アップツール(AppTool)とは|ヤフオクの出品を一括で処理する無料ツール。条件はLYPプレミアムと本人確認、一括出品50件・再出品300件。使っていない私が、この手のツールに優位性はないと考える理由

アップツールはヤフオクで使っていい?無料の出品ツール、一括出品50件・再出品300件、LYPプレミアム+本人確認、評判・注意点 せどりツール・アプリ

「アップツール」「アップツールとは」「アップツール 評判」「ヤフオク アップツール 禁止」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。

アップツール(AppTool)は、ヤフオクの出品・再出品などを一括で処理する無料の出品ツールです。ヤフオクのガイドライン細則は、自動で出品するツールの利用を禁止していますが、「当社が特に認めた場合を除きます」としています。2021年1月20日施行の改定を知らせたお知らせでは、その例に「オークタウン、App tool」の名前が挙がっていました。出品の機能を使うには、LYPプレミアムの登録とヤフオクの本人確認が必要で、ストアのアカウントは使えません。一括出品は一度に50件、一括再出品は一度に300件まで、保存できる商品は300件までです。私はアップツールを使ったことがありません。使っていたのはオークタウンです。そのうえで、私はこの手のツールには、いまはもう優位性がないと考えています。

  • 何ができるか(公式サイト):出品・再出品・評価・注目・取り消し・早期終了を一括で処理。約1秒/商品、再出品は3クリック。スマホやタブレットからも使える
  • ヤフオクで使ってよいか:自動出品ツールは禁止で、「当社が特に認めた場合」を除く。2021年1月20日施行の改定のお知らせで、例としてApp toolの名前が挙がった(いまの細則本文にツール名はない)
  • 使う条件:出品の機能はLYPプレミアムの登録とヤフオクの本人確認が必要(会員登録だけならなくてもよい)。ストアは使えない。複数のYahoo! JAPAN IDで使える
  • 上限:保存は300商品・画像900枚、一括出品は一度に50件、一括再出品は一度に300件、出品履歴は1か月分
  • 料金:原則無料。フリープランですべての機能が使える(保存件数に上限あり)
  • 危険か:Yahoo! ID連携でつなぐので、パスワードはアップツールのサーバーに送られない(公式のよくある質問)
  • 私の見方:無料で誰でも使える道具で、公式サイトは毎月3,300万件を超える出品に使われていると書いている。速くなるのは作業で、何を出すかの差にはならない

私は中古品の売買を20年近く続けていて(古物商許可あり)、ヤフオクでは出品者として売ってきました。アップツールは使っていないので、この記事の仕様はすべて公式の説明からです。

知りたいこと この記事の答え
アップツールとは 株式会社アップツールのヤフオク出品ツール。2013年9月リリース(1章)
ヤフオクで禁止されていないか 「当社が特に認めた場合」の例に名前が挙がった(2章)
使う条件と上限 LYPプレミアム・本人確認、50件・300件・300商品(3章)
自分の出品数で足りるか 計算機(4章)
評判・使う価値 私は優位性がないと考える。その理由(5章)
オークタウンとの違い 公式の説明で並べた表(6章)

1. アップツールとは|ヤフオクの出品作業を一括で処理する無料ツール

アップツールの公式サイトと会社情報に書かれていることです。

  • 提供は株式会社アップツール(AppTool Inc.)。2003年7月にオークション利用者の支援サイトで創業し、2013年9月にヤフオクの出品管理ツール「アップツール」をリリース。会社情報の主要取引先には、LINEヤフー株式会社が挙がっている
  • 出品、再出品、評価、注目、取り消し、早期終了の作業を一括で処理できる。処理は約1秒/商品。再出品は3クリックの操作で一括処理できる
  • データはクラウドで管理するので、スマホやタブレットからも使える
  • Yahoo! ID連携の仕組みでヤフオクのアカウントにつなぐので、パスワードはアップツールのサーバーに送られない
  • 完全無料のフリープランで、一括出品や一括再出品などのすべての機能が使える(商品データや画像データの保存件数に上限あり)
  • 公式サイトは、毎月3,300万件を超えるオークションの出品にアップツールが使われている、と書いている

