商売を始めたいけど在庫を持つやり方はリスクが高そうで嫌だな。在庫を持たなくても稼げるビジネスってないのかな?
在庫を持たない事は、儲かる商売の大原則です。
しかし実際に自分がビジネスを始めようと思うと、在庫を持たずに商売をするのって思った以上に難しい‥。
この記事ではそんな悩みを持つ方に、在庫を持たない商売の事例を解説していきます。
記事を最後まで読むことで、ローリスク・ハイリターンなビジネスの作り方が理解できるようになります。
在庫を持たない商売とは?
「在庫を持たないビジネス」とは、商品を直接製造元や仕入先から購入し、注文が入ってから製造や仕入れを行うビジネスモデルのことを指します。
このビジネスモデルは、商品の在庫を持たないため、固定費や在庫管理費がかからず、スリムな経営が可能となるメリットがあります。
このビジネスモデルの代表的な例として、オンラインショップが挙げられます。
オンラインショップでは、商品の在庫を持たずに、注文が入ってから商品を仕入れることが一般的です。そのため、在庫管理や保管にかかるコストを抑えることができます。
また、注文が入るまでの時間を利用して、販売戦略の立案やマーケティングに注力することができます。
また、フードデリバリーサービスやカスタム製品の製造販売なども、在庫を持たないビジネスモデルの一例として挙げられます。
こういったビジネスモデルでは、顧客から注文が入ってから商品を製造・調達するため、商品の在庫を抱える必要がありません。
しかしながら、在庫を持たないビジネスモデルにもいくつかのデメリットがあります。
例えば、製造元や仕入先から商品を入手する際に、最低注文数量が決まっていたり、商品を受け取るまでの期間がかかったりすることがあります。
そのため、注文が入る前に商品を仕入れる必要がある場合もあり、リスク管理が必要になります。
また、在庫を持たないビジネスモデルでは、生産や調達に時間がかかるため、商品の納期について顧客に十分な説明をする必要があります。
また、注文が集中した場合には、製造や仕入れが追いつかなくなることもあります。
以上のように、在庫を持たないビジネスモデルには、メリットとデメリットがあるため、事ビジネスの特性に応じて適切なビジネスモデルを選択する必要があります。
確実に儲からない4つの商売
儲かる商売について知りたければ、儲かりにくい商売のパターンを理解するのが最短ルートです。
世の中には様々な商売がありますが、利益を出しにくいビジネスモデルはパターンが決まっています。
そこでこのパートでは利益を出しにくい商売について解説をしていきます。
初期投資が必要な商売
フランチャイズ契約、設備投資など、商売を始めるために初期投資を前提とするものは、利益を出すのが難しいです。
初期投資にかかるお金は限りなく低くするべきです。
なぜならば初期投資をすれば、それを回収するためにより多くを稼がなければいけないからです。
店舗を構えるために1000万円の初期投資をした場合、経営的にはマイナス1000万円からのスタートとなります。
うまくいくかわからない商売にいきなり1000万を投じるというのは狂気の沙汰でしかありません。
商売を堅実にスタートさせたいのであれば、初期投資は限りなく0円に近いものを選ぶようにしましょう。
在庫を持つ商売
在庫を持って販売をする商売は、利益を出すのが難しいです。
なぜならば在庫を持つ商売は、在庫の量や単価によって儲かる幅が自動的に決まってしまうからです。
商品の利益率が一定である以上、仕入れを増やし在庫を増やすことでしか、売上は伸びていきません。
資金力がなければ在庫を持つ商売で稼ぐことは出来ないのです。
もしあなたに資金力が十分にないのであれば、在庫を持つ商売に手を出すことは全くおすすめできません。
利益率が低い商売
僕が最初に始めた商売は、古本転売でした。
この商売は在庫を持つという欠点はありましたが、大半の商品を100円で仕入れることが出来、100円で仕入れた商品が10倍から20倍を超える価格で売れていくため、凄まじい勢いでお金が増えていきました。
現在僕は、情報を販売する商売をやっており、この商売の利益率は90%を超えています。
売上の大半が利益になりますし、在庫を持たない商売であるため、販売できる商品やサービスに上限もありません。
利益率が高い商売に取り組むことで、お金を増やし豊かな生活を手に入れることが出来ます。
利益率が低い商売に取り組むと、お金が稼げるまでの期間が遠のいてしまいます。
自動化と相性が悪い商売
僕が最初に取り組んだ商売は、利益率は高かったものの、自動化と相性が悪いやり方でした。
