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アジアンタイヤと持ち込み交換を組み合わせて維持費を削減する方法

アジアンタイヤ持ち込み交換 QOL
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通勤にしか使わないのに、タイヤ交換の値段が高すぎる。

ランフラットタイヤからノーマルタイヤに交換したい。

 

車を所有すると、様々な維持費が発生をします。消耗品は使っていなくても劣化をしていき、定期的な交換が必要になります。

その中でもタイヤというのは安いものから高いものまで、様々な製品があり、どれを選べばいいか迷ってしまいます。

 

車を15年間3台乗り継いで、維持費を安くするコツを色々模索した結果、街乗りや通勤メインの使い方であれば、高級タイヤでなくても問題ないなと感じるようになりました。

この記事では、アジアンタイアと呼ばれる激安タイヤを使って、タイヤ交換の維持費を安くする方法を紹介していきます。

 

タイヤ交換のたびに費用の高さに悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。

アジアンタイアへの乗り換えを検討する理由

多くの人にとって、タイヤメーカーというのはブリジストンや横浜ゴムなどの、日本メーカーが馴染み深いはずです。

高級タイヤを使っている方であれば、ミシュランやコンチネンタルなど、海外のメーカーを使い続けてる人も多いでしょう。

 

僕自身、ミシュランを長く愛用し、その性能や品質には全く不満を感じていませんでした。

そんな僕がなぜアジアンタイアに目を向けるようになったのか?

 

アジアンタイヤが選択肢に入る時はどんな時なのか?

 

タイヤの交換頻度は3年〜5年程度と言われています。ディーラでメンテナンスを受けている方であれば、車検の時などに交換部品の見積もりという形で、タイヤ交換を提案されることがあるでしょう。

僕であれば乗っている車の公認タイヤがミシュランということもあり、1回交換すると15万円以上の費用が発生をしていました。車の安全を守る部品なので、仕方がないと思い払ってきましたが、「いくら消耗品とはいえ高すぎるのでは‥?」と感じるようになりました。

 

僕が現在乗っている車は、当初パンクをしても走ることが出来るランフラットタイヤが搭載されていました。

ランフラットタイヤは普通のタイヤと比べて高額であり、ミシュランで揃えると1本4万円以上します。4本のタイヤを全て交換すると、交換費用だけで20万超え。ちょっとした中古車が買えてしまう値段です。

 

そんだけ払っても乗り心地はどうなのかと言えば、非常に悪い。タイヤのノイズもうるさく、コスパがめちゃくちゃ悪いと感じていました。

アジアンタイヤに向いてる人と向かない人の違い

有名メーカーのタイヤからアジアンタイヤに乗り換えることで、維持費を安くすることが出来ます。僕であれば20万円以上支払っていたのが、6万以下まで下がりました。

これだけ安くなると、2年おきに交換をしていっても、割安になります。

 

アジアのメーカーは開発スピードも早く、改良された新製品が次々と出てきます。長年の実績がある有名メーカーの製品も素晴らしいですが、アジアンタイヤも性能が高まっています。コスパが高くなってきており、魅力度が上がっているのです。

 

ですが、万人におすすめと言えるかというと、そんなことはないので、向いている人と向かない人の特徴を紹介します。

年間走行距離が短い

年間走行距離が5000キロ以下の方は、アジアンタイヤへの乗り換えを検討してもいいと思います。

毎日片道5キロの道を週5で往復すると、1週間で50キロの運転になります。これが1ヶ月だと200キロ。年間だと2400キロになります。

通勤以外に買い物や娯楽で使ったとしても、年間の走行距離は5000キロを超えないでしょう。

 

このように街乗りが中心となる乗り方をされている方は、年間走行距離が短くなり、長距離移動を前提としたヨーロッパタイヤを選ばなくてもOKになります。

 

欧州ではアウトバーンと呼ばれる、時速200キロ以上出せる高速道路があります。アウトバーンを使い、片道300キロ通勤に使うというのが日常的であり、そういった用途に耐えられるように欧州メーカーのタイヤは摩耗に強く作られています。

年間走行距離が1万キロを超える使い方をされる方は、欧州メーカーのタイヤを検討したほうがいいでしょう。

車庫を持っている(青空駐車をしない)

タイヤが劣化する原因は、摩耗です。運転をしていく過程でタイヤの表面が削れていき、厚みが薄くなっていきます。

これに加えてタイヤを急激に劣化させるのが紫外線です。青空駐車で1年中紫外線の影響を受ける場所に停車をしていると、タイヤの劣化はどんどん進んでいきます。

車庫や機械式駐車場などで、直射日光が当たらない場所に駐車をする方は、タイヤが紫外線から受ける影響が少なくなります。

タイヤワックスを定期的にかけている

青空駐車をしていてもタイヤワックスを使えば、タイヤの寿命を延命化することが出来ます。タイヤワックスには紫外線吸収剤が含まれており、タイヤを紫外線ダメージから守ってくれます。

