
いつも仕入れをしていたお店から来ないで、欲しいと言われてしまった

ネット仕入れを繰り返していたらブラックリストに掲載をされ販売をしてもらえなくなった
・仕入れが出来ればせどりで稼げる
このように考えて一生懸命仕入れの技術を身につけたのに、出禁になってしまい仕入れが不可能に。。
この記事では、せどりで出禁になってしまう理由と、対策方法を解説します。
記事を読むことで、仕入先との関係を良好に保って仕入れができるようになっていきます。

出禁になる原因を理解し、対策をしていけば大丈夫です!
せどりで出禁になる理由
せどりで稼ごうと思うと、必然的に同じ仕入先や、同じ商品を何度も仕入れることになります。
店員さんと関係性を作ることで、商品の情報を流してもらえたり、値引きを行ってもらえるようになります。
しかし担当の人があなたに好印象でも、その人の上司があなたに売ることをよく思わなかったり、会社として転売ヤー対策を現場に命じると会社があなたに商品を売ることを禁止すると、あなたは出禁になってしまいます。
店員さんも一人の社員であり、会社の方針には逆らうことが出来ないので、こうなってしまうと関係性をどれだけ深めていても無意味です。
上司がダメと言ったら一発退場。会社があなたに対して販売を拒否する方針を決定したら、それを覆すことは出来ません。
もしあなたが転売せどりで長く稼ぎたいと思っているのであれば、出禁になる人のやり方を実践してはいけません。
出禁になる人の手法はシンプルで、
これを繰り返しています。
また、同じ商品を大量に買い付けない転売方法を実践していたとしても、一定期間毎に来店をしていると店員さんに顔を覚えられ、転売対策をされるとブラリ入りしてしまいます。
こういった状況を避けるためには、
この2つが重要になります。
買い占めが成功すれば短期間で爆発的な利益を得ることが出来ます。
しかし短期間で稼げるということは、一瞬で積み上げた仕組みが全て崩壊するリスクが同時にあるのです。
出禁になるリスクを心配している方は、せどりをどれぐらいの期間続けたいのか?を考えましょう。
長くせどりを続けたいのであれば出禁になる可能性がある手法を続けるべきではありません。
短期間でドカンと稼いでスパッと辞めるのであれば、出禁上等で大量行動をするのもありでしょう。

