研究室配属に落ちたら?決め方・選び方と研究室変更の手続き(受け入れてもらえなかった私の例・計算機つき)

研究室配属に落ちたら。配属の決め方を定めた法令はなく、方式・定員・時期は学科のルール(公式資料12例:成績を使う6例、面談・教員の選考は合算7例、人数調整・抽選が各2例、安定マッチング1例、重複あり)。配属後の変更を公式資料に書いている大学は7(見つかった公式資料の範囲) 生き方・キャリア

「研究室配属 落ちた」「研究室 選び方」「大学 研究室 決め方」「m1 研究室変更」「研究室選び 後悔」「研究室配属 揉める」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。

研究室配属の決め方を定めた法令はなく、方式・定員・時期・変更の手続きは、大学・学部・学科が決めるルールです(大学設置基準32条1項・19条からの当てはめ)。大学の公式資料で方式が分かった12例(国立5・公立2・私立5)を数えると、成績(GPA・席次)を使う例が6、面談・面接が4、教員による評価・選考(研究室側の順位付けを含む)が3、希望調査のあとの人数調整(基準の記載なし)が2、抽選が2(うち1つは同点のときだけ)、安定マッチングが1で、いくつかを組み合わせる学科もあります。確認した12例には成績順以外の方式もあり、全国でどの方式が一般的かは、この12例からは判断できません。第1希望に通らなかったときは、12例のうち7例が別の研究室に配属する手順を書いています(第2希望以下への割り当て6例、定員を超えたあとの再調整・追加の募集4例、仮配属から本配属の段階での変更1例。重複あり)。研究室・指導教員の変更や移動について公式に書いている大学は10あり、内訳は、正式配属の後の変更7大学(うち手続き・様式まで公開6大学)、仮配属の期間中の変更4大学、大学院に進むときの研究室の移動1大学です(重複あり)。会津大学は、変更すると卒業までに少なくとも1年かかると書いています。大学院の入試で別の研究室や他大学に移る道もありますが、理学・工学・農学系の修士課程の入学者に占める自大学出身者の割合は8〜9割で推移しています(中央教育審議会の資料。出典は学校基本調査)。

研究室の選び方は、大学が用意する研究テーマ説明会・研究室訪問・面談・指導方針の公表で材料を集めるのが基本です。研究テーマ・指導の方法・在室の決まり・人数・先輩の進路などを「確かめる項目」として並べた大学公式の手引きは見つからなかったので、この記事の8項目はこの記事の当てはめです。希望どおりに配属された割合や、研究室を変えた人の割合を示す全国の公的な統計は見当たりません。

私自身は、大学3年のころ研究室に受け入れてもらえず、卒業研究が必修ではない大学だったので、研究室に所属しないまま卒業しました(9章)。

知りたいこと 答え 章
研究室配属の決め方 法令の定めはなく、学科のルール。公式資料12例で、成績を使う6・面談や面接4・教員による評価や選考3・人数調整2・抽選2・安定マッチング1(重複あり) 2章
配属は成績順か 確認した12例には成績順以外の方式もあり、全国でどの方式が一般的かはこの12例からは判断できない。成績だけで選ぶと読めるのは2例と、2つの学科の優先配属の枠 2章
研究室配属に落ちたら 12例中7例が別の研究室に配属する手順を書いている(第2希望以下6・再調整や追加募集4・仮配属段階の変更1、重複あり)。配属の後で変える道、大学院の入試で移る道もある 3章
配属で揉める 定員を超えたときの決め方が学科で違う。教員との「内定」は学類のルールではないと書く大学もある 3章
研究室の選び方 研究テーマ説明会・研究室訪問・面談・指導方針の公表で材料を集める。確かめる8項目は計算機3 4章
研究室選びで後悔したら 正式配属の後の変更を公式に書く大学は7(手続き・様式まで公開6)。新旧の指導教員や委員会などの承認を求める例がある。会津大学は変更後卒業まで少なくとも1年 5章
M1で研究室を変えたい 東京科学大学は「学修上の理由があるときは、許可を得て」変更できる。仮配属中に変更できる制度を置く大学院もある(承認や手続きは大学院で違う) 6章
大学院で他大学に移る 出願前に志望先の教員との相談・面談を求める例がある。理工農の修士は自大学出身が8〜9割 7章
研究室に入らない 卒業研究が必修でなく、研究室・ゼミへの所属も卒業要件でない課程なら、所属せずに卒業できる場合がある。理工系の通学課程で必修でないと明記した公式資料は見つからなかった 8章
自分の場合 方式ごとの見込み、落ちた後の選択肢、選び方のチェック表、変更の手続きを計算機で 10章

1. 先に、この記事の数字と、書いている人について

私は東京電機大学の出身です。大学3年のころ研究室に受け入れてもらえず、研究室に入らないまま卒業しました(9章)。大学院には行っていません。配属の方式や変更の手続きは、私の経験ではなく、各大学の公式の資料(学科の配属の案内、履修要項、学生便覧、規程、様式)から取りました。

