私は YouTube で、顔を出さずに発信してきました。画面録画、スライド、手元・商品の撮影に、自分の声をのせる形です。BGM は AI で作りました。ナレーションは AI の音声ではなく、自分の声です。
顔を出さなくても、収益化とメール講座の登録には困りませんでした。私のチャンネルは長尺の解説動画で、登録者1,000人と総再生時間4,000時間に届くまで2年以上かかり、顔を出さないまま収益化しました。動画からは、無料のメール講座にも登録してもらえました。登録者はその後、約8,000人まで増えました。一方、収益化していた期間の広告収益は月1万円未満でした(登録者数の時期ごとの対応は示していません)。
この記事では、私の作り方と顔を出さない理由を書き、そのあとに YouTube ヘルプと公的機関の文を並べます。今回確認した YouTube ヘルプの収益化の条件には、顔を出すことは入っていませんでした。私の例は1つのチャンネルの例で、顔を出さなくても収益化できる、と約束するものではありません。
6章には、動画の形式、BGM の音源、動画に入りそうなものを選ぶと、公式ヘルプの文と公的機関の注意を並べて出すチェック計算機を置きました。
※YouTube ヘルプ、警察庁、政府広報オンライン、総務省のページは、2026年10月31日に確認しました。日本語の YouTube ヘルプには、AI による翻訳が含まれている場合がある、と書かれているので、主な文は英語版とも突き合わせました。
| 知りたいこと | この記事で書いたこと | 章 |
|---|---|---|
| 顔出しなしで、どんな動画を作ったか | 画面録画、スライド、手元・商品の撮影に、自分の声をのせた。BGM は AI で作った | 1章 |
| 顔出しなしで収益化できたか | 私は顔を出さずに、登録者1,000人・総再生時間4,000時間に届いて収益化した(2年以上かかった)。メール講座の登録にも困らなかった | 1章 |
| 顔を出さない理由 | 身元・生活を守りたい、撮影の手間を減らす。親族が私の名前と声で特殊詐欺の被害にあったことも理由の1つ | 2章 |
| 収益化の条件に「顔」はあるか | 今回確認した YouTube ヘルプの条件には入っていなかった。見られるのは、独自に制作され、真実味があるか | 3章 |
| AI で作った BGM と、AI の音声 | 公式ヘルプは AI 生成の音楽を開示が必要な例に挙げているが、背景音楽だけの場合の適用範囲は明記されていない。投稿時に最新の開示の要件を確かめる。AI の音声の可否を名指しした文は見当たらなかった | 4章 |
| 顔を出さなくても身元が分かることはあるか | 写ったものから撮影場所や生活範囲が分かることがある、と総務省などが注意している | 5章 |
| 投稿前の見直し | 形式、BGM の音源、動画に入りそうなものを選ぶチェック計算機 | 6章・7章 |
1. 私の顔出しなしの作り方(画面録画・スライド・手元と、自分の声)
1-1. 使った3つの形式
私が使った形式は、次の3つです。どれも顔は映さず、声は自分の声です。
| 形式 | 画面に映るもの | 声 |
|---|---|---|
| 画面録画+自分の声 | 録画した画面 | 自分の声 |
| スライド+自分の声 | 作ったスライド | 自分の声 |
| 手元・商品の撮影+自分の声 | 手元と商品 | 自分の声 |
どの形式で何本作ったか、どれが多かったかの内訳は、この記事では書きません。
1-2. BGM は AI で作った。ナレーションは自分の声
BGM は AI で作りました。ナレーションに、AI の音声や合成音声は使っていません。
AI で作った BGM について、開示と著作権の申し立ての面で YouTube ヘルプに書かれていることは、4章にまとめました。
1-3. 気をつけたのは、音質・マイクと、資料・画面の作り込み
顔を出さない形で、私が気をつけたのは次の2つです。
- 音質・マイク
- 資料・画面を作り込む
使った機材や、作り込みの手順などの細部は、この記事では書きません。5章の、映るものから身元が分かることについての注意は、私が気をつけたこととして挙げたものではなく、公的機関の注意として載せています。
1-4. 顔を出さずに、収益化とメール講座の登録に届いた
