何のために働くのか。私が働く理由は4つです。1つ目は、暮らしたい水準から逆算した額を得るためです。拘束時間・市場規模・暮らしたい生活水準から逆算すると、年間800万円以上の収益が必要だと出ました。これは必要な額として逆算した数字で、私が実際に得ている額ではありません。
2つ目は、顧客の問題を解決するためです。業界で提供される側から見て、粗悪な商品やサービスが多いのが嫌でした。3つ目は、自由と時間のためです。余暇がなくなる働き方は嫌で、利益が出ていた商売を、自由と引きかえに手ばなしたこともあります。4つ目は、感謝される・役に立つ感覚です。教える側に回って感謝され、自己肯定感が上がりました。
反対に、お金が入ってきても楽しくなかった時期もあります。古本せどりがメインだった頃の約2年で、「自分は社会の誰の役にも立っていない」という感覚がありました。
公的調査では、「お金を得るために働く」と答えた人の割合は、2024年に約63%でした(厚生労働省の白書が、内閣府の調査をもとに作った図表の数字)。この記事では、私の4つの理由と、公的調査で分かることを分けて書きます。6章には、暮らしたい水準から1年に必要な額を逆算する計算機を置きました。
| 働く理由 | 私の場合 | 詳しく |
|---|---|---|
| 暮らしたい水準から逆算した額 | 拘束時間・市場規模・暮らしたい生活水準から、年間800万円以上の収益が必要と逆算し、値段を29,800円と98万円にした | 1-1 |
| 顧客の問題解決 | 業界の粗悪な商品やサービスが嫌で、「そうしなくても良いもの」を作ろうとした | 1-2 |
| 自由と時間 | 余暇がなくなる働き方は嫌。自由と引きかえに、利益が出ていた商売を手ばなしたこともある | 1-3 |
| 感謝される・役に立つ感覚 | 教える側に回って感謝され、自己肯定感が上がった | 1-4 |
| 「自分は社会の誰の役にも立っていない」と感じた時期 | 古本せどりの頃の約2年。お金が入ってきても楽しくなかった | 2章 |
※公的統計は、2026年10月30日に、厚生労働省と内閣府の公表資料で確かめたものです。内閣府「国民生活に関する世論調査」の公式ページは今回開けなかったため、その数字は、厚生労働省の白書(労働経済の分析)が内閣府の調査をもとに作った図表から引いています。
1. 私が働く理由は4つ
私が働く理由として選んだのは、次の4つです。並べた順番は、大事さの順ではありません。
1-1. 暮らしたい水準から逆算した額を得るため
私は、メール講座の教材と、個別指導を売っています。値段は、フロントの教材が29,800円、バックエンドの個別指導が98万円です。
当初は、5万円と50万円くらいで考えていました。そこから、自分の拘束時間・得られる市場規模・暮らしたい生活水準から逆算すると、年間800万円以上の収益が必要になりました。AIに計算させた結果が、29,800円と98万円の設計です。個別指導は月2人、年間24人までにしています。値段と人数は、必要な額から逆算した設計の条件です。年間800万円に届くことや、売上を保証する数字ではありません。
800万円は、必要な額として逆算した数字です。私が実際にいくら得ているかの数字ではありません。また、集客の主な入口が広告なので、売上が全部残るわけではありません。フロントの教材は、全く利益が出ません。
値段の決め方と教材の作り方はコンテンツ販売のやり方|最初の教材で達成者ゼロだった私が、72通・90日の講座に作り直すまでに、98万円・6か月・月2人までの個別指導の設計は個人コンサルの始め方|98万円・6か月・月2人まで。売っている側から、バックエンドの設計を開示しますに書きました。同じ逆算を自分の数字でやるための計算機は、6章に置きました。
1-2. 顧客の問題を解決するため
情報発信を始めた理由は、「儲かるからやれ」という主張とは違います。私は業界で提供される側として見ていて、粗悪な商品やサービスが多くて嫌だと思いました。考え方は「顧客の問題解決→ビジネス」です。
せどりの業界で嫌だったのは、生存者バイアスの極みだったことです。たまたまそのタイミングだったから成り立ったやり方、今からやっても不利なやり方、ジャンル固定、プラットフォーム依存、その先がないこと。だから「そうしなくても良いもの」を作ろう、というのが出発点でした。
