「スマホ 修理 自分で」「iphone バッテリー交換 自分で」「iphone 自分で修理 違法」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。
スマホは自分で直せます。ただ、最初に確かめるのは、メーカーに出したらいくらかです。AppleのiPhoneのバッテリー交換は、2026年10月11日の見積もりで1万2,000円〜2万2,800円、有効なAppleCare+に入っていれば、容量が80%を下回ったときは追加料金なしです。私は、自分のiPhoneのバッテリーが弱ったらAppleに出します。私はiPhoneの修理の研修を受けましたが、「バラして交換までは行けるがもとに戻すのが大変だった」ので、身につきませんでした。一方で、Androidは何度も成功しています。自分で直すかメーカーに出すかを決めるいちばんの基準は、私の考えでは「メイン端末かどうか」です。最初の1台は、Androidなら背面パネルの交換のほうがいいかもしれない、まず失敗することはない、と考えています(私が扱ったPixel・Galaxyでの話で、機種によって作りは違います)。法律の面では、総務省は「改造すると技適の効力がなくなる」と説明していますが、持ち主が自分でバッテリーを替えることがこれにあたるかは、公開資料には書かれていません。中古で買う人向けには、電池80%ぎりぎりのiPhoneを買い、ソフトバンク・ワイモバイルの保証で電池を替える手の損得も、ヤフオクの相場で計算しました(8章)。
| 知りたいこと | 答え | 章 |
|---|---|---|
| メーカーに出すといくらか | iPhoneのバッテリーは1万2,000円〜2万2,800円(有効なAppleCare+なら容量80%未満で追加料金なし)。Pixelのバッテリーは7が1万4,213円、8が1万8,310円、Galaxy S24は1万2,848円〜 | 2章 |
| iPhoneのバッテリーは自分で交換できるか | できる。互換品のキットはAmazonで2,690円〜5,000円の表示。ただし非純正だと「部品と修理の履歴」に「不明な部品」と表示されることがあり、バッテリーの状態が正確でない可能性がある(Apple)。私はiPhoneは身につかず、自分の物ならAppleに出す | 2章・5章 |
| 自分で修理するのは違法か | 総務省は、改造すると技適の効力がなくなり、使うと電波法違反のおそれがあると説明。登録修理業者以外が「変更の工事」をした場合は技適の表示を外さなければならない。持ち主が自分で直す場合の扱いは、公開資料には書かれていない | 3章 |
| 発火しないか、古い電池はどう捨てるか | 電池を無理に剥がして折り曲げ、内部ショートで焼けた事故がある(NITE)。JBRCの回収はJBRC会員企業製の電池だけで、メーカー不明の電池や、膨張・破損した電池、外装のない電池は対象外。市区町村のルールに従う | 4章 |
| どこまで自分でできるか | 私がAndroidでやったのは、背面パネル、SIMトレイ、カメラレンズカバー、バッテリー、液晶。いちばん気をつけるのはフレキ(細い配線)とコネクタ。iPhoneのガラス割れはかなり難しい | 5章 |
| 最初の1台は | 私の答えは、最初はバッテリー交換、考え直してAndroidなら背面パネル交換。割れたパネルを取り除いて貼り直すだけで、シールもパネルの裏に付いている | 6章 |
| 自分で直すか、メーカーに出すか | メイン端末かどうかで決める(私の考え)。計算機で、失敗したときの費用まで入れて比べられる | 7章・9章 |
| 中古で買うなら、電池80%ぎりぎりを買って保証で替えると得か | ソフトバンクの「持込端末保証 with AppleCare Services」(月1,180円)なら、80%以上で入り、4週間あまりのあと80%を切れば電池は無償。ヤフオクの落札の真ん中の値では、電池が新しくなったiPhone 15が95〜100%の中古より約1万円安い計算。ただし保証に入れるとは限らず、回線を新しく契約すると(割引なし)逆転する | 8章 |
| 直して売ると儲かるか | 私の見方では、スマホもゲーム修理と同じ構造で、修理受注や買取まで逃げても儲からない。詳しくは直して売る話の記事へ | 10章 |
この記事は、自分のスマホを自分で直す話です。直して売る話はスマホを直して売る話の記事に、近くの修理店の探し方や料金の比較は扱っていません。
1. 先に、立場を書きます
私は中古品の売買を20年近く続けている古物商です。スマホは、壊れた端末を直して売ることをしていました。扱ったのは主にPixelとGalaxyで、iPhoneは研修を受けて何台か試しましたが、身につきませんでした。この記事のために、私は次のように答えました。選択肢から選んだ答えは、私が選んだ選択肢の説明もカッコで添えます。
| 自分のiPhoneのバッテリーが弱ったら、どうするか | 「Appleに出す」 |
