スマホの充電口の掃除と修理|ゆるい・接触不良・水のときの直し方と、自分で交換・修理店・メーカーの料金の比べ方(計算機つき)

スマホ充電口、まず掃除、ダメなら修理店へ(iPhone / Android) 修理転売・リペア

「スマホ 充電口 掃除」「iPhone 充電口 修理」で調べて来られた方に、先に結論を書きます。

充電できないときは、まず別のケーブル・充電器で試し、充電口にホコリなどの異物がないかを見ます。私がAndroidの端末でやってきた掃除は、「汚れを取り除いて(IPAなどで)接点強化材を使う。ケーブルの劣化や断線も疑う」というやり方です。それでも直らない人に私が勧めるのは「メーカー・修理店に出す」です。理由は、原因が充電口とは限らないこと(私は充電口を替えても、本体の基板が原因で直らなかったことがあります)、一般の人には開けるのが難しいこと、1台なら料金の差が小さいことです。ただし、私の掃除のやり方はメーカーの案内より踏み込んでいます。Googleはポートに液体やゴミがあるという表示が出たとき「内部には何も入れないでください」とし、AppleはiPhone 11以降などのお手入れで「エアダスターは使わないでください」、Samsungは「柔らかいブラシなどで異物を取り除いて」としています。料金の例は、Pixel 7aがGoogleの「充電ポートの損傷」46,884円に対して修理店の充電口交換10,800円、iPhone 13がAppleの「その他の損傷」83,800円(充電口だけの項目はない)に対して修理店11,800円でした(2026年10月13日)。メーカー・修理店・自分で充電口を替える・中古を買い直すを比べる計算機を9章に付けました。

知りたいこと 答え 章
まず何を確かめるか 別のケーブル・充電器で充電できるか。ケーブルの劣化や断線も疑う 2章
掃除は何でするか メーカーは、Google「内部には何も入れない」、Apple「エアダスターは使わない」、Samsung「柔らかいブラシなどで取り除く」。私がAndroidでやってきたのは、IPA・接点強化材・復活剤・ブラシ・つまようじ・エアダスター・綿棒で、メーカーの案内より踏み込んでいる 3章
水が入ったら 乾かす(Appleは最長24時間、米の袋は不可。Google・Samsungは電源を切って)。焦げ・溶け・腐食があれば相談。私は「IPAで洗って直った」ことがある 4章
修理はいくらか 修理店(スマレストア、税込)でPixel 7a・Galaxy A54 5Gが10,800円、iPhone 13が11,800円。メーカーは充電口だけの項目がなく、Pixel 7aは46,884円、iPhone 13は83,800円 5章
自分で替えられるか 私が替えたAndroidは「小さな基板ごと替えられた」「ハンダ不要だった」。背面パネルから開けて30〜40分。部品はAliExpressで、Galaxy A54用と書かれた基板は518円の例 6章
買い直すならいくらか ヤフオクの真ん中は、Galaxy A54が24,500円、Pixel 7aが23,800円、iPhone 13(128GB)が34,500円 7章

1. 先に、立場を書きます

私は中古品の売買を20年近く続けている古物商です。スマホは、壊れた端末を直して売ることをしていました。扱ったのは主にAndroidで、バッテリーや背面パネルの交換はスマホ修理を自分でやる前に読む記事に、直して売る話はスマホを直して売ると儲かるかの記事に書きました。この記事を作るにあたって、次の問いに答えました。

