TikTokの毎日投稿は必要?|公式に勧める文は見つからなかった。1本1〜3時間・10〜30本で投げた私の数字と、伸びないときの確かめ方(計算機つき)

「TikTok 毎日投稿は必要?」の文字と、1本1〜3時間・10〜30本・フォロワー100人未満で投げた私の数字、2020年の公式の説明を並べた図 情報発信・コンテンツ販売

今回確認できた TikTok の公式ページに、毎日投稿を勧める文は見つかりませんでした。2020年の公式の説明では、投稿する動画の本数は「おすすめ」でのレコメンドに影響しない、とされています。フォロワー数や過去のヒットも、レコメンドに直接は影響しない、という説明です。

私は2021〜2022年に、TikTok を手動で運用しました。TikTok 用に新しく撮った動画を、1〜3か月で10〜30本出して、続かずにやめました。1本にかかった時間は1〜3時間、再生回数はふだん100〜1,000回、やめた時点のフォロワーは100人未満でした。

この記事では、TikTok の公式の説明と、私の数字を分けて書きます。決め手になるのは、投稿の頻度そのものより、1本にかかる時間と、続けられる本数だと私は見ています。7章に、1本の時間と1週間に使える時間から、続けられる本数を数える計算機を置きました。

TikTok の収益化(Creator Rewards Program)、LIVE、プロモート(広告)は、この記事では扱いません。毎日投稿と、伸びないときの話に絞ります。

※TikTok の公式ページ(Newsroom、TikTok for Business)は、2026年10月31日と11月2日に確認しました。英語だけのページは、意味を日本語で添えています。訳は筆者によるもので、公式の訳ではありません。TikTok のヘルプセンターと、クリエイター向けの学習ページ(クリエイターアカデミー)の本文は、今回は確認できていません。

知りたいこと この記事で書いたこと 章
TikTok は毎日投稿を勧めているか 今回確認できた公式ページには、勧める文は見つからなかった。2020年の説明では、投稿する本数は「おすすめ」でのレコメンドに影響しない 1章
何日おき、週に何本がよいか TikTok 自身の数字で見つかったのは、企業アカウント向けの資料の「週2〜3回」(2021年2月のデータ)など。個人向けの公式の数字は確認できなかった 1章
「おすすめ」は何を見ているか ユーザーインタラクション、動画の情報、デバイスとアカウントの設定。最後まで見られたかは強い指標。フォロワー数や過去のヒットは直接は影響しない 2章
私の場合 2021〜2022年、10〜30本を1〜3か月、1本1〜3時間、再生はふだん100〜1,000回、フォロワー100人未満でやめた 3章
毎日投稿にかかる時間 1本1〜3時間なら、1週間に7〜21時間 4章
伸びないときに確かめること 視聴数は動画ごとに違う。分析の数字の傾向と、「おすすめ」の対象外になっていないか 5章
見ている人、投稿している人 総務省の調査の、TikTok の年代別の利用率と、投稿する人の割合 6章
続けられる本数 1本の時間と使える時間から数える計算機 7章・8章

1. TikTok は毎日投稿を勧めているか(公式の文)

1-1. 投稿する本数は「おすすめ」に影響しない(2020年)

TikTok の公式のお知らせ(Newsroom)の、2020年7月30日の英語の記事「5 tips for TikTok creators」に、次の文があります。

「The amount of videos you post won’t impact how your content is recommended in the For You feed, and views vary from video to video.」

意味は、投稿する動画の本数は、そのコンテンツが「おすすめ」フィードでどうレコメンドされるかに影響せず、視聴数は動画ごとに違う、ということです。同じ箇所は、だから自由に試し、いろいろな種類を投稿して、何が響くかを見られる、と続けています。

2020年の説明で、その後レコメンドの仕組みが変わったかどうかは、今回は確かめていません。日本語版の記事は見つかりませんでした。私が TikTok をやっていた2021〜2022年に近い時期の説明です。

1-2. フォロワー数も、過去のヒットも、直接は影響しない

2020年6月19日の日本語の記事「TikTokが「おすすめ」に動画をレコメンドする仕組み」は、こう書いています。

「フォロワー数の多いアカウントが投稿した動画の方が再生回数が多くなる可能性はありますが、フォロワー数自体も、そのアカウントが過去に人気になった動画を投稿しているかどうかも、レコメンドシステムに直接的には影響しません。」

