オークタウンの使い方|ヤフオクが「特に認めた」例に挙げた出品ツール。CSVの書き出し・取り込み・一括再出品と料金。売れた商品のCSVをチームで共有していた私の使い方

ヤフオク出品ツールのオークタウンは使っていい?一括出品・CSV、注意点あり・一部OK。料金はフリー0円・プロ月2,480円・ビジネス月5,480円 せどり

「オークタウン」「オークタウン 使い方」「ヤフオク 出品ツール 禁止」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。

オークタウンは、ヤフオクの出品を一括で扱うツールです。ヤフオクのガイドライン細則は、自動で出品するツールの利用を禁止していますが、「当社が特に認めた場合を除きます」としています。2021年1月20日施行の改定を知らせたお知らせでは、その例として「オークタウン、App tool」の名前を挙げていました。いまの細則の本文にツール名はありません。できるのは、出品中や終了した商品のデータをコピーしてCSVで書き出すこと、CSVを取り込んで出品予定のリストに一括で登録すること、終了した商品を最大300件まとめて再出品することなどです。料金はフリープラン0円からで、CSVからそのまま出品する機能はビジネスプラン(月5,480円、税込6,028円)からです。私はヤフオクで無在庫転売をしていたころ、売れた商品のCSVを書き出してチームで共有し、共有されたCSVを取り込んで出品し、一括再出品にも使っていました。当時はお金をかけずに全部できた気がします。いまは使っていません。ツールが認められていても、ヤフオク側の出品の制限や、大量の出品・手元にない商品の禁止はそのまま当てはまります。

  • ヤフオクで使ってよいか:自動出品ツールは禁止で、「当社が特に認めた場合」を除く。2021年1月20日施行の改定のお知らせで、例としてオークタウンとApp toolの名前が挙がった(いまの細則本文にツール名はない)。ただし、一定期間内の多数・大量の出品など、サーバーに過度な負荷をかける行為は別に禁止されている
  • できること(公式の説明):出品中・出品終了分からワンクリックでコピー、一括出品用のCSVをダウンロード、予約出品、終了分を最大300件同時に再出品、評価の管理
  • 料金(公式の料金ページ):フリー0円(新規出品は1か月200件・再出品4,000件まで)、プロ月2,480円、ビジネス月5,480円(税抜)。CSVから直接出品するのはビジネス以上
  • CSVのエラー:文字コードはSJIS。改行・半角カンマ・引用符はエラーの原因。画像ファイル名は半角英数字で拡張子をつける(一括出品ガイド)
  • 停止:ツールが認められていても、出品の中身は別。手元にない商品の出品は、2020年8月6日からヤフオクのガイドラインで禁止されている
  • 私:無在庫転売のころ、売れた商品のCSVの書き出し、共有されたCSVの取り込みと出品、一括再出品に使った。CSVのエラーとアカウントの停止で困ったことがある。いまは使っていない

私は中古品の売買を20年近く続けていて(古物商許可あり)、ヤフオクでは出品者として売ってきました。

知りたいこと この記事の答え
オークタウンとは ヤフオクの出品を一括で扱うツール。ヤフオクが改定のお知らせで、認める例として名前を挙げた(1章)
ヤフオクで出品ツールは禁止? 自動出品ツールは禁止。当社が特に認めた場合は除く。お知らせで例に挙がったのがオークタウンとApp tool(1章)
料金 フリー0円から。CSVから直接出品はビジネス以上(2章)
使い方 書き出し・取り込み・一括再出品の順番(3章)
CSVのエラー 必須項目・文字コード・画像ファイル名(4章)
AppToolとの違い 公式の説明で並べた表(6章)

1. オークタウンとは|ヤフオクが「特に認めた」例に名前を挙げた出品ツール

Yahoo!オークションの公式の紹介ページによると、オークタウンの提供社はオークタウン株式会社で、リリース日は2011年6月27日です。ふだん使っているエクセルで編集できること、予約出品で24時間365日いつでも出品できること、配送や決済の情報をパターンとして保存できることが書かれています。ページの説明文は「無料(※有料プランもあり)」です。Flash Playerの案内が残っている古いページなので、いまの料金はオークタウンの料金ページで確かめます(2章)。

ヤフオクで出品ツールを使ってよいかは、ガイドライン細則に書かれています。いまの細則は、自動的に出品するツールなどによって出品することを禁止行為とし、「当社が特に認めた場合を除きます」としています。2021年1月20日施行の改定を知らせたお知らせには、次のように書かれていました。

