
WoocommerceとShopifyのサイトは読んでみたけど、自分にとってどっちがいいのかわからない!

WoocommerceとShopifyってどっちがいいの…?
WoocommerceとShopifyは、どちらもECショップを構築するためのプラットフォームです。
世界的に1位2位を争う人気のプラットフォームですが、どちらが自分に向いているのかを考えると情報がたくさんあってよくわからないですよね。

結論から言えば、僕は「WooCommerceが最高のECプラットフォームである9つの理由」という記事を書いているくらい、Woocommerceの方が優れていると考えています。
しかし「何を重要視するのか」によって、あなたにとって最適なプラットフォームは変わってきます。
- Woocommerce vs Shopifyの比較一覧表
 - 【費用】最安ならWooCommerce Shopifyはプラン次第
 - 【機能】カスタマイズできるWooCommerce 簡単なShopify
 - 【SEO】Shopifyは販売チャネルが多い Woocommerceは自分で集客が必要
 - 【サーバー容量・出品数】Shopifyは無制限 Woocommerceは契約による
 - 【セキュリティ】Shopifyは安心の運用が可能 Woocommerceは対策が必要
 - 【デザイン】WooCommerceもShopifyもカスタマイズ性◎
 - 【市場シェア率】WooCommerceが60%越え Shopifyは16%
 - 【企業規模】Woocommerceは小~中規模 Shopifyは小~大規模
 - 【サポート】Shopifyは公式ヘルプ充実 Woocommerceは情報充実
 - 【まとめ】WoocommerceとShopify どっちがおすすめ?
 
Woocommerce vs Shopifyの比較一覧表


WoocommerceとShopifyってどう違うの?
まずは、ざっくりとしたWoocommerceとShopifyの比較がこちらです。
| 比較項目 | Woocommerce | Shopify | |
| 費用 | サービス利用料 | ◎ 無料 | △ プランによる | 
| 決済手数料 | 〇 決済サービスによる | 〇 決済サービスによる | |
| 取引手数料 | ◎ 無料 | 〇 Shopifyペイメントは無料 | |
| 売上振込手数料 | 〇 銀行ごと | ◎ 無料 | |
| メール料金 | ◎ 無料 | 〇 10000通まで無料 | |
| 機能 | 在庫管理 | 〇 | ◎ | 
| SNS | 〇 | ◎ | |
| スタッフアカウント | ◎ | 〇 | |
| 解析機能 | 〇 | 〇 | |
| SEO | 
〇 | ◎ | |
| サーバー容量 | 
サーバーによる | ◎ | |
| 出品数 | 
無制限 | 無制限 | |
| セキュリティ | 
〇 | ◎ | |
| デザイン | 
◎ | ◎ | |
| 市場シェア率 | 
◎ | 〇 | |
| 企業規模の目安 | 
小~中規模 | 小~大規模 | |
| サポート | 
△ | ◎ | |
| おすすめ | コスパ重視の方 | 簡単に作りたい方 | |

こちらの表だけでは、WoocommerceとShopifyについて伝えきれませんので、ここから詳しい比較をしていきます。
【費用】最安ならWooCommerce Shopifyはプラン次第


できるだけ費用を抑えてネットショップを運営したいな

多少コストがかかっても簡単な方がいいな
WooCommerceとShopifyの費用を比較すると、次のようになります。
| WooCommerce | Shopify (ベーシックプラン)  | 
|
| サービス利用料 | 無料 (WordPressは月1,000円程度~)  | 
月額$33米ドル~ (1ドル140円で4,620円)  | 
| クレジットカード決済 | 決済サービスによる (「Stripe」利用時3.6%)  | 
3.4% | 
| 売上金振込手数料 | 各銀行による | 無料 | 
| メール | 無料 | 毎月10000通まで無料。
 10000通~は1000通ごとに$1米ドル  | 
WooCommerceのクレジットカード決済の手数料は決済サービスによりますが、Stripeの決済サービスを利用した場合、Shopifyの方が0.2%安いです。
ショップの規模が大きくなると、Shopifyの上位プランに移行する必要性が出てくるので、維持費に大きな差がでてきます。

しかし、あまりにも設定で時間がかかる場合は、お金で問題を解決してどんどん先に進み、利益をあげた方がいいケースもありますので覚えておいてください。
1.サービス利用料:WooCommerceが圧倒的にコスパ◎