僕はせどりを最低でも1年は続けることを推奨しています。ですから出禁になるリスクがあるやり方は自分のお客様には推奨をしません。
出禁を回避する方法
買い占めは稼げる手法ですが、一発退場となるリスクがあります。
このパートでは、安全に買い占め行為を行い、せどりを続けられない状態になる事を回避する方法を解説します。
名義を分散させる
転売ヤーとしてお店に名前を覚えられるとブラリ入りする。
しかしそのお店では仕入れができ、稼げる。
このような状態が成立しているのであれば、仕入れを行う人を複数人持ち、彼らに買付を頼むという方法を実践すればよいです。
仕入れ担当の数だけ名義は増やせる分けであり、オフラインの店舗仕入れであれば、配送先の一致で同一人物の仕入れとバレることもありません。
実際、新規店舗のオープンセールや、閉店セールの時にはアルバイトを雇って大量に買い付けを行っている転売ヤーを見かけることがあります。
アルバイトは募集をすれば何人でも雇えるので、一人や二人がブラックリストに掲載されたところでノーダメです。
ブラリ入りしてない人を新規で雇い、仕入れをさせれば、利益の出る商品を無限に仕入れることが出来るのです。
電脳せどりでも、外注さんを複数人使い、名義を分ければ同じことが実現できます。
名義の数だけリスクは分散させる事が出来ます。
アカウント売買を利用して複数のアカウント売却を行う
1つのアカウントで転売を行っていると、何かのきっかけでアカウントが停止したり、剥奪されてしまうことがあります。
これを避けるために、複数のアカウントを持つというやり方が有効になります。
しかし同じ名義で複数のアカウントを持つことをAmazonは規約で禁止しています。
そこでAmazonのアカウントを売買しているM&Aサイトなどを利用して、健全なアカウントを複数持つという対策が出来ます。
あるいは親戚にアカウントを作ってもらい、IPアドレスを使い分けて運用をするというやり方も有効になるでしょう。
ただ複数アカウントは常にリスクがあり、同一人物である事が運営側にバレると、即刻アカウントが停止になります。
規約の穴を狙ったやり方は、常に大きなリスクが伴っていることを忘れないようにしましょう。
出禁になってしまい復活が出来なくなってしまった場合の対策方法
対策を行っても出禁になる時は出禁になります。
それが短期ビジネスである転売せどりの宿命なのです。
もし出禁になってしまい、転売活動そのものを実践できなくなった時はどうすればいいのか?
いくつか出口戦略があるので、紹介していきます。
事業売却(会社売却、ノウハウ、コンサル販売)
会社ごと事業として売却をしたり、短期間で稼げるノウハウとして販売をするというやり方があります。
自身の販売実績を示すことで、短期的に大きく稼げてる実績をPRする事が出来ますし、Amazonで実績がある販売アカウントには高い値段がつけられています。
コンサルティングとして仕入れのやり方を教えるサービスを販売しても、需要があるでしょう。
短い期間で大きく稼ぐ方法はせどり以外にもありますが、せどりレベルでリスクをコントロールできる(仕入れる前に分析が出来る)ビジネスは少ないです。
その魅力を伝え、自分から学ぶ価値を相手に理解させることが出来れば、転売コンサルタントとして稼いでいくことが出来るでしょう。
ただ、これには注意点があり、破綻するやり方を相手に教えることになり、それが原因でトラブルが起きるリスクがあります。
相手からしたら、短期間で大きく稼げて、その状態がずっと続くこと前提で実践をしてきますので、ブラックリストに入った途端に稼げなくなることを考えていません。
デメリットも伝えた上で販売できれば理想ですが、最後に破滅をするビジネスと伝えてしまうと、魅力度は一気に落ちてしまいます。
実際、このようなリスクのある商品やサービスを、誇大表現を繰り返して売り逃げする輩が、常に一定数存在します。
確信犯として最初から詐欺だとわかって営業活動をしているので、非常にたちが悪い。
賞味期限切れの手法を販売することは僕は推奨しないし、あなたやあなたの会社の名声が傷つくリスクもあるので、このような売り抜け方はやるべきではありません。
仕入先を卸や商社に切り替える
せどりの仕入れで困る理由は、小売から買って小売に転売しようとするからです。
短期間でこれを大量に行うことで、目をつけられてブラリ入りをしてしまう。
であるならば、大量購入を認めている仕入先に移動をすればいいだけです。
出禁になるレベルの収益が出ているのであれば、法人化が出来るはずなので、法人化をしてメーカーや卸商社と取引を開始していきます。
これらはあなた自身を流通業者として認める取引であり、出禁になるリスクはありません。
Amazonから真贋証明を求められても、出どころか確か(家電量販店で購入したレシートとは比較にならないレベルの信頼性がある)な商品である事を証明できるため、アカウントが削除されるリスクを抑えることが出来ます。
同じ商品を大量に仕入れるのが当たり前であり、最低購入ロットも指定されている、卸仕入れは、小売転売でタネ銭を作った先の仕入先として相性が抜群に良いです。
新たな知識を覚える必要もなく、それまで身につけた経験と知識を使って稼ぐことが出来ます。
稼いだ利益で中期ビジネスをやる(OEM、PPCなど)
個人的に最もおすすめのやり方が、中期ビジネスへの移動です。
せどりで稼いだあぶく銭を、よりリスクがコントロールできるビジネスに移動をさせるのです。
具体的にはAmazonOEM転売や、PPCアフィリエイトなどが移行しやすいビジネスとしておすすめです。
これらは転売せどりの考え方がそのまま利用でき、短期的な目線で取り組むビジネスであるため、相性がいいのです。
どちらも成功するためには数百万の資金が必要になってきますので、せどりで稼いだあぶく銭に投資先として適切です。
ビジネスで大きく稼ぐためには、短期の利益を長期に移動をさせなければいけません。
いつまでも短期ビジネスばかりやっていると小銭稼ぎしか出来ず、一発退場のリスクから逃れられない。
常にライバルが参入をしてきて、稼げなくなるリスクもあります。
一方で長期のビジネスはライバルが簡単には参入してこないので、育て上げることで、自分だけの参入障壁を作ることが出来ます。
出禁になる行動力があるなら他のビジネスでも成功できる。ひたすら積み上げるべし
大きく稼ぎ続けることと相性が悪いのが、店舗やネットで同じ商品を大量に仕入れたり、買い占めるやり方です。
このやり方で結果を出せる人は、行動力が非常に高い人です。
その素質を他のビジネスで使うことが出来れば、せどり以外でも成功できるはず。
せどりは長くやるビジネスではなく、目標となる金額を稼ぐまで期限を決めて取り組むものです。
そういう意味では出禁になるというのは、次のステージへ進めという天からの声なのかもしれません。
自分のステージが変化したのであれば、それに応じて適切な場所に移動を繰り返していきましょう。
より難易度が高く再現性が高いビジネスで成功すれば、特定のお店から出禁を受けてしまうことなんて屁でもありません。
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