  • 自動的に出品するツールや、それに類するプログラムの利用などによって出品することは禁止行為
  • ただし、オークタウン、App toolなど、当社が特に認めた場合を除く
  • 同じ改定で、一定期間内の多数または大量のアクセス、操作や出品など、サーバーやネットワークに過度な負荷をかけると当社が合理的に判断する行為も禁止行為に加わった

オークタウンは、この「特に認めた」例に名前が挙がったツールです。ただ、認められているのはツールを使って出品すること自体で、ツールを使ったあらゆる出品のしかたが認められるわけではありません。出品の量や中身がほかの禁止行為に当たれば、それは別の話です(5章)。

オークタウンの料金ページは、ヤフオク側の制限で出る「[出品失敗]ツールを利用した出品はできません。Yahoo!オークションの出品フォームから出品してください。(code:8161)」というエラーは、オークタウンの有料プランに登録しても使えるようにはならない、と書いています。

2. 料金|フリー0円から。CSVから直接出品はビジネスプラン以上

オークタウンの料金プランのページの内容です。

プラン 月額 新規出品 再出品 CSV 出品予定商品リスト 画像管理
フリー 0円 200件まで 4,000件まで 一括保存のみ 400件 500枚
プロ 2,480円(税込2,728円) 1,000件まで 無制限 一括保存のみ 2,000件 2,000枚
ビジネス 5,480円(税込6,028円) 5,000件まで 無制限 一括ダイレクト出品に対応 5,000件 5,000枚
エンタープライズ 個別見積もり — — — — —

新規出品の件数は、1か月に新しく出品できる累積件数です(料金ページのよくある質問)。再出品の件数には、料金ページに期間の記載がありません。料金ページには、すべての機能を14日間無料で使える、とも書かれています。

オークタウンのサポートは、CSVファイルから出品予定商品リストへの「一括登録」はフリープランでも使え、CSVファイルから「直接出品」する場合だけ有料になる、と書いています。フリープランでも、CSVを取り込んでリストに入れ、そこから出品する流れは使えます。

私が使っていたころは、お金をかけずに全部できた気がします。当時の料金の決まりは確かめられていないので、いまの料金は公式のページで確かめてください。

3. 私の使い方|売れた商品のCSVを書き出し、チームで共有し、取り込んで出品した

私はヤフオクで、AliExpressから仕入れる無在庫転売をしていた時期があります。そのころ、売れた商品のデータをCSVにして毎月共有するチームを、有料の企画として作りました。名前はCSV fusionです。加入の条件をCSVで協力することにして、メンバー全員のIDを公開していました。だれが出し惜しみしたかが見えるので、協力しないという手が取れない仕組みです。協力したメンバーの数字は上がり、再現性もありました。この仕組みの考え方はゲーム理論とはに書いています。

オークタウンでやっていたのは、次の3つです。

  1. 売れた商品をCSVで書き出す:一括出品ガイドの手順では、出品中管理から商品を選んで「出品予定商品リストにコピー」し、コピーした商品から「CSV形式でダウンロード」します。オークタウンの機能紹介は、出品中・出品終了分から商品データをワンクリックでオークタウンにコピーできると書いています
  2. 共有されたCSVを取り込んで出品する:CSVファイルを出品予定商品リストに一括登録し、そこから出品します。CSVの画像は書き出した側のリストの商品にひも付いているので、取り込みが終わるまで、書き出した側は元の商品を消さないようにします(4章)
  3. 一括再出品:機能紹介によると、出品終了分を最大300件表示して、300件を同時に一括で再出品できます。終了時間や出品の間隔を指定して、順番に再出品することもできます

いまはオークタウンを使っていません。無在庫転売は、いまのヤフオクではガイドラインで禁止されていて、私はヤフオクでの無在庫をすすめていません(5章)。無在庫転売の全体は無在庫転売は稼げない?に書いています。

4. CSVの作り方とエラー|必須項目・文字コード・画像ファイル名

私はCSVのエラーで困ったことがあります。オークタウンの一括出品ガイド(Ver.1.17、2021年7月28日)の決まりを並べます。

必須項目

項目 書き方(一括出品ガイド)
カテゴリ カテゴリIDを半角数字で
タイトル 全角65文字以内
説明 全角25,000文字以内(HTMLタグは一部可)
開始価格 数値(カンマ不可)
個数 1〜9の数値
開催期間 2〜7の数値(日数)
終了時刻 0〜23の数値(24時間制)
商品発送元の都道府県 都道府県名
送料負担 落札者か出品者
代金支払い 先払いか後払い
Yahoo!簡単決済 はいかいいえ
商品の状態 新品〜その他から選ぶ
返品の可否 返品不可か返品可
発送までの日数 1〜2日、2〜3日、3〜7日から選ぶ