顔を出さずに、登録者1,000人と総再生時間4,000時間に届いて収益化しました。届くまでには2年以上かかりました。条件の中身と、届くまでの経緯は「YouTubeの収益化条件|1,000人・4,000時間と2027年の引き上げ、届くまで2年以上かかった私の例(計算機つき)」に書きました。
動画からは、無料のメール講座にも登録してもらえました。顔を出さなくても、メール講座の登録に困ることはありませんでした。私は一度投稿を止めてから、動画ごとのメール講座の登録数を指標にして再開しています。登録してもらったあとの流れは「ステップメールの作り方|私の無料講座37通・100日の設計を、そのまま開示します」に書きました。
登録者はその後、約8,000人まで増えました。一方、収益化していた期間の広告収益は月1万円未満でした(登録者数の時期ごとの対応は示していません)。プラットフォームから支払われるお金をどう見ているかは「SNS収益化は資産になりません|何を売るかで結果が変わりました」に、私がなぜ発信を続けているのかは「なぜ情報発信をするのか|「儲かるから」ではなく、粗悪な商品が嫌だったから始めた側の設計図」にあります。
伸び悩んだ原因として私が思い当たること(誰向けかが曖昧だった、投稿が続かなかった)は「YouTubeが伸びない原因|誰向けかが曖昧で、投稿が続かなかった私の2つと、公式ヘルプで見る数字(計算機つき)」に書きました。
2. 私が顔を出さない理由
2-1. 身元・生活を守りたい
1つ目は、身元と生活を守りたいからです。住まい・家族・取引先に知られたくないこと、街で声をかけられたくないことがあります。
2-2. 撮影の手間を減らす
2つ目は、撮影の手間を減らすためです。顔を出さなければ、身だしなみや照明、撮り直しの手間を減らせます。
なお、私はのちに投稿をやめています。その理由として、1本作る手間に見合わなくなったことや、根性で編集作業をするのが無理だったことを挙げました(YouTubeの収益化停止|止まる理由と停止後の流れ(7日・21日・90日)、月1万円未満で外れた私の例(計算機つき))。
2-3. 親族が被害にあったこと
もう1つ、顔を出さない理由として書いておきたいことがあります。親族が、私の名前と声で特殊詐欺の被害にあいました。
この件は、概要だけを書きます。時期や相手、金額、どのように私の名前と声が使われたのかといった細部は書きません。
身内を名乗る詐欺への備えとして、公的機関は次のことを挙げています。どれも一般的な注意で、私の親族の件がどうだったかを示すものではありません。
- 政府広報オンラインは「家族にしか分からない合言葉を決めておきましょう。」とし、家族を名乗る電話でも、まず合言葉を確かめるよう書いています。
- 同じページは「お金の話がでたら、いったん電話を切りましょう。慌てず、今まで使っていた息子や孫の電話番号にかけて確認しましょう。」としています。
- 警察庁の特殊詐欺対策ページ(SOS47)も、対策の1つに「家族にかけ直して本物かを確認」を挙げています。
- 相談先として、どちらのページにも、警察相談専用窓口(#9110)と消費者ホットライン(188)が載っています。
3. 公式ルール:収益化の条件に「顔」は入っていない
3-1. YouTube パートナー プログラムの参加基準
YouTube ヘルプ(72851)は、YouTube パートナー プログラムの参加基準として、次の2つを挙げています(どちらかを満たす)。
- 「チャンネル登録者数が 1,000 人以上で、直近 12 か月間の対象となる動画の総再生時間が 4,000 時間以上である。」
- 「チャンネル登録者数が 1,000 人以上で、直近 90 日間の対象となるショート動画の視聴回数が 1,000 万回以上である。」
前提条件としては、チャンネル収益化ポリシーに準拠していること、提供されている国や地域に住んでいること、有効な違反警告がないこと、2段階認証がオンになっていること、上級者向け機能の利用資格があること、AdSense アカウントがリンクされていることが挙がっています。このページと、3章・4章で引いたページの中に、顔を出すことを求める文は見当たりませんでした。
