「金持ち父さんシリーズは、どの順番で読めばいいのか」を調べて来られた方に、先に私が読んだ順番を書きます。
『金持ち父さん 貧乏父さん』→『キャッシュフロー・クワドラント』→『起業する前に読む本』→『若くして豊かに引退する方法』→『投資ガイド 入門編』→『投資ガイド 上級編』の6冊です。
1冊目と2冊目で、シリーズ全体で使われる考え方(資産と負債、E・S・B・Iの4つの区分)が出てきます。3冊目からは、書名のとおり、起業、引退、投資と、テーマごとの本になります。私は起業の本を先に読み、投資の本を最後に読みました。この向きは、あとで私が自分の20年を整理して書いた順路(会社員→会社員のまま副業→仕組み→事業の売買)と同じです。
1. 結論:私が読んだ6冊と順番
| 順番 | 書名(筑摩書房) | 改訂版の刊行 | テーマ |
|---|---|---|---|
| 1 | 金持ち父さん 貧乏父さん | 2013年11月 | シリーズの土台。資産と負債の考え方 |
| 2 | 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント | 2013年11月 | 収入の出どころで人を4つに分ける図(E・S・B・I) |
| 3 | 金持ち父さんの起業する前に読む本 | 2015年8月 | 起業(B) |
| 4 | 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 | 2015年11月 | 引退 |
| 5 | 金持ち父さんの投資ガイド 入門編 | 2014年3月 | 投資(I) |
| 6 | 金持ち父さんの投資ガイド 上級編 | 2014年3月 | 投資(I) |
刊行日は、筑摩書房の「金持ち父さん」シリーズのページに載っている改訂版の刊行日です(2026年9月に確認)。
2. 1冊目と2冊目は、あとの本の前提になる
シリーズのあとの本は、1冊目と2冊目の言葉を知っている前提で書かれています。とくに2冊目のキャッシュフロー・クワドラントは、人を職業ではなく、収入がどこから来ているかで分ける図です。
| 区分 | 収入の出どころ |
|---|---|
| E(従業員) | 自分の時間 |
| S(自営業者) | 自分の技能と時間 |
| B(ビジネスオーナー) | 他人の時間と仕組み |
| I(投資家) | 他人のお金と資産 |
3冊目以降の「起業」「引退」「投資」は、この図のどこへ進むかの本です。だから、1冊目と2冊目を先に読んでおくと、残りは自分が進みたい方向の本から読めます。
3. 私が起業を先に、投資を最後に読んだこと
私の6冊は、起業(B)の本が3冊目、投資(I)の本が最後です。この向きは、私があとで自分の20年を整理して書いた順路と同じです。
| 段階 | 私の順路での中身 |
|---|---|
| ① E | 会社員として働く |
| ② E+S | 会社を辞めずに、副業を始める |
| ③ B | 仕組みを持つ、または作った仕組みを売る |
| ④ I | 事業を買う、事業を売る |
この順路は、キヨサキ氏の図そのものではありません。私は3か所を変えています。くわしくはESBIクワドラントに、もう1つ段階を足しましたに書きましたが、要点だけ書きます。
変えたところ① Eを捨てない(E+S)
キヨサキ氏の図は、左(EとS)を出て右(BとI)へ行け、と言います。私の設計では、会社員のままSを始めます。生活費を給与でまかなえば、副業の利益を全額、次の段階の元手に回せるからです。
変えたところ② Bへ行く道を2本にする
人を雇って仕組みを持つ道と、自分が作った仕組みを商品にして売る道です。私は人を雇う道で赤字を出し、いまは仕組みを売る側にいます。
変えたところ③ Iを、金融商品ではなく事業の売買として置く
金融商品は誰でも買えるので、そこでは差がつきません。事業の売買は、その業界が分かる人にしか値段が付けられません。①から③を通ってきた人ほど、④で正確に値付けできます。
4. シリーズの中で、私がいちばん正しいと思っている定義
それは、富を金額ではなく日数で測る、という考え方です。いま働くのをやめたとして、今の生活を何日続けられるか。その日数が、そのまま自由の量です。収入が増えても、同じだけ生活水準を上げていれば、この日数は増えません。
計算機:いま働くのをやめたら、何日暮らせるか
すぐ使えるお金(貯金など・円)
1か月の生活費(円)
働かなくても毎月入るお金(配当・家賃収入など・円)
はじめに入っている数字は、計算のための仮の値です。1か月を30日として計算しています。税金、物価の変化、貯金の利息は入れていません。
生活費を下げても、働かなくても入るお金を増やしても、日数は伸びます。副業で得た利益を、生活費に使わずに、働かなくても入るお金の側に回していく。私が②のE+Sを置いたのも、生活費を給与でまかない、副業の利益を全額、次の元手に回せるからです。
5. 改訂版と、シリーズのほかの本
筑摩書房のシリーズのページには、上の6冊を含む7冊の改訂版が載っています(もう1冊は『金持ち父さんの子供はみんな天才』)。ほかに、改訂されていない本が12冊並んでいます。私が読んだのは、この記事に書いた6冊です。
改訂版と旧版の違いについて、出版社のページには、具体的な違いの説明は見当たりませんでした。いまから新品で買うなら、出版社のページに載っている改訂版を選べば、書名で迷うことはありません。
よくある質問
金持ち父さんシリーズは、何から読めばいいですか?
私は『金持ち父さん 貧乏父さん』から読みました。2冊目の『キャッシュフロー・クワドラント』まで読むと、シリーズで使われる考え方がそろいます。3冊目からは、起業、引退、投資と、進みたい方向の本を選べます。
全部読む必要はありますか?
シリーズは改訂版だけで7冊、ほかに12冊あります。私が読んだのは6冊です。1冊目と2冊目のあとは、書名のテーマで選べば足ります。
『金持ち父さん』の考え方は、そのまま使えますか?
私は、E・S・B・Iの図をそのままではなく、会社員のまま副業を始める段階を足して使っています。いちばん役に立っているのは、富を日数で測るという定義です。
改訂版と旧版は、何が違いますか?
出版社のページには、具体的な違いの説明が見当たりませんでした。改訂版は2013年から2015年に出ています。
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出典
- 筑摩書房「『金持ち父さん』シリーズ」https://www.chikumashobo.co.jp/special/richdad/
- 筑摩書房『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480864246/

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