エラーを避ける決まり

  • 使えるファイル形式はCSVだけ。一括出品ガイドは、ダウンロードするCSVの文字コードをSJISとし、文字化けする場合は別の文字コードに変換するよう書いている。サポートのFAQは、一括登録するCSVはシフトJISである必要がある、と書いている
  • 不要な改行、半角カンマ、ダブルコーテーション、シングルコーテーションはエラーの原因になる
  • 画像は「画像1」〜「画像10」の欄にファイル名を入れる。ファイル名は半角英数字でスペースなし、拡張子を必ずつける

よく出るエラーと原因(オークタウンのサポート)

エラー サポートが挙げる原因と対処
『CSV1行目に「カテゴリ」、「タイトル」、「説明」…項目が存在しません。』 CSVがカンマ区切りになっていない、文字コードがシフトJISでない、シフトJISで使えない文字が入っている。ExcelやLibreOffice Calcで保存すると使えない文字は別の文字に変わるが、ほかのソフトで保存すると残って原因になることがある
「(ファイル名)のファイルが存在しません。」 ダウンロードしたCSVの画像URLは、出品予定商品リストの商品とひも付いている。元の商品をリストから消すと画像も消えるので、一括登録が終わるまで元の商品を消さない。消してしまったら、出品終了分からコピーし直すか、画像ファイルをZIPに入れて一括登録する

2つ目のエラーは、CSVを人に渡すときに起きやすい形です。CSVに入っている画像は、書き出した側のリストの商品にひも付いているので、受け取った側の一括登録が終わるまで、書き出した側は元の商品を消さないようにします。

5. アカウントの停止|ツールが認められていても、出品の中身は別

私は、無在庫転売をしていたヤフオクのアカウントで停止を受けたことがあります。

オークタウンが認められているのは、出品にツールを使うことについてです。出品する商品そのもののルールは別にあります。

  • 手元にない商品:ヤフオクは2020年8月6日からのガイドライン細則で、商品の現物が手元にない状態で出品することを禁止しています。メーカーからの直送品、購入後に発注する商品、取り寄せ品、入荷後に発送する商品が例に挙がっています
  • 過度な負荷:2021年1月20日からは、一定期間内の多数または大量の出品などで、サーバーやネットワークに過度な負荷をかけると判断される行為も禁止行為です

ツールを使うと、出品の数を一度に増やせます。数を増やすほど、この2つに近づかないかを先に確かめます。無在庫転売が規約でどう扱われているかは無在庫転売は違法?に、複数のアカウントの扱いはヤフオクの複数アカウントに書いています。

6. AppToolとの違い|公式の説明で並べる

ヤフオクの改定のお知らせには、オークタウンと並んでApp tool(アップツール)の名前も挙がっていました。アップツールの条件と上限はアップツールとはにまとめています。私が使ったのはオークタウンだけなので、AppToolは公式の説明の範囲で並べます。

見るところ オークタウン AppTool
料金 フリー0円から、有料プランあり 原則無料
使う条件 料金ページに記載なし LYPプレミアムの登録と、Yahoo!オークションの本人確認が必要。ストアのアカウントは使えない
一度に出品できる数 新規出品はフリーで1か月200件まで(プランによる) 一括出品は一度に50件まで
一括再出品 300件同時 一度に300件まで
CSV 書き出し・一括登録ができる。CSVから直接出品はビジネス以上 よくある質問にCSVの取り込み・書き出しの記載なし

これは私の見方ですが、売れた商品のデータをCSVで書き出して、ほかの人と受け渡すような使い方なら、CSVの書き出しと取り込みを公式に説明しているオークタウンのほうが合います。AppToolのよくある質問には、CSVの取り込みや書き出しの説明が見当たりませんでした。

7. よくある質問

ヤフオクで出品ツールを使うと、禁止行為になりますか?

自動で出品するツールの利用は禁止されていますが、「当社が特に認めた場合」は除かれています。2021年の改定のお知らせでは、その例としてオークタウンとApp toolの名前が挙がっていました(1章)。ただし、大量の出品でサーバーに過度な負荷をかける行為は、別の禁止行為です(5章)。

オークタウンは無料で使えますか?

