- メルカリのハッシュタグってどうやって使ったらいいの?
- なんとなくつけてみてるけどよくわかってない…
- ハッシュタグをつけたのに青くならない…なんで!?
メルカリのハッシュタグを上手くつけられると、商品をたくさんの人に見てもらえるようになるので、結果的に売れやすくなります。
しかし、お客様に見つけてもらうためには、ハッシュタグはむやみにつければいいというわけではなく、効果的に使用することが大事です。
この記事では、ハッシュタグで売れやすくなる仕組みや、効果的なハッシュタグの例、青くならない場合の対処法について解説します。
メルカリのハッシュタグの意味は?
メルカリのハッシュタグとは、商品説明の最後などに書かれた「#〇〇」と青くリンクになっている文字のことです。
Twitterのハッシュタグと意味合いは同じですが、メルカリのハッシュタグは「#(シャープ)」の記号の後に、商品名やブランド名などが書かれていることが多いです。
ハッシュタグをクリックすると、指定された商品名の商品だけを表示させたり、同じブランドの商品だけを表示することができます。
このように、ハッシュタグで関連の商品をまとめることを「タグ付け」といいます。
なぜハッシュタグをつけるのかというと、次のようなメリットがあるからです。
ハッシュタグのメリット
メルカリでハッシュタグをつけるメリットは次の通りです。
- 出品者が自身の商品ページをより見つけてもらいやすくするため
- 購入者が目当ての商品を探しやすくするため
出品者側にとっては閲覧数が増えるので商品が売れやすくなり、ハッシュタグでカテゴリー分けをすれば商品の管理もしやすくなります。
また、購入者側にとっても気になる商品の特徴がわかりやすく、新たに検索し直さなくても気になるハッシュタグをクリックするだけで欲しい商品を見つけやすくなります。
つまり、お互いにとって便利な機能となります。
ハッシュタグのデメリット
一方、メルカリでハッシュタグをつけるデメリットは次の通りです。
- 他の出品者の商品へ流れやすくなる
- つけすぎるとペナルティになる可能性もある
みんなが使っているハッシュタグは、クリックすると様々な出品者の商品が一覧で表示されます。
そのため、一度クリックされてしまうと自分の出品ページに戻ってきてもらえない可能性があります。
また、ハッシュタグをつけすぎると、スパム行為だと判定されてペナルティが課せられる可能性もあります。
このように、ハッシュタグの付け方についてはいくつかポイントがありますので、これから詳しくご紹介していきます。
【基本】ハッシュタグの付け方
- 出品ページを開く
- 商品名と説明の欄にカーソルを合わせる
- 「#」を半角で入力する
- 後ろに関連するキーワードを入力する
- 複数のキーワードをつける場合はハッシュタグ同士の間に半角スペースを入れる
ハッシュタグがちゃんと機能していれば、「#〇〇」の文字が青色になり、下線が引かれた状態になります。
そして、クリックするとハッシュタグのページが開きます。
ちなみに、同じ意味の言葉でも表記が違うと別のハッシュタグになりますので覚えておいてください。
例)
- 「#abc」
- 「#ABC」
- 「#エービーシー」
これらは同じ意味ですが、すべて別のハッシュタグとして認識されます。
同じ意味のハッシュタグでも別の表記の仕方がある場合は、全ての表記で集客できるように、何種類か入れておくといいでしょう。
関連キーワードという考え方
自分の商品ページにたくさんの閲覧数を集めるためには「関連キーワード」をハッシュタグに付けるのが効果的です。
「関連キーワードってどんなもの?」ということについては、初めての方だと少しわかりにくいかもしれません。
「フォーマル用のスーツ」を出品しようとしている場合を例にあげてお話します。
こちらのスーツに「#入園式」というハッシュタグをつけたとします。
子供の入園式にスーツが必要になった親御さんが入力しそうなキーワードですね。
しかし、デザインやサイズにもよりますが入園式に来ていけるようなスーツであれば、「卒園式」でも着ていける可能性が高いです。
そのため、「入園式」「卒園式」というどちらのハッシュタグもつけておくことで
- 入園式のスーツを探している方
- 卒園式のスーツを探している方
という、両方のユーザーにページを見てもらうことができます。
これが、シチュエーションで考えた場合の関連キーワードの考え方です。このほかにも
- 七五三
- お宮参り
- 発表会
- 初節句
…
などなど、出品するスーツが活躍できるような様々なシチュエーションを考えて、ハッシュタグをつけると効果的です。
メルカリでハッシュタグをつけるコツ7選
ハッシュタグで集客するためのコツは以下の通りです。
- 1個だけではなく複数付ける
- 商品の特徴をタグ付けする
- 商品の状態をタグ付けする
- 商品を使用するシーンをタグ付けする
- 値下げ・セールなどのハッシュタグをつける
- 独自のハッシュタグをつける
1個だけではなく複数付ける
ハッシュタグは1個だけはなく複数付けましょう。
しかし「#カメラ」「#一眼レフ」「#ミラーレス」と3つのハッシュタグをつければ、それぞれのハッシュタグから集客できるというわけです。
とはいえ、とにかく沢山のハッシュタグを手当たり次第につければいいという事ではありません。
ハッシュタグをつける数について、もう少し詳しくお話します。
ハッシュタグは何個までつけてもいいの?