同じページの上部には、「2027 年 2 月 1 日より、YouTube パートナー プログラム(YPP)の更新を導入します。コンテンツの収益化を今後も最大限に活用するために、2027 年 1 月 31 日までに YouTube Studio で最新の利用規約を確認して同意してください。」という告知があります。
3-2. 見られるのは、独自に制作され、真実味があるか
YouTube ヘルプ(1311392)は、「YouTube で収益を得るには、コンテンツが独自に制作され、自身の考えが伝わる「真実味のある」ものである必要があります。」と書いています。
2025年7月15日には、このポリシーの名前が変わりました。同じページは「このポリシーの名称を「繰り返しの多いコンテンツ」から「量産型のコンテンツ」に変更します。」と告知しています(英語版の名前は “inauthentic content”)。この告知に、顔や、顔を出さないことについての文はありません。収益化ポリシーの細かい中身と、収益化が止まったあとの流れは「YouTubeの収益化停止|止まる理由と停止後の流れ(7日・21日・90日)、月1万円未満で外れた私の例(計算機つき)」に書きました。
3-3. 顔を出さない作り方で、公式の文が当たるところ
私が使った3つの形式と、ほかの人の素材を使う場合、文章を読み上げる場合について、収益化ポリシーなどで当たる文を並べます。
| 形式・作り方 | 公式の文 | ヘルプ |
|---|---|---|
| 画面録画+自分の声 | 「ソフトウェアのユーザー インターフェースの解説をしているコンテンツは収益化が可能です。ただし、そのソフトウェアのライセンスで認められている商用利用権に従う必要があります。」(商用利用の条件などを満たせば収益化の対象になり得る、という書き方で、個々の動画の収益化を保証するものではない) | 2490020 |
| スライド+自分の声 | 収益化が許可されない例に「説明、解説、教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショー、テンプレート化されたストーリー、スクロール テキスト」 | 1311392 |
| 手元・商品の撮影+自分の声 | 収益化が許可される例に「似たようなコンテンツであっても、動画ごとにストーリー、焦点、コンセプトが異なる(複数のエピソードにわたって特定のキャラクターを追うシリーズや、商品レビューを行うチャンネルなど)」 | 1311392 |
| ほかの人の素材を使う | 収益化が許可される例に「他のオンライン ソースのコンテンツを再利用し、クリエイター本人が映っている、あるいはどのような価値を付与したのかを解説しているコンテンツ」 | 1311392 |
| 文章を読み上げる | 収益化が許可されない例に「ウェブサイトやニュース フィードのテキストなど、自分で作成していない他の資料の内容を読み上げただけのコンテンツ」 | 1311392 |
ほかの人の素材を使う例は、英語版では “is either visible in the content or explains how the creator added to the content” と、本人が映っているか、どう価値を加えたかを解説しているかの、どちらかの形で書かれています。
当てはまるかどうかは、YouTube の審査が決めます。表は公式の文を作り方ごとに並べたもので、この形式なら収益化できる、と言うものではありません。
4. AI を使うとき:開示、BGM、AI の音声
4-1. 開示が必要なのは「本物のように見える」もの
YouTube ヘルプ(14328491)は、「AI 生成コンテンツまたは改変コンテンツが本物のように見える場合、クリエイターによる開示が必要になります。」と書き、開示が必要なものとして次の4つを挙げています。
- 「実在する人物が実際には発言または行動していないことを、発言または行動しているように見せている。」
- 「実際の出来事や場所の映像を改変している。」
- 「現実には起こっていないシーンをリアルに生成している。」
- 「動画の中心となる音楽を作成する。」
開示が要らない例には、「生成 AI ツールを使用した軽微な制作支援(動画案のアウトライン、スクリプト、サムネイル、タイトル、インフォグラフィックの作成や改善など)」や、字幕の作成、アイデア生成、「自分の声をクローニングしたナレーションや吹き替え」が挙がっています。
