「Amazonの価格推移を調べる方法は?」
「おすすめのツールはある?」
「価格推移から何がわかる?」
Amazonで効率的な販売を行うには、商品の価格推移を把握することが重要。ライバルよりも少し安めに価格を設定したり、需要の高まる時期を見極めるのに効果的だからです。
とはいえ、Amazonの標準機能では価格推移を調べることはできません。専用のツールを導入し、価格推移を分析していきましょう。
この記事では、価格推移を調べられるおすすめのツール「Keepa」の紹介と、以下の内容を解説していきます。
- Keepa以外でAmazonの価格推移を調べられるツール
- 価格推移の分析ツールで予測できること
- ツールで価格推移を調べる際の注意点
ぜひこの記事を参考に、価格推移の調べ方やリサーチの重要性を勉強してみてください。
Amazonの価格推移を調べるならKeepaがおすすめ!Keepaの3つのメリット
Amazonの価格推移を調べるなら、Keepaが定番のツールです。KeepaはChromeなどのブラウザで拡張機能として使えて、無料から利用できます。
こちらではKeepaを使うメリットを3つ紹介していきます。
- Amazonのページに直接情報を表示できる
- スマホアプリが配信されている
- 価格以外の情報も表示できる
価格推移を効率的に調べる方法を探している方は、ぜひKeepaの導入を検討してみてください。
1.Amazonのページに直接情報を表示できる
Keepaを使用するのに、特別な設定やソフトのインストールは必要ありません。Amazonのサイト内で情報を自動表示できるのです。
パソコンの使い方に自信がない方でも、ハードルを感じることなく導入できますよ。
情報はグラフとして分かりやすくまとまっています。グラフの上がり下がりで直感的に価格推移の傾向を把握できるのがメリットです。
ざっくりしたグラフだけでなく、細かな日時を指定して1円単位の価格表示もできます。
Amazonのページとツールとを同時に開いてURLを行き来しなくて良いので、効率的に価格推移を調べられるでしょう。
2.スマホアプリが配信されている
Keepaでは無料のスマホアプリでも価格推移を分析できます。ブラウザで登録したデータをそのまま使えるので、すでにKeepaを使っている方でも月額料金が二重でかかることはありません。
スマホアプリはAndroidでもiPhoneでもダウンロード可能です。
スマホアプリを使えば店舗仕入れで商品情報や価格推移が気になった時に、その場でサッと確認できます。また、副業で転売をしている方は通勤電車でコツコツとリサーチするのにも役立つでしょう。
パソコンのブラウザ内でしか使えないツールよりも、リサーチの自由度が広がります。
3.価格推移を詳しく調べられる
Keepaでは、価格推移をかなり詳しく調べられます。
例えば無料プランでは、価格推移をさらに細かく5つの項目に分けて分析できます。
- Amazonによる正規出品の価格推移
- 新品の価格推移
- 中古品の出品数
- Amazonによるアウトレット商品の価格推移
- タイムセール価格の推移
さらに、月額およそ2,000円の有料プランでは、商品のコンディションを細分化して最安値の推移を表示する機能も。
詳細な情報収集で本格的な価格設定をしたい方には、Keepaがおすすめです。
Keepaの使い方については関連記事「【完全攻略】Keepaの使い方を徹底解説!無料版から有料版まで画像つきで紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
Keepa以外でAmazonの価格推移を調べられるツール
Keepa以外にも、Amazonの価格推移を調べられるツールはいくつかあります。例えば次の5つです。
自分に合った機能があったり、継続して使いやすい価格だったりするツールを選んでみましょう。
リーファ
リーファは、月額2,178円で利用できるツールです。アプリは配信されていませんが、SafariなどのブラウザからサイトのURLを開くことで、スマホに最適化されたページを利用できます。AndroidでもiPhoneでも表示が崩れることはありません。
リーファで分析できる価格推移は、主に3つ。
- Amazon出品の価格推移
- 新品の最安値の価格推移
- 中古品の最安値の価格推移
- コンディションごとの価格推移
