「ヤフオク 利用停止」「ヤフオク アカウント停止」「このYahoo! JAPAN IDはオークションの利用を停止されています」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。
ヤフオクの利用停止は、評価欄に「利用停止中」と表示され、出品中のオークションがすべて取り消される措置です。出品・入札・評価・取引ナビへの投稿・ウォッチリストへの追加・出品者への質問ができなくなります(取引ナビを見ることはできます)。解除は、メインメールアドレスに届く「利用停止のお知らせ」で状況を確かめ、専用の「出品制限・利用停止の解除依頼フォーム」から頼みます。ヘルプの[お問い合わせ]から連絡しても解除できません。解除が妥当と判断されて解除の手続きがされると1週間以内に通知メールが届き、そう判断されなければ返信はありません。使った覚えがないのに止められたなら、第三者による不正利用の疑いなので、パスワードの無効設定をしてから「過去に利用がない場合」のフォームを使います。
私はヤフオクで2回、利用停止になりました。2回とも、Yahoo!へ送った文面には「経緯・謝罪・再発防止」を書き、戻るまでは「1週間以内」でした。ただし、戻ったのには前提があります(1章)。
| 知りたいこと | 答え | 章 |
|---|---|---|
| 利用停止になると、何ができなくなるか | 出品・入札・評価・取引ナビへの投稿など。出品中はすべて取り消し。評価欄に「利用停止中」と出て、ほかの人からも見える | 2章 |
| 出品制限との違い | 出品制限は出品だけが止まり、ほかの人には見えない。期限付きなら、翌日か数日後に自分で解除できる | 3章 |
| ログインもできない(エラー番号が出る) | ヤフオクではなく、Yahoo! JAPAN IDそのものの停止。番号ごとに案内が違う | 3章 |
| なぜ止められたか | ガイドライン違反(疑いを含む)か、第三者による不正利用の疑い。理由は届いたメールで確かめる | 4章 |
| 解除の方法・何を書くか | 専用の解除依頼フォーム。返信は約束されていない。私が書いたのは「経緯・謝罪・再発防止」 | 5章 |
| 取引中の商品・売上金 | 発送前なら発送しない。発送後は、支払いから15日後の正午ごろに売上金へ反映 | 6章 |
| 取引相手が利用停止になった | 支払い前なら払わない。発送前ならキャンセル。届かないなら支払いから12日以内に返金申請 | 7章 |
| 新しいIDで続けていいか | 複数のIDをまとめて措置されることがある。私は止められたIDのまま対応した | 9章 |
1. 先に、立場を書きます
私は中古品の売買を20年近く続けていて(古物商許可あり)、ヤフオクは仕入れの主戦場です。そのヤフオクで、利用停止になったことが2回あります。いきさつは、ヤフオクの複数アカウントの記事に書きました。
| 止められた回数 | 2回 |
| 1回目 | 無在庫でやるために増やした別のアカウントで、自分の出品に入札し、値段を吊り上げた |
| 2回目 | 無在庫で出していた商品に、発送が遅いとクレームが入った |
| 措置の種類 | 「2回とも利用停止」 |
| 戻してもらうために送った文面 | 「経緯・謝罪・再発防止」 |
| 送ってから戻るまで | 「1週間以内」 |
| そのときのアカウント | 20年以上使っていて、評価が数千あった。偽造品を売ったわけでも、代金を持ち逃げしたわけでもない |
どちらも、ガイドライン細則が禁止している行為そのものでした(4章)。複数アカウントの記事に書いたとおり、これは「謝れば戻る」ではなく「戻る余地が残っていた」という話です。同じことをして、同じ結果になるとは限りません。禁止されている行為のやり方は、この記事にも書きません。
この記事の仕組みの説明は、Yahoo!オークションのヘルプ、Yahoo!オークションガイドラインと細則、LINEヤフー共通利用規約、Yahoo!かんたん決済利用規約で、2026年10月9日に確かめました。
2. 利用停止になると、できなくなること