ハッシュタグは、一つだけではなく複数個つけてもOKです。
しかし、メルカリの説明文は文字数が1000文字という制限があります。
そのため、あまりにハッシュタグを多くしてしまうと、商品の説明よりもハッシュタグが目立ってしまいますよね。
その結果、スパム行為として通報されてしまう可能性があります。
ハッシュタグは大事ですが、商品の説明文でしっかり伝えたいことを伝えるようにし、ハッシュタグは「補足」として利用しましょう。
あまりに多くなりすぎると業者っぽさが出てしまいます。
多くのハッシュタグをつける時は、スパムのように思われないように商品の説明文がしっかり書けているかをチェックしましょう。
商品の特徴をタグ付けする
基本的には「商品の特徴」をハッシュタグにすることが多いです。
商品の型番やブランド名はもちろん、「可愛い」「おしゃれ」のようなイメージのハッシュタグも効果的です。
- #型番
- #正式名称
- #ブランド名
- #サイズ
- #色
- #年式
- #可愛い
- #カッコいい
- #面白い
など
商品の状態をタグ付けする
また、商品によって次のように商品のコンディションをタグ付けすることもあります。
- #新品未開封
- #未使用
- #未開封
- #ジャンク
- #動作確認品
商品を使用するシーンをタグ付けする
あとは、先ほども少し紹介しましたが、商品を使用するシチュエーションなどもタグ付けしておくと効果があります。
- #入学式
- #成人式
- #結婚式
- #七五三
- #お宮参り
- #セレモニー
- #二次会
- #謝恩会
- #発表会
- #初節句
など
値下げ・セールなどのハッシュタグをつける
お買い得感を伝えるために、以下のようなハッシュタグも効果的です。
- #セール
- #在庫処分
- #〇%OFF
- #フォロー割
- #おまとめ割
- #全品セール
- #半額
- #処分価格
- #安売り
- #大量
- #値引き
- #同時購入
- #お得
- #お値下げ
- #激安
など
独自のハッシュタグを作る
自分の投稿を見てもらう場合、商品は一覧で表示されますよね。
しかし、いろんなジャンルの商品を扱っている場合は、どこに何があるのかをお客様が把握しにくい状態になると思います。
その場合に便利なのが、自分専用のオリジナルハッシュタグです。
- #〇〇ショップのバッグ
- #〇〇ショップのシューズ
- #〇〇ショップのアウター
このような独特のハッシュタグは、他の出品者さん達は使っていません。
つまり、ハッシュタグが被らないので、購入者さんがクリックした際に自分の商品だけを一覧で表示させることができます。
このように独自のハッシュタグでカテゴリー分けをしておけば、「気になる商品」ではなく「気になるアカウント」として見てもらえるようになり、リピーター獲得にもつながります。
同じ商品や似ている商品の出品ページを見てみる
ハッシュタグは、他の人の出品ページも参考になります。
例えば、あなたがカメラを出品しようとしている場合、同じ商品を出品している方のページを見てみましょう。
もし、同じ商品がなければ、似ている商品のページでもOKです。
実際に売れた商品のハッシュタグはとても参考になることが多いです。「販売状況」を「売り切れ」に絞って検索してみましょう。
売れた実績のある商品のみが表示されるので、ハッシュタグを調査してみてください。
ハッシュタグを簡単にコピーできるツール
他の出品者の出品ページのハッシュタグを調査する際には、ハッシュタグをコピーできると便利ですよね。
「フリマアシスト」という無料ツールを使うと、他人の商品ページから簡単にハッシュタグをコピーすることができるので効率があがります。
売り上げをあげるために心強いツールなので、この機会に導入しておくといいでしょう。
メルカリのハッシュタグが青くならない原因と対処法
また、せっかくハッシュタグをつけたのに文字が青くならない(リンクにならないからクリックできない)といった症状が起こる場合もあります。
メルカリのハッシュタグが青くならない原因は、主に次の通りです。
- 「#」を入れ忘れている
- 全角の「#」になっている
- 半角シャープとキーワードの間にスペースが入っている
- 複数のハッシュタグを並べた時に、スペースで区切っていない
このどれかが上手くいっていないと、ハッシュタグが青くなりません。
半角と全角を確認したり、スペースが適切に配置されているかどうかを確認してみてください。
また、適切にハッシュタグを入力しているにも関わらず、文字が青くならない場合はハッシュタグを1行ずつ入れてみると改善されるかもしれません。
例)
#1個目のハッシュタグ #2個目のハッシュタグ #3個目のハッシュタグ …
↓
#1個目のハッシュタグ
#2個目のハッシュタグ
#3個目のハッシュタグ
…
ハッシュタグで自分の商品がヒットしない場合の原因と対処法
出品をしてからハッシュタグを検索してみると、自分の商品が商品一覧に出てこないことがあります。