まず、サービス利用料を比較していきます。
| WooCommerce | Shopify | |
| サービス利用料 | 無料 (WordPress運営費のみ) ※月1,000円程度~  | 
月額$33米ドル~ (1ドル149円で4,917円) ※2023/10現在  | 
WooCommerce自体は無料で利用でき、WordPressを作るための費用(月1,000円程度)と決済手数料のみで運用可能です。
一方、Shopifyのプランは次のようになっています。
| スターター | ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
| 月払い | $5米ドル/月 (745円)  | 
$33米ドル (4,917円)  | 
$92米ドル/月 (13,708円)  | 
$399米ドル/月 (59,451円)  | 
| 年払い | なし | $22米ドル/月 (3,278円)  | 
$69米ドル/月 (10,281円)  | 
$299米ドル/月 (44,551円)  | 
また、Shopifyでは、ショップの規模が大きくなればなるほど、上位のプランに移行する必要があります。
上位のプランになると決済手数料が少し安くなるものの、プレミアムプランの月額料金は月に4~5万円です。
WooCommerceと比較すると、Shopifyの維持費はショップの利益を大きく減らすことになるのがお分かりいただけたと思います。
では、Shopifyで1番月額料金が安い「スタータープラン」はどうなのかというと、一見利用しやすい金額になっていても決済手数料が高いです。

スタッフを複数登録できない、ブログを作成できない、商品ページを自分で作成する必要があるなど様々な制限がありますので、WooCommerceとの比較対象にすらなりません。
2.決済手数料:WooCommerceは取引手数料無料 Shopifyは簡単

次に、手数料を比較してみます。
| WooCommerce | Shopify | |
| クレジットカード決済 | 3.6%~ (決済サービス「Stripe」利用時)  | 
3.4%~ (ベーシックプランの場合) (Shopifyペイメント利用時)  | 
| 取引手数料 | 無料 | 無料 ※Shopifyペイメント以外は 0.5%~2%の手数料  | 
| 振込手数料 | 銀行による | 無料 | 
WooCommerce、Shopify(Shopifyペイメントを利用した場合)のどちらも決済手数料のみがかかります。
ShopifyはShopifyペイメントを利用すれば振込手数料も無料ですし、自分であちこちの決済会社と契約する必要がないのでとても簡単に設定することができます。
WooCommerceは取引手数料はかかりませんが、自分で決済用プラグインを導入したり決済サービスと契約する必要があります。
クレジットカード決済手数料の比較表は以下の通りです。
| Woocommerce | 
Shopify | |||
| ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | ||
| 日本の クレジットカード  | 
決済方法による | 
3.4% ※Shopifyペイメント利用時  | 
3.3% ※Shopifyペイメント利用時  | 
3.25% ※Shopifyペイメント利用時  | 
|---|---|---|---|---|
| AMEX/海外の クレジットカード  | 
3.9% ※Shopifyペイメント利用時  | 
3.85% ※Shopifyペイメント利用時  | 
3.8% ※Shopifyペイメント利用時  | 
|
| Shopifyペイメント 以外の決済サービス 追加料金  | 
2.0% | 1.0% | 0.5% | |
0.5~2%とはいえ、ShopifyでShopifyペイメント以外を選択した場合、売り上げが大きくなればなるほど追加の取引手数料も大きくなってしまいます。
Woocommerceの決済会社についてはこちらの記事をご覧ください。
3.売上金振込手数料:Shopifyは無料 WooCommerceは銀行ごと

売上金の振り込みは、Woocommerceは決済サービスを通して直接振り込まれますので、利用している決済サービスによって料金が変わります。
| Woocommerce | Shopify | |
| 振込手数料 | 銀行による | 無料 | 
Shopifyの場合は振込手数料がプランに含まれているため、無料で受け取ることができます。
Woocommerceの場合は、売上金を受け取る銀行ごとに手数料がかかります。
4.メール料金:WooCommerceは無料 Shopifyは10000通まで無料

メールの送信は、Woocommerceの場合は無料、Shopifyは10000通まで無料となります。
| Woocommerce | Shopify | |
| メール | 無料 | 毎月10000通まで無料 10000通~は1000通ごとに$1米ドル  | 
Woocommerceは、利用しているサーバー容量に空きがあれば、無料で無制限に送ることができます。
【Shopifyのメール料金】
| メール数 | 料金 | 
| ~10,000通 | 無料 | 
| 10,000通から300,000通まで | 1ドル/1,000通 | 
| 300,000通から750,000通まで | 0.65ドル/1,000通 | 
| 750,000通~ | 0.55ドル/1,000通 | 
【機能】カスタマイズできるWooCommerce 簡単なShopify


自分の思い通りに機能を拡張したい!

