MyUS(マイユーエス)の評判と料金|日本へFedEx Economyで1ポンド27.29ドル。同梱は2個目から2.99ドル、補償3.5%が自動でつく。保管・関税・規約を公式で読む

MyUSの評判・料金・送料|損しやすい4つ(国際送料・会員費・同梱手数料・補償) 輸入

MyUS(マイユーエス)は、アメリカ・フロリダ州の倉庫の住所を借りて買い物をし、届いた荷物を日本へ送ってもらう転送サービスです。この記事では、料金ページ・送料の計算ツール・よくある質問・利用規約・日本向けの案内ページを2026年9月30日に読み、日本へ送るといくらかかるかを計算しました。私は2010年代前半に、会費なしのプランでMyUSを使っていました。使い勝手がよく、困ったことは特にありませんでした。ただ、料金もプランも当時とは変わっているので、この記事の数字はすべて今の公開ページと計算ツールから取っています。

先に答え|MyUSに払うお金と、損をしやすい4つの場所

MyUSに払うのは「送料」「会費(入る場合)」「同梱の料金(会費なしのプランの場合)」「補償(外さなければ自動でつく)」の4つが基本です。日本へのいちばん安い便はFedEx Economyで、会費なしのプランなら1ポンド(約0.45kg)27.29ドル、5ポンド37.65ドル、10ポンド51.52ドルでした(2026年9月30日の計算ツール)。燃油サーチャージはかからないと書かれています。

項目 会費なし(Single Package) Premium(月9.99ドル/年60ドル)
会費 0円 月9.99ドル(最初の30日は無料)か、年60ドル
同梱(まとめて1箱にする) 1個目は無料、2個目から1個2.99ドル(2025年8月からの公式の案内。古いよくある質問には「同梱なし」とも残っている) 無料
無料で保管できる日数 14日(料金・同梱のページ。規約には「Basic」会員5日という古い名前の記載が残る) 30日。31〜60日は1日1.25ドル
日本へのFedEx Economy(5〜9日) 1ポンド27.29ドル、5ポンド37.65ドル、10ポンド51.52ドル 1ポンド26.77ドル、5ポンド36.94ドル、10ポンド50.55ドル
アメリカの売上税 MyUSの住所あてなら0%とMyUSは書いている。ただし、非課税の郵便番号を認めるかは店しだいで、例外がある

1個を1回送るなら、会費なしのプランでFedEx Economyの送料と、外さなければ自動でつく補償です。1ポンドなら送料27.29ドル、1ドル158.35円(三菱UFJ銀行のTTS、2026年9月30日)で4,321円。申告額100ドルの補償3.50ドルを足すと30.79ドル、4,876円になります。損をしやすいのは次の4つです。

損をしやすい場所 何が起きるか 詳しく
補償が自動でつく 申告額100ドルごとに3.50ドル。外さなければ自動でつき、200ドルの荷物なら7ドル(1,108円)。外すと紛失・破損の請求ができない 7章
箱の大きさ ふだんは重さだけで料金が決まるが、3辺の合計が72インチ(183cm)を超えると対象外。FedExは長さ96インチ超か90ポンド超で145ドル、DHLは48インチ超か150ポンド超で52.50ドルの追加 4章
会費なしで何個もまとめる 同梱は2個目から1個2.99ドル。1回にまとめて送る荷物が5個以上なら、Premiumの月会費のほうが安い 3章
関税 関税を先に払える国の一覧に日本は入っていない。日本向けのページは「対象の発送なら先払いでき、そうでなければ配達のときに配送業者が集める」としている 10章

1. この記事の立ち位置

1-1. 私がやったこと

私はアメリカの転送サービスをMyUSを中心に使ってきました。使っていたのは2010年代前半、会費なしのプランです。使い勝手がよく、荷物のトラブルや追加料金で困ったことは特にありませんでした。

仕入れの面では、ブティック買いで単品を仕入れて送るやり方だと、利益がほとんど残りませんでした。まとめ買いにすると、転送にかかる費用が1点あたりで下がり、当時でも利益は出ていました。

ただ、当時と今では料金もプランも違います。この記事の料金・日数・規約は、2026年9月30日にMyUSの公開ページと送料の計算ツール(重さ・国だけを入れるもの)で確かめた数字です。会員登録はしていません。