充電口を交換した機種 「Pixel」「Galaxy」「Xperia」「モトローラ、Xiaomi」
交換した機種の充電口の作り 「小さな基板ごと替えられた」「ハンダ不要だった」
交換の開け方と時間 「背面パネル(裏)から」「30〜40分」
部品の買い先 「AliExpress」
替えても直らなかったこと・失敗 「替えても直らなかった」。そのときの原因は「本体の基板」
充電口の不具合で多かった原因 「端子のゆるみ・グラグラ」「水・サビ」「ケーブル・アダプター側」「ホコリ・糸くずの詰まり」
掃除で直ったことはあるか 「汚れを取り除いて(IPAなどで)接点強化材を使う。ケーブルの劣化や断線も疑う」
掃除に使う物 「IPA(イソプロピル)」「接点強化材・復活剤」「ブラシ・つまようじ」「エアダスター」「綿棒」
水・サビの充電口 「IPAで洗って直った」
充電できないスマホを持っている人に、まず勧めること 「メーカー・修理店に出す」
そう勧める理由 「原因が充電口とは限らない」「一般の人には開けるのが難しい」「1台なら料金の差が小さい」
メーカー・修理店に出す前に、自分でやってよいこと 「別のケーブル・充電器で試す」「エアダスター・ブラシで掃除」「IPA・接点強化材まで」
iPhoneの充電口 「iPhoneは壊れたことがない。画面割ったことしかない」
充電口を直したスマホ 「売って利益が出た」「自分用・頼まれて」「練習・勉強」

この記事は、スマホが充電できない・充電口がゆるい・水が入ったという人が、掃除で済ませるか、メーカーか修理店に出すか、自分で充電口を替えるか、買い直すかを決めるための記事です。料金や決まりはメーカー・修理店の公表している案内で確かめ、私の経験は上の答えの範囲だけを書いています。私はiPhoneの充電口を扱っていないので、iPhoneはAppleの案内と料金だけを書きます。

2. まず確かめること:ケーブル・充電器か、本体か

私の答えでは、充電口の不具合の原因に「ケーブル・アダプター側」が入っていて、掃除の前に「ケーブルの劣化や断線も疑う」としています。メーカーの案内も、まずここから確かめる順番です。

  • Apple:充電ポートに異物があれば取り除いてケーブルをしっかり差し込み、ケーブル・USB電源アダプタ・コンセントのあいだがしっかりつながっているかを確かめ、別のコンセントも試す。それでも充電されない場合は、修理サービスが必要な場合があるとしています
  • Google(Pixel):スマートフォンのポートにちりやほこりが付いていないかを確かめ、別のケーブルや電源アダプターで充電してみる、としています
  • Samsung(Galaxy):充電器・ケーブル・充電ポートに破損や汚れ、ほこりなどの異物がないかを確かめ、別のケーブルや充電器でも試し、USB変換アダプターを使っていれば外す、としています

保証期間内の端末や、携帯会社の補償に入っている端末は、自分で手を入れる前に、そちらの窓口を確かめてください。Samsungは、携帯会社で買ったGalaxyの修理は購入元の携帯会社に問い合わせるよう案内しています。

3. 充電口の掃除:メーカーの案内と、私のやり方

先に、メーカーの案内です。メーカーごとに、言っていることが少しずつ違います。

メーカー 案内されていること
Apple(iPhone) 充電ポートに異物があれば取り除く。お手入れでは、iPhone 11以降などの項で「エアダスターは使わないでください」、開口部に湿気や水分が入り込まないように。液体検出の警告が出たときは、綿棒やペーパータオルなどの異物をコネクタに挿入しない
Google(Pixel) ポートに液体やゴミがあるという表示が出たときは、USB-Cポートを下に向けて手で軽くたたいてゴミを落とし、「内部には何も入れないでください」
Samsung(Galaxy) 充電に関するヒントで「柔らかいブラシなどで異物を取り除いてから、再度充電をお試しください。」

メーカーの案内に沿うなら、iPhoneとPixelは、ポートを下に向けて軽くたたく・見える異物を取り除くところまで、Galaxyは柔らかいブラシで異物を取り除くところまでです。

次に、私のやり方です。私の答えは「汚れを取り除いて(IPAなどで)接点強化材を使う」で、使う物は「IPA(イソプロピル)」「接点強化材・復活剤」「ブラシ・つまようじ」「エアダスター」「綿棒」です。メーカー・修理店に出す前に読者が自分でやってよい範囲も、「別のケーブル・充電器で試す」「エアダスター・ブラシで掃除」「IPA・接点強化材まで」と答えました。これは、私が充電口を扱ってきたAndroidでのやり方で、エアダスター・つまようじ・綿棒・IPA・接点強化材のところは、メーカーの案内より踏み込んでいます。メーカーの案内の外のやり方で充電口を傷めた場合、その結果は自分で引き受けることになる、という前提で読んでください。iPhoneの充電口は私の答えの範囲の外なので、iPhoneはAppleの案内に従ってください。

