「アマコード」「アマコード 使い方」「アマコード 無料版」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。
アマコード(Amacode)は、店でバーコードを読んで、Amazonの価格や売れ行きを見るためのアプリです。ブックオフ・TSUTAYA・ゲオの店内コード(インストアコード)と、KDC200などのBluetoothスキャナーでの連続読み取りに対応しています。Amazonの大口出品のアカウントでSP-APIの認証をすれば、アプリからセラーセントラルへ出品もできます。
従来の無料版は、2025年7月に提供の終了が告知されました。いま仕入れのリサーチに使うなら、有料のAmacode Proが前提です。日本のApp Storeのアプリ内購入では、1か月4,500円、3か月12,000円、1年40,800円と表示されています(2026年9月30日時点)。Google Playの説明文には改定前の5,500円などが残っているので、Androidでは購入画面の金額で確かめてください。
2022年8月に、トラストエフォートからオークファンへ事業が譲渡されています。いまのストアの提供者の表示はNANBU Industries K.K.(Google PlayはNAMBU SANGYO, K.K.)です。最後の更新はApp Storeで2025年9月7日、Google Playで2025年8月29日で、2026年7月14日にはサービスが一時止まり、翌日に復旧しています。
私は無料版から使い始めてAmacode Proも契約し、ブックオフなどのインストアコードとKDC200で仕入れに使っていました。私が使っていたころは、当初はせどりすとプレミアムより安かったのが、値上げで同じ値段になって、安さという強みがなくなりました。そこで、仕入れたその場でプライスターへ出品まで登録できるせどりすとプレミアムに移り、アマサーチも使って、そのあとプレイヤーをやめています。いまは値下げで、Amacode Proの月額はせどりすとプレミアムより安くなっているので、私が移った当時と同じ判断にはなりません。
| アマコード(Amacode Pro) | せどりすとプレミアム | アマサーチ | |
|---|---|---|---|
| アプリの料金 | 1か月4,500円・3か月12,000円・1年40,800円(App Storeのアプリ内購入)。従来の無料版は2025年7月に終了 | 月5,000円(税別)、初月は初期費用5,000円(税別)が加わる | フリープラン0円、標準プラン月2,980円 |
| Amazonの出品アカウント | SP-APIの機能(高速サーチ・出品など)は大口出品のみ | 大口出品の専用 | 大口出品が必要 |
| 端末 | iPhone、Android | iPhone。同じIDでAndroidの「せどろいど」のプレミアム機能 | iPhone、Android |
| 店内コード | ブックオフ・TSUTAYA・ゲオ | 公式ページで確認できず | ブックオフ・ゲオ・TSUTAYA(標準プラン) |
| スキャナー | MS910・KDC200などBluetoothで連続読み取り | (私はKDC200iと組み合わせた) | 外部バーコードリーダー対応(標準プラン)。私はKDC200iとつないで使った |
| 出品 | SP-APIでセラーセントラルへ出品、仕入れリストのCSV送信 | プライスターへ直接出品(プライスターの契約が別に要る) | 出品登録の機能あり(標準プラン)。2026年2月にセラースケットへの直接出品に対応 |
各アプリのストアのページと公式サイトの表示です(2026年9月30日時点)。せどりすとプレミアムの公式ページはMWSや消費税8%の記述が残る古い内容で、料金と機能はその表示です。表はアプリの料金で、大口出品が必要なアプリを使うには、Amazonの大口出品(月4,900円・税抜)の契約も要ります。Amazon自体には、1点売れるごとに100円の小口出品もあります。
1. アマコードとは
App Storeでの名前は「Amacode-セラーアプリ/リサーチ・仕入・販売・売上管理」です。説明には「商品のバーコードを読み取り、Amazonの価格や売れ行きなどを瞬時に分析できるAmazonセラー専用ツール」とあり、本・CD・DVD・ゲーム・家電・おもちゃなど、Amazonにある商品に使えます。
説明に書かれている主な機能は次のとおりです。
- 内蔵カメラでのバーコード読み取りと、MS910・KDC200などのBluetoothバーコードリーダーでの連続読み取り
- ブックオフ・TSUTAYA・ゲオのインストアコード(店内の独自コード)の読み取り
- カート価格、最安価格、ランキング、カテゴリの表示と、損益分岐点の自動計算
- Amazonの手数料、FBAの料金、仕入れ値、送料などを入れた利益のシミュレーション
- ランキング・粗利益額・在庫・定価越え・出品数・レビューの条件を組み合わせた「お宝アラート」
- 仕入れリストを作り、CSVでメール送信