開示は、YouTube Studio でアップロードするときに行います。ヘルプには「[属性] セクションの [AI の使用] で、コンテンツが開示の要件を満たしている場合は [はい] を選択し、満たしていない場合は [いいえ] を選択します。」とあります。Studio の画面上の表記は、この記事では確かめていません。同じページは、開示を繰り返し意図的に怠ると、ラベルの手動適用や、ペナルティ(コンテンツの削除や YouTube パートナー プログラムへの参加停止など)が発生する可能性がある、としています。
4-2. AI で作った BGM と開示(背景音楽だけの場合は明記なし)
私は BGM を AI で作りました。公式ヘルプ(14328491)は、AI 生成の音楽を開示が必要な例に挙げていますが、背景音楽だけの場合の適用範囲は明記されていません。投稿するときに、その時点のヘルプで最新の開示の要件を確かめることになります。同じページの中の書き方は、次の2つです。
- 開示が必要なものの一覧(4-1):「動画の中心となる音楽を作成する。」(英語版は main focus of the video)
- 開示が必要な例の一覧:「AI 生成の音楽」(限定は書かれていない)
BGM として流すだけの曲が「動画の中心となる音楽」に当たるかどうかは、書かれていません。同じページには「注: AI コンテンツについて開示を行うだけで、動画の視聴者に制限が設けられたり、収益化の資格に影響が及んだりすることはありません。」ともあります。AI 生成の音楽の場合は、動画プレーヤーにラベルが表示されることもある、とされています。
4-3. BGM と著作権の申し立て
YouTube ヘルプ(3376882)は、「YouTube オーディオ ライブラリの音楽と効果音は著作権上安全に使用できます。」としています。ライブラリからダウンロードした音楽と効果音は、公式ヘルプによれば Content ID による申し立てを受けません。同じページは「YouTube が著作権上問題ないと認識しているのは、オーディオ ライブラリの音楽と効果音のみです。」とも書き、ほかの「著作権使用料無料」の音源で起きた問題には責任を負わない、としています。
ヘルプ(2490020)は、「著作権使用料無料のコンテンツやクリエイティブ・コモンズのコンテンツについては、そのライセンス契約で商用利用が認められている限り、収益化の対象にすることができます。」と書いています。
AI で作った曲が Content ID の申し立てを受けるかどうかは、今回確認したヘルプ(3376882・6013276・2797370・2605065)には書かれていませんでした。AI の音楽サービスを名指しした文も見当たりませんでした。私が BGM を作ったサービスの名前と、その利用条件は、この記事では扱いません。
申し立てを受けた場合について、ヘルプ(6013276)は、動画がブロックされる、広告で収益化される、再生の統計が追跡される、のいずれかになるとし、「著作権の申し立ては動画に影響しますが、通常はチャンネルやアカウントには影響しません。」と書いています。
4-4. AI の音声と、AI のホスト
私はナレーションに AI の音声を使っていません。AI の音声や合成音声(読み上げソフト)を使うこと自体の可否を名指しした文は、今回確認したヘルプ(1311392・2490020・72851・2801973・14328491)には見当たりませんでした(未確認)。近い文は次のとおりです。
- 収益化が許可されない例:自分で作成していない資料の内容を読み上げただけのコンテンツ(1311392。3-3の表)
- スパムに関するポリシーの例:「例: 多数の動画でまったく同じ BGM や単調な AI 生成画像を使い回し、AI 作成の台本を読み上げているだけのチャンネル。」(2801973)
- 収益化が許可される例:AI で動画の台本を編集したり、独自の背景ビジュアルを作ったりするなど、ストーリーを伝える補助としてツールを使うコンテンツ(1311392)