Amazon.co.jpの表示の一例(2026年10月13日)では、純度99.9%以上と書かれたIPA(イソプロピルアルコール)の250mlが998円、KUREの接点復活スプレーが467円でした。スマホのメーカーの案内(上の表)には、IPAや接点復活剤を充電口に使う話は出てきません。薬剤は、使える場所と使えない素材を、製品の説明で確かめてください。

4. 水・サビ:まず乾かす

私の答えでは、多かった原因に「水・サビ」があり、水・サビの充電口は「IPAで洗って直った」と答えました。これは、直して売る端末などで私がやったことです。水に濡れた直後の扱いは、メーカーが次のように案内しています。

  • Apple:コネクタ部を下に向けて手のひらに載せ、優しくたたいて水分を抜き、30分以上経ってから充電を試す。また警告が出たら、風通しのよい乾いた場所に丸一日置く(完全に乾くまで最長で24時間)。高温の熱源やエアダスターで乾かさない、綿棒やペーパータオルなどをコネクタに入れない、米の袋に入れない。緊急の際は、警告を無視して充電する選択肢もあるとしています
  • Google:電源を切り、スマートフォンと充電ケーブルを平らな場所に置いて室温で乾かす。「USB ポート内の液体やゴミ」の表示が2時間以上続くときや、ポートに焦げ・溶けた跡・腐食があるときは、サポートや認定修理に相談するよう案内しています
  • Samsung:ケーブルを外して電源を切り、ポートを下に向けて軽く振って水分を出し、風通しのよい場所で十分に乾かす。強く振ったり叩いたりしない。乾いても水分の表示が消えないときは、「USBSettings」のキャッシュを消去する手順が書かれています

充電口に焦げ・溶けた跡・腐食があるときや、本体が熱いときは、掃除や乾燥で済ませずに、メーカーか修理店に相談してください(Googleは、焦げ・溶けた跡・腐食があるときは保証の申し立てか認定修理パートナーを、本体が触れないほど熱いときは別の端末からサポートに連絡するよう案内しています)。乾かしても充電できないなら、5章の修理か、6章の自分で替える手になります。

5. メーカー・修理店に出す:料金

充電口が「ゆるい・グラグラ」で掃除でも直らないときや、乾かしても充電できないときに、私が勧めるのは「メーカー・修理店に出す」です。料金は次のとおりでした(2026年10月13日に確認)。

機種 メーカー(保証対象外) 修理店(スマレストア、税込総額)
Pixel 7a Google ストアの修理料金ガイドで「充電ポートの損傷」46,884円(税抜の場合があると注記) 充電口交換10,800円
Galaxy A54 5G Samsungのメーカー版(SIMフリー)の料金表は、ディスプレイ・バッテリー・メイン基板の交換だけで、充電口の項目はない 充電口交換10,800円
iPhone 13 Appleの保証対象外の見積もりに充電口の項目はなく、「その他の損傷」は83,800円(税込) 充電口の交換11,800円
  • GoogleのPixel 7aの「充電ポートの損傷」46,884円は、同じ表の「電源の問題」「接続の問題」と同じ金額でした。見積もりの金額は税抜の場合があるとされていて、税抜なら10%の消費税を足して51,572円です。最終的な料金は、デバイスの査定後に決まるとしています。Googleの正規サービスプロバイダのiCrackedは、郵送修理ではデータのバックアップと初期化が必要、店頭修理では初期化は要らないがバックアップを勧めるとしています
  • Appleの「その他の損傷」83,800円は、同じiPhone 13の「画面および背面ガラスの損傷」と同じ金額でした。充電口だけの修理の料金として出ている金額ではなく、最終的な料金は診断・検査のあとに決まるとしています
  • 修理店の料金は作業費と部品代を含んだ税込の総額で、スマレストアは「熟練スタッフが大切なデータをそのまま残して丁寧に修理いたします」としています(データの扱いは、出す前に店に確かめてください)。保証期間と作業時間は、料金のページには書かれていませんでした
  • 保証期間内なら、メーカーの料金は変わります。Samsungは、Galaxy Careに入っている対象の機種なら自己負担なしで修理できるとしています