専用の拡張機能を使うことで、Amazonのサイト内に情報を自動表示できます。
Keepaの無料版で分析できた、アウトレット出品とタイムセール時の価格推移は表示されません。しかし、リーファにはリサーチに役立つ機能がたくさんあります。
- 損益分岐点(利益を作れる境目の目安)
- 出品者数の推移
- 販売ランキングの推移
- ライバルの検索状況
- 利益計算機能
特におすすめなのが、ライバルの検索状況を表示する機能。自分が気になっている商品を、リーファユーザーがどの程度検索しているのか調べられるのです。リーファを使う5,000人以上のユーザーから行動を分析しているので、かなりリアルな注目度を分析できますよ。
公式サイトのデモ版で、リーファの使い心地をぜひ確かめてみてください。
Amacode
Amacodeは、スマホで使えるアプリ型のツールです。AndroidとiPhoneの両方に対応しています。パソコンのブラウザでも機能を使うには、有料版に登録する必要があります。
月額5,500円と利用料金がやや高めですが、2019年のアップデートで分析できる項目が大幅に増えました。Amacodeでグラフ表示できる項目は以下の通りです。
- 新品価格の推移
- 中古価格の推移
- 販売ランキングの推移
- 新品での出品者数
- 中古での出品者数
さらにAmacodeでは「Amacode Finder」が魅力的。Amazon内の商品を、公式サイトよりも詳しく絞り込んで検索できる機能です。
在庫が切れている商品や、価格が高騰している商品をピンポイントで表示できます。検索を使いこなせば、転売の初心者でも高利益につながる商品を見逃すことはありません。
Amacodeについては関連記事「【画像付き】アマコードの設定・使い方を解説!モノレート閉鎖の影響も詳しく紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
Watchbell
Watchbellは、Amazon公認の分析ツールです。ブラウザ上で専用サイトにアクセスすることで、スマホからでも価格推移を分析できます。
Watchbellの価格推移グラフで特徴的なのは、価格が動くごとにデータを更新すること。多くのツールでは一定間隔ごとににデータを受信して価格推移を追跡しています。しかしWatchbellのように最安値の変動を全てキャッチすることで、より細かく価格推移を分析できるのです。
価格推移以外では、主に以下の項目を分析できます。
- Amazonの在庫状況
- 入荷予定の有無
- 出品者数の推移
- カート占有資格を持つライバル数の推移
- 損益分岐点
- 特定の出品者に限定した価格推移
Watchbellで知った価格推移から適正価格を見出し、薄利多売での消耗を避けましょう。
Watchbellを始めて利用する方限定で、30日間の無料お試し期間があります。他にも契約を迷っているツールがあれば、ぜひ無料体験期間で機能性を比べてみてください。
なおWatchbellは、Amazonのセラーアカウントが大口出品の方限定のツールである点に注意しましょう。
ショッピングリサーチャー
ショッピングリサーチャーは、Chromeの拡張機能として使えるツールです。Keepaのグラフを取得し表示してくれます。ショッピングリサーチャーの機能を使うためにKeepaに登録する必要はありません。
価格推移の他には、次の分析ができます。
- 他の通販サイトへのリンク
- 予想手数料
- 他通販の最安値
AndroidのスマホやiPhoneでは利用できませんが、複数サイトに渡る分析におすすめのツールです。
Seller Sprite
Seller Spriteも、Chromeに拡張機能を入れることで使えます。10万人以上という利用者数の多さが特徴的。中国製のツールですが、日本語に対応しているのが嬉しいポイントです。
価格推移の分析以外では、主な機能は以下の通りです。
- 過去3年分の販売数データ
- 評価数の推移
- キーワードの検索ボリューム
市場リサーチを徹底すれば、広告出稿や輸入の参考にもできます。
なお、無料会員では5件までしかリサーチ結果を取得できません。全ての機能を使うには、98〜238ドルの有料会員に登録しましょう。
モノトレーサー
無料で利用でき、販売数の計算まで自動でやってくれます。
価格推移の分析ツールで予測できること