ヘルプ「利用停止を解除したい」と「出品制限・利用停止・登録削除について」に書かれている内容です。
| 項目 | 利用停止中 |
|---|---|
| 出品中のオークション | すべて取り消される |
| 出品・入札 | できない |
| 取引相手への評価 | できない |
| 取引ナビ | 投稿はできない。見ることはできる |
| 落札者の削除 | できない |
| ウォッチリストへの追加 | できない |
| 出品者への質問 | できない |
| 評価欄の表示 | 「利用停止中」(ヘルプによっては「停止中」)。ほかの利用者からも見える |
| 自己紹介欄 | 更新できる(ヘルプ「取引相手が利用停止になった場合」) |
措置をしたときは、Yahoo! JAPAN IDのメインメールアドレスあてにメールで知らせる、とヘルプにあります。件名は「【Yahoo! JAPAN】Yahoo!オークション/Yahoo!フリマ-利用停止のお知らせ」です。まず、このメールを確かめます。
取引の途中だった商品の扱いは、自分が止められた場合を6章、相手が止められた場合を7章に書きました。
3. 出品制限・登録削除・Yahoo! JAPAN IDの停止との違い
3-1. ヤフオクの3つの措置
ヘルプは、違反が疑われる場合の措置として、商品の削除のほかに、出品制限・利用停止・Yahoo! JAPAN IDの削除(登録削除)を挙げています。
| 措置 | 評価欄の表示 | できなくなること | 取引中の物 | 解除 |
|---|---|---|---|---|
| 出品制限 | ログインしている本人にだけ「出品制限中」。ほかの人にはわからない | 出品・再出品・自動再出品。出品中はすべて取り消し | 制限の前に落札された取引は続けられる。入札・落札もできる。ただし、Yahoo! JAPANが削除したオークションの取引は続けられない | 期限付きなら、制限の翌日か数日後に「期限付きの出品制限解除ページ」から自分で解除。違反の繰り返しや重大な違反なら解除依頼フォーム。解除できない出品制限もある |
| 利用停止 | 「利用停止中」。ほかの人にも見える | 出品・入札・評価・取引ナビへの投稿など(2章) | 取引ナビに投稿できないので、相手に連絡できない(6章) | 解除依頼フォーム(5章) |
| 登録削除 | 「登録削除済み」 | ログインが必要な機能すべて | ログインできないので、売上金管理ページも見られない | 同じIDでの再登録や利用の再開はできない |
出品制限の期限付きの解除は、違反の中身を細則で確かめ、今後違反しないことに同意して行います。問い合わせても、解除できる日を早めることはできない、とヘルプにあります。初めての利用でも、特に重大な違反や違反の繰り返しには、予告なく解除できない出品制限がかかる場合があり、その場合はフォームから頼んでも解除されません。
3-2. ログインもできないときは、Yahoo! JAPAN IDそのものの停止
ヤフオクだけでなく、Yahoo! JAPANにログインしようとして「このIDは利用停止されています」とエラー番号が出るなら、ヤフオクの措置ではなく、Yahoo! JAPAN IDの停止です。ヘルプ「出品制限・利用停止・登録削除について」も、F001やF007などのエラー番号が出る場合は、IDの利用停止のヘルプを見るよう案内しています。
| エラー番号 | ヘルプの説明 | すること |
|---|---|---|
| F001 | 不正利用に相当する行為が確認された。今後このIDは利用できない | Yahoo!ウォレットの登録情報を使ってIDを照会したり、登録情報を直したりしても、解除できない。止められたIDや@yahoo.co.jpのメールアドレスは取り直せない |
| F004 | 利用規約違反の可能性が検知された、または第三者による不正アクセスのリスクが高い。今後このIDは利用できない | 同上 |
| F006・F008 | 不正利用の可能性があり、安全対策として停止。今後このIDは利用できない | 同上 |
| G101 | 不正利用の可能性。郵便番号・住所・連絡用メールアドレスなどの登録情報が最新でない場合も止めることがある | Yahoo!ウォレットの登録情報を使った照会や修正では、解除できない |