| 研修を受けてもiPhoneを習得できなかった、いちばんの壁 | 「バラして交換までは行けるがもとに戻すのが大変だった。何度もやれば習得は可能だと思う。図工の成績が悪すぎる私にはきつかった。一方でアンドロイドなら何度も成功した」 |
| 初めて自分でスマホを直す人に、最初の1台として勧めるもの | 「バッテリー交換」。あとから「アンドロイド目線になるけど背面パネル交換も楽なので最初の一台はこれのほうがいいかもしれない。まず失敗することはないと思う。割れたの取り除いて貼り直すだけ。シールもパネルの裏についている始末。」と補足 |
| (補足)iPhoneのガラス割れと、直して売ることについて | 「一方でiPhoneのガラス割れは修理がかなり難しい。そして私が分析した範囲だと背面割れのガラスを直しても部品代金が高いので利益が出ない。受注にまで持っていけば話は別だがライバルが多い。つまりスマホはゲーム修理とフラクタル現象が起きており、修理受注や買取まで逃げでも儲からない。」 |
| Androidのバッテリー交換で、いちばん気をつけた(失敗した)ところ | 「フレキ・コネクタ」(細いケーブルやコネクタを外す・つなぐところ) |
| 外した古いバッテリーの処分 | 「自治体のルールで出した」 |
| 自分で直したスマホの、技適(電波法)や防水の扱い | 「気にしていなかった」(当時は技適も防水も意識していなかった) |
| 読者が自分で直すか、メーカーに出すかを決める、いちばん大事な基準 | 「メイン端末かどうか」(毎日使うメインの端末はメーカー、予備や古い端末なら自分で) |
| (補足)電池80%ぎりぎりの中古を買い、保証で電池を替える手 | 「アップルケアは一部のキャリアで中古商品で購入したiPhoneにも付与できる」と考え、この手の損得の計算を頼んだ。機種は「現行機種は負けるので2個から3個前の機種で」 |
| その手を、自分でやったことがあるか | 「アップルケア目的で中古を買って交換させたことはない。ただしPOVOの端末保証で中古のアンドロイドを買って交換させたことがある」 |
技適と防水を気にしていなかったのは、当時の私のやり方です。この記事では、3章で総務省の説明を、4章で事故と電池の捨て方を、公的な資料で確かめて書きます。
2. まず、メーカーに出したらいくらかを確かめる
2-1. iPhone(Apple)のバッテリー交換
Appleのサポートページの見積もりで、2026年10月11日に確かめたバッテリー修理の料金です(AppleCare+なし。最終的な料金は診断のあとに決まります)。
| 機種 | バッテリー修理 |
|---|---|
| iPhone 18 Pro・18 Pro Max | 22,800円 |
| iPhone 17 Pro Max、iPhone Air、iPhone 16 Pro・16 Pro Max | 21,000円 |
| iPhone 17・17e、16・16e、15、14、14 Pro Max | 17,200円 |
| iPhone 13・13 Pro Max、12、11 | 15,600円 |
| iPhone SE(第2・第3世代) | 12,000円 |
AppleCare+については、Appleは「バッテリー容量が80%を下回った場合は、追加料金なしでバッテリーを交換いたします」としています。AppleCare+の契約が有効かどうかは、Appleの「保証の確認」でシリアル番号を入れると調べられます。Appleによると、iPhone 14以前のバッテリーは理想的な条件でフル充電を500回、iPhone 15は1,000回繰り返したあとも、本来の容量の80%を保つよう設計されています。「バッテリーの状態」に「著しく劣化」と出ても、安全性の問題を示すものではない、とも書かれています。まず「設定」の「バッテリー」で、今の容量を見てください。
料金について、Appleは「最終的な修理サービス料金は、デバイスの診断・検査を行った上で確定されます」とし、「問題が修理対象外の場合、交換用のデバイスの代金全額をお支払いいただく場合があります」とも書いています。表の額は、開けて見る前の見積もりです。
バッテリー以外は、同じ見積もりでiPhone 13の画面の損傷が45,800円、背面ガラスの損傷が66,800円、その他の損傷が83,800円です。自分で開けて画面を割れば、バッテリーより高い修理が待っています。
2-2. Pixel(Google)とGalaxy(Samsung)
Googleの修理料金ガイド(郵送修理の見積もり、税抜の場合あり。2026年10月11日の一覧では最新がPixel 11です)と、SamsungのSIMフリー版の修理代金(税込、2026年10月9日更新)です。
| 機種 | バッテリー | 背面(バックカバー) | 画面 |
|---|---|---|---|
| Pixel 10 | 18,713円 | 25,215円(フレームまたはバックカバー) | 30,098円 |
