この記事は、個人投資家のcis(しす)氏の投資手法の話です。
「cis氏の手法は何で、今もまねできるのか」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。
cis氏の手法は「上がっているものを買う。下がっているものは買わない。買ったものが下がったら売る」です。この考え方を私が「日経平均の高値更新で買い、買ってからの高値から一定の幅だけ下がったら売る」というルールに置き換えて、2001年から2026年までのデータで確かめると、持ち続けた場合(+378%)ほどは増えませんでした(+117〜+223%)。相場が下げた2001〜2012年は持ち続けより良く、上げ続けた2013年以降は大きく負けました。勝った回数は4割前後で、利益の大半は数回の大勝ちから来ています。私はcis氏の本を読んで順張りと高値ブレイクに本気で取り組みましたが、株はプラスでも指数には勝てず、FXはマイナスでした。
- 手法:上がっているものを買い、上がっているうちは持ち続け、下がり始めたら売る。下がったときの買い増し(ナンピン)はしない。利益は早く確定しない
- 日経平均で確かめた結果:高値更新で買い、高値から3〜10%下がったら売ると、26年で+117〜+223%。持ち続けは+378%。2001〜2012年(持ち続けは−24%)は−7〜+27%で持ち続けより良く、2013年以降(持ち続けは+508%)は+92〜+239%で大きく負けた
- 勝ち方の形:勝率は37〜48%。平均の勝ちは平均の負けの1.7〜2.9倍で、上位3回の大勝ちが利益の合計の5割からほぼ全部。数回の大勝ちに頼る形なので、その数回が来ない期間には成績が崩れる
- BNF氏との違い:BNF氏は下がりすぎを買う逆張り、cis氏は逆張りを避ける順張り。同じデータで両方を確かめると、どちらも「線の置き方」で結果が大きく変わる
- 私:本を読んで順張りと高値ブレイクに本気で取り組んだ。株はプラスだが指数に勝てず、FXはマイナス。せどりでは「売れている・値上がり中のものだけ仕入れ、値下がりした在庫はすぐ損切り」に使った
私は中古品の売買を20年近く続けてきて、投資では株・FX・仮想通貨で損も出してきました。この記事の検証は2026年9月29日に行った計算で、売買の勧誘ではありません。
| 知りたいこと | この記事の答え |
|---|---|
| cis氏とはどんな人か | 元手300万円から、本の刊行時点で資産230億円。ジェイコム株の誤発注で約6億円(2章) |
| cis氏の手法・ルール | 上がっているものを買い、下がったら売る。ナンピンしない、利益を急いで確定しない(3章) |
| 今もまねできるか | cis氏の売買そのものは再現できない。考え方を指数のルールに置き換えると、下げ相場に強く、上げ相場で負ける(4章) |
| 勝率はどのくらいでいいのか | 4割前後で、勝ちを伸ばして負けを小さくする形。期待値の計算機あり(4章・7章) |
| BNF氏とどちらが正しいか | 逆張りと順張りで中身は逆。どちらも線の置き方しだい(5章) |
| 本を読んで実際にやった人はどうなったか | 私の場合、株はプラスでも指数に勝てず、FXはマイナス。せどりには使えた(6章) |
1. 結論|手法は単純。指数に置き換えると、下げ相場に強く上げ相場で負ける
- 手法:上がっているものを買う。上がっているうちは持ち続ける。下がり始めたら売る
- データ:日経平均の高値更新で買い、買ってからの高値から5%下がったら売ると、26年で+117%(1か月の高値で買う場合)〜+162%(3か月の高値で買う場合)。持ち続けた場合は+378%
- 強み:下げ相場で目減りが小さい。持ち続けが−24%だった2001〜2012年に−7〜+27%、2008年は持ち続けの−40%に対して0〜−9%
- 弱み:上がり続ける相場では、売ったあと買い直すまでの上昇を取り逃がす。2013年以降は持ち続けの+508%に対して+92〜+239%。勝率は5割を切る
- 線の置き方:私が試した条件の中では、売る幅を3%・5%・10%と変えるだけで、26年の結果も最大の目減りも大きく変わった
2. cis氏とは|元手300万円から資産230億円
cis氏は、2ちゃんねるの株式板から知られるようになった個人投資家です。著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(KADOKAWA、2018年12月21日発売)の担当編集者は、2018年11月時点の資産を230億円と紹介しています。
