ヤフオクの落札後のキャンセル|押せるのは出品者だけ。落札者都合でも自動の悪い評価はつかず、期限内なら利用料0円。キャンセル料の請求はヘルプで利用制限の対象例

ヤフオクの落札後キャンセル|落札者は自分でできない、14日以内で手数料0円、落札者都合と出品者都合 ヤフオク・Yahoo!フリマ

「ヤフオク 落札 キャンセル」「落札者都合」「キャンセル料」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。

ヤフオクで落札したあと、都合が変わって取引をキャンセルする操作は、出品者にしかできません。支払い前なら「落札者削除」、支払い後なら「取引の中止」です。落札者は出品者に頼むことになり、Yahoo! JAPANに問い合わせてもキャンセルはしてもらえません。落札者が自分で操作できるのは、支払ったのに発送されないときなどの例外だけです。

  • 評価:出品者が「落札者都合」を選んでも、自動の「非常に悪い」評価は2022年3月22日からつかない。ただし削除のあとも、出品者と落札者はお互いに手で評価をつけられる
  • 手数料:出品者が期限内に削除か中止をすれば、落札システム利用料(落札価格の10%、1万円なら999円)はかからない。期限はオークション終了から14日(336時間)。1〜15日に終わったオークションは、終了月の末日のほうが早ければ末日まで
  • 落札者が自分でできること:支払いから8日たっても発送連絡がないときは、決済完了の8日後〜14日後に自分で支払いをキャンセルできる。発送連絡があったのに届かないときは、8日後〜12日後に返金申請ができる
  • キャンセル料:ヘルプは「キャンセル料や迷惑料を請求すること」を、警告や利用制限の対象になりうる出品者の行為の例に挙げている。システム利用料を落札者に負担させることは、ガイドラインで禁止されている
  • ペナルティ:落札者都合を1回選ばれただけで利用制限の対象になるわけではない、とヘルプにある。ただし「自己都合でキャンセルを求めること」「繰り返しキャンセルすること」は、利用制限の対象になりうる例に入っている

私は中古品の売買を20年近く続けていて(古物商許可あり)、ヤフオクの総合評価は2,958です。出品する側として、落札者から「キャンセルしたい」と頼まれたときは、支払い前か発送前なら受けて「落札者都合」で削除しています。ジャンクと知らずに落札したBOSEのCDプレイヤーの件もそうでした。一方で、支払いが済んで発送したあとに「ジャンクだと気づいたのでやめたい」と言われても、私は取り合わず、対応していません。自分の都合で落札後にキャンセルしたこともあり、そのときは「出品者都合」を選びました。発送後に対応しないことと、ヘルプに書かれていることの関係は2-5に書きました。

この記事は「落札したあと」の話です。オークションが終わる前の入札の取り消しは入札取り消しの記事に、支払われないときの出品者の対応は支払い期限の記事に、届いたあとの返品は返品の記事に分けて書いています。

1. 状況別:誰が、何を押すか

キャンセルの方法は、取引がどこまで進んでいるかで決まります。ヘルプ「【落札者】取引・落札をキャンセルしたい」「【出品者】取引をキャンセル・返金したい」を1枚にまとめると、こうなります。

取引の状況 操作できる人 操作 操作の期限 お金
支払い前 出品者 落札者削除 終了から14日(336時間)。過ぎると削除できない まだ動いていない
支払い後〜発送連絡前 出品者 取引の中止(落札者削除も自動で行われる) 支払い完了から14日以内 落札者に返金
支払いから8日たっても発送連絡がない 落札者 支払いをキャンセル 決済完了の8日後〜14日後。14日を過ぎると自動でキャンセル 落札者に返金
発送連絡後〜受け取り連絡前 出品者 取引の中止(中止だけでは配送は止まらない) 支払い完了から14日以内(受け取り連絡の前まで) 落札者に返金。荷物が届いたら返送を相談
発送連絡があったのに届かない 落札者 取引ナビの[お問い合わせ・返金申請をする]から返金申請 決済完了の8日後〜12日後 申請の結果による
受け取り連絡後・売上確定後 当事者どうし システムではキャンセルできない ― 出品者から直接返金。落札システム利用料は取り消せない

表の「操作の期限」と、落札システム利用料がかからない期限は別です。利用料のほうは、支払いの日ではなくオークションの終了日から数えて336時間(1〜15日に終わったなら終了月の末日と早いほう)で、支払い後の取引の中止も、これを過ぎると利用料がかかります。両方の期限は5章と8章の計算機で出せます。