| Pixel 8 | 18,310円 | 26,262円(同) | 24,678円 |
| Pixel 7 | 14,213円 | 22,991円(同) | 18,602円 |
| Galaxy S24 | 12,848円〜 | 記載なし | 30,140円〜 |
| Galaxy S25 | 12,650円〜 | 記載なし | 28,270円〜 |
キャリアで買ったGalaxyは、買ったキャリアの窓口になります。
2-3. Appleのセルフサービス修理は、日本の一覧にない
Appleには、純正部品と工具を借りて自分で直す「セルフサービス修理」があります。ただ、2026年10月11日にAppleのサポートページで確かめたところ、提供国の一覧に日本はなく、日本語のページも見つかりませんでした。日本で自分でiPhoneのバッテリーを替えるなら、今は互換品の部品を使うことになります。
2-4. 非純正のバッテリーを入れると、何が出るか
Appleによると、純正でない、正常に機能していない、修理のあと検証されていないなどの場合、iPhone XR・XS以降では「部品と修理の履歴」に「不明な部品」と表示されます。この履歴は、iOS 15.2以降なら「設定」→「一般」→「情報」で見られます。売るときは、買う人も同じ画面で見られます。純正か確認できない場合は「このiPhoneのバッテリーがApple純正部品なのか確認できません」と出て、バッテリーの状態の情報が正確でない可能性があります。Appleは、非純正のバッテリーは「安全面でも問題が生じるおそれがあります」としています。
互換品のバッテリー交換キットは、2026年10月11日にAmazonで「iPhone 13 バッテリー 交換 キット」と検索した結果の表示で、工具付き2,690円〜5,000円でした(広告を除く)。Appleの15,600円との差は、1万円以上あります。この差を、上の表示と安全の注意と引き換えにするかどうかです。
3. 自分で修理するのは違法か(電波法・技適)
スマホは電波を出す機器なので、電波法の技術基準に合っていることを示す「技適マーク」が付いています。総務省の説明は、次の3点です。
- 技適マークが付いている無線機を改造すると、技術基準適合証明の効力がなくなり、技適マークを除去しなければならない。このような無線機を使うと電波法違反になるおそれがある(罰則は1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金。公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は5年以下の拘禁刑または250万円以下の罰金)
- スマホの修理を製造業者以外が行う例が増えたため、2014年の電波法改正で「登録修理業者制度」ができた。登録修理業者は、修理後も技術基準に合っていることを自分で確かめているので、技適の表示を続けられる
- 登録修理業者以外の者が「変更の工事」を行った場合は、技適の表示を外さなければならない。修理で電波の性能が変わる場合は、修理ではなく改造(変更の工事)にあたる
登録修理業者制度は、修理を仕事にする業者のための制度です。総務省の公開資料には、持ち主が自分のスマホのバッテリーや背面パネルを替えることが「変更の工事」にあたるかどうかは書かれていません。ですから、自分で直すことが一律に違法だとも、一律に問題ないとも、公開資料からは言えません。私は当時、技適を「気にしていなかった」のですが、これから自分で直す人は、迷ったら最寄りの総合通信局に問い合わせてください(総務省の技適のQ&Aも、詳しくはそう案内しています)。修理店に頼むなら、総務省が公表している登録修理業者かどうかを確かめる方法があります。
4. 発火と、外した電池の捨て方
4-1. 電池を剥がすときに、曲げない
製品評価技術基盤機構(NITE)は、スマホの事故の例として、使用者がバッテリーを引き剥がそうとして折り曲げ、内部でショートして発熱・焼損したと考えられる事故を挙げています。「無理に外そうとすると、バッテリーの内部が損傷し、内部ショートして、発火につながるおそれがあります」としています。
NITEがまとめた非純正バッテリーの事故(2017〜2021年にNITEに通知された134件)は、すべて焼損を伴い、住宅が全焼したものも7件ありました。内訳は掃除機69件、電動工具52件、ノートパソコン7件、スマホ5件です。これは通知された事故の件数で、どれくらいの割合で起きるかを示す数字ではありません。スマホが5件だから安全、とは読めません。NITEは、極端に安い製品や、PSEマークがあっても基準を満たしていない製品に注意するよう呼びかけています。
4-2. 外した電池は、市区町村のルールで