毎日投稿でアカウントを育てれば「おすすめ」に載りやすくなる、という説明は、この記事にも1-1の記事にもありません。公式の文がそう言っているわけではありませんが、この記事としての読み方は、本数よりも、動画1本ずつがどう見られたかが効く、ということです(2章)。

1-3. 企業向けの資料は「週2〜3回」

TikTok の企業向けサイト(TikTok for Business)の資料「ORGANIC PLAYBOOK」の11ページには、投稿の間隔について、次の文があります(英語)。

「Think BIG, post small.」

「Quality content reigns supreme on TikTok.」

「because the algorithm doesn’t penalise you, the primary focus of your organic strategy should be on fewer, bigger, better pieces of content.」

「Quality reigns over quantity so post 2-3x week.」

意味は、大きく考えて、少なく投稿する。TikTok では質の高いコンテンツが一番で、投稿の間隔を決めるときは、アルゴリズムが罰することはないので、本数を減らし、大きく、良いものにすることを第一にする。量より質なので週2〜3回投稿する、ということです。

この資料には、次の限定があります。

  • 企業のアカウント(ブランド)向けの運用資料で、個人のクリエイター向けではありません。
  • 数字の出典として、「TikTok Internal Data, QuickTok Issue 34 Best Time To Post, Feb 2021」と「Source: Method: observing average posts by selected accounts across a 6-month period.」の2つが書かれています。2つ目は、選ばれたアカウントの平均の投稿回数を、6か月にわたって観察した、という意味です。投稿の頻度ごとの効果を比べた実験ではありません。資料そのものの発行日は書かれていません。
  • 対象の地域は書かれていません(未確認)。同じページにある曜日や時間帯の話は、この記事では日本に当てはめません。

同じ TikTok for Business の、2022年8月4日の英語の記事(ゲーム会社のマーケター向け)には、「The average posting frequency of verified Business Accounts on TikTok is 2.8 posts per week.」とあります。認証済みのビジネスアカウントの平均は週2.8本、という意味です。同じ欄に、エンゲージメント率で測った上位100のビジネスアカウントは平均で週4.2本、ともあります。データは「TikTok internal data, verified Business Accounts, Mar 2022」で、地域は書かれていません(未確認)。上位のアカウントが多く投稿している、という数字で、多く投稿したから上位になった、とは書かれていません。

1-4. 確認できなかったこと

個人のクリエイター向けに、TikTok が何日おきや1日何本を勧めているかは、今回は確かめられませんでした。クリエイター向けの学習ページに、投稿の頻度についての記事があることは検索結果で分かりましたが、本文は確認していません。

検索結果には、「週3〜5本」などの目安を書いた記事が多くあります。同じ数字を、TikTok 自身のページでは見つけられませんでした。

2. 「おすすめ」は何を見ているか

2-1. 3つの要因

1-2の2020年6月19日の記事は、「おすすめ」フィードに載る動画を決める要因の例として、次の3つを挙げています。

  • ユーザーインタラクション:「動画の「いいね」や「シェア」、アカウントのフォロー、コメント投稿、作成したコンテンツなど」
  • 動画の情報:「キャプション、サウンド、ハッシュタグなど」
  • デバイスとアカウントの設定:「言語や国の設定、デバイスの種類など」。レコメンドシステム上では、ほかの要素より重要度は低い、とされています。

2-2. 最後まで見られたかは「強い指標」

同じ記事は、「ユーザーが最初から最後まで長い動画を見終えたかどうかといった強い指標は、ユーザーと動画の視聴者と制作者が同じ国にいるかどうかといった弱い指標よりも重要度が高く判断されます。」と書いています。

1-1の英語の記事も、視聴時間はレコメンドのされ方に関わり、レコメンドシステムは視聴時間を、ユーザーが楽しんでいるというシグナルとして扱う、と書いています。そのうえで、早い段階で注意を引き、最後まで保つこと(「capturing viewers’ attention early and maintaining it throughout」)を挙げています。