表の外で、つまずきやすい点が5つあります。

  • 期限内でも、落札者を削除できないことがある。落札者がコンビニ支払いか銀行振込を選んで支払い処理中のときなど。理由は5-2にまとめました
  • 削除や中止のあとは、取引メッセージが使えない。返金の方法や商品の返送など、決めることは先に済ませる
  • まとめて取引に同意したあとは、支払い前でも「取引の中止」になる。まとめて取引の仕組みはまとめて取引の記事に書きました
  • [取引を中止する]のリンクは、支払いの直後には出ないことがある。ヘルプでは、支払い完了から10分程度で表示される
  • 取引の中止が使えない取引がある。Yahoo!オークションストアとの取引、特定カテゴリの商品、鑑定付き商品、スニーカーダンクで落札された取引は、場面によって中止の機能が使えず、当事者どうしで返金方法を決める

2. 落札者がキャンセルしたいとき

2-1. 自分では押せない。頼む窓口は取引メッセージ

落札者の画面には、落札そのものを取り消すボタンはありません。ヘルプには「Yahoo! JAPANにお問い合わせいただいても、取引のキャンセルおよび落札者の削除はできません」とあります。支払い前なら落札者削除を、支払い後なら取引の中止を、取引メッセージで出品者に頼みます。

2-2. 頼むこと自体が、利用制限の例に入っている

ヘルプ「トラブルや利用体験の悪化につながる行為」は、パトロールで確認した場合に警告・一部の機能制限・利用停止を行うことがある行為として、落札者側に「自己都合による入札の取り消しやキャンセルを求めること」を挙げています。例は「同様の他の商品を落札したため」です。

一方で、ヘルプ「【落札者】出品者都合なのに落札者都合でキャンセルされた」には、落札者都合で削除されたときの通知メールに利用制限の対象となる旨が書かれているが、一度の取引だけで対象になるわけではない、とあります。頼むなら1回で済むように、理由を一文で書きます。

2-3. 頼むときの文面の例

落札した〇〇について、(理由を一文)のため、取引のキャンセルをお願いできないでしょうか。削除の理由は「落札者都合」で構いません。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

「落札者都合で構いません」と先に書くのは、理由の選び方で出品者が迷わないようにするためです。出品者都合なのに落札者都合を選ぶことはヘルプで利用制限の例に入っていますが、逆に落札者の都合なのに出品者都合を選ばせる理由もありません。私は頼まれたキャンセルを受けるとき、落札者都合を選んでいます。

2-4. 出品者と連絡がとれないとき

支払い前に出品者と連絡がとれないなら、ヘルプは「手続きは進めずに取引ナビもそのままにしてください」としています。取引ナビでは落札されたままになりますが、取引を完了しないことに対して、Yahoo!オークションから悪い評価がつくなどの罰則はない、とも書かれています。

これは出品者のほうが応じない場合の話です。落札者が連絡もせずに払わないでいるのは別の扱いで、「Yahoo!かんたん決済の決済期限内に決済を行わないこと」は利用制限の例に入っています。支払い期限と、過ぎたときの扱いは支払い期限の記事に書きました。

支払ったのに発送されないときは、支払いから8日を過ぎると、決済完了の8日後〜14日後の間に自分で支払いをキャンセルできます。催促の文面と、この8日目の操作は発送されないときの記事にまとめています。

2-5. 発送されたあとにやめたくなったとき

発送連絡があったのに商品が届かない場合は、キャンセルではなく返金申請です。決済完了の8日後〜12日後に、取引ナビの[お問い合わせ・返金申請をする]から申請できます。

届く前に自分の都合でやめたくなった場合、出品者は発送連絡のあとでも取引の中止ができます。ただし取引の中止では支払いがキャンセルされるだけで、発送済みの荷物は止まりません。ヘルプ「発送をキャンセルしたい」によると、おてがる配送なら出品者がヘルプのお問い合わせから連絡し(タイミングによっては止められない)、それ以外の配送方法なら配送会社に相談します。止められなければ、届いたあとの返送の方法と送料を相談することになります。

