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クラウドソーシングで稼げないリアルな体験談&収益向上の解決策

クラウドソーシング 稼げない 副業
この記事は約32分で読めます。
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・副業でクラウドソーシングしたいけど稼げないって本当かな

・クラウドソーシングに登録したけど稼げない…だけど何が悪いんだろう

・稼げない理由を知って、改善するための最短ルートを知りたい

仕事を依頼したい人と、仕事を受注したい人をネット上でつなぐクラウドソーシングというサービス。

クラウドソーシングの市場規模は、年々ものすごく拡大されていっています。

 

特に2023年から2028年の市場予測では、アジア地域が一番伸びるといわれていて、この5年間で成長率は10%と予測されています。

 

クラウドソーシングサービスの具体的な例でいけば、ランサーズ・クラウドワークス・ココナラなどが有名で、実際に利用したことがある方も多いですよね。

しかしクラウドソーシングは手軽に始められる反面、大きく稼ぐのは難しいと言われています。

実際、「クラウドソーシング稼げない」で検索すると、ものすごい数の記事がヒットします。

 

結論から言ってしまうと「クラウドソーシングではコツをつかめないと稼げない」と僕は考えています。

今回の記事では、「クラウドソーシングはなぜ稼げないのか」という部分に焦点を当ててお話していきたいと思います。

【改善】クラウドソーシングで稼げない13の原因と稼ぐコツ

クラウドソーシングは、初心者でもOKな案件も多いですし、案件を選べばものすごくスキルがなければいけないというハードルの高い働き方・副業ではありません。

なのに、なぜ「稼げない」と困っている方が多いのか。

フリーランスの多くの人が、不安に思うことに「収入が低い」ということをあげます。

では、フリーランスの方々はどのくらい稼いでいるのでしょうか。

副業として行う場合、フリーランスとしての年収は年収100万円未満が最も多く、月収にすると約83,000円以下です。

クラウドワークスの調査結果を見てみると、月収が1~5万円以下という割合が最も多く、月に1万円も稼げていない人は11%でした。

  • 1万円-5万円 51%
  • 5万円-10万円 25%
  • 1円-1万円 11%
  • 10万円-15万円 7%
  • 15万円-20万円 2%
  • 20万円-30万円 2%
  • 30万円以上 2%
引用:https://crowdworks.jp/articles/5946/

月に10万円以下の収入では、家族と同居している場合ならこの金額でもなんとかなるかもしれませんが、生活が成り立たない人が大半です。

なぜ、こんなにクラウドソーシングで稼ぐのは難しいのでしょうか。

この理由を13項目に分けて説明します。ぜひ最後まで目を通してください。

1.とにかく競争率が高い

初心者でも簡単、誰でも取り組める!というハードルの低さが故に、とにかくライバルが多く、競争率が高くなっている点が理由のひとつです。

先ほどお伝えした通り、クラウドソーシング市場はうなぎのぼり状態です。

条件が良い案件には、とにかくたくさんのライバルがいます。その中には、プロでやっているワーカーも多いので、初心者さんが選ばれるにはハードルが高いです。
例えば、こちらの案件では965件もの提案があり、画面の向こう側には965人のライバルがいるということになります。

このように、条件がいい案件ほど競争率は高くなりますので、ライバルが多い所で戦っても埋もれてしまい、受注できず収入にならないのです。

そのため、クラウドソーシングで高収入を目指したいなら、ライバルたちに勝てるスキルや経験を身につけるか、人間性や作業量などでライバルと差別化する必要があります。

その他、プロフィールや提案文を作りこんで、上手にアピールするのも有効です。

2.初心者向け案件の単価が安い

クラウドソーシングは、初心者から始めた場合単価が低いのが通常です。

仕事の受注形式にもよりますが、初心者向けの「タスク系案件」であれば1件5円~20円ほど。

1文字単価は0.3円~0.5円から始まることが多く、それ以上は一定のスキルが求められます。

単価が低ければ、とにかく量をこなしていかないと稼げません。

永遠に単価の低い作業を続けていると疲弊してしまいますし、そのまま続けていても大きな金額を稼ぐことはできません。

そのため、単価の高い案件を受けられるスキルを身に着けたり、最初の報酬が安くてもスキルアップできる案件を選ぶようにしましょう。

3.単発になりがちで安定収入を確保しにくい

新しい事業のロゴを作りたいけど、自分にはスキルがない。じゃあクラウドソーシングで発注しよう!