Amazonの価格推移を分析することで、以下の情報が分かります。
- 需要が高まる時期
- 価格相場
転売で出荷量や価格を決めるのに重要なことばかりです。それぞれ考え方を知り、Amazonでの出品に役立ててみてください。
1.需要が高まる時期
価格推移を確認すると、需要が高まる時期を予想できます。価格の高さは需要と比例するからです。
例えばKeepaでNintendo Switchの価格推移をチェックしてみましょう。2020年4月ごろに中古品の出品価格がピークを迎えていることが分かります。
- 「どうぶつの森」シリーズ最新作の発売直後であったこと
- コロナ対策により在宅でゲームをする機会が増えたこと
などの理由で世間からの注目度が高まり、定価のおよそ2倍の価格で出品されていました。
さらに、AmazonのFBAで在庫がなくなったタイミングで中古品の価格が高騰しています。
日頃からNintendo Switchの価格推移をウォッチしていた方であれば、グラフの上がり幅から絶好の販売タイミングであることが予想できたでしょう。
小まめな確認で需要の高い時期を見極めることで、たくさんの注文を期待できます。
2.価格相場
価格推移を調べておくと、現在の価格相場が分かります。
- 周りの出品者よりも安い価格で販売し、注文を独占する
- あえて高く出品し、利益の確保を狙う
など販売戦略を決める際の参考にできます。
価格推移からわかる相場で、仕入れ時期を見極めることも可能です。リサーチ時点の価格グラフが下がっているタイミングであれば、底値に近い仕入れができますよ。
他サイトの価格相場とも比較することで、さらに仕入れの精度を高められるでしょう。
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価格推移をツールで調べる注意点
価格推移ツールは転売で便利に使えますが、注意しておきたい点もあります。
- サービスが終了する恐れがある
- 無料版は機能に限界がある
- 限られたブラウザでしか使えないツールがある
それぞれ詳しく解説していきます。
1.サービスが終了する恐れがある
価格推移の分析ツールは、急にサービスが終了する恐れがあります。Amazonの情報を抽出するのに、規約違反をしている場合があるからです。
例えば過去には、利用者の多かったモノレートが閉鎖されています。1つのツールに頼っていると、サービス終了で分析が滞ってしまうでしょう。
サービスの終了を対策するには、セラーセントラル内で正式に配信されているアプリを使うか、Amazon公認のツールを使うことがおすすめ。この記事で紹介してきたツールの中ではWatchbellがAmazonに公認されています。
公認のアプリやツールが絶対になくならないというわけではありませんが、規約違反による閉鎖のリスクは下がるでしょう。
2.無料版は機能に限界がある
多くの価格推移ツールで、有料版を提供しています。無料版でも価格推移はチェックできますが、行動に制限がある場合も。
例えば価格推移のチェックでよく使われているKeepaは、月額2,000円程度。有料版のKeepaでは、商品のコンディション別に価格推移を追えるようになります。1日あたり66円と考えるとそこまで高い費用ではありません。
より充実した機能で価格推移を分析したいのであれば、有料版へのアップグレードも検討しましょう。
3.限られたブラウザでしか使えないツールがある
一部のツールは、限られたブラウザでしか機能を使えません。
ツールの多くはChromeの拡張機能を活用することで価格推移を分析できます。パソコンに元々インストールされているブラウザでは使えない場合があるので注意が必要です。
ツールを契約する前に対応ブラウザやスマホアプリの有無を調べ、ご自身の環境でも問題なく使えるか確認しておきましょう。
ぜひこの記事を参考に、Amazonの価格推移をトラッキングしてみましょう!
なお、Amazonの出品方法については関連記事「【サルでもわかる】Amazonの出品方法は簡単3STEP!個人&法人・大口&小口・FBA&自己発送の違いを解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
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