出品者の私は、支払いが済んで発送したあとに「ジャンクだと気づいたのでやめたい」と言われても、取り合わず、対応していません。ヘルプも、落札者側の例に「説明がされている商品不具合についてクレームを入れること」を挙げていて、中身は「商品説明文に記載のある瑕疵について、受取後に商品不備として対応を求めること」です。

ただ、ヘルプは出品者側の例にも「返品、返金を求められているにもかかわらず、取引メッセージに返信しないこと」「落札者からの返信すべき連絡に対し無視すること」を挙げています。応じない場合でも、「商品説明に書いたとおりなので、キャンセルには応じられません」と一度返しておくほうが、ヘルプの書き方には沿います。

届いた商品が説明と違う、壊れていたという場合は話が別で、返金の相談や、出品者が応じないときの商品満足サポートの申請になります。そちらは返品の記事に書きました。

3. 出品者がキャンセルするとき

3-1. ガイドライン細則が、キャンセルできるとしている場面は2つ

Yahoo!オークションガイドライン細則の「K.取引のキャンセル」は、出品者が取引をキャンセルできる場合を次の2つにしています。

  • 取引のキャンセルについて落札者の同意がある場合
  • 取引のキャンセルについて落札者に連絡をしたが、返答がないなど連絡が取れない場合

この項にしたがってキャンセルした場合、落札システム利用料は生じない、とも書かれています。商品を発送したあとのキャンセルは、出品者と落札者の間で相談して決めます。

3-2. 理由によっては、禁止か利用制限の対象になる

キャンセルの操作ができることと、どんな理由でもキャンセルしてよいことは別です。細則とヘルプに書かれているものを分けると、こうなります。

行為 扱い 出どころ
落札価格を理由に取引を中止・キャンセルすること、その旨を商品説明に書くこと 禁止行為 ガイドライン細則(出品者の禁止行為36)
落札後に値上げや送料の上乗せを持ちかけ、それを理由にキャンセルすること 禁止行為 ヘルプ「トラブルや利用体験の悪化につながる行為」
出品者都合なのに、落札者都合で削除・中止すること 警告・機能制限・利用停止の対象になりうる 同上
商品の状態、紛失、売り切れを理由にキャンセルすること 同上 同上
「落札後〇時間以内に入金」など独自のルールを強要し、従わない相手を一方的にキャンセルすること 同上 同上
あいまいな理由でキャンセルすること 同上 同上

ヘルプはこの例に続けて、現物が手元にない出品、取引中の商品の出品、同時に複数個所での出品は禁止行為だと注記しています。細則にも、同じ商品を他社のサービスなどで二重に出品することが、出品者の禁止行為として書かれています。

3-3. 手順

支払い前(落札者削除)

  1. マイ・オークションの[出品終了分]から商品を選ぶ(アプリは[マイページ]→[売れた商品]→商品→[落札者削除])
  2. 落札者一覧で[出品者都合]か[落札者都合]を選ぶ
  3. 補欠落札者がいれば「削除後補欠を繰り上げる」が出る。繰り上げないならチェックを外す
  4. [削除]→確認ページ→[落札者を削除する]

確認ページで「この落札者をブラックリストに登録する」にチェックを入れると、削除と同時にブラックリストにも入ります。誰を登録するかはブラックリストの記事に書きました。

支払い後(取引の中止)

  1. 取引ナビの[取引を中止する](まとめて取引は[まとめて取引を中止する])
  2. [落札者と取引中止を同意した]
  3. 理由として[出品者(あなた)の都合]か[落札者(相手)の都合]
  4. 確認して[取引を中止する]

キャンセルが確定したかは、出品者は売上金管理ページ、落札者はYahoo!かんたん決済の支払い一覧で「キャンセル」と表示されるかで確かめます。

3-4. 次点の人に回すなら、削除のときだけ

補欠落札者の繰り上げは、落札者削除のときに選べます。繰り上げた場合の落札価格は、補欠落札者の最高入札額です。取引の中止をした場合は、次点の入札者がいても繰り上げはできません。

私の直近の取引では、繰り上げた相手が落札に同意したことは一度もありません。繰り上げを待つか再出品するかの判断は支払い期限の記事に書きました。

3-5. 自分の都合でキャンセルしたとき

私は自分の都合で落札後にキャンセルしたことがあり、そのときは「出品者都合」を選びました。落札者の同意を取り、期限内に削除か中止をすれば、手続きは通り、落札システム利用料もかかりません。