このようなケースで仕事を受注した場合、そのロゴデータの提出が終われば、仕事は終了です。

クラウドソーシングの発注者は「今、この手が行き届いていない案件を、アウトソーシングしたい」と考えている場合が多いです。

そのため、クラウドソーシングで継続的に仕事をもらえることは稀で、ほとんどのワーカーが仕事量・収入の不安定さをデメリットと感じています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000112674.html

単発バイトと同じで、安定した収入を得ることにはつながらず、常に新しい仕事を探し続けなければならない…これってかなり心が疲れますよね。

安定収入を稼ぐためには、どうしたら継続案件をもらえるのかを考える必要があります。

ロゴ制作などの案件よりも、記事作成の仕事の方が継続に繋がる可能性は高いです。また、クライアントの方針にもよりますが、基本的には信頼を得られる仕事を心がけ、どんどん提案していくのが効果的です。

4.手数料が高い

クラウドソーシングの会社は、クライアントとワーカーを繋ぐ「場の提供」が仕事ですが、「システム利用料」で利益をあげています。

しかし、利用する側からしてみるとこのシステム手数料はかなり大きな問題です。

いくつかのサイトのシステム利用料を並べてみましょう。

サービス名 システム利用料 振込手数料
ランサーズ 20万円超:5%
10〜20万円以下:10%
10万円以下:20%
指定銀行:110円
他銀行:550円
クラウドワークス 20万円超:5%
10万〜20万円以下:10%
10万円以下の部分:20%
タスク形式の場合:20%
指定銀行:100円
他銀行:500円
ココナラ 一律22% 3000円未満:160円
3000円以上:無料
ビズシーク 10万円超:5%
10万円以下:10%
指定銀行:110円
550円
シュフティ 一律10% 330円
サグーワークス 無料 3万円未満:320円3万円以上:373円
SKIMA 1,000円~20,000円以下:22%
20,001~50,000円まで:16%
50,001円以上:11%
262円

パーセンテージでいわれてもあまりピンとこないかもしれませんので、具体的な例でお話します。

例えば「50,000円」の報酬を受け取る場合、実際にもらえる金額は以下の通りです。

サービス名 手数料 振込手数料 実際にもらえる金額
ランサーズ 10,000円 110円 39,890円
クラウドワークス 10,000円 100円 39,900円
ココナラ 11,000円 無料 39,000円
ビズシーク 5,000円 110円 44,890円
シュフティ 5,000円 330円 44,670円
サグーワークス 無料 373円 49,627円
SKIMA 5,500円 262円 44,238円
1番手数料が取られるのはココナラで、サグーワークスが1番良心的ですね。
ココナラは手数料で11,000円も取られるのに対して、サグーワークスは振込手数料の373円しか引かれません。

例)【ココナラ】

  • 手数料: 22% 50,000円 * 22% = 11,000円
  • 振込手数料 (3000円以上): 無料

実際にもらえる金額 =
50,000円 – 11,000円(手数料) = 39,000円

例)【サグーワークス】

  • 手数料: 無料
  • 振込手数料: 373円

実際にもらえる金額 =
50,000円 – 手数料 (無料) – 振込手数料 (373円)
= 49,627円

これをみるとサグーワークスで記事を書けばいいと思うかもしれませんが、サグーワークスはほとんど仕事の案件がありません。

プラチナライターの資格を取れば稼ぎやすくはなりますが、狭き門なので初心者さんが合格するのは難しいでしょう。

事前にレベルの低いライターさんを振り落としているからこそ、このような料金設定ができるのかもしれませんね。

 

そして、一定の給与を受け取っている場合、クライアントによっては、源泉徴収を差し引いた形で報酬が支払われる場合があります。

こうなると、より手取りは減ってしまいます。

 