自分が取り組んでいることを人に任せたり、システムに自動化することが難しく、ビジネススキルが低かった事もあり、収入がすぐに頭打ちになってしまいました。
事業を拡大して大きくしていくためには、自分以外の人やシステムに仕事を任せていかなければなりません。
人を雇わないと自動化が出来ない商売を選んでしまうと、雇用で苦労をしたり、雇うことが出来てもコミュニケーションで苦労をしてしまいます。
人を雇わずに取り組めて、自分ひとりで大きな利益を狙えるビジネスモデルを選ぶべきです。
在庫を持たない商売の成功事例【ノーリスクハイリターン】
商売で成功するためには、在庫を持たないビジネスを選ぶことが不可欠であることが理解出来たと思います。
在庫というのは商品だけでなく、店舗、人材など商売を始めるために付随する固定費も含めます。
これらの費用が限りなくゼロに近いものが、お金を稼ぐ上では非常に有効なのです。
とはいえ、在庫を持たずに取り組める商売をイメージできない人のほうが多いと思います。
在庫を持たない商売の成功事例を解説していきます。
情報発信
いきなり結論を書いてしまうと、在庫を持たない商売の中で最も儲かるのは、情報発信です。
有形商品として在庫を持つのではなく、サービスや情報販売という無形商品を扱うことで、在庫や働く場所に縛られない、圧倒的に自由度の高い経営が可能になります。
情報販売を取り入れることで、プレイヤーとしての収入とは別に、コーチ業(人に教えて稼ぐ仕事)としての収入も得ることが出来るため、収入の限界を超えていくことが出来ます。
僕であれば、物販をやって得られる収入は月に60万程度が限界でしたが、情報発信をした事でこの3倍から5倍を超える収入を得られるようになりました。
同じようにサイトを作って情報発信をするやり方は、自分ひとりで取り組むと得られる収入は月に数百万円がいいところ。
しかしこのやり方を情報発信したら、月収1000万が射程に入ってくるようになりました。
プレイヤーとして結果を出すだけでも凄いことなのですが、それだけだと成長も収入も限界があります。
人に教える、伝える側に移動することで、もっと大きな成長と収入を得ることが出来るようになるのです。
アフィリエイト
アフィリエイトは情報発信と異なり、他人の商品を紹介して稼ぐビジネスです。
他人が作った商品やサービスを紹介して、それが売れた時に成果報酬という形で自分に報酬が振り込まれます。
商品販売後はサービス提供元がサポートを行うため、自分が対応をする必要はありません。
アフィリエイトを自分の商売に組み入れることで、全くリスクを取らずに、売上を伸ばすことが可能になります。
例えば、美容室が薄毛が気になってきた人に、AGA治療クリニックを紹介すれば、感謝をされますよね。
他にも、不動産会社が引越し業者を紹介してあげれば、お客様は契約から入居までをスムーズに終わらせることが出来、便利です。
自社だけで対応出来ない事でも、アフィリエイトを組み合わせることで、お客様の利便性や利益に貢献できるようになるのです。
在庫を持つ必要がないアフィリエイトは、今すでに商売をしている人はもちろんのこと、これからビジネスを始める人にも検討をして欲しいやり方です。
無在庫販売(ドロップシッピング)
物販は商品を仕入れて、在庫を販売することで利益を出す商売です。
しかしこの前提条件を覆したのが、無在庫販売というやり方です。
ドロップシッピングとも呼ばれることがあるこの商売は、サイトやネットショップを作り、そこに商品登録を行います。
そしてそれらの商品を検索エンジンやSNS、広告経由で集客し、販売。
注文が入ったら仕入先に発注をして、購入者の元に直送をしていきます。
本屋が書籍の取寄を代行してくれたり、車屋さんが注文が入ったあとで工場に発注して納車をしているのも、無在庫販売です。
すべての書籍を仕入れることは不可能ですし、車を何台も在庫として抱えてしまったら、仕入れのお金や在庫を保管しておくコストが高額になってしまいます。
在庫を持たずに商品を販売することで、扱える商品のレパートリーを増やしながら、利益を出すことが可能になるのです。
受注生産
受注生産は無在庫販売と似ているのですが、自社商品をローリスクに販売する上で有効な商品です。
よくライブ会場の物販で、グッズが買い占められて転売されることが問題になりますよね。
こういった時に受注生産という形態を取っておけば、必要な人に提供される仕組みを作ることが出来ます。
また、作ろうと思っている商品が売れるか確信が持てないときにも、企画の段階で募集だけをしておき、欲しいといってくれる人の数が一定数を超えたら生産に踏み切る。