ただし、3-2の表のとおり、商品の状態や売り切れを理由にしたキャンセルは、ヘルプで利用制限の対象になりうる例に入っています。出品者都合を正しく選んでも、それで何もなかったことになるわけではありません。

4. 落札者都合と出品者都合で、何が変わるか

ヘルプ「落札者の削除・繰り上げに関する評価」によると、2022年3月22日に扱いが変わりました。

項目 2022年3月22日から 2022年3月21日まで
自動の評価 つかない。どちらを選んでも評価には反映されない 選ばれた側に「非常に悪い」が自動でつく。出品者都合なら、出品者にauction_masterからも「非常に悪い」
手でつける評価 削除や中止のあとも、お互いにつけられる 同じ

いまも変わらないことが3つあります。

  • どちらを選んだかは落札者に通知される。メールなどで届き、出品者都合か落札者都合かが書かれている
  • あとから変更できない。間違えて選んでも直せない。1回の誤選択だけで利用制限の対象になるわけではない、とヘルプにある
  • 虚偽の選択や繰り返しのキャンセルは、利用停止などの措置の可能性がある

「落札者都合 報復」で気にされているのは、手でつける評価のほうだと思います。削除のあとも相手は評価できるので、報復の「非常に悪い」をつけることは、仕組みの上では防げません。ヘルプは、削除したら評価コメントに削除した理由を書くこと、実際と違う評価をつけられたら評価への返答で状況を説明することを勧めています。私は自分からは評価をつけていません。その理由は評価の記事に書きました。

5. 手数料:いくらかかって、いつ0円になるか

5-1. 期限内なら0円、過ぎたら落札価格の10%

ヘルプ「出品者にかかる利用料」では、落札システム利用料は落札価格の10%(税込)で、期限内に落札者削除か取引の中止をすれば、かかりません(中古車など一部のカテゴリは定額)。細かくは、ヘルプ「落札システム利用料について」にあるとおり、税抜きの料率9.09%で計算して小数点以下を四捨五入し、消費税は切り捨てます。1万円なら909円+消費税90円で999円です。

期限の時点で落札者が残っていると、落札システム利用料に加えて、落札に対してかかるオプション利用料(あなたへのおすすめコレクションなど)もかかります。期限は、オークションが終わった日で変わります。

オークションの終了日 削除・中止の期限
1〜15日 終了月の末日か、終了から14日(336時間)の、早いほう
16日〜末日 終了から14日(336時間)

1〜15日に終わっても、たいていは14日のほうが先に来ます。末日のほうが早くなるのは、終了日に14日を足すと末日を越えるときで、1〜15日に終わる場合には2月の半ばに限られます。2027年2月15日22時に終わったオークションなら、336時間後は3月1日22時ですが、終了月の末日の2月28日のほうが早いので、期限は2月28日中になります。末日の何時が締めなのかは、ヘルプに書かれていません。10月10日21時に終わったなら、末日の10月31日より336時間後の10月24日21時のほうが早いので、そちらが期限です。

期限を過ぎると、1万円で落札された商品なら999円の利用料が確定し、終了から14日を過ぎた落札者は削除そのものができなくなります。

5-2. 期限内なのに削除できないとき

ヘルプ「落札者を削除できない」には、削除できない理由が9つ並んでいます。いちばん出会いやすいのは、落札者がコンビニ支払いか銀行振込を選んで、支払い処理中のときです。「×操作できません」と出て、削除できるのはコンビニ支払いなら支払い期限の翌日午前4時以降、銀行振込なら翌々日の午前4時以降です。落札者と合意していても早められず、終了から14日の削除期限も延びません。支払い期限の数え方は支払い期限の記事に書きました。

ほかの理由は次のとおりです。

  • 終了から14日(336時間)を過ぎた
  • 落札者がかんたん決済での支払いを済ませた(取引の中止になる)
  • まとめて取引で取引している(取引の中止になる)
  • 出品者への入金処理が始まった
  • 2個以上で出品し、一部だけが先に即決などで落札されて、オークション全体がまだ終わっていない
  • 補欠落札者を繰り上げた直後
  • 1日に削除できる件数の上限を超えた(翌日以降に削除する)
  • 出品者が利用停止になった、または商品が削除された