1-2. この記事で答えること

知りたいこと どこで答えるか
MyUSとは、どういう仕組みか 2章
料金はいくらか(会費・同梱・保管) 3章
日本への送料はいくらか 4章
何個まとめると安くなるか 5章
売上税、補償、保管、追加料金 6〜9章
関税は先払いか、送れない物は 10章
評判は 11章
自分の荷物でいくらになるか 13章(計算)

2. MyUSとは|仕組みと会社

運営会社は、規約ではAccess USA Shipping, LLC(MyUS.comの名前で営業)です。倉庫はフロリダ州サラソタにあり、料金ページには1997年から続いていると書かれています。登録すると、アメリカの住所とイギリスの住所が1つずつもらえます。

順番 やること
1 会員登録して、自分の番号(スイート番号)つきの住所をもらう。登録には、有効期限が翌月以降のクレジットカードが必要
2 アメリカの通販で、届け先をMyUSの住所にして買う。スイート番号がない・違う荷物は1個8.99ドルの特別対応
3 倉庫に届いた荷物は、すべて開けて中身を確かめる(壊れていないか、アメリカから送り出してよい物か)。店の納品書があれば中身と照らし合わせ、書かれた値段を申告額として入れる
4 発送を頼み、便を選んで支払う。何個か届いていれば1箱にまとめる(同梱)
5 日本へ。ほとんどの便で、倉庫から自宅まで追跡できる

同じ住所を家族や友人と無料で共有できる「MyUS Family」もあります。温度管理はしていないので、冷凍食品や生もの、温度に弱い薬は受け取れません。Instacartのような、配送業者を使わない当日配達も受け取れません。

3. 料金|会費・同梱・保管

3-1. プランは3つ

項目 会費なし(Single Package) Premium Business
会費 なし 月9.99ドル(30日無料)か年60ドル 月10ドル
同梱 1個目は無料、2個目から1個2.99ドル 無料 無料
再梱包(箱を詰め直す) 書かれていない 無料 無料
無料の保管 14日 30日 30日
送料 いちばん高い FedEx Economyは約2%、FedEx Priorityは約6%安い(DHLは同じ) 2026年9月30日の計算ツールでは、Premiumより約5%低い料金が出た。公式が約束している割引は、送料・急ぎの料金・補償などの支払いが月500ドル以上なら、翌月は10%引きで会費も免除

出典:MyUS「料金」ページ、「同梱」のページ、ブログ「$2.99 Package Consolidation – Now for Single Package Members」(2025年8月19日)、よくある質問(会員・追加費用)。送料の差は計算ツールの結果から私が割り出した数字です。Businessは、事業者でなくても入れると書かれています。

3-2. 公式の中で、書き方が違うところ

同じMyUSの公開ページの中で、書き方が合っていない所があります。使う前に、会員ページやサポートで確かめてください。

項目 書き方A 書き方B
会費なしプランの同梱 2025年8月のブログと今の同梱のページ・料金ページ:有料でまとめられる。1個目は無料、2個目から1個2.99ドル 会員のよくある質問:「No consolidation available(同梱なし)」「自動で発送」。2025年8月より前の記載が残っていると見られる
会費なしプランの無料保管 料金ページ・同梱のページ:14日 規約:「Basic」会員は5日(今のプラン名で書かれていない)
同梱と再梱包は無料か 料金ページの比較表:同梱も再梱包も無料 同じページのプラン表:会費なしは同梱が有料、再梱包の無料はPremiumとBusinessだけ
送料の決まり方 料金ページ:重さだけで決まる(TruePrice) 追加費用のよくある質問:「ほとんどの送料は重さと寸法で計算」
名義の追加 MyUS Family:無料で何人でも 追加費用の一覧:「Additional Name on Account」25ドル
売上税 売上税のページ:0% 同じページのよくある質問:非課税の郵便番号を認めるかは店しだいで、例外がある