| F002・G103 | 不正アクセス・不正利用の可能性があり、安全対策として停止 | 「IDの利用停止に関するお問い合わせフォーム」から連絡する。F002は、本人確認や状況の確認のうえで、使えるかどうかが案内される |
| F003・F009・G104 | 不正利用・不正アクセスの可能性や、普段と違う利用状況による、一時的なログインの制限 | 時間をおいてログインし直す。解除までの時間は案内されない。G104は、解除後にSMS認証・パスキー・パスワード無効設定などの見直しが案内されている |
| G102 | 登録情報の確認や更新が必要なときの、一時的なログインの制限 | 時間をおいてログインし、郵便番号・住所と、連絡用メールアドレスの確認メールを確かめる |
| G105 | 不正利用、または利用規約違反の可能性による、一時的なログインの制限 | 時間をおいてログインし直す。規約や各サービスのガイドラインへの違反が確認された場合は、今後このIDの利用を停止することがある、とヘルプにある |
| G107 | Yahoo!ウォレットで、不正なクレジットカード・銀行口座の登録操作が確認されたことによる、一時的なログインの制限 | 時間をおいてログインし直す |
F002で問い合わせるときは、フィッシングサイトやメール・海外での利用など思い当たることの日時・場所・端末、複数のIDを持っているならそれぞれのID名と使い道、普段の端末とネットの環境を伝えるよう、ヘルプに書かれています。Yahoo!ウォレットにクレジットカードや口座を登録していたなら、身に覚えのない支払いがないかも確かめます。
3-3. 「有料サービスの利用停止」は別の話
検索すると、「有料サービスの利用停止申請」というページも出てきます。これは、LYPプレミアムの会員費など、Yahoo! JAPANの有料サービスの請求を止める手続きで、本人が手続きできないときに家族などが申請する方法もあります(ヘルプ「ご本人以外によるYahoo!オークションの利用停止の申請について」)。この記事の、違反を理由にした措置とは別です。
4. 止められる理由
4-1. 公式に書かれている理由
ヘルプは、利用規約やガイドラインへの違反が疑われる場合に措置をする、と書いています。ヘルプ「利用停止を解除したい」は、止められ方を2つに分けています。
- 第三者による不正利用の疑い:ヤフオクやYahoo!フリマを使ったことがない、またはしばらく使っていないのに止められた場合
- 利用者自身の違反行為:重大な違反行為や、入札者による違反行為など、ガイドライン違反が確認された場合
LINEヤフー共通利用規約 第17条は、規約や個別のガイドラインへの違反(そのおそれがあると判断した場合を含む)などがあれば、前もって知らせずに、サービスの利用を断ったりアカウントを削除したりできる、と定めています。複数のアカウントを登録している場合は、そのすべてに措置がとられることがある、とも書かれています。
4-2. ガイドライン細則で禁止されている行為の例
どの違反で止められたかは、届いたメールで確かめます。ここでは、出品者と入札者の禁止行為のうち、取引のやり方にかかわるものを抜き出しました。番号は細則の番号です。私がしたことは、複数アカウントの記事に書いたとおり、A-20とA-8に当たります。
| 細則の番号 | 禁止されていること | 私の2回との関係 |
|---|---|---|
| A-8 | 商品の現物が手元にない状態で出品すること | 2回目(無在庫) |
| A-9 | 落札者の入金を、商品の仕入れに充てる前提で出品すること | ― |
| A-20 | 自分の出品したオークションに入札すること(入札が成功したかどうかを問わない) | 1回目 |
| A-23 | Yahoo!かんたん決済以外の決済手段を使うこと(例外あり) | ― |
| A-26 | 自動で出品するツールなどで出品すること(Yahoo! JAPANが特に認めた場合を除く) | ― |
| A-28 | 落札システムを使わない取引に誘うこと | ― |
