国内のリサイクルショップや古着倉庫を巡り、「利益商品が見つからない…」とため息をつくのは、もう終わりにしませんか?
もし、飛行機でたった2時間半の場所に、**「仕入れ値300円のヴィンテージが、メルカリで8,000円に化ける」そんな宝の山が眠っているとしたら。
それは決して夢物語ではありません。実際に、韓国・ソウルへ渡るバイヤーたちは、圧倒的な「安さ」と「在庫量」**を武器に、楽しみながら高利益を叩き出しています。
「でも、韓国語は話せないし、海外からの配送や関税の手続きが難しそう…」
その不安、すべてこの記事にお任せください。
本記事では、観光ガイドには載らない**「現地のプロが通う卸売市場・穴場スポット」から、初心者が一番つまずきやすい「関税・国際配送(EMS・カーゴ)の最適解」**まで、2025年の最新情報を余すことなく完全網羅しました。
ただの旅行ではありません。これは、あなたのビジネスを「薄利多売」から「高利益体質」へと劇的に変える、転機となる旅のガイドブックです。
さあ、ライバルたちが国内で消耗している間に、海を渡って「利益の源泉」を掴みに行きませんか?
その具体的なロードマップを、ここですべて公開します。
1. なぜ今「韓国古着仕入れ」なのか?【2025年最新トレンドとメリット】
「国内の古着倉庫はライバルだらけで、良い商品が残っていない」
「アメリカ仕入れは円安と渡航費高騰で、資金的に手が出ない」
2025年現在、多くの古着バイヤーが抱えるこの悩みを解決する唯一の解が、**「韓国仕入れ」**です。
かつては「安かろう悪かろう」のイメージもあった韓国古着ですが、現在は世界中の良質な古着が集まるハブとなっており、質・価格・トレンドのすべてにおいて日本市場との相性が抜群です。
なぜ今、プロのバイヤーたちがこぞって韓国を目指すのか。その理由を数字とトレンドの観点から紐解きます。
1-1. タイ仕入れ・国内仕入れとの決定的な違いと利益率比較(韓国は粗利50%〜が可能)
古着転売の主要な仕入れ先である「国内」「タイ」「韓国」。それぞれの特徴を比較すると、韓国仕入れが**「高利益・低リスク」**のバランスに優れていることがわかります。
| 比較項目 | 韓国仕入れ | タイ仕入れ | 国内仕入れ(店舗・卸) |
| 平均粗利率 | 50%〜70% | 30%〜50% | 20%〜40% |
| 商品の質 | 高(日本と四季が同じ) | 中(夏物が中心・状態にバラつき) | 中〜低(選別後の残り物が多い) |
| 仕入れ単価 | 低〜中(数百円〜) | 極低(数十円〜) | 中〜高 |
| トレンド性 | 最先端(Y2K・モード) | ヴィンテージ・Tシャツ特化 | 日本の流行に準拠 |
| 渡航ハードル | 低(2時間半・LCC多数) | 中(6時間以上) | なし |
最大の決定打は「四季」の有無です。
タイは常夏のため、冬物のアウター(単価・利益額が高い商材)の仕入れには不向きです。一方、韓国は日本と同様に四季があり、極寒の冬に対応するための高品質なダウンジャケット、コート、ニットが大量に、かつ安価に流通しています。
「1着500円で仕入れたニットが、メルカリで5,000円で売れる」
こうした事例が頻発するため、渡航費を差し引いても十分にペイできるのです。
1-2. 最新の為替事情(ウォン安/円安)が仕入れコストに与える影響分析
「円安だから海外仕入れは不利ではないか?」と考える方も多いですが、対ドル(アメリカ)と対ウォン(韓国)では状況が異なります。
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対アメリカ(ドル): 歴史的な円安により、仕入れコストが激増。送料も高騰しており、資金力のない個人には厳しい。
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対韓国(ウォン): 円も弱いが、ウォンも同様に軟調に推移する傾向がある。
2025年の為替相場においても、「100円 ≒ 900〜910ウォン」前後の水準であれば、物価差を考慮した「購買力」は日本人バイヤーに分があります。
また、現地の卸市場では現金決済による値引き交渉が日常茶飯事です。「まとめて買うから安くして(カッカジュセヨ)」の一言で、為替レート以上のコストダウンが可能になるのも、韓国市場ならではの強みです。
1-3. 日本で売れる韓国古着のトレンド(Y2K、テック系、アメカジ、ハイブランド)
韓国で仕入れるべきは、「何でもない古着」ではありません。日本の若者層に刺さる、以下の4大トレンドを狙い撃ちしましょう。
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Y2K・ストリート(最重要)
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NewJeansなどのK-POPアイドルの影響で、2000年代ファッションが大流行中。
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狙い目: 短丈のチビTシャツ、バギーパンツ、ライン入りジャージ、DIESELなどのロゴアイテム。
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テック系・ゴープコア
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THE NORTH FACE(ホワイトレーベル): 韓国限定ラインは日本で超高値で取引されます。
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その他、Arc’teryxやSalomonなどの機能性ウェアも、市場の奥から発掘可能です。
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ネオ・アメカジ
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Carhartt(カーハート)やRalph Lauren(ラルフローレン)のシャツやジャケット。韓国にはアメリカからのベール(圧縮梱包)も大量に入ってくるため、意外にもアメリカブランドの在庫が豊富です。
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オールド・ハイブランド
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Burberryのトレンチコートやマフラーなど。日本よりも相場が安く、状態が良いものが見つかりやすい傾向にあります。
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1-4. 「ベール買い」vs「ピック買い」初心者におすすめなのはどっち?