3-3. Premiumが得になる分かれ目

会費なしのプランの同梱料は、1回の発送ごとに「(まとめる荷物の数−1)×2.99ドル」です。1個目は無料です。

1回にまとめる荷物 会費なしの同梱料 1ポンドずつなら(会費なし) 同じ荷物をPremium(月9.99ドル)で
2個 2.99ドル 30.86+2.99=33.85ドル 30.27+9.99=40.26ドル
3個 5.98ドル 30.85+5.98=36.83ドル 30.25+9.99=40.24ドル
4個 8.97ドル 37.63+8.97=46.60ドル 36.92+9.99=46.91ドル
5個 11.96ドル 37.65+11.96=49.61ドル 36.94+9.99=46.93ドル

その月に1回だけまとめて送るなら、荷物が5個以上でPremiumの月会費のほうが安くなります。4個では、送料の約2%の差を入れても会費なしのほうが0.31ドル安い計算です。月に何回か送るなら、1か月の「荷物の数−発送の回数」が4以上になるかどうかが目安です(2.99ドル×4=11.96ドル>9.99ドル)。

年60ドルなら、1年間の「荷物の数−発送の回数」が21以上で元が取れます(2.99ドル×21=62.79ドル)。1個ずつ送るだけで同梱しないなら、送料の約2%の差だけでは会費は取り返せません。

4. 送料|日本への便と料金

4-1. 計算ツールの結果

MyUSの料金ページの計算ツールで、発送元を「US Sales Tax-Free Address」、届け先を日本にして、重さだけを入れて出した料金です(2026年9月30日)。

重さ FedEx Economy(5〜9日)会費なし 同 Premium DHL Express(2〜5日) FedEx Priority(3〜6日)会費なし 同 Premium
1ポンド(約0.45kg) 27.29ドル 26.77ドル 30.88ドル 32.95ドル 31.01ドル
2ポンド(約0.9kg) 30.86ドル 30.27ドル 34.12ドル 34.09ドル 32.06ドル
3ポンド(約1.4kg) 30.85ドル 30.25ドル 34.11ドル 37.86ドル 35.61ドル
4ポンド(約1.8kg) 37.63ドル 36.92ドル 41.35ドル 47.73ドル 44.90ドル
5ポンド(約2.3kg) 37.65ドル 36.94ドル 41.37ドル 59.09ドル 55.59ドル
6ポンド(約2.7kg) 41.53ドル 40.75ドル 45.48ドル 67.58ドル 63.58ドル
8ポンド(約3.6kg) 50.06ドル 49.11ドル 54.52ドル 76.68ドル 72.15ドル
10ポンド(約4.5kg) 51.52ドル 50.55ドル 56.10ドル 79.68ドル 74.97ドル
12ポンド(約5.4kg) 59.63ドル 58.50ドル 64.71ドル 86.64ドル 81.50ドル
15ポンド(約6.8kg) 67.63ドル 66.36ドル 73.23ドル 113.02ドル 106.34ドル
20ポンド(約9.1kg) 84.59ドル 82.97ドル 91.24ドル 136.57ドル 128.49ドル
25ポンド(約11.3kg) 98.28ドル 96.40ドル 107.09ドル 150.80ドル 141.89ドル

読み取れることは4つです。

読み取れること 中身
いちばん安いのはFedEx Economy どの重さでも一番安い。ただし日数は5〜9日
2と3、4と5、8と9ポンドはほぼ同じ料金 FedEx EconomyもDHLも、この組み合わせは数セントしか違わない。3ポンドまで詰めても2ポンドと同じ料金
重さは切り上げ 1.2ポンドで入れると2ポンドの料金になった
DHLはPremiumでも同じ Premiumの割引はFedEx Economyで約2%、FedEx Priorityで約6%。DHLは会費なしと同じ料金だった

UPSも選べますが、1ポンドでWorldwide Saver 67.75ドル、Expedited 62.54ドル(会費なし)と、FedExの2倍以上でした。表にない重さは、公式の計算ツールで確かめてください(この日は、続けて使うと応答しなくなりました)。日数は、よくある質問ではFedEx Priorityを2〜5日、計算ツールと日本向けのページでは3〜6日としています。

4-2. 箱の大きさで料金が変わるとき

MyUSは、料金を重さだけで決める「TruePrice」を前に出しています。普通の転送サービスは、実際の重さと、箱の寸法から出す重さ(容積重量)の重いほうで料金を決めますが、MyUSではふだん寸法を気にしなくてよい、という仕組みです。