環境省は、家庭から出るリチウム蓄電池は、住んでいる市区町村のごみの出し方に従うよう呼びかけています。ほかのごみに混ざって出火した例が多数報告されています。小型充電式電池を回収しているJBRCが回収するのは、JBRC会員企業製で、電池の種類がはっきりしていて、破損・水濡れ・膨張などの異常がない電池です。メーカーが分からない電池や、外装のないラミネートタイプの電池は対象外です。互換品のバッテリーは、メーカーによっては回収の対象になりません。端子は透明のビニールテープで絶縁します(JBRCはセロテープは不可としています)。私も、外した電池は「自治体のルールで出した」です。膨らんだ電池は、店の回収箱に入れずに、市区町村に聞いてください。
5. 自分でできる範囲と、難しいところ
5-1. 私がAndroidでやった作業
私がPixelとGalaxyでやった作業と、そのときの部品代と作業時間です(私が扱った範囲の数字で、機種によって変わります)。
| 作業 | 部品代 | 作業時間 | 難しさ(私の感覚) |
|---|---|---|---|
| 背面パネル(バックカバー)の交換 | 1,500円 | 20分 | 楽。割れたパネルを取り除いて貼り直すだけで、シールもパネルの裏に付いている |
| SIMトレイの交換 | 300円 | 1分 | 作業は一瞬。ただし替えても直らない場合がある |
| カメラレンズカバーの交換 | 300円 | 10分 | ― |
| バッテリーの交換 | 1,500〜2,000円 | 40分 | フレキ(細い配線)とコネクタにいちばん気をつける |
| 液晶の交換 | 3,000〜5,000円 | 40分 | ― |
どの作業でも、自分で開けたあとの防水性能は、元どおりとは限りません。開ける前に、データのバックアップを取っておきます。部位ごとの利益の計算は、スマホを直して売る話の記事に書いています。
5-2. iPhoneは「戻す」のが難しかった
私がiPhoneで止まったのは、開けるところではなく、戻すところです。「バラして交換までは行けるがもとに戻すのが大変だった」。何度もやれば身につくと思いますが、図工の成績が悪すぎる私にはきつかった。iPhoneのガラス割れの修理は、かなり難しいと考えています。
フレキ(フレキシブルケーブル)は、私がゲーム機の修理でいちばん痛い失敗をした場所でもあります。ゲームボーイアドバンスSPの画面の配線を切って、赤字になりました(ゲーム機修理の記事)。スマホのバッテリー交換で私がいちばん気をつけたのも、フレキとコネクタでした。
6. 最初の1台は何がいいか
最初に聞かれたとき、私は「バッテリー交換」と答えました(検索でいちばん多いのも「iphone バッテリー交換 自分で」です)。そのあと考え直して、Androidなら背面パネルの交換のほうがいいかもしれない、と補足しました。「まず失敗することはないと思う。割れたの取り除いて貼り直すだけ。シールもパネルの裏についている」。バッテリーを外さずに済む作業です。ただし、これは私が扱ったPixel・Galaxyでの話です。背面の作りや接着のしかたは機種で違い、工具を深く差し込めば中の部品を傷めることもあります。作業の前に、同じ型番の手順を確かめてください。
これは、ゲーム機の修理で「最初は外装から」と書いたのと同じ考えです。分解と組み立ての練習を、壊れても困らないところでやる。iPhoneの背面ガラスは、Appleの見積もりでiPhone 13が66,800円と高く、私の経験ではiPhoneのガラスは難しいので、最初の1台には向きません。
7. 自分で直すか、メーカーに出すかの決め方
私の基準は「メイン端末かどうか」です。毎日使うメインの端末はメーカーに出し、予備の端末や古い端末なら自分で直してみる、という分け方です。
この分け方の意味は、資料でも確かめられます。2章のとおり、純正でない部品を使うと「不明な部品」と表示され、バッテリーの状態が正確でなくなる可能性があります。失敗すれば、バッテリーより高い画面の修理になり、その間は手元に端末がありません。予備の端末なら、こうしたことが起きても生活が止まりません。
子どもや家族が毎日使っている端末も、使う人にとってはメイン端末です。また、分解して仕組みを知ること自体が目的なら、それはお金の比較とは別の理由です。その場合も、使っていない端末で試すほうが、失敗しても困る人がいません。電池の危険は、目的が何でも同じです。
7-1. 例:容量79%のiPhone 13なら
- Appleの「保証の確認」で、AppleCare+の契約が有効かを見る。有効なら、80%を下回っているので追加料金なしの交換の対象になりうる(最終的には診断で決まる)
- AppleCare+がなければ、Appleのバッテリー修理は15,600円。互換品のキットは2,690円〜5,000円の表示
- 自分で替えると、「部品と修理の履歴」に「不明な部品」と出ることがあり、バッテリーの状態も正確でない可能性がある。売るときは、買う人もこの表示を見られる
- 毎日使うメインの端末なら、私の基準ではAppleに出す。予備の端末なら、9章の計算機で、失敗したときに払う額まで入れて比べる
8. 中古で買うなら:電池80%ぎりぎりのiPhoneを買って、保証で電池を替える計算