仕入れには、巨大な塊を未開封で買う「ベール買い」と、1着ずつ選んで買う「ピック買い」があります。
結論:初心者は絶対に「ピック買い」から始めてください。
【それぞれの特徴とリスク】
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ピック買い(推奨)
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メリット: 目利きができる。汚れやダメージをその場で確認できるため、「ゴミ」を仕入れるリスクがゼロ。
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デメリット: 選ぶのに時間がかかる。単価がベールよりは高くなる。
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ベール買い(上級者向け)
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メリット: 1着あたりの単価が激安(数十円〜)。
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デメリット: 中身が見えないギャンブル。**3割〜5割が「廃棄処分(ゴミ)」**になることもザラにある。洗濯やリペアの設備がない個人には処理しきれない。
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広蔵市場や東大門の卸ビルでは、山積みの中から自分の目で見て選ぶ「ピック買い」が基本です。まずはここで**「何がいくらで売れるか」という相場観**を養ってください。ベール買いに手を出すのは、販路が拡大し、在庫置き場とメンテナンス体制が整ってからでも遅くありません。
2. 【保存版】韓国古着仕入れの聖地・3大エリア徹底ガイド
韓国仕入れの成否は、**「自分のレベルと商材に合った市場を選べるか」**にかかっています。
初心者向けの綺麗めな古着から、泥臭い山積みリサーチまで。ソウル市内の主要3大エリアを、バイヤー視点で徹底解説します。
2-1. 広蔵市場(クァンジャンシジャン):古着バイヤーの聖地
1階の屋台街(うまいもん通り)の喧騒を抜け、赤い看板を目印に階段を上がると、そこには別世界が広がっています。それが「輸入古着商街(スイス商店街)」です。
ここは**「質・量・見やすさ」のバランスが最強**で、初心者が最初に訪れるべき場所です。
2-1-1. 狙い目の「2階輸入古着商街」の歩き方と営業時間(10:00〜18:00がコアタイム)
広蔵市場の古着エリアは迷路のようですが、基本を押さえれば攻略は容易です。
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アクセス: 地下鉄1号線「鍾路5街(チョンノオガ)」駅 8番出口から徒歩2分。
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営業時間: 公式には10:00〜19:00頃ですが、**バイヤーにとってのコアタイムは「11:00〜17:00」**です。早すぎると開いておらず、遅すぎると店じまいが始まります。
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注意: 日曜日は定休日のお店が多いため、仕入れは月〜土に行うのが鉄則です。
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エリアの特徴:
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メイン通り: ディスプレイが綺麗で、状態の良いブランド品(ラルフローレン、バーバリー、Carharttなど)が並ぶ。単価は少し高め(1着1,500円〜)。
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奥の細道: 山積みや雑多に置かれた店が多く、掘り出し物(Dig)が見つかるエリア。単価は安い(1着500円〜)。
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2-1-2. 日本人バイヤーに優しい有名店と交渉のコツ
広蔵市場には、日本語が通じる店主や、日本人バイヤー慣れしている店舗が多く存在します。特に「社長(サジャンニム)」と呼ばれる店主と仲良くなることが、継続的な安値仕入れの鍵です。
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交渉の基本フレーズ:
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「日本から来ました、バイヤーです(イルボネソ ワッソヨ、バイヤーエヨ)」と最初に伝える。
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「3着買うから安くして(セゲ サルカニカ、カッカジュセヨ)」とまとめ買いを提示する。
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LINE交換: 多くの店主はカカオトークやLINEを使っています。気に入った店があれば連絡先を交換し、帰国後も「こんな商品入ったら教えて」と画像を送ってもらう関係を築きましょう。
2-1-3. 偽物に注意?ハイブランドの見極め方と注意点
広蔵市場には、ハイブランド(GUCCI、FENDI、PRADAなど)のオールド品も多く並びますが、中には**「スーパーコピー」や「粗悪な偽物」**が紛れ込んでいるリスクがあります。
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絶対に確認すべきポイント:
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内タグ・洗濯タグ: フォントの歪み、日本語表記の誤植(例:「綿」が「ワタ」になっている等)がないか。
