この記事ではドメイン転生の使い方についてお伝えしていきます。ExpiredDomainsで抽出したドメインを一気に精査することができるので、かなりの時短になりますよ。
ドメイン転生の使い方
まずは、ドメイン転生にログインして、ExpiredDomainsなどでピックアップしたドメインを「ドメインリスト」に貼り付けます。
この画像では一気に133個貼り付けました。「実行」をクリックします。
あとは、放置しているだけでドメイン転生が勝手に「OKドメイン」と「NGドメイン」に振り分けてくれます。
全てのドメインをチェックし終わると「精査完了」になります。(下記の画像では12個のドメイン精査が終った表示になっていますが、133個入れた時も問題なく完了しています)
ドメイン転生の見方
ドメイン精査が終ると、このように過去にサイトを運営されていた時のページタイトルがずらっと並びます。
気になるドメインがあれば、ページタイトルをクリックしてみましょう。過去に運営されていた時のサイトが表示されます。
ドメイン転生を実際に使ってみた事例
例として、こちらのドメインの運営履歴を見てみます。
過去に運営されていたサイトがサクサク見れる
まずは一番下にある17番目のリンクをクリックしてみます。すると、画像のように過去に運営されていた時のサイトが表示されます。
このドメインは、おそらく国外のファッションブランドの公式サイトかなと思います。
過去のサイトを見ることができるサイトは、他にも「Wayback Machine」がありますが、一つ一つドメインを入れないと見れないし時間がかかるので、ドメイン転生は本当に便利です。
次に同じドメインの12番のURLをクリックしてみます。
サイトがパワーアップして見やすくなっていました。
同じくファッションブランドのサイト運営がされていたようです。この後、4番目のリンクまではファッションブランドのサイトになっていました。
サイトオーナーの変更もわかりやすい
次に3番目のURLをクリックします。
いきなり、家庭用脱毛器「ケノン」のアフィリエイトサイトに変わっています。ブログのジャンルも言語も別なので、ここでドメインのオーナーが変更されたと考えられます。
サイト内容も、見やすく読ませる工夫が見えないことから、おそらくですがこのオーナーさんは複数のドメインに同じ文章を投稿して、上がりやすいドメインをテストしていたのではないかと思います。
ちなみに、2番目のURLは404エラーのみでした。
ということは、このドメインのサイト運営履歴は次のようになります。
アフィリエイトサイト(3番目URL)と404エラー(3番目URL)の間でオーナーが変わったかどうかはわかりませんが、少なくとも「アフィリエイトサイトを運用しようとしてドメインのテストをしてみたところ、このドメインは不合格だった」ということが考えられます。
そうでなければ、前のオーナーさんがドメインを手放すとは考えにくいです。
なので、「このドメインは検索順位が上がりにくかった=特に取得しなくてもいいドメイン」という仮説を立てられます。
ドメインの見分け方について
ドメイン転生を使った後に注目しているのは、
- 一貫して同じサイトが運営されているドメイン
です。
一貫して同じサイトが運営されているドメインは狙い目
過去に同じサイトが運営されている場合は、同じオーナーが運営していた場合が多いです。
そのドメインが価値のあるドメインだったとしても、SEOやドメインに詳しくない人は「気分転換に新しいドメインに引っ越そう!」「うっかりドメインの有効期限が切れちゃってた」などの理由で、ドメインが失効してしまう場合があります。
このようなドメインはなかなか見つけるのは難しいのですが、ホワイトハットで健全な運用をされていたサイトはGoogleの評価が上がっている可能性が高いので狙い目です。
避けた方がいいドメインについて
反対に、ドメイン転生で見て次のようなドメインだった場合は避けておいた方がいいでしょう。
- 中国やロシア、イスラムなどの言語で運用されていたドメイン
- アフィリエイトサイトだったドメイン
- オーナーが何回も変わっているドメイン
中国やロシア、イスラムなどの言語で運用されていたドメイン
ドメイン転生で過去のページタイトルを見ていくと、中国語やロシア語などのページタイトルが出てくることがよくあります。健全なサイトである可能性もありますが、スパムサイトがかなり多いのでできれば避けておくことをおすすめします。
アフィリエイトサイトだったドメイン
この記事の「ドメイン転生を実際に使ってみた事例」でもご紹介したように、ページタイトル一覧を見ていくと、突然アフィリエイトサイトの運営がされている場合があります。
アフィリエイトをやっている人は、中古ドメインやSEOに詳しいことが多く、その人が手放したドメインにうまみがある可能性は低いと考えた方が無難です。
オーナーが何回も変わっているドメイン
何度もオーナーが変わっているドメインは、何人もが「不要だと判断して手放した」というドメインです。検索順位が上がりにくかったり、スパムサイトが運営されていたり、不自然な被リンクをつけていた可能性もあります。
なので、中古ドメインを選ぶ際はワンオーナー(過去にこのドメインで運営していたのが1人だけ)の場合の方が、いいドメインである可能性は高くなります。
ドメイン転生で過去に同じ内容のサイトが運営されていたかどうかを見ることで、ある程度オーナーの数を見分けることができます。
サイトが何度も違うジャンルの内容になっている場合は要注意です。
良いドメインを見つけたら購入してみよう
ドメイン転生を使って良いドメインを見つけたら購入してみましょう。ドメインはどこでも購入することができますが、個人的にはXserverのドメインがおすすめです。
ドメインを購入する前にドメインパワーや被リンクの質も調べておくと、さらにいいドメインの可能性を高められますよ。以下の記事も参考になると思いますので、ぜひ目を通してみてください。
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