この章は、私が思いついた買い方を、規約と相場で計算したものです。先に書いておくと、この手を実際にやったかについての私の答えは「アップルケア目的で中古を買って交換させたことはない。ただしPOVOの端末保証で中古のアンドロイドを買って交換させたことがある」です(povoの「スマホ故障サポート」は、2023年7月31日で新規受付を終了しています)。
8-1. 中古のiPhoneでも入れる可能性がある保証
AppleのAppleCare+は、ワイモバイルの案内では「直営店のApple Storeでは、iPhoneの購入から30日以内であれば加入できます」とされています。中古で買ったiPhoneは、たいていこの30日を過ぎています。一方、ソフトバンクとワイモバイルには、SIMだけを契約した人向けの「持込端末保証 with AppleCare Services」があり、買った日を問わずに申し込めます。電池の扱いは、規約で次のように決まっています。
- 入るときの条件:「電源を維持するバッテリー容量が最初の仕様の80%以上であること」「過去に非正規修理や改造等を行っていないこと」、Appleが保証対象と認める正規品であること、正常に動くこと
- 電池が無償になるとき:容量が本来の80%未満になったとき。ただし「提供開始日」(入会日から4週間を経過後の最初の日曜日)より前に申し込むと、iPhone 14〜16は15,800円の負担金がかかる
- ソフトバンクは「サービス取扱所によるバッテリー性能テストにて問題が認められた場合のみ」無償としている
- 月額料は日割り(ソフトバンクの規約は、入った月とやめた月の両方)
つまり、入るときは80%以上、電池を替えるときは80%未満です。80%を少し上回る中古を買い、4週間あまり待ち、80%を切ったら替える、という順番になります。ただし、買った個体で必ず入れるとは限りません。端末を買う前に、ショップで中古の端末で申し込めるかを確かめてください。今ドコモやauを使っている人は、ソフトバンクかワイモバイルに乗り換えるか、回線を1本増やすことになります。
| ソフトバンク | ワイモバイル | |
|---|---|---|
| 新しく申し込める機種 | 料金表にiPhone 13・14・15・16・17、SE(第2・第3世代)などがある | iPhone 16以降とSE(iPhone 15・14・13は、2024年1月17日以降の申込の料金表にない) |
| 月額(iPhone 14・15・16) | 1,180円 | iPhone 16は1,180円 |
| 申し込み | 店頭で、USIM・eSIMの契約と同時 | ショップで、SIM・eSIMの契約と同時(オンラインストアとMy Y!mobileは受付停止中) |
| 中古について | 案内ページに記載なし | 「中古市場等で販売されたiPhoneで本サービスに申し込みをした場合、登録完了メール配信後に、申込キャンセルとなる場合があります。」 |
LINEMOにも同じ名前の保証がありますが、2026年10月11日時点で申込の受付を停止しています。
8-2. ヤフオクとメルカリで、電池の%ごとの値段を調べた
どの機種で考えるかについて、私は「現行機種は負けるので2個から3個前の機種で」と考えています。そこで、iPhone 16・15・14の128GB・SIMフリーで、タイトルに電池の%が書いてある物の値段を調べました。ジャンク、訳あり、割れ、電池交換済み、未使用、整備済みなどは外しています。
ヤフオクの落札(2026年7月13日〜10月11日の90日。条件に合った出品の件数と、落札価格の真ん中の値):
| 電池の% | iPhone 15 | iPhone 14 |
|---|---|---|
| 80%未満 | 2件・55,250円 | 54件・42,951円 |
| 80〜81% | 19件・62,500円 | 19件・44,720円 |
| 80〜84% | 56件・64,250円 | 84件・46,145円 |
| 85〜89% | 99件・65,800円 | 84件・47,970円 |
| 90〜94% | 39件・70,000円 | 26件・50,325円 |
| 95〜100% | 91件・75,000円 | 78件・52,400円 |
iPhone 16は、2026年4月〜10月の180日で、80〜84%の落札が1件もありませんでした(95〜100%は52件・97,408円)。80%ぎりぎりの個体が出てこないので、今はこの買い方の対象になりません。
メルカリの売り切れ(2026年10月11日に新しい順で見た分)は、タイトルに電池の%が書いてある物が少なく、iPhone 15は約290件中28件、iPhone 14は約190件中16件でした。iPhone 15は80〜84%が5件・真ん中65,555円、95〜100%が9件・82,000円。iPhone 14は80〜84%が2件・44,500円、95〜100%が7件・54,000円です。件数が少ないので、以下の計算はヤフオクの数字で行います。どちらも、タイトルに電池の%を書いた出品だけの数字で、外装の傷、付属品、送料、残りの保証はそろえていません。