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縫製: ステッチの乱れや、ロゴの刺繍の粗さ。
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価格: 相場に対し極端に安すぎるハイブランドは疑う。
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リスク管理: メルカリ等のプラットフォームは偽造品の出品に非常に厳しく、アカウント停止のリスクがあります。真贋鑑定に自信がない場合は、ハイブランドには手を出さず、ラルフローレンやスポーツブランドなどの「レギュラー古着」に集中するのが安全策です。
2-2. 東大門(トンデムン):眠らない卸売の街
深夜から早朝にかけて活気づく東大門は、古着だけでなく新品(アパレル)の仕入れ拠点でもあります。
2-2-1. 「黄色いテント(日曜市場)」での掘り出し物探し(日曜夜~月曜早朝)
DDP(東大門デザインプラザ)周辺に出現する露店街は通称「黄色いテント」と呼ばれますが、バイヤーが注目すべきは日曜の日中に開催される**「日曜市場(東廟・新設洞エリアに広がる露店)」**と、夜のテント群の違いを理解することです。
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夜の黄色いテント:
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主に「ブランドコピー品(偽物)」が大量に売られています。これらを日本に持ち込み販売することは法律で禁止されています。
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活用法: ここでは「仕入れ」ではなく**「トレンドリサーチ」**を行います。今、韓国でどのブランドのデザインが流行っているのか、どんなシルエットが人気なのかを肌で感じる場所として活用しましょう。
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2-2-2. 卸売ビル(apM、nu:zzon)での新品・古着ミックス仕入れ戦略
古着転売の利益率を上げる裏技として、**「古着に新品のアクセサリーやトレンド服を合わせる」**手法があります。
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apM PLACE / nu:zzon(ニュージョン):
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これらはプロ向けの卸売ビルです。深夜(20:00〜翌5:00)に営業します。
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戦略: 古着のトップスに合わせるための「今っぽい太めのパンツ」や「ネックレス・キャップ」などの小物を安価に仕入れます。
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注意点: 基本的に「同色・同型で2〜3着以上」からしか売ってくれない(Minimun Order Quantity)店が多いため、小規模バイヤーは「サンプルとして1着買いたい」と交渉するか、小売対応しているフロアを探す必要があります。
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2-3. 黄鶴洞(ファンハンドン)蚤の市・新設洞(シンソルドン)
上級者向け、通称**「おじいちゃんの原宿」**とも呼ばれるディープなエリア。綺麗に陳列された店は少なく、道路に服が山積みにされています。
2-3-1. 上級者向け!1着100円〜500円で抜ける「山積み」攻略法
ここでは「探す」のではなく「掘る(Dig)」という表現が適切です。
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価格相場: 1着 1,000ウォン〜5,000ウォン(約100円〜500円)。圧倒的な安さです。
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必須装備:
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軍手: 埃や汚れがすごいため、素手は危険です。
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マスク: 砂埃が舞うため必須。
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汚れてもいい服: 膝をついて探すことになります。
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攻略法: 山積みの中にはゴミ(破れ・シミあり)も混ざっていますが、その中から「THE NORTH FACEのフリース」や「Carharttのダックジャケット」がポロッと出てくることがあります。時間と体力のある方向けの、まさに宝探しスポットです。
2-3-2. 革製品・ミリタリー系に強いエリアの特徴
新設洞の奥エリアには、革製品(レザージャケット、ムートン)やミリタリー放出系を専門に扱う業者が点在しています。
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狙い目: 本革のライダースやフライトジャケット(A-2、G-1タイプなど)。
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注意点: 革製品は「カビ」や「革の硬化」などのダメージが見えにくい場合があります。自然光の下で必ず状態を確認してください。また、後述する**「関税(革靴などは高税率)」**の対象になりやすいため、輸入時は素材に注意が必要です。