法令は、大学設置基準・大学院設置基準の条文(e-Gov法令検索、2026年10月25日時点の現行版)です。統計は、中央教育審議会 大学院部会の資料集(令和8年5月11日時点。出典は学校基本調査)、文部科学省の「大学における教育内容等の改革状況について」、日本学生支援機構の学生生活調査から取りました。民間のQ&Aサイト・まとめ記事・個人のブログ・学生団体の資料は使っていません。

大学の資料は、見つかった中で最も新しいものを使い、年度を書きました。北海道大学(令和4年度)、神奈川大学(2020年)、同志社大学 文化情報学部の配属の方式(2019年度)、大阪電気通信大学(2021年の記事)、中央大学(2023年度)は古い年度の資料しか取れなかったので、いまの制度とは違うかもしれません。

12例は、検索で見つかった公式資料を並べたもので、全国の大学から偏りなく選んだものではありません。例の数から全国の割合は言えません。「当てはめ」と書いたところは、条文や公式の説明を組み合わせた読み取りで、そう書いた公式の文はありません。「計算」は、公表された数字を割り算などしただけのものです。

2. 研究室配属の決め方:法令にはなく、学科のルール

2-1. 卒業研究も配属も、大学が決める

大学設置基準32条1項は「卒業の要件は、百二十四単位以上を修得することのほか、大学が定めることとする。」、19条1項は、大学が「必要な授業科目を自ら開設し、体系的に教育課程を編成するものとする。」と定めています。卒業研究を必修にするかどうかや、研究室にどう配属するかを定めた条文は、大学設置基準にも大学院設置基準にも見当たりません(当てはめ)。だから、配属の方式・定員・時期・条件・変更の手続きは、学科の配属の案内や履修要項を見ないと分かりません。

文部科学省の調査では、令和4年度に卒業論文等を学部の全部または一部で必修にしていた大学は694大学(91.6%)です。これは大学の数の割合で、学部の一部が必修なら必修の側に数えるので、「卒業研究が必修の学生が9割」という意味ではありません。

2-2. 公式資料12例の配属の方式

大学・学科(設置者) 資料の年度 方式 定員の決め方 時期
名古屋大学 理学部 物理学科(国立) 2025年度 研究室訪問と希望調査(予備調査2回・本調査)。定員を超えた研究室は「人数調整」(基準の記載なし) 研究室ごと(前年度をもとに作成した定員の表を公開) 3年10〜12月
山口大学 理学部 物理・情報科学科(国立) 令和8年 「3年前期までの成績と研究室訪問での面談をもとに総合的に判断」。定員を超えた研究室は面談等で決定 教員1人当たりの学生数が「なるべく均等になるように」 予備調査(第1〜第3希望)・本調査(第1〜第4希望)、9月に内定、1月の最終調査(第1〜第3希望)、2〜3月に正式決定
三重大学 工学部 物理工学科(国立) 記載なし 「成績(GPA)順に、研究室を選択できます。」 研究室ごとの定員 記載なし
筑波大学 知識情報・図書館学類(国立) 2024年8月の掲示(2025年度の卒業研究) 第1・第2希望を登録。定員を超えたら教員が「選考方法にしたがって」決定 定員以下なら主専攻担当教員は「必ず指導を受け入れます」 3年10〜11月(翌4月に正式配属)
北海道大学 工学部 機械知能工学科(国立) 令和4年度(古い) 成績席次(必修の全科目と選択の上位5科目の合計点)と希望 研究室ごとの定員(別表) 3年3月
会津大学 コンピュータ理工学部(公立) 記載なし 研究テーマ説明会のあと「希望する教員との面接等」 教員1人につき「同一学年から最大4名」 3年次
高知工科大学 建築・都市デザイン専攻(公立) 2023年 記載なし(7月に配属説明会) 記載なし 「3年生の秋から」
東京都市大学 理工学部 機械システム工学科(私立) 記載なし 成績が上位20%以内で応用実験の単位を修得した学生が、成績順に選ぶ優先配属(残りの決め方は記載なし) 優先配属は各研究室の定員の2/3まで 3年前期末(第1次)・後期末(第2次)
東京電機大学 工学部 情報通信工学科(私立) 令和6年度 希望登録と研究室訪問・面談等。「バランスも考慮しながら配属を決めます」 研究室間で「大きな差が生じないよう」 3年11月末〜1月
大阪電気通信大学 通信工学科(私立) 2021年の記事(2019年度から) 安定マッチング(学生は第4希望まで、研究室は研究室ごとの基準で学生を順位付け) 記載なし 3年
同志社大学 文化情報学部(私立) 方式は2019年度、時期は2026年度の履修要項 GPA・面接点・志望理由書などのコース別の配点。1つのコースは同点のとき抽選 記載なし 2年秋学期に手続き、3年から配属
神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科(私立) 2020年(古い) GPA上位20名の優先配属、AO配属(エントリーシート・プレゼン)、一般配属(定員を超えたら「話し合いあるいは成績・抽選で決定する」) 優先配属は各研究室4名まで、AO配属は各2名 3年9〜10月

