「amazon 二段階認証」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。
Amazonの2段階認証は、アカウントサービスの「ログインとセキュリティ」→「2段階認証(2SV)の設定」の横の「編集」から設定・解除します。コードの受け取り方は、購入用ではテキストメッセージ(SMS)か認証アプリで、セラーセントラルでは音声通話も選べます。コードが受け取れずにログインできないときは、まずバックアップの受け取り方か信頼できる端末から入れないかを試し、だめなら「2段階認証のリセット」で公的な身分証をアップロードして本人確認をします。ヘルプでは本人確認に1〜2日かかる可能性があります。電話番号やスマホを変えるときは、ログインできるうちに「ログインとセキュリティ」で番号や受け取り方を確かめて更新しておくと、変えたあとにログインできなくなる危険を減らせます。セラーセントラルの2段階認証は購入用と同じAmazonアカウントのサインインにひも付いていて、同じサインイン情報なら両方にかかります。
私は購入用のアカウントで、SMSの2段階認証とパスキーを設定しています。2段階認証で苦労したのは、セラーセントラルのほうでした。いまやることとリセットの目安日を出すツールは10章にあります。
1. 先に、立場を書きます
| 項目 | 私の場合 |
|---|---|
| 購入用アカウントの2段階認証 | SMS(電話番号)でコードを受け取っている。パスキーも設定している |
| 出品していたとき | 買い物と出品は同じアカウントだった |
| セラーセントラルの2段階認証 | 苦労した。購入用との切り分けと、ツール連携や何度も認証が求められること |
| ほかのサービス | Googleのアカウントを乗っ取られたことがあり、そのあとパスキーと物理的なセキュリティキー(USBキー)を設定した |
| この記事で売っているもの | ありません。紹介リンクもありません |
手順は、Amazonのヘルプとセラーセントラルのヘルプ(いずれも2026年10月6日に確認)をもとに書いています。乗っ取りの確かめ方や不審なログイン通知への対応は、Amazonのログイン履歴に書きました。
2. 2段階認証とは|パスワードとワンタイムパスワードの両方で入る
ヘルプ「2段階認証について」では、2段階認証を設定すると、ログインのときに固有のワンタイムパスワードが送られ、パスワードとワンタイムパスワードの両方を入れないとログインできなくなります。ワンタイムパスワードは、テキストメッセージ(SMS)か認証アプリで受け取ります。
| 似た仕組み | 中身 |
|---|---|
| 2段階認証(2SV) | 自分で設定する。ログインのときに、SMSか認証アプリのコードが要る(信頼できる端末の扱いは3章) |
| 多要素認証(追加の確認) | 2段階認証を設定していなくても、Cookieを消した、新しいブラウザや端末、場所からサインインした、などでいつもと違って見えるときに、登録しているメールか携帯電話への6桁のパスコード、Amazonアプリでの承認、秘密の質問で確認を求められる(ヘルプ「多要素認証について」) |
| パスキー | パスワードの代わりに、スマホやパソコンのロック解除に使う指紋・顔・PINでサインインする(9章) |
ヘルプ「アカウントを安全に保つには」は、パスキーの設定、2段階認証への切り替え、携帯電話番号とメールアドレスの両方の登録を勧めています。メールアドレスだけのアカウントは攻撃を受けやすい、と書かれています。
3. 2段階認証を設定するやり方
- アカウントサービスで「ログインとセキュリティ」を選ぶ
- 「2段階認証(2SV)の設定」の横にある「編集」を選ぶ
- 「はじめる」を選ぶ
- 画面の指示に従い、コードの受け取り方(SMSか認証アプリ)を設定する
(ヘルプ「2段階認証について」)
ヘルプ「Amazonの2段階認証の問題を解決する」には、信頼できるデバイスという書き方があり、別の手順でサインインしたときは、その端末を信頼できるデバイスとして保存できない、とあります。セラーセントラルのヘルプでは、設定の最後に「コードを不要にする」を選ぶと、その端末ではログインのたびにコードを入れなくて済みます。
4. 2段階認証を解除(無効に)するやり方
- アカウントサービスで「ログインとセキュリティ」を選ぶ
- 「2段階認証の設定」の横にある「編集」を選ぶ
- 「2段階認証を無効にする」を選ぶ
- 電話番号に届いたコードか、認証アプリが出したコードを入れる
- 「コードを確認」を選ぶ