| A-30 | 落札者の支払い手続きの完了から168時間(7日)までに、商品を発送しないこと | ― |
| E-1(1) | 買う気がないのに入札・落札すること | ― |
| E-1(8) | 1つの商品に、複数のYahoo! JAPAN IDで入札すること(成否を問わない) | ― |
これとは別に、細則には出品禁止物(たばこ、医薬品など)の一覧もあります。発送の遅れについては、ガイドラインが、支払い手続きの完了から288時間(12日)までに発送を確かめられない場合は、Yahoo! JAPANが売買契約を解除できる、と定めています。
自分の出品に別のIDで入札する行為は、入札する側からも見抜かれます。どこに痕跡が出るかは、ヤフオクの吊り上げを見抜く方法に書きました。無在庫で売る形がいまどうなっているかは、無在庫転売の記事にまとめています。
5. 解除の方法
5-1. まず、届いたメールを確かめる
ヘルプ「利用停止を解除したい」は、止められたときの状況によって解除の方法が違うので、メインメールアドレスに届く「利用停止のお知らせ」で詳しく確かめるよう案内しています。
5-2. 使った覚えがないのに止められたとき
ヤフオクやYahoo!フリマを使ったことがない、またはしばらく使っていないのに止められたなら、第三者による不正利用の疑いで止められた可能性があります。ヘルプの手順は、次のとおりです。
- パスワードの無効設定をする
- 「過去に利用がない場合の出品制限・利用停止の解除依頼フォーム」から連絡する
5-3. 自分の違反で止められたとき
ヘルプのページ下部にある「出品制限・利用停止の解除依頼フォーム」から、解除を頼みます。ヘルプの[お問い合わせ]ボタンから連絡しても解除できない、とヘルプにあります。
5-4. 返事の来かた
| Yahoo! JAPANの判断 | どうなるか |
|---|---|
| 解除が妥当 | 解除の手続きをして、1週間以内に解除通知メールが届く |
| 解除が妥当ではない(法令違反などの重大な違反、違反の繰り返しなど) | 解除されず、返信もない |
フォームの内容に返信することは約束されていません。解除が妥当と判断されなかった場合は返信がない、という仕組みです。フォームを送ってから何日で判断が出るのか、何日たって返信がなければ解除されないと決まるのかは、ヘルプに書かれていません。
5-5. 何を書いたか
ヘルプには、フォームに何を書けばよいかの例は載っていません。私が2回とも送った文面は、主に「経緯・謝罪・再発防止」で、戻るまでは「1週間以内」でした。
この記事には、例文は載せません。何を書くべきかは、メールに書かれた違反の中身によって変わるからです。それと、1章の前提(長く使ったIDで、評価が数千あり、偽造品でも持ち逃げでもなかった)がない状態で、同じ文面を送っても同じ結果になるとは限りません。
6. 自分が止められたとき:取引中の商品と売上金
6-1. 取引中の商品
利用停止になると取引ナビに投稿できないので、取引相手に連絡できません。ヘルプ「出品制限・利用停止・登録削除について」の案内は、次のとおりです。
| 段階 | すること・起きること |
|---|---|
| 出品中 | すべて取り消される |
| 出品者で、支払い後・発送前 | 発送しないで取引を終える。落札者には返金申請フォームが案内され、落札者が希望すれば、Yahoo! JAPANが支払いをキャンセルする。売上金管理ページで「キャンセル」と出るかを確かめる(登録削除の場合はログインできないので確かめられない) |
| 出品者で、発送後 | 落札者は受け取り連絡ができないので、支払いから15日後の正午ごろ、自動で売上金に反映される |
| 落札者のとき | 取引ナビに投稿できない。出品者のほうには、支払い前なら落札者の削除、支払い後・発送前なら取引の中止が案内されている(7章の表の右の列) |
| 落札システム利用料 | 落札のあとで措置を受けてシステムを使えなくなった場合でも、一度発生した利用料は支払う(ガイドライン) |