ただし、次の場合は対象外か、追加の料金がかかります。

場合 どうなるか
3辺の合計が72インチ(183cm)を超える TruePriceの対象外。寸法をもとに計算される(よくある質問では、容積重量は縦×横×高さ(インチ)÷139)
木箱などの特別な梱包、パレット TruePriceの対象外
DHLで、1辺が48インチ超、または実際か容積重量が150ポンド超 大型料金52.50ドル
FedExで、1辺が96インチ超、または実際か容積重量が90ポンド超 大型料金145ドル

FedEx Economyの重さの上限は150ポンドと書かれていますが、90ポンドを超えるとFedExの大型料金145ドルの条件に入ります。重い物をまとめるときは、この線を先に見てください。

4-3. Shipitoと並べると

同じ日に計算したShipitoの日本向けいちばん安い便は、佐川急便の1ポンド19.95ドル、5ポンド35.71ドルでした。1個を1回送るだけなら、Shipitoの無料会員(受け取り3.25ドル+送料)のほうが安くなります(1ポンドで23.20ドル対27.29ドル)。ただし、Shipitoの佐川急便は公式に「個人輸入のみ、商用利用不可」とされています。MyUSの規約には、転売の場合の条件は書かれていますが、個人使用に限るという書き方は見つかりませんでした(10章)。

5. 同梱|何個まとめると安くなるか

5-1. 1ポンドの荷物5個を、1箱にまとめる例

1ポンドの荷物が5個、別々の店から倉庫に届いたとします。1箱にまとめると5ポンドになる、として計算しました(FedEx Economy、1ドル158.35円)。

送り方 送料 同梱料・会費 合計 円 1点あたり
1個ずつ5回送る(会費なし) 27.29ドル×5=136.45ドル 0 136.45ドル 21,607円 4,321円
1箱にまとめる(会費なし) 37.65ドル 2.99ドル×4=11.96ドル(1個目は無料) 49.61ドル 7,856円 1,571円
1箱にまとめる(Premium月額) 36.94ドル 会費9.99ドル 46.93ドル 7,431円 1,486円
参考:Shipito無料会員・佐川急便(個人輸入のみ) 35.71ドル 受け取り3.25ドル×5+同梱5.50ドル×5 79.46ドル 12,582円 2,516円

まとめるだけで、1点あたり4,321円が1,571円になります。Premiumの会費を丸々この1箱に乗せると1,486円で、5個なら3-3のとおりPremiumのほうが安くなります。補償(7章)と関税・消費税は入れていません。MyUSの補償は外さないと自動でつくので、申告額が200ドルなら7ドル(1,108円)が加わります。

5-2. 仕入れに使う場合

1-1に書いたとおり、私は会費なしのプランで単品を1箱ずつ送っていた頃は利益がほとんど残らず、まとめ買いにしてはじめて成り立ちました。5-1の表のとおり、1点あたりの転送費は、1回に送る点数でほぼ決まります。

業者ごとに何点まとめれば黒字になるかは、アメリカ輸入代行・転送サービス10社比較の7章で、同じ前提で計算しました。売る目的で輸入する場合は、関税の計算の仕方も変わります(10章)。

6. 売上税|MyUSの住所あてなら0%とされる

アメリカの通販では、届け先の州の売上税(Sales Tax)がかかることがあります。MyUSは、自社の住所あてなら売上税を払わなくてよいと書いています。

ページ 書かれていること
よくある質問(アメリカの店での買い物) MyUSの住所あてに買うなら売上税は払わなくてよい。決済で売上税のかからないMyUSの郵便番号を使えば、毎回7%の売上税を節約できる
売上税のページ 0%。160万人の会員の購買力で、同業ではめずらしく非課税の扱いを得ている。ただし同じページのよくある質問に、非課税の郵便番号を認めるかは店しだいで、買い物かごの仕組みを更新していない店もあるので例外がある、と書かれている

比べると、Shipitoの無料会員が使うカリフォルニア倉庫では、売上税を取る店で買うと10.25%かかります。同じ店で、MyUSあてには売上税がかからず、Shipitoあてに10.25%がかかった場合、250ドルの買い物なら25.63ドルの差です。ただし、売上税0%を売り文句にしている転送サービスはMyUSのほかにもあります(Fishisfast・Stackry・OPASなど。アメリカ輸入代行の記事の3章)。