ハッシュタグでヒットしない時の原因は以下の通りです。
- メルカリアプリのアップデートをしていない
- 検索キーワードを間違えている
- 商品がまだ反映されていない
- 新しい出品が多く下の方へ流されてしまっている
- 出品が取り消されている
- 圏外飛ばしの対象になってしまっている
メルカリアプリのアップデートをしていない
スマホから出品している場合、アプリをアップデートしていないと上手く反映されないことがあります。
その他にも不具合が生じる可能性がありますので、新しいバージョンが更新されていないか確認してみてください。
【メルカリアプリの更新方法】
Android:Playストアを起動→アプリとデバイスの管理→メルカリ→更新
iPhone:App Storeを開く→プロフィールのアイコン→メルカリ→アップデート
検索キーワードを間違えている
ハッシュタグは、大文字や小文字・ひらがなカタカナを区別します。
検索したハッシュタグと説明文に入力したハッシュタグが一致していないと、商品一覧ページには出てきません。
英語のハッシュタグをつけている場合は、スペルにミスがないかなどもチェックしてみてください。
商品がまだ反映されていない
出品してから商品が反映されるまで、タイムラグがある場合があります。
出品してすぐに検索して出てこなかった場合、一旦時間をおいてから再度検索してみるとヒットするかもしれません。
新しい出品が多く下の方へ流されてしまっている
出品してから時間がたってしまっている場合、他の出品者さん達の商品に流されて見つからないことがあります。
新しく出品し直すか、少し値下げをしてから検索し直すと、最新の出品として上の方に表示されますので試してみてください。
出品が取り消されている
メルカリのガイドラインに違反している出品だった場合、出品が取り消しされている可能性があります。出品状態を一度確認してみましょう。
圏外飛ばしの対象になってしまっている
「圏外飛ばし」の対象になると、検索結果に表示されなくなったり、人目につかないような下の方に追いやられてしまいます。
圏外飛ばしになっている場合、メルカリ事務局に目をつけられている可能性があります。
次のようなアカウントは圏外飛ばしの対象になりやすいです。
- 同じ商品を大量に出品している
- 全く同じタイトルを複数出品している
- ツールを使って出品している
- 一日に何度も出品の取り消し→再出品を繰り返している
- 業者認定されている
ツールを使っている、業者であるなど、一般の個人アカウントとは違う動きをしてしまうと、圏外飛ばしになってしまう可能性があります。
大量に商品を扱う時は「メルカリShops」にするなどの対策が必要です。
メルカリでハッシュタグをつける場合の注意点
メルカリでハッシュタグを利用する場合は、注意点が2つあります。
- 関係ないハッシュタグは入れない
- ハッシュタグを入れるために説明文を削らない
関係ないハッシュタグは禁止
関係のないハッシュタグを大量につけてしまうと、スパム認定されてしまう可能性があるので注意しましょう。
ハッシュタグを機械的に羅列して商品ページの閲覧数を増やすという方法は、一時的には効果があるかもしれません。
しかし、ユーザー視点で考えてみるとクリックしたハッシュタグに関連している商品を見たいのに、全然関係のない商品が表示されたら煩わしいですよね。
そうなると、いずれはメルカリ事務局の目に留まり、アカウント停止や圏外飛ばしなどペナルティの対象となってしまう可能性があります。
また、ハッシュタグを見てハッシュタグに書いてある商品だと思って購入したら、思っていたものとは別の物だった…となり、通報に至ったケースもあります。
このように、関係のないキーワード(ハッシュタグ)の羅列は、メルカリでは禁止行為に設定されていますので気を付けて下さい。
ハッシュタグをつけるために説明文を短くしない
上でも少しお話しましたが、説明文は文字数が1000文字までという制限があります。
ハッシュタグをつけるために説明文を削ってしまうと、必要な情報がお客様に伝わりにくくなってしまいます。
説明文はしっかり書き、ハッシュタグは残った文字数で工夫してつけるようにしましょう。
ハッシュタグだけではなく時間帯や売れ筋商品をチェックしよう
このように、メルカリのハッシュタグは上手に使えるようになれば、閲覧数を稼いで商品を売れやすくしてくれる効果があります。
ペナルティを受けないように、今回紹介したコツを踏まえながら上手に取り入れてみてください。
また、ハッシュタグだけではなく、適度に値下げをしたり「売れる商品」を取り扱う、売れる商品を出品することなどもメルカリで稼ぐためのコツです。
メルカリで売るコツを学びたい方は、こちらの記事も目を通していってくださいね。
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