5-3. 戻らないお金

  • 売上確定後の返金:取引ナビでは中止できず、出品者から直接返金する。落札システム利用料は請求され、取り消せない。1万円で落札された商品なら、利用料の999円は戻らないまま、1万円を手元から返すことになる
  • 発送後に止めた配送:おてがる配送で発送したあとに配送を止めても、配送料は請求される(ヘルプ「発送をキャンセルしたい」)
  • 出品時・設定時にかかるオプション:注目のオークションなどは、取引がどうなっても戻らない
  • 出品取消システム利用料:これは落札後のキャンセルではなく、入札があるオークションを終了前に取り消したときにかかる。1出品550円(一部のカテゴリは3,080円)

手数料全体の計算は手数料の記事にまとめています。

6. キャンセル料を請求された・請求したいとき

ヘルプに書かれていることは2つです。

  • 「トラブルや利用体験の悪化につながる行為」は、出品者の「返品、返金に関して不誠実な対応」の例として、「キャンセル料や迷惑料を請求すること」を挙げている
  • 「出品者に消費税やシステム利用料を要求された」は、システム利用料を落札者に負担させることはガイドラインで禁止していて、落札後に要求する行為も違反にあたる、としている

「手数料がかかるので払ってほしい」と言われた場合、5-1のとおり、出品者が期限内に削除か中止をすれば落札システム利用料はかかりません。かかるとすれば、出品者が期限を過ぎたときです。

落札者の側は、払う前に、この2つのヘルプに書かれていることを出品者に伝えます。ここで書いているのはヤフオクの中のルールで、法律上の請求ができるかどうかは、弁護士ではない私には判断できません。

7. 返金はいつ戻るか(落札者)

ヘルプ「取引や支払いがキャンセルされた場合の返金の流れ(落札者向け)」によると、戻り方は払い方で違います。

払い方 戻り方
コンビニ支払い・銀行振込・PayPay銀行支払い キャンセル確定後、土日祝を除く4営業日以内に、Yahoo!ウォレットの受取口座へ振込金額と決済手数料が返る。金融機関に払った振込手数料は返らない
PayPayポイント・PayPay残高 支払いのキャンセルと同時に、使ったのと同じ種類で返る
PayPayクレジット 一度請求されることがあり、その場合は翌月以降に返金か相殺
クレジットカード 引き落としは行われない。引き落としが確定したあとなら、次月の請求で返金か相殺
クーポン 利用もキャンセルになる。条件を満たすほかの商品があれば、また使える

振り込みで戻る払い方の場合、Yahoo!ウォレットの受取口座を登録していなければ、登録するようヘルプに書かれています。

8. 計算機:キャンセルの期限と、過ぎたときの利用料

オークションの終了日時と落札価格を入れると、落札システム利用料をかけずに削除か中止ができる期限を出します。支払い日時も入れると、取引の中止の期限と、落札者が自分で支払いをキャンセルできる期間も出します。

計算の前提は次のとおりです。

  • 利用料の期限の14日は、ヘルプの書き方どおり336時間で足している。落札者が自分でキャンセルできる8日は、細則の書き方どおり192時間。支払いから14日(取引の中止の期限と、支払いの自動キャンセル)も336時間と置いている
  • 「終了月の末日」のほうが早いときは、日付だけを出している。末日の締め時刻はヘルプに書かれていない。①と②の早いほうを比べるときだけ、末日を23時59分と置いている
  • 利用料は、税抜き9.09%で計算して四捨五入し、消費税を切り捨てて足している(ヘルプ「落札システム利用料について」)。中古車などの定額のカテゴリと、オプション利用料は入れていない
  • 日時は、この画面を開いている端末の時刻で計算している

9. キャンセルを減らすために、出品者の私がしていること

キャンセルの手続きより、そもそも起きにくくするほうが手間はかかりません。私がしているのは次の3つです。

  • ノークレーム・ノーリターンを書く。免責というより、完璧を求める人が入札しなくなるふるい分けとして効いています
  • 修理した品は、直した箇所を必ず書く。書かないとトラブルになり、書けば対策品や性能強化として価値になることもあります
  • 不払いが多いのは1円スタート。スタート価格を1,000円、1万円と上げれば、集まる相手を選べると私は見ています

ヘルプは「『ジャンク品扱い』などあいまいな説明をすること」も、出品者の行為の例に挙げています。ジャンクとして出すなら、何を確かめて、何を確かめていないかを書くほうが、発送後の「知らなかった」を減らせます。

10. よくある質問

落札後にキャンセルするとペナルティはありますか?

