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【保存版】せどりの確定申告のやり方5STEP!税理士に依頼せず個人でソフトを使う方法とは

せどり
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「せどりで儲けたら確定申告が必要なの?」
「確定申告ってどうすればいいの?」
「具体的にいくら稼いだら確定申告するの?」

せどりで利益を得たら、確定申告がつきものです。特に専門用語の多い分野なので、理解しにくいと感じる方が多いでしょう。

そこで、この記事では

  • 確定申告が必要な人とは
  • 確定申告のやり方5STEP
  • 事業規模が大きくなってきたら

と、せどりの確定申告が初めての方に向けて、易しく解説しています。

ぜひ、この記事を参考に確定申告への理解を深めてみてください!

せどりで稼いだら確定申告は必要?概要をサクッと解説

せどりで稼いだら確定申告しなければいけません。

たとえ故意でなくても確定申告をしなかったら、税務署から指摘され追徴課税されたり、最悪の場合逮捕されてしまったりする可能性もあります。

こちらでは、確定申告の基礎的な知識を3つのポイントに絞って説明していきます。

  1. 納税は国民の義務
  2. 利益額が申告要否の判定基準
  3. 副業なら住民税「普通徴収」を選ぼう

それぞれ確認していきます。

1.納税は国民の義務

公民の授業で習ったことと思いますが、国民の三大義務は「教育」「勤労」「納税」です。そのため、主に個人事業主に重要な所得税の申告については「納税」の義務を果たしていることになります。

日本が成り立っているのは国民が納税しているからであり、国は税金を使ってインフラを整備したり教育を行ったりして私達の生活を維持しています。

つまり、確定申告は個人の判断でやるやらないを決めるものではないということを頭に入れておきましょう。

2.利益額が申告要否の判定基準

確定申告が必要になる稼ぎには明確な基準があり、副業か本業かで金額が変わります。

  • 副業せどりで年利益20万円
  • 本業せどりで年利益48万円

ここでいう利益とは、売上から経費を控除した部分のことです。

【例】8,000円で仕入れた商品を1万円で売り上げたとき
10,000円(売上)− 8,000円(経費)= 2,000円(利益)

単純に売上高というわけではなく、利益額で判断するところに注意しましょう。

3.副業なら住民税「普通徴収」を選ぼう

せどりを副業でやっている時に一番気になるのが、会社にバレてしまうリスクではないでしょうか。

基本的にせどりの副業は自分で口外しない限りバレることはありません。飲み会の席などで気分が良くなってしまい、余計なことを口走らないよう注意しましょう。

そのほか、会社にバレる経路として有名なのが「住民税」の額です。せどりで利益を上げていると、給与から天引きされる住民税が一人だけ異様に高くなってしまうことがあります。

ぶっちゃけそこまで会社の経理担当や労務担当が確認するケースはまれかもしれませんが、住民税は所得の約10%と計算しやすいので注意が必要です。

これを回避するために、確定申告の際には住民税を「普通徴収」にしておくのを忘れないようにしましょう。

  • 特別徴収:給料から天引きする納付方法。会社が住民税額の異常に気づきやすい。デフォルトがこれ。
  • 普通徴収:納付書をもらって自分でコンビニ等で支払う方法。申告時に希望するとこちらに変えてもらえる。

ただし「普通徴収」のチェックを税務署側が見落とすことがあるようなので、より手堅く行くなら事前に税務署に連絡しておくと良いでしょう。

【個人事業主・副業】せどりの確定申告のやり方5STEP

確定申告は食わず嫌いの方が多いですが、手順を分けて考えれば実はシンプルな手続きの連続です。こちらでは、確定申告のやり方をステップに分けて紹介します。

以下の5つのSTEPを確認しておきましょう。

  1. 開業届・青色申告承認申請書を最寄りの税務署に提出する
  2. 確定申告アプリをインストールする
  3. 売上を入力する
  4. 経費を入力する
  5. 事業年度の翌年3月15日までに税務署に提出

詳しく解説していきます。

【STEP1】 開業届・青色申告承認申請書を最寄りの税務署に提出する

せどりを事業として始めると決めた段階で、最寄りの税務署に2つの書類を提出してください。

  • 開業届
  • 青色申告承認申請書

開業届はその名の通り、国に開業したことを知らせる書類です。開業届の提出は国民の義務であり、業務の開始から1ヶ月以内に提出しなくてはなりません(提出が遅れても罰則はありません)

青色申告承認申請書を提出すれば、課税所得から55万円の控除が受けられるようになります(電子申告すれば+10万円の控除)

最近は「開業freee」などのWebサービスで簡単に作成できるのでぜひ活用してみてください!

