楽天ポイントは、Amazonでは、そのままでは使えません。Amazonのポイントにも、交換できません。使う道は、通常の楽天ポイントを「楽天Edy」にチャージして、Amazonの「電子マネー払い」で楽天Edyを使う、この1本だけです。期間限定のポイントは、この道を通れません。
私は、楽天のセールでポイントを貯めて回していた時期があります。それでも、楽天ポイントをAmazonに回したことは、ありません。この記事では、まず、できることとできないことを表にして、Edy経由の手順を書きます。次に、計算機で「手間をかけてAmazonに回す価値があるか」を出します。最後に、私が楽天ポイントをどう使ってきたかと、いまの考えを書きます。
1. できること、できないこと
| やりたいこと | できるか | 補足 |
|---|---|---|
| Amazonの支払いで、楽天ポイントを直接使う | できない | 支払い方法に、楽天ポイントはありません |
| 楽天ポイントを、Amazonのポイントに交換する | できない | 交換の仕組みがありません |
| 通常ポイントを楽天Edyにチャージして、AmazonでEdy払いする | できる | 1ポイント=1円。Edyカードか、おサイフケータイが必要 |
| 期間限定ポイントを、Edyにチャージする | できない | おサイフケータイでのチャージは、通常ポイントのみ |
| Edy払いと、ほかの支払い方法を組み合わせる | できない | 電子マネー払いは、ほかの支払い方法と併用できません |
| dポイントを、Amazonで使う | できる | 楽天ポイントとは別物。Amazonとdポイントを連携して使う |
AmazonでEdy払いができることは、Amazonのヘルプに書かれています。使えるのは、Edyカードと、Edyアプリを入れたおサイフケータイです。ほかの電子マネーや支払い方法との併用はできません(Amazonのヘルプ:電子マネー払い)。
楽天ポイントをEdyにチャージする条件は、楽天Edyの案内で、1ポイント=1円、通常ポイントのみ、上限は1回100,000ポイント・1日25,000ポイントです(楽天Edy:おサイフケータイでポイントチャージ)。
2. 手順
2-1. Androidなど、おサイフケータイがある場合
- 楽天Edyアプリで、楽天ポイント(通常)をEdyにチャージする。
- Amazonの注文画面で、支払い方法に「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選ぶ。
- 注文後に届く支払いの案内から、楽天Edyを選び、おサイフケータイで支払う。
2-2. iPhoneの場合
Amazonのヘルプで、Edy払いに使えるのは「Edyカード」と「おサイフケータイ」です。iPhoneだけでは、この条件に入りません。Edyの機能がついたカード(Edy機能付きの楽天カードなど)と、パソコンにつなぐカードリーダーを用意して、カードのEdyで払うことになります。
2-3. Edy払いができない商品のとき
商品によっては、電子マネー払いを選べないことがあります。その場合は、チャージタイプのAmazonギフトカードを先にEdyで買い、その残高で払う、という回り道があります。購入画面で、電子マネー払いが選べるかを確かめてから進めてください。
3. 計算機:手間をかけて、Amazonに回す価値はあるか
Amazonに回せるのは、通常ポイントだけです。期間限定のポイントは、楽天の中で使うしかありません。回す作業にかかる時間も、値段に直して引きます。
Amazonに回せる額:
Amazonに回せない額(期間限定):
作業の値段:
作業の値段を引いて残る額:
Edyへのチャージにかかる日数(1日25,000ポイントまで):
はじめの数字は、例です。通常ポイント5,000と期間限定2,000を持っていて、Edyへのチャージと支払いに30分、時給を2,000円とします。Amazonに回せるのは5,000円分、回せないのが2,000円分、作業の値段が1,000円で、残るのは4,000円です。
ポイントが少ないほど、作業の値段の割合は大きくなります。通常ポイントを1,000にしてみてください。残るのは0円です。ポイントの額面ではなく、実際に使える額で考える話は、メンタルアカウンティングの記事に書きました。
4. 私の例
4-1. 楽天ポイントは、楽天の中で回していた
楽天のセールでパソコンのパーツを仕入れ、買取屋に売って、ポイントの分で利益を出していた時期があります。そのとき貯まったポイントは、次のセールでの仕入れに使って、その回のポイントを、また次に回す。楽天の中で、複利のように増やしていく設計でした。Amazonに持ち出すことは、考えませんでした。
このやり方は、利益がポイントで残り、毎回作り直しになるので、やめています(くわしくは、メンタルアカウンティングの記事)。
4-2. いまは、実際に使う物だけ
いま楽天を使うのは、転売のためではなく、実際に使う物を買うときだけです。SPU(楽天のポイント倍率の仕組み)を上げるために、使わないサービスや、使いたくないサービスを、無理に契約することもしていません。昔は、それで期待値が取れました。対策されて、いまはもう取れない、と私は見ています。
4-3. 転売目的の購入は、規約で禁止されている
楽天カードの会員規約は、2022年6月21日の改定で、「資金調達又は転売事業を目的とする商品若しくは権利の購入」を、カードの利用で禁止する行為として明記しました(楽天カード:カード会員規約)。楽天カードで仕入れてポイントを稼ぐ前提のやり方は、規約の上で成り立ちません。
4-4. dポイントは使えるが、貯める手段がない
Amazonでは、dポイントなら、連携して使えます(dポイントクラブ:Amazon)。ただ、私には、dポイントを貯める手段が、ほとんどありません。だから、Amazonで使えることに、あまりメリットを感じていません。ポイントは、貯まる場所と使う場所が同じほうが、手間がかかりません。
5. 楽天ポイントをどうするか、決める手順
- 通常ポイントと期間限定ポイントを分けて見る。期間限定は、楽天の中で期限内に使い切ります。
- 通常ポイントも、まず楽天の中で使えないかを考える。日用品など、楽天で買っても同じ物があるなら、そこで使うのがいちばん手間がかかりません。
- Amazonに回すなら、3章の計算機で、作業の値段を引いても残るかを見る。
- iPhoneだけの人は、Edyカードとカードリーダーをそろえてまで回す価値があるかを考える。
- ポイントを増やすために、使わないサービスを契約しない。転売目的の購入は、カードの規約で禁止されています。
6. まとめ
- 楽天ポイントは、Amazonで直接は使えない。Amazonのポイントにも交換できない。
- 使う道は、通常ポイントを楽天Edyにチャージして、AmazonのEdy払いで使う1本。1ポイント=1円、期間限定は不可、ほかの支払いとの併用も不可。
- Edy払いに使えるのは、Edyカードとおサイフケータイ。iPhoneだけでは払えない。
- 少ないポイントを回すほど、作業の値段の割合が大きくなる。
- 私は、楽天ポイントを楽天の中で回し、Amazonには持ち出さなかった。いまは実際に使う物だけで、SPUのための契約はしない。

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