| 項目 | 中身 | 出典 |
|---|---|---|
| 始めた時期と元手 | 21歳のとき300万円で始め、最初は負けが続いて1,000万円以上を失った | ダ・ヴィンチWebの書評(本の内容の紹介) |
| 転機 | 2ちゃんねるのオフ会で勝っている投資家に会い、長期の投資をやめて値動きを見る短期の売買に変えた | 同上 |
| ジェイコム株の誤発注(2005年) | ストップ安で3,300株を買い、10分後に売って約6億円の利益 | 楽天証券トウシルの書籍紹介 |
| 資産 | 2018年11月時点で230億円 | 同上(担当編集者の説明) |
同じジェイコム株の誤発注で約20億円を得たのがBNF氏です。BNF氏の手法はBNF氏の手法「乖離率の逆張り」は今も通用するかで、同じ日経平均のデータで確かめています。
3. 手法の中身|上がっているものを買い、下がったら売る
本の書評とダイヤモンド・ザイのインタビュー記事から、cis氏の原則をまとめます。
| 原則 | 中身 |
|---|---|
| 上がっているものを買う | 上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。上がっている株を買い、下がっている株は買わない。逆張りは避ける |
| 上がっているうちは持つ | 上がった株をすぐに利益確定するのは本能的な行動で、勝つための方法としては間違い。利益は最大限に伸ばす |
| 下がったら売る | 買った株が下がり始めたら売る。2度目の下落(押し目)で売ることが多い。どこで反転するかは誰にも分からない |
| ナンピンしない | 下がったときの買い増しは最悪の買い方。失敗を認めて早く撤退する(損切り)ことが一番大事 |
| 予想より値動き | 割安・割高や業績の見通しは自分の思い込みにすぎない。相場のことは相場に聞く |
| 何を見て買うか | 勝っている人ほど、短期の値動きと、チャートや指数への組み入れなどの理由がある株を買っていた(本の内容として書評が紹介)。cis氏自身はひたすら値動きを研究してきた(インタビュー記事) |
何%下がったら売るか、何日持つか、いくら張るか、売ったあといつ買い直すかといった数字の決まりは、ここで挙げた書評とインタビュー記事には書かれていません。「ある程度下がり始めたら」「2度目の下落で売ることが多い」という言い方です。だから4章のルールは、cis氏のルールではなく、私が考え方を機械的なルールに置き換えたものです。
4. 日経平均26年分で確かめた
この手法が今も働くのかを、日経平均で確かめました。cis氏がしていたのはデイトレードを中心とする個別株の短期の売買なので、指数での検証はcis氏の売買そのものではありません。「上がっているものを買い、下がり始めたら売る」という骨格を、私が「高値の更新で買い、買ってからの高値から一定の幅だけ下がったら売り、次の高値更新まで待つ」に置き換えて、数字の上でどうなるかを見たものです。高値の期間(20日・60日・250日)と売る幅(3%・5%・10%)は私が選んだもので、ほかの決め方は試していません。
データ:FRED(セントルイス連邦準備銀行)の日経平均の日次終値。2000年1月4日〜2026年9月18日。1年分の高値を見るために最初の250営業日は計算に使い、売買は2001年1月9日から2026年9月18日(6,295営業日)で数えた。すべて終値で売買し、手数料と税金は入れていない。日経平均は株価の指数なので配当は入っておらず、持ち続けた場合も同じ条件。相場に入っていない間の資金には利息を付けていない。最後の売買はデータの最終日に手じまいした扱い。BNF氏の記事と同じデータです。
4-1. 高値を更新した日に買うと、その後どうなったか
終値が、その前の20日・60日・250日(おおむね1か月・3か月・1年)の終値の最高を超えた日(超えた初日)に買い、3営業日後と20営業日後の終値と比べました。1年(250日)の高値は、おおむね52週高値にあたります。上場来高値・年初来高値などの違いは新高値ブレイク投資法は勝てるが、指数に負けたの1章にまとめています。
| 買う日 | 回数 | 3日後に上がった割合 | 3日後の平均 | 20日後に上がった割合 | 20日後の平均 | 20日後の最悪 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (いつでも買った場合) | ― | 53.8% | +0.11% | 57.2% | +0.68% | ― |