システム手数料や源泉徴収に関しては、ワーカーは何もできることはありません。

手取り金額を意識して収入を増やすか、クラウドソーシングできちんとしたクライアントと関係性を作り、手数料を引かれない独自契約に進むことを考えていく必要があります。

5.相場よりも条件が悪い案件がある

発注側であるクライアントが、仕事の難易度を理解していないケースも結構あります。

その仕事の納期や単価が市場からかけ離れている場合は、その仕事は良い仕事とは言えません。

仕事の難易度に報酬が見合っていない場合で、そのことにクライアントが気が付いてくれていない場合は深追いしない方がいいでしょう。

まだ駆け出しのクライアントで、「報酬はもっと払いたいと思っているけど原資がない…」というケースであれば、一緒に事業を大きくするという選択肢もあります。

苦しい時期を一緒に乗り越えて、利益が出たタイミングでの価格交渉なら成功率は高いはずです。

しかし、そこまで待っていられない・応援する気持ちになれないという場合は、別のクライアントを探した方が早いです。

6.単価交渉が難しい

継続的に仕事を受注できるようになってきたら、契約当初よりも質の高い仕事ができるようになっているはずです。

できれば単価を上げてほしいと考える人は多いのですが、実際に単価交渉に進める人は少ないです。

最初の最安単価で仕事が進んでいってしまうことになり、いつまでも大きく稼ぐことが難しくなります。

しかし、「交渉の場を設けられれば価格交渉の成功率は悪くない」というデータがあります。

引用:https://blog.freelance-jp.org/20211026-13838/

一方、単価を上げてもらえなかった人の約半数は、そもそも「単価を上げてほしい」という話し合いすらできていないんですね。

クライアントとの信頼関係ができていればこそだとは思いますが、長期的に収入を得ていくには、単価交渉は必須です。

しかし、何もないタイミングで単価交渉をしても、クライアントからしてみれば疑問が残りますし、最悪案件を継続できなくなってしまう場合もあります。
単価交渉が成功しやすいタイミングは以下の通りです。
  • SEOで記事の順位が上がった時
  • 仕事にかかる経費が高騰した時
  • 新たに追加で出来る仕事を提案する時
  • 高単価な案件に乗り換える時

単価を上げてほしい理由など、何を伝えるかをしっかり考えて交渉しましょう。

7.クライアントとの信頼関係が築きづらい

文字でのやり取りが中心になるクラウドソーシングの世界では、クライアントと信頼関係を結びにくい面があります。

中でも、報酬の支払いについてはトラブルになることも多く、不信感を抱いているワーカーも多いです。

引用:https://www.mhlw.go.jp/content/001145152.pdf
さらに、在宅ワークとしてクラウドワークを選択されている人には、うつ病などを抱えて社会の中では働くことが困難だったり、いろいろな事情で家から出て働けない人もたくさんいます。

そしてこれはワーカーだけでなく、クライアント側にも言えることです。

そういう事情で在宅ワーク、クラウドソーシングを利用している場合は、人との距離感をつかむのが苦手だといったケースが考えられます。

そうなると、より信頼関係を結ぶのは難しいでしょう。

逆に言えば、しっかりと報連相を意識して素早いレスポンスと誠実な対応をしていれば、ほかのワーカーよりも一歩先んじることができるという利点にもなります。

「信頼関係を築くのが難しい」というデメリットを、メリットに変えるように誠実な対応を心がけましょう。

もし、人間関係が苦手という理由で在宅での仕事を探している場合は、クラウドソーシング以外の仕事も紹介していますので、以下の記事も参考にしてみてください。

8.実績がないと仕事が取りにくい

クラウドソーシングは、上記にも書いた通り、文字でのやり取りが中心です。

ワーカーの性格やひととなりなどを知ることができない状態で、クライアントはどの人に仕事をお願いするかを決定しなければなりません。

クライアントがフリーランスを採用するときに見ているのは、「スキルのマッチ度」「スキル・専門性の高さ」を上位にあげています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000031581.html

つまり、クライアントが何を見て仕事を発注するかというと「実績・評価」です。

 

アンケート結果の上位に入っている「ワーカーのスキルがマッチしているか、専門的な事ができるか」を判断するためには、4位と10位に入っている過去の実績や評価、ポートフォリオを見せるのが1番わかりやすいです。

実績がないところからクラウドソーシングを始めるのであれば、クライアントが求めるスキルといかにマッチしているか、スキルが高いかを伝える努力をしましょう。

ポートフォリオがあれば1番いいですが、スキルや今までやってきた仕事などを丁寧に書いておくのも一つの手段です。

9.固定報酬制だと時間単価が低くなりがち

クラウドソーシングでは、「1つの案件を仕上げて○○円」といった固定報酬制の案件が多いです。

固定報酬制の案件では、作品を仕上げるまでどれくらい時間がかかっても、報酬は固定です。

時間をかければかけるほど、時間単価は低くなってしまうのです。

1日は24時間と決まっているので、その中でいかに効率的に仕事を進めていくかを管理するスキルが必要です。

ストップウォッチなどを利用して、一つの作業にどのくらい時間がかかるのかを計測して、作業時間と単価がわかりやすいように可視化してみましょう。

10.そもそも応募している案件数が少なすぎる【体験談あり】

そもそも実績がないから仕事の受注は出来ないし、出来ても意思疎通が難しい…

このように考えてしまうと、だんだん応募できる仕事がなくなっていき、挫折してしまうというのがよくあるパターンです。

初心者の間は、とにかく数をこなすことが大事です。

あまり条件が良くなくても、できる仕事からバンバン受注して評価をもらいましょう。

僕の外注さんの話なのですが、クラウドソーシングで初めて仕事を受注できたのは、42提案目だったそうです。

画像作成が得意だったので、ロゴやサイトタイトルなど、様々なコンペ・プロジェクトに応募していたそうですが、その時点で実績はタスク系ばかり10ほど。

 