とりあえず基本的な機能があって使いやすい方がいいな
機能的には、デフォルト状態で比べるとShopifyの方が優れています。
しかし、Woocommerceの魅力はプラグインを追加することで自由にカスタマイズできる点です。知識さえあれば機能を自由に拡張できます。
1.在庫管理:Shopifyは簡単 WooCommerceはバリエーション登録無制限

WooCommerceとShopifyは、ともに在庫管理機能が備わっていますが、デフォルトの状態であればShopifyの方が優れています。
| 機能 | WooCommerce | Shopify | 
| 基本機能 | ・在庫数、在庫金額、在庫状況の確認 ・在庫切れ時の通知など  | 
 ・庫数、在庫金額、在庫状況の確認 
・在庫切れ時の通知 ・在庫連動 ・在庫補充の自動化など  | 
| デメリット | ・在庫が増えるたびに商品情報の編集が必要 ・プラグイン導入をするスキルが必要  | 
 ・バリエーションの登録は100まで 
 | 
| メリット | ・プラグインを利用することで機能を拡張できる ・基本機能のみなら簡単に使える ・バリエーションの登録は無制限  | 
 ・特に難しい作業をしなくても簡単に在庫管理ができる 
・追加費用なしで在庫管理機能を拡張できる ・在庫の連動や補充の自動化ができる  | 
特に、WooCommerceの基本機能では、在庫が増えた時に手動で入力する必要がありますが、Shopifyの方は連動して自動で在庫を増やすことができます。
2.SNS連携:Shopifyの方がSNS向き WooCommerceは要カスタマイズ

SNSでの集客に必要な基本的な機能は、WooCommerceとShopifyのどちらも備わっています。
| WooCommerce | Shopify | 
| ・テーマによって機能が変わる ・機能を増やすにはプラグインなどが必要  | 
・デフォルトの状態でSNSで使える機能がたくさんある ・ShopifyとSNSを連携させることで利用できる機能が増える  | 
Woocommerceはデフォルトのままだと、SNSのシェアボタンがない場合があります。
プラグインを利用することで機能を拡張することができますが、Shopifyはプラグインを追加したりしなくてもSNSの機能が備わっています。
SNSと連携することで、FacebookやInstagramのページから直接商品を見れるように、ボタンを設置することができたり、広告が使えるようになったりします。
Twitter(X)では「ロケーションスポットライト」などを利用することができ、プロフィールに営業時間や連絡先などを表示することができ、実店舗がある場合は地図を表示させることも可能です。(Proアカウント)
3.スタッフアカウント:WooCommerceは上限なし Shopifyはプランによる

お店が大きくなり、一人で運営していくのが大変になってくると、「スタッフアカウント」が必要になります。
Shopifyはプラン毎に追加できるスタッフアカウントに制限がありますが、Woocommerceは上限なくスタッフアカウントを追加することができます。
| WooCommerce | Shopify | 
| ・ユーザー権限を付与することで、 外注さんに直接作業してもらうことも可能 ・上限は無し  | 
・スターター:1人 ・ベーシック:2人 ・スタンダード:5人 ・プレミアム:15人  | 
4.解析機能:Woocommerceはコスパ◎ Shopifyはプランによる

WoocommerceとShopifyには、売り上げを分析するレポート機能があります。
| WooCommerce | Shopify | 
| ・Woocommerceアナリティクスなど ・プラグインやサービスの利用で拡張できる  | 
・ストア分析 ・プランによって制限がある  | 
Shopifyには「ストア分析」という機能があり、様々な分析がわかりやすいです。
しかし、スターター&ベーシックプランでは売上レポート・POS売上レポート・利益レポート・お客様レポート・カスタムレポートなどの機能は使えません。
また、Lite版では集客レポートや在庫レポートなども見ることができません。
一方、Woocommerceはワードプレスなので、専用の解析サービスやワードプレス用の解析サービスが色々あります。
しかし、Woocommerceアナリティクスでも十分使えますので、有料ツールなどは必要ないでしょう。
【SEO】Shopifyは販売チャネルが多い Woocommerceは自分で集客が必要