2-3. 同じ人の動画は2つ続けて出ない、重複はおすすめされない

2020年6月19日の記事には、「一般的におすすめフィードでは、同じ楽曲で作られた動画や同じクリエイターによる動画が2つ連続して表示されることはありません。また、重複したコンテンツや既に視聴されたコンテンツ、スパムと思われるようなコンテンツもおすすめされません。」とあります。

1日に何本も出しても、同じ人の動画が「おすすめ」に続けて並ぶわけではない、という説明です。

2-4. 「おすすめ」は、一般に直近90日の動画から

1-1の英語の記事は、「おすすめ」のレコメンドは一般に過去90日以内に投稿された動画から選ばれ、新しくアップした動画は、一般に公開してすぐにエンゲージメントのピークが来る、と書いています。成果は数日にわたって出るので、すぐに期待どおりでなくても、動画を消さずに置いておくように、ともあります。どちらも「generally」(一般に)つきの書き方です。

3. 私の TikTok:10〜30本で投げた

3-1. やったこと

項目 私の場合
時期 2021〜2022年
運用 手動(自分で作って、自分で投稿)
本数と期間 10〜30本、1〜3か月
作り方 TikTok 用に新しく撮った
テーマ せどり・物販のやり方、考え方・ビジネス論
1本にかかった時間 1〜3時間(企画から投稿まで)
再生回数 ふだん100〜1,000回
やめた時点のフォロワー 100人未満

本数、期間、時間、再生回数は、どれも幅で答えた数字です。動画ごとの数字は、この記事では書きません。

私は顔を出さない方針で発信しています。顔を出さない作り方は、YouTube 顔出しなしで収益化の条件に届いた|画面録画・スライド・手元と自分の声で作った私のやり方と、公式ルール(計算機つき)に書きました。

3-2. 毎日投稿だったかは、この幅からは決まらない

10本を3か月で出したなら、1週間に1本に届かないペースです。30本を1か月で出したなら、ほぼ1日1本です。私の答えはこの幅なので、毎日投稿に近かったかどうかは、ここからは決まりません。この記事の私の話は、毎日投稿をしたかどうかの話としては読めません。

3-3. やめた理由

私がやめた理由として答えたのは、次の4つです。

  • 1本の手間が重かった
  • 登録や売上につながらなかった
  • 伸びなかった
  • 「楽しくないのですぐに投げた」

YouTube でも、撮影と編集が重くて、投稿が続かなかったことがあります。そのときのことはYouTubeが伸びない原因|誰向けかが曖昧で、投稿が続かなかった私の2つと、公式ヘルプで見る数字(計算機つき)に、投稿をやめたあとに起きたことはYouTubeの収益化停止|止まる理由と停止後の流れ(7日・21日・90日)、月1万円未満で外れた私の例(計算機つき)に書きました。

3-4. 楽しくないと感じたところ

  • 見る人が客にならなかった
  • ネタを毎回考えるのが重かった
  • 手間の割に反応が薄かった
  • 「せどりネタで作っていたので需要に限界があった」

1つ目は、見ている人と、私が売りたい相手がずれていた、という意味で選んだ答えです。4つとも、私が振り返って答えたもので、数字で確かめたものではありません。

3-5. 私の数字を割り算すると

1本の時間が毎回同じだったと置くと、私が TikTok に使った時間は、10本×1時間の10時間から、30本×3時間の90時間までの幅です。運用していたあいだの再生回数はふだん100〜1,000回で、やめた時点のフォロワーは100人未満でした。使った時間が、再生回数やフォロワーにどう影響したかは確かめていません。

止まった理由を、私は意志の強さではなく、1本あたりのコストで見ています。同じ見方を、SNS 全体についてSNS収益化は資産になりません|何を売るかで結果が変わりましたの6章に書きました。いま私が続けている発信の考え方は、なぜ情報発信をするのか|「儲かるから」ではなく、粗悪な商品が嫌だったから始めた側の設計図にあります。

4. 毎日投稿を時間で数える

4-1. 1本1〜3時間なら、1週間に7〜21時間

1本の時間 1週間(7本) 4週(28本)
1時間 7時間 28時間
2時間 14時間 56時間
3時間 21時間 84時間

1本の時間が毎回同じで、1日1本を休まず出すと置いた割り算です。1本の時間に入っていない作業があれば、その分も足します。

4-2. 決め手は、頻度より1本の時間

1章のとおり、TikTok は2020年の説明で、投稿する本数は「おすすめ」でのレコメンドに影響しない、としています。企業向けの資料の数字も、週2〜3回です。今回確認した公式の説明からは、毎日投稿という条件は出てきません。