毎日案件を探し、いくつも提案したのに、なんのアクションのない日々が続き、画像作成だけでなく、自分の今のスキルでできそうな案件にとにかく応募しまくっていったそうです。

結局その42提案目の仕事は、まったくやったことのない「サイト運用のための英訳」でした。

でもここが大事だったんです。

そうするうちに少しずつ仕事が受注できるようになって、実績も評価も増えていったとのこと。

もし、画像作成だけに固執して、同じジャンルの案件ばかりに提案していたら、きっとクラウドソーシングで仕事を探すことを辞めていました…。

「提案なんて、蹴られて当然!」という強い気持ちで、とにかく応募していく気概が必要です。

11.一つのサイトに固執しすぎている【体験談あり】

先ほどの外注さんの話には続きがあって、最初はクラウドワークスでお仕事を探していたそう。

あまりにも仕事が取れないので、途中、ランサーズも同時に登録して平行していたら、同じ会社だけど、単価が違って登録されていることがあったそうです。

このように、同じ仕事でも単価を違えて掲出しているケースはよくあります。

 

なぜ単価が違うのかというと、サイト毎の手数料による違いがあるからです。

単価を計算し直してまで別のサイトにも登録する理由は、より多くのワーカーと出会う機会を増やすためです。

 

ワーカー側も同じで、複数のサイトに登録することでクライアントとマッチングできる可能性が広がります。

振込手数料などのことを考えれば、ひとつのサービスに絞るのは悪くないのですが、1つのサービスしか利用していないクライアントもいます。

他のクラウドソーシングサービスにあるかもしれない「ピッタリな仕事」との出会いが無くなってしまうので、最初は様々なサービスに登録をして、色々な案件を見てみるのがいいでしょう。

12.仕事受注は永久保証ではない【体験談あり】

クラウドソーシングの仕事をいくつか受けることができ、これで安心だと過ごしていたら、クライアントから、仕事の打ち切りの連絡があり、次月からの収入が0になりました…

これは前述の外注さんに実際に起こった出来事です。

 

クラウドソーシングで順調に実績を重ね、2つお仕事を受注することができてクライアントともちゃんと連絡が取れていたのですが…

  • そもそも発注できる仕事がなくなってしまったから、という理由で受注が終了
  • クライアントの体調不良により、受注が終了

毎月3万円~4万円くらいコンスタントに稼げていたのに、3か月も持たず、0円になってしまったそうです。

 

クラウドソーシングに限った話ではありませんが、ネットで受注する仕事の場合は、クライアントの都合で案件が突然なくなってしまうリスクが高いのも事実。

一つのクライアントのみで仕事をしないように、複数の仕事を受注する方がリスク分散になります。自分の余力を確認しながら3~4つの仕事をしつつ、新しい仕事をある程度常に探しておくといいでしょう。

13.軌道に乗る前に自分の心が折れる

クラウドソーシングで稼げない理由で多いのは「軌道に乗る前に自分の心が折れる」です。

・提案しても、全然仕事にならない

・継続案件がなかなか見つからず、ずっと新しい仕事を探し続けている

副業でやっている方が多いので、この状態が続くとしんどいですよね。

引用:https://crowdworks.jp/articles/5946/

クラウドソーシングの仕事は、しっかりポートフォリオとして提出できる実績を積めば、ある程度仕事を受注することができる働き方です。

しかし、軌道に乗せるまでの道のりが初心者さんにとって本当に厳しく、精神にくる仕事であることは事実です。

そして、その後も常に安定しているとは限りません。

 

でもこれも裏を返せば、「ま、そんなもんでしょ」と切り替えられる人であれば成功する可能性は十分にあります。

トラブルがあったとしても「じゃあ、次はもっといい案件取るのに、どうアピールしてやろうか」と考えるタフさをもって、取り組んでみてください。
細野
細野

外注さんにはいろいろな逸話があるので、実際にクラウドソーシングで稼げなかった体験談を見ていきましょう。

【実録】クラウドソーシングで稼げなかった人の体験談

僕の外注さんが実際にクラウドソーシングを利用していたので、稼げなかった時のエピソードを教えてもらいました。

1.データ入力の仕事(外注さんの体験談)

タスク系でよくある「データ入力の仕事」は、とにかく実績を積みたかった時期にやっていました。

タスク形式の案件は「単価5円」程度で、webサイトに載っている企業情報を集めるものや、単価20円程度で、特定の単語についての情報を集めるような仕事がありました。

企業情報は、企業の所在地や設立年月日、創業者の名前などをサイトから拾ってきてコピペします。

特定の単語は、例えば「アルギン酸」という単語をもとに、関係する病気や薬、サプリなどの情報を検索し、コピペする感じです。

案件によっては、一気に何件でも請け負えるものも多く、暇な時間にスマホから仕事をしていましたが、なぜか作業完了後に拒否されるものもあり、理由を聞いても納得できない場合が多かったので、自然とやめてしまいました。