私の見方:売上税を計算するのは、買い物をした店のほうです。MyUSの住所を入れた決済画面で、税額が0になっているかを見てから支払ってください。

7. 補償と責任|自動でつく3.5%

7-1. 補償の料金と、つけ方

MyUSの補償(Enhanced Liability Protection)は、申告額100ドルごとに3.50ドルです。発送のよくある質問には、会員が外さないかぎり、すべての発送に自動でつくと書かれています。追加費用の一覧には、補償は任意だが、外した発送は請求(claim)ができない、とあります。

申告額 補償の料金 円(1ドル158.35円)
100ドル 3.50ドル 554円
200ドル 7.00ドル 1,108円
500ドル 17.50ドル 2,771円

100ドルに満たない端数をどう数えるか(切り上げか、比例か)は、公開ページからは分かりませんでした。この表は申告額の3.5%として計算しています。Shipitoの佐川急便の保険は申告額の2%なので、MyUSのほうが割合は高めです。

7-2. 補償されないもの、上限

項目 書かれていること
補償の中身 荷物の紛失・破損。請求できるのは申告額と国際送料まで
対象外 関税・税、アメリカ国内の送料、メーカーの箱・包装の傷み。MyUSに届く前の損害
品目の上限 テレビ・パソコン・電子機器・宝飾品・置物・家具・照明は、申告額や補償に関係なく責任の上限がある
支払いの基準 申告額・購入価格の証明・品目の上限のうち、いちばん低い額
上限 補償の上限は1回の発送で1万ドル。MyUSの責任はこれを超えない。間接的な損害や逸失利益は負わない
請求の手順 配送業者の期限内に、請求書・写真・領収書などをそろえて出す。審査は最低8週間。期限を過ぎると無効

出典:MyUSのよくある質問(発送・追加費用)、利用規約。

8. 保管|放置した荷物はどうなるか

項目 書かれていること
Premium・Business 30日まで無料。31〜60日は1日1.25ドル(大型は2.00ドル)。発送・廃棄・返送まで加算され続ける
会費なし 料金ページは14日、規約は「Basic」会員5日まで無料
60日を過ぎた荷物 規約では、全会員が倉庫に届いてから60日以内に発送することになっている。61日以上たつと、MyUSの判断で登録の住所へ自動で発送される
支払いができないとき 自動発送の支払いが通らなければ、67日目と74日目にもう一度決済を試し、3回とも通らなければ荷物の所有権を失い、売却・廃棄される
会費や料金の滞納 30日を超えると会員資格を取り消され、荷物は返送か廃棄されることがある

Premiumで45日置いておくと、31日目から15日分で18.75ドル(2,969円)です。Shipitoは無料会員の保管が7日で、延長しても最大28日を過ぎると荷物が破棄されます。MyUSは、置きっぱなしの荷物をまず自動で送り出す、という決まりになっています。

9. 追加料金の一覧

よくある質問(追加費用)に載っている、日本の個人が使いそうな料金を抜き出しました。

サービス 料金
写真:荷物全体の様子(Standard)/最大20枚・頼めば商品ごと(Advanced) 3.50ドル/12.50ドル(Businessは無料)
中身の検品を頼む 8.00ドル
送り主へ返送 8.00ドル(Businessは無料)
荷物を分ける 17.50ドル
スイート番号がない・住所が違う 8.99ドル
壊れ物の扱い/緩衝材の追加 10.00ドル/8.50ドル
靴の箱を捨てる 3.50ドル
特別な指示 8.50ドル(Businessは無料)
1箱だけで送る指定 5.00ドル
急ぎの発送 頼む曜日と時間で5〜20ドル(10箱まで)
リチウムイオン電池のステッカー 8.00ドル
輸出申告(AES) 50.00ドル
荷物の放棄 無料
代理購入(Buying Assistant・MyUS Shopping) 注文総額の8%か1注文10ドルの高いほう。1店舗で10種類を超えると、超えた1種類ごとに1ドル(規約)