「15日後の正午ごろ」は、ヘルプの案内です。Yahoo!かんたん決済利用規約 第7条では、落札者がかんたん決済の契約から14日がたつまでに「出品者への入金を延長する」を押した取引は29日後、おまかせ配送の取引は、受け取りの確認か29日後の早いほう(28日がたつまでに発送連絡がある取引)と定められています。受取口座を登録していなければ、登録した日より前には売上金に加わりません。
6-2. 売上金は没収されるのか
「ヤフオク 利用停止 売上金没収」「売上金 どうなる」もよく調べられています。確かめられたことは、次のとおりです。
- ヘルプの「利用停止でできなくなること」の一覧に、売上金の受け取りは入っていません。一方で、利用停止中に売上金を振り込めると書いたヘルプも見つかりませんでした。
- Yahoo!かんたん決済利用規約では、売上金は、Yahoo! JAPANが出品者への支払いを留保している代金の合計です(第1条)。留保の期間は、かんたん決済の契約が成り立った日から5カ月がたった日が属する月の末日までで、過ぎると受取口座に振り込まれます(振込手数料が引かれます)。受取口座を登録していないために、そこから1年を過ぎても振り込めなかった場合は、支払う義務を負わない、とも書かれています(第11条)。
- かんたん決済の契約が規約にもとづいて解除・取消になった場合などは、Yahoo! JAPANは代金を支払わず、支払い済みなら出品者が返す、と定められています(第17条)。
これらは規約の一般的な定めで、利用停止になった人の売上金がこのとおりに扱われる、とヘルプに書かれているわけではありません。規約の中に「没収」という言葉の定めは見当たりませんでしたが、それは、必ず受け取れるという意味でもありません。自分の売上金がどう扱われているかは、届いたメールと売上金管理ページで確かめます。受取口座は、登録したままにしておきます。
7. 取引相手が利用停止になったとき
相手が利用停止になると、相手は取引ナビにメッセージを投稿できず、評価の投稿や返信もできません(見ることはできます)。ヘルプ「取引相手が利用停止になった場合」の案内をまとめました。
| 段階 | 自分が落札者(出品者が停止) | 自分が出品者(落札者が停止) |
|---|---|---|
| 支払い前 | 支払わない。取引はキャンセルになる。支払える状態でも支払わず、取引ナビもそのままにする | 落札者を削除する。落札システム利用料が確定するときに削除されていないと、利用料がかかる |
| 支払い後・発送前(発送連絡もまだ) | 自分の操作で支払いをキャンセルできる(決済完了の8日後~14日後)。14日を過ぎると自動でキャンセルされる | 取引ナビの「取引の中止」でキャンセルし、返金する。落札者も自動で削除される。何もしなくても、支払いから14日を過ぎると支払いは自動でキャンセルされる(落札者は削除されないが、利用料はかからない) |
| 発送後・届いていない | 支払いから12日以内に、Yahoo! JAPANへ返金申請をする(返金されるかは申請の結果による)。14日を過ぎると出品者へ入金処理され、事務局からは返金できなくなる | 落札者は受け取り連絡ができないので、支払いから15日後の正午ごろ、自動で売上金に反映される |
| 届いた | 受け取り連絡や評価はできないが、問題がなければ、そのまま取引完了 | 同上 |
14日での自動キャンセルは、特定カテゴリの取引と、出品者がストアの取引には当てはまりません(ガイドライン)。売上金への反映の日は、6-1の表の下に書いた条件で変わります。
利用停止中でも自己紹介欄は更新できるので、取引中の人に向けたメッセージが、相手の出品リストの自己紹介に出ていないかを見てみます。相手は評価コメントや取引ナビのメッセージを見ることはできるので、伝えておきたいことは、そこに書いておけます(個人情報は書かない)。支払いから12日を過ぎてしまったなど、これで片付かないときは、ヘルプ「落札後にトラブルにあってしまった」を見ます。
落札システム利用料が確定する期限は、支払った日ではなくオークションの終了日から数えます。数え方は、ヤフオクの落札後のキャンセルの記事に書きました。