当然ここからも手数料が引かれるので、100件ほどやっても手取りはほんと数百円です。

1件当たりは時間がかからないというメリットはありますが、疲弊度はすごかったです。

2.画像作成と出品作業の仕事(外注さんの体験談)

42提案目でやっと案件が通りました。

とある販売サイトに掲載するための画像作成と、その出品作業の仕事もしていました。

サイトから画像を取ってきて、真四角画像や背景切り取りなどの作業をし、それをもとに商品説明の情報を作成、サイトに出品していくという作業でした。

1件40円の仕事で、どう考えても時給300円ほどにしかならない仕事。

それでも、クライアントさんの人柄がよく、すきま時間に仕事をしていました。

月に6,000円ほどだったので一時期倍に増やしてほしいと交渉したものの、あまりに時間がかかりすぎて、時間コストに見合わないなと判断し、月に6,000円ほどで安定して仕事をしていました。

そんなに大きくは稼げないけど、コンスタントに稼げるし、画像加工楽しいしいいか、と思っていたら、クライアントさんが急遽入院することになり、仕事自体が突然なくなりました。

単価は低いし、仕事は突然なくなるし…

でもこの経験で、安定した収入を得るには、仕事は平行していくつも持っていなければいけないのだと勉強になりました。

3.英訳の仕事(外注さんの体験談)

出品作業に伴う英訳の仕事をしていました。

プロフィールに入力できる「スキル」に、20年以上前に取った英検2級を書いていたことで仕事を受注できました。

スキル部分は、これ書いてもいいのかな…というものも書いておく方が有利だと感じました。

この仕事は、商品タイトルを英訳し、80文字以内に収めるといったもの。

英訳1件でだいたい2,3分で10円~20円で、時間単価で考えると割と悪くない仕事ではありました。

ただ、とにかくクライアントのレスポンスが悪かったです。

質問をしても、返事が返ってくるのに3日とかがざら。

その間仕事は進みません。

また、仕事もいつ追加されるかが全く読めず、しかも急かされるという感じで、意思疎通は壊滅的。

結局月に4,000円~5,000円程度にしかならず、辞めてしまいました。

4.ロゴ作成の仕事(外注さんの体験談)

コンペ形式、プロジェクト形式の仕事の提案をしてみた事があります。

結論を言うと、40件ほど提案しましたが、1件も通りませんでした。

どなたかが採用されるケースはまだいい方で、誰も採用されないといったケースもたくさんありました。

クライアント側には画像提示がされている場合も多く、正直なところ、もしかして提案された画像を無断で使っているのでは…と思うようなケースもありました。

 

コンペの場合は特に、採用されなければ提示したものの作成時間分の費用は0です。

提案が通ったわけでもないのでポートフォリオにも使えず、結局成果は0。

とにかく心が折れた経験でした。

【保存版】クラウドソーシングで稼げない人の3つの特徴と解決法

ここまでクラウドソーシングで稼げない理由についてご紹介してきましたが、ここからはクラウドソーシングで稼げない人の特徴を3つご紹介します。

1.面倒くさがりの人は稼げない

・どうせ提案文はちゃんと見てないだろうし、最初に作ったコピペでいいや

・連絡まめにするの、苦手なんだよなあ

・プロフィールなんか、適当でいいや

このような心持ちでは、クラウドソーシングだけではなく、あらゆるビジネスをやっても稼げません。

先ほどご紹介したこちらの統計では、「コミュニケーション能力の高さ」が選ばれる理由の3位、「スピード感」が5位になっています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000031581.html

ネットだからといって手を抜くと、仕事に対しての取り組み方が疑われてしまいます。

Webで仕事をする以上、実際よりもより丁寧に自分自身のアピールをしない人は、採用すらしてもらえないのです。

ではどういう風にすればいいのか、解決法を3つお伝えします。

1.1.提案文はクライアントごとに丁寧に

クラウドソーシングでは、たくさん応募することで受注できる可能性が広がりますので、コピペでの提案を送ってくる人も少なくありません。

しかし、クライアント側も「文章を読める人なのか」「お願いしたことをしっかりやってくれる人なのか」ということを確認するために、「提案文には以下の3つのことについて書いてくださいね」などと指示している場合があります。