顔を出さない代わりに AI のキャラクターを立てる形については、ヘルプ(1311392)に「デリケートなトピックに関連する AI ペルソナ」という項目があります。「これには、健康、法的問題、金融、政治などのトピックについて、人間の専門家を装って視聴者にアドバイスを提供するコンテンツが含まれます。」とされ、収益化が許可されない例に「財務ガイダンス、投資のヒント、資産管理のアドバイスを提供している AI 生成ポッドキャストのホスト」が挙がっています。
5. 顔を出さなくても、映るもので身元が分かることがある(公的機関の注意)
ここに載せるのは、総務省・政府広報オンライン・YouTube ヘルプの注意です。私が気をつけたこととして挙げたもの(1-3)ではありません。
5-1. 写ったものから、撮影場所や生活範囲が分かる
- 総務省の「上手にネットと付き合おう!」のインターネットトラブル事例集(事例17)は、「ネットにアップした写真や動画で、撮影場所や生活範囲が知られてしまうケースが。」とし、「写ったものから撮影場所が特定されることがあるので、投稿用の撮影には注意しましょう。」と書いています。
- 同じ事例は、写真に映り込んだものや訪れた店、地域などから生活範囲が推測できてしまう、という意識を持つよう書き、ポイントとして「個人が特定できるもの・コトを公開しない」を挙げています。
- 別の事例(13)は、投稿した写真の背景から場所が分かり、生活範囲が特定された例を挙げ、カメラの性能が高まり「電柱や看板の文字が読めたり、瞳に映ったものが見えたりする可能性も。」としています。
5-2. 一つひとつは大丈夫でも、組み合わせると
政府広報オンライン(2026年6月)は、「「これくらいなら大丈夫」と思っている情報も、実は、他の情報と組み合わせることで個人が特定されるおそれがあります。」としています。
YouTube ヘルプ(2801895)も、「個人情報には、住んでいる地域、通っている学校、住所なども含まれます。」として、よく考えてから投稿するよう書き、「他人を撮影する際や、他人の個人情報を投稿する際は、事前に許可を得る必要があります。」としています。
ここからは、この記事の提案で、公式の文ではありません。家族やほかの人の声が入る場合、声で個人が分かることもあるので、公開前に本人に確かめることも考えられます。
5-3. 声や姿を AI でまねされたとき(YouTube のルール)
ここは YouTube 上のルールで、2-3の私の親族の件とは別の話です。
- YouTube ヘルプ(7671399)は、「他のユーザーが AI を使用して改変または作成したコンテンツがあなたの容姿や声に似ている場合は、削除をリクエストできます。」としています。
- なりすましに関するポリシー(2801947)は、なりすましに「AI を使用して個人の声や姿をコピーし、その個人がチャンネルを所有または承認しているかのように見せかけること」も含まれる、としています。
6. 投稿前に見直すチェック計算機(映り込みと公式ルール)
動画の形式、BGM の音源、動画に入りそうなものを選ぶと、3章・4章の公式ヘルプの文と、5章の公的機関の注意を並べて出します。選んだ項目の数も数えます。
動画に入りそうなものの7項目は、総務省・政府広報オンライン・YouTube ヘルプの注意を、この記事で動画の場面に当てはめたものです。すべての場合を挙げたものではありません。収益化できるかどうかや、身元が分かるかどうかを判定するものではありません。
顔を出さない動画の、映り込みと公式ルールのチェック
選んだ内容は、このページの中で使うだけで、どこにも送られません。初めから選ばれている値は入力の例で、私の実際の動画の内容ではありません。形式と BGM の音源は1つずつ、動画に入りそうなものは当てはまるものをすべて選びます。
動画に入りそうなもの(当てはまるものをすべて選ぶ)
7. 計算機の出力例
7-1. 初めから選ばれている値(スライド+自分の声、AI で作った曲、2項目を選択)
- 【1】説明、解説、教育的価値が最小限か、まったくない画像スライドショーは、収益化が許可されない例に挙がっています(ヘルプ 1311392)。
- 【1】今回確認したヘルプの収益化の参加条件には、顔を出すことは入っていません(ヘルプ 72851)。
- 【1】どの形式でも、動画の中の映像と音声のすべてについて、商用利用に必要な権利を持っているかを確かめるよう書かれています(ヘルプ 2490020)。