8. 計算ツール:取引中に利用停止が起きたときの、することと日付
止められたのが自分か相手か、自分の立場、取引の段階、落札者が支払った日から、ヘルプとガイドラインに書かれている「すること」と日付を出します。
取引中に利用停止が起きたときの、することと日付を出す
初めに入っているのは、出品者の自分が止められて、3日前に支払われた商品をもう発送していた場合の例です。
9. 新しいIDで続けていいか
「ヤフオク 利用停止 新規ID」「別アカウント」「再登録」も調べられています。ヘルプや規約に、止められた人が新しいIDで再開することを、許すとも禁じるとも書いたところは、見つかりませんでした。確かめられたのは、次のことです。
- 複数のアカウントを登録している場合は、そのすべてに措置がとられることがある(LINEヤフー共通利用規約 第17条)
- 1つの商品に、複数のYahoo! JAPAN IDで入札することは禁止(細則 E-1(8))
- 複数のIDを使う場合は、IDごとに利用資格を満たす必要がある(ガイドライン)
- 登録削除になったIDは、同じIDで再登録も再開もできない(ヘルプ)
- Yahoo! JAPAN IDそのものが止められた場合(F001など)、止められたIDや@yahoo.co.jpのメールアドレスは取り直せない(ヘルプ)
複数のIDにまとめて措置がとられることがある、という定めは、新しいIDを作ってよいかどうかを決めるものではありません。ただ、新しいIDで続けても、止められたIDと同じ人の利用として、まとめて措置の対象になり得る、ということは読み取れます。
私が2回とも戻ったのは、新しいIDを作ったからではなく、止められたIDのまま対応したからです。新しいIDは、評価ゼロからの出直しになります。複数のIDを持つこと自体の考え方は、複数アカウントの記事に書きました。
10. よくある質問
ヤフオクで利用停止になったら、どうなりますか?
出品中のオークションはすべて取り消され、出品・入札・評価・取引ナビへの投稿・ウォッチリストへの追加・出品者への質問ができなくなります。評価欄に「利用停止中」と出て、ほかの人からも見えます(2章)。
止められた理由は、教えてもらえますか?
措置をしたときは、メインメールアドレスあてにメールで知らせる、とヘルプにあります。まずそのメールを確かめます。解除が妥当と判断されなかった場合、解除依頼フォームへの返信はありません(5章)。
解除まで、どのくらいかかりますか?
ヘルプでは、解除が妥当と判断されて解除の手続きがされると、1週間以内に解除通知メールが届きます。フォームを送ってから何日で判断が出るかは、書かれていません。私の2回は、送ってから「1週間以内」に戻りました(5章)。
売上金は没収されますか?
規約に「没収」という言葉の定めは見当たりませんでした。かんたん決済の契約が解除・取消になった場合などは代金が支払われない、という定めはあります。留保の期間を過ぎた売上金は受取口座に振り込まれる、という定めもあります(6-2)。
落札した商品の代金は、返ってきますか?
出品者が利用停止になった場合、支払い前なら支払わず、発送連絡の前なら決済完了の8日後~14日後に自分でキャンセルでき、届かないなら支払いから12日以内に返金申請をします。返金申請は、申請すれば必ず返金されるという意味ではありません。ストアや特定カテゴリの取引は、扱いが違います(7章)。
何もしていないのに利用停止になりました
第三者による不正利用の疑いで止められた可能性があります。パスワードの無効設定をしてから、「過去に利用がない場合」のフォームで連絡します(5-2)。ログインもできないなら、Yahoo! JAPAN IDそのものの停止なので、エラー番号を確かめます(3-2)。
Yahoo!フリマも使えなくなりますか?
ヤフオクとYahoo!フリマは同じYahoo! JAPAN IDで使い、利用停止のお知らせの件名にも両方の名前が入っています。どちらが止まっているかは、届いたメールで確かめます。Yahoo!フリマ側の違反報告や措置の流れは、Yahoo!フリマで違反報告されたらにまとめました。
新しいIDを作れば、また使えますか?