多少勉強が必要でもSEOはしっかりやっておきたいな

SEOって難しそうだからおまかせでやってもらいたい
| WooCommerce | Shopify | |
| メリット | ・SEOに特化したテーマが豊富 ・プラグインで機能を拡張できる  | 
・設定項目が少ないからわかりやすい ・アプリで機能を拡張できる ・販売チャネルが多い  | 
| デメリット | ・自分で対策が必要 | ・限られた設定しかできない | 
Shopifyであれば基本的なSEO対策が簡単に設定可能で、Instagram、Facebook、Googleショッピング、LINE、TikTok、Amazon、楽天など、多数の販売チャネルを利用できます。
様々なプラットフォームでお客様にアプローチできるため、お店の認知や売上に繋がります。
また、Shopifyのアプリストアで探せば、画像の最適化や表示速度のアプリなど、SEO対策のアプリをインストールすることも可能です。
Woocommerceは、コードにSEO対策はされていますがShopifyと同じく自分で集客をする必要があるので勉強が必要になります。
しかし、ワードプレス用のSEO対策プラグインが使えますので、より詳しいSEO対策が可能となります。
【サーバー容量・出品数】Shopifyは無制限 Woocommerceは契約による


商品の画像や登録数って制限があるのかな
Shopifyは、1分間に1万件の注文を処理しても大丈夫なサーバーになっている点が魅力です。
Shopifyはプラン毎にデータ容量が変わるという情報もありましたが、現在はどのプランでも無制限になっているようです。
| WooCommerce | Shopify | |
| データ容量 | 契約したサーバーによる | 無制限 | 
| 出品数 | 上限なし | 上限なし | 
一方、Woocommerceの場合は出品数の上限はないのですが、データ容量は契約したサーバーによって変わります。
無制限のShopifyと比べると、このデータ容量は少ないように感じるかもしれませんが、WixStoresだと20~50GB、カラーミーショップは5~100GB、MakeShopは100MBです。
つまり、300GBものの容量があれば、十分にネットショップを運営することができます。
【セキュリティ】Shopifyは安心の運用が可能 Woocommerceは対策が必要


ショップのセキュリティが心配…

セキュリティはよくわからないから、運営さんにやってもらいたい
セキュリティ面では、何もしなくても運営が対応をしてくれるShopifyの方が優れています。
| WooCommerce | Shopify | 
| ・ワードプレスのセキュリティに依存 ・自分で対策をする必要がある  | 
・2段階認証やアクセス制限が使える ・ホワイトハッカーが24時間体制で復旧 ・常時SSL ・カード保持者のデータを保護してくれる機能 ・「ISO27001」と呼ばれるセキュリティの基準を満たしている  | 
一方、Woocommerceはワードプレスのセキュリティがそのままお店のセキュリティの強度になるので、自分でセキュリティ対策をする必要があります。
SSL証明書を使用したり、セキュリティプラグインを導入することで、Woocommerceのセキュリティを高めることができます。
また、プラグインをこまめに最新のものへ更新することで、セキュリティを高めることができます。
【デザイン】WooCommerceもShopifyもカスタマイズ性◎


かっこいいショップを作りたい!

お客様が見やすいショップを作りたい!
WoocommerceとShopifyは、どちらもカスタマイズ性に優れていると定評があります。
選べるテンプレート・テーマは、両方とも無料のものと有料のものがあり、選択するデザインによって料金が変わります。
| Woocommerce | Shopify | |
| テーマ/テンプレート | 無料/有料 | 無料/有料 | 
| テーマ/テンプレートの数 | 少なくとも10,000種類以上 (2023/10現在)  | 
公式:無料12/有料149 非公式:2,000種類以上 (2023/10現在)  | 
| 設定の難易度 | 知識が必要 | 簡単 | 

どちらの場合も無料のテーマで十分に運営可能です。
Woocommerceの場合は、ワードプレスのテーマであれば利用できるため、デザインのカスタマイズ性は無限と言ってもいいレベルです。
Woocommerceに対応しているテーマを選んでも数多くあるため、デザイン崩れなどもなく使いやすいサイトを作ることができます。
Woocommerceのテーマは様々なサイトで入手できます。

一方、Shopifyの方も公式の無料テーマだと12パターンしか選択肢がありませんが、様々なサイトで多くのテンプレートを入手できます。

先ほどWooCommerceのテーマが9,000以上出てきたサイトで検索してみると、Shopifyのテーマは2,000程でした。
このことからも、Woocommerceの方がカスタマイズ性は高いと言えます。
しかし、Shopifyの方も十分な選択肢がありますし、設定が簡単なのはShopifyの方なので、どちらを選択してもデザインに困ることはないでしょう。
【市場シェア率】WooCommerceが60%越え Shopifyは16%