8-3. 計算すると
保証に入っておく月数は2か月で計算します。提供開始日は入会から4〜5週間後です。電池の減り方は、Appleの設計の値(iPhone 14以前は500回、iPhone 15は1,000回のフル充電のあとも80%)を単純に割ると、1ポイント減るのにiPhone 15で約50回、iPhone 14で約25回です。ただし、これは説明のための単純な割り算で、すでに80%の個体があと何日で79%になるかの予測には使えません。Appleも、実際の減り方は使い方などで変わるとしています。
| 買い方 | iPhone 15 | iPhone 14 | 電池 |
|---|---|---|---|
| 80〜81%を買い、保証で替える(月額1,180円×2か月) | 64,860円 | 47,080円 | 性能テストで認められれば、0円で新しくなる |
| 80〜81%を買い、Appleに有料で出す(17,200円) | 79,700円 | 61,920円 | 新しくなる |
| 95〜100%の中古を買う | 75,000円 | 52,400円 | 使ったまま |
| 新品のiPhone 17e(256GB、Apple) | 124,800円 | 新品 | |
| 新品のiPhone 16(128GB、Apple) | 139,800円 | 新品 | |
保証を使わないと、80%ぎりぎりの安い分(iPhone 15で12,500円、iPhone 14で7,680円)では、Appleの17,200円を払いきれません。iPhone 15なら、80〜81%を買ってAppleに出すより、95〜100%を買うほうが4,700円安い計算です。保証を使うと、これが逆転します。電池が新しくなったiPhone 15が、95〜100%の個体より10,140円、Appleに有料で出すより14,840円安くなります。iPhone 14では、95〜100%の個体より5,320円安くなります。新品のiPhone 17eとの差は、iPhone 15で59,940円です(17eは256GB、比べたiPhone 15は128GBで、新品にはAppleの保証が付きます)。
79%になるまで長くかかると、その分の月額を払います。回線の費用を入れずに、本体と保証の月額だけを足すと次のとおりです。電池を替えられないまま払う場合も同じ額です。
| 保証に入っている期間 | iPhone 15(80〜81%) | iPhone 14(80〜81%) |
|---|---|---|
| 2か月 | 64,860円 | 47,080円 |
| 6か月 | 69,580円 | 51,800円 |
| 12か月 | 76,660円 | 58,880円 |
| (比べる)95〜100%の中古 | 75,000円 | 52,400円 |
さらに、保証のために回線を新しく契約するなら、その費用が乗ります。ソフトバンクの「ミニフィット2」は、割引を使わないと2GBまで月5,258円です。2か月使い、12か月以内の解約で契約解除料1,100円を払うと11,616円で、iPhone 15なら合計76,476円になり、95〜100%の個体を買うより1,476円高くなります。家族3人の加入、ソフトバンク光・Air、PayPayカード ゴールドの割引がそろうと月3,058円で、合計72,076円(95〜100%より2,924円安い)です。今の回線をそのまま移すなら、この分はかかりません。
回線の費用を入れない場合、iPhone 15で保証の月額を11か月分払うと95〜100%との値段の差(12,500円)を超え、15か月分払うとAppleの17,200円を超えます。
8-4. この買い方の弱いところ
- 買った個体で保証に入れるとは限らない。入れなければ、80%の電池の中古が残る
- 80%の個体がいつ79%になるかは分からない。80%を切らなければ、保証では替えられない(ソフトバンクは電池の性能テストで問題が認められた場合のみ)。回線と保証をいつまで続けるかも、それまで決まらない
- 非正規修理の履歴があると入れない。買う前に、出品者に「設定」→「一般」→「情報」の「部品と修理の履歴」を見せてもらい、「不明」がないか確かめる
- ワイモバイルは、中古は登録のあとでキャンセルになる場合があると書いている
- 申し込みは店頭で、SIMの契約と同時。回線を移すか増やす手間がかかる
- 画面や外装の傷、ネットワーク利用制限、Appleの保証の残り、機種の新しさは、この計算に入っていない
80%ぎりぎりの中古を買って、保証で電池を替えると、いくら得か
例を選んで「例を入れる」を押すと、この章の数字が入ります。買う店の値段に書き換えてから「計算する」を押してください。
9. 自分で直すか、メーカー・修理店に出すか、買い替えるかを比べる計算機