- 【2】公式ヘルプは「AI 生成の音楽」を開示が必要な例に挙げていますが、背景音楽だけの場合の適用範囲は明記されていません。投稿するときに、最新の開示の要件を確かめることになります(ヘルプ 14328491)。
- 【2】開示しただけで、視聴者に制限がかかったり、収益化の資格に影響したりすることはない、とされています(ヘルプ 14328491)。
- 【2】AI で作った曲が Content ID の申し立てを受けるかどうかは、今回確認したヘルプには書かれていませんでした。
- 【2】著作権上問題ないと YouTube が認識しているのは、オーディオ ライブラリの音楽と効果音のみ、とされています(ヘルプ 3376882)。
- 【3】住所や学校名などが書かれたもの(宛名、画面の通知など):YouTube ヘルプは「個人情報には、住んでいる地域、通っている学校、住所なども含まれます。」とし、よく考えてから投稿するよう書いています(ヘルプ 2801895)。宛名や画面の通知は、この住所などの個人情報への注意を、この記事で動画の場面に当てはめた例です。
- 【3】ほかの動画や SNS で出している情報との組み合わせ:政府広報オンラインは、「これくらいなら大丈夫」と思う情報も、ほかの情報と組み合わせることで個人が特定されるおそれがある、としています(2026年6月)。
7-2. 手元・商品の撮影+自分の声、オーディオ ライブラリ、3項目を選択
- 【1】似た内容でも、動画ごとにストーリー、焦点、コンセプトが違うもの(商品レビューを行うチャンネルなど)は、収益化が許可される例に挙がっています(ヘルプ 1311392)。
- 【1】今回確認したヘルプの収益化の参加条件には、顔を出すことは入っていません(ヘルプ 72851)。
- 【1】どの形式でも、動画の中の映像と音声のすべてについて、商用利用に必要な権利を持っているかを確かめるよう書かれています(ヘルプ 2490020)。
- 【2】オーディオ ライブラリからダウンロードした音楽と効果音は、公式ヘルプによれば Content ID による申し立てを受けません(ヘルプ 3376882)。
- 【2】クリエイティブ・コモンズ ライセンスの曲を使うときは、動画の説明欄でアーティストのクレジットを表記するよう書かれています(ヘルプ 3376882)。
- 【3】窓の外の景色や、建物・風景:総務省は「写ったものから撮影場所が特定されることがあるので、投稿用の撮影には注意しましょう。」としています(事例集17)。
- 【3】手元の撮影ではっきり映る指先:総務省の事例集は「ピースサインで指紋が判別されることもあるとか。」と書いています(事例集13)。
- 【3】家族やほかの人の姿や声:YouTube ヘルプは「他人を撮影する際や、他人の個人情報を投稿する際は、事前に許可を得る必要があります。」としています(ヘルプ 2801895)。ここからはこの記事の提案で、公式の文ではありません:声で個人が分かることもあるので、公開前に本人に確かめることも考えられます。
7-3. 画面録画+自分の声、BGM を使わない、選んだ項目なし
- 【1】ソフトの画面の解説をしている動画は、そのソフトのライセンスで認められている商用利用の条件などを満たせば、収益化の対象になり得る、とされています。個々の動画の収益化を保証するものではありません(ヘルプ 2490020)。
- 【1】ソフトの画面は、解説に指導用・学習用の価値がある場合などを除いて、使うのを最小限にする必要がある、とされています(ヘルプ 2490020)。
- 【1】今回確認したヘルプの収益化の参加条件には、顔を出すことは入っていません(ヘルプ 72851)。
- 【1】どの形式でも、動画の中の映像と音声のすべてについて、商用利用に必要な権利を持っているかを確かめるよう書かれています(ヘルプ 2490020)。
- 【2】BGM を使わないので、音源についての文は出しません。
- 【3】選んだ項目はありません。
7-4. 入力の確認(形式と BGM の音源を選んでいない)
- 【入力の確認】動画の形式を選んでください。
- 【入力の確認】BGM の音源を選んでください。
8. よくある質問
顔出ししないと、収益化できない?