2-3. 方式を数えると(12例、重複あり)

  • 成績(GPA・席次)を使う:6例(山口・三重・北海道・東京都市・同志社(2019年度)・神奈川(2020年))
  • 面談・面接を使う:4例(山口・会津・東京電機・同志社(2019年度))
  • 教員による評価・選考(研究室側の順位付けを含む):3例(筑波は定員を超えたら教員が「選考方法にしたがって」決定、神奈川のAO配属はエントリーシート・プレゼンでの選考、大阪電通は研究室側の順位付け)。面談・面接と合わせると7例
  • 希望調査のあとの人数調整・バランス(基準の記載なし):2例(名古屋・東京電機)
  • 抽選:2例(神奈川の一般配属、同志社の1つのコースの同点のとき)
  • 話し合い:1例(神奈川)。安定マッチング:1例(大阪電通)。方式の記載なし:1例(高知工科)

成績だけで選ぶと読めるのは、三重大学と北海道大学(令和4年度)の2例と、東京都市大学・神奈川大学(2020年)の優先配属の枠です。山口大学は成績と面談を合わせて「総合的に判断」し、東京都市大学の優先配属は定員の2/3までです。確認した12例には成績順以外の方式もあり、全国でどの方式が一般的かは、この12例からは判断できません。

2-4. 定員・時期・条件

定員の決め方も学科で違います。会津大学は1人の教員が受け入れる学生を「同一学年から最大4名」とし、山口大学は教員1人当たりの学生数が「なるべく均等になるように」、東京電機大学 工学部 情報通信工学科は研究室間で「大きな差が生じないよう」に決めると書いています。筑波大学 知識情報・図書館学類は、主専攻担当の教員は希望者が定員以下なら「必ず指導を受け入れます」とする一方、協力教員は定員を「0~2」のように示し、定員以下でも受け入れないことがあると書いています。

時期は、この12例では3年の秋〜冬(名古屋大学 10〜12月、山口大学 9月内定、筑波大学 10〜11月、東京電機大学 11月末〜1月、神奈川大学 9〜10月)が多く、同志社大学 文化情報学部は2年秋学期に手続き、北海道大学(令和4年度)は3年3月でした。

単位の条件で、配属の対象にならない例もあります。東京都市大学 機械システム工学科は第1次配属に総単位76・工学基礎24・専門科目42単位以上を求め、後期末に卒業研究の着手条件を満たせないと「研究室への配属が取り消され」ます。筑波大学 知識情報・図書館学類は、4月時点で修得単位が45単位未満だと配属の手続きに参加できず、翌4月に90単位未満だと卒業研究を履修できず、仮配属も解消されます。

3. 研究室配属に落ちたら:第1希望に通らなかったときの手順

3-1. 各大学の手順

12例のうち、第1希望に通らなかった学生を別の研究室に配属する手順を書いているのは7例です(古い年度の資料を含む)。手順の種類で分けると次のとおりで、1つの学科が複数に入ります。

  • 第2希望以下への割り当て(6例):山口大学 理学部 物理・情報科学科(予備調査は第1〜第3希望、本調査は第1〜第4希望で「第2希望〜第4希望に配属されることもある」)、筑波大学 知識情報・図書館学類(第1・第2希望を登録)、東京電機大学 工学部 情報通信工学科(令和6年度)、北海道大学 工学部 機械知能工学科(令和4年度。第3希望の調整に回り、第2ステップで第2希望以下を順に判断)、同志社大学 文化情報学部(2019年度。第3希望まで)、大阪電気通信大学 通信工学科(2021年の記事。第4希望まで、第1希望から順に処理)
  • 定員を超えたあとの再調整・追加の募集(4例):名古屋大学 理学部 物理学科(2025年度。本調査の結果発表のあとに人数調整をし、「人数調整であぶれた方の対応」の日程を設けている)、東京電機大学(「第二希望でも決まらなかった場合は、更に希望を聞きながら調整を行います。」第一次の仮配属の発表と同時に第二次募集)、筑波大学(第1・第2希望とも通らなかったときは「学生の希望を踏まえて指導教員を斡旋します」)、同志社大学(2019年度。第2回・第3回の配属希望調査)
  • 仮配属から本配属の段階での変更(1例):山口大学(1月の最終調査は第1〜第3希望で、「プレ配属とは異なる研究室を志望できます」)

山口大学は、定員を超えた研究室では面談等で決め、配属は「3年前期までの成績と研究室訪問での面談をもとに総合的に判断」すると書いています。研究室訪問や面談に行かない場合は「希望通りにならないことがあります」とも書いています。