メーカーには充電口だけの項目がなく、例の金額はほかの大きな修理の区分と同じでした。メーカーの金額と修理店の充電口交換は、同じ作業の値段の比べではありません。充電口だけを替えたいなら、修理店のほうが安く出ます。

6. 自分で充電口を替える:私がやった範囲

  • 私が充電口を替えたのは「Pixel」「Galaxy」「Xperia」「モトローラ、Xiaomi」で、作りは「小さな基板ごと替えられた」「ハンダ不要だった」と答えました。開けたのは「背面パネル(裏)から」で、1台の作業時間は「30〜40分」、部品は「AliExpress」で買いました
  • AliExpressの表示の一例(2026年10月13日)では、Galaxy A54用と書かれた充電ポートの基板が324〜739円(例えば518円の物は1,000点以上の販売)でした。Pixel 7a用と書かれた物には、端子だけの部品(624円など)と、フレキ(細い配線)に付いた部品(705円など)がありました。端子だけの部品は、はんだで付け替える部品です。私が替えたのは基板ごと替えられる作りの機種で、はんだは使っていません。同じメーカーでも機種によって作りは違うので、買う前に、自分の機種の充電口がどちらの作りか、自分の型番(日本で売られたGalaxy A54 5Gなら、ヤフオクのタイトルではSC-53DやSCG21)に合うかを、部品の写真や説明で確かめてください。1,500円未満の注文は送料がかかる場合があります
  • 道具は、Amazon.co.jpの表示の一例で、スマホ修理ツール(オープナー・スパッジャー)の9点セットが598円、背面パネルを貼り直すための修理用の極薄両面テープが475円でした
  • 私は「替えても直らなかった」ことがあり、そのときの原因は「本体の基板」でした。充電口を替える前に、2章のケーブル・充電器と、3章の掃除を済ませてください。それでも、基板が原因なら充電口の交換では直りません
  • Samsungは、自分でスマートフォンを分解すると保証などのサービスが受けられない場合があるとして、分解しないよう呼びかけています。自分で開けたあとの防水性能は、元どおりとは限りません。開ける前に、データのバックアップを取っておきます。自分で直すことと技適(電波法)の関係は、スマホ修理を自分でやる前に読む記事の3章に書きました
  • iPhoneは、私は「iPhoneは壊れたことがない。画面割ったことしかない」と答えました。iPhoneを開けたときに私が止まった場所(戻すところ)は、同じ記事の5章に書いています

私の交換は、背面パネルを外して戻すところまでが一続きの作業です。初めての1台で練習するなら、充電口より先に背面パネルの交換から始める考え方を、スマホ修理を自分でやる前に読む記事の6章に書きました。

7. 買い直す:ヤフオクの相場

ヤフオクで、スマホ本体のカテゴリに出て落札された物を、タイトルの書き方で分けた真ん中の値です(複数台・まとめ売り、未使用・未開封は除く。送料は含まない。動作の保証ではない。1円未満は四捨五入)。

機種 期間 動作品などとある ジャンクなどとある
Galaxy A54 2026年9月1日〜10月13日 24,500円(29件) 16,560円(7件)
Pixel 7a 2026年9月1日〜10月13日 23,800円(198件) 15,000円(80件)
iPhone 13(128GB) 2026年9月14日〜10月13日(落札が多いため、直近の約1か月) 34,500円(557件) 28,092円(112件)

Galaxy A54のジャンクなどは7件で、多くが同じ出品者の物です。「ジャンク」などとある物の不具合は、充電口とは限りません。「訳あり」「難あり」には、外観の傷だけの物も入ります。中古は、バッテリーの減り具合や付属品がそろった比較ではなく、長く使えることを約束するものでもありません。買い直すと、データの移し替えの手間もかかります。