| 1か月(20日)の高値を更新 | 482回 | 55.0% | +0.13% | 55.4% | +0.75% | −16.2% |
| 3か月(60日)の高値を更新 | 310回 | 56.8% | +0.23% | 57.7% | +1.02% | −16.2% |
| 1年(250日)の高値を更新 | 170回 | 55.9% | +0.21% | 60.0% | +0.99% | −16.2% |
高値を更新した日に買うだけでは、いつ買った場合との差は小さいものでした(差が偶然かどうかの検定はしていません)。3か月や1年の高値の更新なら20日後の平均が+1%前後と少し良くなりますが、20日後に16%下がっていた回もあります。次の4-2では、買ったあとの売り方を加えます。
4-2. 下がり始めたら売ると、どう変わるか
cis氏の「上がっているうちは持ち、下がり始めたら売る」に合わせて、買ってからの終値の最高値から一定の幅だけ下がったら売り、次の高値更新まで待つ、という売買を繰り返しました。持つ日数の上限は置いていません。
| 買う日/売る幅 | 回数 | 勝率 | 平均の勝ち | 平均の負け | 1回の最悪 | 26年の増え方 | 最大の目減り | 2008年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 持ち続けた場合 | ― | ― | ― | ― | ― | +378% | −61% | −40% |
| 1か月の高値/3% | 139回 | 47% | +4.9% | −2.8% | −6.4% | +150% | −23% | −13% |
| 1か月の高値/5% | 97回 | 37% | +9.0% | −3.5% | −6.6% | +117% | −43% | −9% |
| 3か月の高値/5% | 56回 | 41% | +10.1% | −3.5% | −7.8% | +162% | −30% | −4% |
| 1年の高値/5% | 31回 | 48% | +10.1% | −3.6% | −6.8% | +126% | −27% | 0% |
| 1か月の高値/10% | 41回 | 44% | +18.6% | −7.1% | −11.7% | +223% | −50% | −13% |
「最大の目減り」は、資産がいちばん高かったときから、いちばん下がったときまでの幅です。「1回の最悪」が売る幅より大きいのは、終値で見ているため、下げた日に売る幅を超えて落ちることがあるからです。
終値で「高値を更新した」「幅だけ下がった」と分かってから、その同じ終値で売買するのは、実際には引け間際に判断しないとできません。そこで、分かった翌営業日の終値で売買する形でも計算しました。26年の増え方は、表の5つのやり方で+93%〜+199%になり、並び順は変わりましたが、どれも持ち続けた場合の+378%には届きませんでした。
4-3. 下げ相場では持ち続けより良く、上げ相場では大きく負ける
どの売る幅でも、26年の増え方は持ち続けた場合の+378%に届きませんでした。上がり続ける時期に、売ったあと次の高値更新まで待つ間の上昇を取り逃がすからです。相場に入っていた日は、全体の15%〜80%でした。
期間を2つに分けると、形がはっきりします。
| やり方 | 2001〜2012年 | 2013〜2026年 |
|---|---|---|
| 持ち続けた場合 | −24% | +508% |
| 1か月の高値/3% | +27% | +92% |
| 3か月の高値/5% | −1% | +157% |
| 1か月の高値/10% | −7% | +239% |
下げ相場や横ばいの時期には持ち続けより良く、上げ続けた時期には大きく負けています。26年を通すと上げ相場の分が大きく、持ち続けた場合が勝ちました。大きな下げの局面でも同じ傾向で、持ち続けた場合、2008年は−40%、2020年2〜3月のコロナ・ショックは−18%、2024年7月11日から8月5日までの急落は−25%でしたが、3か月の高値で買って5%で売るやり方では、それぞれ−4%、−2%、−5%でした。ただし最大の目減りは−23%〜−50%あり、「負けない」やり方ではありません。
4-4. 勝ったのは4割、利益の大半は数回の大勝ち
