「メルカリは複数アカウントを持てるの?」
「リスクがあれば知っておきたい」
「運営にバレない方法があれば教えて」
メルカリの複数アカウント運用はメリットも多いため、稼ぐ目的で活用するのは間違いではありません。
しかしメリットがある反面、アカウント停止や強制退会といったリスクが大きいことも事実です。
そこで、この記事では、
- メルカリが複数アカウント運用を禁止している理由
- 複数アカウントの作り方・使いみち・リスク
- 気をつけるべき運営にバレる行動4選
と、複数アカウント運用の極意をお伝えしていきます。
ぜひ、この記事を参考にメルカリの活用術を学んでみてください!
メルカリは複数アカウント運用を禁止している
メルカリは1人で複数のアカウントの運用を禁止しています。
それはなぜなのでしょうか。
こちらでは、禁止されている理由を2つのポイントで解説します。
- 利用規約に明記されている
- 禁止理由は迷惑行為の防止
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.利用規約に明記されている
メルカリの利用規約第4条には「複数アカウントの登録禁止」について明記されています。
第4条 ユーザー登録及びアカウント情報
2.複数登録の禁止
個人のユーザー及びユーザー登録をされようとする方(以下併せて「ユーザー等」といいます)は、複数のユーザー登録を行うことができないものとします。
明記しているということは、破った時に言い訳がきかないということです。2つ目のアカウントがBANされるだけなら良いですが、何度も続けていると本アカウントも停止される危険性があります。
2.禁止理由は迷惑行為の防止
複数アカウント運用が禁止されている最大の理由が「迷惑行為の防止」です。
以下、4つの迷惑行為からユーザーを守っていることを覚えておきましょう。
【他ユーザーへの誹謗中傷防止】
他のアカウントを使って個人的な理由(ストレス発散目的等)で他のユーザーへ誹謗中傷コメントなどの行為をするユーザーへの対策
【いたずら購入防止】
他のユーザーが出品した商品に対して購入意思が無いにも関わらず、購入交渉や値下げ交渉を行なうユーザーへの対策
【招待ポイント稼ぎ防止】
メルカリの友人招待ポイントはいわば運営からのボーナスです。無料で手に入るお金を不正に取得する行為への対策
【自演高評価防止】
メルカリで稼ぐために重要なのが「信頼度=良い評価の数」です。複数アカウントを使って「良い評価の数」の不正水増しへの対策
これらの理由から、複数アカウントの運用が禁止されているのです。
メルカリ複数アカウントの作り方4選!注意点も解説
メルカリの複数アカウントの作り方は、5つに分かれます。
それぞれの詳細と注意点について解説します。
登録情報を分ける
メルカリの登録情報にはIPアドレスも含まれるので、分けるためにはアカウントごとに別の端末が必要です。格安SIMなどで端末を調達して登録を行ないましょう。
IPアドレスとは簡単にいうとネット上の住所のことです。同じ端末で2つのアカウントを作ったとしても、操作している端末の住所を隠すことはできないため、必ず別の端末を用意しなくてはなりません。もちろん他の登録情報も使い分ける必要があります。
ただし、この方法だけで複数アカウントの作成はかなり難しいでしょう。というのも2020年9月から本人確認が強化され、免許証やマイナンバーカードなどの公的な本人確認書類の提出が必須になったためです。
複数アカウントを作る場合、続く「2~4」の方法と併用して行ないましょう。
家族や友人のアカウントを借りる
一番安全に複数アカウント運用できる方法が「家族や友人のアカウントを借りる」ことです。家族であれば本人確認書類の提出も容易です。
友人の場合はメルカリアカウントを持っていない人から借りましょう。友人からアカウントを借りる場合「信頼関係を損なわないようにすること」が重要です。お金のやりとりも発生するため、トラブルはメルカリ運営に「通報されてバレる」可能性もあります。
また、アカウントを貸す側のリスクも知っておきましょう。主なリスクは次の4つです。
【アカウントの停止(BAN)】
アカウント貸し借りは規約違反になります。
【個人情報の漏洩リスク】
たとえ友人だとしても、銀行口座やクレジットカード情報といった重要な個人情報が漏洩してしまう可能性もあります。
【クレジットカードの請求】
貸した相手が商品の購入時に誤って「クレジット支払い」を選択してしまうとアカウントの持ち主に料金が請求されます。
【クレジットカードの停止】