3. 意外と知られていない「穴場」仕入れスポットとヴィンテージショップ
「広蔵市場の商品は、ライバルと被ることが増えてきた…」
そんな中級者バイヤーが次に目指すべきは、トレンド最先端エリアでの「一点モノ」探しと、ソウル郊外に眠る「巨大倉庫」の攻略です。
3-1. 弘大(ホンデ)・聖水(ソンス):トレンド把握と高級ヴィンテージ
若者の街・弘大(ホンデ)と、”韓国のブルックリン”と呼ばれる聖水(ソンス)。この2つのエリアは、仕入れ単価こそ市場より上がりますが、**「日本で高く売れるデザイン」**がすでにセレクトされているため、目利きの時間を大幅に短縮できます。
特に、「高単価でも回転率の良い商材」を探しているバイヤーには最適です。
3-1-1. リサーチに最適!「Omnipeople」など大型倉庫型ショップ
弘大エリアで必ず訪れるべきなのが、アメリカ古着の殿堂**「Omnipeople(オムニピープル)」**です。
ここは店舗自体が巨大な倉庫のような作りになっており、アメリカから直輸入された質の高いヴィンテージが所狭しと並んでいます。
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特徴: 状態の良いミリタリー(M-65、ジャングルファティーグなど)や、リバースウィーブなどのチャンピオン製品が豊富。
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仕入れ戦略:
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ここは「卸売」ではなく「小売店」ですが、日本の相場よりは2〜3割安く設定されている商品も多いです。
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何より、**「今、韓国のファッション感度の高い層が何を買っているか」**というトレンドの答え合わせができます。ここで人気の商品を覚え、広蔵市場に戻って似たアイテムを安く探す、という「リサーチ拠点」として活用するのが賢い使い方です。
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聖水エリア: 「Million Archive(ミリオンアーカイブ)」など、テーマ(クリスマスニット特集、シャツ特集など)を絞ったポップアップ形式の古着屋が多く、SNS映えするアイテムの宝庫です。
3-2. 京畿道(キョンギド)エリアの大型物流倉庫(要予約・アテンド)
ソウル市内から車で1時間〜1時間半。京畿道の広州(クァンジュ)や一山(イルサン)、南楊州(ナミャンジュ)といったエリアには、古着業者の巨大な物流倉庫が点在しています。
ここは観光客気分で入る場所ではなく、完全な「業者間取引(BtoB)」の世界です。
3-2-1. キロ単位で購入できる「倉庫仕入れ」のリアルな相場
倉庫仕入れの最大の魅力は、圧倒的な**「安さ」と「物量」**です。
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購入形態:
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ピック(選別)買い: ハンガーにかかった服から選ぶ。単価は市場の半値以下になることも。
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キロ買い(量り売り): 山積みの服を重さで購入。相場は**1kgあたり5,000ウォン〜15,000ウォン(約500円〜1,600円)**程度。Tシャツなら1kgで4〜5枚入るため、1枚あたり100円台になります。
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ミニマム(最低購入条件): 多くの倉庫では「最低50kgから」「最低100万ウォン(約11万円)から」といった購入条件が設定されています。数着だけ買いたい個人バイヤーは相手にされません。
3-2-2. アテンド業者を使うべき基準(月商100万円がボーダーライン)
「倉庫に行けば安く買える」と考えがちですが、自力での攻略は極めて困難です。
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壁: 場所が辺鄙で公共交通機関がない、韓国語しか通じない、一見さんお断り(予約必須)。
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アテンド業者の役割: 現地の古着アテンド(コーディネーター)を雇うことで、倉庫への送迎、通訳、価格交渉、日本への発送代行まで依頼できます。費用相場は1日3万円〜5万円程度。
【アテンドを使うべき基準】
結論として、古着転売での月商が100万円を超えていないなら、まだ倉庫仕入れは早すぎます。
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アテンド費用を回収できるか: 1回の仕入れで30万円〜50万円分を購入しないと、アテンド代や渡航費でコスト負けします。
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大量の在庫を捌けるか: 倉庫に行くと、半日で数百着を仕入れることになります。それを保管するスペース、撮影・出品するリソース(外注化など)が整っていないと、在庫の山に埋もれて資金ショートします。
初心者はまず広蔵市場や東大門で「自分の足で稼ぐ」経験を積み、販路が拡大して「商品が足りない!」という嬉しい悲鳴が出始めてから、倉庫仕入れを検討してください。
4. 利益を左右する「物流・配送・関税」の最適解
「安く仕入れたのに、日本に持ち帰ったら送料と関税で赤字になった…」
これは韓国仕入れ初心者が必ず通る道です。
仕入れ値が安い韓国古着だからこそ、物流コストの管理が利益の最大化に直結します。ここでは、あなたの荷物量に合わせた「最も安く、安全なルート」を導き出します。
4-1. ハンドキャリー(手持ち)の限界とLCC重量制限の落とし穴