そのうえで、何本出せるかを決めるのは、1本の時間と、1週間に使える時間です。私の場合は、1本1〜3時間かかる作り方で、続きませんでした。これは私の作り方の数字で、TikTok の動画一般の時間ではありません。

5. 伸びないときに確かめること(公式の範囲で)

5-1. 視聴数は、動画ごとに違う

1-1の英語の文のとおり、TikTok は「views vary from video to video」(視聴数は動画ごとに違う)と書いています。成果は数日にわたって出る、ともしています(2-4)。公式の文ではありませんが、この記事としての読み方は、1本が伸びなかったことから、アカウント全体の見通しは決められない、ということです。

5-2. 分析で見る数字(2020年の説明)

2020年8月14日の英語の記事「TikTok Tutorial Series: TikTok Analytics」は、動画ごとの分析で、視聴者がその動画をどれだけの時間見たか、総視聴数、平均視聴時間、視聴者の流入(audience traffic)などが分かる、と書いています。同じ記事は、「おすすめ」での表示は多くの要因で決まるので、どれか1つのエンゲージメント指標がほかより重要というわけではない、とし、動画ごとの1つの指標(いいね、コメントなど)より、全体の傾向を見るよう勧めています。

いまの分析の画面は、TikTok Studio にまとめられています(2024年5月24日の英語の記事。18歳以上のクリエイターが使える、とあります)。TikTok Studio の各指標(平均視聴時間、最後まで見られた割合、どこから見に来たか、など)の公式の定義は、今回は確かめられませんでした(未確認)。

5-3. 「おすすめ」の対象外になっていないか

TikTok は、削除するものとは別に、「おすすめ」フィードで推薦しないコンテンツを決めています。検索結果では「シャドウバン」と呼ばれることがありますが、この記事では公式の言い方(「おすすめ」フィードの対象外)で書きます。

  • 2022年2月8日:「10代の子どもたちからシニア世代の方までを含む一般的な視聴者に対しふさわしくないコンテンツは、できるだけ推薦システムから削除していきます。」対象外のカテゴリーは、コミュニティガイドラインで確認できる、とされています(ガイドラインの本文は、今回は確認していません)。
  • 2023年2月2日:「おすすめフィードで不適切と判定された動画の情報とその理由をTikTokクリエイターに提供します。」
  • 2024年4月17日:「おすすめ」フィードの基準に反するコンテンツを繰り返し投稿すると、アカウントが一時的に「おすすめ」フィードに表示されなくなり、検索でも見つかりにくくなる、とされています。同じ記事で、自分のアカウントと直近30件の投稿の状態を見られる「アカウントの確認」機能を、今後数週間のうちに提供する、と告知しています。
  • 2025年7月30日:投稿前に、「おすすめ」フィードに表示される可能性が低いかどうかを確認できる「コンテンツの簡易チェック」が告知されています。日本でどの画面から使えるかは、記事からは確かめられませんでした。

また、1-2の2020年6月19日の記事は、「アップロードされたばかりの動画やレビュー中の動画、迷惑行為などのスパムコンテンツも、おすすめフィードに推薦するには不適切と判断される場合があります。」と書いています。

公式の文ではありませんが、この記事としての読み方は、伸びないときは本数を増やす前に、動画やアカウントが「おすすめ」の対象外になっていないかを確かめる、ということです。「アカウントの確認」などの機能を利用できるアカウントでは、アプリの表示で確かめられます。ただし、それだけで伸びない原因が特定できるわけではありません。

5-4. 冒頭の秒数や尺の数字は、広告向けの資料

TikTok for Business には、冒頭の数秒や動画の長さについての数字が載った資料があります。ただ、今回確認したものは、広告(インフィード広告、運用型広告)向けか企業アカウント向けで、調査の時期や地域が書かれていないものもありました。この記事では、個人の投稿の目安としては使いません。個人のクリエイター向けの公式の文で確認できたのは、2-2の、早い段階で注意を引き、最後まで保つこと、です。