この話はなぜ情報発信をするのか|「儲かるから」ではなく、粗悪な商品が嫌だったから始めた側の設計図に書きました。自分で仕事を始めるときの話は起業したいけどアイデアがない|友人の起業は合わずに抜け、師匠の型をもらい、小さく試してから広げた私の3つ(計算機つき)に書きました。
1-3. 自由と時間のため
余暇がなくなる働き方は、嫌です。利益が出ていた商売を、自由と引きかえに手ばなしたこともあります。その計算はトレードオフとは|意味と例をわかりやすく。利益が出ていた商売を、私が自由と引きかえに手ばなした計算に書きました。
私は、20年近く、最初から自宅で働いてきました。会社員を選ばなかった理由は会社員に向いてない・自営業に向いてる人|正社員経験のない私が、会社員を選ばなかった2つの理由(計算機つき)に書きました。
ブランド品の転売をしていた2019〜2022年ごろのことでいうと、労働集約型で、やればやるほど余暇がなくなったのも嫌でした。
1-4. 感謝される・役に立つ感覚のため
教える側に回って感謝され、自己肯定感が上がりました。私のコンテンツを買った人から、「細部まで作り込まれていて感動する」と言われたこともあります。
「儲かる話をなぜ人に教えるのか」と聞かれたときの、私の答えは2つです。1つは、天井が浅いので、自分でやるより、やり方を求める人に売るほうが収益が大きいこと。もう1つは、相手に感謝されて、自己肯定感が上がることです。この記事では、1つ目をお金の面、2つ目を感謝や自己肯定感の面として整理します。言うか言わないかを天井で分ける話は「儲け話は人に言わない」は半分正しい|言うか言わないかは「天井」で決まるに書きました。
せどりについての私の言葉は、「せどりをやっていると誰の役にも立っていない気がして辛い」です。せどりは、ありとあらゆる手法とプラットフォームを検証して、プレイヤーを卒業しました。その話は飽き性は天才なのか|20年でせどりの全手法を検証して分かった「飽きる=検証が終わった」の判定式に書きました。卒業した理由の1つは、スケールしようとすると、私の性格上、相手にも完璧を求めてしまい、人を育てられないことでした。その反省は人に期待しない方法|期待をなくさず、置き場を決まりへ。友人に先に出して回収ゼロ、人を育てられなかった私の3つ(計算機つき)に書きました。
2. なんのために働くのか:「自分は社会の誰の役にも立っていない」と感じた約2年
古本せどりがメインだった頃、約2年にわたって不調でした。「自分は社会の誰の役にも立っていない」という感覚があり、お金が入ってきても楽しくなく、ベッドから起き上がれませんでした。梱包と発送が遅れて、顧客からクレームが入りました。どれだけ利益が出ていても、やる気が起きず、発送作業が遅れ続けました。
ジョギングとウォーキングを始めて少し良くなり、ジムに通って筋トレをやりだして直りました。ただ、その頃にはせどりが嫌になっていて、別の分野を探し始めました。
この約2年から、人は役に立っている感覚がないと働けない、とは言い切りません。当時の私は「自分は社会の誰の役にも立っていない」と感じていて、お金が入ってきても楽しくなかった、という私の経験です。運動で良くなったのも私の場合で、ほかの人にも当てはまるとは書きません。20年一人で働いてきた中での不調の話はテレワークで頭おかしくなる原因|20年一人で働いて、壊れたのは1回だけでしたに、やる気が出ない日に私がやることはやる気の出し方|出ない日に私がやる3つ。運動・ジム週3〜4回、AIの下書き、やる気に頼らない(計算機つき)に書きました。
この不調が医学的に何だったのかは、この記事では扱いません。心身の不調の判断は、医師がするものです。働く理由がわからないことが、そのまま病気を意味するわけではありません。それでも、眠れない・起き上がれない状態が続く、生活に支障が出ているといったときは、医師や公的な相談窓口に相談することも検討してください。
3. 公的調査:働く目的は「お金を得るために働く」が約63%(2024年)
ここからは、公的調査の数字です。どの調査も、聞いた相手と聞き方が違います。私の4つの理由は、これらの調査の選択肢には当てはめていません。
3-1. 働く目的の推移(1つだけ選ぶ問い)
厚生労働省「令和7年版 労働経済の分析」は、内閣府「国民生活に関する世論調査」の「働く目的」の答えを、年ごとに並べた図表を載せています。1つだけ選ぶ問いです。白書は、次のように書いています。
