ヤフオクの送料|落札者負担は落札代金と一緒に払い、手数料はかからない。ただしおてがる配送は落札者負担の料金が高く、80サイズ以上はどの地域でも出品者負担のほうが手残りが多い計算。高い送料・差額・送料未定の決まり

ヤフオクの送料、落札者負担とは?送料が高い・送料未定・いつ払うか。落札者負担(落札者が送料を支払う)と出品者負担(出品者が送料を支払う)の違い せどり

「ヤフオク 送料 落札者負担」「ヤフオク 送料 高い」「送料未定」を調べて来られた方に、先に結論を書きます。

ヤフオクの「送料落札者負担」は、落札者が商品の代金とは別に送料を払う設定です。おてがる配送や全国一律の送料なら、落札代金と一緒にYahoo!かんたん決済で払います。送料をあとから連絡する設定なら出品者の連絡を待ってから払い、着払いなら受け取るときに配達員へ払います。落札者負担の送料には、落札システム利用料がかかりません。ただ、おてがる配送は落札者負担の料金が出品者負担と同じか高く決められていて、宅急便の80サイズ以上では、どの地域の組み合わせでも出品者負担のほうが出品者の手残りが多くなる計算になります。

  • 払い方は3通り:落札時に送料が決まる(おてがる配送・全国一律)、落札後に出品者が連絡する(送料未定)、着払い
  • いくらか:おてがる配送(ヤマト運輸)の宅急便は、出品者負担なら全国一律750〜2,500円。落札者負担は地域とサイズで変わり、関東から関東の80サイズで980円、関東から沖縄で1,820円(2026年9月の料金表)
  • 高すぎる送料:出品者が請求できる送料は、運送業者に頼めば実費、自分で届けるなら運送業者の運賃相当額まで(ガイドライン細則)。過剰なら細則を伝えて、変更や返金を話し合う
  • サイズ違いの差額:おてがる配送は、落札者負担にしていても差額は出品者に請求され、落札者にあらためて請求はされない
  • 私:出品するときは、ほぼ全部を落札者負担(おてがる配送)にしている。ただ経験上、送料無料にしたほうが入札は増え、落札価格は送料の分だけ伸びる。落札者として送料で困ったことは特にない

私は中古品の売買を20年近く続けていて(古物商許可あり)、ヤフオクでは出品者としても落札者としても使ってきました。料金と決まりは変わるので、この記事は2026年9月28日に確かめた内容です。

知りたいこと この記事の答え
落札者負担・出品者負担・送料未定の違い 出品者が選ぶ設定の違い。落札者が払う時期が変わる(1章)
落札者負担の送料はいつ払うか 多くは落札代金と一緒。送料未定なら出品者の連絡のあと(2章)
おてがる配送の送料はいくらか 出品者負担と落札者負担で料金表が違う(3章)
出品者はどちらで出すと得か 80サイズ以上はどの地域でも出品者負担のほうが手残りが多い計算。計算機あり(4章)
送料が高い・多く取られた 請求できる送料には上限がある。話し合いの根拠になる決まり(5章)
出品者:落札者負担なのに売上から引かれる・差額が出た おてがる配送の送料は売上から引かれるしくみ。差額は出品者に請求(6章)

1. 送料の負担は、出品者が出品するときに決める

送料を誰が払うかは、出品者が出品フォームで選びます。ヤフオクのヘルプ(LYPプレミアム会員のうち対象プランの出品フォームの説明)では、次の4つに分かれています。

出品者の設定 落札者が払う送料 送料が決まる時 決まり
出品者負担(送料無料) 0円 - すべての配送方法で落札者の送料が無料。タイトルの横に送料無料のアイコンが出る
落札者負担:落札時に確定 全国一律の額、またはおてがる配送の料金 落札した時 おてがる配送は出品時にサイズを選び、落札者の住所(都道府県)から自動で計算される。落札者は送料の連絡を待たずに支払いまで進める
落札者負担:落札後に送料を連絡 出品者が連絡した額 落札者が届け先を伝えたあと いわゆる「送料未定」。全国一律の配送方法だけを設定している場合は選べない
落札者負担:着払い 受け取るときに配達員へ 受け取る時 すべての配送方法が着払いになる

ガイドライン細則には、送料の表示についての決まりもあります。着払いで送る場合と、出品者が指定する場所まで落札者が取りに行くだけの手渡しの場合は、送料無料(出品者負担)に設定してはいけません。複数の配送方法の一部だけを出品者負担にするときは、その方法の送料欄に「0」を入れます。