どのクレジットカードの契約約款にも「契約者以外の使用を禁ずる」という旨が明記されているので、カード会社に利用がバレると利用を停止されるリスクがあります。
金銭のトラブルは人間関係を破壊するには十分なので、実行するのであれば慎重に進めてください。
クラウドソーシングサイトでアカウントを借りる
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトで協力者を募り、アカウントを借りる方法もあります。
ただし、いくら大手クラウドソーシングサイトで募集した人でも、100%信用できるとは限りません。例えば「売上金を渡してもらえない」といったトラブルが起こることもあるでしょう。
しかし複数アカウント運用がメルカリ規約違反であるため通報もできません。最悪の場合「泣き寝入り」する羽目になってしまいます。
アカウントを購入する
アカウントを購入する方法もあります。しかし過去にアカウント売買行為がバレて出品者が逮捕された事例も発生しているので、購入する場合には十分な注意が必要です。
また、なかには詐欺目的で販売している悪質なユーザーもいるため、アカウント購入はあまりおすすめできません。
法人アカウントを取得する
法人アカウントを取得すれば、個人とは別にもう一つのアカウントを利用できるようになります。
メルカリで複数アカウントを運用する4つのメリット
メルカリで複数アカウントを運用するメリットとして次の4つが挙げられます。
- 出品数が増やせる
- キャンペーン&クーポンが複数回利用できる
- アカウントに色をだせる
- アカウント停止対策ができる
それぞれのメリットを詳しく解説します。
1.出品数が増やせる
1つのアカウントで大量に出品すると規制される可能性が高いですが、複数のアカウントに分散すれば出品数を増やしやすくなります。
メルカリの規約に1日の出品上限数については明記されていませんが、以前に大量出品していたユーザーが業者と判断されてアカウント規制されたこともあるので注意しましょう。特に販売実績が低いアカウントの場合、一度の大量出品は規制される可能性が高まります。
1日の出品上限の目安としては、20品~30品程度です(明記はされていないのであくまでも目安程度に)
出品数の上限があると必然的に売上の上限も決まってしまいますが、複数アカウントを使えば上限を倍々に増やせるのが大きなメリットです。
2.キャンペーン&クーポンが複数回利用できる
メルカリに登録すると不定期ではありますが「キャンペーン」や「クーポン」といった利用者にお得なイベントが行なわれます。
1アカウントあたりの利用可能なキャンペーンやクーポンには利用上限が設けられていますが、複数アカウントを運用すればそれだけ多く利用できるのです。
ただし「クーポンを使いすぎると不正の疑いをかけられやすくなる」という口コミが多いので注意してください。
複数アカウントで同じクーポンを使うのを避けるか、利用する場合は時間をズラすと良いでしょう。
3.アカウントに色を出せる
アカウントごとに違う商品を展開させることで、特色を購入者にアピールしやすくなります。
扱う商品に統一感が出れば「このジャンルといえばこの人」というイメージがついて、購入者からの信頼を得やすくなるでしょう。
例えばアパレルのせどりを行っている場合「メンズ服」と「レディース服」など、ジャンルを細かく分ければリピーターも付きやすくなるはずです。
4.アカウント停止対策ができる
万が一アカウント停止措置を受けた場合、別のアカウントを持っていれば安心です。
メルカリは複数アカウントの運用以外にもアカウント規制が多いので、なんらかの理由でアカウント停止措置を受けることもあるでしょう。そんな時に別アカウントを持っていれば、商品を引っ越しさせて販売を継続できます。
ただし停止措置を受けたアカウントと同じ画像を使用したり、販売額を同じにしてしまうと停止アカウントとの紐付けが疑われます。結果的に芋づる式に規制される可能性もあるため注意しましょう。
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メルカリ複数アカウント運用に潜む4つのリスク
メルカリの複数アカウント運用が運営にバレた場合、主に4つのリスクがあります。
- アカウント停止や強制退会になることがある
- 売上金の没収もある
- 圏外飛ばしになることがある
- 違法になることがある
それぞれ詳しく解説します。
1.アカウント停止や強制退会になる
メルカリ規約にもある通り、不正がバレたアカウントは停止や強制退会を免れません。