自動の悪い評価はつきません(2022年3月22日から)。ただし、落札者が自己都合でキャンセルを求めること、出品者が売り切れなどの自己都合でキャンセルすること、繰り返しキャンセルすることは、ヘルプで警告や利用制限の対象になりうる例に入っています。1回の落札者都合だけで対象になるわけではない、とも書かれています。

落札者都合でキャンセルされると、悪い評価がつきますか?

自動ではつきません。出品者が手で評価をつけることはできます。

「落札者都合」のメールに、利用制限の対象と書いてありました

ヘルプ「【落札者】出品者都合なのに落札者都合でキャンセルされた」によると、一度の取引だけで対象になるわけではありません。選ばれた理由はあとから変更できません。事務局への意見はYahoo!オークションご意見フォームから送れます。

出品者の都合でキャンセルされました。落札者にできることはありますか?

支払い済みなら、取引の中止で返金されます(戻る日は7章の表)。キャンセルそのものを止める手続きはありません。出品者都合なのに落札者都合を選ばれた場合、それはヘルプで利用制限の対象になりうる例に入っていますが、選択は変更できません。評価をつけて、事実を書くことはできます。

間違えて落札しました。無視してもいいですか?

無視はしないで、取引メッセージで出品者にキャンセルを頼みます。決済期限内に払わないことは、ヘルプで利用制限の例に入っています。

キャンセルしたら、次点の人に回りますか?

出品者が落札者削除のときに「繰り上げる」を選んだ場合だけです。取引の中止では繰り上げられません。

キャンセルになったら、使ったクーポンは戻りますか?

クーポンの利用もキャンセルになります。条件を満たすほかの商品があれば、また使えます。

入札があるオークションを、終了前に取り消すといくらかかりますか?

出品取消システム利用料が1出品550円かかります(一部のカテゴリは3,080円)。落札後のキャンセルとは別の料金です。

11. まとめ

  • 落札後のキャンセルを操作できるのは出品者だけ。支払い前は落札者削除、支払い後は取引の中止
  • 落札者は頼むしかない。頼むなら1回で、理由を一文で
  • 期限内なら落札システム利用料は0円。期限は終了から336時間、1〜15日終了なら末日が早ければ末日。過ぎると1万円で999円
  • 落札者都合でも自動の悪い評価はつかない。手でつける評価は防げない
  • キャンセル料の請求は、ヘルプで利用制限の対象になりうる例。システム利用料の転嫁はガイドライン違反
  • 売上確定後は当事者どうしの返金で、利用料は戻らない

12. 出典

(いずれも2026年9月30日に確認)

13. あわせて読む

記事 どこがつながっているか
ヤフオクの入札取り消しは「ずるい」? オークションが終わる前の取り消し。入札者は自分では取り消せない
ヤフオクの支払い期限 落札者が払わないとき。期限前に削除できない表示、繰り上げが機能しない理由
ヤフオク・Yahoo!フリマで発送されない 支払い後に発送されないとき。8日目の支払いキャンセルと14日の自動解除
ヤフオク・Yahoo!フリマの返品 届いたあとに返品・返金するとき。商品満足サポート
ヤフオクの評価はしなくていい 削除のあとの評価、報復の評価への返答
ヤフオクのブラックリスト 削除と同時に登録するかどうか
ヤフオクの手数料計算 落札システム利用料10%と、キャンセルになった場合の扱い
ヤフオクのまとめて取引 同意後は支払い前でも取引の中止になる
メルカリのオークションは入札を取り消せない メルカリ側のオークションで、落札後に購入されないとき

14. この記事について

書いた人 中古品の売買を20年近く続けている出品者(古物商許可あり、ヤフオクの総合評価2,958)
確かめた日 2026年9月30日(Yahoo!オークションのヘルプとガイドライン細則)
私の経験から書いたこと 頼まれたキャンセルは支払い前・発送前なら落札者都合で受ける。発送後の「ジャンクと気づいた」には対応しない。自分の都合でキャンセルしたときは出品者都合を選んだ。繰り上げの同意は直近で0回。評価は自分からつけない
確かめられなかったこと 「終了月の末日」の締め時刻。支払いから14日の数え方が336時間ちょうどかどうか。どの回数のキャンセルで利用制限になるかの基準(ヘルプは個別に回答しないとしている)

 

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