三重大学 工学部 物理工学科も「第一希望の研究室に配属されないこともあります。」と書いています。配属の決め方は学科ごとなので、自分の学科の案内で、第2希望以降の扱いと追加の募集の日程を確かめてください。

3-2. 配属で揉めないために:決め方と締切を先に確かめる

希望が集中したときの決め方が、成績なのか、面談なのか、学科の調整なのかで、準備することが変わります。予備調査の結果を公開する学科もあり、名古屋大学 理学部 物理学科は、第一志望が定員を超えた研究室に印を付けて公開しています。

教員と学生の間の口約束にも注意が要ります。筑波大学 知識情報・図書館学類の案内は、希望登録の期間中に教員と学生が交わす「内定」は私的な約束で、学類のルールや書式はないとしています(要旨)。

締切も厳しく決められています。同志社大学 文化情報学部の2019年度の資料は「いかなる理由があろうとも締め切りを過ぎたものは受け付けない。」と書いていました。

配属が決まった後に研究室へ送るメールの書き方を定めた公式資料は、見当たりませんでした。決まった後は、学科の案内にある次の手続き(仮配属の期間、正式配属の時期、卒業研究の履修登録、単位の条件)を確かめてください。

3-3. 第2希望以下の研究室で始めるとき

配属された研究室で始めてみて、合わなければ変更や大学院の入試を考える、という順番もあります。合わない点を書き出しておくと、あとで変更の手続きをするときや、大学院の志望先を選ぶときの材料になります(当てはめ)。変更の手続きは5章、大学院で移る話は7章です。

研究室に行くのがつらいときの、留年・休学の扱いは研究室に行きたくない・つらいに、実験の失敗が続いて自分を責めてしまうときの考え方は研究室で「無能だ」と感じてつらい人へに書きました。

4. 研究室の選び方:大学が用意する材料と、確かめる8項目

4-1. 大学が用意している材料

  • 筑波大学 知識情報・図書館学類:10月1日に「教員別の卒業研究指導方針を公表します」。10月10日から個別面談を解禁し、オープンラボもある
  • 名古屋大学 理学部 物理学科(2025年度):研究室訪問の希望調査、研究室訪問(10月13日〜11月21日)、予備調査2回、本調査の順。前年度をもとにした研究室ごとの定員と、予備調査の結果を公開
  • 山口大学 理学部 物理・情報科学科:説明会、予備調査、結果の掲示、本調査の順
  • 会津大学:教員による研究テーマ説明会。高知工科大学 建築・都市デザイン専攻:配属説明会で、教員が研究室を説明
  • 東京電機大学 工学部 情報通信工学科(令和6年度):「11月30日〜12月14日 研究室訪問・面談等期間(先生により異なる)」

4-2. 確かめる8項目(この記事の当てはめ)

下の8項目を「確かめる項目」として並べた大学公式の手引きは、見つかりませんでした。配属の案内で大学が公開している材料(研究テーマ説明会・指導方針・定員)と、変更の手続き・ハラスメントの資料から、この記事が並べたものです。

項目 確かめ方 配属後に変えやすいか(当てはめ)
研究テーマ 研究テーマ説明会、指導方針の公表、研究室の論文・卒業論文の題目 研究室を変えないと大きくは変わりにくい
指導の方法 研究室訪問・面談で、教員と先輩に聞く 指導教員を変えないと変わりにくい
在室の決まり(コアタイムなど) 研究室訪問で先輩に聞く 研究室の決まり。時間の使い方で調整できる部分もある
人数 前年度の定員の表、研究室の紹介 自分で人数は決められないが、進学・修了・配属変更で変わることがある
先輩の進路 研究室のウェブサイト、先輩 ―
大学院に進むことが前提か 先輩、教員 ―
卒業研究の進め方と日程 学科の卒業研究の案内 学科の決まり
困ったときの相談先 大学のウェブサイト(ハラスメント相談窓口・学生相談) 研究室の外にある

4-3. 研究室選びの後悔:公的な統計はない

研究室選びで後悔した人の割合や、希望どおりに配属された人の割合を示す全国の公的な統計は見当たりません。近いものとして、日本学生支援機構の学生生活調査(令和6年度。大学院各課程は試行)では、不安や悩みの「教職員との関係」が「大いにある」「少しある」を合わせて修士25.0%、博士30.5%でした(計算。研究室や指導教員を名指しした設問ではありません)。学部の調査には、研究室・教員との関係を聞く項目はありません。

4-4. ハラスメントの相談先と、指導教員の変更

文部科学省は、大学のハラスメント防止の研修資料を公開し、広島大学のガイドラインを好事例として紹介しています。そのガイドラインには、研究科長が主指導教員を他の教授に変え、前の主指導教員と接触しなくてよい別の場所を確保し、学生が新しい主指導教員のもとで研究を続けて学位を取得した事例があります。