勝率は37%〜48%で、5割を切ります。1回ごとの損益の中央値は、どのやり方でもマイナスでした。それでも合計が増えたのは、平均の勝ちが平均の負けの1.7〜2.9倍あったからです。3か月の高値で買って5%で売るやり方では、56回のうち上位3回(+31.4%、+28.1%、+26.7%)で、利益の合計の73%を占めました。この形では、大勝ちを途中で切ると合計が大きく減ります。cis氏の「利益を伸ばす」と同じ方向ですが、cis氏がそう考える理由をこの計算が裏付けるわけではありません。逆に言えば、利益が数回の大勝ちに頼っているので、その数回が来ない期間には成績が大きく崩れます。
5. BNF氏の逆張りと、cis氏の順張りは中身が逆
| 項目 | BNF氏 | cis氏 |
|---|---|---|
| 買う場面 | 25日線から大きく下に離れたとき(売られすぎ) | 上がっているとき(高値の更新) |
| 下がったら | 戻らなければ切る | すぐ売る。買い増しはしない |
| 売る場面 | 反発を数日で取る | 上がっているうちは持ち、下がり始めたら売る |
| 日経平均での形 | −10%に届いた22回のうち17回が3日後にプラス。機会がめったに来ない | 勝率は4割前後。機会は多いが、利益は数回の大勝ちから |
| 崩れるところ | 買う線を−8%にずらすと20日後の平均がマイナス | 売る幅を変えると26年の結果も最大の目減りも大きく変わる |
どちらの手法も、骨格は単純です。結果を分けるのは、BNF氏では「何%下がったら買うか」、cis氏では「何%下がったら売るか」という線の置き方です。どちらが正しいかは、私が試した26年のルールの上では決まりませんでした。
6. 本を読んで順張りに本気で取り組んだ私の結果
私はcis氏の本を読んでいます。いちばん残っているのは「上がっているものを買う」と「上がり続けるものは上がり続け、下がり続けるものは下がり続ける」です。これを読んで、順張りと高値ブレイクに本気で取り組もうと思いました。
6-1. 株はプラス、でも指数に勝てなかった。FXはマイナス
株では、順張りと高値ブレイクでプラスにはなりました。ただ、指数を持っていた場合には勝てませんでした。FXではマイナスでした。株は、AIに新高値・VCP・地合い・業種の条件を組ませて、日本株と米国株の個別株を半年売買した結果です。その中身と、新高値の銘柄を無料で探す方法は新高値ブレイク投資法は勝てるが、指数に負けたに書いています。
4章の検証でも、高値更新で買って下がったら売るやり方は、日経平均を持ち続けた場合に届いていません。私の結果は、この数字と同じ形をしています。FXで自動売買を100個以上検証してきた話と、損を出しても生活が崩れなかった理由はFXで人生終わった人と、終わらなかった私の差に書いています。
6-2. せどりには、そのまま持ち込めた
cis氏の考え方を、私はせどりの仕入れと在庫の扱いにも使いました。
- 売れている商品だけを仕入れる
- 相場が上がっている商品を仕入れる
- 高値でも、値上がり中なら買う
- 値下がりした在庫は、すぐ損切りする
在庫を持ち続けて値下がりを待つのは、株でいえばナンピンして戻りを待つのと同じです。せどりの損切りを、待てる日数と資金量から決める計算はせどりの損切りタイミングに、売れている商品の探し方はせどりで売れる商品のリサーチ方法に書いています。
7. 計算機|勝率4割でも増えるか
勝率と、勝ったときと負けたときの平均の幅を入れると、1回あたりの期待値と、トントンになる勝率を出します。初期値は、4章の「3か月の高値で買い、5%で売る」の数字です。
勝率ではなく、平均の利益と平均の損の比で見る考え方はリスクリワードとはに書いています。期待値は、勝率×勝ったときの平均 −(1−勝率)×負けたときの平均で出しています。「勝率を上げる」より「負けを小さく、勝ちを大きく」のほうが効くことが、数字を動かすと分かります。実際の売買には手数料と税金、思った値段で売れないずれが乗ります。
よくある質問
cis氏の手法で、何%下がったら売ればいいですか?
ここで挙げた書評とインタビュー記事には、決まった%は書かれていません。日経平均では、売る幅を3%・5%・10%と変えるだけで、26年の結果が+117%〜+223%、最大の目減りが−23%〜−50%と大きく変わりました(4-2)。幅を決めるなら、自分が耐えられる最大の目減りから逆算するのが筋です。
cis氏は何を見て「上がっている」と判断していたのですか?
書評が紹介する本の内容では、勝っている人ほど短期の値動きと、チャートや指数への組み入れなどの理由がある株を買っていた、とされています。高値の更新だけで判断していたわけではなく、この記事の4章のルールは私が置き換えたものです。
損切りしたあと、また上がったら買い直しますか?