そういった指示をきちんと守るのはもちろんのことですが、もし余裕があるなら、そのクライアントのサイトや過去の仕事なども見て、提案文を考えてみてください。

クライアントに寄り添った提案文の方が、採用される確率は高いです。

1.2.レスポンスは24時間以内が鉄則

レスポンスは24時間以内にすることは徹底していきましょう。

副業でしている場合は、対応できる時間帯と対応が難しい時間帯を先に知らせておくことも大切です。

すぐに答えが返ってくる人は安心感がありますし、あとでいいやと後回しにしてしまうと、信頼関係が下がってしまいます。

ランサーズでは、この返信までの時間も、自分の評価基準になっています。

連絡にはすぐに返信できるようにしておきましょう。

1.3.プロフィールは丁寧に作りこむ

プロフィールって何書いていいかわかんないんだよな…

プロフィールをしっかり作りこむことはとっても大切です。

クライアントが採用するかどうかを決断するとき、提案文の次に必ず見るのはプロフィールです。

秀逸な提案文を送っても、プロフィールが埋まっていない場合としっかりと作りこまれている場合では、後者の人を採用するのが自然です。

  • プロフィールは500字以内で完結にまとめる
  • 初心者感は出さない
  • 実績/連絡可能なタイミング/仕事への取り組み方などを載せる
  • 実名・ライターネームは本名っぽい名前にする

プロフィールは短すぎても長すぎてもダメで、500文字程度でわかりやすくまとめるように心がけましょう。

また、初心者感は出さないのが吉。「初心者だから」というのは、仕事がちゃんとできない時の免罪符のようにとられてしまいます。誰も初心者に仕事を頼みたいとは考えません。

あとは、絶対に書いた方がいいのは「実績」「スキル」です。

今武器になるスキルや実績がない場合は、自分自身のことが伝わるようなプロフィールを心がけましょう。

もしどう書いたらいいのかわからない時は、人気のあるワーカーのプロフィールをいくつかチェックしてみて、真似しながら自分のプロフィールを作っていくのがおすすめです。
スキルが身についてきたら、プロフィールは適宜見直してブラッシュアップしていきましょう。

2.すぐに結果を求めたがる人は稼げない

とにかく今すぐ月5万円稼ぎたい

そういう気持ち、とてもよくわかります。

でも、「クラウドソーシングで稼げない理由」にも書きましたが、最初はとにかく実績を積む時間が必要なものなのです。

焦って仕事をしても、見落としやケアレスミスが発生したり、クライアントに対する不満につながります。

その感情が相手に伝わってしまうと、二度と次の仕事を振られることはないでしょう。

フリーランスの人は、人脈で仕事をもらう人が圧倒的に多いです。

引用:https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2023/03/FreelanceSurvey2023.pdf

その最初の第一歩として、クラウドソーシングを利用して人脈を作るという考え方をしたほうがいいでしょう。

どうしてもいますぐお金が必要な場合は、クラウドソーシングではなくウーバーイーツや深夜バイトをした方が早いですよ。

クラウドソーシングで稼ぐための3つのステップについては、こちらの記事をご覧ください。

3.自分のスキルをわかっていない人は稼げない

・自分って何ができるんだろう…

・このソフトは触ったことはあるけど、できますって言いきっていいのかな…

・どんな案件だったら、自分のスキルで応募してもいいんだろう

客観的に自分のことを見れないと、セールスポイントがぼんやりして上手く相手にアピールできません。

クラウドソーシングは、実際に顔を合わせて面接をするわけではないので、遠慮していては自分のいいところを伝えられません。

3.1.自分の知識の棚卸しをしてスキルを整理+足りなければ身に着ける

まず自分の知識や経験を棚卸しして書き出してみましょう。

自分のスキルをしっかり理解すると、どういう仕事にトライしていけばいいのかがわかります。

 

しかし、どう頑張っても自分の手持ちスキルが足りないと感じる場合は、新しいスキルを身に着ける必要があります。

以下は、フリーランスが自分で意識している「時間単価」です。

引用:https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2023/03/FreelanceSurvey2023.pdf
最初から学ぼうという意識があるなら、最初から高単価な職種を目指すのが効率的です。
例えば、コンサルティングやエンジニア・技術開発系は時間単価が高額ですよね。
その分難しいという問題はあるのですが、高収入を目指すのであれば「高単価なジャンル」「高単価な仕事をもらえるスキル」などを把握して、意識していくことが重要です。