8. 直して売るのは商売になるか

私は、充電口を直したスマホは「売って利益が出た」「自分用・頼まれて」「練習・勉強」と答えました。7章の真ん中の値で、ジャンクを買って動作品の値段で売ると、ヤフオクの手数料10%を引いて、Galaxy A54は5,490円、Pixel 7aは6,420円が残る計算です(部品代・道具・送料・時間は別)。ただし、ジャンクの不具合が充電口とは限らず、私のように替えても本体の基板が原因で直らないこともあります。スマホを直して売る話はスマホを直して売ると儲かるかの記事に、直せなかったときの損の考え方は修理転売の4台目の記事に書きました。

9. 計算機

メーカーの料金、修理店の料金と送料、自分で充電口を替えるときの部品代と見込み、中古の値段、壊れた物の売値を入れると、安い順に並べます。1台分の計算です。

充電口が壊れたスマホを、メーカーに出すか、修理店に出すか、自分で充電口を替えるか、中古を買い直すかを比べる計算機

例を選んで「例を入れる」を押すと、この記事の例の数字が入ります。自分の機種で考えるときは、数字を書き換えてから「計算する」を押してください。比べない手は、その欄を空欄にします。1台分の計算です。

メーカーに出す

修理店に出す

自分で充電口を替える

中古を買い直す

壊れた物を売る

例の3つでの結果です(売るときの手数料10%・送料0円、往復の送料0円)。

例 メーカー 修理店 自分で替える(見込み込み) 中古を買い直す(売った手取りを引く)
Galaxy A54:充電口がゆるい(保証期間外) 料金表に項目なし 10,800円 6,389円(見込み50%) 9,596円
Pixel 7a:充電口の故障(保証期間外) 46,884円(税抜なら税込51,572円) 10,800円 -(部品の作りを確かめていない) 10,300円
iPhone 13:充電口の故障(保証対象外) 83,800円(「その他の損傷」) 11,800円 -(私はiPhoneの充電口を扱っていない) 9,217円

金額だけなら、Galaxyの例は自分で替える手、PixelとiPhoneの例は中古を買い直す手がいちばん安く出ます。ただし、修理店との差は、Galaxyの例で4,411円、Pixelの例で500円、iPhoneの例で2,583円です。私の答えの「1台なら料金の差が小さい」は、この大きさの差のことです。この差を、開ける手間や、替えても直らない場合(私は本体の基板が原因で直らなかったことがある)と比べてどう見るかで、選ぶ手が変わります。

例の比べ方には、次の限りがあります。

  • 中古を買い直す手は、壊れた物がジャンクの真ん中の値で売れる前提です。売れないときは、売値の欄を空欄にしてください。Galaxy A54の売値は7件の真ん中の値で、ぶれやすい数字です
  • 自分で替える見込み50%は例の値で、成功率を数えた数字ではありません。だめなときは、中古を買い直す手に切り替える計算にしています
  • メーカーの金額は充電口だけの修理の料金ではなく、修理店の充電口交換とは作業が同じではありません。メーカーに出す手と修理店に出す手は、修理のやり方と保証の付き方も違います。中古の買い直しは、長く使えることを約束するものではありません
  • 保証期間内なら、メーカーの欄を0円にしてください

10. よくある質問

スマホの充電口の掃除は、何でしますか?

メーカーの案内では、Googleは「内部には何も入れないでください」、AppleはiPhone 11以降などで「エアダスターは使わないでください」、Samsungは「柔らかいブラシなどで異物を取り除いて」としています。私がAndroidでやってきたのは、IPA(イソプロピルアルコール)で汚れを落として接点強化材・復活剤を使うやり方で、ブラシ・つまようじ・エアダスター・綿棒も使いますが、メーカーの案内より踏み込んだやり方です(3章)。

iPhoneの充電口の掃除に、エアダスターや綿棒を使っていいですか?

Appleは、充電ポートに異物があれば取り除くとしたうえで、iPhone 11以降などのお手入れで「エアダスターは使わないでください」とし、液体検出の警告が出たときは綿棒やペーパータオルなどの異物をコネクタに挿入しないよう案内しています。つまようじについては、私が確かめたAppleの案内には書かれていませんでした。私はiPhoneの充電口を扱っていないので、iPhoneはAppleの案内に従ってください(3章)。

充電口に水が入ったら、どうしますか?