初心者はまず「スーツケースに入るだけ買って帰る(ハンドキャリー)」から始めますが、ここにLCC(格安航空会社)特有の罠があります。
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LCCの重量制限: チェジュ航空やジンエアーなどのLCCは、受託手荷物(預け入れ)の上限が「15kg」に設定されていることが大半です。
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冬物の重さ: しっかりしたコートやジャケットは1着で1kg〜1.5kgあります。つまり、スーツケース自体の重さを引くと、実質10着〜15着程度しか入りません。
空港のカウンターで「重量オーバー」を告げられると、追加料金(1kgあたり1,000円〜2,000円)が発生し、その瞬間、利益が吹き飛びます。
ハンドキャリーをするなら、事前に「受託手荷物の追加オプション(+5kgなど)」をオンラインで購入しておくのが鉄則です。空港当日払いは割高です。
4-2. 郵便局(EMS)vs 専門カーゴ業者(代行)の料金・スピード比較
仕入れ量がスーツケースに収まらなくなったら(目安:30着以上)、配送サービスの利用を検討します。
| 比較項目 | 韓国郵便局(EMS) | カーゴ業者(Big3など) |
| 適正重量 | 20kg未満(小口) | 50kg以上(大口) |
| スピード | 早い(2〜4日) | 普通(船便なら1週間〜) |
| 料金目安 | 高め(従量制) | 割安(重量が増えるほど安い) |
| 手間 | 自分で梱包・持ち込み | 業者が梱包・集荷対応あり |
4-2-1. EMS利用時のインボイスの書き方と「別送品申告書」の必須知識
帰国時に自分とは別に荷物を送る場合、日本の税関で**「別送品(Unaccompanied Baggage)」**として申告することで、免税枠(個人の場合)や簡易税率の適用を受けやすくなります。
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EMS伝票: 内容品の欄に「Used Clothing」、目的欄に「Unaccompanied Baggage(別送品)」と大きく記載します。
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機内での記入: 日本への帰国便の中で配られる「携帯品・別送品申告書」を2枚記入します。
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到着時: 税関カウンターで「別送品があります」と伝え、2枚の申告書にスタンプを押してもらいます。1枚は提出、もう1枚は控えとして受け取り、荷物が届いた際に提示(または郵送)を求められる場合に備えます。
※注意:販売目的の「商用貨物」である場合、厳密には個人の免税枠(20万円まで)は適用されませんが、別送品手続きをしておくことで通関がスムーズになるケースが多いです。
4-2-2. 東大門周辺の日本語OKな配送業者(例:Big3等の活用)
東大門エリアには、日本人バイヤー御用達の配送代行業者(カーゴ)が多数あります。有名なのは**「Big3(ビッグスリー)」**などです。
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メリット:
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日本語OK: 伝票作成やトラブル時の対応が日本語で可能。
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圧縮梱包: かさばる古着を専用の機械で圧縮し、送料(体積重量)を極限まで下げてくれます。
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ホテル集荷: 重い荷物をホテルまで取りに来てくれるサービスもあります。
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利用基準: 仕入れ総重量が50kgを超えるようなら、EMSよりもカーゴ業者の方が圧倒的に安くなります。
4-3. 「関税」のリアル:個人輸入と小口輸入の違い
「古着だから関税はかからない」は大間違いです。
ビジネスとして転売する場合、それは**「小口輸入(商売目的)」**となり、個人使用目的の輸入とは税率や計算方法が異なります。
4-3-1. 「課税価格1万円以下(商品代金16,666円以下)」の免税ルールの適用範囲
小口輸入において、関税と消費税が免除される「免税点」があります。
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ルール: 1つの配送(インボイス)あたりの課税価格の合計額が1万円以下の場合、関税・消費税が免除されます。
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計算式: 小口輸入の課税価格は、海外小売価格の60%で計算します。
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商品代金 × 0.6 ≦ 10,000円 -
逆算すると、**「商品代金の合計が16,666円以下」**であれば、原則として関税はかかりません。
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初心者のうちは、荷物を小分けにして(例:1箱の商品価値を1.6万円以下に抑える)、この免税枠を活用するのも一つのテクニックです。
4-3-2. 革靴・ニット製品にかかる高関税リスクの回避術
アパレルの中でも、特定の素材は「免税ルール」の対象外であり、高額な関税がかかります。これを知らずに仕入れると大赤字になります。
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革靴(レザーシューズ): 絶対注意!