法政大学のガイドラインは、申立てのあとの措置の勧告例に「クラス・ゼミ・履修科目・指導教員の変更」を挙げています。指導教員の変更を申し出た学生に「私の指導が気に入らないなら退学せよ」などと言うことは、広島大学・岡山大学・名城大学の資料でハラスメントの例に挙がっています。変更を申し出ること自体は、これらの資料の上で正当な行為として扱われています(当てはめ)。相談先は研究室ではなく、大学のハラスメント相談窓口です。

5. 研究室選びで後悔したら:学部で研究室を変える手続き

研究室・指導教員の変更や移動について公式に書いている大学は、この記事で見た範囲で10ありました。中身で分けると次のとおりです(重複あり)。

  • 正式配属の後の変更:7大学(会津・東京科学・同志社・早稲田・岡山・東京・大阪)。うち手続き・様式まで公開しているのは6大学で、大阪大学 大学院理学研究科 生物科学専攻は「入学後に研究室を変わることも可能です。」と可否だけを書いている
  • 仮配属の期間中の変更:4大学(山口・北陸先端科学技術大学院・大阪(生命機能研究科)・早稲田(情報生産システム研究科))
  • 大学院に進むときの研究室の移動:1大学(三重)。大学院の入試で別の研究室・他大学に移る手順は7章

この10大学は、見つかった公式資料の範囲です。変更の制度がある大学の全国の数ではありません。

大学・学部 手続き 承認 時期・注意
会津大学 所定の変更願を学生課に出す 新旧の指導教員がそれぞれ承認し、新しい指導教員の配属人数に余裕がある場合に、教務委員会の承認で許可。教員の承認が得られないときは教務委員会で判断できる 変更すると「卒業までに少なくとも1年を要する」
東京科学大学(学士課程) 指導教員変更届 記載なし 「変更後直ちに」提出
同志社大学 神学部 「卒業論文 指導教員 変更届」に新旧の指導教員のサイン 神学部教授会の承認で確定 期限の記載なし
早稲田大学 文化構想学部 他のゼミ・卒業研究への変更申請 記載なし 春学期・秋学期の年2回。「安易な気持ちで申請する制度ではありません」
山口大学 理学部 物理・情報科学科(仮配属の段階) 1月の最終調査(第1〜第3希望)で、プレ配属とは異なる研究室を志望できる ― 本配属の段階で「変更することも可能です」

会津大学は、「卒業論文は、原則として同じ教員の指導のもとで取り組む通年科目であるため」、変更すると卒業までに少なくとも1年かかると説明しています。この決まりの学科で4年になってから変えると、卒業が遅れます(当てはめ)。変更で卒業研究の時間が減るときの逆算は卒論がやばい・終わらないに書きました。

旧指導教員の承認を求める例もありますが、承認が得られない場合に委員会が判断できる大学もあります(会津大学「教員の承認が得られない場合は、教務委員会で変更の判断をすることができます」)。手続きは、学科の教務の窓口で確かめてください。ハラスメントが理由なら、4-4の相談窓口です。

6. M1で研究室を変える:大学院の指導教員変更の手続き

6-1. 法令:研究指導は要るが、変え方は大学の規程

大学院設置基準13条1項は「研究指導は、第九条の規定により置かれる教員が行うものとする。」と定め、2項で、大学院が教育上有益と認めるときは他の大学院や研究所で研究指導を受けることを認められるとしています(修士課程は1年まで)。修士の修了には、30単位以上の修得と「必要な研究指導を受けた上」での論文などの審査と試験への合格が要ります(16条)。「指導教員」「研究室」の決め方や変え方を定めた条文はなく、大学の規程で決まります(当てはめ)。

6-2. 手続きの例

大学院 決まり・手続き
東京科学大学 大学院学修規程2条2項「学修上の理由があるときは、許可を得て、指導教員を変更することができる。」指導教員変更願に理由・期日・新旧の指導教員の自署を書き、コース担当教員会議を経て、コース主任が承認
岡山大学 大学院社会文化科学研究科 指導教員変更願に変更理由と変更開始の時期を書き、変更前の指導教員・副指導教員の自署も得る
東京大学 大学院教育学研究科 指導教員の退職などで変更する学生は、新旧の指導教員の押印を得て「指導教員・研究題目変更届」を出す(2025年4月からの変更は2025年3月31日が提出期限)
早稲田大学 大学院経済学研究科 「第2学期以降に指導教員変更を希望する場合は、必ず申請を行ってください。」今の主指導教員と変更先の指導教員の承認を先に得る
北陸先端科学技術大学院大学 博士前期課程の学生は入学時に全員が仮配属され、3か月後に本配属。入学前に内定した学生も、本配属で「内定先以外の研究室を希望することは可能」
早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 両研究室の指導教員の合意で、仮配属先を変えられる(2026年9月の案内)
大阪大学 大学院生命機能研究科 仮配属は4月入学者は6月まで、10月入学者は12月まで。配属先を変えたいときは早めに両研究室に相談(2025年の学生便覧、要旨)