公式サポートページによると、SP-APIの認証(Amazonの大口出品のみ)をすると、商品の高速サーチ、アプリからセラーセントラルへの出品、商品情報の更新が加わります。Amacode Proでは、グラフ、カスタムオプション、Webからのアクセスなどが加わると説明されています。
2. アマコードの今
2-1. 従来の無料版は2025年7月に終わった
公式サポートページは2025年7月16日の「価格改定と重要なお知らせ」で、これまで無料版として一部の機能を提供してきたが、その月のうちに提供を終えると告知しています。App Storeの更新履歴でも、2025年7月(2.9.2)に「無料版の読込制限」が入り、検索とバーコード検索の読み込みに制限がかかると書かれています。
ストアの説明文には「無料にて一部の機能をご利用いただけます」という文が残っていて、無料で使える機能がすべてなくなったのかまでは確かめていません。ただ、従来のように仕入れのリサーチに使うなら、Amacode Proの契約を前提に考えることになります。Google Playの説明には無料のトライアルがあるとされていますが、「5日間」と「30日間」の両方の表記があるので、期間は登録の画面で確かめてください。
2-2. Amacode Proの料金
2025年7月16日のお知らせでは、月額5,500円を3,000〜4,500円に改定する予定で、3か月と年間のプランも改定するとしていました。App Storeの2.9.2(2025年7月)には「サブスクリプションの価格がこれまでより低い価格に改定されました」とあります。
いま日本のApp Storeのアプリ内購入に表示されているのは、1か月4,500円、3か月12,000円、1年40,800円です。1年のプランなら月あたり3,400円になります。Google Playの説明文と、App Storeの説明文の中には、改定前の1か月5,500円・3か月13,200円・1年44,800円が残っています。ストアで払う場合は自動で新しい金額に変わるとされているので、申し込む前に購入画面の金額を確かめてください。公式サイトなどストア以外で契約していた人は、一度解約してストア決済で登録し直すよう案内されています。
2-3. 運営と更新の流れ
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年8月1日 | オークファンが、トラストエフォートからアマコードの事業を譲り受け(プレスリリースでは30万人以上が利用) |
| 2022年9月 | MWS APIの終了に合わせ、SP-APIの認証への切り替えを案内 |
| 2022年11月10日 | オークファンがAndroid版を公開 |
| 2024年11月26日 | アプリから出品できないエラーが復旧。使うにはSP-APIの認証の解除と再認証が必要と案内 |
| 2025年5月9日 | SP-APIで起きていた問題に対応(App Store 2.9.0) |
| 2025年7月 | 値下げと無料版の終了の告知(公式サポート7月16日)、無料版の読み込み制限と値下げ(App Store 2.9.2) |
| 2025年8月 | Amacode Proの契約後にProになるまで時間がかかる、設定がリセットされる不具合への対応(2.9.3)、サブスクリプションの画面が何度も出る不具合の修正(2.9.4) |
| 2025年8月29日・9月7日 | Google Play、App Storeの最後の更新(2026年9月30日時点) |
| 2026年7月14日〜15日 | サービスの一時停止。バーコードが読み取れない不具合を直して復旧 |
いまのストアの提供者の表示は、App StoreではNANBU Industries K.K.、Google PlayではNAMBU SANGYO, K.K.です。オークファンから別の会社へ事業が移ったのか、アプリの提供の形だけが変わったのかを説明する公式の発表は、見つけられませんでした。App Storeの説明文にある特定商取引法の表記のリンク(オークファンのページ)は、2026年9月30日時点で開けませんでした。
3. アマコードの使い方
- App StoreかGoogle Playからアプリを入れ、Amacodeのアカウントでログインします。契約はアカウントで管理されるので、機種を変えてもログインすれば続けて使えます。
- Amazonの大口出品のアカウントがあるなら、アプリの[設定]→[SP API設定]→[SP API認証を開始]と進み、セラーセントラルにログインして連携を承認します。高速サーチと出品は、この認証が前提です。
- 店で、カメラかBluetoothスキャナーでバーコードを読みます。ブックオフ・TSUTAYA・ゲオでは、値札の店内コードもそのまま読めます。
- カート価格、最安価格、ランキング、損益分岐点を見て、仕入れ値を入れて利益を確かめます。比べる相手は、新品の最安値、カート価格、中古の最安値から選べます。
- 条件を決めたお宝アラートを入れておくと、条件に合う商品を背景色や振動で知らせてくれます。