(ヘルプ「2段階認証を無効にする」)
解除にもコードが要ります。解除に必要なコードを受け取れないときは、まずバックアップの受け取り方や信頼できる端末から入れないかを試し、それでもログインできなければ、6章のリセットです。セラーセントラルを使っている人は、8章も読んでください。
5. 電話番号やスマホを変えるとき・コードが届かないとき
5-1. SMSで受け取っている人が電話番号を変えるとき
ヘルプ「Amazonの2段階認証の問題を解決する」は、「ログインとセキュリティ」で電話番号を確かめるか更新するよう案内しています。ヘルプ「2段階認証をリセットする」には、ログインできる場合は自分でアカウントの設定を変えられる、とあります。番号を変える前に、ログインできる状態で済ませておくと、変えたあとにログインできなくなる危険を減らせます。
5-2. 認証アプリで受け取っている人がスマホを替えるとき
認証アプリを使っている場合、スマホを替えるときの移し方は、Amazonのヘルプに書かれていませんでした。ログインできるうちに「2段階認証の設定」の「編集」で、受け取り方を確かめておきます。
5-3. コードが届かないとき
| 確かめること | ヘルプに書かれていること |
|---|---|
| 送り直す | SMSの確認コードは、入力画面の「コードを再送信する」で送り直せる |
| 電波 | 携帯電話のネットワーク接続を確かめる |
| 電話番号 | 「ログインとセキュリティ」で、Amazonに登録している電話番号を確かめる・更新する |
| スマホ | メッセージの受信箱を空にして、スマホを再起動する |
| 着信拒否 | Amazonの電話番号を着信拒否していないか確かめる |
(ヘルプ「Amazonの2段階認証の問題を解決する」「アカウントにログインできない場合」)
ヘルプ「アカウントにログインできない場合」には、ログインのときの認証コード全般について、メールやSMSの受信許可の設定、迷惑メールに入っていないかの確認と、Amazonショッピングアプリにログインできるなら、人のアイコン→右上のベル→アカウントデータへのアクセスの通知を承認する方法も書かれています。こちらは、2章の多要素認証(メールへの6桁のパスコードなど)も含めた案内です。
5-4. 新しい端末でコードの入力欄が出ないとき
ヘルプには、別の手順も書かれています。メールアドレスとパスワードを入れて送信し、エラーが出たら、SMS・電話・認証アプリにコードが届くのを待ちます。そのうえで、パスワードの末尾にコードを付けて送り直します。パスワードが「amazon123」、コードが「45678」なら「amazon12345678」です。この手順で入った端末は、信頼できるデバイスとして保存できません。
6. コードを受け取れずログインできない|2段階認証のリセット
ヘルプ「2段階認証をリセットする」の流れです。
- まず、登録してあるバックアップの受け取り方か、信頼できる端末からログインを試す
- それでも入れなければ、「2段階認証アカウントの復元」のページを開く
- 画面の指示に従って、公的な身分証のスキャンか写真をアップロードする
| 項目 | ヘルプに書かれていること |
|---|---|
| 使える身分証 | マイナンバーカード、運転免許証、年金手帳など、外国人登録証明書(在留カードなど)、健康保険証など、パスポート、障がい者手帳 |
| 写っている必要があるもの | 氏名、住所、発行した機関。住所がなければ、発行から6か月以内の住所入りの公共料金の明細を出す |
| 隠すもの | 口座番号などの機密情報は隠す。マイナンバーカードは表面(写真の面)だけで、個人番号の書かれた裏面は出さない |
| かかる日数 | 本人確認の手続きに1〜2日かかる可能性がある。本人確認が終わるまで、2段階認証の設定は変えられない |
| リセットのあと | 2段階認証が無効になるとメールが届き、パスワードでログインできる。ただし、メールや電話へのワンタイムパスワードなど、追加の確認が求められることがある |
ヘルプ「アカウントにログインできない場合」は、リセットのあと、SMSを受け取れる携帯電話番号に変えるよう案内しています。それでも認証コードを受け取れないときは、カスタマーサービスに問い合わせます。つなぎ方はAmazonへの問い合わせ方法に書きました。
7. 偽のSMS・メールに気をつける