三重大学 工学部 物理工学科は、大学院では「本人の希望とその研究室の教員の許可が得られれば、研究室を変えることも可能です。」と書き、大阪大学 大学院理学研究科 生物科学専攻は「入学後に研究室を変わることも可能です。」と答えています。一方、京都大学 大学院情報学研究科規程は「各学生につき、指導教員を定める。」と定めるだけで、変更の手続きの条文は見当たりませんでした。規程に定めがないときは、研究科の教務の窓口で確かめます(当てはめ)。

6-3. M1で変えるときに考えること

修士課程の標準修業年限は2年なので、変更が遅いほど、新しい研究室で研究する時間が減ります(当てはめ)。仮配属中に変更できる制度を置く大学院もありますが(6-2)、必要な承認や手続きは大学院で違います。修士論文の審査と不合格の扱いは修論がゴミ・成果なしでも修了できる?に、大学院を辞める・休学するときの扱いは大学院を辞めたい・中退したら就職は?に書きました。

7. 大学院の入試で、別の研究室・他大学へ移る

中央教育審議会 大学院部会の資料集(令和8年5月11日時点、出典は学校基本調査)は、「理学、工学、農学系の修士課程における自大学出身者割合は、8~9割で推移している。」「社会科学系の自大学出身者割合は、2~3割で推移している。」と書いています。図の令和7年の値は、修士課程の全体で71.2%、工学で87.2%、社会科学で27.6%です。「自大学出身」は同じ大学の出身かどうかで、同じ研究室に残ったかどうかではありません。大学院で研究室を変えた人の割合を示す公的な統計は見当たりません。

移るときの手順は大学院で違います。

  • 九州大学 大学院総合理工学府(2027年度入学の募集要項):国内の大学の卒業見込み者は、第1志望の研究室の教員と「必ず相談をしたうえで出願」。口述試験の対象になるには、第1志望の研究室の教員と出願前に面談(web面談も可)が要る。研究室は最大で第5志望まで
  • 早稲田大学 大学院基幹・創造・先進理工学研究科:希望する指導教員と「出願前マッチングを行うことを推奨します」。連絡は出願の1か月前までを目途に。出願できる専攻は1つ
  • 東洋大学 大学院理工学研究科の学内推薦:GPAが専攻の基準以上の4年生が対象で、「所属(希望)研究室の教員と進学について必ず相談の上」出願
  • 東北大学 機械系4専攻(2026年度実施):合格最低点を満たす受験者を「成績順に志望研究室に配属し、研究室定員枠を埋めていきます。」
  • 大阪大学 大学院理学研究科 生物科学専攻:希望が集中した場合は「基本的には成績順です。」研究室ごとの人数は「1~3人」
  • 北陸先端科学技術大学院大学:合格者は「配属研究室入学前内定制度」を申請できる

院試に落ちたときの扱いは院試に落ちたら人生終わり?に書きました。

8. 研究室に入らないという道(卒業研究が必修でない場合)

卒業研究が必修でなく、研究室・ゼミへの所属も卒業要件になっていない課程なら、所属せずに卒業できる場合があります。公式資料で見つかった卒業研究・卒業論文が必修でない例は、文系と通信制でした。

  • 中央大学 文学部 社会学専攻(2023年度の掲示):「卒業論文は必修ではありません」。書かない学生は、所属ゼミの教員に履修中止を申し出る期限があった
  • 法政大学 通信教育部:法学部・経済学部は「卒業論文は選択科目」。文学部は必修
  • 創価大学 通信教育部:法学部・経済学部・教育学部には「卒業論文」がない(2025年11月更新のFAQ)
  • 早稲田大学 文化構想学部:2年次の選考で「論系ゼミ」か「卒業研究」かが決まる形

反対に、京都大学 理学部は「卒業研究科目は理学部における唯一の必修科目である。」、東京理科大学 理学部第二部 数学科は「卒業研究ゼミは必修とする」と書いています。理工系の通学課程で、卒業研究なしで卒業できると明記した公式資料は、今回は見つかりませんでした。入らない場合の卒業の要件・空く時間・就活での答え方はゼミ・研究室に入らないとどうなる?にまとめています。

9. 研究室に受け入れてもらえなかった私の例

ここからは、私の経験と見方です。2〜8章の決まりや数字とは分けて読んでください。

大学3年のころ、私は研究室に受け入れてもらえませんでした。同じ時期、就職活動でも面接で落ち続けていて、他大学の学生のレベルの高さに打ちのめされていました。

私の大学は卒業研究が必修ではなく、行きたい研究室もありませんでした。それで、どこの研究室にも所属しないまま卒業する道を選びました。卒業研究が必修の学部では取れない道です(8章)。これは私の在学当時の話で、いまの東京電機大学の要覧で確かめたものではありません。2章の表にある東京電機大学 工学部 情報通信工学科の例は、私の在学当時とは別の学科・年度の資料です。