複数のアカウントを登録していれば、すべてに措置がとられることがあります。止められた人が新しいIDで再開することを、許すとも禁じるとも書いたところは、見つかりませんでした(9章)。
11. まとめ
- 利用停止は、出品中がすべて取り消され、出品・入札・評価・取引ナビへの投稿ができなくなる措置。評価欄の「利用停止中」は、ほかの人にも見える
- 出品制限は出品だけが止まり、期限付きなら自分で解除できる。ログインもできないなら、Yahoo! JAPAN IDそのものの停止
- 解除は、メールを確かめて、専用の解除依頼フォームから。[お問い合わせ]からでは解除できない。妥当なら1週間以内に通知、そうでなければ返信なし
- 使った覚えがないなら、パスワードの無効設定をしてから「過去に利用がない場合」のフォーム。
- 取引相手が止められたら、支払い前は払わない。届かないなら支払いから12日以内に返金申請。
- 私は2回とも、「経緯・謝罪・再発防止」を書いて送り、「1週間以内」に戻った。前提があったからで、誰でも同じになるとは限らない
12. 出典
- Yahoo!オークション ヘルプ「出品制限・利用停止・登録削除について」https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000008885
- Yahoo!オークション ヘルプ「利用停止を解除したい」https://support.yahoo-net.jp/SccAuctions/s/article/H000013490
- Yahoo!オークション ヘルプ「出品制限を解除したい」https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000013501
- Yahoo!オークション ヘルプ「取引相手が利用停止になった場合」https://support.yahoo-net.jp/SccAuctions/s/article/H000008940
- Yahoo!オークション ヘルプ「ご本人以外によるYahoo!オークションの利用停止の申請について」https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000013527
- Yahoo! JAPAN ヘルプ「「このIDは利用停止されています(エラー番号:F001/F004/F006/F008/G101)」と表示される」https://support.yahoo-net.jp/PccLogin/s/article/H000013567
- Yahoo! JAPAN ヘルプ「「このIDは利用停止されています(エラー番号:F002/G103)」と表示される」https://support.yahoo-net.jp/PccLogin/s/article/H000015743
- Yahoo! JAPAN ヘルプ「「不正利用」「不正アクセス」「利用規約違反」により、Yahoo! JAPAN IDの利用が一時的に制限されている」https://support.yahoo-net.jp/PccLogin/s/article/H000015628
- Yahoo!オークションガイドライン(利用資格、利用料、当社の行う措置、売買契約の解除)https://auctions.yahoo.co.jp/special/html/guidelines.html
- Yahoo!オークションガイドライン細則(A.出品者の禁止行為、E.入札やご利用についての禁止行為)https://guide-ec.yahoo.co.jp/notice/rules/auc/detailed_regulations.html
- LINEヤフー共通利用規約(第17条)https://www.lycorp.co.jp/ja/company/terms/
- Yahoo!かんたん決済利用規約(第1条・第7条・第11条・第17条)https://payment.yahoo.co.jp/term/
(いずれも2026年10月9日に確認)
13. あわせて読む
| 記事 | どんなときに |
|---|---|
| ヤフオクの複数アカウントはバレる? | IDを分けたいとき。私が止められた2回のいきさつ |
| ヤフオクの落札後のキャンセル | 相手が止められて、取引をやめるとき |
| ヤフオク・Yahoo!フリマで発送されない | 支払ったのに発送されないとき |
| ヤフオクの支払い期限 | 落札者が払わないとき |
| ヤフオクの吊り上げを見抜く方法 | 吊り上げを疑ったとき |
| Yahoo!フリマで違反報告されたら | Yahoo!フリマで措置を受けたとき |
| メルカリのアカウント停止 | メルカリで止められたとき |
14. この記事について
| 書いた人 | 中古品の売買を20年近く続けてきた古物商。ヤフオクは仕入れの主戦場 |
| 確かめた日 | 2026年10月9日(Yahoo!オークションのヘルプ5件、Yahoo! JAPANのヘルプ3件、ガイドライン、細則、LINEヤフー共通利用規約、Yahoo!かんたん決済利用規約) |
| 私の経験から書いたこと | ヤフオクで2回止められたこと(いきさつは複数アカウントの記事)、措置は「2回とも利用停止」だったこと、戻してもらうために送った文面は「経緯・謝罪・再発防止」が主だったこと、戻るまでは「1週間以内」だったこと |
| 確かめられなかったこと | 利用停止中に売上金を振込申請できるか、止められた落札者が届かない商品の返金申請をできるか、解除依頼フォームに書くべき内容の公式の例、止められた人が新しいIDを作ってよいか |
| 更新 | 2021年8月の記事を、2026年10月に作り直しました |