今回確認した YouTube ヘルプの収益化の条件には、顔を出すことは入っていませんでした(3-1)。私は顔を出さずに、登録者1,000人と総再生時間4,000時間に届いて収益化しました。見られるのは、独自に制作され、真実味のあるコンテンツかどうかです(3-2)。
顔出しなしで、どんな動画が作れる?
私は、画面録画、スライド、手元・商品の撮影に、自分の声をのせました(1-1)。作り方ごとに当たる公式の文は、3-3の表にあります。たとえば、説明や解説がほとんどない画像スライドショーは、収益化が許可されない例に挙がっています。
顔を出さないで、身元が分からないようにするには?
総務省は、写ったものから撮影場所が特定されることがあるとして、投稿用の撮影に注意するよう書いています(5-1)。6章の計算機で動画に入りそうなものを選ぶと、公的機関の注意を並べて出せます。
AI 音声(合成音声)だと、収益化できない?
AI の音声を使うこと自体の可否を名指しした文は、今回確認したヘルプには見当たりませんでした(4-4)。自分で作成していない資料を読み上げただけのコンテンツや、AI で作った台本を読み上げるだけの量産は、公式の文で挙がっています。私はナレーションに AI の音声を使っていません。
AI で作った BGM は、開示が必要?
公式ヘルプは AI 生成の音楽を開示が必要な例に挙げていますが、背景音楽だけの場合の適用範囲は明記されていません(4-2)。投稿するときに、最新の開示の要件を確かめることになります。開示しただけで収益化の資格に影響はない、とヘルプは書いています。
顔出しなしで、収益はいくらになる?
一般的な額は示せません。私が収益化していた期間の広告収益は、月1万円未満でした。
収益化がなくなるのは、どんなとき?
収益化が止まる理由と、止まったあとの流れは「YouTubeの収益化停止|止まる理由と停止後の流れ(7日・21日・90日)、月1万円未満で外れた私の例(計算機つき)」に書きました。私の場合は、投稿をやめて半年以上たったころに、収益化が外れました。
9. まとめ
- 私は YouTube で顔を出さず、画面録画、スライド、手元・商品の撮影に、自分の声をのせて発信してきた。BGM は AI で作り、ナレーションは AI の音声ではなく自分の声。
- 顔を出さなくても、収益化とメール講座の登録には困らなかった。長尺の解説動画で、登録者1,000人・総再生時間4,000時間に届くまで2年以上かかった。登録者はその後約8,000人まで増えたが、収益化していた期間の広告収益は月1万円未満だった(登録者数の時期ごとの対応は示していない)。
- 顔を出さない理由は、身元・生活を守りたいこと、撮影の手間を減らすこと。親族が私の名前と声で特殊詐欺の被害にあったことも理由の1つ。公的機関は、家族にしか分からない合言葉を決めることや、お金の話が出たら電話を切って、今まで使っていた番号にかけて確かめることを挙げている。
- 今回確認した YouTube ヘルプの収益化の条件には、顔を出すことは入っていなかった。見られるのは、独自に制作され、真実味があるか。
- 公式ヘルプは AI 生成の音楽を開示が必要な例に挙げているが、背景音楽だけの場合の適用範囲は明記されていない。投稿時に最新の開示の要件を確かめる。開示しただけで収益化の資格に影響はない、とされている。AI の音声の可否を名指しした文は見当たらなかった。
- 顔を出さなくても、写ったものから撮影場所や生活範囲が分かることがある、と公的機関が注意している。6章の計算機で、投稿前に見直す点を並べられる。
10. 出典
- YouTube ヘルプ「YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格」(72851):https://support.google.com/youtube/answer/72851?hl=ja
- YouTube ヘルプ「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」(1311392):https://support.google.com/youtube/answer/1311392?hl=ja
- YouTube ヘルプ「収益化の対象にできるコンテンツの種類」(2490020):https://support.google.com/youtube/answer/2490020?hl=ja
- YouTube ヘルプ「スパムに関するポリシー」(2801973):https://support.google.com/youtube/answer/2801973?hl=ja
- YouTube ヘルプ「生成 AI コンテンツの使用に関する開示」(14328491):https://support.google.com/youtube/answer/14328491?hl=ja