6. TikTok を見ている人、投稿している人(総務省の調査)

総務省情報通信政策研究所の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から、TikTok の利用率を年代別に抜き出しました(表は出典をもとに作成)。利用率は、見るか、書き込む・投稿するかのどちらか1つ以上をしている人の割合です。

6-1. 2021年と2022年(13〜69歳、各1,500人)

調査 全年代 10代 20代 30代 40代 50代 60代
令和3年度(2021年11〜12月) 25.1% 62.4% 46.5% 23.5% 18.8% 15.2% 8.7%
令和4年度(2022年11月) 28.4% 66.4% 47.9% 27.3% 21.3% 20.2% 11.8%

6-2. 2025年(13〜79歳、1,800人)

調査 全年代 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代
令和7年度(2025年12月) 36.7% 67.9% 61.5% 44.7% 42.6% 32.2% 21.2% 11.1%

対象が13〜79歳に広がっているので、6-1の表とは同じ表に並べていません。

6-3. 投稿する人は、見る人よりずっと少ない

令和3年度の報告書では、TikTok に書き込む・投稿する人の割合(全年代、13〜69歳)は、2020年度1.5%、2021年度2.0%でした(2024年11月8日の訂正後の値)。同じ年度の利用率は17.3%と25.1%です。2021年度の全年代の数字どうしで割ると、2.0%÷25.1%で約8%です。どちらも小数第1位に丸めて公表された値なので、この割り算は概算です。概算では、TikTok を使っている人のうち、投稿する人は1割に届きません。

6-4. 私の「見る人が客にならない」との関係

利用率は、使っている人の割合で、買う人の割合ではありません。この調査から、TikTok を見ている人が何を買うかは分かりません。私が見る人が客にならないと感じたのは、私の運用での感想で、この表で確かめたものではありません。表から言えるのは、2021〜2022年の TikTok の利用率は10代と20代で高く、年代が上がるほど低かった、ということです。

7. 投稿の本数を数える計算機

3章の、1本の手間が重くて続かなかったことを、始める前に数字で確かめるための計算機です。1本あたりの時間、1週間に出したい本数、続ける週数、1週間に使える時間を入れると、必要な時間と、使える時間との差、毎日投稿(1週間に7本)にした場合の時間を出します。

毎週同じ時間を使い、1本ごとの時間が同じだと置いた割り算です。何本出せば伸びるか、再生回数やフォロワーがどうなるかは出しません。アカウントが伸びるかどうかを予測するものではありません。

投稿の本数を、1本の時間と使える時間から数える

入れた値は、このページの中で使うだけで、どこにも送られません。初めから入っている値は入力の例で、私の実際の数字ではありません。時間は「2」「2時間」「1.5」「1.5」のように書けます(小数は第1位まで)。本数は0以上の整数、週数は1以上の整数です。マイナス、先頭に0がつく数、途中の空白は、入力の誤りとして止めます。

8. 計算機の出力例

8-1. 初めから入っている値(1本1.5時間、1週間に7本、4週、1週間に使える時間6時間)

  • 【1】1週間に必要な時間:1.5時間×7本=10.5時間
  • 【1】4週で出す本数:7本×4週=28本
  • 【1】4週で必要な時間:10.5時間×4週=42時間
  • 【2】足りない時間:1週間あたり10.5時間から6時間を引いて4.5時間(4週で18時間)
  • 【2】いまの時間で1週間に作れる本数:6時間÷1.5時間=4本(余りなし)
  • 【2】いまの時間のまま1週間に7本を出すには、1本あたりの時間を約0.8時間以内にする必要があります(6時間÷7本。小数第2位以下は切り捨て)。
  • 【3】1週間に必要な時間:1.5時間×7本=10.5時間(使える時間より4.5時間多い)
  • 【3】4週で:28本、42時間

8-2. いまの時間で足りる場合(1本2時間、1週間に3本、8週、1週間に使える時間6時間)

  • 【1】1週間に必要な時間:2時間×3本=6時間
  • 【1】8週で出す本数:3本×8週=24本
  • 【1】8週で必要な時間:6時間×8週=48時間
  • 【2】いまの時間で足ります(1週間に0時間残ります。8週で0時間)。
  • 【3】1週間に必要な時間:2時間×7本=14時間(使える時間より8時間多い)
  • 【3】8週で:56本、112時間