2. ヤフオクで使ってよいか|「当社が特に認めた場合」の例に名前が挙がった

いまのヤフオクのガイドライン細則は、自動的に出品するツールなどによって出品することを禁止行為とし、「当社が特に認めた場合を除きます」としています。2021年1月20日施行の改定を知らせたお知らせには、「オークタウン、App toolなど当社が特に認めた場合を除きます」と書かれていました。いまもアップツールが個別に認められているかを確かめられる公式の資料は、見つかりませんでした。なお、オークタウンの料金ページは、ヤフオク側の制限で「ツールを利用した出品はできません。Yahoo!オークションの出品フォームから出品してください。(code:8161)」と出る場合があると書いています。アップツールのよくある質問には、このエラーの記載はありませんでした。

同じ改定で、一定期間内の多数または大量のアクセス、操作や出品など、サーバーやネットワークに過度な負荷をかけると判断される行為も禁止行為に加わっています。また、商品の現物が手元にない状態で出品することは、2020年8月6日から禁止されています。

ツールを使って出品すること自体は認められていても、出品の量や中身がこれらに当たれば別の話です。私は、無在庫転売をしていたヤフオクのアカウントで停止を受けたことがあります。無在庫転売が規約でどう扱われているかは無在庫転売は違法?に書いています。

3. 使う条件と上限|LYPプレミアムと本人確認、50件・300件・300商品

アップツールのよくある質問に書かれていることです。

項目 公式の説明
会員登録に要るもの Yahoo! JAPAN ID、ニックネーム、メールアドレス
出品の機能を使う条件 LYPプレミアムの登録と、Yahoo!オークションの本人確認。会員登録だけならLYPプレミアムでなくてもできる
ストアのアカウント 使えない
複数のID 使える。IDごとに会員登録する
保存できる商品データ 300商品まで
保存できる画像 900枚まで
一括出品 一度に50件まで
一括再出品 一度に300件まで
出品したあとの修正 アップツールではできない。Yahoo!オークションで直すか、終了させて直してから出し直す
再出品とウォッチリスト アップツールで再出品すれば引き継げる。同じデータで新しく出品した場合は引き継がれない
出品履歴 1か月前まで。アップツールを使わずに出品した分は残らない
出品先 Yahoo!オークションだけ
Yahoo!フリマ 出品フォームを使わずに出品した商品は、Yahoo!フリマに掲載されない
売上レポート 10日以上ログインのないアカウントは更新が止まる

LYPプレミアム会員かどうかで出品の設定が変わる例はヤフオクの自動延長に、本人確認はヤフオク・Yahoo!フリマの本人確認に書いています。

4. 計算機|自分の出品数で、何回に分けるか、上限に収まるか

月の新規出品数と再出品数を入れると、アップツールで何回に分けて処理するか、保存の上限(300商品)に収まるか、オークタウンならどのプランの件数に収まるかを出します。数字は各社の公式の上限だけを使っています。オークタウンの新規出品の件数は、1か月に新しく出品できる累積件数です(料金ページのよくある質問)。

5. 評判の見方|私が、この手のツールに優位性がないと考える理由

私はアップツールを使ったことがないので、使い心地の評判は書けません。公式の資料で分かるのは、機能と上限、問い合わせの方法までです。書けるのは、出品ツールという道具そのものについての私の見方です。

私は、この手のツールには、いまはもう優位性がないと考えています。

  • 誰でも無料で使える:アップツールは原則無料で、フリープランですべての機能が使えます。公式サイトは、毎月3,300万件を超える出品に使われていると書いています
  • 使う人どうしが競合する:同じ道具を同じように使えば、速くなるのはみんな同じです。私は無在庫転売のころ、売れている商品を探して真似して出品する作業を、ツールを使わず手でやっていました。理由は、当時は開発にお金がかかったことと、ツールを使う人どうしが競合することです
  • 差がつくのは、何を出すか:私は、人が自分の判断で1個ずつ登録するほうが優位だと考えていて、いまもそう考えています

ツールの価値を否定しているわけではありません。公式サイトのとおり、出品から再出品、評価、取り消し、早期終了までを一括でこなせるので、たくさんの商品を回す作業は楽になります。私が言う「優位性がない」は、ほかの出品者に対して差がつかない、という意味です。

私がオークタウンを使ったのは、売れた商品のCSVを書き出してチームで共有し、取り込んで出品するためでした。作業を速くするためというより、データを受け渡すためです。その使い方はオークタウンの使い方に書いています。

出品ツールで浮くのは、出品の手作業の時間です。数百件を毎月出し直すような出品者なら、その時間は大きくなります(4章の計算機)。ただ、それで売れる商品が変わるわけではありません。売れないときにやる順番はヤフオクで売れない時にやる順番に書いています。