アカウント停止で済めばよいですが、強制退会の場合は再登録も難しくなる可能性があります。必然的に、バレていないアカウントのみで運用するしかないでしょう。
また、本アカウントのみで運用していたとしても、商品の画像背景などから疑いをかけられる可能性もあります。
細心の注意を払った上で運用せざるを得なくなり、行動を大きく制限されてしまうでしょう。
2.売上金の没収もある
アカウント停止や強制退会ならまだしも、メルカリ口座に入っている売上金を没収されることもありえます。実際に85万円の売り上げを没収された事例もあるので注意してください。
振込申請には200円の手数料が発生しますが、こまめに売上を引き出すことをおすすめします。
多少の損は経費として割り切って、複数アカウント運用バレへのリスクヘッジを行ってください。
3.圏外飛ばしになることがある
圏外飛ばしとは、メルカリに悪質業者と見なされ、出品しても新着順に掲載されない状態のことです。
メルカリのシステム上、新着商品は商品検索の上位に表示されます。このシステムを活用してこまめに出品・出品取り消し・再出品を繰り返すと圏外飛ばしのペナルティを受けてしまいます。
一般ユーザーは上記の行動を行う可能性は低いので、圏外飛ばしを皮切りに複数アカウントがバレて、そのままアカウント停止や強制退会になる可能性が高まるので注意しましょう。
4.違法になることがある
2020年までにメルカリの規約違反で逮捕された事例がいくつかあります。そのほとんどが「複数アカウント運用がバレたこと」が原因です。
例えば2018年には福岡県のユーザーが携帯電話ショップのデモ機を使ってアカウントを作成したことで「私電磁的記録不正作出・同供用」の疑いで逮捕されています。作成したアカウントはオークションサイトで売買されていたということです。
この摘発からメルカリではアカウント作成時の本人確認が強化されたと言われています。
メルカリの複数アカウント運用がバレる行動4選
メルカリの複数アカウント運用は上手く使えば稼げる方法でしょう。しかし、ちょっとしたことがきっかけで運営にバレてしまうこともあるのです。バレやすい4つの行動を紹介するので、事前に対策してみてください。
- 登録情報が同じ
- 同じ端末から別アカウントへのログイン
- 複数アカウントで同じ商品を出品する
- メインアカウントからの招待コードでバレることもある
それぞれを詳しく解説していきますが、もし実行する場合は自己責任で行いましょう。
1.登録情報が同じ
本人確認が強化されていても、家族や友人、クラウドソーシングサイトでのアカウントレンタルなどの抜け穴はあります。ですが、登録した情報に同じ内容を登録してしまうことで、複数運用がバレてしまうこともあります。
主な登録情報としては
- IPアドレス
- 住所
- 端末
- 銀行口座
- クレジットカード
などが挙げられます。複数アカウントを登録する場合には、細心の注意を払うことが重要です。
2.同じ端末から別アカウントへのログイン
複数アカウントで登録できたとしても、運用時に同じ端末から別のアカウントへログインすると、複数アカウント運用がバレてしまいます。
- 端末の充電がない
- 端末が壊れた
といった理由であっても、同一端末での別アカウントへのログインは絶対にNGです。端末の不具合がある場合には面倒くさがらずに対処してからログインしましょう。
3.複数アカウントで同じ商品を出品する
複数のアカウントで同じ商品を出品する場合にも注意が必要です。
もし複数アカウントで画像や値段、商品説明文などが同じ、もしくは類似している場合には複数アカウント運用している可能性が疑われてしまいます。
なるべく商品1つにアカウントは1つで運用するとよいでしょう。
4.メインアカウントからの招待コードでバレることもある
招待コードとは友人をメルカリに紹介して対価となる300円分のポイントを受け取るためのコードです。
メインで登録しているアカウントからの招待コード利用数が多すぎる場合に調査が入り、結果的に複数アカウント運用がバレてしまう場合もあります。たった300円のために苦労して作った別アカウント、メインアカウントが停止もしくは強制退会になってしまうのはもったいないとしか言えません。
複数アカウント運用において、招待コードはなるべく使わないようにしておくことをオススメします。
ぜひこの記事を参考に、メルカリ複数アカウント運用のリスクを頭に入れておいてください!
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