- 仕入れた物は、アプリからセラーセントラルへ出品するか、仕入れリストに入れてCSVでメールに送ります。
Amacode Proのグラフなどの使い方は、公式サポートページの「Amacode Proの使い方」にまとめられています。
使えない・読み取れないとき
- まず公式サポートページのお知らせで、サービスが止まっていないかを確かめます。2026年7月14日にはサービスが止まり、15日にバーコードが読み取れない不具合が直ったと告知されています。
- 出品でエラーが出るときは、SP-APIの認証を確かめます。2024年11月の出品エラーのときは、認証を一度解除して再認証するよう案内されました。
- Amacode Proを契約したのにProにならないときは、最新版に更新し、直らなければ登録したメールアドレスを添えてサポートに問い合わせるよう、2025年8月の更新(2.9.3)で案内されています。
- 2025年7月(2.9.1)には、バーコードを読んだあと画面が真っ暗になる場合に、アプリを削除して入れ直すよう案内されています。
4. 私がアマコードから移った理由
私は無料版から使い始めて、Amacode Proも契約しました。ブックオフなどでインストアコードを読み、KDC200などのスキャナーとつないで使っていました。
移った理由は2つです。1つ目は値段です。私が使っていたころ、アマコードは当初せどりすとプレミアムより安く設定されていましたが、最終的に値上げして同じになり、安さという強みがなくなりました。
2つ目は出品です。せどりすとプレミアムは価格改定ツールのプライスターと連携していて、仕入れたときにアプリに保存したデータで、そのままプライスターへ出品できます。帰ってから1個ずつ確かめながら出品しなくて済むので、そのぶん生産性が上がります。私の知る限り、これができるのはせどりすとプレミアムだけでした。私自身はこの連携を使いませんでしたが、Amazonせどりは出品がとにかく面倒なので、この強みは認めています。アマコードにもSP-APIを使った出品の機能があります。
そうしてアマコードを離れたのは、オークファンに事業が渡るより前です。そのあとはせどりすとプレミアムとアマサーチを使い、プレイヤーそのものをやめました。
ただし、いまは事情が違います。App Storeの表示では、Amacode Proは月4,500円で、せどりすとプレミアムの月5,000円(税別、税込5,500円)と初期費用より安くなっています。プライスターと連携するなら、プライスターの契約も別に要ります。私はいまのAmacode Proもせどりすとプレミアムも使っていないので、同じ条件で比べた結果ではありません。乗り換えるかどうかは、次の計算機で、自分の点数と時間で確かめてください。
5. 乗り換えると、1年でいくら・何時間変わるか(計算機)
今使っている道具と、乗り換え先の道具の月額(アプリと、プライスターなど連携する道具の合計)を入れると、1年の費用の差を出します。月の仕入れ点数と、2つのやり方で1点の出品にかかる分数を入れると、浮く時間と、その値打ちから費用の差を引いた額も出します。初期値は例なので、自分の数字に替えてください。
6. よくある質問
アマコードは無料で使えますか?
従来の無料版は、2025年7月に提供の終了が告知され、同じ月に検索とバーコード検索の読み込みに制限が入りました。無料で使える機能がすべてなくなったかまでは確かめていませんが、仕入れのリサーチに使うならAmacode Proの契約が前提です。Google Playの説明では、無料のトライアルがあるとされています。
Amacode Proはいくらですか?
日本のApp Storeのアプリ内購入では、1か月4,500円、3か月12,000円、1年40,800円です(2026年9月30日時点)。Google Playの説明文には改定前の金額が残っているので、Androidでは購入画面で確かめてください。
Androidで使えますか?
使えます。Google Playに「商品リサーチアプリはアマコード(Amacode)-セラー向け」があり、2025年8月29日に更新されています。
アマコードが使えない・読み取れないときは?
まず公式サポートページのお知らせで、止まっていないかを確かめてください。出品のエラーならSP-APIの再認証、Proにならないなら最新版への更新とサポートへの問い合わせが案内されています。3章の「使えない・読み取れないとき」にまとめています。
評判・口コミは?
App Storeでは4.5(7,062件)、Google Playでは2.8(18件)です。App Storeで表示されているレビューには、使いやすいという声のほか、キーボードが出なくなる不具合(2018年)や、登録したメールアドレスに勧誘のメールが増えたという苦情(2019〜2020年)があります。どれも投稿者の書いたことで、原因が確かめられたものではなく、事業が譲渡される前の時期のものです。いまのAmacode Proの使い心地を表しているとは限りません。
アマコードの代わりは?