フリープランは月0円で、新規出品は1か月200件、再出品は4,000件まで使えます。CSVから出品予定商品リストへの一括登録もフリーで使えます。CSVから直接出品するのは有料です(2章)。

「ツールを利用した出品はできません(code:8161)」と出ました

オークタウンの料金ページは、このエラーはYahoo!オークションによる制限で、オークタウンの有料プランに登録しても使えるようにはならない、と書いています。メッセージのとおり、Yahoo!オークションの出品フォームから出品します(1章)。

ツールで出品した商品は、Yahoo!フリマにも載りますか?

ヤフオクのヘルプ「Yahoo!フリマへの掲載について」は、同時に掲載される条件の1つに「Yahoo!オークションの出品フォームを利用している」を挙げています。AppToolのよくある質問は、出品フォームを使わずに出品した商品はYahoo!フリマに掲載されないと書いています。この条件どおりなら、オークタウンから出品した商品も、Yahoo!フリマには載らないことになります。

出品中の商品を、CSVで書き出せますか?

一括出品ガイドの手順では、出品中管理から「出品予定商品リストにコピー」して、「CSV形式でダウンロード」します(3章)。

CSVをエクセルで開くと文字化けします

一括出品ガイドは、ダウンロードするCSVの文字コードをSJISとし、文字化けする場合は別の文字コードに変換するよう書いています。サポートは、一括登録するCSVはシフトJISである必要があると書いているので、編集したあとはシフトJISで保存し直します(4章)。

ほかの人のCSVを取り込んで出品してもいいですか?

取り込み自体はオークタウンの機能です。ただ、出品する商品が手元にない状態で出品すれば、ヤフオクのガイドラインで禁止されている行為になります(5章)。

ツールを使っていたら、アカウントを止められますか?

私は無在庫転売をしていたアカウントで停止を受けたことがあります。オークタウンは「特に認めた」例に名前が挙がったツールですが、手元にない商品の出品や、過度な負荷をかける大量の出品は、ツールとは別に禁止されています(5章)。

8. まとめ

  • 自動出品ツールは禁止だが、「当社が特に認めた場合」は除く。2021年1月20日施行の改定のお知らせで、その例にオークタウンとApp toolの名前が挙がった。いまの細則本文にツール名はない
  • フリープラン0円から。CSVから出品予定リストへの一括登録は無料、CSVから直接出品はビジネスプラン(月5,480円、税抜)以上
  • 有料プランにしても、ヤフオク側の制限(「ツールを利用した出品はできません」code:8161など)は外れない。ツールで出品した商品は、Yahoo!フリマの同時掲載の条件に当たらない
  • 書き出しは「出品予定商品リストにコピー」→「CSV形式でダウンロード」。再出品は300件同時
  • CSVはシフトJISのカンマ区切り。改行・半角カンマ・引用符はエラーの原因。人に渡したCSVは、取り込みが終わるまで元の商品を消さない(画像が消える)
  • ツールが認められていても、手元にない商品の出品は禁止(2020年8月6日から)。大量の出品で過度な負荷をかける行為も禁止
  • 私は無在庫転売のころ、売れた商品のCSVをチームで共有し、取り込んで出品し、一括再出品にも使った。CSVのエラーとアカウントの停止で困ったことがある。いまは使っていない

9. 出典

(いずれも2026年9月28日に確認)

10. あわせて読む

記事 どこがつながっているか
アップツール(AppTool)とは もう1つの「特に認めた」例。LYPプレミアムと本人確認が条件、一括出品50件・再出品300件
ゲーム理論とは CSVを共有するチームで、協力しない手を取れなくした仕組み
無在庫転売は稼げない? オークタウンを使っていたころの無在庫転売の実測
無在庫転売は違法? 無在庫を禁じているのは法律ではなく規約。各社の原文
ヤフオクのウォッチリスト 再出品でウォッチがどう引き継がれるか
ヤフオクで売れない時にやる順番 一括再出品の前に、値段と出し方を見直す

11. この記事について

項目 中身
書いた人 中古品の売買を20年近く続けています(古物商許可あり)。ヤフオクでは出品者として売ってきました
私がやったこと ヤフオクで無在庫転売をしていたころ、オークタウンで売れた商品のCSVを書き出し、チームで共有されたCSVを取り込んで出品し、一括再出品にも使いました。当時はお金をかけずに全部できた気がします。CSVのエラーと、アカウントの停止で困ったことがあります。いまは使っていません
扱っていないこと AppToolの使い方(私は使っていないため)。オークタウン for eBay
変わりうること 料金・件数・機能はオークタウンの更新で、ツールの扱いはヤフオクのガイドラインの改定で変わります(2026年9月に確認)

 

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