ヘルプ「多要素認証について」は、カスタマーサービスに問い合わせたときに本人確認を求めることはあっても、Amazonのほうから先に、パスワード、確認パスコード、セキュリティの質問について連絡することはない、と書いています。自分で頼んでいないワンタイムパスワードやサインインの通知が来たら、ほかの人がパスワードを知っている可能性があるので、すぐにパスワードを再設定するよう案内しています。不審な通知への対応は、Amazonのログイン履歴に書きました。
8. セラーセントラル(出品用)の2段階認証
| 項目 | セラーセントラルのヘルプに書かれていること |
|---|---|
| 購入用との関係 | 2段階認証はAmazonアカウントのサインインにひも付いている。購入用と出品用で同じサインイン情報を使っていれば、両方を守れる(「2段階認証のよくある質問」) |
| 設定の入口 | セラーセントラルの「ログイン設定」→「高度なセキュリティ設定」の横の編集→Amazonのサイトの高度なセキュリティ設定のページで「設定を開始」(「2段階認証を有効にする方法」) |
| 受け取り方 | 第一の受け取り方(SMS・音声電話・認証アプリ)と、それとは別のバックアップの受け取り方を設定する。バックアップの登録は設定を終えるのに必須。2台目の番号がなければ、家族など自分に連絡が取れる番号を勧めている |
| 毎回のコード | 端末を信頼済みにする(「コードを不要にする」)と、その端末では毎回コードを入れなくて済む |
| 受け取れないとき | 第一の手段でもバックアップでも受け取れないときは、2段階認証のリセットが必要で、最大48時間かかる |
| 複数の人で使う | ユーザー権限→ユーザー管理で、一人ずつ別のメールアドレスのログイン情報を作ることを勧めている。個別に作った場合は、それぞれ2段階認証を設定する |
| リセットのあと | Amazonのヘルプ「2段階認証をリセットする」では、セラーセントラルに入るには2段階認証の電話番号の追加が必要 |
セラーセントラルに入れない原因は、2段階認証のほかにも、パスワードの取り違え、購入用アカウントの閉鎖、画面が進まないことなどがあります。原因ごとのやることはセラーセントラルにログインできないにまとめました。
私が苦労したのは、購入用との切り分けと、ツール連携や何度も認証が求められることでした。私は買い物と出品を同じアカウントでしていました。ヘルプのとおり、購入用と出品用で同じサインイン情報を使っていると、2段階認証の設定は両方にかかります。セラーセントラルの問い合わせ先は、セラーセントラルの問い合わせに書きました。購入用と出品用のアカウントを分けることについては、Amazonの複数アカウントに書きました。
9. パスキー|指紋・顔・PINでサインインする
ヘルプ「パスキーについて」では、パスキーを設定すると、スマホやパソコンのロック解除に使う指紋・顔・PINでAmazonにサインインでき、パスワードを入れなくて済みます。
- 設定:アカウントサービス→「ログインとセキュリティ」→パスキーの横の「設定」→画面の指示に従う
- 保存先:Apple IDやGoogleアカウントなどに保存され、そのアカウントにひも付いた端末でサインインに使える。保存先のアカウントごとに作れるパスキーは1つ
- 情報の扱い:パスキーや生体認証の情報はAmazonと共有されない、とヘルプは書いている
- 使える端末の目安:iOS 16、macOS Big Sur、Android 9、Windows 10のいずれか以上と、最新のブラウザ
- パスワード:パスキーを設定しても、パスワードでのサインインは引き続きできる
パスキーを設定したときに、2段階認証のコードを求められるかどうかは、ヘルプに書かれていませんでした。物理的なセキュリティキー(USBキー)を使う方法も、Amazonのヘルプには見当たりませんでした。
10. いまやることと、リセットの目安日を出すツール
状況を選ぶと、ヘルプの手順と、リセットになったときの目安日を出します。
2段階認証で、いまやることと、リセットの目安日を出す
- 購入用のリセットは、ヘルプの「1〜2日」をもとに、今日から暦日で2日後の日付を目安として出します。セラーセントラルの「最大48時間」は経過時間なので、日付にはしていません。どの時点から数えるかは、どちらもヘルプに書かれていません。
11. 私の見方
2段階認証についての私の見方は、「デバイス認証が普及してきているのでそれで指紋認証や顔認証で行うのが管理は楽になると思う」です。
12. よくある質問
Amazonの2段階認証は、したほうがいいですか?
ヘルプ「アカウントを安全に保つには」は、2段階認証への切り替えを勧めています。私は購入用でSMSの2段階認証とパスキーを設定しています(1章)。
毎回コードが必要ですか?