自分で直すか、メーカー・修理店に出すか、買い替えるか
例を選んで「例を入れる」を押すと、この記事の例の数字が入ります。自分の機種と症状で考えるときは、数字を書き換えてから「計算する」を押してください。
自分で直す
ほかの手段(空欄なら使わない)
9-1. 例で計算すると
初期値(iPhone 13のバッテリー、部品3,000円、作業60分、直せる見込み70%、直せなかったらAppleに出す)では、自分で直す見込みの費用は7,680円で、Appleの15,600円より7,920円安くなります。直せる見込みが19.2%より上なら自分で直すほうが安い、という計算です。
ただし、これは直せなかったときの費用を「Appleのバッテリー修理」とした場合です。開けるときに画面を割って、画面の修理(45,800円)とバッテリー修理(15,600円)の両方が要るとして、「自分で直せなかったときに払う額」に61,400円を入れると、見込みの費用は21,420円になり、Appleに出すほうが5,820円安くなります。分かれ目は79.5%まで上がります。失敗したときに何が壊れるかで、答えが逆になります。61,400円は、Appleの見積もりの2つの料金を足しただけの仮の額で、Appleがこの額で両方を直すと確かめたものではありません。2章のとおり、自分で開けたあとの料金は診断で決まり、料金表どおりになるとは限りません。
Pixel 7の背面パネル(部品1,500円、20分、直せる見込み95%)なら、自分で直す見込みの費用は2,650円で、Googleの22,991円より20,341円安くなります。
例の直せる見込み(70%・95%・85%)は、測った成功率ではなく、例として置いた数字です。背面パネルの95%は、1章の「まず失敗することはないと思う」という答えをもとに置きました。自分の経験と、同じ型番の手順があるかで入れ直してください。
10. 直して売ると儲かるか
この記事は自分のスマホを直す話なので、ここは短くします。私の見方は「スマホはゲーム修理とフラクタル現象が起きており、修理受注や買取まで逃げでも儲からない」です(答えの全文は1章の表)。部位ごとの原価・作業時間・利益と、iPhoneよりAndroidで利益が出た理由はスマホを直して売る話の記事に、儲かる人の条件はジャンク修理は儲からない?の記事に、修理受注の組み立て方は修理の受注の記事に書いています。
11. よくある質問
iPhoneを自分で修理するのは違法ですか?
総務省は、技適マークの付いた無線機を改造すると技適の効力がなくなり、使うと電波法違反のおそれがあると説明しています。修理で電波の性能が変わる場合は改造にあたります。持ち主が自分でバッテリーなどを替えることがこれにあたるかは、総務省の公開資料には書かれていません。迷ったら総合通信局に問い合わせてください(3章)。
iPhoneのバッテリーは自分で交換できますか?
互換品の部品で交換はできます。ただし、非純正のバッテリーは「部品と修理の履歴」に「不明な部品」と表示されることがあり、バッテリーの状態が正確でない可能性があります。Appleのセルフサービス修理は、2026年10月11日時点で日本の一覧にありません。私は、自分のiPhoneならAppleに出します(2章)。
バッテリーの最大容量が何%になったら交換ですか?
AppleCare+の契約が有効なら、容量が80%を下回ると追加料金なしで交換できます(最終的には診断で決まります)。Appleによると、iPhone 14以前は500回、iPhone 15は1,000回のフル充電のあとも80%を保つよう設計されています。「著しく劣化」と出ても安全性の問題を示すものではない、とされています(2章)。
中古で買ったiPhoneでもAppleCare+に入れますか?
AppleのAppleCare+は、Apple Storeでは購入から30日以内に入るものです。ソフトバンクとワイモバイルの「持込端末保証 with AppleCare Services」は、SIMだけを契約する人が買った日を問わずに申し込めます。規約上、入るには電池の容量が80%以上で、非正規修理の履歴がないことが必要です。電池は、入会日から4週間を経過後の最初の日曜日以降、80%未満なら無償です(8章)。
買った店以外でスマホを修理できますか?
iPhoneはApple Storeのほか、Apple正規サービスプロバイダでも修理を受けられます。それ以外の修理店に頼む場合は、総務省が公表している登録修理業者かどうかを確かめる方法があります(3章)。
背面ガラスが割れたら、自分で直せますか?
私が扱ったPixel・Galaxyでは、背面パネルは「まず失敗することはない」作業でした(機種によって作りは違います)。iPhoneのガラスはかなり難しいと考えています。メーカーの料金は、Pixel 7のバックカバーが22,991円、AppleのiPhone 13の背面ガラスが66,800円です(2章・6章)。
外した古いバッテリーはどう捨てますか?