私が移ったのは、せどりすとプレミアム(プライスターへの出品連携)とアマサーチ(読み取りの速さとデータの量)です。無料で試すならAma-Jackもあります。それぞれの違いは冒頭の表と、下の記事にまとめています。
7. まとめ
- アマコードは、店でバーコードを読んでAmazonの価格と売れ行きを見るアプリ。インストアコードとBluetoothスキャナーの連続読み取りに対応し、大口出品ならSP-APIで出品もできる
- 従来の無料版は2025年7月に終了。いまのAmacode ProはApp Storeで1か月4,500円・3か月12,000円・1年40,800円。Google Playの説明文は旧価格のまま
- 2022年8月にトラストエフォートからオークファンへ事業譲渡。いまのストアの提供者の表示はNANBU Industries。最後の更新は2025年9月、2026年7月に一時停止と復旧
- 私は無料版とAmacode Proを使ったが、値上げでせどりすとプレミアムと同じ値段になり、プライスターへその場で出品できるせどりすとプレミアムとアマサーチに移った。いまは値下げで事情が違う
8. 出典
| 資料 | 使ったところ |
|---|---|
| App Store「Amacode-セラーアプリ」 | 冒頭、1、2、3、6章。機能、アプリ内購入の料金、提供者、更新履歴、評価とレビュー |
| Google Play「アマコード(Amacode)」 | 冒頭、2、6章。提供者、無料トライアル、説明文の料金、更新日、評価 |
| Amacodeサポート「SP APIについて」(2022年9月1日)、「出品出来ないエラーについてのお知らせ」(2024年11月26日) | 冒頭、1、2-3、3章。SP-APIは大口出品のみ、追加される機能、認証の手順、再認証 |
| Amacodeサポート「価格改定と重要なお知らせ」(2025年7月16日) | 冒頭、2-1、2-2、6章。値下げの予告、無料版の終了、ストア決済への切り替え |
| Amacodeサポート「サービスが一時停止しております」、「復旧しました」 | 冒頭、2-3、3章。2026年7月の停止と復旧 |
| オークファン プレスリリース「Amacodeの事業譲受」(2022年8月1日)、「Android版をリリース」(2022年11月10日) | 冒頭、2-3章。事業の譲渡、利用者数、Android版 |
| せどりすとプレミアム 公式ページ | 冒頭の表、4章。料金、大口出品の専用、プライスター出品連携、せどろいど |
| アマサーチ 公式サイト、App Store「アマサーチ」 | 冒頭の表。料金、大口出品が必要なこと、店内コード、出品の機能と更新履歴 |
| Amazon出品サービス「料金プラン」 | 冒頭の表の注記。大口・小口の料金 |
9. あわせて読む
| 記事 | つながっているところ |
|---|---|
| Ama-Jack(アマジャック)は怪しいのか | 無料のリサーチアプリと、アマサーチ・出品者向けAPIの話 |
| アマサーチの使い方と料金 | 無料と有料の違い、店内コードとスキャナー、新品と中古での使い分け |
| せどりすとプレミアムは今も使えるか | 料金、SP-API対応、プライスター連携、せどろいどの更新停止 |
| せどりアプリおすすめ | アプリ代は固定費。月商いくらから元が取れるか |
| KDC200の接続設定と使い方 | アマコードとつなぐバーコードスキャナー |
| Keepaの使い方 | 価格とランキングの履歴を見るもう一つの道具 |
| 店舗せどりのやり方 | アプリで何を見て、どの店を回るか |
10. この記事について
| 書いた人 | 中古品の売買を20年近く続けている出品者(古物商許可あり)。店舗せどりでアマコード、せどりすとプレミアム、アマサーチなどを使ってきた |
| 確かめた日 | 2026年9月30日(App StoreとGoogle Playのページと更新履歴、Amacodeのサポートページ、オークファンのプレスリリース、せどりすとプレミアムとアマサーチの公式サイト、Amazonの料金ページ) |
| 私の経験から書いたこと | アマコードを無料版から使い、Amacode Proも契約したこと。ブックオフなどのインストアコードとKDC200などのスキャナーで使ったこと。当初はせどりすとプレミアムより安かったが値上げで同じになったこと。せどりすとプレミアムはプライスターと連携して仕入れの現場で出品を登録でき、私の知る限りそれができるのはせどりすとプレミアムだけだったこと。オークファンに渡る前に離れ、せどりすとプレミアムとアマサーチに移り、プレイヤーをやめたこと |
| 確かめられなかったこと | 無料で使える機能がいま残っているか。Google Playで実際に払う金額。オークファンからNANBU Industriesへ提供者の表示が変わった経緯。いまのせどりすとプレミアムのプライスター連携の状態。私がAmacode Proを契約していた時期の正確な金額 |