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革靴には「関税割当制度」があり、どんなに安くても1足あたり最低でも約4,300円、または30%の高い方の関税がかかります。
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対策: 1足500円で仕入れても、日本に着いたら原価5,000円になります。利益率が極めて高くない限り、初心者は避けるべきです。
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ニット製品(編み物):
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ウールやコットンの比率によって税率が変わります(約10%前後)。
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「簡易税率」が適用されないケースがあるため、インボイスには素材(Cotton 100%など)を正確に記載しましょう。
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5. 渡韓前に準備すべき「必須ツール」と「資金計画」
「市場に着いたのに、場所がわからない」
「現金が足りなくて、目の前の利益商品を逃した」
このような初歩的なミスで時間を浪費するのは致命的です。韓国仕入れは短期決戦。現地で迷わず、商品選びだけに集中できるよう、デジタルとアナログの両面から準備を整えましょう。
5-1. 必須アプリ3選(Naver Map、Papago、Kakao T)のインストール
日本の感覚でGoogleマップを使うと痛い目を見ます。韓国ではGoogleマップの機能が制限されており、徒歩ルートや店舗情報が正確に出ません。以下の3つの「神器」は渡航前に必ずインストールし、アカウント登録を済ませておいてください。
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NAVER Map(ネイバーマップ):
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役割: 韓国版Googleマップ。徒歩、地下鉄、バスのルート検索が正確です。
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設定: 日本語設定が可能。行きたい市場や店舗を事前に「お気に入り登録」しておくと、現地でスムーズに動けます。
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Papago(パパゴ):
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役割: 翻訳精度の高いAI翻訳アプリ。
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活用法: 会話機能での値引き交渉はもちろん、**「画像翻訳」**が最強です。古着の洗濯タグ(ハングル表記)をカメラで写せば、素材(ウール、カシミヤ等)を一瞬で判別できます。
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Kakao T(カカオタクシー):
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役割: 韓国版Uber。
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メリット: 行き先をアプリで指定できるため、韓国語を話す必要がありません。「ぼったくり」の回避にもなります。荷物が増えて地下鉄移動が辛くなった時の命綱です。日本の電話番号でも登録可能です。
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5-2. 現金(ウォン)vs クレジットカード vs WOWPASS:市場での決済事情
韓国はキャッシュレス先進国ですが、「古着の卸市場」に限っては、現金(ウォン)が王様です。
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現金(ウォン): 【必須】
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広蔵市場や卸売ビルの古着店では、現金払いが基本です。「現金なら安くするよ」という文化が根強いため、仕入れ資金は必ず現金で用意しましょう。
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両替のコツ: 日本の空港はレートが悪いです。現地の「明洞(ミョンドン)」の公認両替所か、WOWPASSの機械で両替するのが最もお得です。
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WOWPASS(ワウパス): 【推奨】
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外国人専用のプリペイドカード。日本円をチャージして、そのままウォン決済ができます。
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用途: 地下鉄・バスの交通系ICカード(T-money)として、またはコンビニやカフェでの支払いに便利です。仕入れ資金とは別に、生活費やお小遣いはこれに入れましょう。
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クレジットカード:
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卸売市場では「使えない」か、使えても「手数料(10%など)上乗せ」と言われることが大半です。仕入れには不向きと考えてください。
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5-3. 2泊3日仕入れ旅のモデルコースと経費シミュレーション
会社員の方でも行きやすい「週末2泊3日」の弾丸仕入れプランです。体力的にはハードですが、最も効率よく回れるスケジュールです。
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1日目(金曜夜〜):
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仁川/金浦空港着 → 東大門エリアのホテルへチェックイン。
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深夜: 東大門の卸売ビル(apMなど)を視察。新品アパレルのトレンドを把握しつつ、深夜営業の軽食で腹ごしらえ。
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2日目(土曜): 【勝負の日】
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午前: **広蔵市場(2階古着商街)**へ。開店直後を狙い、質の良い商品をピック。
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午後: 弘大(ホンデ)や聖水(ソンス)へ移動。トレンドリサーチ&ヴィンテージショップ巡り。