- YouTube ヘルプ「オーディオ ライブラリの音楽と効果音を使用する」(3376882):https://support.google.com/youtube/answer/3376882?hl=ja
- YouTube ヘルプ「著作権の申し立てについて」(6013276):https://support.google.com/youtube/answer/6013276?hl=ja
- YouTube ヘルプ「Content ID の仕組み」(2797370):https://support.google.com/youtube/answer/2797370?hl=ja
- YouTube ヘルプ「Content ID の対象になるコンテンツ」(2605065):https://support.google.com/youtube/answer/2605065?hl=ja
- YouTube ヘルプ「YouTube プライバシー ガイドライン」(7671399):https://support.google.com/youtube/answer/7671399?hl=ja
- YouTube ヘルプ「なりすましに関するポリシー」(2801947):https://support.google.com/youtube/answer/2801947?hl=ja
- YouTube ヘルプ「個人情報の保護」(2801895):https://support.google.com/youtube/answer/2801895?hl=ja
- 出典:政府広報オンライン「電話でお金の話は詐欺!親子のコミュニケーションで注意喚起を!」(2025年10月2日)
- 出典:警察庁ウェブサイト「警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ」オレオレ詐欺
- 出典:総務省ホームページ「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」インターネットトラブル事例集「17 気をつけてアップしてたはずなのに」
- 出典:総務省ホームページ「上手にネットと付き合おう!」インターネットトラブル事例集 テーマ7「13 投稿から個人が特定されたことによる被害」
- 出典:政府広報オンライン「あなたの情報、大丈夫? 個人情報を考えよう」(2026年6月8日)
警察庁・総務省・政府広報オンラインの文は、各サイトの利用規約(公共データ利用規約 第1.0版)に従い、出典を示して引用しています。警察庁の特殊詐欺対策ページの、ダウンロード用の画像・動画は使っていません。YouTube ヘルプの文は、説明に必要な範囲で引用しています。スクリーンショットは使っていません。
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|---|---|
| YouTubeが伸びない原因|誰向けかが曖昧で、投稿が続かなかった私の2つと、公式ヘルプで見る数字(計算機つき) | 伸び悩んだ原因として私が思い当たる2つと、公式ヘルプで見る数字 |
| YouTubeの収益化条件|1,000人・4,000時間と2027年の引き上げ、届くまで2年以上かかった私の例(計算機つき) | 収益化の条件と、顔を出さずに届くまで2年以上かかった私の例 |
| YouTubeの収益化停止|止まる理由と停止後の流れ(7日・21日・90日)、月1万円未満で外れた私の例(計算機つき) | 収益化ポリシーの中身と、投稿をやめて収益化が外れた経緯 |
| SNS収益化は資産になりません|何を売るかで結果が変わりました | プラットフォームから支払われるお金をどう見ているか |
| ステップメールの作り方|私の無料講座37通・100日の設計を、そのまま開示します | 動画ごとに指標にしていたメール講座の、登録してもらったあとの流れ |
| なぜ情報発信をするのか|「儲かるから」ではなく、粗悪な商品が嫌だったから始めた側の設計図 | 私がなぜ発信を続けているのかと、作る順番の全体像 |
| TikTokの毎日投稿は必要?|公式に勧める文は見つからなかった。1本1〜3時間・10〜30本で投げた私の数字と、伸びないときの確かめ方(計算機つき) | TikTok 用に新しく撮った動画を10〜30本出して投げた私の数字と、毎日投稿についての公式の説明 |
12. この記事について
この記事は、YouTube で顔を出さずに発信してきた私の経験と、作り方・顔を出さない理由として私が答えた内容、YouTube ヘルプ、警察庁、政府広報オンライン、総務省のページ(2026年10月31日に確認)をもとに書きました。公式の文は、説明に必要な範囲で引用しています。親族の件は、概要だけを書いています。
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顔を出すか出さないかを人に勧める記事ではありません。収益の額や、収益化できることを約束するものでもありません。関連記事の題に出てくる数字や経験は、その記事の内容です。