WoocommerceとShopifyはどちらが有名なんだろう?
WoocommerceとShopifyの市場シェア率を見てみると、圧倒的にWoocommerceの顧客数が多いという統計があります。

引用:https://6sense.com/tech/ecommerce-platform/woocommerce-vs-shopify
| WooCommerce | Shopify | 
| 63.65% | 16.36% | 
WooCommerceは米国、英国、ドイツのユーザーが多く、Shopifyは米国のユーザーが多いです。
ちなみに、お店が選ぶeコマースのプラットフォームとしては、以下のような統計になっています。
| 2023年8月 | 2023年10月 | 
![]()  | 
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2023年8月時点ではWoocommerceが1位だったのですが10月現在、Shopifyが1位になっています。統計を取るタイミングで数字が変わるのですが、WoocommerceとShopifyが1位と2位を奪い合っているという力関係は変わりませんね。
ちなみに、日本でのシェア率は以下のようになっています。

日本ではWixが一番多く40%、2番目がShopify16%、Woocommerceは6%で4位です。
なぜ、世界的に人気のWoocommerceが、日本ではあまり知られていないのかというと、やはり「日本語非対応だったから」という原因が考えられます。
今は日本語対応になっていますが、Woocommerce用のプラグインではまだまだ日本語に対応していないものも多いです。
【企業規模】Woocommerceは小~中規模 Shopifyは小~大規模


会社のネットショップの立ち上げをしたいんだけど…

副業として個人でお店をやってみたいな
| WooCommerce | Shopify | 
| 小~中規模 | 小~大規模 | 
| 無在庫の商品 | 有在庫の商品 | 
Woocommerceは、カスタマイズ性が高い分基本的な機能はシンプルです。
基本的な機能でも十分ショップとして機能しますので、Woocommerceは小規模のショップから始めてステップアップしたい方にはぴったりのプラットフォームです。
一方、Shopifyは中~大規模のショップ運営に向いています。
有料プランへの加入が必要になりますが、1分間に1万件の注文が処理できるサーバーであり、操作も簡単でサポート体制も整っているのが魅力的です。
また、同じ企業規模であっても、店舗の業種や販売する商品によって、どちらが向いているのかは変わってきます。
例)アパレルなど有在庫の商品…Shopify
例)ソフトウェアやデジタルコンテンツ…WooCommerce
(Shopifyでも無形のサービスを販売することができます)
【サポート】Shopifyは公式ヘルプ充実 Woocommerceは情報充実


わからない時はどこに言えばいいんだろう?

すぐに返事ってもらえるのかな
| WooCommerce | Shopify | 
| ・Japanized for WooCommerce (プラグインの相談) ・WordPress.com (日本語サポート版の拡張プラグインの相談) ・PluginUs.Net (フォーラム&サポートガイド) ・GoDaddy (WordPress&Woocommerceプラグインの開発に特化したチームが運営) ・Woocommerceコミュニティ ・Facebookコミュニティ  | 
・Shopifyのヘルプセンター ・Shopifyの日本語サポートチーム(メール) ・Shopifyのコミュニティ ・Shopifyの公式Twitter ・海外のShopifyサポート(チャット) ・無料テーマ限定のデザインサポート ・ShopifyPlusプラン契約で優先サポート  | 
Woocommerceは公式のカスタマーサポートがなく、自分で情報を集める必要があります。
Woocommerceは無料のプラグインなので、コストが安い分サポートが薄いんですね。
一方、Shopifyは公式のカスタマーサポートもありますし、Woocommerceと比べると日本語の情報が多いので調べ物もはかどると思います。
サポートへの問い合わせをすると、簡単な質問であれば数分程度で返事がくることもありますし、24~48時間程度で返信がもらえると思います。
【まとめ】WoocommerceとShopify どっちがおすすめ?

この記事では細かく比較してきましたが、安く済ませたいならWoocommerce、簡単に作りたい・セキュリティが心配ならShopifyがおすすめです。
僕はネットショップを始めたいというご相談をよくいただくのですが、Woocommerceをおすすめしています。
コスパがよくカスタマイズ性が高いため、小~中規模のネットショップであればWoocommerceで問題なく運営することができるからです。
もしどちらがいいか迷ったら、コストが安いWoocommerceから始めてみるといいでしょう。
僕がWoocommerceをおすすめする理由については、こちらの記事をご覧ください。
WoocommerceとShopify、どちらもネットショップの運営を助けてくれる素晴らしいプラットフォームです。
自分のビジネスと相性の良いプラットフォームで、あなたのネットショップを開設してみてくださいね。

 








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