研究室の代わりに、他大学の学生が立ち上げた、金融業界を目指す学生の勉強会の団体に通いました。他大学の学生と付き合ううちに、見える範囲と動ける範囲が広がりました。同じころ古本の転売も始めましたが、これは私の経緯で、勧めるものではありません。経緯はゼミ・研究室に入らないとどうなる?に詳しく書きました。

振り返ると、研究室は卒業の条件を満たすための必修科目と割り切ってよい、と私は考えています。ただ、大学院への進学や研究職を考える人にとっては、研究室選びの比重は大きくなります。専攻したことをそのまま仕事で使わない人は多く、理系で身につく、仮説を立てて確かめる考え方のほうが、いろいろな仕事で使えると思うからです。専攻とキャリアを盲目的に結びつけるのは機会損失だ、とも思っています。学生のうちの短期的なしんどさは、古い仕組みへの違和感や合わなさの信号で、広い視野で世界に向き合うきっかけにもなる、というのが私の見方です。同じ人でも学校の物差しと社会の物差しで評価が変わる話はストリートスマートとはに、研究室を必修科目と割り切る考え方は放置系研究室で「何も身につかない」と感じたらにも書きました。

ただし、これは私の見方です。研究職や、大学院の推薦入試、博士号が応募の条件になる職のように、研究経験や学位が要る道もあります。そういう道に進むなら、第2希望の研究室で始める、変更の手続きを使う、大学院の入試で移る、のどれが自分に合うかを、10章の計算機で並べてください。

10. 計算機:配属方式ごとの通りやすさ/落ちた後の選択肢/研究室選びのチェック表/研究室変更の手続き

4つは別々に使えます。

  • 1. 配属方式ごとの通りやすさ:学科の方式(成績の順位だけ・成績と面談などの組み合わせ・面談や面接・教員の評価や選考・人数調整・単純な抽選・一部だけの抽選・安定マッチング・わからない)、第1希望の研究室の定員、希望者の数、成績の順位とその順位の意味、配属の条件を入れます。見込みを出すのは、成績の順位だけで決まり、入れた順位がその研究室の希望者の中での選抜の順位と一致する場合(順位と定員を比べる)と、希望者全員を同じ条件で単純に抽選する場合(定員÷希望者数)だけです。どちらも、配属の条件を満たしていることが前提です。それ以外の方式(優先枠・複数段階・面談の併用・同点のときだけの抽選など)や、条件を満たしているか分からないときは「判定できません」と出し、確かめることを出します
  • 2. 落ちた後の選択肢の比較:学年、卒業研究の扱い、大学院に進む予定を選ぶと、第2希望以降・始めてみる・配属後の変更・大学院の入試で移る・研究室に入らない(大学院生なら、指導教員の変更・他の大学院での研究指導・次の課程の入試)を、時期・負担・確かめることで並べます
  • 3. 研究室選びのチェック表:4-2の8項目について、確かめて合う・合わない・まだ確かめていない・関係ないを選ぶと、確かめていない項目の確かめ方と、合わない項目が配属後に変えやすいかを出します。研究室のよい・わるいを点数で決めるものではありません
  • 4. 研究室変更の手続きと時期:学部か大学院か、いまの時期、変えたい理由を選ぶと、公式資料にある手続きの例、要る承認、時期と理由ごとの注意を出します

定員・希望者数・順位は学科と年度で違うので、初めの値は例です。自分の学科の案内や予備調査の結果の値に置き換えてください。結果は入れた値と、この記事で見た公式資料の例だけによる目安で、配属や変更の結果を保証するものではありません。

配属方式ごとの通りやすさ/落ちた後の選択肢の比較/研究室選びのチェック表/研究室変更の手続きと時期

入れた値は、このページの中で使うだけで、どこにも送られません。初めから入っている値は入力の例です。4つは別々に使えます。

1. 配属方式ごとの通りやすさ(第1希望)

2. 落ちた後の選択肢の比較

3. 研究室選びのチェック表

8つの項目について、いまの状態を選んでください。

4. 研究室変更の手続きと時期

初めから入っている例は、成績で決まる学科で、定員4人の研究室に6人が第1希望を出し、自分がその中で3位の学生です(数字は例)。成績の順位だけで決まり、入れた順位がその研究室の希望者の中での選抜の順位で、配属の条件も満たしている、という前提で「入れる側」と出ます。成績のほかに面談などを見る学科を選ぶと「判定できません」と出ます。

11. よくある質問

研究室配属に落ちたらどうなりますか?