3.2.応募すべき仕事を見極めよう

最初はたくさんの応募が必要になりますが、プロばかりが応募している専門的なスキルが必要になる案件に、初心者が応募してもスルーされてしまいます。

難しい案件は、今は応募せずにスキルアップしたらトライしましょう。

気になる案件に提案しているライバルたちのプロフィールを見てみると、スキルやポートフォリオを見られる場合が多いです。

このような情報を基に、自分の今のスキルで太刀打ちできるかを判断しましょう。

また、クライアントの過去の発注を確認して、どういう提案が通っているのかを確認すると、仕事に求められるスキルがわかる場合もあります。

クラウドソーシングで怪しいクライアントの特徴4つと回避方法

クラウドソーシングでの仕事選びは「クライアントの質」を見ることが大切です。

  • マニュアルがあるといっていたのにまったくフォローがない
  • 勝手に仕事を打ち切られた
  • 最初から別サイトに誘導され、正規の金額をもらえなかった
  • 突然連絡が取れなくなった
  • 条件のいい案件に応募したらマルチに勧誘された

このように、中にはとんでもないクライアントがいることも事実。

 

僕の外注さんが言っていたのは、

「ん?」と思ったクライアントさんはたいていダメ。

ということです。

ネットを介するとはいえ、人と人がかかわる仕事ですので、そういった部分の嗅覚は必要なスキルです。

 

例えば、どうしても稼ぎたいと考えていると引っかかってしまいがちですが、「コピペだけで月に30万円稼げます!」という案件があった場合。

ネットに落ちている情報をコピペだけして、月に30万円というのは冷静に考えると怪しさ満点です。
募集ページに書いてある仕事内容と違っていたり、月30万円に行くまでの条件が厳しかったり、マルチ商法の勧誘だったりします。

このように、金額だけを見て仕事を受注するのも危険です。

このようなブラックなクライアントに引っかからないためには、次のポイントを確認しておきましょう。

【危険】1.高単価の案件を頻繁に掲載していないか

先ほどの案件は極端でしたが、あきらかに高単価の仕事を頻発・連発して掲出しているクライアントはちょっと怪しいです。

細野
細野

高単価なのに、継続的なワーカーさんがついていないということは、何かあるという可能性が高いですよね。

口コミサイトなどでクライアントの名前で検索すると、いろいろな情報が出てくる場合がありますので試してみてください。

その他、知らないうちに犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

2022年の記事ですが、メルカリのアカウントを売買してほしいという案件がありました。

SNSやクラウドソーシング型の副業サイト等で、在宅ワークの補助などとして募集し、結果的にアカウントの売買や貸し借りを求める事案があるという。募集に応じてログイン情報を第三者に引き渡すと、意図せず犯罪行為や不正利用に加担してしまう可能性がある。

引用:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1459462.html
このように売買されたアカウントは、違法なものを販売するルートとして使用されることが考えられますので、アカウントの停止で済めばいいですが、最悪逮捕されてしまうこともあります。
メルカリ自体もアカウントの売買を禁止していますので、ログイン情報などを渡すような話が上がった時は、独自に情報を集めて騙されないようにしてください。

【危険】2.他の仕事やサイト外に誘導される

ご応募いただいたお仕事は終了してしまったのですが、〇〇のようなお仕事がありますのでいかがでしょうか?

このように、応募した案件とは違う話を振られた時は少し警戒した方がいいです。

その後、LINEに登録させられたり、具体的な仕事内容のないオンラインセミナーへの参加を促された場合は、マルチ商法や詐欺の怪しいクライアントである可能性が高いです。

「不労所得」「権利収入」などのキーワードが出てきたら、マルチだと思っていいでしょう。

クラウドソーシングではマルチ商法の勧誘などは禁止されています。
業界No1のクラウドソーシング「クラウドワークス」でも、次のようなお知らせを出しています。
不適切な仕事が公開されないよう、24時間365日体制ですべての仕事依頼を監視しておりますが、不適切な案件を発注するために、「仕事の詳細」に記載されているものとは異なる内容の依頼をメッセージ上で持ちかけるクライアントが確認されております。
引用:https://blog.crowdworks.jp/archives/3756/
このように、クラウドソーシングのサイト側が対策していても、悪質な案件を完全に排除することは難しいのです。

【危険】3.個人認証が終わっているか

クラウドソーシングのサイトでは、個人情報をしっかり登録していたり、各種規約にサインするなど、条件を満たしたクライアントとワーカーには認証マークがつきます。

個人認証マークがあるということは「自分は誠実に仕事をします」「怪しいものではありません」という意思表明のようなものです。

 