乾かします。Appleは、コネクタを下にして手のひらで優しくたたいて水分を抜き、30分以上経ってから充電を試し、警告が続けば丸一日(最長24時間)乾かすとし、米の袋に入れないよう案内しています。GoogleとSamsungは、電源を切ってから乾かすとしています。Googleは、表示が2時間以上続けばサポートに相談するとしています(4章)。

スマホの充電口の修理は、いくらですか?

修理店のスマレストア(税込総額)では、Pixel 7aとGalaxy A54 5Gが10,800円、iPhone 13が11,800円でした。メーカーは充電口だけの項目がなく、Pixel 7aの「充電ポートの損傷」は46,884円、iPhone 13の「その他の損傷」は83,800円でした(5章)。

充電口の交換は、自分でできますか?

私がやったAndroid(Pixel・Galaxy・Xperia・モトローラ・Xiaomi)は、充電口が小さな基板ごと替えられる作りで、はんだは要らず、背面パネルから開けて30〜40分でした。機種によっては、端子をはんだで付け替える作りの部品もあります(6章)。

充電口を替えても充電できないのは、なぜですか?

私が替えても直らなかったときの原因は、本体の基板でした。私が「メーカー・修理店に出す」を勧める理由のひとつが、原因が充電口とは限らないことです(6章)。

11. まとめ

  • 充電できないときは、まず別のケーブル・充電器で試す。ケーブルの劣化や断線も疑う
  • メーカーの案内は、Googleが「中に何も入れない」、Appleが「エアダスターは使わない」、Samsungが「柔らかいブラシなどで異物を取り除く」。私のAndroidでの掃除(IPAなどで汚れを落として接点強化材を使う)は、それより踏み込んだやり方
  • 水が入ったら乾かす(Google・Samsungは電源を切って。Appleは米の袋を使わない)。焦げ・溶け・腐食があれば相談する
  • それでも直らない人に私が勧めるのは「メーカー・修理店に出す」。メーカーは充電口だけの項目がなく高く出て、修理店は10,800〜11,800円の例
  • 自分で替えるなら、基板ごと替えられる作りかを確かめる。私は替えても本体の基板が原因で直らなかったことがある

12. 参考資料

13. あわせて読む

14. この記事について

書いた人 中古品の売買を20年近く続けている古物商。壊れたスマホを直して売ってきた。充電口は、Pixel・Galaxy・Xperia・モトローラ・Xiaomiで基板ごとの交換をしてきた(売って利益が出た、自分用・頼まれて、練習・勉強)。iPhoneの充電口は扱っていない
この記事の読み手 スマホが充電できない・充電口がゆるい・水が入った人で、掃除で済ませるか、メーカーか修理店に出すか、自分で替えるか、買い直すかを決めたい人
一次情報 1章の答え(交換した機種と作り、開け方と時間、部品の買い先、直らなかったときの原因、多かった原因、掃除のやり方と道具、水・サビ、勧めることとその理由、読者が自分でやってよい範囲、iPhone、直した後)
確かめた日 2026年10月13日(Appleサポートの充電・液体検出・お手入れ・修理のページ、Google Pixel ヘルプ、Google ストアの修理料金ガイド、Samsungのサポート、iCracked、スマレストア、Yahoo!オークション、AliExpress、Amazon.co.jpの表示)
相場 ヤフオクのスマホ本体の落札済みを、タイトルの書き方で分けた真ん中の値(Galaxy A54とPixel 7aは9月1日〜10月13日、iPhone 13は9月14日〜10月13日)。Galaxy A54のジャンクなどは件数が少ない。動作の保証ではない
計算機 9章:金額だけの単純な計算。替えても基板が原因で直らないこと、再発、作業の時間、保証の違い、データの移し替えは入れていない。自分で替える見込みは例の値
確かめられなかったこと Samsungのメーカー版での充電口の修理料金、各機種の充電口の作り(基板ごとか、はんだ付けか)の一覧、修理店の保証期間と作業時間、iPhoneの充電口の自分での交換(私は扱っていない)

 

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