を取ることが出来ます。
残念ながらせどりの失敗を完全に帳消しにすることは出来ません。
しかし塩漬けになっている在庫を現金化したり、手持ち資産を売却して次のビジネスの原資に充てることは出来るんです。
この記事では多くの方から撤退の相談を受けてきた僕が、少しでも損失を軽減して、次のステップに進むためのコツを解説します。
正しいせどりの撤退手順を解説します
せどりから撤退をすると決めたら、撤退に向けて作業を進めていきましょう。
何もせずにそのまま放っておいても、損失は膨らむばかりです。
何からやっていけばいいか、具体的な手順を解説します。
Amazonの大口出品を解約する
せどりから撤退する人の多くはアマゾンで販売をしていた人であるはずです。
このAmazonでは出品の形態が2つあり、手数料が安くなる大口出品を契約してせどりをやっていたはず。
大口出品を解約してもFBAは無料で利用可能なので、まずは固定費として毎月発生する大口出品を解約します。
有料ツールの契約を解約する
プライスターやマカドといった価格改定ツールや、せどりすとプレミアムの契約を解約しましょう。
せどりを辞めると決めた時点で、これらのツールはあなたのビジネスには必要のないツールです。
infotopで契約をした方は、infotopの購入者ページから月額課金に移動し、解約ボタンを押せば解約完了です。
せどりすとプレミアムはペイパルで契約をしているはずなので、ペイパルにログインして購読の解除を行えばOKです。
在庫処分セールを行う
大口出品と契約しているツールの解約が終わったら、在庫処分セールを行っていきます。
FBAにはかつてあなたが仕入れたものの、売れ残っている商品が今でも販売されているはずです。
出品されてから2ヶ月以上経過するのに売れてない商品は、売れ筋から外れてしまっている可能性が高いです。
商品の価格を半額まで落とし、一気に在庫を圧縮しましょう。

そんなに値引きしたら赤字になってしまうのでは?
その通りです。
値引きをせずにそのままホールドすればいつかは売れるかもしれません。
しかしいつ売れるかわからない将来の利益よりも、今すぐ使える1万円を確実に現金化するべきです。
現金化があれば次のビジネスに投資をすることが出来るからです。
せどりでは失敗したかもしれませんが、次のビジネスで成功して儲かるかもしれない。
せどりよりももっと期待値の高いビジネスに賭ける。
こういった思考に持っていったほうが生産性が高いと思いませんか?
値引きをすることで、刈り取りを行っている電脳せどらーの方がリスクを取って仕入れてくれたりしますので、一気にガツンと値引きをしましょう。
以降は1週間経過するごとに半額にし、販売単価が1000円を切ってきたら廃棄処分にするか、まとめて自宅に返送してもらい、メルカリやヤフオクでまとめ売りをするのがおすすめです。
「せどり 引退」といったキーワードを入れて出品をすれば、仕入れできる商材を探している転売ヤーの方が買い取ってくれる可能性があります。
メルカリやヤフオクに出しても売れないものは、リサイクルショップに持っていくか、廃棄をしましょう。
これだけやっても売れない商品を現金化するのは困難です。
アカウントを売却する
在庫処分が終わったら、アカウントの売却を検討します。
新規で参入してきた方や垢バンを食らった方が、規制が解除されていたり、昔から運用されているAmazonのアカウントを求めています。
サイトストックという売買サイトに出品をすれば、30万円〜50万円を超える値段がつきます。
これだけの金額が入ってくれば、仕入れに使ったお金や教材に使った損失を補填できるはずです。
少しでもダメージを軽減し、次のビジネスに使う原資に充てていきましょう。
持続型給付金の申請が出来ないか調査する
コロナ以前からせどりをやっていて、事業届を提出されている方は、持続型給付金の対象になる可能性があります。
税理士や相談窓口を利用して、自分が対象になるか調べてみましょう。
きちんと事業届を提出して税金を支払っていたのであれば、給付金を受け取れるはずです。
知識があれば辞めても稼げる
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
一つ一つやるべき事をやれば、不良在庫を現金化し、固定費を圧縮し、次のビジネスに進むための原資を作れる事がわかったはずです。
Amazonせどりの市況は2018年頃より急速に悪化をしてきていますので、このタイミングで撤退を決めたのは良い判断だと思います。
勇気ある撤退を決断したあなたを僕は応援します。
次のビジネスに進むための力を蓄え、再起を目指していきましょう。
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