2. 落札者:送料はいつ、どう払うか

落札時に送料が決まっている場合

おてがる配送や全国一律の送料なら、落札代金と送料を合わせて、Yahoo!かんたん決済で一度に払います。ヘルプには、「落札者負担」に設定しても送料は着払いにはならない、と書かれています。通常のカテゴリでは、落札システム利用料がかかるのは落札価格だけで、落札者が払う送料にはかかりません(一部の特定カテゴリは料金のしくみが別です)。

送料をあとから連絡する設定(送料未定)の場合

  1. 取引ナビで、自分の情報とお届け方法、支払い方法を選んで確定する
  2. 「出品者からの送料の連絡をお待ちください」と表示されるので待つ
  3. 送料の連絡が来たら、Yahoo!かんたん決済で落札代金と送料を払う

ヘルプでは、落札日から5日以内に購入手続きを完了する必要があるとされています。コンビニ支払いと銀行振込は、手続きのあと支払いまでの日数が別にあります。送料の連絡が来ないまま進めない場合は、取引メッセージで出品者に連絡します。催促のしかたはヤフオク・Yahoo!フリマで発送されないに、5日の期限についてはヤフオクの支払い期限に書いています。

落札者は送料を変えられない

ヘルプによると、落札者の操作では送料を変更できません。変えてほしいときは、取引メッセージで出品者に相談します。

私は落札者として、送料で困ったことは特にありません。

3. おてがる配送の料金表:出品者負担と落札者負担で額が違う

おてがる配送は、同じ荷物でも、出品者負担と落札者負担で料金が違います。出品者負担は全国一律、落札者負担は発送元とお届け先の地域で変わります。以下はYahoo!オークションの料金ページの額です(2026年9月28日に確認)。おてがる配送の送料は2025年11月10日に改定されていて、配送会社が荷物を受け付けた時点の料金が使われます。

3-1. 小さい荷物

配送方法 出品者負担 落札者負担 別にかかるもの
ネコポス(ヤマト運輸) 全国一律210円 全国一律230円 -
宅急便コンパクト(EAZY) 全国一律490円 520円〜(地域で変わる) 専用BOX(70円〜)
ゆうパケットポストmini(日本郵便) 全国一律160円 全国一律180円 専用封筒(20円〜)
ゆうパケットポスト 全国一律210円 全国一律230円 専用箱か発送用シール
ゆうパケット 全国一律215円 全国一律230円 -
ゆうパケットプラス 全国一律410円 全国一律440円 専用箱(65円〜)

3-2. 宅急便(EAZY):関東から送る場合

サイズ 出品者負担(全国一律) 落札者負担:関東へ 関西へ 北海道へ 沖縄へ
60 750円 750円 810円 1,210円 1,210円
80 850円 980円 1,100円 1,490円 1,820円
100 1,050円 1,280円 1,400円 1,800円 2,460円
120 1,200円 1,600円 1,720円 2,120円 3,110円
140 1,400円 1,940円 2,060円 2,460円 3,780円
160 1,700円 2,260円 2,380円 2,780円 4,430円
180 2,100円 2,810円 3,480円 3,880円 5,750円
200 2,500円 3,470円 4,140円 4,540円 6,520円

落札者負担は、どの地域でも出品者負担と同じか、それより高く決められています。日本郵便のゆうパックも出品者負担・落札者負担とも750円からですが、地域別の額はこの表に入れていません。配送方法ごとの大きさと料金の一覧は、Yahoo!オークションの「配送早わかり表」で見られます。

4. 出品者:落札者負担と出品者負担、手残りはどちらが多いか

落札者負担の送料には落札システム利用料がかかりません。そのため「送料は落札者負担にしたほうが得」と言われます。ただ、おてがる配送では3章のとおり、落札者負担の料金のほうが高く決められています。両方を入れて計算すると、結果はサイズと地域で変わります。

前提を1つ置きます。入札する人は、送料込みの総額でいくらまで出すかを決めるとします。落札システム利用料は10%とします。総額をTとすると、手残りは次のとおりです。

  • 落札者負担:落札価格はTから落札者負担の送料を引いた額。手残り=(T-落札者負担の送料)×0.9
  • 出品者負担:落札価格はT。手残り=T×0.9-出品者負担の送料

差は「落札者負担の送料×0.9-出品者負担の送料」です。プラスなら出品者負担のほうが、マイナスなら落札者負担のほうが手残りが多くなります。言いかえると、落札者負担の送料が出品者負担の送料の約1.11倍(1÷0.9)を超えると、出品者負担のほうが多くなります。関東から関東へ送る場合で計算すると、こうなります。