関連検索に出てくる「MyUS 写真」は、この写真のサービスのことです。MyUSのブログ(2024年5月)によると、3.50ドルの写真は荷物全体の様子を撮ったもので、高解像度ではなく、特定の商品の写真でもありません。商品ごとの状態やタグ・型番を見たいなら、12.50ドルの写真(最大20枚、頼めば商品ごと)を選びます。

10. 関税と、日本に送れない物

10-1. 日本は関税の先払いができない

MyUSには、発送を頼むときに関税・税を先に払う「DDP(関税元払い)」の仕組みがあります。ただし、よくある質問の対象国の一覧に日本はありませんでした(韓国・台湾・香港などは入っています)。日本向けのページには「対象の発送なら先に払える。そうでなければ配達のときに配送業者が集めることがある」と書かれています。日本向けで先払いできる発送があるかは、公開ページからは分かりませんでした(計算ツールの結果にも、先払いの表示はありませんでした)。

関税がかかるかどうかは、日本の税関の決まりで決まります。

項目 自分で使う物 売る目的の物
課税価格 海外の小売価格×0.6 0.6は掛からない(商品の価格+運賃+保険料)
1万円以下 課税価格が1万円以下なら、原則として関税・消費税は免除(革製のバッグ、手袋・履物、ニット製の衣類などは除く) 同じ基準だが、課税価格の出し方が違う

出典:税関「少額輸入貨物の簡易税率」。2028年4月1日からは、自分で使う物の「海外小売価格×0.6」の特例がなくなり、1万円以下の少額輸入に消費税をかける制度変更も予定されています。個人貿易商の記事の2章で整理しました。

10-2. 送れない物

MyUSの禁止・制限品のページには、アメリカから一般に送れない物として、次のような物が並んでいます。

分類 例
薬・化粧品・食品 処方薬、FDA未承認の医療機器。英語の表示がない、またはFDAの表示の決まりを満たさない市販薬・サプリメント・化粧品・食品。生もの
危ない物 燃料・燃料入りのライター、花火、消火器、ホバーボード、破損した電池
武器まわり 銃(レプリカを含む)、エアガン、スタンガン、催涙スプレー、防弾具、軍や警察の制服・バッジ(レプリカを含む)、暗視装置
そのほか 偽物、宝くじ、ピッキングの道具、動物や昆虫、ほとんどの動物の毛皮・革、ワシントン条約の対象品、種・植物・土、たばこ・電子たばこ

日本向けのページには、2015年7月からの注意として「日本の税関は個人使用の品を1回24個までに制限している(薬や体のケア用品など)。配送業者ごとにも制限がある」「スリングショット(パチンコ)は日本に輸入できない」と書かれています。

ただし日本の決まり(厚生労働省)は、荷物全体で24個ではなく品目ごとです。

品目 個人輸入で税関の確認だけで通る範囲
化粧品 標準サイズで1品目24個以内(口紅なら、ブランドや色に関係なく24個以内)
外用剤(軟膏・目薬など。毒薬・劇薬・処方箋薬を除く) 標準サイズで1品目24個以内
毒薬・劇薬・処方箋薬 用法用量からみて1か月分以内
それ以外の医薬品・医薬部外品 用法用量からみて2か月分以内

出典:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」。海外で食品やサプリメントとして売られている物でも、医薬品の成分が入っていたり、医薬品のような効き目を書いていたりすると、日本では医薬品に当たる場合があります。

また、厚生労働省は、個人輸入した医薬品・化粧品などを他人に売ったり譲ったりすると医薬品医療機器等法に違反するおそれがある、と案内しています。化粧品やサプリメントを仕入れて売るつもりなら、個人輸入の形では進めないでください。

10-3. 規約の上での転売の扱い

MyUSの規約には「個人使用に限る」という書き方は見つかりませんでした。代わりに、転売する場合の条件が書かれています。

場合 規約に書かれていること
転売全般 最終的に使う人を特定でき、求められれば情報を出せること。送った国で使われ、別の国へ再輸出しないこと。アメリカの輸出管理や制裁の法律を守ること
送る時点で買う人が決まっている(将来売る在庫ではなく、特定の人のための取引) 取引の前に、その顧客の身元をMyUSに伝え、顧客をアカウントの「additional name」として加える。顧客にも書面で規約に同意してもらう。輸出が禁じられた相手でないかの確認は会員の責任