こういった形態を取り入れることで、リスクを上手にコントロールしながら、発注をかけたり、追加生産を行うことが可能です。
ゲーム会社大手のコナミでは、受注生産を上手に使ってファンと交流をしています。
こちらの商品は期日までに1700台の注文が入ったら商品化することを決定しました。
結果としては1700台の注文を取ることは出来なかったのですが、採算が取れるレベルの注文を集めることが出来たようで、商品化が決定。
このように受注生産を上手に使うことで、お客様と上手にコミュニケーションをしながら、商品を開発していくことが出来るようになります。
販売したい商品があるけど、売れる確信が持てない‥。
そんな時は受注生産を上手に使ってみましょう。
オンデマンド印刷を利用した出版ビジネス
本の著者になる事に憧れていたり、目指している人は少なくありません。
本は集客ツールとして秀逸であり、質の高い見込み客を大量に集める事が出来ます。
しかし本の出版数は年々減少傾向。
本屋さんの数が減少している事もあり、紙媒体として本を出版することはリスクが大きい投資になってきています。
自費出版で紙の本を作る場合、安くても数十万円の投資が必要です。
しかしこれをオンデマンド印刷(オンデマンドプリント)を利用することで、売れた時だけ本を刷ることが出来るようになるのです。
受注生産とも似ているのですが、受注生産は受注から生産までにラグがあるのに対して、オンデマンド印刷は注文直後に印刷が開始され、早ければ注文の翌日にはお客様の元に製本された本が届きます。
在庫を持たない出版を行うことで、リスクを抑えながら自分の発信を届けることが可能になるのです。
仲介ビジネス
仲介ビジネスはアフィリエイトとほぼ同じ商売です。
商品やサービスを提供したい人と、その商品を探している人をマッチングさせる。
この事であなたは在庫を持つことなく、稼ぐことが出来るのです。
在庫を持たずに実践できる仲介ビジネスの事例を紹介していきます。
不動産
不動産は人が生活をする上で不可欠な住居を提供する仕事です。
人が新しい生活を始めるためには、その拠点となる住居が必要となります。
お客様の予算や生活に適した物件を紹介したい、売却を仲介することで、仲介手数料を稼ぐことが出来るのが、不動産仲ビジネスです。
人材派遣(仲介)
事業を拡大にしていくにあたって、人を雇用する事を考えるタイミングが訪れます。
良い人材が優れた事業を作っていくので、雇用を提供してくれるサービスは経営者にとって重宝をします。
人の雇用に長けている方が、経営者に変わって雇用を代行してあげたり、必要な人材を必要なタイミングで派遣してあげることが出来れば、少ないリスクで大きな収益を上げることが出来ます。
営業代行
良い商品を持っているけど営業が苦手で販売数が伸びない。
このような悩みを持つ会社は非常に多いです。
そこであなたが販売に困っている会社に変わって営業をしてあげることで、成果に応じて報酬を稼ぐことが出来ます。
営業で結果を出した実績がある方や、自分で商品が作れないけど営業なら出来るという方は、営業代行をする事で仕事になります。
コンサルティング
コンサルティングは自分の腕一本でお金を稼ぐことが出来る、無形サービスです。
在庫を持つ必要はなく、自分の知識と経験を元に、お金を稼いでいきます。
お客様に寄り添ったマンツーマンの対応には、高い需要があり、実力照明さえ出来ればリピートで契約をされたり、紹介でお客様が来るようになったりします。
報酬単価も青天井であり、1時間で数十万〜数百万を請求することも可能になってくるため、短期間で効率的にお金を稼ぐことが出来ます。
なにかの分野で実績があり、それを人に伝えることが出来る方は、コンサルティングサービスの提供を検討してみるといいでしょう。
僕自身もはじめて月収100万を超えた時は、コンサルティングを販売して達成しました。
ノーリスクハイリターンは作れる
在庫を持たないビジネスを自分の商売に取り入れることで、資金が少なかったり、リスクが取れない方でも稼ぐことが出来ます。
今の自分の商売は儲かるビジネスの形態を満たしているのか?
満たしていないのであれば、どうやって儲かるビジネスへと形態を変化させていくのかを、考えましょう。
リスクとリターンは常に相関をしているわけではありません。
少ないリスクでも高い期待値を取れるやり方、少ない投資で大きなリターンを狙えるやり方が常に存在します。
そういったやり方を見つけていくためにも、儲からないビジネスの鉄則を理解し、儲かるビジネスの型を守って参入する事を意識しましょう。
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