6. オークタウンとの違い|公式の説明で並べる

見るところ アップツール オークタウン
料金 原則無料。フリープランですべての機能 フリー0円、プロ月2,480円、ビジネス月5,480円(税抜)
使う条件 出品の機能はLYPプレミアム+本人確認。ストア不可 料金ページに記載なし
一括出品 一度に50件まで 新規出品はフリーで1か月200件まで(プランによる)
一括再出品 一度に300件まで 300件同時
保存 300商品・画像900枚 出品予定リスト400件・画像500枚(フリー)
CSV よくある質問に記載なし 書き出し・一括登録ができる。CSVから直接出品はビジネス以上

CSVでデータを受け渡すならオークタウン、というのが私の見方です。アップツールのよくある質問には、CSVの取り込みや書き出しの説明が見当たりませんでした。

7. よくある質問

アップツールは危険ですか?

アップツールのよくある質問は、Yahoo! ID連携で認証するので、パスワードはアップツールのサーバーに送られない、と書いています。ヤフオクの改定のお知らせでは、App toolは「当社が特に認めた」例に名前が挙がっていました(2章)。

無料で使えますか?

原則無料です。フリープランで一括出品や一括再出品などのすべての機能が使え、保存件数に上限があります。有料プランは検討中と、よくある質問は書いています(1章)。

LYPプレミアムに入っていなくても使えますか?

会員登録はできますが、出品の機能を使うにはLYPプレミアムの登録と、ヤフオクの本人確認が必要です(3章)。

出品した商品を、アップツールで直せますか?

できません。Yahoo!オークションで直すか、出品を終了させてからアップツールで直して出し直します(3章)。

アップツールで出品した商品が、Yahoo!フリマに出ません

Yahoo!オークションの出品フォームを使わずに出品した商品は、Yahoo!フリマに掲載されない、とよくある質問は書いています(3章)。

問い合わせはどうすればいいですか?

よくある質問によると、問い合わせはメールで受けていて、お問い合わせフォームから連絡します。3営業日を過ぎても返信がない場合は、登録したメールアドレスの誤り、受信の制限、迷惑メールフォルダを確かめるよう書いています。技術的な内容にはメールでは答えられない、とも書いています。退会は、ログインした状態でお問い合わせフォームから連絡します。

「すでに同じタイトルのオークションが出品されています(Code:8059)」と出ました

よくある質問は、同じタイトルで出品しようとしたときに出るエラーで、直前に同じタイトルの出品を取り消したときにも出ることがあるので、タイトルを変えてからやり直すよう書いています。

8. まとめ

  • アップツールは、ヤフオクの出品・再出品などを一括で処理する無料の出品ツール。提供は株式会社アップツール、2013年9月リリース
  • 自動出品ツールは禁止だが「当社が特に認めた場合」は除く。2021年1月20日施行の改定のお知らせで、App toolの名前が例に挙がった
  • 出品の機能はLYPプレミアム+本人確認。ストア不可。一括出品50件、再出品300件、保存300商品・画像900枚
  • パスワードはアップツールのサーバーに送られない(Yahoo! ID連携)
  • 私は使ったことがない。この手のツールには、いまはもう優位性がないと考えている。誰でも無料で使え、使う人どうしが競合する。差がつくのは何を出すか

9. 出典

(いずれも2026年9月28日に確認)

10. あわせて読む

記事 どこがつながっているか
オークタウンの使い方 私が使った出品ツール。CSVの書き出し・取り込み・一括再出品
ヤフオクで売れない時にやる順番 ツールで速くしても、売れる商品は変わらない。先にやること
ヤフオクのウォッチリスト 再出品でウォッチがどう引き継がれるか
ヤフオク・Yahoo!フリマの本人確認 アップツールの出品機能に必要な本人確認
無在庫転売は違法? ツールが認められていても、無在庫は規約で禁止

11. この記事について

項目 中身
書いた人 中古品の売買を20年近く続けています(古物商許可あり)。ヤフオクでは出品者として売ってきました
私がやったこと アップツールは使ったことがありません。出品ツールはオークタウンを使っていました(売れた商品のCSVの書き出し・取り込み・一括再出品)。無在庫転売をしていたヤフオクのアカウントで停止を受けたことがあります
扱っていないこと アップツールの使い心地や画面の手順(使っていないため)
変わりうること 上限・条件・料金はアップツールの更新で、ツールの扱いはヤフオクのガイドラインの改定で変わります(2026年9月に確認)

 

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