追加費用の一覧には「Additional Name on Account」25ドルという料金もあります。Businessプランは、事業者でなくても入れるとされています。

11. 評判|Trustpilotの数字と、1つ星の中身

11-1. 全体の数字

Trustpilotでは、MyUSは13,796件のレビューで評価3.4でした(2026年9月30日)。

星 件数 割合
5つ星 8,126件 58.9%
4つ星 878件 6.4%
3つ星 488件 3.5%
2つ星 573件 4.2%
1つ星 3,731件 27.0%

MyUSの料金ページには「4.5-star customer service rating」とありますが、何の評価かは書かれていません。Trustpilotの数字とは違います。Trustpilotが出している要約(直近の約2,300件から作ったもの)では、同梱して安全に送れる使いやすさや配達の速さは評価され、予想より高い送料や手数料、重さの計算、サポートの対応、追跡の更新の遅れや通関の問題が不満として挙がっていました。

11-2. 1つ星の直近60件

2026年9月5日〜29日の1つ星60件を、英語の単語で分類しました(1件に複数の話題がある場合は重ねて数えています)。日本からの投稿はありませんでした。

話題 件数
料金・手数料・送料 37件
サポートの対応 29件
遅い 22件
紛失・破損 11件
アカウント 11件
返金 6件
関税・税 6件

単語で数えた目安なので、中身の正確な分類ではありません。不満がいちばん多いのは料金で、3〜9章の料金の決まりと追加料金を先に読んでおくと、驚く場面は減らせます。

私の見方:私が使っていた2010年代前半は、使い勝手がよく、困ったことは特にありませんでした。ただ、それは十数年前の、会費なしで1箱ずつ送る使い方での話です。今の評判は、この数字で判断してください。

12. 使い方|登録から受け取りまで

段階 気をつけること
登録 有効期限が翌月以降のクレジットカードが必要。Premiumは30日の無料体験のあと自動で月会費になる(月・年とも、断らなければ自動更新)
買い物 届け先の住所にスイート番号を必ず入れる。決済画面で売上税が0になっているか見る
倉庫に着く すべて開けて確かめられる。会費なしは無料の保管が短い(14日、規約は5日)
発送を頼む 同梱するか、便、補償(自動でつく。外すと請求できない)を選ぶ。3辺の合計が72インチを超えないか
受け取り 関税・消費税がかかる場合は、配達のときに配送業者へ払う

自分で買えない店の商品は、MyUSが代わりに買う「Buying Assistant」もあります。会員登録なしで使え、商品のURLを貼って頼みます。eBayは即決の商品だけで、入札はできません。手数料は、規約(MyUS Shopping)で注文総額の8%か1注文10ドルの高いほう、1店舗で10種類を超えると1種類ごとに1ドルです。

13. 計算|自分の荷物でいくらになるか

倉庫に届く荷物の数、まとめた箱の重さと寸法、便、プラン、申告額を入れると、1箱で送る場合の合計を出します。送料は2026年9月30日の計算ツールの結果(1〜16ポンド)を使っています。大型料金(DHLは1辺48インチ超か150ポンド超で52.50ドル、FedExは1辺96インチ超か90ポンド超で145ドル)も判定します。

初期値は5-1の例(5個の荷物、5ポンド、会費なし、FedEx Economy)に、申告額200ドルの補償を加えたものです。送料37.65ドル、同梱料11.96ドル、補償7.00ドルで合計56.61ドル、8,964円、1点あたり1,793円になります。補償は「100ドルごとに3.50ドル」を100ドル未満の端数を切り上げて計算しています(端数の扱いは公開ページで確かめられず、比例なら少し下がります)。関税・消費税、カードの海外手数料は入っていません。

14. よくある質問

MyUSの料金はいくらですか?

会費なしのプランなら会費は0円で、日本へのFedEx Economyが1ポンド27.29ドル、5ポンド37.65ドル、10ポンド51.52ドルです。まとめて送るなら2個目から1個2.99ドル、補償は申告額100ドルごとに3.50ドル(自動でつく)。Premiumは月9.99ドルか年60ドルで、同梱が無料になり、FedExの送料が約2%下がります(3〜5章、7章)。

MyUSとは何ですか?

