「メルカリのいいね!があるのに売れない」
「いいね!はどんなときに使うの?」
「売れないときの対処法は?」
メルカリ出品で「いいね!」ばかりついて売れないケースはしばしば散見されます。
反応があるのになかなか購入されないと、もどかしい気持ちになってしまいますよね。
この現象は「惜しい商品」によくみられます。少し改善するだけで売れるようになるので、対処法を覚えておきたいところ。
そこで、この記事では
- メルカリのいいね!の意味
- いいね!があるのに売れない理由
- 売れないときの対処法
- いいね!機能の注意点
について詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を参考に「惜しい商品」を「売れる商品」へと返信させてみてください!
メルカリのアルゴリズムといいねの関係性
メルカリのプラットフォームは、さまざまなアルゴリズムを駆使して、ユーザーにとって最も関連性の高い商品を提示するように設計されています。その中でも、「いいね」機能は、商品の人気度やユーザーの興味を反映する重要な指標の一つです。この文書では、メルカリのアルゴリズムと「いいね」の関係性について詳しく解説します。
メルカリのアルゴリズムは、ユーザーの行動履歴、検索履歴、購入履歴などのデータを基に、個々のユーザーに最適化された商品を提示するために開発されています。これにより、ユーザーは自分の関心事に即した商品を簡単に見つけることができます。
「いいね」機能は、ユーザーが商品に対して好意を示すための手段です。ユーザーが商品に「いいね」をすると、その情報はメルカリのサーバーに保存され、商品の人気度やユーザーの好みを示すデータとして利用されます。
メルカリのアルゴリズムでは、「いいね」の数が商品の露出度に直接影響を及ぼします。具体的には、「いいね」の多い商品は検索結果やおすすめ商品のセクションで上位に表示されやすくなります。これは、「いいね」の数が商品の人気や質の指標として機能するためです。
また、「いいね」はユーザーの好みを学習するための重要なデータソースともなります。ユーザーが特定のタイプの商品に「いいね」をすると、メルカリのアルゴリズムはそのユーザーがそのタイプの商品に興味があると推定し、類似の商品をおすすめするようになります。
メルカリの「いいね」機能は、単にユーザーが商品に対して好意を示す手段にとどまらず、メルカリのアルゴリズムがユーザーの好みを理解し、最適な商品を提案するための重要なデータを提供しています。商品の露出度を高める効果と、ユーザー体験を向上させる効果を同時に持つことで、「いいね」機能はメルカリにおいて欠かせない要素となっています。
メルカリの「いいね!」の意味とは!概要をサクッと解説
そもそも「いいね!」はどんなときに付くのでしょうか。
こちらでは、出品者の立場からメルカリのいいねの機能を紹介していきます。
詳しくみていきましょう。
値下げ情報が通知される
商品が10%以上値下げされた場合、いいねしておくと通知が届きます。商品の値下げを待っている方はいいねを押しておくケースもあるでしょう。
もちろん、他にいいねを押している人にも通知がいくので、すぐに売り切れる可能性があることも覚えておきましょう。
しかし、適用されるのは1商品につき1回までです。
コメントが付いたら通知される
いいねをつけた商品にコメントが付くと、通知がいく仕組みになっています。そのため、気になる商品の情報を知りたい方は、とりあえずいいねを押しておく傾向があります。
この機能を使えば、2回目以降の値下げ情報や重要な仕様変更もかんたんに伝えられますね。
履歴で一括管理できる
いいね!すると商品をリストアップできます。他の商品と価格を比較できるため、一括管理を目的にいいねを押すケースがあります。
割と軽い気持ちでいいねを押すことも多いようですね。
上位表示される可能性が上がる
いいねが増えると、検索上位に表示される可能性が高まります。上位表示されれば多くのユーザーの目に留まりやすくなります。
多くのいいねが集まれば商品が売れるようになるので、出品者にとってメリットが大きいですよ。
メルカリでいいねが多いのに売れない理由4選
メルカリでいいねをもらっているのに、なかなか商品が売れない場合は、何が原因になっているのかチェックしてみましょう。
よくある売れない理由は以下の4つです。
どの理由が当てはまるか、確認してみてください。
商品が気になっているだけでいいねしている
いいねが増えても売れない場合「気にはなっているけど今すぐ購入したいわけではない」ということです。
値下げすれば売れる可能性が高いですが、利益が減ってしまうので計画的に行うことが大切です。
時間がないのでいいねリストにとりあえず保存している
いいねリストに保存はしたけど、忙しくて購入できていないということも考えられます。もし相手のプライベートが落ち着けば購入してもらえるかもしれません。
いいねをもらってすぐに売れないからと行って値下げを考えるのではなく、少し様子をみるようにしましょう。
すでに他の商品を購入している
いいねをして、他の商品と比較した結果、他の商品を購入していることもあります。出品者側から取り消せないため、いいねだけが残ってしまうこともあるでしょう。
いいねの数の増減に振り回されず、商品を買ってもらうことを優先的に考えましょう。
値下げを待っている
商品が気になっているけれど、価格が高いため購入していないという場合もあります。
値下げされれば通知が来るので、手が届く価格帯まで値下がりするのを待っている可能性もあります。