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夕方: 荷物が増えたら一度ホテルへ。
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夜: 仕入れた商品の検品・パッキング。
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3日目(日曜):
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午前: 東廟(トンミョ)の日曜市場を散策(リサーチメイン)。
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午後: 空港へ移動。余裕を持ってチェックインし、免税手続き等を行う。
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5-3-1. 航空券・宿泊費・仕入れ資金(最低10万円〜推奨)の内訳
「いくらあれば足りますか?」という質問への回答ですが、ビジネスとして成立させる(渡航費を回収して利益を出す)なら、**総予算10万円は「最低ライン」**です。
【総予算 15万円のモデルケース(推奨)】
| 項目 | 費用目安(円) | 備考 |
| 航空券(LCC) | 35,000〜50,000 | セール時期や早割を活用 |
| 宿泊費(2泊) | 15,000〜20,000 | 東大門周辺の格安ホテル(寝るだけ) |
| 現地交通・食費 | 15,000 | 地下鉄移動と市場グルメで節約 |
| 仕入れ資金 | 70,000 | ここが利益の源泉 |
| 合計 | 約 150,000円 |
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シミュレーション:
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仕入れ資金7万円(約63万ウォン)あれば、広蔵市場で単価1,000円〜2,000円の良質な古着を40着〜50着仕入れられます。
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日本での販売価格が平均4,000円だとしても、売上は約18万円前後。
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売上18万 - 経費15万 = 利益3万 -
最初はこれくらいですが、目利き力が上がり、「500円仕入れ→5,000円販売」の商品を見つけられるようになれば、同じ予算でも利益は10万、20万と跳ね上がります。
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まずは「赤字にならなければOK(タダで韓国旅行ができた)」という軽い気持ちで第一歩を踏み出し、経験値を稼ぐことが重要です。
6. 仕入れた商品を日本で高く売るための販売戦略
韓国から持ち帰った古着は、そのままでは「ただの服」です。
これに**「演出(見せ方)」と「安心感」**という付加価値を乗せることで初めて、仕入れ値の5倍、10倍の価格で売れる「商品」に変わります。
日本の古着市場、特にメルカリ世代に刺さる販売戦略のすべてを公開します。
6-1. メルカリ・ヤフオクでの「韓国古着」キラーワード選定
検索されなければ、存在しないのと同じです。タイトルと説明文には、ユーザーが検索しそうなキーワードを散りばめる必要があります。
「韓国古着」という言葉だけでなく、以下の3つの属性を組み合わせるのが鉄則です。
【売れるタイトル構成の方程式】
[ブランド/アイテム名] + [トレンド/ジャンル] + [サイズ感/特徴] + [希少性]
具体的なキラーワード集(コピーして使ってください)
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トレンド・ジャンル系:
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Y2K00sテック系グランジストリート韓国ストリートモード
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シルエット・サイズ感:
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オーバーサイズビッグシルエットドロップショルダー短丈クロップド極太アーム
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韓国・K-POP要素(※嘘はNGですが、雰囲気を伝えるために):
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弘大スタイル梨泰院BTS着用風NewJeans風空港ファッション
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心理的トリガー:
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日本未発売現地仕入れ一点物入手困難即完売
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悪い例: 韓国で買った 青いスウェット
良い例: 【日本未発売】90s 韓国古着 スウェット 紺 Y2K オーバーサイズ 弘大スタイル 一点物
6-2. インスタグラム・TikTokを活用した古着女子・男子へのリーチ方法
メルカリだけに頼らず、SNSを育てて「ファン」を作れば、相場より高くても売れるようになります。
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Instagram(世界観を作る):
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置き画: 床や背景紙に置いて撮影。統一感が命です。
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リール動画: 「韓国仕入れの裏側」や「大量の古着を開封する動画」は、バイヤーとしての信頼性を高めます。
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ハッシュタグ:
#古着女子#古着男子#フルダン#フルジョ#韓国古着は必須。さらに#古着好きな人と繋がりたいでコミュニティにアプローチします。
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TikTok(新規層へのリーチ):
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着画(着用動画): 静止画では伝わらない「生地の揺れ感」や「シルエット」を伝えます。顔出しなしでも、首から下だけで十分です。
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Before/After: 「おじいちゃんのジャケットを今っぽく着こなしてみた」といった変身コンテンツはバズりやすく、購買意欲を刺激します。
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6-3. 古着特有の「洗濯・ケア・採寸」で付加価値をつける方法