8-3. 入力の誤り(1本「0」時間、「71」本、「0」週、「169」時間)

  • 【入力の確認】1本あたりの時間は、0より大きい数で入れてください。
  • 【入力の確認】1週間に出したい本数が70本(1日10本)を超えているので計算しません。数を確かめてください。
  • 【入力の確認】続ける週数は、1以上の整数1つで入れてください。「4」「4週」「4週間」「4」のように書けます。マイナス、小数、「04」のように先頭に0がつく数は使えません。
  • 【入力の確認】1週間に使える時間が168時間(1週間の長さ)を超えているので計算しません。数を確かめてください。

9. よくある質問

TikTok は毎日投稿したほうがいい?

今回確認できた TikTok の公式ページに、毎日投稿を勧める文は見つかりませんでした。2020年の説明では、投稿する本数は「おすすめ」でのレコメンドに影響しない、とされています(1-1)。続けられる本数は、7章の計算機で数えられます。

何日おきに投稿するのがいい?

TikTok 自身の数字で見つかったのは、企業アカウント向けの資料の「週2〜3回」(2021年2月のデータ)と、認証済みのビジネスアカウントの平均が週2.8本(2022年3月のデータ)という数字です(1-3)。個人のクリエイター向けの公式の数字は、確認できませんでした。

1日に何本も投稿していい?

1日の上限や、何本までがよいかという公式の数字は、確認できませんでした。2020年の説明では、「おすすめ」で同じクリエイターの動画が2つ続けて表示されることはない、とされています(2-3)。報酬の仕組み(Creator Rewards Program)の2024年の英語の説明には、計算式は、多すぎる本数の動画を出すアカウントを優遇しない、という文があります(「rather than favoring accounts with an excessive amount of videos」)。これは報酬の話で、「おすすめ」の話ではありません。

何本目から伸びる?

何本目から伸びる、という公式の目安は見つかりませんでした。2020年の説明では、フォロワー数や過去のヒットはレコメンドに直接は影響せず(1-2)、視聴数は動画ごとに違う、とされています(5-1)。私は10〜30本で、伸びないままやめました。

急に伸びなくなったのは?

公式に1つに決めた答えは、見つかりませんでした。確かめられるのは、動画やアカウントが「おすすめ」の対象外になっていないか(5-3)と、分析の数字の傾向です(5-2)。「おすすめ」は一般に直近90日の動画から選ばれる、という2020年の説明もあります(2-4)。

TikTok で一番伸びる時間は?

日本向けの公式の数字は、確認できませんでした。企業向けの資料(1-3)に曜日や時間帯の記載がありますが、対象の地域が書かれていないので、この記事では日本に当てはめません。

10. まとめ

  • 今回確認できた TikTok の公式ページに、毎日投稿を勧める文は見つからなかった。2020年の説明では、投稿する本数は「おすすめ」でのレコメンドに影響しない。フォロワー数や過去のヒットも、直接は影響しない。
  • 「おすすめ」は、ユーザーインタラクション、動画の情報、デバイスとアカウントの設定で決まり、最後まで見られたかは強い指標とされている。
  • TikTok 自身が出している頻度の数字で見つかったのは、企業アカウント向けの「週2〜3回」(2021年2月のデータ)など。個人向けの公式の数字は確認できなかった。
  • 私は2021〜2022年に、TikTok 用に新しく撮った動画を、1〜3か月で10〜30本出してやめた。1本1〜3時間、再生はふだん100〜1,000回、フォロワーは100人未満だった。
  • やめた理由は、1本の手間が重い、登録や売上につながらない、伸びない、楽しくない、の4つ。毎日投稿だったかどうかは、この幅からは決まらない。
  • 伸びないときは、本数を増やす前に、「おすすめ」の対象外になっていないかと、分析の数字の傾向を確かめられる。
  • 7章の計算機で、1本の時間と使える時間から、続けられる本数を数えられる。

