
ヤフオクとメルカリ、本当のところどっちを使ったほうがいいの?

どちらも使いましょう。メルカリと合わせて送料を落札者が負担する文化がある「ヤフオク」を使うのがおすすめですよ。その理由をこれからご紹介していきます。
ヤフオクとメルカリどっちを使うべき?
ヤフオクとメルカリどっちを使うべきなのか、実際に送料や手数料を比較してみましょう。

参考までに「ラクマ」や「PayPayフリマ」のデータも一緒にまとめてあります。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクの宅急便送料比較(サイズ別)
まずは「ヤマト運輸の宅急便を利用する場合の送料」をまとめてみました。
宅急便 | 60 | 80 | 100 | 120 | 140 | 160 | 180 | 200 |
メルカリ | 750 | 850 | 1,050 | 1,200 | 1,450 | 1,700 | ||
ラクマ | 800 | 900 | 1,150 | 1,350 | 1,550 | 1,800 | 2,100 | 2,500 |
PayPay フリマ |
700 | 800 | 1,000 | 1,100 | 1,300 | 1,600 | ||
ヤフオク | 700 | 800 | 1,000 | 1,100 | 1,300 | 1,600 |
送料が1番高いのはラクマでした。値上げ後のメルカリよりも若干高くなっています。
PayPayフリマとヤフオクは送料が同じですが、ヤフオクは送料を落札者が持つという文化があるので、宅急便を利用する際はヤフオクが1番送料を安く抑えられる可能性が高いです。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクのゆうパック送料比較(サイズ別)
次に、ゆうパックの送料について比較してみます。
ゆうパック | 60 | 80 | 100 | 120 | 140 | 160 | 170 |
メルカリ | 770 | 870 | 1,070 | ||||
ラクマ | 700 | 900 | 1,150 | 1,350 | 1,500 | 1,500 | 1,500 |
PayPay フリマ |
700 | 800 | 1,000 | 1,100 | 1,300 | 1,800 | |
ヤフオク | 700 | 800 | 1,000 | 1,100 | 1,300 | 1,600 | 1,800 |
60サイズの送料は今回の値上げによってメルカリが一番高くなりました。その他のサイズでは、宅急便同様ラクマの送料が一番高く、PayPayフリマとヤフオクが1番安くなっています。
ここでも、送料が落札者持ちの文化があるヤフオクが1番送料が安く済む可能性が高いです。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクのゆうパケット・ネコポスの送料比較
次に、軽めのサプリや化粧品などを送るのによく利用されている、ゆうパケットやネコポスについて比較してみます。
ゆうパケット | ネコポス | |
メルカリ | 230円 | 210円 |
ラクマ | 180円 | 200円 |
PayPayフリマ | 175円 | 170円 |
ヤフオク | 出品者175円一律 落札者210円一律 |
出品者175円一律 落札者210円一律 |
こちらはPayPayフリマとヤフオクで出品者負担の場合が1番送料が安くなっています。
しかし、何度も言いますがヤフオクでは送料は落札者が負担するのが一般的ですので「落札者負担」にすると送料が210円になってしまうものの、出品者の立場からすると1番安く済むプラットフォームということになります。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクの手数料比較
商品を大量に販売している場合は販売手数料もかなり重要になってきますよね。それぞれのプラットフォームの手数料は以下の通りです。
販売手数料 | |
メルカリ | 10% |
ラクマ | 6.6%(6%+税) |
PayPayフリマ | 5% |
ヤフオク | 通常10% プレミアム会員8.8% |
販売手数料が1番安いのはPayPayフリマです。
以前はPayPayフリマもメルカリやヤフオクの通常会員と同じように10%の手数料を取っていたのですが、2021年1月から5%まで引き下げられ業界最安値となりました。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクの振込手数料比較
振込手数料 | |
メルカリ | 200円 |
ラクマ | 210円(1万円以上で楽天銀行の場合は無料) |
PayPayフリマ | 100円(PayPay銀行は無料) |
ヤフオク | 100円(PayPay銀行は無料) |
メルカリの出金手数料は200円固定ですが、その他のプラットフォームでは条件をクリアすると無料で現金化することができます。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクのユーザー数を比較
メルカリ | 月間2,000万人 |
ラクマ | 月間500万人 |
PayPayフリマ | 月間500万人 |
ヤフオク | 月間1,000万人 |
利用者数に関しては、メルカリが1番多いです。次いでヤフオク。
やはりユーザー数が多いと単純に見てくれる人が多くなるので、売れやすさは「メルカリ>ヤフオク>ラクマ・PayPayフリマ」となります。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオクの特徴まとめ
メルカリ |
|
ラクマ |
|
PayPayフリマ |
|
ヤフオク |
|
メルカリの代わりにおすすめなのはヤフオク!

送料やユーザー数、手数料などを比較してみた結果、「メルカリ」と「ヤフオク」の2つがバランスがいいと感じました。
送料だけで見るとPayPayフリマとヤフオクが一番安いのですが、以前僕がパソコン転売をやっていた時に同じ商品を併売してみたところ、PayPayフリマはそんなに売れなかったです。
ラクマに関してはユーザーが少なく、偽物も多いのでメルカリの代用にはならないというのが僕の考えです。
ということで、メルカリの代わりにおすすめするプラットフォームは今のところヤフオク一択です。

メルカリで出して反応が悪ければヤフオク、ヤフオクで出して反応が悪ければメルカリに出品というやり方でやっていきます。(いずれも相場を調べた上で出品しましょう)
メルカリとヤフオクどっちを使うべき?
1番おすすめなのはメルカリとヤフオクのどちらか一つだけを使うのではなく「メルカリとヤフオクを両方利用する」という方法です。
具体的な作業としては次の通りです。
- メルカリの相場を調べる
- 相場価格で出品する
- 3日出しても売れない場合はヤフオクの競り価格を調べる
- 競りで同等の価格で売れてたら1円出品
- 競りで売れてなければPayPayフリマに出品

最後の「PayPayフリマに出品」するときは、「フリマアシスト」というアプリを使えば一瞬でコピーして出品することができるのでとても簡単ですよ。
もし、それでも売れなければメルカリ向けの商品ではない可能性が高いので、ヤフオクでの競り価格を調べてみましょう。
メルカリで送料を節約して発送する方法
ちなみに、メルカリで送料を安く抑えるためには、発送方法を「未定」に設定しておき、匿名での発送ではなく次の発送方法で送るということもできます。
- クリックポスト198円
- スマートレター 180円
- 普通郵便 規格内(100g以下)140円
ですが、メルカリユーザーの中には「匿名発送」に安心感を覚えてメルカリを利用している方も多いと思います。説明欄にしっかりと「送料を抑えるため」という理由を書いておくと、購入する立場としては安心感につながります。

この機会に他のプラットフォームがどんな感じなのか、試しに使ってみるのも視野が広がるので楽しいですよ。
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