認証マークは、クライアントがワーカーを選択するときにも見ていますが、仕事に応募するときはクライアントの認証マークもチェックしておきましょう。

ただし、このような安心材料を逆手に取る悪質なクライアントもいるので、認証されてから日があまりに経っていない場合は、少しだけ注意が必要です。

個人認証をしているか否かで絞って検索できる場合も多いので、活用してみましょう。

【危険】4.仮払いされているか

クラウドワークスの場合、「仮払い制度」が導入されていることが多いです。

仮払い制度は、仕事に入る前にクライアントがクラウドワークスに入金しないと、仕事に取り掛かれない仕組みです。

これがあれば、「納品したのに報酬が受け取れない」といったことがありません。

仮払いが完了するまでは仕事に取り掛かる必要はありませんので、仮払いされたのを確認してから作業を開始するようにしましょう。

きちんと収入が確保されていると思うと、安心して仕事に取り掛かれますね。

【危険】5.条件が良すぎる

  • 「未経験OK」
  • 「初心者歓迎」
  • 「手厚く指導します」
  • 「コピペで高額報酬」
  • 「スキマ時間で月50万」

このような、耳障りのいい言葉が並んでいる案件は少し注意しておきましょう。

「初心者大歓迎!」「手厚く指導します」というのは、「初心者なんだから、単価は低くてもいいよね?」というけん制である場合があります。

単発の仕事ではなく、長期的な付き合いを望む良いクライアントは、できるだけ長くきちんと働いてくれるワーカーを探している場合が多いです。

初心者から手厚く指導してくれる優良なクライアントももちろんいますが、読みにくいマニュアルをポンと渡されて、自分でよんで理解してねーといわれるだけのケースはよくあります。

その他、「初心者歓迎」と書いているのに、異常なほど高単価の案件はマルチ商法の勧誘である可能性もあります。

また、「コピペで高収入」のような案件は、前述したようにサイト外へ誘導され、詐欺に合う場合もありますので、おいしい話は厳しい目で見るようにしてください。

【危険】6.クライアントの過去評価

クラウドソーシングのサービスには、仕事が終了した際にお互いが評価を受ける仕様になっています。

応募したい仕事を見つけたら、応募する前にクライアントの評価も一度見てみましょう。

クライアントの評価が低い場合、何が原因で低評価がついているのかを調べるべきです。

クライアント側の意見としては、妬みなどの嫌がらせで低評価をされる場合や、ワーカーからの連絡がなく低評価をしたら、低評価をつけ返されるようなこともありますので、一概には言えません。

ただまれに、本当に悪質なクライアントがあぶりだされる場合もあるので、怪しいなと思ったら評価欄を確認したり、クライアント名で検索してみることをおすすめします。

【回避法】希望と違う案件の契約をしてしまったときは

悪質な案件だったり、契約したけど全然稼げないと思ったら、きっぱりと辞める選択が必要な時もあります。

預かった仕事は、納期までにしっかりとやり切った上で断りの連絡を入れましょう。

自分の都合でどうしても時間が取れなくなってしまい、仕事を仕上げることができなくなってしまった旨を伝えて、仕事を終了するようにしましょう。

ネットの世界は広いようで狭いので、当然ながら連絡をせずに飛ぶのはNGです。

悪質なクライアントであったとしても、自分の評価を不当に下げるような放り出し方はやめましょう。

もしそのクライアントから低評価がつけられた場合は、コメントなどで何があったか追記しておくといいです。

その際も、相手を責めるのではなく、自分の責任で請け負ったが事情があり途中終了になったと素直に書きましょう。

誠実に表明しておく方が、次回のクライアントの目に留まったときに好印象です。

クラウドソーシングで最速月5万円を稼ぐには?

クラウドソーシングを始める時は、「1万円」「5万円」を目標にしている方が多いと思います。

しかし、クラウドソーシングはいきなりまとまった金額を稼げる場ではなく、あくまでも経験値や人脈を積み上げていく修行の場であると考えたほうが成功しやすいです。

ここで積み上げた経験は、ネットの世界で仕事をするときの基礎になってくれます。

この記事では「稼げない理由」や「稼げない人の特徴」をメインにご紹介してきましたが、クラウドソーシングで稼げるようになるための具体的な順番は、こちらの記事で紹介しています。

月に5万円を稼ぐために、どのくらいの作業をすればいいのかや、初心者さんがどうやって仕事を受注していけばいいのかを解説しています。

クラウドソーシングで稼ぐポイントをより深く押さえてから、クラウドソーシングに取り組んでみてください。

 

「やっぱりクラウドソーシングは難しそう…」

「他の稼ぎ方も知りたい」

という方は、こちらの記事でも「自由が利く働き方」をご紹介しています。

最後に、クラウドソーシングで生活できるほどの収入を得られるようになるまでは、とても時間がかかります。

特にクラウドソーシングにこだわりがなく「稼ぐ方が重要だよ」という方については、「転売」という方法の方が再現性が高いと思います。

スキルアップして、自分のやりたいことで稼げるようになるのも素敵な事ですが、お金を稼ぎ出す方法は一つだけではありません。

こちらの記事では、様々な副業のやり方をご紹介していますので、自分が出来そうな副業があるかどうかチェックしていってください。

色々な可能性を模索しながら、自分に合ったやり方を見つけて下さいね。

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