フロリダ州サラソタの倉庫の住所を借りて、アメリカの通販で買った物を日本へ送ってもらう転送サービスです。イギリスの住所もあります(2章)。

MyUSの関税は先払いですか?

関税を先に払える国の一覧に、日本は入っていません。日本向けのページは「対象の発送なら先払いでき、そうでなければ配達のときに配送業者が集める」としていて、日本で先払いできる発送があるかは公開ページからは分かりませんでした。先払いの表示がなければ、届いたときに配送業者へ払うと考えておきます(10章)。

MyUSの評判は?

Trustpilotでは13,796件で3.4、1つ星が27%でした。1つ星の直近60件では、料金・手数料・送料の不満がいちばん多く37件でした(11章)。

個人使用でないと使えませんか?

規約に「個人使用に限る」という書き方は見つかりませんでした。転売する場合の条件(最終的に使う人を特定できる、送った国で使う、再輸出しない。買う人が決まっている取引なら、その人をアカウントに加え規約に同意してもらう)が書かれています。売る目的の輸入は、日本の税関で課税価格の0.6の扱いがありません。医薬品や化粧品は、個人輸入した物を売ってはいけません(10章)。

写真を頼むといくらですか?

荷物全体の様子を撮る写真が3.50ドル、最大20枚で商品ごとにも撮れる写真が12.50ドルです。3.50ドルのほうは特定の商品の写真ではありません(9章)。

送料はどう計算すればいいですか?

MyUSの料金ページに計算ツールがあります。重さだけで出せて、重さは1ポンド単位で切り上げです。3辺の合計が72インチ(183cm)を超える箱は、寸法で料金が変わります(4章)。

15. まとめ

  • 払うのは、送料、会費(Premiumなら月9.99ドルか年60ドル)、同梱料(会費なしなら2個目から1個2.99ドル)、補償(申告額100ドルごとに3.50ドル、自動でつく)
  • 日本へのいちばん安い便はFedEx Economy。会費なしで1ポンド27.29ドル、5ポンド37.65ドル、10ポンド51.52ドル(2026年9月30日)。燃油サーチャージはないとされる
  • 2と3、4と5、8と9ポンドはほぼ同じ料金。重さは切り上げ
  • 1ポンドの荷物5個を1箱にまとめると、1点あたり4,321円が1,571円(会費なし)になる
  • 1回にまとめて送る荷物が5個以上ならPremiumの月会費のほうが安い。月に何回も送るなら「荷物の数−発送の回数」が4以上が目安、年会費なら年21以上
  • 関税を先に払える国の一覧に日本はない。先払いの表示がなければ、届いたときに配送業者へ払う
  • Trustpilotは3.4(13,796件)。1つ星の多くは料金の不満

16. あわせて読む

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17. この記事について

項目 中身
書いた人 中古品の売買を20年近く続けています(古物商許可あり)。アメリカの転送サービスはMyUSを中心に使ってきました(2010年代前半、会費なしのプラン)。この記事の料金・規約は、当時の体験ではなく2026年9月30日の公開ページから取っています
確かめたもの MyUSの「料金」ページと送料の計算ツール(日本あて、重さのみ)、日本向けの案内ページ、同梱のページ、よくある質問(会員・保管・発送と同梱・アメリカの店での買い物・国別)、売上税のページ、禁止・制限品のページ、利用規約、ブログ(2025年8月の同梱料、2024年5月の写真)。Trustpilotのレビュー。三菱UFJ銀行の外国為替相場(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの掲載)。税関「少額輸入貨物の簡易税率」。厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」「医薬品等の個人輸入について」。すべて2026年9月30日に確認
私が計算したもの 円換算(1ドル158.35円)、同梱の例、Premiumの分かれ目、Premiumの送料の割引率、補償の料金の例、保管料の例、1つ星レビューの分類(英語の単語で数えた目安)
分からないこと 規約とよくある質問に古い記載が残っている理由(会費なしの同梱・保管日数)、補償の100ドル未満の端数の数え方、日本向けで関税を先に払える発送があるか、17〜19ポンドと21ポンド以上の料金(25ポンドを除く)、実際の請求が計算ツールとどれだけずれるか
変わりうること 料金・会費・規約は、MyUSの改定で変わります。為替も毎日動きます。使う前に公式ページと計算ツールで確かめてください

 

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