学科の決まりで、第2希望以降の研究室に配属されたり、再調整・追加の募集で決まったりします。この記事で見た公式資料12例のうち7例が、そうした手順を書いていました(第2希望以下への割り当て6例、再調整・追加の募集4例、仮配属から本配属の段階での変更1例。重複あり。3章)。配属の後で研究室を変える手続き(5章)や、大学院の入試で別の研究室・他大学に移る道(7章)もあります。

研究室配属は成績順ですか?

確認した12例には成績順以外の方式もあり、全国でどの方式が一般的かは、この12例からは判断できません。12例のうち成績(GPA・席次)を使うのは6例で、成績だけで選ぶと読めるのは2例と、2つの学科の優先配属の枠でした。面談・面接が4例、教員による評価・選考(研究室側の順位付けを含む)が3例、人数調整が2例、抽選が2例、安定マッチングが1例あります(2章、重複あり)。

研究室配属で揉めたらどうすればいいですか?

まず、学科の配属の案内で、定員を超えたときの決め方(成績・面談・調整・抽選など)を確かめてください。教員との口約束の「内定」を学類のルールではないと書く大学もあります(筑波大学 知識情報・図書館学類)。決め方や結果の扱いに疑問があるときは、学科の教務の窓口に聞くのが筋です(当てはめ)。

研究室はどうやって選べばいいですか?

研究テーマ説明会・研究室訪問・面談・教員の指導方針の公表など、学科が用意する機会で材料を集めます。この記事では、研究テーマ・指導の方法・在室の決まり・人数・先輩の進路・大学院に進む前提か・卒業研究の日程・相談先の8項目を並べました(4章、計算機3)。

研究室選びで後悔したら、変えられますか?

正式配属の後の変更を公式に書いている大学は、この記事で見た範囲で7(うち手続き・様式まで公開6)でした。新旧の指導教員や委員会・教授会などの承認を求める例がある一方、会津大学は、教員の承認が得られない場合に教務委員会で判断できると書いています。会津大学は、変更すると卒業までに少なくとも1年かかるとも書いています(5章)。

M1で研究室を変えることはできますか?

大学院の規程や案内に、変更できると書いている例があります。東京科学大学は「学修上の理由があるときは、許可を得て、指導教員を変更することができる。」と定め、北陸先端科学技術大学院大学のように仮配属中に変更できる制度を置く大学院もありますが、必要な承認や手続きは大学院で違います。修士は標準2年なので、変更が遅いほど研究の時間が減ります(6章)。

大学院で他大学の研究室に移る人は多いですか?

分野によります。中央教育審議会の資料では、理学・工学・農学系の修士課程の入学者は自大学出身が8〜9割、社会科学系は2〜3割で推移しています。令和7年の修士課程の全体は71.2%でした(7章)。

研究室に入らないで卒業できますか?

卒業研究が必修でなく、研究室・ゼミへの所属も卒業要件になっていない課程なら、所属せずに卒業できる場合があります。学生便覧・履修要項で確かめてください。理工系の通学課程で、卒業研究なしで卒業できると明記した公式資料は今回は見つかりませんでした(8章)。

配属が決まった後、研究室にメールを送るべきですか?

送り方の決まりを書いた公式資料は見当たりませんでした。決まった後は、学科の案内にある次の手続き(仮配属の期間、正式配属の時期、卒業研究の履修登録)と、研究室からの連絡の方法を確かめてください(3-2)。

12. まとめ

  • 研究室配属の決め方を定めた法令はなく、方式・定員・時期・条件・変更の手続きは学科のルール(大学設置基準32条1項・19条からの当てはめ)
  • 公式資料12例で、成績を使う6、面談・面接4、教員による評価・選考3、人数調整2、抽選2、安定マッチング1(重複あり)。確認した12例には成績順以外の方式もあり、全国でどの方式が一般的かはこの12例からは判断できない
  • 第1希望に通らなかった学生を別の研究室に配属する手順を書いているのは12例中7例(第2希望以下への割り当て6、再調整・追加の募集4、仮配属から本配属の段階での変更1、重複あり)。決め方と締切、予備調査の結果を先に確かめる
  • 研究室選びの材料は、研究テーマ説明会・研究室訪問・面談・指導方針の公表。確かめる8項目はこの記事の当てはめ。後悔した人の割合を示す公的な統計はない
  • 研究室の変更・移動を公式に書く大学は10(正式配属の後の変更7、仮配属中の変更4、大学院に進むときの移動1、重複あり)。新旧の指導教員や委員会などの承認を求める例があり、承認が得られない場合に委員会が判断できる大学もある。会津大学は変更後卒業まで少なくとも1年。大学院では東京科学大学が「学修上の理由があるときは、許可を得て」変更できると定める
  • 大学院の入試で移る道もあるが、理工農の修士は自大学出身が8〜9割。出願前に志望先の教員との相談・面談を求める例がある
  • ハラスメントが理由なら、大学の相談窓口へ。指導教員の変更を措置の例に挙げる大学のガイドラインがある

13. 出典

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