メルカリで「いいね!」だけで売れないときの対処法7つ
それでは、いいねを集めたものの商品が売れないとき、どうすれば良いのでしょうか。
こちらでは、対処法を7つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
値下げやコメントで通知する
いいねがたくさん集まったタイミングで通知機能を利用しましょう。具体的には、10%以上の値引きや自分でコメントをつけることです。
ただし、値下げのしすぎには注意しましょう。あらかじめ取りたい利益を計算しておき、無理のない範囲で実施するようにしてみてください。
2.写真や商品説明を見直す
写真が魅力的でないことや、商品概要の説明不足により購入されないことがあります。
同じジャンルの商品を出品している人の写真や説明文を参考に、手を加えてみると良いでしょう。
修正したらコメントに残せばいいねしてくれた人に通知が行きます。もし商品の写真や説明に原因があったとすれば買ってくれるかもしれません。
実例を交えた魅力的な商品写真の作り方
**明るい自然光の活用:**商品を撮影する際は、できるだけ自然光を活用しましょう。柔らかく均一な光は、商品の細部を際立たせ、色を自然に見せる効果があります。例えば、窓際で撮影することで、商品に自然な明るさと暖かみを与えることができます。
**背景とのコントラスト:**商品が際立つよう、シンプルで統一感のある背景を選びましょう。例として、白い背景に明るい色の商品を置くことで、商品の色彩が強調され、視覚的に魅力的になります。
**アングルと構図:**商品を様々な角度から撮影し、その特徴を際立たせましょう。例えば、上から見たり、サイドから見たりすることで、形状やサイズ感をより明確に伝えることができます。また、商品を使用している様子を捉えることで、機能性やサイズ感を理解しやすくします。
セールスを伸ばす商品説明の心理的テクニック
**限定性の強調:**人は失うことを恐れるため、限定品や期間限定オファーは購買意欲を刺激します。例えば、「限定色」「数量限定」などの言葉を使うことで、緊急感を演出し、決断を促すことができます。
**ストーリーテリング:**商品にストーリーを結びつけることで、感情的なつながりを生み出します。例えば、商品の背後にあるインスピレーションや、それを作る上での苦労話などを共有することで、顧客の共感を誘い、商品の価値を高めることができます。
**社会的証明の提示:**レビューや評価、インフルエンサーによる推薦は、他者の購入経験を基に信頼性を築きます。例えば、「この商品を愛用している有名人」や「顧客の満足度が高い」といった情報は、購入への抵抗を減らし、信頼感を与えます。
魅力的な商品写真と心理的なアプローチを取り入れた説明文を通じて、商品の魅力を最大限に引き出し、顧客の購買意欲を喚起することが可能です。これらのテクニックを上手く活用し、より多くのセールスを実現しましょう。
再出品して上位表示させる
何をしても売れないのであれば、再出品を検討しましょう。当然のことながら、再出品するといいねはリセットされます。
しかし、新着商品として上位表示してもらえるので、インプレッションが増えるというメリットがあります。
また、可能であれば以前の価格よりも下げて再出品したほうがよいでしょう。
メルカリ以外のプラットフォーム(ヤフオクなど)に出品することを検討してみるのもおすすめです。
メルカリの評価を上げる
メルカリ内での評価が低い場合、商品ではなく出品者自身に原因がある可能性が考えられます。
メルカリは出品者と購入者の評価が共通です。もし出品者としての評価が低いのであれば購入者として評価を上げるようにしてみてください。
値下げをする
出品価格から10%以上値下げをすると、上位に掲載されるようになります。10%以上の値下げが可能であれば、値下げで上位表示を狙いましょう。
もし、それほど値下げができないという場合は再出品のほうがよいでしょう。
商品は売れなければ永遠に0円です。少しでも利益があったほうが良いと考えるなら、売れない商品を何度も同じ条件で出品するよりも、多少利益が減っても売上があったほうが良いでしょう。
セット売りにする
なかなか売れないときは、他の商品とまとめてセット売りにするのがおすすめです。
このとき、1つずつを個別に買ったときよりも安い価格に設定することが大切です。単品では売れない商品も「お得だから」という理由で売れることがあります。
セット売りが難しい場合、おまけをつけるのも有効です。「おまけ付き」と商品に書いてあると、他の商品よりもお得感が増すので選んでもらえる可能性が高まります。
ただし、ブランド品はまとめると高額にみえるため売れにくくなる場合があるので注意が必要です。
逆にセット売りで売れていない場合は、バラ売りにすると売れるケースもあります。例えば、スキンケア用品などが当てはまります。
ジャンルによって向き不向きもあるので、引き出しをたくさん持っておき、反応の良い方法を模索してみると良いでしょう。
売れるまで待つ
再出品や値下げをするのも良いですが、時間が経てば売れることもあります。もしかしたら、今購入しようか迷っている人がいるかも知れません。
売れるまでもう少し気長に待ってみるのも良いでしょう。ただし、2週間以上売れないままであれば今後も動きがない可能性が高いので、何らかのアクションを起こしたほうが良いかもしれません。
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