「2024年には、「お金を得るために働く」が約63%に達した一方、「生きがいをみつけるために働く」は約13%まで低下しており、働くことが生計を立てる手段としてとらえられる傾向が、以前にも増して強まっていることがうかがえる。」
ただし、この引用は2001年からの長い期間について書かれていて、その間に調査方法と対象の年齢が変わっています(下の注)。同じ調べ方の2021年9月調査以降で見ると、「お金を得るために働く」は、2023年の64.5%から2024年の62.9%に下がっています。回答した人数が白書に書かれていないので、この差が誤差の範囲かどうかは分かりません。
図表の注には、「令和元(2019)年6月調査までは、調査員による個別面接聴取法で実施しているため、令和3(2021)年9月調査以降との単純比較はできない。」とあります。そこで、2019年までと2021年以降を、別の表に分けました。2020年は調査を実施していません。数字は、厚生労働省のExcelの値のままです。
2019年6月調査まで(調査員による個別面接聴取法)
| 年 | お金を得るために働く | 社会の一員として、務めを果たすために働く | 自分の才能や能力を発揮するために働く | 生きがいをみつけるために働く |
|---|---|---|---|---|
| 2001年 | 49.5% | 10% | 9% | 24.4% |
| 2019年 | 56.4% | 14.5% | 7.9% | 17% |
2021年9月調査以降
| 年 | お金を得るために働く | 社会の一員として、務めを果たすために働く | 自分の才能や能力を発揮するために働く | 生きがいをみつけるために働く |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 61.1% | 12.1% | 7.2% | 13.9% |
| 2023年 | 64.5% | 10.8% | 7.2% | 12.8% |
| 2024年 | 62.9% | 10.5% | 6.9% | 13.3% |
注意することが4つあります。1つ目は、上の注のとおり、2019年までと2021年以降は単純に比べられないことです。白書は長い期間の傾向として書いていますが、この記事では、2つの表の間の差は読みません。2つ目は、対象の年齢です。2015年6月調査までは全国20歳以上、2016年7月調査からは全国18歳以上が対象なので、2001年と2019年でも対象が違います。3つ目は、回答した人数と、2024年の調査の月が、この白書には書かれていないことです。4つ目は、図表に「その他」「わからない」「無回答」が出ていないので、4つの割合を足しても100%にならないことです。
同じ図表の「理想的だと思う仕事」(複数回答)では、2024年は「収入が安定している仕事」60.8%、「私生活とバランスがとれる仕事」54.9%、「自分にとって楽しい仕事」52.3%でした。
3-2. 年齢・性別で見た働く目的(2021年9月調査)
厚生労働省「令和5年版 労働経済の分析」は、内閣府の2021年9月調査の「働く目的」を、男女別・年齢別に分けた図表を載せています。設問は、「あなたが働く目的は何ですか。あなたの考え方に近いものをお答えください。」で、1つだけ選ぶ問いです。
| 区分 | お金を得るために働く | 社会の一員として、務めを果たすために働く | 自分の才能や能力を発揮するために働く | 生きがいをみつけるために働く | 無回答 |
|---|---|---|---|---|---|
| 男性60歳未満 | 74.6% | 8.7% | 9.2% | 7.1% | 0.5% |
| 女性60歳未満 | 78.8% | 6.9% | 5.9% | 7.2% | 1.1% |
| 60歳以上 | 48.6% | 14.7% | 5.8% | 21.5% | 9.4% |
白書は、「男性・女性ともに60歳未満であれば、「お金を得るために働く」割合が7割を超えており、現役世代の多くにとって、賃金は最も重要な要素であると考えられる。」と書いています。数字は図表に書かれた小数第1位の値です。60歳以上は無回答が9.4%あるので、ほかの区分と割合を比べるときは、その分を頭に置く必要があります。これは2021年の数字で、2024年の年齢別の内訳は、今回は手に入りませんでした。
3-3. 仕事にやりがいを感じるか(2026年、内閣府「満足度・生活の質に関する調査」)
