「Amazonで商品が届かないのはなぜ?」
「届くまで待つしかないの?」
「次回の注文でちゃんとした業者を見抜くコツは?」
Amazonで注文した商品がなかなか届かず、困っている方も多いのではないでしょうか。
「とにかく早く届けてくれる」というイメージが強いAmazonですが、実はなかなか商品を受け取れないことも珍しくありません。
出品者側が配送できない事情があったり、配送業者の種類によってサービスの質に違いがあったりして、商品の到着が遅れてしまうのです。
そこでこの記事では、Amazonの商品が届かず困っている方に向けて以下の内容を解説していきます。
- 届かない時にまず確認すべきこと
- 商品が届かない原因
- 対処法
- 遅延を回避する方法
商品の到着があまりに遅い場合、条件によってはAmazonから返金保証を受けられます。
商品が届かない時はこの記事の対処法をぜひ試してみてください。
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Amazonの商品が届かない時はまず状況の確認を
商品が届かず「おかしいな」と感じたら、まずは配送状況を確認してみてください。
配送状況はトップページ右上の「注文履歴」内の「配送状況を確認」でチェックできます。
- 配達完了になっている場合
- 配送業者の拠点までは到着している場合
の2パターンで、配送状況から考えられることを解説します。
1.配達完了になっている場合
荷物が配達完了と表示されたら、すでに置き配されていることがあります。
Amazonでは、注文時の配送指示が置き配で初期設定されているからです。
設定を変え忘れて置き配で注文してしまうことで、気がつかないうちに商品が届いていることが考えられます。
- 玄関の周り
- ガスメーターボックス
- 自転車のカゴ
- 宅配ボックス
- 建物内の受付
などに商品がないか確認してみてください。
また、置き配で場所を指定しても、梱包のサイズによっては郵便ポストなどに入れられていることもあります。
2.配送業者の拠点までは到着している場合
営業所などの配送拠点まで商品が到着している場合には、配送業者に問い合わせをしましょう。
行き違いで配送業者が荷物を預かっていたり、配達先を間違えていたりする可能性があるためです。
「配送状況を確認」の画面に、配送を担当する業者名が表示されます。
各配送業者の連絡先はヘルプ内の「配送業者の連絡先情報」から確認してください。
問い合わせでは、配送状況に掲載されているトラッキングID(追跡番号)を一緒に伝えると、状況の特定がスムーズに進みます。
なお、配送業者が「Amazon」と表示されていて、業者を調べられないことがあります。
詳しい連絡先はカスタマーセンターで問い合わせをしてください。
Amazonで商品が届かない時に考えられる原因
Amazonで商品が届かない原因として、次の6つが考えられます。
- 購入者側のミス
- 出品者側のミス
- デリバリープロバイダが配達している
- 中国から配送されている
- 無在庫転売が滞っている
- 関税で止められている
配達が滞る理由をそれぞれ詳しくお伝えします。
1.購入者側のミス
購入者が注文段階でミスをすると、なかなか商品が届かないことがあります。
注文でよく起こるミスは次の3つです。
- 住所の入力間違い
- クレジットカード情報の間違い
- 発送予定時期の確認不足
住所の入力間違いは、プレゼントで自宅以外への配送を指定したことがあったり、引っ越し前の情報を登録したままにしていたりするケースです。
注文時点で誤った住所が自動入力され、自宅以外に配送される原因になります。
また、一部では、発送予定時期を「6月1〜20日」のようにかなり広めに見積もっている出品者も。
お急ぎ便の感覚で到着を待つと、商品がなかなか届かず困る恐れがあります。
2.出品者側のミス
出品者側のミスで、商品の発送が遅れることがあります。
Amazonの倉庫に商品を預けず、自分で発送の手配を行っている出品者だと、ミスが起こりやすいです。
例えば出品者のケアレスミスで以下のようなトラブルが起こります。
- 注文の確認もれ
- 住所間違い
- 日時指定の間違い
また、セール時期などの繁忙期と重なると、出品者の仕事が増えて発想が追いつかないことも。
配送時期の目安から大きく遅れている場合は、出品者への問い合わせを検討しましょう。
3.デリバリープロバイダが配達している
デリバリープロバイダとは、Amazonが提携している配送業者のこと。
ヤマト運輸のように日本全国に荷物を届けるのではなく、一部地域限定の中距離配達を担当しています。
実はこのデリバリープロバイダの評判が悪く、トラブルが後を絶ちません。
大手の配送業者でないためサービスが行き届いておらず、配達に関する悪い口コミが多く寄せられています。
デリバリープロバイダから商品が届かなかったという口コミの例は以下の通りです。
- インターフォンを鳴らすことなく不在票で対応された
- 対面での受け取りを指定していたのに勝手に置き配された
- 置き配指定なのに不在扱いされた
- 再配達を依頼したいがコールセンターに電話が繋がらない
購入者側で配送業者を指定できないので、対応の悪い業者に担当されることを避けられません。
ゴミ屑配送業者で有名なデリバリープロバイダに当選したらしい。
不在表もないし、なんなら家族全員家にいたし。 pic.twitter.com/kWeuKgmCxM— けんダボ (@kencyan0905) August 14, 2019
4.中国から配送されている
日本のAmazonを使っても、海外から発送される商品があります。
特に中国から発送される商品で、配送の遅延が起こりやすいです。
中国から輸入する際に使われるチャイナポスト(中国郵政)という物流サービスで、まとめ配送を行っているから。
荷物の個数がある程度集まってから一度に送ることで、配送のコストを下げているのです。
出品者の住所は、商品ページの「販売元」をクリックすると確認できます。
5.無在庫転売が滞っている
無在庫転売が原因で配送が滞ることがあります。