配送方法・サイズ 出品者負担にしたときの手残りの差
ネコポス 3円少ない
宅急便コンパクト 22円少ない
宅急便60 75円少ない
宅急便80 32円多い
宅急便100 102円多い
宅急便120 240円多い
宅急便160 334円多い
宅急便200 623円多い

料金表の12地域どうしの組み合わせ144通りすべてで計算すると、宅急便の80サイズ以上は、144通りすべてで出品者負担のほうが手残りが多くなります。いちばん差が小さい近い地域どうしの80サイズで32円、遠くなるほど差は開きます。宅急便コンパクトは144通りのうち42通り、60サイズは66通りで、落札者負担のほうが多くなります(近い地域どうし)。関東から北海道の60サイズでは、出品者負担のほうが339円多くなります。出品する時点では落札者の住所が分かりませんが、80サイズ以上ならどこに届く場合でも向きは変わりません。

この計算は前提に頼っています。私の経験では、送料無料(出品者負担)にしたほうが入札は増え、落札価格は送料の分だけ伸びます。落札者が払う総額は変わらないか、入札が増える分だけ上に振れるということなので、前提は私の実感と合っています。ただ、ヤフオクには落札者が送料を負担するという文化があります。私自身も、ほぼ全部を落札者負担(おてがる配送のヤマト運輸)で、大きめのサイズを選んで出品しています。Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)は、そこをメルカリに寄せて、送料込みを前提にした仕組みだと私は見ています。

発送元とお届け先、サイズを選ぶと、同じ前提で差を計算します(ヤマト運輸の宅急便コンパクトと宅急便の料金表で計算します)。

5. 落札者:送料が高い、多く取られたと感じたら

5-1. 出品者が請求できる送料には上限がある

ガイドライン細則は、出品者が落札者に請求してよい料金を決めています。落札代金のほかは、送料等、返品や交換の送料と送金手数料、自動車の法定費用だけです。送料等の中身はこうです。

  • 運送業者に頼む場合:運賃と、代金引換手数料や速達・書留などのオプションの実費、運送業者が指定する梱包資材の代金
  • 自分で届ける、物流代行に頼む場合:運送業者に頼んだ場合の運賃を上回らない額
  • 落札価格に含めるもの:梱包資材の費用や、配送業者に持ち込むまでの交通費
  • 一律の送料:それぞれのオークションで実際にかかる送料の範囲内でなければならない(落札者が希望した場合を除く)
  • 持ち込むまで分からない場合:目安の額と、実際の送料ではないことを商品説明に書く。差額が出たら落札者と協議する
  • 同梱:同じオークションで落札された商品を同梱するのに、別の手数料は取れない

細則は、商品に対して明らかに大きすぎる梱包も認めていません。例として、350mlの缶ジュースくらいの商品を80サイズの段ボールで送ることが挙がっています。

5-2. 過剰な送料を請求されたとき

ヘルプ「出品者から過剰な送料を請求された」では、細則で決めた料金以外の請求は禁止されているので、細則を出品者に伝えて、送料の変更や返金を話し合うよう案内されています。送料未定の出品は、入札する前に質問で目安の額を確かめておくと、あとで揉めません。

おてがる配送の落札者負担は、住所から自動で計算され、出品者の操作でも変えられません。おてがる配送で送料が高いと感じるのは、3章の料金表のとおり、遠い地域や大きいサイズで額が上がっている場合です。

6. 出品者:落札者負担なのに売上から引かれる、差額が出た

6-1. 落札者負担なのに売上から引かれる

おてがる配送の送料は、「配送サービス利用料」として出品者に請求されます。落札者負担の場合、落札者は送料を上乗せして払っているので、出品者が負担したことにはなりません。ヘルプの例はこうです。

  • 落札価格1,000円、おてがる配送の宅急便(EAZY)850円
  • 落札者の支払い:1,850円
  • 落札システム利用料(10%の場合):100円
  • 送料(配送サービス利用料):850円
  • 売上:1,850円-100円-850円=900円

内訳は、売上金管理ページの「内訳」で見られます。売上金の受け取りはヤフオク・Yahoo!フリマの売上金に書いています。

6-2. サイズが変わって差額が出た

ヘルプによると、おてがる配送は、出品者負担・落札者負担どちらに設定していても、サイズの変更などで送料に差額が出たら出品者に請求されます。落札者負担の出品でも、落札者にあらためて差額が請求されることはありません。負担をどうするかは、取引メッセージで落札者と相談します。私はこれまで、サイズ違いで差額を請求されたことはありません。

6-3. 送料を間違えた・変えたい

落札後の送料は、Yahoo!かんたん決済では一部を除き変えられません。出品者が変えられるのは、「落札された後に送料を連絡する」の設定で出品していて、送料を出品者が決める配送方法を選んでいて、まだ落札者に送料を連絡していないときだけです。おてがる配送と全国一律の送料は自動で決まるので、出品者の操作でも変えられません。変えられない場合は、差額の扱いと払い方を取引メッセージで相談します。発送方法の変え方はヤフオクの発送方法の変更にまとめています。

7. よくある質問

落札者負担の送料にも手数料はかかりますか?