セラーセントラルでは、「コードを不要にする」で信頼済みにした端末なら、毎回入れなくて済みます。購入用のヘルプにも「信頼できるデバイス」という書き方があり、別の手順で入った端末は信頼できるデバイスとして保存できない、とあります(3章・5-4)。
コードはメールで受け取れますか?
ヘルプの2段階認証の受け取り方は、SMSか認証アプリです。メールに届く6桁のパスコードは、2段階認証とは別の「多要素認証」の確認です(2章)。
2段階認証を解除できません
解除にもコードが要ります。コードを受け取れないときは、バックアップの受け取り方か信頼できる端末から入れないかを試し、それでもログインできなければ、リセットで本人確認をします(4章・6章)。
電話番号を変えたら、ログインできなくなりました
バックアップの受け取り方か、信頼できる端末から入れないかを試し、だめならリセットです。リセットのあと、SMSを受け取れる番号に変えます(6章)。パスワードを忘れたなど、2段階認証のコード以外の理由でログインできないときはAmazonにログインできないときに書きました。
リセットができません
リセットの手続きそのものが進まないときの別の手順は、今回確かめたヘルプには書かれていませんでした。ヘルプ「アカウントにログインできない場合」は、それでも認証コードを受け取れないときはカスタマーサービスに連絡するよう案内しています(Amazonへの問い合わせ方法)。
リセットにはどれくらいかかりますか?
ヘルプでは、本人確認に1〜2日かかる可能性があります。セラーセントラルのリセットは最大48時間です(6章・8章)。
Amazonから確認コードを聞く電話が来ました
ヘルプでは、Amazonのほうから先にパスワードや確認パスコードについて連絡することはありません(7章)。
セラーセントラルの2段階認証は、購入用と別ですか?
2段階認証はAmazonアカウントのサインインにひも付いていて、同じサインイン情報なら購入用と出品用の両方にかかります(8章)。
13. まとめ
- 設定も解除も「ログインとセキュリティ」→「2段階認証(2SV)の設定」の「編集」から。受け取り方は購入用ではSMSか認証アプリ(セラーセントラルは音声通話も)
- 番号やスマホを変えるなら、ログインできるうちに「ログインとセキュリティ」で確かめて更新しておく
- コードが受け取れずに入れないときは、バックアップか信頼できる端末を試し、だめならリセット。身分証で本人確認、1〜2日かかる可能性
- セラーセントラルは購入用と同じサインインにひも付く。第一とは別のバックアップの受け取り方を設定する。リセットは最大48時間
- Amazonから先に確認コードを聞いてくることはない
- 私は購入用でSMSの2段階認証とパスキー。見方は「デバイス認証が普及してきているのでそれで指紋認証や顔認証で行うのが管理は楽になると思う」
14. 出典
- Amazonカスタマーサービス「2段階認証について」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「2段階認証を無効にする」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「2段階認証をリセットする」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「Amazonの2段階認証の問題を解決する」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「アカウントにログインできない場合」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「多要素認証について」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「アカウントを安全に保つには」(2026年10月6日確認)
- Amazonカスタマーサービス「パスキーについて」(2026年10月6日確認)
- セラーセントラル ヘルプ「2段階認証を有効にする方法」(2026年10月6日確認)
- セラーセントラル ヘルプ「2段階認証のよくある質問」(2026年10月6日確認)
15. あわせて読む
| 記事 | この記事とのつながり |
|---|---|
| Amazonのログイン履歴 | 乗っ取られていないかの確かめ方と、不審なログイン通知への対応 |
| Amazonへの問い合わせ方法 | リセットでも解決しないときの、カスタマーサービスへのつなぎ方 |
| セラーセントラルにログインできない | パスワード・2段階認証・購入用アカウントの閉鎖など、出品用に入れない原因ごとのやること |
| セラーセントラルの問い合わせ | 出品用アカウントの2段階認証で困ったときの問い合わせ先 |
| Amazonの複数アカウント | 購入用と出品用のアカウントの分け方 |
| Amazonアカウントの削除 | 使わなくなったアカウントを閉じる手順 |
| Amazonにログインできないとき | パスワードの再設定や、アカウントが保留になったときなど、2段階認証以外の理由で入れないとき |
16. この記事について
この記事は、購入用でSMSの2段階認証とパスキーを使い、セラーセントラルの2段階認証で苦労した私の立場と、Amazonのヘルプ、セラーセントラルのヘルプをもとに書きました。画面の名前や手順は変わることがあります。手続きの前に、Amazonのヘルプと実際の画面で最新の内容を確かめてください。

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