注文を受けてから、商品を仕入れているからです。
仕入れ先から商品がなかなか届かなければ、購入者あての発送も遅れます。
また、無在庫転売がうまくいかないと、商品が届かないどころか出品者側から注文をキャンセルされることもあります。
6.税関で止められている
税関とは、海外から品物を輸入する際、書類の確認や中身の検査などをする組織です。
日本への持ち込みが許可されていない商品か確かめるのに時間がかかると、到着が遅れることがあります。
- 知的財産権を侵害するもの:海賊版のCD・DVD、偽のブランド品など
- ワシントン条約で取り扱いを禁止されているもの:動植物を原材料にしたもの、生きた動物など
- 薬事法や食品衛生法に抵触するもの:医薬品、食品など
などは、税関のチェックで時間がかかったり、輸入を断られたりする恐れがあります。
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Amazonで商品が届かなかった際の対処方法
配送状況を確認しても商品が届かない理由が分からなかったら、次の対処を検討しましょう。
- 注文をキャンセルする
- 出品者に連絡する
- カスタマーサービスに連絡する
- Amazonマーケットプレイス保証を利用する
それぞれ手順を解説していきます。
1.注文をキャンセルする
「到着が遅れたことですでに代わりの商品を買ってしまった」「発送されるのをこれ以上待っていられない」という方は、注文のキャンセルを検討しましょう。
クレジットカードなどですでに支払いを済ませている場合でも、Amazon側が出品者に連絡し返金を受け取れるよう手配してくれます。
キャンセル可能な商品では、注文履歴に「商品をキャンセル」のボタンが表示されます。
なお、商品がすでに発送された後ではキャンセルができない場合もあるので注意しましょう。
詳しいキャンセル方法については「【取説】Amazonにキャンセルリクエストする手順3STEP!返金方法・連絡の仕方を徹底解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2.出品者に連絡する
出品者に連絡をすれば、配送状況について質問できます。
商品ページで販売者名をクリックし出品者情報の画面に移動すると「◯◯(ショップ名)にご質問がありますか?」のボタンが表示されます。
- 発想はいつごろ?
- どういう状況?
- 商品が届きません!
などチャット形式で聞きたいことを伝え、回答を待ちましょう。
3.カスタマーサービスに連絡する
配送状況を確認しても、誰に質問すべきか分からない場合には、Amazonのカスタマーサービスに連絡してみましょう。
出品者との間に立って返金の交渉をしてくれたり、再発送の手続きを進めたりしてくれます。
トップページ左上にある「すべて」のメニューからヘルプを選び、カスタマーサービスへのリンクを開きましょう。
ユーザーの希望に合わせてAmazonからの折り返し電話かチャットで担当者に連絡できます。
4.Amazonマーケットプレイス保証を利用する
Amazonマーケットプレイス保証では商品が届かなかった際に返金を受けられます。
商品がAmazonから発送されたものでも、出品者から直接発送されたものでも保証の対象です。
- 最長のお届け予定日
- お問い合わせ伝票番号のリンクにある配送日
このうちのどちらか早い方の日付から3日以内に商品が配送されなかった場合に、未着トラブルとして保証を申請できます。
Amazonマーケットプレイス保証を申請する場合も、カスタマーサービスに連絡しましょう。
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Amazonで商品が届かない事態を避ける方法
Amazonで商品が届いかないというトラブルを避けるためには、次の行動を意識しましょう。
- 自己発送のマーケットプレイス出品者を避ける
- 出品者情報を確認する
- デリバリープロバイダを避ける
未着トラブルを避けるコツをお伝えするので、ぜひ注文時の参考にしてみてください。
1.自己発送のマーケットプレイス出品者を避ける
自己発送の出品者(マーケットプレイス出品者)を避けて注文しましょう。
出品者が手作業で発送手続きをするので、Amazonが出品したものと比べて、発送が遅れるなどのトラブルが起きやすいです。
販売元が「Amazon.co.jp」と表示されている商品であれば、Amazonが商品を管理している商品だということなので、発送に関するトラブルは起こりにくいでしょう。
注文時に出品者が自己発送なのか、Amazonが発送する商品なのかも注目してみてください。
2.出品者情報を確認する
注文をする前に、出品者情報を確認するのがおすすめです。
- 顧客からのレビュー
- 説明に違和感はないか
- 発送予定日
などを確認しておきましょう。
「海外発送のため時間がかかります」と表記されていたり、出品数が異様に多かったりすると無在庫転売の可能性があります。
無在庫転売では注文を受けてから商品を仕入れる都合上、通常販売よりも発送が遅れるリスクが高いです。
購入者からの口コミも確認し、丁寧な対応を期待できる出品者を選んでくださいね。
3.デリバリープロバイダを避ける
デリバリープロバイダは大手の配送業者のようなきめ細やかなサービスを期待できません。
Amazonで配送業者を指定することはできませんが、以下の方法でデリバリープロバイダからの配送を避けられます。
- コンビニ受け取りにする
- 大手配送業者の営業所止めにする
デリバリープロバイダから商品が届かない際の対処法については関連記事「【これで解決】Amazonデリバリープロバイダの悪い評判とは!荷物が来ないときの対処法を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
ぜひこの記事を参考に、Amazonの商品が届かない事例に対処してみてくださいね!
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