ネット販売でユーザーが最も恐れているのは「失敗(サイズ違い、汚れ、臭い)」です。この不安を先回りして解消することで、購入率は劇的に上がります。
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「臭い」の完全除去:
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韓国の市場(特に広蔵市場や倉庫)には、独特の**「古着臭・お香の匂い」**があります。これはクレームの元凶です。
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必ず一度洗濯し、柔軟剤の香りをほのかに残すか、スチームアイロンで熱殺菌して脱臭してください。説明文に**「ホームクリーニング済み・スチームアイロン済み」**と書くだけで、清潔感が伝わり信頼されます。
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1cm単位の正確な「実寸」:
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海外の「Lサイズ」は、日本の「XL以上」であることも多いです。タグの表記サイズはあてになりません。
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必ずメジャーで**「着丈・身幅・肩幅・袖丈」**を計測し、記載してください。「私の身長170cmでお尻が隠れるくらいです」といった着用感のコメントも効果的です。
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毛玉取りとリペア:
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ニットやスウェットの毛玉は、電動毛玉取り機で処理するだけで見違えるほど綺麗になります。この「5分の手間」が、販売価格を1,000円〜2,000円引き上げます。
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7. まとめ:韓国古着仕入れで成功するためのロードマップ
ここまで、韓国古着仕入れのメリットから、市場の歩き方、物流、販売戦略までを解説してきました。
情報は武器ですが、**「行動」**しなければ1円にもなりません。
最後に、あなたが最短距離で成果を出すためのロードマップを整理します。この通りに進めれば、大きな失敗を避けながら、着実に利益を積み上げることができます。
【フェーズ1:準備と初渡航(〜1ヶ月目)】
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目標: 利益トントン(渡航費回収)でOK。「現地の空気」と「相場」を肌で知る。
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アクション:
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パスポート取得&LCC予約: 最安の日程でチケットを取る(これが最強のコミットメントです)。
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アプリ準備: Naver Map、Papago、Kakao Tをインストール。
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資金確保: 最低10万円〜15万円(旅費込み)を用意。
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仕入れ: **「広蔵市場」と「東大門」**に集中。高額なヴィンテージではなく、1,000円〜2,000円で確実に売れるレギュラー古着を狙う。
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物流: 20kgまではハンドキャリー(手持ち)+追加手荷物オプションで持ち帰る。
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【フェーズ2:販売と資金回転(2ヶ月目〜)】
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目標: 利益の確定と、次回の仕入れ資金作り。
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アクション:
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出品: 帰国後、洗濯・ケアをして1週間以内にメルカリ・ヤフオクへ全出品。
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データ分析: 「何が即売れしたか」「何が売れ残ったか」を分析。これがあなただけの資産になります。
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利益管理: 売上金は使わず、次の渡韓費用としてプールする。
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【フェーズ3:拡大と効率化(3ヶ月目〜)】
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目標: 独自の仕入れルート開拓と、月利30万〜50万の達成。
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アクション:
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ルート拡大: 弘大や聖水のヴィンテージショップ、あるいは郊外の倉庫仕入れ(アテンド利用)に挑戦。
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物流最適化: 仕入れ量が50kgを超えたら、**カーゴ業者(Big3など)**と契約し、手ぶらで帰国するスタイルへ移行。
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関係構築: 仲良くなった市場の社長とLINEを交換し、日本にいながら画像で仕入れる「在宅仕入れ」の可能性を探る。
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最後に:航空券を予約する、その一歩からすべてが変わります
国内の店舗でスマホ片手にリサーチを続け、薄利に疲弊する日々を続けるか。
それとも、飛行機に乗り、圧倒的な物量と熱気の中で、宝探しのようなビジネスを楽しむか。
韓国古着仕入れは、単なる「転売」の枠を超え、あなたのファッションに対する感性を磨き、ビジネスマンとしての交渉力や行動力を劇的に高めてくれる経験になるはずです。
2025年、今がチャンスです。
ライバルがまだ「海外は難しそう…」と足踏みしている間に、あなたは海を渡り、その手で利益を掴み取ってください。
次の週末、ソウルの市場で泥臭く服を掘っているのは、あなたかもしれません。
ご武運を祈ります!



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