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」は、2026年2月27日~3月14日に、15歳~89歳のインターネットパネル登録モニターを対象にしたインターネット調査です(約1万人)。調査全体の回答数は10,632人です。その中で、働いている人に「あなたは、日々の仕事にやりがいを感じますか。」と聞いた答え(設問Q13-4)です。働いている人は、就業状況の設問(Q13-1)で、正規雇用・非正規雇用・会社などの役員・自営業(手伝いを含む)・内職や在宅ワークと答えた人で、回答数は7,438人です(単純集計表のQ13-4の「全体」)。
| 答え | 割合 |
|---|---|
| 感じる | 16.1% |
| まあ感じる | 46.9% |
| あまり感じない | 25.7% |
| 感じない | 11.2% |
割合は、内閣府の集計表の値を、小数第2位で四捨五入しました。登録モニターへのネット調査なので、全国の働く人の割合そのものではありません。内閣府の2025年の報告書は、「仕事のやりがい」の有無などが、「様々な分析から生活満足度にも関連することが分かってきた」と書いています。書かれているのは、関連があるということです。
3-4. 50歳以上が収入のある仕事をしている理由(2026年、同じ調査)
同じ調査で、Q13-1で働いていると答えた人のうち50歳以上の人に、収入のある仕事をしている理由を聞いた答え(設問Q15)です。当てはまるものをすべて選ぶ問いで、回答数は2,158人です(クロス集計表のQ15の「全体」)。
| 理由 | 選んだ人の割合 |
|---|---|
| 生活費を得たいから | 71.6% |
| 老後や非常時に備えて余剰資金を得たいから | 39.0% |
| 自由に使えるお金が欲しいから | 38.5% |
| 働くのは体によいから、老化を防ぐから | 25.2% |
| 仕事そのものが面白いから、自分の知識・能力を生かせるから | 19.2% |
| 仕事を通じて友人や仲間を得ることができるから | 11.6% |
割合は、3-3と同じく小数第2位で四捨五入しました。3-1と3-2は1つだけ選ぶ問い、3-4は当てはまるものをすべて選ぶ問いで、調査も対象の年齢も違います。なので、数字どうしは比べません。
4. お金の理由と、お金以外の理由を分ける(この記事としての整理)
ここからは、この記事としての整理です。私の4つの理由を、お金の面と、お金以外の面に分けると、次のとおりです。どちらの理由が正しいかを決める表ではありません。
| 面 | 中身 | 私の場合 |
|---|---|---|
| お金の面 | 暮らしたい水準から逆算した、1年に必要な額 | 年間800万円以上と逆算し、値段を29,800円と98万円にした(1-1) |
| お金以外の面 | 問題の解決 | 粗悪な商品やサービスが嫌で、「そうしなくても良いもの」を作ろうとした(1-2) |
| お金以外の面 | 自由と時間 | 余暇がなくなる働き方は嫌。自由と引きかえに商売を手ばなしたこともある(1-3) |
| お金以外の面 | 感謝される・役に立つ感覚 | 教える側に回って感謝され、自己肯定感が上がった(1-4) |
なんのために働くのかわからないとき、この記事として提案するのは、2つを分けて書き出してみることです。お金の面は、いくら必要かを数字で出せます。6章の計算機は、そのためのものです。お金以外の面は、計算では出せないので、言葉で書き出します。この記事では、どちらか一方だけを、本当の働く理由とはしません。
5. 稼ぐ意味:この記事での使い方
「稼ぐ」の辞書の意味や、「稼ぐ」と「儲ける」の言葉の違いは、この記事では扱いません。この記事では、「稼ぐ」を、働いてお金を得ること、という意味で使っています。
この記事で「稼ぐ意味」にあたるのは、1-1の、暮らしたい水準から逆算した額です。ほかの3つ(問題の解決、自由と時間、感謝される・役に立つ感覚)は、稼ぐこととは別の、働く理由として並べています。
ブックオフで買った100円の本を出品したら30分で売れて、繰り返せると気づいた話は成功体験がない・成功体験を積むには|100円の本が30分で売れた私と、家賃のいらない住まいという下駄(計算機つき)に書きました。
6. 暮らしたい水準から逆算する計算機