【STEP2】 確定申告アプリをインストールする

確定申告は青色と白色の2種類があり、特別な事情がない限り65万円の控除が受けられる青色申告がおすすめです。

ただし青色申告は複式簿記の知識が必要なので、素人が手書きで作るのは難しいでしょう。

そこでおすすめなのが確定申告アプリです。自動で複式簿記を作ってくれるので、スムーズに確定申告を進められます。

【おすすめの確定申告アプリ】

アプリはこれらが有名なので、好きなものを1つ選んで使ってみてください。

【STEP3】 売上を入力する

アプリをインストールしたら、1年分の売上を全て記入します。複数の販売プラットフォームを利用している場合は入金元が分かれますが、抜け漏れが無いよう注意して入力してください。

また、商品が売れてから入金されるまでのタイムラグがあるので、年内発生した売上が振り込まれるのが年明けになるケースもあるでしょう。

その金額は来年分の確定申告にするのではなく「未収入金」として売上が発生した年で計上します。

アプリ側のサポートも充実しているので、よくある質問を検索してみたり、問い合わせを行ったりして正しく処理できるようにしましょう。

【STEP4】 経費を入力する

せどりで売上を得るために必要になったお金は、ほとんどが経費にできる場合が多いです。

売上から経費を控除した利益額に税金がかかるので、経費を活用しない手はないでしょう。

たとえば、せどりにかかる経費には以下のようなものがあります。

【せどりに必要な経費】

  • 売上原価:売れた商品の原価
  • 旅費交通費:仕入れなどにかかった交通費
  • 通信運搬費:商品の発送にかかった費用、梱包代など
  • 諸手数料:プラットフォームの利用料など
  • 消耗品費:ペンやノートのようなせどりに関わる備品 など

ただし、10万円以上の品物を購入する場合は注意が必要です。長期的に効果を発揮するとみなされ、法律で決められた耐用年数で費用を配分する会計処理が必要になるからです(減価償却)

もし、事業に使うPCを購入するときは10万円以下なら当該年度の消耗品として経費計上できますよ。

【STEP5】 事業年度の翌年3月15日までに税務署に提出

個人事業主の事業年度は1/1〜12/31の1年間です。その期間中に行った事業の成果は翌年3/15までに確定申告書として税務署に申告します。

提出が遅れると追徴課税されることもあるので注意しましょう。

また、確定申告の提出は大きく分けて3つの方法があるので自分の都合の良い方法を選んでみてください。

  • アプリ等を使った電子申告
  • 書類の郵送
  • 税務署に直接提出

なかでも、青色申告かつ電子申告の条件を満たすと、控除額が10万円上乗せされるのでメリットが大きいです。

また、申告した金額が赤字になったとしても、青色申告の場合は3年間の繰越できるので覚えておきましょう。

【大規模事業者】せどりの確定申告のポイント

ここからはせどりの収益が大きくなってきてからで構いませんが、注意すべきポイントが3つあります。

  1. せどりは「物品販売業」の一種
  2. 家族への給料を経費で落とせる
  3. 税理士に依頼も検討

詳しく解説していきます。

1. せどりは「物品販売業」の一種

確定申告では利益と共に業種も記載するのですが、せどりは「物品販売業」の一種です。

事業税は利益が290万円以下のとき免除されるので、事業規模が小さいうちはあまり気にしなくて良いでしょう。ただし、基準利益を超過すれば5%の事業税が発生するので注意が必要です。

また、消費税の観点からみても、売上の増加は納税額の増加に繋がるといえます。というのも、年間の売上が1,000万円を超える事業者は消費者から預かった消費税を納付する義務が生じるからです。

あらかじめ頭に入れておくと良いでしょう。

2.家族への給料を経費で落とせる

青色申告を行っていれば、家族への給料という形で扶養の範囲内で売上を経費にできます。

支払う金額は一人あたり月88,000円未満にしておけば源泉徴収も免除され、所得税も発生しません。

これを「青色申告専従者控除」と言い、使用するには以下の条件を満たす必要があります。

  1. 青色事業専従者に払われた給与であること。
  2. 青色申告者と生計を共にしている配偶者、またはその他の親族であること。
  3. 12月31日現在で年齢が15歳未満でないこと。
  4. その年を通じて6ヶ月以上、その青色申告者の営む会社で働いていること。
  5. 「青色事業専従者給与に関する届出書」を納税地の所轄税務署長に提出していること。
  6. 前記届出書に記載した指定の方法により給与が支払われおり、支払われた金額の総額も前記届出書に記載した範囲内であること。
  7. 給与の額が一般の常識を考慮し、妥当であると認められる金額であること。

15歳以上で未就業の親族がいる場合、確定申告の6ヶ月前から少しずつ働いてもらうと節税メリットがありますよ。

3.税理士に依頼も検討

せどりの規模が大きくなってきたら、確定申告を税理士に依頼することも検討したほうが良いでしょう。

理由は大きく分けて2つあります。

  • 経理業務に割いていた時間を他の生産性の高い業務に充てられる
  • 利益が大きいと税務署の目が厳しくなるので専門家に任せたほうが安心

基本的に多く稼いでいる人は多く税金を納めることになるので、必然的に税務調査の可能性も高まります。

また、税理士からアドバイスをもらえば、より高度な節税を行えるようになるのもメリットの1つ。

納税額が大きくなってきたら、経理業務を税理士に委託することも検討しましょう。

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せどりの確定申告は大切な手続きですが、それ以前に納税できるだけの利益を上げることが大切です。

せどりは商売の原点とも言えるシンプルなビジネスなので、正しいノウハウさえあれば誰でも稼げるようになります。

僕は大学を卒業して依頼ずっと個人の力で稼いできましたが、最初から順風満帆で成功したわけではありません。多くの失敗や経験を経て、現在では働かなくてもお金が稼げる状態に達しました。

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