タイヤワックスはそれほど高くもなく、施工も簡単です。実践していない方も、取り入れていくことをおすすめします。

法令点検を必ず受けている

国が定めた定期点検は12ヶ月おきに訪れます。2年おきの車検は義務付けられており、車検に通さないと車を運転することができなくなります。

ですが、12ヶ月点検に関しては行わなくても罰則がないため、行わない方もいます。12ヶ月おきに専門家が目視で確認をしている車と、24ヶ月おきにしかメンテナンスを行わない車では、差が出てくるのは当たり前のことです。

タイヤに関しても例外ではなく、早期に問題発生を確認することができれば、対策が可能です。ですが、問題が発生してから放置される期間が長くなると、修理できなくなったり、修理費用が高くなってしまいます。

ランフラットタイヤからノーマルタイヤへの交換

ランフラットタイヤからノーマルタイヤに乗り換えることで、乗り心地や静粛性を改善することが出来ます。

ノーマルタイヤに交換することで、パンクのリスクが高まりますが、パンク修理キットをトランクに入れておくことで、緊急時にも応急処置が出来るようになります。

軽自動車に乗っている

軽自動車に乗っている方は、アジアンタイヤへの乗り換えを検討する必要はないでしょう。

その理由として、国内メーカーでも軽自動車向けのタイヤは1本3000円程度から提供されており、十分に安いからです。

周りからの目が気になる

アジアンタイヤをつけているとバカにされると言われます。僕自身、社外の車検屋さんに出し時に「韓国のタイヤが搭載されているが、やめたほうがいい。」と言われました。

 

僕がその当時使っていたのは、クムホタイヤのPS71という韓国メーカーが販売しているタイヤでした。

このメーカーは多数の賞を受賞していたり、自動車メーカー公認タイヤに採用されるなど、日本国外では多数の実績がある会社です。

ですが、日本だと知っている人は少なく、韓国タイヤ=粗悪品と思っている人が少なくないのです。

その理由として、韓国に対するイメージの悪さだったり、品質が昔はあまり良くなった時期があった事が挙げられます。

 

僕がPS71を知ったのは、You Tubeでこのメーカーを紹介している人がいた事がきっかけです。

その方はポルシェにクムホのPS71を装着していて、ポルシェで行けるなら自分の車でも行けるだろうと考えたのです。

実際に掘り下げていくと、BMWやマークXなど、高級車にカテゴライズされる車に、クムホのタイヤを搭載して走っているユーザーがたくさんいる事がわかりました。

 

欧州車に韓国タイヤ乗せるなんてダサいって言う人もいるらしいのですが、人の車のタイヤなんて普段見ますかね?

僕は見ないし、見ても気にしません。

 

ですが、周りの人からの目が気になったり、見栄を張りたいという方には、アジアンタイヤは向かないと言えるでしょう。

良いアジアンタイヤを見つける方法

アジアンタイヤには安さというメリットがある一方で、ハズレも少なからず存在します。見極めを上手にしないと、残念な結果に繋がりかねません。

良いアジアンタイヤを見極めていくコツを紹介します。

レビューサイトを見る

アジアンタイヤの情報は国内だとまだ少なく、一部の上級者の方が使いこなしている状況です。僕が社外の車検屋さんでクムホタイヤを否定されたように、知識を持っているはずの専門職の人ですら、アジアンタイヤについて知見を持っていません。

一方で海外では欧州を中心に、アジアンタイヤの評価が高まっており、ミシュランやコンチネンタル、ブリジストンなど、名だたるタイヤメーカーと比較テストを行っているレビュワーが多数います。

 

具体的なレビュワーの探し方ですが、タイヤのモデル名を入れて、英語検索を行いましょう。

そうすると、そのタイヤを比較した、サイトや動画が見つかるので、それを参考にします。

 

メーカーのサイトに行くと、受賞した賞やレビューサイトで評価された実績が紹介されていますので、それを元にレビュワーを探すのも良いでしょう。

SNSで検索をする

Twitterでモデル名を入れて、実際に使ってる人を探すのも良い方法です。

オフラインで情報を見つけるのは難しいため、ネット検索を駆使して、使ってる人の感想を探していきます。

タイヤ持ち込み交換の流れ

アジアンタイヤはオフラインのカーショップでは取り扱いがまだ少なく、見つけるのが難しいです。

ネットで購入して、自分で取り付けるか、取り付け業者さんに依頼をするというのが入手方法になります。

僕は自分でタイヤの取り付けができないため、業者さんに頼んでやってもらっています。

 

タイヤの持ち込み交換を行うことで、タイヤ交換のコストを大幅に安くすることが出来るので、覚えましょう。アジアンタイヤ以外でも実践できるテクニックとなります。

持ち込み交換に対応してくれる業者を探す

ネットで購入したタイヤの取り付けに対応してくれる業者さんを探します。

業者さんからしたら自分の所で買ってもらって、取り付けもやってもらったほうが儲かるので、持ち込み交換はあまり歓迎されません。

ですが、中には持ち込み交換OK、ネットで買ったものを店舗まで直送OKという業者さんがいるのです。

あなたの住む地域にそういった業者さんがいないかを検索して探しましょう。

業者に連絡を取り、持ち込みの許可と日程を決める

業者さんが見つかったら、電話をして交渉をしていきます。

 

ネットで買ったものを直送してもいいか?