1-1の逆算を、自分の数字でやるための計算機です。1か月の生活費と1年に貯めたい額から、1年に必要な手取りを出します。税・社会保険料などで引かれる割合と、1年の経費を入れると、引かれる前に必要な額を逆算します。1年に働ける時間で割った1時間あたりの額と、値段を自分で決める仕事なら、1件あたりの売上から必要な件数も出します。この額を得られるかどうかや、働く理由のよしあしは判定しません。
税・社会保険料は、経費を引いたあとの額に、入れた割合を一律にかける簡易モデルです。実際の税金・社会保険料は、控除や、計算のもとになる額が違うので、この計算の額とは違うことがあります。件数は、すべてを入れた1件あたりの売上で売れたとする前提の目安で、値引きや返金、件数に応じて増える費用は入っていません。
暮らしたい水準から、1年に必要な額を逆算する
入れた値は、このページの中で使うだけで、どこにも送られません。初めから入っている値は入力の例で、私の実際の数字ではありません。金額は「250000」「250,000円」「25万」「25.5万円」のように書けます(カンマは3桁ごとの区切りだけ。小数点は「万」をつけたときだけ、小数第4位まで)。割合と時間は整数で入れます。上限は、1か月の生活費が1億円、1年に貯めたい額・1年の経費・1件あたりの売上が10億円、引かれる割合が90%、1年に働ける時間が8,760時間です。マイナス、「030」のように先頭に0がつく数、途中の空白、「2万5000」のような書き方は、入力の誤りとして止めます。
7. 計算機の出力例
2026年10月30日に計算した例です。数字は計算機の例として置いたもので、私の実際の数字ではありません。
7-1. 初めから入っている値(1か月の生活費25万円、1年に貯めたい額60万円、引かれる割合20%、1年の経費は空欄、1年に働ける時間1,800時間、1件あたりの売上は空欄)
- 【1】1か月の生活費:250,000円×12か月=3,000,000円
- 【1】1年に貯めたい額:600,000円
- 【1】1年に必要な手取り:3,600,000円
- 【2】税・社会保険料などで20%引かれるとして、手取りを、100%から20%を除いた80%で割ると、引かれる前の額は4,500,000円です。
- 【2】1年の経費は空欄なので、足していません。
- 【2】この計算で、1年に必要な額:4,500,000円
- 【3】1か月あたり:375,000円(4,500,000円÷12か月)
- 【3】1時間あたり:2,500円(4,500,000円÷1,800時間)
7-2. 1年の経費100万円と、1件あたりの売上3万円を入れた場合(ほかは初めから入っている値)
- 【2】税・社会保険料などで20%引かれるとして、手取りを、100%から20%を除いた80%で割ると、引かれる前の額は4,500,000円です。
- 【2】1年の経費1,000,000円を足すと、5,500,000円です。
- 【2】この計算で、1年に必要な額:5,500,000円
- 【3】1か月あたり:約458,333円(5,500,000円÷12か月)
- 【3】1時間あたり:約3,056円(5,500,000円÷1,800時間)
- 【3】1件あたりの売上が30,000円なら、年に184件以上です(1か月あたり約15.3件)。
7-3. 入力の誤りの例(引かれる割合に「95」、1年に働ける時間に「0」と入れた)
- 【入力の確認】税・社会保険料などで引かれる割合が90%を超えているので計算しません。数を確かめてください。
- 【入力の確認】1年に働ける時間が0時間です。1時間以上で入れてください。
8. よくある質問
なんのために働くのか、わからなくなったら?
私には、お金が入ってきても楽しくなく、ベッドから起き上がれなかった約2年があります。ジョギングとウォーキングで少し良くなり、ジムで筋トレをやりだして直りましたが、これは私の場合です(2章)。この記事としての提案は、お金の面とお金以外の面を分けて書き出してみることです(4章)。眠れない・起き上がれない状態が続くときは、医師や相談窓口に相談することも検討してください。
お金のために働くのはだめ?
だめかどうかを決める基準は、この記事にはありません。2024年の調査では、「お金を得るために働く」を選んだ人は約63%でした(3-1)。私の4つの理由にも、暮らしたい水準から逆算した額という、お金の理由が入っています(1-1)。
人が働く理由の1位は何?