市区町村のルールに従います。JBRCの回収はJBRC会員企業製の電池だけで、メーカーが分からない電池、膨張・破損した電池、外装のない電池は対象外なので、店の回収箱に入れずに市区町村に聞いてください。端子は透明のビニールテープで絶縁します(4章)。
12. まとめ
- 最初に、メーカーに出した場合の料金を見る。iPhoneのバッテリーは1万2,000円〜2万2,800円、有効なAppleCare+なら容量80%未満で追加料金なし
- 自分で直すかの基準は、メイン端末かどうか(私の考え)。私は自分のiPhoneならAppleに出す
- 非純正のバッテリーは「不明な部品」と表示されることがあり、売るときに買う人も見られる。Appleのセルフサービス修理は日本の一覧にない
- 総務省は、改造すると技適の効力がなくなると説明。持ち主が自分で直すことがそれにあたるかは公開資料に書かれていない。迷ったら総合通信局へ
- 電池は曲げずに剥がし、外した電池は市区町村のルールで捨てる。メーカー不明の互換品の電池は、JBRCの回収の対象外
- 最初の1台は、Androidなら背面パネル。バッテリーならフレキとコネクタに気をつける
- 中古で買うなら、電池80%ぎりぎりを買い、ソフトバンク・ワイモバイルの持込端末保証で電池を替える手がある。ヤフオクの落札の真ん中の値では、電池が新しくなったiPhone 15が95〜100%の中古より約1万円安い。保証に入れるとは限らず、回線を新しく契約すると(割引なし)逆転する
- 失敗したときに何が壊れるかで、自分で直すほうが得かは逆になる。計算機で、失敗したときに払う額まで入れて比べる
13. 参考資料
- Apple「AppleによるiPhoneのバッテリーのサービスと修理」(見積もりは2026年10月11日に確認)https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/battery-replacement
- Apple「iPhoneの純正バッテリーについて」https://support.apple.com/ja-jp/103269
- Apple「iPhoneの部品と修理サービスの履歴」https://support.apple.com/ja-jp/102658
- Apple「保証の確認 – AppleCareと製品保証」https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/
- Apple「iPhoneのバッテリーとパフォーマンス」https://support.apple.com/ja-jp/101575
- Apple「Self Service Repair」https://support.apple.com/self-service-repair
- Google ストア「修理料金ガイド」https://store.google.com/jp/repair-cost-estimator
- Samsung「(Galaxy)メーカーブランドスマートフォンの修理代金について教えてください。」https://www.samsung.com/jp/support/mobile-devices/please-tell-us-about-the-repair-cost-of-the-galaxy-device/
- 総務省 電波利用ポータル「技適マークのQ&A」https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/
- 総務省 電波利用ポータル「登録修理業者制度」https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/repairer/index.htm
- 総務省「登録修理業者の情報の公表」https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/sogo_kiban/repairer_info.html
- ソフトバンク「持込端末保証 with AppleCare Services(SB)」https://www.softbank.jp/iphone/service/anshinpack/mochikomi/(会員規約:PDF)
- ワイモバイル「持込端末保証 with AppleCare Services」https://www.ymobile.jp/service/tanmatsu_hosho/with-applecare-services/(会員規約:PDF)
- ワイモバイル「AppleCare+ for iPhone」https://www.ymobile.jp/service/applecare/
- ソフトバンク「ミニフィット2」https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/data/minifit2/
- povo「スマホ故障サポート」https://povo.jp/device_support/
- Apple「iPhoneを購入」(新品の価格、2026年10月11日に確認)https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone
- NITE「製品安全情報マガジン Vol.381 スマートフォンの事故」https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2021fy/vol381_210525.html
- NITE「安さの裏に潜む非純正バッテリーの危険性」(2022年3月30日)https://www.nite.go.jp/data/000135089.pdf
- 環境省「リチウム蓄電池関係」https://www.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/index_00001.html
- JBRC「廃棄方法(回収対象/対象外説明)」https://www.jbrc.com/general/recycle_flow/
14. あわせて読む
- ゲーム機修理を自分でやる範囲と勉強法|メーカーが直す機種・直さない機種、最初は外装から(計算機つき)
- スマホを直して売ると儲かるか|iPhoneよりAndroidで利益が出た理由
- ジャンク修理の始め方と勉強法
- ジャンク修理で儲かる人の条件と、時給を分ける2つの変数
15. この記事について
| 書いた人 | 中古品の売買を20年近く続けている古物商。壊れたスマホ(主にPixel・Galaxy)を直して売っていた。iPhoneは研修を受けたが身につかなかった |
| 一次情報 | 1章の答えと、5章の部品代・作業時間(私が扱った範囲の数字) |
| 相場 | ヤフオクの落札(2026年7月13日〜10月11日)とメルカリの売り切れ(10月11日に見た分)。iPhone 16・15・14の128GB・SIMフリーで、タイトルに電池の%がある物 |
| 確かめた日 | 2026年10月11日(Apple、Google(Pixel 7・8・10)、Samsungの修理料金、総務省、NITE、環境省、JBRC。互換品の値段はAmazonの検索結果の表示) |
| 計算機 | 9章:1台あたりの費用を、自分で直す場合(直せる見込みと、直せなかったときに払う額を入れる)と、メーカー・修理店・買い替えで比べる単純な計算。送料、データ、防水、保証の価値は入れていない。8章:80%ぎりぎりの中古を買って保証で電池を替える場合と、電池の良い中古・新品を比べる計算 |

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