買い直しの決まりは、ここで挙げた書評とインタビュー記事には書かれていません。4章では「次に高値を更新したら買い直す」と私が決めて計算しています。
cis氏はナンピンをしますか?
しない考え方です。下がったときの買い増しは最悪の買い方で、失敗を認めて早く撤退することが一番大事だとインタビューで話しています。
順張りと逆張り、どちらが勝てますか?
私が試した日経平均26年のルールの上では決まりませんでした。逆張りのBNF氏の手法は、めったに来ない売られすぎで高い勝率を出し、順張りは低い勝率を大勝ちで取り返す形でした。どちらも線の置き方で結果が崩れます(5章)。
今からcis氏の手法で勝てますか?
この記事の検証は指数での話で、cis氏の短期の個別株の売買を再現したものではありません。cis氏自身も、すごくうまいトレーダー以外の勝ち負けは紙一重で、たまたまの結果だと本に書いています(書評の紹介による)。勝った人の手法だけが語られる偏りは生存者バイアスとはに書いています。指数に置き換えたルールでは26年で持ち続けた場合に届かず、私自身も株でプラスでも指数に勝てませんでした。下げ相場での目減りを小さくすることに価値を置くなら意味があり、「指数より増やしたい」なら、それだけでは足りないというのが私の結論です。
cis氏の本は?
『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(KADOKAWA、2018年12月21日発売)です。売買の細かい決まりよりも、考え方と生い立ちの話が中心です。
まとめ
- cis氏の手法は、上がっているものを買い、上がっているうちは持ち、下がり始めたら売る。ナンピンせず、利益を急いで確定しない
- 日経平均で高値更新に買うだけでは、いつ買った場合との差は小さい
- 私が置き換えた「高値更新で買い、高値から3〜10%で売る」ルールでは、26年で+117〜+223%。持ち続けの+378%に届かない。2001〜2012年は持ち続けより良く、2013年以降は大きく負けた
- 勝率は4割前後。利益の大半は数回の大勝ちに頼っていて、その数回が来ない期間には崩れる
- BNF氏の逆張りとcis氏の順張りは中身が逆。どちらも線の置き方しだい
- 本を読んで順張りに本気で取り組んだ私は、株はプラスでも指数に勝てず、FXはマイナス。せどりには使えた
出典
- 楽天証券トウシル「資産230億、cisさんの著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』【書籍紹介】」 https://media.rakuten-sec.net/articles/-/21332
- ダイヤモンド・ザイ オンライン「伝説の投資家・cisさんが語る『株で勝つために必要な3つの鉄則』とは?」(2019年3月20日公開、2022年3月29日更新) https://diamond.jp/zai/articles/-/197252
- ダ・ヴィンチWeb「一撃で19億円稼いだ個人投資家cis」(2020年5月11日、書評) https://ddnavi.com/article/d617061/a/
- FRED(セントルイス連邦準備銀行)Nikkei Stock Average, Nikkei 225(NIKKEI225) https://fred.stlouisfed.org/series/NIKKEI225
(いずれも2026年9月29日に確認)
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この記事について
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 書いた人 | 中古品の売買を20年近く続けています。投資は投資信託とETFが中心で、FXの自動売買の検証や個別株の売買もしてきました |
| 私の経験 | cis氏の本を読み、順張りと高値ブレイクに本気で取り組みました。株はプラスでしたが指数に勝てず、FXはマイナスでした。せどりでは、売れている商品・値上がり中の商品だけを仕入れ、値下がりした在庫はすぐ損切りしています |
| 検証の前提 | 日経平均の日次終値(FRED、配当なしの価格指数)で、2001年1月9日〜2026年9月18日の売買を計算しました。終値で売買し、手数料・税金・思った値段で売れないずれ・待っている間の利息は入れていません。翌営業日に売買する形でも計算しています。ルールは私がcis氏の考え方を置き換えたもので、cis氏の実際の売買(個別株の短期売買)を再現したものではありません。同じ26年のデータで条件を比べたもので、別の期間や市場での確認はしていません |
| 扱っていないこと | 個別株での検証、空売り、信用取引、デイトレードの細かい手法 |
| 変わりうること | 検証の数字は、データの期間と売買の決め方で変わります(2026年9月29日に計算) |

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