厚生労働省の白書が内閣府の調査をもとに作った図表では、「働く目的」を1つだけ選ぶ問いで、2024年は「お金を得るために働く」が62.9%で、図表にある4つの中で最も多い答えでした(3-1)。内閣府の2026年の調査で、50歳以上の働いている人に、当てはまるものをすべて選んでもらった問いでは、「生活費を得たいから」が71.6%で最も多い答えでした(3-4)。2つは、聞き方も対象も違う調査です。
働く意味と目的は?
この記事では、働く意味や目的を、1つの答えには決めません。私の場合は、1章の4つです。お金の面とお金以外の面に分けた整理は4章に、「稼ぐ」という言葉の使い方は5章に書きました。
面接で「なぜ働きたいのか」と聞かれたら?
面接での答え方は、この記事では扱いません。この記事で書けるのは、私が働く理由として選んだ4つ(1章)と、公的調査の数字(3章)です。
働く理由がわからず、仕事を辞めるか迷っている
辞めるかどうかの判断は、この記事では扱いません。申入れから2週間の条文と、正社員経験のない私がやめた5つの話は仕事を辞める勇気・逃げてはいけないのか|申入れから2週間の条文と、正社員経験のない私がやめた5つ(計算機つき)に書きました。
9. まとめ
- 私が働く理由は4つ。暮らしたい水準から逆算した額、顧客の問題解決、自由と時間、感謝される・役に立つ感覚
- 拘束時間・市場規模・暮らしたい生活水準から、年間800万円以上の収益が必要と逆算し、値段を29,800円と98万円にした。800万円は必要な額で、私が実際に得ている額ではない
- 古本せどりの頃の約2年は、お金が入ってきても楽しくなく、ベッドから起き上がれなかった。運動で良くなったのは私の場合
- 厚生労働省の白書が内閣府の調査をもとに作った図表では、2024年に「お金を得るために働く」が約63%、「生きがいをみつけるために働く」が約13%。2019年までと2021年以降は調べ方が違い、単純に比べられない。同じ調べ方の2023年(64.5%)からは下がっている
- 内閣府の2026年の調査では、働いている人7,438人のうち、仕事にやりがいを「感じる」は16.1%、「まあ感じる」は46.9%。登録モニターへのネット調査
- この記事としての提案は、お金の面とお金以外の面を分けて書き出すこと。お金の面は、6章の計算機で逆算できる
10. 出典
- 厚生労働省「令和7年版 労働経済の分析」第Ⅱ部第3章第2節(第2-(3)-8図):https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/25/dl/25-1-2-3_02.pdf
- 厚生労働省「令和7年版 労働経済の分析」第2-(3)-8図のデータ(Excel):https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/25/backdata/xls/2-3-8.xlsx
- 厚生労働省「令和5年版 労働経済の分析」第Ⅱ部第1章第2節(第2-(1)-31図):https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/23/dl/23-1-2-1_02.pdf
- 内閣府「満足度・生活の質に関する調査」2026年 実施概要・調査票:https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/file/chosahyo8.pdf
- 内閣府「満足度・生活の質に関する調査」2026年 単純集計表(Q13-4、働いている人 n=7,438):https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/file/simpletab2026.xlsx
- 内閣府「満足度・生活の質に関する調査」2026年 クロス集計表(Q15、働いている50歳以上 n=2,158):https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/file/crosstab2026.xlsx
- 内閣府「満足度・生活の質に関する調査報告書2025」:https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/report09.pdf
11. あわせて読む
12. この記事について
この記事は、私が働く理由として選んだ4つと、以前に私が話していた経験、厚生労働省と内閣府の公表資料(2026年10月30日に確認)をもとに書きました。内閣府「国民生活に関する世論調査」の数字は、公式ページを今回開けなかったため、厚生労働省の白書が内閣府の調査をもとに作った図表から引いています。年間800万円は、必要な額として逆算した数字で、私の実際の収益の数字ではありません。心身の不調の判断や、仕事を辞めるかどうかの判断は扱っていません。計算機は必要な額を逆算するだけのもので、その額を得られるかどうかや、働く理由のよしあしを判定するものではありません。