直近だといつが空いているか?

 

この2つを確認します。

ホームページ上で持ち込み交換OKと書いてくれてる業者さんであれば、直送受け取りに対応してくれるでしょう。

 

ガソリンスタンドなどでもネット購入したものを受け取って、取り付けまでやってくれる所があります。ただガソリンスタンドはアルバイトの方が対応することもあり、技術力にばらつきがあります。

僕はオイル交換をガソリンスタンドで頼んだ時に、規定量を超えてオイルを入れられた事があり、それ以来、ガソリンスタンドでの交換作業は避けるようにしています。

ネットでタイヤを注文を行う

業者さんから許可がもらえたら発注をします。

僕はヤフーショッピングで購入をしています。複数のサイトを比較し、安い業者さんから購入をすると良いでしょう。

追跡番号や到着予定日を取り付け業者に連絡をする

注文をすると数日以内に出荷され、メールで出荷通知が届きます。

追跡番号を使うと、到着予定日時がわかるので、業者さんに連絡をします。

予約日に来店をして交換を行う

業者さんの所に注文したタイヤが届いたら、タイヤ交換をするために来店をします。

予約をしていれば作業時間30分程度で新しいタイヤへの交換が終わります。

高級タイヤから乗り換える際の注意点

僕のように有名メーカーからアジアンタイヤに乗り換える人もいると思います。有名メーカーからの乗り換える際の注意点について解説をします。

1年に1回はチェックを受け、摩耗度合いを評価してもらう

アジアンタイヤの値段は、有名メーカーの半額程度です。ミシュランやコンチネンタルと同じレベルをこの価格帯のタイヤに求めることは出来ません。

安く手に入れた分、メンテナンスをしっかりと行い、タイヤの劣化状況についてフィードバックを受けましょう。

交換頻度は厳し目に見る

高級タイヤであれば4年〜5年程度は交換しなくても使えます。

ですが、アジアンタイヤの場合、ここまで長期間使うのはあまり現実的ではないでしょう。高級タイヤの半額で売られているタイヤに長期耐久性を求めるのは酷というものです。

2年〜3年程度で交換を行い、頻度と新しさで快適性を維持するのが良いでしょう。

おすすめのアジアンタイヤ

僕が実際に使ったり、調べていく過程で、これは良いタイヤだなーと感じた商品を紹介します。

クムホ PS71

この記事を書いている時点で僕が使っているタイヤとなります。

グリップ感、静粛性、高速域での安定性など、全てが高次元であり、それまで使ってきたミシュランタイヤに引けを感じません。

 

耐久性に関しては今後使いながらの評価となりますが、交換して1年、年間走行距離5000キロ以下という条件では、摩耗を確認できていません。

日本でのユーザーも多く、口コミ数は豊富です。

ハンコック Ventus S1 evo3

クムホPS71でも不満は全くないのですが、次買い替える際の候補として考えているのが、ハンコックというメーカーのVentus S1 evo3というタイヤです。

ハンコックはクムホと同じ韓国のメーカーであり、韓国国内シェアNO1のメーカです。

 

日本では無名ですが、エクストレイル、ヤリスなど国内メーカーに採用されています。欧州車でもメルセデス・ベンツ、BMW、アウディで採用されており、多くのメーカーが実力を認めていることがわかります。

 

当初僕はPS71をリピートしようと考えていました。

ですが、どうせ買うならさらに性能が良いものを試したいと思って、調べている矢先にVentus S1 evo3を発見しました。PS71を買ったことで韓国タイヤの凄さを思い知らされたし、クムホ以外にもすごいメーカーがあるのではないか?と考えたのです。

 

そして掘り下げていくと、ハンコックは評価がとても高く、多数の賞を受賞していることがわかりました。

 

タイヤ比較サイトでは、PS71以上の評価を得ています。

SUVモデルは専門誌の性能テストで1位を取得しています。

 

PS71は2018年に販売されたタイヤですが、Ventus S1 evo3は2019年に発売。

日本ではまだ使っている方が少ないですが、海外サイトでの評価を見る範囲では、PS71以上の評価と考えて良さそうです。

 

今後PS71の劣化が確認出来次第、4本全てのタイヤをVentus S1 evo3に交換する予定です。

まとめ:上手に使えばアジアンタイヤは快適なカーライフを提供してくれる

アジアンタイヤと持ち込み交換を組み合わせることで、コストを抑えながら品質も維持することが出来るようになります。

物価の値段が上がっていく中、アジアンタイヤも値段が上がってきています。それでも現状は有名メーカーと比べると半額以下で購入できるというアドバンテージがあります。

 

周りに使っている人が少ないため、乗り換えるハードルは低いとは言えません。ですが、デメリットやハードルの高さを考慮しても、それ以上のメリットがあるのがアジアンタイヤです。

自分の性格や価値観と照らし合わせて、導入を検討できると思った方は、アジアンタイヤを一度試してみて下さい。

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