かかりません。落札システム利用料がかかるのは落札価格だけです。出品者負担にすると送料の分も落札価格に入るので、その分にも手数料がかかります。手数料の計算はヤフオクの手数料計算に書いています。

送料無料なのに、着払いにすると言われた

細則では、着払いで送る場合に送料無料(出品者負担)に設定することを禁止しています。送料無料の出品で着払いを求められたら、細則を伝えて話し合います。

送料未定の出品に入札するのは怖い

持ち込むまで送料が分からない場合、出品者は目安の額と、実際の送料ではないことを商品説明に書くことになっています。目安が書かれていなければ、入札する前に質問で聞きます。

送料未定で、思ったより高い送料を言われた

細則では、出品者は目安の額と、実際の送料ではないことを商品説明に書くことになっていて、差額が出たら落札者と協議します。目安と大きく違うなら、細則を伝えて話し合います。落札者の側から取引を取り消す機能はないので、取引をやめるなら、出品者に落札者の削除を頼むことになります。削除の扱いはヤフオクの支払い期限に書いています。

荷物が出品時より小さかったら、差額は戻ってくる?

おてがる配送のヘルプには、サイズが変わったときの差額は出品者に請求され、落札者にあらためて請求はされないと書かれています。小さくなった場合に落札者へ返す決まりは書かれていません。差額の負担は、取引メッセージで相談するよう案内されています。

複数の商品をまとめて送ってもらいたい

同じ出品者の商品をまとめるなら、まとめて取引の機能があります。同じオークションの商品を同梱するのに、別の手数料は取れません。やり方はヤフオクのまとめて取引に書いています。

メルカリの送料は?

メルカリは送料の決まりが違います。メルカリで送料の方が高いとどうなる?に分けています。

8. まとめ

  • 送料の負担は、出品者負担・落札者負担(落札時に確定/落札後に連絡/着払い)に分かれる
  • 落札時に確定なら、落札代金と送料をかんたん決済で一度に払う。送料未定なら出品者の連絡を待ち、落札日から5日以内に購入手続きをする
  • 落札者負担の送料には落札システム利用料がかからない
  • おてがる配送は、落札者負担の料金が出品者負担と同じか高い。関東から関東の80サイズで980円と850円
  • 入札者が送料込みの総額で判断するなら、宅急便の80サイズ以上はどの地域どうしでも出品者負担のほうが出品者の手残りが多い。私の経験でも、送料無料のほうが入札は増え、落札価格は送料の分だけ伸びる。ただ、ヤフオクには落札者が送料を負担する文化がある
  • 出品者が請求できる送料は、実費か運送業者の運賃相当額まで。過剰な送料は細則を伝えて話し合う
  • おてがる配送のサイズ違いの差額は出品者に請求され、落札者には請求されない

9. 出典

(いずれも2026年9月28日に確認)

10. あわせて読む

記事 どこがつながっているか
ヤフオクの手数料計算 落札システム利用料10%と、送料が手数料の対象になるかどうか
ヤフオクの発送方法の変更 落札後に配送方法やサイズを変えたいとき
ヤフオク・Yahoo!フリマで発送されない 送料の連絡や発送が来ないときの催促
ヤフオクの支払い期限 落札日から5日の期限
ヤフオクのまとめて取引 複数の商品を1箱で送ってもらう
メルカリで送料の方が高いとどうなる? メルカリの送料の決まり

11. この記事について

項目 中身
書いた人 中古品の売買を20年近く続けています(古物商許可あり)。ヤフオクでは出品者としても落札者としても使ってきました
私の経験 出品するときは、ほぼ全部を落札者負担(おてがる配送のヤマト運輸)で、大きめのサイズを選んで出品しています。サイズ違いで差額を請求されたことはありません。落札者として送料で困ったことは特にありません
計算の前提 4章の比較は、入札する人が送料込みの総額で上限を決め、落札システム利用料が10%とした計算です。私の経験では、送料無料のほうが入札は増え、落札価格は送料の分だけ伸びます(件数を数えた記録ではありません)
扱っていないこと ゆうパックの地域別の料金、Yahoo!フリマの送料、ストアの出品、料金のしくみが別の特定カテゴリ
変わりうること おてがる配送の料金、ヘルプとガイドライン細則は変わります(2026年9月に確認)

 

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