11. 出典

  • TikTok Newsroom「TikTokが「おすすめ」に動画をレコメンドする仕組み」(2020年6月19日):https://newsroom.tiktok.com/how-tiktok-recommends-videos?lang=ja-JP
  • TikTok Newsroom「5 tips for TikTok creators」(2020年7月30日、英語):https://newsroom.tiktok.com/5-tips-for-tiktok-creators?lang=en
  • TikTok Newsroom「TikTok Tutorial Series: TikTok Analytics」(2020年8月14日、英語):https://newsroom.tiktok.com/product-tutorial-tiktok-analytics?lang=en
  • TikTok Newsroom「Helping Creators Bring Their Creativity to Life with TikTok Studio」(2024年5月24日、英語):https://newsroom.tiktok.com/helping-creators-bring-creativity-to-life-with-tiktok-studio?lang=en
  • TikTok Newsroom「TikTokの安心安全で健全なコミュニティ環境を促進するためのポリシー強化」(2022年2月8日):https://newsroom.tiktok.com/tiktokcommunity?lang=ja-JP
  • TikTok Newsroom「最新のアカウント執行システム(違反アカウントへの対応システム)でTikTokクリエイターをサポート」(2023年2月2日):https://newsroom.tiktok.com/support-creators-with-updated-account-enforcement-system?lang=ja-JP
  • TikTok Newsroom「TikTokでより安全にコンテンツを作成、共有いただくためにTikTokのコミュニティガイドラインを刷新」(2024年4月17日):https://newsroom.tiktok.com/tiktok-community-guideline-update-2024-1?lang=ja-JP
  • TikTok Newsroom「TikTok、信頼性と安全性を高める新機能を発表。クリエイターや家族、コミュニティの安心安全支援を強化」(2025年7月30日):https://newsroom.tiktok.com/tiktok-safety-updates?lang=ja-JP
  • TikTok Newsroom「Introducing the New Creator Rewards Program」(2024年3月18日、英語):https://newsroom.tiktok.com/introducing-the-new-creator-rewards-program?lang=en
  • TikTok for Business「ORGANIC PLAYBOOK」(PDF、11ページ):https://ads.tiktok.com/business/library/Organic_Playbook.pdf
  • TikTok for Business「The gaming marketer’s ultimate guide to TikTok content」(2022年8月4日、英語):https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/gaming-marketers-ultimate-guide-tiktok-content
  • 出典:総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(報告書 表5-1-1・図5-1-2):https://www.soumu.go.jp/main_content/000976450.pdf (2026年11月2日に利用)
  • 出典:総務省情報通信政策研究所「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(報告書 表5-1-1):https://www.soumu.go.jp/main_content/000976453.pdf (2026年11月2日に利用)
  • 出典:総務省情報通信政策研究所「令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(概要):https://www.soumu.go.jp/main_content/001079136.pdf (2026年10月31日に利用)

12. あわせて読む

13. この記事について

この記事は、2021〜2022年に TikTok を手動で運用してやめた私の経験(本数、期間、1本の時間、再生回数、フォロワー、やめた理由)と、TikTok の公式ページ(Newsroom、TikTok for Business。2026年10月31日と11月2日に確認)、総務省の調査をもとに書きました。TikTok のページの文は、説明に必要な範囲で引用しています。英語の文の訳は筆者によるもので、公式の訳ではありません。総務省の調査の表は、出典をもとに作成しました(公共データ利用規約に基づく利用)。

TikTok のロゴ、アイコン、画面のスクリーンショットは使っていません。このサイトは TikTok と提携していません。この記事は TikTok が作成・承認したものではありません。

TikTok を始めるか、続けるか、やめるかを人に勧める記事ではありません。再生回数やフォロワー、収益を約束するものでもありません。関連記事の題に出てくる数字や経験は、その記事の内容です。

 

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この無料講座で扱う内容
  • 壊れた商品のどこに価格差が眠るのか
    「歪みの4類型」
  • 手数料・送料・作業時間まで含めた
    「1件の利益計算式」
  • 絶対に手を出してはいけない
    「除外リスト7項目」
  • 6日目には、元手ゼロで
    今週できる実践ワーク(約70分)
※手を動かさずに稼ぐ方法をお探しの方には向きません。
そのことも講座内で明記しています。
20年
現場での実践
全14通・2週間。
1通3〜5分で、通勤中にも読み切れる分量です。
まずは14通の無料講座で、
「第二の買い手」という考え方を確認してください。
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「第二の買い手」を作る14通を無料で読む →

※後半に有料商品のご案内があります。
第1通の冒頭で明記します。

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